JP2003316186A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003316186A
JP2003316186A JP2002120199A JP2002120199A JP2003316186A JP 2003316186 A JP2003316186 A JP 2003316186A JP 2002120199 A JP2002120199 A JP 2002120199A JP 2002120199 A JP2002120199 A JP 2002120199A JP 2003316186 A JP2003316186 A JP 2003316186A
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JP
Japan
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pressure
endless belt
image
belt
roller
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JP2002120199A
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English (en)
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Shigeru Obata
小幡  茂
Masaru Nakano
中野  勝
Kazuyasu Sato
和恭 佐藤
Toru Hanajima
花島  透
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home and Life Solutions Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベルトニップ方式による定着装置において、定
着装置全体の搬送負荷を拡大せずに、ベルトの蛇行を防
止するベルト定着装置を提供する。 【解決手段】トナー像が転写された被記録体を加熱、定
着する、加熱ローラ、加圧部材及び無端ベルトから構成
される定着手段14を備えた画像記録装置において、定
着手段14の加熱ローラに押付ける加圧部材で無端ベル
トの蛇行を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を利用したカラー画像記録を行う画像記録装置に用いら
れるベルトの蛇行を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】トナー像が転写された被記録体を加熱、
定着するベルト定着装置に関して、例えば特開平11−
24460号公報に開示されているように、無端ベルト
の内側に、無端ベルトを加熱ローラに押圧する加圧部材
を備え、さらに、無端ベルトが、ステアリングローラが
含まれる複数のローラに、張力を作用された状態で架け
渡されている。無端ベルトに蛇行が発生すると、加熱ロ
ーラと接触していないステアリングローラが傾くことに
よって、無端ベルトの蛇行を防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平11−2446
0号公報のベルト定着装置は、加圧部材による無端ベル
トの加熱ローラへの押圧、無端ベルトに張力を作用させ
て状態で蛇行を防止しているため、定着装置全体の搬送
負荷が大きくなり易いという課題がある。また、加熱ロ
ーラへの加圧部材と無端ベルトをハンドリングする部材
がそれぞれ必要なため、装置が大型化する可能性があ
る。
【0004】本発明の目的は、画像記録装置において、
加熱ローラに押圧する加圧部材で無端ベルトの蛇行を防
止するベルト定着装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、感光体を有し、該感光体を帯電させる帯
電手段と、前記感光体上に静電潜像を形成する露光手段
と、前記感光体の周囲に配置された現像手段と、前記感
光体に一部分が接触しトナー像が前記接触部に転写され
る中間転写体と、この中間転写体上に保持されたトナー
像を被記録体に転写する転写手段と、トナー像が転写さ
れた前記被記録体を加熱、定着する、加熱ローラと加圧
部材及び無端ベルトから構成される定着手段とを備えた
画像記録装置において、前記定着手段の加熱ローラに押
付ける加圧部材で無端ベルトの蛇行を防止することを特
徴とするものである。この構成によれば、定着手段全体
の搬送負荷を小さくできる。また、定着手段の構造をコ
ンパクトにできる。また、上記と同じ構成の画像記録装
置において、定着手段の加圧部材が加圧パッド、加圧ロ
ーラで構成され、加熱ローラと加圧ローラの接触面圧を
変化させて無端ベルトの蛇行を防止するようにしてもよ
い。この構成によれば、無端ベルトに張力が作用するこ
とがなく、無端ベルトを安定搬送できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づき説明する。
【0007】図1は、本発明に係るカラーレーザプリン
タの概略構成図である。図2は、ベルト定着装置の断面
図である。図3は、ベルト定着装置の平面図である。
【0008】図1を用いて、カラーレーザプリンタの全
体構成について説明する。
【0009】駆動ローラ22、ベルトに張力を与えるテ
ンションローラを兼ね備えた従動ローラ21により垂直
方向に張架され矢印方向に一定速度で回転する感光体ベ
ルト2と、感光体ベルト2と接触配置される中間転写体
3と、感光体ベルト2の表面を一様に帯電する帯電器4
と、一様に帯電された感光体ベルト2の表面を露光して
該表面に静電潜像を形成する露光装置5と、感光体ベル
ト2の垂直面に当接するよう配置され静電潜像を現像し
てトナ−像を形成する4つの現像機61、62、63、
64と、用紙等の被記録体を収納したカセット10と、
カセット10から用紙等の被記録体を給紙する給紙ロー
ラ11と、カセット10より給紙された用紙等の被記録
体の姿勢を矯正するレジストローラ12と、トナ−像を
用紙等の被記録体に転写する転写ロ−ラ13と、加熱ロ
ーラ、加圧部材及び無端ベルトから構成される用紙等の
被記録体に転写されたトナ−像を定着する定着機14
と、定着され機外に排出された用紙等の被記録体を収容
する排紙部17と、転写後に感光体ベルト2の表面に残
留するトナ−を除去するブレ−ド8と、トナ−像転写後
に感光体ベルト2の表面に残留する電荷を除去するイレ
ーズランプ9と、中間転写体3の表面に残留するトナ−
を除去するクリ−ナ15を備える。
【0010】次に、本装置によるカラー画像の形成方法
を説明する。
【0011】電源投入後、プリント待機状態となったプ
リンタ1本体に図示されない情報処理装置からプリント
信号が送られると露光装置5が信号にしたがってトナ−
像に該当するレ−ザ光を、帯電器4により一様に帯電さ
れた感光体ベルト2上に照射し、感光体ベルト2上に静
電潜像が形成される。
【0012】まず、感光体ベルト2上に露光装置5によ
りイエロ−色のトナ−像に対応する静電潜像を形成し、
イエロ−現像機61によりトナ−像を現像する。ここ
で、61はイエロ−色のトナ−を使用する現像機、62
はマゼンタ色のトナ−を使用する現像機、63はシアン
色のトナ−を使用する現像機、64はブラック色のトナ
−を使用する現像機であり、各現像機にはバイアス電圧
を制御することにより現像機能が付与または消失される
ようになっている。感光体ベルト2上に形成されたトナ
ー像は中間転写体3との接触部で中間転写体3の表面に
転写され、該表面に保持される。
【0013】一方、トナー像転写後の感光体ベルト2上
は転写されずに残留したトナ−をブレ−ド8により除去
した後、感光体ベルト2の表面に残留する電荷をイレ−
ズランプ9で除去するようになっている。
【0014】これら感光体ベルト2表面を初期状態に戻
す工程が終了した後、次色であるマゼンタ色のトナ−像
を同様に感光体ベルト2の表面に形成し、中間転写体3
の表面上に保持されている前記イエロ−色のトナ−像に
重ね合わせて転写して中間転写体3上に保持する。
【0015】同様の工程をシアン、ブラック色について
も繰り返し中間転写体3上で4色のトナー像を重ね合わ
せると同時に該表面に保持する。
【0016】このようにして中間転写体3の表面上に形
成した4色のトナ−像を被記録体16に転写するため
に、給紙ロ−ラ11を回転させカセット10に収納され
た被記録体16を1枚づつに分離し、レジストロ−ラ1
2まで搬送し被記録体16の斜行を矯正した後、停止す
る。次いで、中間転写体3上のトナ−像と整合するよう
なタイミングでレジストロ−ラ12の回転を始動する。
搬送される被記録体16の先端が中間転写体3と接触す
ると同時に転写ロ−ラ13を被記録体16の背面より押
し付け、中間転写体3表面上の4色のトナ−像を一度に
被記録体16上に静電転写する。
【0017】こうして被記録体16上に出来上がった4
色のトナ−像は定着機14の加熱ロ−ラと加圧部材に押
圧された無端ベルトの間を通過することにより被記録体
16上に定着されプリンタ1上部の排紙部17に排出さ
れる。
【0018】次に図2、3を用いてベルト定着装置を詳
細に説明する。
【0019】画像記録装置のベルト定着装置は、トナー
を溶融するための加熱ローラ141、加熱ローラ141
によって溶けたトナーに圧力を加えて被記録体16に固
着するための加圧部材、加熱ローラ141接触してニッ
プ18を形成するための無端ベルト145から構成され
ている。加熱ローラ141は、ハロゲンランプ等の加熱
源1411、芯金1412、芯金1412の表面を被覆
するシリコーンゴム1413から構成されている。加圧
部材は、被記録体16の搬送方向上流側の加圧パッド1
42、中央部の加圧パッド143、下流側の加圧ローラ
144から構成され、図示しないばねによって加熱ロー
ラ141に押付けられている。また、無端ベルト145
は、ポリイミドフィルム等から構成されており、前記の
加圧パッド142、143、加圧ローラ144に張力を
作用させない状態で架け渡されて、加熱ローラ141に
押付けられ、加熱ローラ141と同時に回転する。
【0020】未定着のトナー像が転写された被記録体1
6が、上記の加圧パッド142、143、加圧ローラ1
44、無端ベルト145で形成されたニップ18を通過
すると、トナー像は加熱ローラ141、加圧パッド14
2、143、加圧ローラ144、無端ベルト145から
熱と圧力を受けて被記録体16上に定着される。
【0021】この際、無端ベルト145は、ベルト左右
の周長差、加圧パッド142、143、加圧ローラ14
4の形状、取付け、加圧力等の誤差により蛇行する。本
発明は、被記録体16上のトナー像を加圧している加圧
部材によって、無端ベルト145の蛇行を防止しようと
するものである。
【0022】図3を用いて本実施例を説明する。例えば
図中の右側に蛇行する無端ベルト145において、ベル
ト端部が接触する面と、その面と直角の面を有する突き
当て部材146が、無端ベルト145の蛇行により押さ
れて図の点線で示したように移動する。突き当て部材1
46は、無端ベルト145によって押される力よりも弱
い力でばね147に支持され、さらに、ベルト端部が接
触する面と直角の面の片端にリンク148が取付けられ
ている。このリンク148は、片側が加圧ローラ144
を支持しているアーム149に取付けられている。移動
した突き当て部材146は、リンク148、アーム14
9を介して、トナー像を加圧するための加圧力の変動の
影響が小さい加圧ローラ144を変位させる。この加圧
ローラ144の変位によって加熱ローラとの接触面圧を
変化させ、無端ベルト145を蛇行した方向と逆方向に
移動させて蛇行を防止する。
【0023】張力を作用させない状態で無端ベルト14
5を搬送し、トナー像を加圧するための加圧部材で蛇行
を防止するため、定着装置全体の搬送負荷を小さくでき
る。また、定着装置をコンパクトにできる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、加熱ローラに押付ける
加圧部材で無端ベルトの蛇行を防止できるので、定着装
置全体の搬送負荷を拡大することがなく、高印刷品質の
記録画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルト定着装置を搭載したカラーレー
ザプリンタの概略構成図である。
【図2】本発明のベルト定着装置の断面図である。
【図3】本発明のベルト定着装置の平面図である。
【符号の説明】
1…カラーレーザプリンタ、2…感光体ベルト、21…
従動ローラ、22…駆動ローラ、3…中間転写体ベル
ト、4…帯電器、5…光学装置、61…イエロー色の現
像機、62…マゼンタ色の現像機、63…シアン色の現
像機、64…ブラック色の現像機、8…ブレード、9…
イレーズランプ、10…用紙カセット、11…給紙ロー
ラ、12…レジストローラ、13…転写ローラ、14…
定着機、15…クリーナ、16…被記録体、17…排紙
部、18…ニップ、141…加熱ローラ、1411…加
熱源、1412…芯金、1413…シリコーンゴム、1
42…加圧パッド、143…加圧パッド、144…加圧
ローラ、145…無端ベルト、146…突き当て部材、
147…ばね、148…リンク、149…アーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和恭 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 花島 透 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立ホーム・アンド・ライフ・ソリューショ ン株式会社多賀事業所内 Fターム(参考) 2H033 AA14 AA21 BA11 BA12 BA25 BB06 BB18 BB28 BB34 BB37 BB38 BB39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像が転写された被記録体を加熱及び
    定着する、加熱ローラ、加圧部材及び無端ベルトを有す
    る定着手段を備えた画像記録装置において、 前記定着手段の加熱ローラに押付ける加圧部材で無端ベ
    ルトの蛇行を防止することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】感光体を有し、該感光体を帯電させる帯電
    手段と、前記感光体上に静電潜像を形成する露光手段
    と、前記感光体の周囲に配置された現像手段と、前記感
    光体に一部分が接触しトナー像が前記接触部に転写され
    る中間転写体と、この中間転写体上に保持されたトナー
    像を被記録体に転写する転写手段と、トナー像が転写さ
    れた前記被記録体を加熱及び定着する、加熱ローラ、加
    圧部材及び無端ベルトから構成される定着手段とを備え
    た画像記録装置において、 前記定着手段の加熱ローラに押付ける加圧部材で無端ベ
    ルトの蛇行を防止することを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の画像記録装置にお
    いて、前記定着手段の加圧部材が加圧パッド、加圧ロー
    ラであることを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の画像記録装置において、
    加熱ローラと加圧ローラの接触面圧を変化させて無端ベ
    ルトの蛇行を防止することを特徴とする画像記録装置。
JP2002120199A 2002-04-23 2002-04-23 画像記録装置 Pending JP2003316186A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008062A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008062A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置

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