JP2713698B2 - 電子写真装置用定着装置 - Google Patents

電子写真装置用定着装置

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JP2713698B2 JP8835795A JP8835795A JP2713698B2 JP 2713698 B2 JP2713698 B2 JP 2713698B2 JP 8835795 A JP8835795 A JP 8835795A JP 8835795 A JP8835795 A JP 8835795A JP 2713698 B2 JP2713698 B2 JP 2713698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体上の未定着ト
ナーを溶融圧着し、記録媒体に定着させるために使用す
る電子写真装置用定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の電子写真装置用定着装置において
は、従来の加熱ローラ定着方式ではなく、図9に示す特
開平6−318001号の例のように、定着ローラR1
と加熱ローラR3間に定着ベルトBを張設し、該定着ベ
ルトBを介して下方より押圧する加圧ローラR2を設け
たベルト定着方式に、記録媒体Dを予熱することを組み
合わせた技術が開発され、予熱によりニップ部の温度を
低く設定でき、熱容量の小さい定着ベルトBを用いるこ
とで、ニップ通過時に定着ベルトBの温度を急速に冷却
させ、ニップ部出口での定着ベルトBと分離するトナー
の凝集力を高めることで、定着ベルトBとトナーとの離
型性を高めて、オイルレス或いは微量のオイルしか塗布
しない場合でもオフセットのない鮮明な定着画像が得ら
れるという、加熱ローラ方式では解決できなかった離型
性とオイルの塗布の問題を解決した定着装置が知られて
いる。
【0003】図9に示す上記従来の定着装置10は、定
着ローラR1と、加圧ローラR2と、加熱兼テンションロ
ーラR3を備え、定着ローラR1と加熱兼テンションロー
ラR 3間に定着ベルトBが張設されている。定着ベルト
Bの上部にはオイル塗布ローラR4が設けられ、定着ベ
ルトBの下部には隙間をあけてガイド板Gが設けられ、
定着ベルトBの下部とガイド板Gの間に記録媒体の加熱
通路Pを形成している。
【0004】加熱兼テンションローラR3の内部には、
加熱源Hが備えられるが、さらに、補助的に定着ローラ
1や加圧ローラR2の内部に加熱源を設ける場合もあ
る。また、定着ベルトBの温度を制御するためのサーミ
スタSが定着ベルトBの非通紙部に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公知技術において
は、離型性とオイルの塗布の問題に関しては優れている
が、定着ベルトBの下方において、記録媒体支持体Gを
設けて定着ベルトBとの間に加熱通路Pを形成した定着
装置10であるので、図10に示すように、搬送中に加
熱通路Pで未定着画像の転写された記録媒体Dが定着ベ
ルトBに接触して、未定着画像に乱れが生じたり、部分
的に画像の光沢等が変化するため、安定して高画質を得
ることが困難であった。
【0006】本発明は、上記従来技術における不具合を
解消し、未定着画像に乱れが生じたり、部分的に画像の
光沢等が変わる等の不具合がなく、安定した高画質の定
着画像を得ることができる電子写真装置用定着装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電子写真装置用定着装置であって、定着ローラと加熱ロ
ーラ間に無端状の定着ベルトを張設し、該定着ベルトを
介して下方より押圧する加圧ローラを設けて該定着ベル
トと該加圧ローラ間にニップ部を構成し、該加熱ローラ
と該ニップ間における該定着ベルトの下方において記録
媒体支持体を設けて該定着ベルトとの間に加熱通路を形
成した定着装置において、該定着ローラ下方の該定着ベ
ルトとの接触開始点から該定着ローラ中心点へ向かう半
直線と、該接触開始点から該加圧ローラの中心点へ向か
う半直線との、該定着ローラと該定着ベルトとの接触部
分を含む側の角度が90゜〜175゜になるように、該
加圧ローラ該定着ローラとが押圧されてなることを特
徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、前記定着ローラと
前記加圧ローラに耐熱弾性体が被覆されていることを特
徴とする。請求項3記載の発明は、前記定着ベルトがベ
ルト主体の表面に離型層を形成してなることを特徴とす
る。
【0009】請求項4記載の発明は、前記定着ベルトに
近接して記録媒体支持体を設けたことを特徴とする。請
求項5記載の発明は、前記定着ローラの表面硬度を前記
加圧ローラの表面硬度より低くしたことを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、前記角度が125
゜〜160゜になるように、前記加圧ローラ前記定着
ローラとが押圧されてなることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、定着ローラ下方
の定着ベルトとの接触開始点から定着ローラ中心点へ向
かう半直線と、該接触開始点から加圧ローラの中心点へ
向かう半直線とによって作られる、定着ローラと定着ベ
ルトとの接触部分を含む側の角度が90゜〜175゜に
なるように、加圧ローラと定着ローラとが押圧されて
るため、ニップ出口においてニップ部が上側を向、ニ
ップ部を通過する手前の未定着画像を転写した記録媒体
は、定着ベルトと隔離する側でニップに続く緩やかな円
弧状となるため、搬送中に加熱通路で未定着画像を転写
した記録媒体が定着ベルトに接触して、未定着画像に乱
れが生じたり、部分的に画像の光沢が変化する不具合を
防止することができる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、定着ローラ
と加圧ローラには耐熱弾性体が被覆されているので、定
着面積を広くすることができる。請求項3記載の発明に
よれば、かかる定着装置に用いられる定着ベルトとして
は、公知技術に於いて、ニッケル電鋳ベルト、ポリイミ
ド樹脂等からなる無端状ベルト又は該ベルト主体の外周
面に離型層を形成してなる定着ベルトを使用することが
知られているが、該定着ベルトのベルト主体の表面に離
型層を形成してあるため、ニップ部ベルト主体単体の場
合よりも、トナーとの離型性が良くなり、ベルト主体の
よごれを防止することができる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、定着ベルト
に近接して記録媒体支持体を設けたため、記録媒体上の
トナーを予熱することができる。請求項5記載の発明に
よれば、定着ローラの表面硬度を加圧ローラの表面硬度
より低くしたため、ニップ部において加圧ローラの一部
が定着ベルトと共に定着ローラに食い込むようになるた
め、ニップ部から排出される記録媒体の先端の向きが水
平状態以下において加圧ローラ側の下向きとなる。
【0014】請求項6記載の発明によれば、前記の角度
が125゜〜160°になるように、加圧ローラと定着
ローラとが押圧されているので、記録媒体としての紙の
厚さが変化しても、搬送中に加熱通路で未定着画像を転
写した記録媒体が定着ベルトに接触して、未定着画像に
乱れが生じたり、部分的に画像の光沢が変化する不具合
を防止することができるとともに、記録媒体の定着ロー
ラへの巻き付きを防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の電子写真装置用定着装置を添
付図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明に係る
定着装置の全体を示すものである。定着装置1は、定着
ローラR1と、加圧ローラR2と、加熱兼テンションロー
ラR3を備え、定着ローラR1と加熱兼テンションローラ
3間に定着ベルトBが張設されている。
【0016】定着ベルトBの上部にはオイル塗布ローラ
4が設けられ、定着ベルトBの下部には隙間をあけて
ガイド板Gが設けられ、定着ベルトBの下部とガイド板
Gの間に記録媒体の加熱通路Pを形成している。定着ベ
ルトBは、加熱兼テンションローラR3が加圧レバーU
により定着ローラR1と隔離する方向に加圧されること
で所望の張力を得るとともに、定着ローラR1で駆動す
ることによりスリップや緩みのない安定した回転をする
ことができる。
【0017】加熱兼テンションローラRの内部には、
加熱源Hとして、両端部分の配光量生央部分より50
%大きくした600Wのヒーターが備えられる。さら
に、補助的に定着ローラRや加圧ローラRの内部に
加熱源を設けることもできる。また、定着ベルトBの温
度を制御するためのサーミスタSが定着ベルトBの非通
紙部に設けられている。尚、このサーミスタSを加熱兼
テンションローラRの芯金面に設けることも可能であ
る。
【0018】この定着装置1においては、通紙速度10
mm/秒〜400mm/秒とし、定着ベルトBの下部と
ガイド板Gの隙間を0.5mm〜10mmとして、加熱
兼テンションローラRと定着ローラRの中心を結ん
長さに相当する距離を通過する予熱時間として、0.
1秒〜4秒の条件を満足することが好適である。
【0019】定着装置1に使用する定着ベルトBとして
は、当該定着ベルトB1cm当たりの熱容量が0.
002cal/℃〜0.025cal/℃の範囲のもの
が好ましいので、定着ベルトBは内径50mm、厚さ
40μmの電鋳ニッケル製等の無端状ベルト主体の外周
面にシリコーンゴムの耐熱弾性離型層を150μmの厚
さに設けたものを用いている。
【0020】定着ローラR1は、直径14mmの鉄シャ
フト芯金上に厚さ3mmのシリコーンゴム耐熱弾性層を
設けている。加圧ローラR2は、直径14mmの鉄シャ
フト芯金上に厚さ3mmのシリコーンゴムの耐熱弾性体
層を設けている。
【0021】加熱兼テンションローラR3は、直径20
mmで肉厚1.75mmのアルミパイプ芯金をアルマイ
ト処理したもので、図2に示すように、両端のジャーナ
ル部には耐熱樹脂のポリエーテルエーテルケトン(PE
EK)製の直径24mmのカラーCを装入して、定着ベ
ルトBの蛇行や寄りを防止している。
【0022】オイル塗布ローラR4は、図3に示すよう
に、直径8mmの鉄シャフト芯金上R4aにシリコーン
オイルを含浸させた耐熱紙層R4bを設け、さらに10
0μmの多孔質フッ素樹脂フィルムを最外層R4cに設
けた直径14mmのローラである。オイル塗布ローラR
4として、従来使用された最外層がノーメックスフェル
トのものは、定着ベルトBへの塗布ムラが激しいため使
用することができないが、多孔質フッ素樹脂フィルムや
合成皮革を使用することで、定着ベルトBへの安定した
微量オイル塗布が可能となる。その他に、図4に示すよ
うに、金属芯金上にシリコーンゴム等の耐熱弾性体層を
設けた定着ベルトBにオイル塗布とクリーニングをする
ドナーローラR5と、金属芯金上に合成皮革等を設けた
クリーニングローラR6と、金属芯金上にシリコーンオ
イルを含浸させた不織布や、不織布からなる層と合成皮
革層等を設けたオイル塗布ローラR4を組み合わせた3
本のローラによる定着ベルトオイル塗布クリーニング機
構を使用することもできる。
【0023】図5に示すように、ガイド板Gは、加熱兼
テンションローラR の軸と定着ローラRの軸とから
等距離の中間位置Mで、ガイド板Gの上面と定着ベルト
B下部との隙間Lが3mmになるように設置されてい
る。尚、本実施例では、加熱兼テンションローラR
定着ローラRの軸間の距離Lは47mmであり、
記中央位置Mから定着ローラR 下方の該定着ベルトと
の接触開始点までの距離は23.5mmである。
【0024】このガイド板Gは鉄製で、図6に示すよう
に、表面にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等
のフッ素樹脂による離型処理tがされている。ガイド板
Gは、図1及び図5に示すように、未定着画像を乱さな
いように接地されているが、接地をする代わりに除電ブ
ラシ、バリスタ素子、ダイオード等を使用することもで
きる。
【0025】上記のような定着装置1を、図7及び図8
に示すように、定着ローラ の中心位置をC、定着
ローラRと定着ベルトBの接触開始点の位置をC
加圧ローラRの中心位置をCとし、半直線C
半直線との間の定着ローラR と定着ベルト
Bとが接触している側の角度をθと定義したとき、加圧
ローラRの位置の変更でθが90°〜180゜の範囲
で変化できるように改造した(図7では、θが90゜及
び175゜の場合の加圧ローラRの位置を示してい
る)。そして、通紙速度70mm/秒、定着圧力20k
gf、定着ベルトBの表面温度160℃に設定し、定着
ローラRと加圧ローラRの硬度、及びθを変化させ
て、実験例1として55kg紙を使用した場合、実験例
2として68kg紙を使用した場合、実験例3としてO
HPフィルムを使用した場合、3種類の試験用紙に
して、ミノルタCF−70用トナーで未定着画像を転写
し、画像の乱れ、光沢ムラ等が発生するかどうかを試験
した。本試験では5枚通紙して、5枚すべてにおいて画
像の光沢ムラ等が発生しない場合は○、1枚でも画像の
光沢ムラ等が発生した場合は△、5枚全てに光沢ムラ等
が発生した場合は×、さらに1枚でも定着ローラR
紙3が巻き付いた場合は▲と表示した。その結果を、実
験例1乃至3のそれぞれについて、表1乃至表3に示
す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】表1の実験例1では、角度θが125゜〜
140゜の範囲にある場合は、ほぼ良好な結果を示して
いるが、θが140゜より大きくなると、徐々に画像の
光沢ムラ等が発生しやすくなっている。また、θが11
0゜以下になると定着ローラR1に紙が巻き付いてしま
う場合が多く、θが100゜、90゜の場合には紙がす
べて定着ベルトに巻き付き画像の良否の判定はできなか
った。尚、定着ローラR1のゴム硬度が加圧ローラR2
ゴム硬度よりも高く、かつ両者の差が大きい場合には、
画像の光沢不良が発生する確率が高い。
【0030】表2の実験例2では、角度θが175゜、
180゜の場合を除き、画像の光沢ムラ等は発生せず良
好の画像が得られた。θが175゜及び180゜の場
合、定着ローラR1のゴム硬度が60゜の場合に画像の
光沢ムラ等が発生し、θが180゜の場合には、定着ロ
ーラR1のゴム硬度と加圧ローラR2のゴム硬度に拘わら
ず光沢不良が発生し、定着ローラR1のゴム硬度が60
゜の場合には必ず画像の光沢ムラ等が発生した。
【0031】表3の実験例3では、上記実験例2とほぼ
同様の結果が得られた。実験例2の場合と異なるのは、
定着ローラRのゴム硬度が60゜の場合のみであっ
て、実験例2よりも若干光沢不良等の発生率が低くなっ
ている。上記実験結果より、定着ローラRの中心位置
をC、定着ローラRと定着ベルトBの接触開始点
位置をC、加圧ローラRの中心位置をCとして
半直線C 半直線との間の角度であるθ
が175゜より大きい場合には、加熱通路Pにおいて、
未定着画像が転写された記録媒体Dは本来接触してはな
らない定着ベルトBに接触し、画像の乱れ、光沢ムラ等
が発生し、紙の厚さによっては110°以下となると定
着ローラRへの巻き付きが発生した。従って、角度θ
としては125゜〜160゜が好適である。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、搬送中に
加熱通路で未定着画像を転写した記録媒体が定着ベルト
に接触して、未定着画像に乱れが生じたり、部分的に画
像の光沢が変化する不具合を防止することができるの
で、安定して高画質の定着画像を得ることができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、弾性体を被
覆することにより、ニップ幅を広くすることができるの
で、記録媒体上のトナーの加圧時間が増加し、安定して
高画質の定着画像を得ることができる。請求項3記載の
発明によれば、かかる定着装置に用いられる定着ベルト
としては、公知技術に於いて、ニッケル電鋳ベルト、ポ
リイミド樹脂等からなる無端状ベルト又は該ベルト主体
の外周面に離型層を形成してなる定着ベルトを使用する
ことが知られているが、該ベルト主体単体の場合より
も、トナーとの離型性が良くなり、確実に定着ベルトと
トナーが剥離しオフセットが防止されるとともに、ベル
ト主体のよごれを防止することができるので、安定して
高画質の定着画像を得ることができる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、記録媒体上
のトナーが予熱されるため、ニップ部での定着温度を低
く設定できるため、オフセットを防止することができ
る。請求項5記載の発明によれば、ニップ部から排出さ
れる記録媒体の先端の向きが水平状態以下において加圧
ローラ側の下向きとなるため、記録媒体の定着ベルトへ
の巻き付きを防止することができる。
【0035】請求項6記載の発明によれば、記録媒体と
しての紙の厚さが変化しても、搬送中に加熱通路で未定
着画像を転写した記録媒体が定着ベルトに接触して、未
定着画像に乱れが生じたり、部分的に画像の光沢が変化
することなく、また、記録媒体の定着ローラへの巻き付
きが発生することのない、安定した高画質の定着画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真装置用定着装置の全体を
示す概略図である。
【図2】本発明に係る電子写真装置用定着装置に使用す
る加熱兼テンションローラR3の正面図である。
【図3】本発明に係る電子写真装置用定着装置に使用す
るオイル塗布ローラR4の側面図である。
【図4】本発明に係る電子写真装置用定着装置におけ
る、定着ベルトオイル塗布クリーニング機構を示す概略
図である。
【図5】本発明に係る電子写真装置用定着装置に使用す
るガイド板Gと定着ベルト等の位置関係を示す正面図で
ある。
【図6】本発明に係る電子写真装置用定着装置に使用す
るガイド板Gの正面図である。
【図7】本発明に係る電子写真装置用定着装置の加圧ロ
ーラと定着ローラの位置関係を示す図である。
【図8】本発明に係る電子写真装置用定着装置のニップ
部近傍を示す一部断面図である。
【図9】従来の電子写真装置用定着装置の全体概略図で
ある。
【図10】従来の電子写真装置用定着装置におけるニッ
プ部近傍の動作を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ R2 加圧ローラ R3 加熱兼テンションローラ R4 オイル塗布ローラ R5 ドナーローラ B 定着ベルト G ガイド板 U 加圧レバー S サーミスタ P 加熱通路 D 記録媒体 C カラー

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラと加熱ローラ間に無端状の定
    着ベルトを張設し、該定着ベルトを介して下方より押圧
    する加圧ローラを設けて該定着ベルトと該加圧ローラ間
    にニップ部を構成し、該加熱ローラと該ニップ間におけ
    る該定着ベルトの下方において記録媒体支持体を設けて
    該定着ベルトとの間に加熱通路を形成した定着装置にお
    いて、該定着ローラ下方の該定着ベルトとの接触開始点
    から該定着ローラ中心点へ向かう半直線と、該接触開始
    点から該加圧ローラの中心点へ向かう半直線との、該定
    着ローラと該定着ベルトとの接触部分を含む側の角度が
    90°〜175゜になるように、該加圧ローラ該定着
    ローラとが押圧されてなることを特徴とする電子写真装
    置用定着装置。
  2. 【請求項2】 前記定着ローラと前記加圧ローラには耐
    熱弾性体が被覆されていることを特徴とする、請求項1
    に記載の電子写真装置用定着装置。
  3. 【請求項3】 前記定着ベルトは、ベルト主体の表面に
    離型層を形成してなることを特徴とする、請求項1又は
    2に記載の電子写真装置用定着装置。
  4. 【請求項4】 前記定着ベルトに近接して記録媒体支持
    体を設けたことを特徴とする求項1乃至3のいずれ
    かに記載の電子写真装置用定着装置。
  5. 【請求項5】 前記定着ローラの表面硬度を前記加圧ロ
    ーラの表面硬度より低くしたことを特徴とする、請求項
    1乃至4のいずれかに記載の電子写真装置用定着装置。
  6. 【請求項6】 前記角度が125゜〜160゜になるよ
    うに、前記加圧ローラ前記定着ローラとが押圧されて
    なることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記
    の電子写真装置用定着装置。
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