JP2006146156A - 画像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトニップ方式の画像加熱装置におけるにおける加熱ニップ内の圧抜けによって画像面上に起こるツララ状の光沢ムラを防止することを目的とする。使用する記録材が画像不良の最も発生しやすいコート紙である場合においても画像不良の発生を防止すること、生産性を維持しつつ記録材の適用範囲を拡大させて、装置の商品性を向上させることを目的とする。
【解決手段】ベルト52と分離ローラ56と加圧パッド100との間で形成される楔状の空間が滑性シート103によって充分に充填されるように構成し、加熱ニップ内での圧の低下を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置に用いられ、記録材上の画像を加熱する画像加熱装置に関する。
この画像加熱装置としては、記録材上の未定着画像を定着する定着装置や、記録材に定着された画像を加熱することにより画像の光沢度を増大させる光沢増大化装置を挙げることができる。
従来より、特許文献1に記載された、定着ローラとベルトを用いたベルト定着装置が考案されている。
このような定着装置においては、記録材搬送方向に沿う定着ニップ幅をベルトの定着ローラに対する腹当て幅の調整により容易に大きく設定することが可能である。
従って、定着ニップ幅を定着ローラの径に依存させずに確保できるため、定着ローラを小径、小熱容量にすることが可能となり、立ち上げ時間を短縮できる。つまり、ベルト定着装置は、より多くのトナーを溶融させることができるので、カラー画像形成装置などの多量のトナーを使用する画像形成装置に適している。
図9は、上記特許文献1に記載されたベルト定着装置の概略図である。51は回転自在に配設された定着ローラである。53はこの定着ローラ51の下側に配設したベルトユニットである。
定着ローラ51の内部には、ハロゲンランプ等のヒーター58が配設されている。また、定着ローラ51には不図示のサーミスタが接触または非接触に配設されており、温度調節回路を介してヒーター58への電圧を制御することにより定着ローラ51の表面の温度調節を行っている。
ベルトユニット53は、可撓性のエンドレスベルトである定着ベルト52、該定着ベルト52を懸回張設させた複数のベルト懸回部材としての第1〜第3の3本のローラ55・56・57、加圧パッド1000等を有する。加圧パッド1000には低摩擦シートが設けられている。
上記の分離ローラ56と加圧パッド1000とが定着ベルト52を介して定着ローラ51に対して圧接することで、定着ローラ51と定着ベルト52との接触部である定着ニップ部N’が記録材搬送方向において幅広に形成される。
図10は定着ニップ部の記録材搬送方向に沿う圧分布例を示し、グラフAは従来の上記ベルト定着装置の場合である。グラフBは、従来のローラ対を用いた定着装置の定着ニップ部の圧分布例である。グラフCは、従来のローラ定着方式の定着装置において、定着ローラの外径をなるべく大きくしないでニップ幅を広げるために、定着ローラの弾性体層を厚くし、かつ加圧ローラとの加圧力をアップして弾性体層の変形量を多くした場合である。
ベルト定着装置は、ニップ幅W1がローラ定着方式の定着装置のニップ幅W2よりも大幅に広くすることができる点でメリットがある。ローラ定着方式の定着装置のニップ幅W3はグラフBのニップ幅W2よりも多少広くなるが、ニップ幅を広げる効果は小さく、弾性体層が厚いことで熱容量が大きくなり省エネに対して不利である。
ベルト定着装置は、分離ローラ56と加圧パッド1000の間は図9に示すように離れているものの、その間の圧力は図10のグラフAの定着ニップ部の圧分布からわかるようにゼロではなく、定着ベルト52の張力により実質的に圧力が連続的につながっている。
特開平11−045025号公報
しかしながら、上記のベルト定着装置では、コート紙などの透気性の低い記録材を使用した場合に、図11のような、ベタ画像上につらら状の光沢の低い部分(モヤ、以下、光沢ムラと記す)が発生するという新たな問題が発生した。
すなわち、コート紙などの透気性の低い記録材の場合、定着ニップ内の空気の膨張や水蒸気の発生による画像乱れが発生する。この原因については、未定着トナー層内に存在している空気はニップ内の圧力の低い部分A´、つまり加圧パッドと分離ローラとの境界領域に滞留する。この空気が部分的に記録材と定着ローラとの界面に空隙を生じさせるとともに、完全に定着が完了していないトナー像を乱してしまうというものである。
普通紙の場合は透気性が大きいため、トナー層内に存在している空気は容積の大きい多孔質体である普通紙内部に保持されるか、または通過して逃げてしまうので、画像乱れの発生は少ないと考えられる。
さらに、特に透気度の低い厚紙コート紙などの記録材の場合、圧力の落ち込み部位A´により多くの空気が滞留しやすく、前述した光沢ムラといった問題が大きくなる。
なお、空気中の水分量が多い多湿環境下においては、このような問題が顕著に発生する。
本発明の目的は画像不良を抑制することができる画像加熱装置を提供することである。
本発明の他の目的は加熱ニップにおいて圧抜けの少ない画像加熱装置を提供することである。
本発明の更なる目的は添付図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像加熱装置の代表的な構成は、記録材上の画像を加熱ニップにて加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体との間で前記加熱ニップを形成するエンドレスベルトと、前記加熱ニップにおいて前記加熱回転体に向けて前記ベルトを押圧するローラと、前記加熱ニップにおいて前記加熱回転体に向けて前記ベルトを押圧するパッドと、前記ベルトと摺動自在に設けられ前記パッドを覆うシートと、を有する画像加熱装置において、前記ベルトと前記ローラと前記パッドにより囲まれた空間の断面積をS0、前記ベルトと前記ローラと前記シートにより囲まれた空間の断面積をS1としたとき、0<S1/S0≦0.25を満足することを特徴とする。
上記の画像加熱装置構成によれば、画像不良を抑制することができる。また、加熱ニップにおいて圧抜けを少なくすることができる。
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明における最良の実施形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例にて説明する各種構成にのみに限定されるものではない。即ち、本発明の思想の範囲内において実施例にて説明する各種構成を他の公知の構成に代替可能である。
図3は本実施例における画像加熱装置としてのベルト定着装置の概略構成図である。
加熱回転体(定着回転体)としての定着ローラ51は、内径φ37.8、外形φ38.4の0.3mm厚みのFeからなる芯金51aを有する構成とされている。この芯金上に、弾性層51bとして0.5mm厚のシリコーンゴム層が形成されており、このゴム層上に離形層としての30μm厚のPFAチューブが被覆されている。その結果、定着ローラの外径はφ40とされている。
エンドレスベルトである定着ベルト52は厚みが100μmのポリイミド製の基層を有する構成とされている。この基層上に0.2mm厚のシリコーンゴム層が被覆されており、その結果、外径がφ90とされている。なお、本例の定着ベルトはシームレスベルトとされている。
この定着ベルト52は、入口ローラ55、分離ローラ56、テンションローラ57の3本のローラに張架されている。これらローラ群はベルトと共に回転する構成とされている。具体的には、定着ベルトは、駆動源から分離ローラ56に入力された駆動力により回転する構成とされており、入口ローラ55、テンションローラ57はベルトによって従動回転する構成とされている。
入口ローラ55は定着装置に記録材が進入する入口側に配置されたローラであり、記録材の搬送路を変更しないよう固定されている。テンションローラ57は定着ベルト52に所定のテンションを与えるようバネ付勢がされている。
分離ローラ56は、SUS製の中実のローラであり、加熱ニップとしての定着ニップの最下流位置にて定着ベルトを内面側より張架するローラである。
この分離ローラ56は加圧機構(バネ)によって定着ローラ51に向けて定着ベルト52を加圧する。このとき、分離ローラ56は定着ローラ51の弾性層51bが食い込み勝手になるように加圧される。その結果、定着ローラ51の弾性層が変形されている部分において、記録材Pを定着ローラ51の表面から曲率分離している。本例では分離ローラ56は外径φ15mmであり、総圧392N(40kgf)の加圧を行なった。
また、定着ニップを形成するため、定着ベルトの内面から定着ローラに向けて加圧するパッド(圧力付与部材)としての加圧機構100が設けられている。
この加圧機構100は、図4の(a)に示すように、ベースプレート102と、その上に積層された弾性体としての弾性層101が設けられている。さらに、加圧機構100は、弾性層101の記録材搬送方向下流側端部に設けられた棒状部材としての硬質のロッド(ワイヤー)104が設けられている。
そして、この加圧機構100と定着ベルト内面との摺動抵抗を軽減するため、即ち、弾性層101と定着ベルト内面との摺動抵抗を軽減するため、ロッド104の部分を含めて弾性層101を被覆するように滑性シート(低摩擦シート)103が設けられている。
ロッド104は本例のものは直径1.2mmの金属製の断面円形状のロッドである。滑性シート103としては、PTFEをコーティングしたガラスクロスシートを使用し、潤滑材としてシリコンオイルを塗布している。本例では滑性シート103の厚みを100μmとした。
上記の加圧パッド100は、ベースプレート102側に配置された不図示のバネによって定着ベルト52を介して定着ロール51に向けて押圧されている。
上記弾性部材100は、弾性層101が設けられていることにより、滑性シート103の定着ベルト裏面と接触する接触面が定着ローラ51の外周面と整合可能になっている。すなわち、一定以上の荷重によって弾性部材100を定着ロール51に向けて押圧すれば、弾性層101が変形し、滑性シート103の接触面が定着ロール51の外周面に沿った形状に変形するようになっている。したがって、弾性部材100が不図示のバネによって定着ベルト52を介して定着ロール51に押圧されると、定着ベルト52は定着ロール51に隙間なく圧接される。本例では、弾性部材100に総圧558N(60kgf)の加圧を行った。このため弾性部材100の558Nと分離ローラ56の392Nで総圧980N(100kgf)の加圧力となる。この時、定着ニップ部N内の弾性部材100におけるピーク圧は分離ローラ56におけるピーク圧よりも低くなるように設定されている。
ベースプレート102は、厚さ5mmのステンレス鋼製の部材であり、記録材搬送方向下流側の端部102aが弾性層101のその側の端部をバックアップするように定着ローラ51と分離ローラ56の圧接部に向かって楔形状をしている。上記のようにベースプレート端部102aが弾性層101の端部をバックアップすることで、定着ニップ部Nにおいて弾性部材100と分離ローラ56間の圧力の落ち込みを減少させている。
弾性層101は、ゴム硬度Hs30°のシリコーンゴムからなり、定着ベルト移動方向にベースプレート102よりも徐々に厚みが拡大するように構成されている。本例では半径16mmの曲率をもつ形状とし、ニップ入口部aでベースプレート102に平行な直線に接する形状となっている。ニップ入口部aのゴム厚みは3mm、周長は20mmとした。
弾性層101の記録材搬送方向下流側端部に設けたロッド104は弾性層101のこの側の端部の加圧力を高めるようになっている。滑性シート103はこのロッド104をカバーして弾性層101を被覆している。
図4の(b)に示すように、弾性層101はロッド104を設けた記録材搬送方向下流側端部の側面が滑性シート103を介して分離ローラ56と摺擦部Fを形成している。そしてこの弾性層101のロッド104を設けた記録材搬送方向下流側端部は分離ローラ56と定着ローラ51に挟まれて弾性変形することで、定着ニップ部Nにおいて弾性部材100と分離ローラ56との間の圧力の落ち込みを減少させている。
不図示の駆動機構により定着ローラ51が回転駆動され、これに従動して定着ベルト52が回転し、ヒーター58への通電により定着ローラ51が加熱され、定着ローラ51が所定の定着温度に立ち上り温調されている。この状態において、ベルトユニット53の入口ローラ55側から未定着トナー像tを担持した記録材Pが画像面上向きで定着ニップ部Nのニップ入口aに導入される。定着ニップ部Nに導入された記録材Pは定着ローラ51と定着ベルト52との間に挟持されて搬送されていく。この記録材Pの定着ニップ部Nにおける挟持搬送過程で、記録材Pの未定着トナー像が定着ローラ51の表面に密着して熱により溶融されかつ定着ニップ部Nの圧により記録材Pに押し付けられて永久固着像として定着される。
そして、記録材Pは定着ニップ部Nのニップ出口bにおいて定着ローラ51の弾性体層51bに対する分離ローラ56の食い込みにより定着ローラ51の表面から自然に曲率分離されて排出搬送されていく。
本例では、回転駆動される定着ローラ51とこれに従動回転する定着ベルト52との定着ニップ部Nにおける過度のスリップ現象を防止する構成とされている。つまり、記録材分離部を形成している分離ローラ56の回転速度が定着ベルト52の回転よりも一定量遅い回転速度になると、分離ローラに駆動力を印加する手段59(図3)が設けられている。
具体的には、定着ローラギアには一方向クラッチギアを噛合させてあり、この一方向クラッチギアと同軸上に第1のベルトプーリを設ける。また、分離ローラの端部には第2のベルトプーリを設けてあり、前記の第1のベルトプーリとこの第2のベルトプーリとはタイミングベルトにより駆動連結されている。タイミングベルトはテンショナーにより適正なベルトテンションに保たれている。されに、上記定着ローラと分離ローラとの間の駆動列は加圧状態時において、定着ベルトが定着ローラと従動回転している時は、一方向クラッチギアの一方向クラッチにより分離ローラに駆動が入力されないようになっている。定着ベルトが定着ローラに対して滑り始めると、定着ベルトの速度が定着ローラの速度に対し、例えば4%以上滑る前に定着ローラからの駆動力が分離ローラに入力されるようにギア比が設定されている。
ここで、圧力付与部材である加圧パッド100の記録材搬送方向下流側端部における滑性シート(低摩擦シート)103の被覆の仕方として図1のようにした。
1)加圧パッド100が定着ローラ51に対向している側において、ロッド104が、滑性シート103と接する位置をA1、および滑性シート103を介して定着ベルト52と接する位置をA2とする。
2)加圧パッド100が分離ローラ56に対向している側において、ロッド104が滑性シート103と接する位置をB1、および滑性シート104を介して分離ローラ56と接する位置をB2とする。
3)分離ローラ56が定着ローラ51に対向している側において、分離ローラ56が定着ベルト52と接する位置をCとする。
4)前記位置A1及びA2と前記位置B1及びB2から突出した滑性シート103の外面と、ロッド104の外周に沿って形成される空間(空間の断面積)をSとする。
5)前記位置A1と前記位置A2と前記位置B1と前記位置B2と前記位置Cを頂点にして、定着ベルト52と分離ローラ56とロッド104の外周に沿って形成される空間(空間の断面積)をS0とする。
このとき、前記空間Sと前記空間S0との間に
0.75≦S/S0<1
の関係式が成り立つように滑性シート103を被覆した。
なお、定着ベルトと分離ローラと滑性シートにて囲まれた空間をS1とした場合(図1)、空間S1と空間S0との間に、
0<S1/S0≦0.25
の関係式が成り立っていると言える。
なお、図1のように弾性層101の先端にロッド104を設けない構成としても構わない。この場合、弾性層101自身の形状を図1に示したようなロッド104を設けた場合の稜線とほぼ一致するように構成するのが好ましい。従って、上述した位置A1、B1などを定義する基準は、ロッドの代わりに弾性層101となる。
上述の各位置は、定着ローラに向けて、滑性シートが被覆された加圧パッドと分離ローラとを定着時と同様に総加圧力980N(100kgf)にて押圧させた静止状態において測定した。つまり、分離ローラの回転軸方向から(断面方向)から見た各々の接点A1、A2、B1、B2、Cを割り出し、各々の距離を測定し、空間S、S0の断面積を算出して充填率S/S0を求めた。S1/S0もS/S0と同様に求めた。
上記のS/S0は、定着ニップ領域内で加圧パッド100と分離ローラ56との境界領域における圧力の落ち込み部位に対応するベルト裏面側空間部分S0に対する滑性シート103の充填率である。充填率S/S0を0.75以上(S1/S0を0.25以下)にした状態にすることで上記部位での圧力の落ち込みを抑えて、コート紙を使用した場合でも画像不良を防止することが可能となる。
本実施例では上記の充填率S/S0が0.75(S1/S0=0.25)となるようにした。
一方、比較例として、図5、図6のような場合を検証した。図5は、充填率がS/S0=0.3(S1/S0=0.7)の場合の比較例1であり、図6は充填率がS/S0=0.5(S1/S0=0.5)の場合の比較例2である。
以上の実施例1、比較例1、2の定着ニップ圧力分布をニッタ株式会社製のタクタイルセンサシステムを用いて測定した。タクタイルセンサシステムは薄いフィルム上に圧力センサ素子が2次元配置されており、記録材搬送方向に1.0mmピッチ、記録材搬送方向と垂直方向に6.6mmピッチの測定が可能である。以下に示す定着ニップの圧力分布は記録材搬送方向に垂直な方向のセンサ素子の圧力を積算したものである。
この測定装置で実施例1、比較例1、2の定着ニップ圧力分布を測定すると、それぞれ図2の定着ニップ圧力分布となった。
つまり、定着ニップNの記録材搬送方向に沿う実質的な圧分布が、定着ニップに沿って位置xの軸をとり、これに直交する軸に圧力Pをとり、圧力Pを位置xの関数P(x)として、
a)定着ローラ51と加圧パッド100が定着ベルト52を介して圧接されることによって形成されるニップ部での圧力が最大となる位置をX1とする。
b)位置X1における圧力をP(X1)とする。
c)定着ローラ51と分離ローラ56が定着ベルト52を介して圧接されることによって形成されるニップ部での圧力が最大となる位置をX2とする。
d)位置X2における圧力をP(X2)とする。
e)位置X1と位置X2との間の圧力をP(X)とする。
このとき、P(X)の最小値Pmin(X)は表1のような圧力になった。
以上のような実施例1、比較例1、2の定着装置で以下のような比較実験を行った。
定着条件は、定着ローラ51の表面温度を170℃に温調、定着ベルト52の表面温度を100℃〜150℃まで振り、プロセススピードは300mm/secとした。
通紙する記録材Pおよび未定着トナーの条件は、透気度45秒の普通紙64g/m、透気度1000秒のコート紙105g/m、透気度20000秒のコート紙148g/mを使用した。これらのコート紙に対し各々未定着のベタ画像をのせて定着したところ、光沢ムラの発生状況は表2のような結果となった。なお、透気度はJIS P8111に準拠した方法で測定した。
なお、本例では、入口ローラ55内にヒーターを設置し、このヒーターへの通電量を制御することにより定着ベルト52の表面温度を所定の制御している。定着ベルト52についての上記の表面温度の変更手段は100℃〜150℃まで振れれば手段は上記の手段でなくても構わない。例えば、以下のような手段もある。定着ローラと定着ベルトが接離可能に構成され、独立に温度制御する。この状態で、定着ローラと定着ベルトを接触させ、直ぐに通紙することで所望の表面温度にすることが可能となる。また、定着ベルトの温度制御は、上記のように入口ローラ55にヒーターを内臓してもよいし、定着ローラと定着ベルトの接離を制御して定着ローラから熱を受けて所望の表面温度にすることも可能である。
表2の結果より、普通紙64g/mでは実施例1、比較例1、2の全ての定着装置において光沢ムラは発生していないが、比較例1ではコート紙1で△レベル、コート紙2では×レベルとなった。比較例2ではコート紙1で○レベル、コート紙2で△レベルと、比較例1よりもレベルが良くなっている。実施例1ではコート紙1、コート紙2においても、光沢ムラは発生していないという結果となった。
以上から、分離ローラ56と圧力付与部材である弾性部材100の間の圧力の低下部分Pmin(X)が大きいほど、光沢ムラの発生レベルは良くなり、
Pmin(X)=0.6×P(X1)
となると、光沢ムラは発生しなくなることが判った。
次に、本発明者が観察した比較例1、2の定着装置での空気の滞留を示唆する実験結果を示す。
図12は空気の滞留跡を観察したものを表した図で、ベタの未定着トナーを載せた記録材を定着装置に通紙中に停止させたもので、図の上側が定着済み部、下側が未定着部である。その間の定着ニップ通過中の跡が定着装置を通紙中に停止させたことで過熱気味となり高温オフセットとなっている。この高温オフセット部で弾性部材部(圧力付与部材部)、分離ローラ部、弾性部材部と分離ローラ間の高温オフセットが軽微な部分がそれぞれ観察できる。つらら状の光沢ムラの下流で、かつ、弾性部材部と分離ローラ間の低圧力部に空気滞留の跡が見られる。滞留した空気は定着ローラ51と記録材Pの間にあり、定着ローラ51から記録材Pに熱伝導が無いため、高温オフセットが発生していないことがわかる。
以上の2つの実験結果から、前記充填率S/S0が
S/S0=0.75(S1/S0=0.25)
となるように滑性シート103を被覆した。
さらに、位置X1と位置X2との間の圧力をP(X)としたとき、定着ニップ内の圧力分布が以下の式を満足するように構成した。
P(X1)≦P(X2)
0.6*P(X1)≦P(x)≦P(X2)
このような式を満たす定着装置を用いることにより、コート紙等の透気度の低い用紙上の未定着トナー像を定着する場合においても、弾性部材100と分離ローラ56の境界領域に未定着トナー層内の空気が滞留することを防止できる。
従って空気が部分的に記録材Pと定着ローラ51との界面に空隙を生じさせるとともに定着ローラ51から記録材Pへの熱伝導を阻害し、空気の滞留部と非滞留部で該熱伝導が異なることで光沢が異なるという現象を防止することが可能になる。
本実施例2では、滑性シート103の被覆の仕方として、図8の(a)のようにした。つまり、滑性シート103の充填率S/S0が
S/S0=0.80(S1/S0=0.20)
となるように滑性シート103を被覆した。それ以外の構成は実施例1と同様とした。
以上の構成で実施例1と同様の定着ニップ圧力分布を測定すると、図8の(b)の定着ニップ圧力分布となった。この時、位置X1と位置X2との間の圧力をP(X)とし、P(X)の最小値Pmin(X)は
Pmin(X)=0.7×P(X1)
となった。
以上の構成で以下の比較実験を行った。定着条件は、定着ローラ51の表面温度を170℃に温調、定着ベルト52の表面温度を100℃〜150℃まで振った。さらに、プロセススピードは300mm/secとした。通紙する記録材Pは、透気度20000秒のコート紙148g/m、透気度30000秒のコート紙の坪量が300g/mを使用した。そして各々の記録材に対し未定着のベタ画像をのせて定着したところ、光沢ムラの発生状況は表3のような結果となった。
表3の結果より、コート紙2では実施例1及び実施例2の定着装置において光沢ムラは発生してないが、特に透気度の高いコート紙3においては実施例1では△レベルであるのに対し、実施例2では○レベルになっており、光沢ムラは発生しないという結果となった。
以上の実験結果から、前記充填率S/S0が
S/S0=0.80(S1/S0=0.20)
となるように滑性シート103を被覆した。更に、位置X1と位置X2との間の圧力をP(X)としたとき、定着ニップ内の圧力分布が以下を満足するように構成した。
P(X1)≦P(X2)
0.7*P(X1)≦P(x)≦P(X2)
このような式を満たす定着装置を用いることにより、特に透気度の低い厚紙コート紙上の未定着トナー像を定着する場合においても、弾性部材部100と分離ローラ56の境界領域に未定着トナー層内の空気が滞留することを防止できる。
従って空気が部分的に記録材Pと定着ローラ51との界面に空隙を生じさせるとともに定着ローラ51から記録材Pへの熱伝導を阻害し、空気の滞留部と非滞留部で該熱伝導が異なることで光沢が異なるという現象を防止することが可能になる。
本実施例3では、滑性シート103の被覆の仕方として、図8の(a)のようにした。つまり、前記充填率S/S0が
S/S0=0.85(S1/S0=0.15)
となるように滑性シート103を被覆した。それ以外の構成は実施例1と同様とした。
以上の構成で実施例1と同様の定着ニップ圧力分布を測定すると、図8の(b)の定着ニップ圧力分布となった。この時、位置X1と位置X2との間の圧力をP(X)とし、P(X)の最小値Pmin(X)は
Pmin(X)=0.8×P(X1)
となった。
以上の構成で以下の比較実験を行った。定着条件は、定着ローラ51の表面温度を170℃に温調、定着ベルト52の表面温度を100℃〜150℃まで振り、プロセススピードは300mm/secとした。
このときの環境条件は、23℃/50%RH、23℃/80%RHとした。通紙する記録材は、透気度30000秒で、且つ、坪量が300g/mのコート紙を使用した。そして、このコート紙に未定着のベタ画像をのせて定着したところ、光沢ムラの発生状況は表4のような結果となった。
表4の結果より、環境1では実施例1、実施例2の定着装置において光沢ムラは発生してない。一方、80%RHと高湿度の環境下においては、実施例2では△レベルになるのに対し、実施例3では○レベルになり、光沢ムラは発生しないという結果となった。
以上の実験結果から、
S/S0=0.85(S1/S0=0.15)
を満足するように滑性シート(低摩擦シート)103を被覆した。さらに、位置X1と位置X2との間の圧力をP(X)とたとき、定着ニップ内の圧力分布が以下を満足するように構成した。
P(X1)≦P(X2)
0.8×P(X1)≦P(x)≦P(X2)
このような式を満たす定着装置を用いることにより、特に透気度の低い厚紙コート紙上の未定着トナー像を高湿度の環境下において定着する場合においても、画像不良の発生を防止できる。従って、定着ローラ51から記録材Pへの熱伝導を阻害し、空気の滞留部と非滞留部で該熱伝導が異なることで光沢が異なるという現象を防止することが可能になる。
以上の各実施例によれば、定着ニップ領域内での定着ベルトと弾性部材と分離ローラとで囲まれた空間(断面)が滑性シートにて充分に充填されるように構成したことで、上記空間での圧力の落ち込みを抑えることができる。
これにより、このような空間の部分に空気が滞留することがなく、コート紙などの記録材を使用した場合であっても画像不良の発生を抑制することが可能となる。
具体的には、コート紙等の透気度の低い記録材上の未定着トナー像を定着する場合においても、このような空間の部分において定着ローラから記録材への熱伝導が阻害されることに伴う画像の光沢ムラの発生を抑制することができる。
実施例1の説明図である。 実施例1、比較例1、2の各定着装置における定着ニップの圧力分布を示す図である。 実施例1の定着装置の構成説明図である。 実施例1、2、3の圧力付与部材の構成説明図である。 比較例1の説明図である。 比較例2の説明図である。 実施例2の説明図である。 実施例3の説明図である。 従来例のベルトニップ方式の定着装置の構成説明図である。 従来例のローラ方式とベルトニップ方式の定着ニップの圧力分布を比較する説明図である。 画像不良のつらら状光沢ムラを示す図である。 つらら状光沢ムラの原因となる空気の滞留を示す図である。
符号の説明
51:定着ローラ、52:定着ベルト(エンドレスベルト)、56:分離ローラ、58:ハロゲンヒータ、100:弾性部材部(圧力付与部材)、101:弾性層、102:ベースプレート、103:滑性シート(低摩擦シート)、104:金属製ロッド、P:記録材

Claims (5)

  1. 記録材上の画像を加熱ニップにて加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体との間で前記加熱ニップを形成するエンドレスベルトと、前記加熱ニップにおいて前記加熱回転体に向けて前記ベルトを押圧するローラと、前記加熱ニップにおいて前記加熱回転体に向けて前記ベルトを押圧するパッドと、前記ベルトと摺動自在に設けられ前記パッドを覆うシートと、を有する画像加熱装置において、
    前記ベルトと前記ローラと前記パッドにより囲まれた空間の断面積をS0、前記ベルトと前記ローラと前記シートにより囲まれた空間の断面積をS1としたとき、
    0<S1/S0≦0.25
    を満足することを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記パッドは、弾性体と、この弾性体の記録材搬送方向下流端に設けられた棒状部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記加熱ニップにおける記録材搬送方向の位置Xに対する圧力Pとし、更に、前記パッドによる圧力が最大となる位置をX1、この位置X1における圧力をP(X1)、前記ローラによる圧力が最大となる位置をX2、この位置X2における圧力をP(X2)、この位置X1と位置X2との間の圧力をP(X)としたとき、
    P(X1)≦P(X2)
    0.6×P(X1)≦P(X)≦P(X2)
    を満足することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  4. 前記シートは樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  5. 前記装置は記録材上の未定着画像を定着することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
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