JPH04166970A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH04166970A
JPH04166970A JP29495190A JP29495190A JPH04166970A JP H04166970 A JPH04166970 A JP H04166970A JP 29495190 A JP29495190 A JP 29495190A JP 29495190 A JP29495190 A JP 29495190A JP H04166970 A JPH04166970 A JP H04166970A
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JP
Japan
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layer
roller
paper sheet
silicone rubber
fixing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP29495190A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Kato
泰久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は複写機やプリンター等で用いる熱ローラ方式の
定着装置に関するものである。
[従来の技術] 高画質を目的とする複写機、特に、フルカラー複写機に
おいては、画質や離型性などの関係上、一般に、定着ロ
ーラの材質としては、シリコーンゴムが用いられること
か多い。ところで、フルカラー用のトナーは熱に敏感で
定着温度領域も狭いため、トナーに与える熱量が少して
も異なると光沢度が大きく変化し、光沢むらが発生ずる
。光沢むらを防ぐためには、均一なニップ幅か必要であ
ると共に、ニップ形状を水平又は下向きにしてニップか
ら出た転写紙を定着ローラから向くに離す必要かある。
上記諸条件を満足させるために、従来では、定着ローラ
の表層部を厚肉(t−1〜3mm)シリコーンゴム製と
し、加圧ローラの表層部をテフロンもしくは薄肉(t≦
1mm)シリコーンゴム製とすることが多い。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来方式の場合、定着ローラのシリコー
ンゴムが厚肉であるため、熱応答性が悪く、芯金面とシ
リコーンゴム面の境界温度が高温になることにより接着
が剥がれ、ローラが破壊することがある。又、所定のニ
ップ幅を得るために大きな加圧力が必要となるので、ゴ
ムにストレスがかかり、圧縮永久歪が発生し易くなると
共に、転写紙が通紙する際に転写紙のエツジによりシリ
コーンゴムが破損し、画像に影響が出たり、転写紙にし
わが発生したりする問題が惹起される。
そこで、本発明は、熱応答性が悪いことに起因するロー
ラ破壊、大きな加圧力に起因するしわの発生などの問題
をなくすことができるようにしようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するために、ヒータを内蔵し
た定着ローラと該定着ローラに圧接させた加圧ローラと
の間で未定着トナー像を転写紙に定着させるようにして
ある定着装置において、上記定着ローラを、表層に離型
層を有し且つ肉厚がi mm以上で熱伝導率が5 X 
1O−4cal/Cm”SeC・°C以上の発泡シリコ
ーンゴム製としてなる構成とする。
又、ヒータを内蔵した定着ローラと該定着ローラに圧接
させた加圧ローラとの間で未定着トナー像を転写紙に定
着させるようにしてある定着装置において、」−制定着
ローラを、表層に離型層を有する発泡シリコーンゴム製
とし、且つ上記発泡シリコーンゴムの発泡層に、液状又
はゼリー状の高熱伝導率物質を封入してなる構成として
もよい。
更に、加圧ローラを、表層に薄肉の離型層を設けた剛体
構造とするとよい。
[作   用] 定着ローラを高熱伝導率を有する発泡シリコーンゴム製
としたので、熱応答性がよくなると共に、薄肉、低圧で
所定のニップ幅を均一の圧力分布で出すことかできる。
又、発泡シリコーンゴムの発泡層に液状又はゼリー状の
高熱伝導率物質を封入させると、熱伝導率を上げること
ができる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、芯金1内にヒ
ータ2を内蔵した定着ローラ3と該定着ローラ3に図示
しないスプリングで下側から回転自由に圧接させた加圧
ローラ4との間に形成されるニップNに、未定着トナー
像を有する転写紙5を通紙させることにより定着を行い
、定着後の転写紙5を分離爪6とガイド板7で下流へ導
いて排紙ローラ8,9により排紙させるよう構成しであ
る定着装置において、」1記定着ローラ3を、高離型性
を有し且つ高熱伝導率を有する構造とし、更に、上記加
圧ローラ4を、表面にテフロン(PFA)コーティング
による離型層10を設けた剛構造として、ニップNを下
向き(加圧ローラ4の曲率に沿う形状)に形成した構成
とする。
上記定着ローラ3は、表層に厚さが0.5mmの高離型
シリコーンゴムによる離型層11を有し且つ肉厚が2m
mで熱伝導率が5 X 1O−4cal/cm・sec
  ・℃以上の耐熱発泡シリコーンゴム層12を、芯金
1の外周面に接着した構成としである。
上記構成において、定着ローラ3は、耐熱発泡シリコー
ンゴム層12の厚みが2mmあるので、ニップNを低圧
で容易に出せ、しかも発泡の特性によりニップNの面圧
を全て均一にすることがてきる。又、ニップNの形状を
下向きにしであるので、しわの発生もなく、転写紙5の
エツジで定着ローラ3に傷を付けてしまうこともなくて
光沢むらの発生を防止することができ、更に、ニップN
が下向きであることから、定着ローラ3に分離爪6を当
接させる必要がなく、ロ−ラ寿命を延はすことかできる
。すなわち、耐熱発泡シリコーンゴムは、圧力を掛ける
と圧力の掛かった部分のみ凹み、しかも圧力分布か一定
となるので、しわの発生防止や搬送性に効果がある。又
、ゴム硬度を非常に低硬度にすることかできるので、低
圧で下向きにニップNを出すことができる。
更に、上記耐熱発泡シリコーンゴム層12は、2mmと
厚内であるが、熱伝導率が5 X 1i4cal/ct
n’sec  ・°C以」−であるため、フルカラー複
写機のようにローラ表面が150°C程度で低速の機械
においてはローラ破壊の虞はない。すなわち、カラ一定
着の温度設定は、通常、約150°Cであるので、定着
ローラ3の芯金1と発泡シリコーンゴム層12の接着面
の温度が2008C以下であれば耐久に問題はなく、熱
伝導率か5 X IQ ’cal/C1n’SeC・°
Cの場合、下表に示す如く、肉厚か10〜2.0mmの
範囲であれは芯金1の温度を200℃以下に抑えること
ができる。
なお、」−記実流側では、発泡シリコーンゴム層12の
肉厚を2mmとしたが、これは、現状のフルカラー複写
機の定着装置では、線速か約100mm/se3ニップ
幅が6〜8mm程度であり、定着ローラ3が弾性体、加
圧ローラ4か剛体の場合、ニップ幅を出すために肉厚か
1.5〜2mmは必要であるからである。しかし、定着
ローラ3の外径が60mm以上であれは1 mmでも可
能である。
次に、第2図は本発明の他の実施例を示すもので、上記
実施例における定着ローラ3の耐熱発泡シリコーンゴム
層12の熱伝導率を更に高めるために、耐熱発泡シリコ
ーンゴム層12自体の発泡層に、液状又はゼリー状の高
熱伝導率物質(たとえば、シリコーングリス)13を封
入したものである。
第2図の実施例の場合には、高熱伝導率物質13の効果
により定着ローラ3の熱伝導率を大きく向上できるので
、高速機にも充分対応することができる。
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え胃ることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明の定i9装置によれば、表層に
離型層を有し−[1つ肉厚が1. mm以上で熱伝導率
が5 X 10””cal/cm−8ec  ・sec
・℃以上の発泡シリコーンゴム製の定着ローラを備えた
構成としたので、従来の定着ローラに比して熱応答性を
向上できることによりローラ破壊を防止できると共に、
薄肉、低圧で所定のニップ幅を均一の圧力分布で出すこ
とができて、しわや光沢むら等の発生を防1にすること
かてき、又、発泡シリコーンゴムの発泡層に、液状又は
セリ−状の高熱伝導率物質を封入することにより、熱伝
導率を更に高めることができるので、高速機にも採用す
ることができる、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の定着装置の一実施例を示す概要図、第
2図は本発明の他の実施例を示す定着ローラの部分拡大
断面図である。 2 ・ヒータ、3 ・・定着ローラ、4・加圧ローラ、
5 ・転写紙、10.11・・・離型層、12・・耐熱
発泡シリコーンゴム層、13  高熱伝導率物質。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒータを内蔵した定着ローラと該定着ローラに圧
    接させた加圧ローラとの間で未定着トナー像を転写紙に
    定着させるようにしてある定着装置において、上記定着
    ローラを、表層に離型層を有し且つ肉厚が1mm以上で
    熱伝導率が5×10^−^4cal/cm・sec・℃
    以上の発泡シリコーンゴム製としてなることを特徴とす
    る定着装置。
  2. (2)ヒータを内蔵した定着ローラと該定着ローラに圧
    接させた加圧ローラとの間で未定着トナー像を転写紙に
    定着させるようにしてある定着装置において、上記定着
    ローラを、表層に離型層を有する発泡シリコーンゴム製
    とし、且つ上記発泡シリコーンゴムの発泡層に、液状又
    はゼリー状の高熱伝導率物質を封入してなることを特徴
    とする定着装置。
  3. (3)加圧ローラを、表層に薄肉の離型層を設けた剛体
    構造とした請求項(1)又は(2)記載の定着装置。
JP29495190A 1990-10-31 1990-10-31 定着装置 Pending JPH04166970A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191557A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
US8369764B2 (en) 2008-03-21 2013-02-05 Ricoh Company, Ltd. Fixing member, fixing device, and image forming apparatus
US11020883B2 (en) 2016-03-18 2021-06-01 Pulpac AB Method for manufacturing a cellulose product, cellulose product forming apparatus and cellulose product

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008191557A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
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US11407149B2 (en) 2016-03-18 2022-08-09 Pulpac AB Method for manufacturing a cellulose product by a pressure moulding apparatus
US11766810B2 (en) 2016-03-18 2023-09-26 Pulpac AB Method for manufacturing a cellulose product, cellulose product forming apparatus and cellulose product
US11839999B2 (en) 2016-03-18 2023-12-12 Pulpac AB Method for manufacturing a cellulose product, cellulose product forming apparatus and cellulose product

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