JP2011008062A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】幅広いニップ幅を確保して確実に定着を行うことのできる定着装置及びそれを備える画像形成装置を提供すること。
【解決手段】定着ローラ140と,無端状の加圧ベルト151とを有する定着装置において,加圧ベルト151の内側に,ソフトパッド152と,それより硬いハードパッド153とを配置し,通紙方向の上流側でソフトパッド152が,下流側でハードパッド153が,それぞれ加圧ベルト151を定着ローラ140へ向けて押圧するようにした。ここで,加圧ベルト151の内側にさらに,強度保持部材155を配置して,ソフトパッド152の通紙方向上流側の面を支持するようにした。これにより,ソフトパッド152の変形を抑制し,ニップ幅を確保した。
【選択図】図2

Description

本発明は,定着装置およびそれを備える画像形成装置に関する。さらに詳細には,十分なニップ部の幅を確保して確実に定着することを図った定着装置およびそれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置は,像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付与してトナー像を形成するものである。そしてそのトナー像を記録媒体上に転写する。その後,加熱部材と加圧部材とを有する定着装置が,記録媒体を加熱するとともに加圧して記録画像を得る。このような定着装置として,加圧ローラ等のローラ方式の加圧部材を用いたものや加圧ベルト等のベルト方式の加圧部材を用いたものがある。
ベルト方式の定着装置においては,加圧ベルトの内部に,弾性体からなるソフトパッドと,それより硬度の高いハードパッドとが配置されている。そしてこれらのパッドにより加圧ベルトを内面側から,加熱部材に向けて押し付けるようにしている。ここで,通紙方向上流側にソフトパッドが,通紙方向下流側にハードパッドが位置する。ソフトパッドは,定着に必要なニップ幅(ニップ部の通紙方向の長さ)を確保し,加熱部材の弾性体層の負荷を低減するためのものである。ハードパッドは,ニップ部の出口付近において加熱部材の弾性体層を大きく変形させることにより,離型性を向上させるためのものである。
例えば,特許文献1には,ソフトパッドとして,その押圧面における無端状ベルト(加圧ベルト)の周方向の長さが,無端状ベルトの軸方向の中央付近よりも両端付近において長いものが開示されている(特許文献1の図2参照)。これにより,しわを防止して十分な定着ができるとしている。
特開2005−004126号公報
ところで近年,加熱部材を加圧する加圧部材として,加圧ローラに替えて無端状ベルトを用いる画像形成装置が増加する傾向にある。加圧ローラに比べて熱容量が低いため,省エネルギー化を図ることができるためである。また,ウォームアップ時間の短縮にもつながるからである。
しかし,特許文献1に記載の定着装置は,定着ローラ(加熱部材)に回転駆動を与えるものであり,無端状ベルトはその定着ローラに従動して回転しているにすぎない。そのため回転駆動時には,無端状ベルトにおけるニップ部の入り口の箇所に大きな張力がかかる一方,ニップ部の出口の箇所にかかる張力は小さい。これにより,ソフトパッドが大きく変形することとなる。ソフトパッドにかかる圧力が大きいためである。さらに,ソフトパッドはハードパッドに比べて変形しやすいからである。そしてソフトパッドのこのような変形により,ニップ幅は結果的には狭くなってしまう。
本発明は,前述した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,幅広いニップ幅を確保して確実に定着を行うことのできる定着装置及びそれを備える画像形成装置を提供することである。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の定着装置は,加熱部材と,無端状の加圧ベルトとを有し,トナー像形成後の用紙を加熱部材と加圧ベルトの外面との間に通すことで,その用紙のトナー像を用紙に定着する装置であって,加圧ベルトの内側に配置され,加圧ベルトを加熱部材に向けて押圧する,柔軟性のある第1押圧部材と,加圧ベルトの内側に配置され,第1押圧部材が加圧ベルトを押圧する位置よりも通紙方向下流側の位置で加圧ベルトを加熱部材に向けて押圧する,第1押圧部材より硬い第2押圧部材と,加圧ベルトの内側に配置され,第1押圧部材における通紙方向上流側の面を保持する強度保持部材とを有している。
この定着装置では,強度保持部材が,第1押圧部材における通紙方向上流側の面を保持している。このため,加圧ベルトの回転時の張力による第1押圧部材の変形が抑制されている。これにより,ニップ幅が確保されている。
ここで,強度保持部材は,壁面部と背面部とを有し,壁面部と背面部とで,加圧ベルトの軸方向と垂直な面内にてL字状の断面形状をなすものであることが好ましい。第1押圧部材における通紙方向上流側の面を保持するのは壁面部である。背面部は,第1押圧部材における加熱部材から見た反対側の背面に接触する。このように強度保持部材が第1押圧部材の,通紙方向上流側の面ばかりでなく背面をも保持することで,より効果的に第1押圧部材の変形が抑制される。
本発明の定着装置はさらに,第1押圧部材と第2押圧部材と強度保持部材との組立体を加熱部材へ向けて付勢する付勢部材を有し,第2押圧部材は,加圧ベルトを加熱部材に向けて押圧する押圧部と,第1押圧部材における加熱部材から見た反対側に位置し,付勢部材による付勢を受ける背面部とを有しており,押圧部と背面部とで,加圧ベルトの軸方向と垂直な面内にてL字状の断面形状をなすものであり,強度保持部材の背面部は,第1押圧部材の背面と,第2押圧部材の背面部との間に挟まれて配置されているものであることが望ましい。このように第2押圧部材もまたL字断面形状のものであることにより,付勢部材が,第1押圧部材と第2押圧部材と強度保持部材との組立体を一体的に押圧することができる。
さらに,第1押圧部材における加圧ベルトを押圧する面は,通紙方向の上流側ほど加熱部材へ向けて出っ張った傾斜面であることが好ましい。これにより,加圧ベルトが押圧される範囲内のうち特に通紙方向の上流側において,加圧ベルトが加熱部材に強く押圧されることとなる。これにより,ニップ幅の確保と確実な定着とが図られる。
本発明の定着装置ではまた,加熱部材が,回転する加熱ローラであり,第1押圧部材における加圧ベルトを押圧する面は,加熱ローラの表面である円柱面に沿った形状の凹面であるとよい。加熱ローラの表面と第1押圧部材の押圧面とが互いに合致する形状であることにより,ニップ幅の全体にわたり十分なニップ圧が得られるからである。
さらに,第1押圧部材には,通紙方向上流側の面から通紙方向上流側に向けて突出する凸部が,加熱部材に近い側の箇所に形成されており,強度保持部材は,第1押圧部材における凸部の縁辺の段差に一端が接触して配置されていることが好ましい。この凸部の存在により,ニップ幅がさらに良好に確保されることとなる。
本発明の画像形成装置は,上記のいずれかの定着装置を備えた画像形成装置である。本発明の画像形成装置は,定着装置以外にも,トナーを用いる画像形成装置が一般的に備える種々の画像形成要素を備えている。
本発明によれば,幅広いニップ幅を確保して確実に定着を行うことのできる定着装置及びそれを備える画像形成装置が提供されている。
第1の実施形態に係る画像形成装置を説明するための概略構成図である。 第1の実施形態に係る定着装置を説明するための概略構成図である。 第1の実施形態に係るソフトパッドを説明するための図である。 第1の実施形態の定着装置の定着時を説明するための図である。 従来の定着装置の定着時を説明するための図である。 第1の実施形態に係る別のソフトパッドを説明するための図である。 第2の実施形態に係るソフトパッドを説明するための図である。 第2の実施形態の定着装置の定着時を説明するための図である。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,カラーコピー機について,本発明を具体化したものである。
(第1の実施形態)
1.画像形成装置
本形態の画像形成装置100は,図1にその概略構成を示すように,中間転写ベルト101を有する,いわゆるタンデム方式のカラーコピー機である。中間転写ベルト101は,無端状ベルト部材であり,その図中両端部がローラ102,103によって支持され,図中矢印Aの向きに回転するようになっている。中間転写ベルト101の図中下部に沿って,イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色の画像形成部1Y,1M,1C,1Kが配置されている。
各色の画像形成部1Y,1M,1C,1Kはいずれも同様の構成である。それぞれ,感光体ユニット20と,露光装置30と,現像ユニット10とを有している。感光体ユニット20は,静電潜像を担持する感光体ドラム21を有している。露光装置30は,感光体ドラム21に静電潜像を描きこむためのものである。現像ユニット10は,感光体ドラム21の静電潜像にトナーを付与して現像するためのものである。また,中間転写ベルト101を挟んで感光体ドラム21に対向する位置に,1次転写ローラ111が配置されている。図1中では画像形成部1Yによって代表してこれらの各装置の符号を示している。
図1中で下方に配置されているのは,用紙Pを収容する給紙装置112である。給紙装置112の上部には,用紙Pを送り出す給紙ローラ113が設けられている。用紙Pは,給紙装置112から用紙搬送経路114に沿って上方へ送られる。用紙搬送経路114を挟んで,ローラ103と対面する位置に,2次転写ローラ115が配置されている。さらにその下流側(図中上方)には,定着装置130が配置されている。定着装置130は,定着ローラ140と,加圧ベルト装置150とを有している。
用紙搬送経路114における定着装置130よりさらに下流側には,排紙ローラ116および排紙トレイ117が配置されている。排紙ローラ116のさらに上方には,折り返し用ローラ119および折り返し用トレイ120が配置されている。そして,折り返し用ローラ119は,用紙搬送経路114の他に用紙搬送経路118ともつながっている。用紙搬送経路118は,両面印刷を行う場合に用いられる搬送経路である。
次に,本形態の画像形成装置100の基本的な動作を簡単に説明する。この画像形成装置100は,画像形成の指示を受けると,その画像信号から各色の画像データを生成する。生成された各色の画像データは,対応する画像形成部1Y,1M,1C,1Kにそれぞれ送出される。各色の画像形成部1Y,1M,1C,1Kは,画像データに基づいて,静電潜像を形成する。さらに,形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する。
形成されたトナー像は,順次,1次転写ローラ111によって中間転写ベルト101に転写され,重ね合わせられる。中間転写ベルト101に重ね合わせられたトナー像は,2次転写ローラ115によって用紙Pに転写される。トナー像を担持した用紙Pは,さらに搬送されて定着装置130に至り,定着装置130によって加熱されるとともに加圧される。これによりトナー像が用紙Pに定着される。トナー像が定着された用紙Pは,排紙ローラ116によって排紙トレイ117に排出される。以上が,画像形成装置100の基本的な動作である。
2.定着装置の構成
本形態の定着装置130について詳細に説明する。本形態の定着装置130は,前述したように,定着ローラ140と,加圧ベルト装置150と,ガイド131と,ガイド132とを有している。定着ローラ140及び加圧ベルト装置150は,用紙搬送経路114を矢印Bの向きに搬送される用紙Pにトナー像を定着させるためのものである。定着ローラ140は,駆動を受けて回転するローラである。
定着ローラ140は,図2に示すように,離型層141と,弾性層142と,芯金143と,加熱器144とを有している。離型層141は,定着後の用紙Pが定着ローラ140の表面に張り付いたままにならないようにするための層である。その材質として,例えばPFA(ポリテトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル,以下PFA),PTFE(ポリテトラフルオロエチレン,以下PTFE)等の硬質プラスチックが挙げられる。弾性層142は,加圧装置150に加圧されることにより,わずかに変形してニップ部を形成するための弾性体からなる層である。その材質として,例えばシリコンゴム等が挙げられる。
芯金143は,定着ローラ140の恒常的な変形を抑制して定着ローラ140の耐久性を維持するための部材である。その材質として,アルミや鉄等が挙げられる。加熱器144は,定着ローラ140を加熱するための熱源である。その熱は,用紙Pにトナー像を定着するために用いられることとなる。加熱器144として,ハロゲンランプや抵抗発熱体に通電するものや電磁誘導を利用したもの等を用いることができる。
加圧ベルト装置150は,図2に示すように,加圧ベルト151と,ソフトパッド152と,ハードパッド153と,スプリング154と,強度保持部材155とを有している。加圧ベルト151は,定着ローラ140に押圧され,適宜変形して定着ローラ140とともにニップ部を形成するためのものである。そのため,加圧ベルト151は,加圧ベルト装置150の外周に位置する無端状のベルト部材である。そして,加圧ベルト151は,定着ローラ140の回転に従動して回転するようになっている。加圧ベルト151は,ポリイミド(PI)等の耐熱樹脂を基材として,その外周にPFAやPTFEなどの離型層を有するものである。
ソフトパッド152は,加圧ベルト151をその内側から定着ローラ140に向けて押圧するための部材である。ソフトパッド152は,加圧ベルト151の内部であって,通紙方向の上流側,すなわちニップ部の入り口側の位置にて加圧ベルト151を押圧するように配置されている。その材質として,シリコンゴムやフッ素ゴムなどの耐熱弾性体が挙げられる。そしてその表面硬度は50(アスカーC:SRIS)以下である。このような表面硬度は,材料硬度が40以下のシリコンゴムを厚さ(図3でいえばH1やH2)3〜8mm程度に成形することにより得られる。
図3に示すようにソフトパッド152の加圧ベルト151側の面152a(図3中で上側の面)は,通紙方向の上流側(図3中で左側)が高く,下流側(図3中で右側)が低い傾斜面となっている(段差D)。この傾斜面は,円筒状の凹面である。また,ソフトパッド152のスプリング154側の面152bは,傾斜のない平坦な面である。よって,ソフトパッド152の断面形状は,通紙方向の上流側が厚く(厚さH1),下流側が薄い(厚さH2(=H1−D))形状である。すなわち,ソフトパッド152は,通紙方向の上流側の部位ほど,定着ローラ140へ向けて出っ張っている。これにより,特に通紙方向の上流側にて加圧ベルト151をより強く押圧し,ニップ幅を確保するようになっている。
ハードパッド153は,ソフトパッド152をその面152b側から加圧ベルト151へ向けて押圧する部材である。また,ソフトパッド152が加圧ベルト151を押圧する箇所の通紙方向下流側,すなわちニップ部の出口側にて,自身も加圧ベルト151を押圧する。このためハードパッド153は,背面部153Eと,押圧部153Fとを有している。背面部153Eがソフトパッド152の背面側に位置し,押圧部153Fがニップ部の出口側に位置して加圧ベルト151を押圧する。これにより全体として,加圧ベルト151の軸方向に垂直な面内でL字状の断面形状をなしている。
ハードパッド153はソフトパッド152とともに,加圧ベルト151の内側に位置している。その材質として,アルミやステンレス鋼などの金属や,PPS(ポリフェニレンサルファイド,以下PPS)やPBT(ポリブチレンテレフタレート,以下PBT)などの耐熱樹脂等が挙げられる。
スプリング154は,ハードパッド153を押圧するためのバネ部材である。ハードパッド153は,後述するように,強度保持部材155を介してソフトパッド152に固定されているため,これらは一体的に動くことができる。よって,スプリング154は,ソフトパッド152及びハードパッド153を一体的に押圧して加圧ベルト151に押し付けるための押圧部材である。その押圧する方向は,用紙Pの搬送方向Bにほぼ垂直な方向である。スプリング154は,主に鉄などの金属である。なお,スプリング154の代わりに,ハードパッド153を押圧することのできる押圧部材であれば,その他のものを用いることができる。なお,図2は,押圧を解除した状態を示している。
強度保持部材155は,ソフトパッド152を,その変形を抑制しつつ保持するための保持部材である。強度保持部材155は,背面部155Eと,壁面部155Fとを有しており,加圧ベルト151の軸方向に垂直な面内でL字状の断面形状をなしている。強度保持部材155の背面部155Eは,ソフトパッド152の面152bと,ハードパッド153の背面部153Eとの間に位置して,固定されている。壁面部155Fは,ソフトパッド152の,通紙方向上流側,すなわちニップ部の入り口側の面152cを支持している。すなわち強度保持部材155の壁面部155Fは,ソフトパッド152を挟んで,ハードパッド153の押圧部153Fの反対側に位置している。
この壁面部155Fにより,ソフトパッド152は,加圧ベルト151の回転上流側に変形することを抑制されている。強度保持部材155の板厚は0.2〜0.8mm程度である。強度保持部材155の材質として,弾性の小さい鉄,銅,アルミやその他の合金が挙げられる。強度が十分であれば,PPS,PBT等の樹脂であっても構わない。また,壁面部155Fの高さTは,図4の押し付け状態においても,壁面部155Fと加圧ベルト151とが接触しない程度とされている。
ガイド131は,定着後の用紙Pが離型層141に張り付いたままにならないように用紙Pを離型層141から剥離させるためのものである。ガイド132は,定着後の用紙Pが加圧ベルト151に張り付いたままにならないように用紙Pを加圧ベルト151から剥離させるためのものである。これらのガイド131,132により,定着後の用紙Pは用紙搬送経路114に沿って搬送されることとなる。
ここで,ソフトパッド152とハードパッド153と強度保持部材155との組み合わせについて図3により説明する。ハードパッド153と強度保持部材155とは,背面部153Eの面153aと,背面部155Eの面155aとの間で互いに接合されている。強度保持部材155とソフトパッド152とは,背面部155Eの面155bとソフトパッド152の面152bとの間と,壁面部155Fの面155cとソフトパッド152の面152cとの間との2箇所で互いに接合されている。
これにより,ソフトパッド152及び強度保持部材155は,ハードパッド153とともに一体をなしている。このため,ハードパッド153の背面部153Eが図3中の下からスプリング154で押されることにより,ソフトパッド152の面152aとハードパッド153の押圧部153Fの先端とがともに,加圧ベルト151を定着ローラに押し付けるのである。
一方,ハードパッド153とソフトパッド152とは,押圧部153Fの面153dとソフトパッド152の面152dとの間で接触しているが,接合されてはいない。このため,この接触箇所では両者が互いに滑ることができる。したがって,実際に加圧ベルト151を定着ローラに押し付けている状態での圧縮の程度は,ソフトパッド152と押圧部153Fとで異なる。当然,より柔軟なソフトパッド152の方が圧縮される程度が大きい。
またソフトパッド152の円筒凹面状の面152aは,定着ローラ140の表面の円筒凸面と対応する形状の面である。これにより,加圧ベルト151が,面152a全体にわたる広い範囲で定着ローラ140に押し付けられることになる。これにより,幅広いニップ部を確保するようになっている。
3.定着装置の動作
続いて,定着装置130の動作時について説明する。図4は,定着装置130が用紙Pを定着しているときの様子を示す図である。用紙Pは,用紙搬送経路114を矢印Bの向きに搬送されている。矢印Bの向きは,図1中でいえば上向きである。定着ローラ140は,駆動を受けて矢印Cの向きに回転している。加圧ベルト151は,定着ローラ140に従動して矢印Dの向きに回転している。
スプリング154は,ハードパッド153を押圧している。ソフトパッド152及び強度保持部材155は,前述したようにハードパッド153と一体となって動くことができるようになっている。よって,ハードパッド153は,強度保持部材155を押圧している。そして強度保持部材155は,ソフトパッド152を押圧している。
したがって,図4に示すように,ソフトパッド152は,用紙の通紙方向Bと垂直な向きに加圧ベルト151を定着ローラ140に押し付けている。その押し付ける位置は,ニップ部のうち通紙方向上流側の箇所151aである。ハードパッド153もまた,用紙の通紙方向Bと垂直な向きに加圧ベルト151を定着ローラ140に押し付けている。その押し付ける位置は,ニップ部のうち通紙方向下流側の箇所151bである。よって,加圧ベルト151はソフトパッド152及びハードパッド153に対して摺動しつつ回転している。
そのため加圧ベルト151は,変形しつつ回転している。そして定着ローラ140と加圧ベルト151との間でニップ部が形成されている。このとき加圧ベルト151が主に変形し,定着ローラ140の変形はわずかである。ソフトパッド152の変形が弾性層142の変形に比較して大きいためである。加圧ベルト151は,前述したように,定着ローラ140に従動して回転している。そのため,その回転上流側151aにおける張力は回転下流側151bにおける張力に比べて大きい。このことはソフトパッド152を,回転上流側151aにおいて,回転下流側151bにおけるよりも強く変形させる方向に作用する。ソフトパッド152がハードパッド153よりも変形しやすいこともその変形の大きさの原因の一つである。
しかし本形態では,強度保持部材155があるため,ソフトパッド152の変形は抑制されている。特に,強度保持部材155の壁面部155Fは,ソフトパッド152の面152aのうち通紙方向上流側の端部が加圧ベルト151の回転上流側151aに向かう向きの変形を効果的に抑制している。このため本形態では,ニップ部の幅N1が確保されている。また,ソフトパッド152の面152aが円筒凹面状であることも,幅広いニップ部の確保に貢献している。図4にニップ部の幅N1を示す。なお,強度保持部材155が加圧ベルト151に直接接触することはない。このため,加圧ベルト151が強度保持部材155との接触により損傷することがない。
用紙Pは,このニップ部N1を通過する間に定着ローラ140により加熱されるとともに,定着ローラ140及び加圧ベルト151により加圧される。したがって,用紙Pに転写されたトナー像は十分に定着される。ここで,定着ローラ140及び加圧ベルト151により形成されるニップ部N1は,十分な幅となっている。このため,用紙Pの加熱時間及び加圧時間も十分な長さである。これにより,用紙Pには,トナー像の確実な定着がなされる。
4.従来との比較
図5に従来の定着装置1130を示す。従来の定着装置1130は,本形態の定着ベルト装置150の代わりに定着ベルト装置1150を有するものである。定着ベルト装置1150は,定着ベルト1151と,ソフトパッド1152と,ハードパッド1153と,スプリング1154とを有するものである。ただし定着ベルト装置1150には,本形態の定着ベルト装置150における強度保持部材155に相当するものがない。
従来の定着装置1130においても,加圧ベルト1151は,定着ローラ140に従動して回転するものである。よって,本形態のものと同様に,回転上流側1151aにおける張力は,回転下流側1151bにおける張力よりも大きい。そのため,従来の定着装置1130においては,ソフトパッド1152の変形は大きい。変形そのものを抑制するための手段がないからである。さらに,ソフトパッド1152の回転上流側1151aに向かう向きの変形も大きい。ソフトパッド1152が回転上流側1151aに向かう向きの変形を抑制するための手段がないためである。
つまり,従来の定着装置1130においては,ソフトパッド1152の変形そのものが本形態のものより大きい。また,ソフトパッド1152が回転上流側1151aに向かう向きの変形も本形態のものより大きい。したがって,そのため,ニップ部1151cの幅N2が本形態のニップ部151cの幅N1よりも狭い。
以上に述べたように,本形態の定着装置130におけるニップ部の幅N1は,従来の定着装置1130におけるニップ部の幅N2よりも大きい。したがって,本形態の定着装置130は,トナー像を用紙Pに定着する際の加熱時間および加圧時間が従来の定着装置1130よりも長い。よって,トナー像が未定着のままとなるおそれがほとんどない。
5.変形例
本形態の変形例について説明する。図6に,本形態の変形例に係るソフトパッド352を示す。図6のソフトパッド352では,図3に示したソフトパッド152のような傾斜した円筒凹面状の面152aの箇所が,平坦面352aとなっている。それ以外の点では図3に示したものと違いはない。このようなソフトパッド352においても,強度保持部材155があるために,大きく変形することはない。つまり,ニップ部の幅の減少が妨げられる。ただし,図3に示したソフトパッド152の方が,図6に示すソフトパッド352より好ましい。ソフトパッド152の面152aが円筒凹面状である分,幅広いニップ部の確保に有利だからである。
6.まとめ
以上,詳細に説明したように,本実施の形態に係る定着装置130は,ソフトパッド152の底面と側面に固定された強度保持部材155を設けた。強度保持部材155がソフトパッド152の側面を支持することにより,ソフトパッド152におけるニップ部上流側への変形を抑制できるようになった。これにより,幅広いニップ幅を得ることのできる定着装置及びそれを備える画像形成装置が実現されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,カラーの画像形成装置に限らず,モノクロの画像形成装置にも適用することができる。また,コピー機に限らない。プリンタ,FAX,複合機その他の画像を形成する装置に適用することができる。また,現像剤の種類によらない。
(第2の実施形態)
以下,第2の実施形態について説明する。本形態の画像形成装置は,図1に示した第1の実施形態に係る画像形成装置100とほぼ同様の構成のものである。本形態では,加圧ベルト装置が第1の実施形態と異なっている。その他の部分は図1の画像形成装置100と同じである。そのため,相違点のみ説明する。
図7に,本形態におけるソフトパッド252と,ハードパッド153と,強度保持部材255とを示す。このうちハードパッド153及び強度保持部材255は,第1の実施形態におけるものと同様である。一方,ソフトパッド252は,第1の実施形態のソフトパッド152とやや異なる。本形態のソフトパッド252には,その円筒凹面状の面252a側であって通紙方向上流側の位置に,通紙方向上流側への凸部252Eが設けられている。そして,この凸部252Eの下の縁辺の段差の箇所に,強度保持部材255の壁面部255Fの先端がやや食い込んだ配置となっている。つまり,強度保持部材255が,ソフトパッド252にやや食い込んでいるのである。そして,壁面部255Fの先端面255gが,ソフトパッド252の凸部252Eの下の顎部252gと対面するとともに接合されている。
本形態の定着装置230を図8に示す。前述のように,ソフトパッド252に凸部252Eが設けられている。このため,ニップ幅がさらに大きく確保されている。また,強度保持部材255の壁面部255Fが,ソフトパッド252の凸部252Eの下の箇所に食い込んでいる。このため,凸部252Eの定着ローラ140から離間する向きの変形が効果的に防止されている。このことによってもニップ幅が確保されている。また,強度保持部材255と加圧ベルト151との接触もより確実に防止されている。したがって,本形態の加圧ベルト装置においては,ソフトパッド252が変形したとしても,強度保持部材255の端部255aが加圧ベルト151に接触することがない。よって,強度保持部材255が加圧ベルト151に接触することによる加圧ベルトの劣化は生じない。
以上,詳細に説明したように,本実施の形態に係る定着装置230は,ソフトパッド252の底面と側面に固定された強度保持部材255を設けた。強度保持部材255がソフトパッド252の側面を支持することにより,ソフトパッド252におけるニップ部上流側への変形を抑制できるようになった。これにより,幅広いニップ幅を得ることのできる定着装置及びそれを備える画像形成装置が実現されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,カラーの画像形成装置に限らず,モノクロの画像形成装置にも適用することができる。また,コピー機に限らない。プリンタ,FAX,複合機その他の画像を形成する装置に適用することができる。また,現像剤の種類によらない。また,加熱部材は,回転するローラに限らず,固定式の部材でもよい。
1Y,1M,1C,1K…画像形成部
100…画像形成装置
130…定着装置
140…定着ローラ
144…加熱器
150…加圧装置
151…加圧ベルト
152,252,352…ソフトパッド
152a,252a,352a…ソフトパッドの押圧面
152b…ソフトパッドの背面
152c…ソフトパッドの入り口側の面
153…ハードパッド
153E…ハードパッドの背面部
153F…ハードパッドの押圧部
154…スプリング
155,255…強度保持部材
155E…強度保持部材の背面部
155F,255F…強度保持部材の壁面部
252E…ソフトパッドの凸部
P…用紙

Claims (7)

  1. 加熱部材と,無端状の加圧ベルトとを有し,トナー像形成後の用紙を前記加熱部材と前記加圧ベルトの外面との間に通すことで,その用紙のトナー像を用紙に定着する定着装置において,
    前記加圧ベルトの内側に配置され,前記加圧ベルトを前記加熱部材に向けて押圧する,柔軟性のある第1押圧部材と,
    前記加圧ベルトの内側に配置され,前記第1押圧部材が前記加圧ベルトを押圧する位置よりも通紙方向下流側の位置で前記加圧ベルトを前記加熱部材に向けて押圧する,前記第1押圧部材より硬い第2押圧部材と,
    前記加圧ベルトの内側に配置され,前記第1押圧部材における通紙方向上流側の面を保持する強度保持部材とを有することを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において,前記強度保持部材は,
    前記第1押圧部材における通紙方向上流側の面を保持する壁面部と,
    前記第1押圧部材における前記加熱部材から見た反対側の背面に接触する背面部とを有しており,
    前記壁面部と前記背面部とで,前記加圧ベルトの軸方向と垂直な面内にてL字状の断面形状をなすものであることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項2に記載の定着装置において,
    前記第1押圧部材と前記第2押圧部材と前記強度保持部材との組立体を前記加熱部材へ向けて付勢する付勢部材を有し,
    前記第2押圧部材は,
    前記加圧ベルトを前記加熱部材に向けて押圧する押圧部と,
    前記第1押圧部材における前記加熱部材から見た反対側に位置し,前記付勢部材による付勢を受ける背面部とを有しており,
    前記押圧部と前記背面部とで,前記加圧ベルトの軸方向と垂直な面内にてL字状の断面形状をなすものであり,
    前記強度保持部材の前記背面部は,前記第1押圧部材の背面と,前記第2押圧部材の前記背面部との間に挟まれて配置されていることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の定着装置において,
    前記第1押圧部材における前記加圧ベルトを押圧する面は,通紙方向の上流側ほど前記加熱部材へ向けて出っ張った傾斜面であることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の定着装置において,
    前記加熱部材は,回転する加熱ローラであり,
    前記第1押圧部材における前記加圧ベルトを押圧する面は,前記加熱ローラの表面である円柱面に沿った形状の凹面であることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の定着装置において,
    前記第1押圧部材には,通紙方向上流側の面から通紙方向上流側に向けて突出する凸部が,前記加熱部材に近い側の箇所に形成されており,
    前記強度保持部材は,前記第1押圧部材における前記凸部の縁辺の段差に一端が接触して配置されていることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1つに記載の定着装置を備える画像形成装置。
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