JP2937868B2 - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JP2937868B2 JP2937868B2 JP18295296A JP18295296A JP2937868B2 JP 2937868 B2 JP2937868 B2 JP 2937868B2 JP 18295296 A JP18295296 A JP 18295296A JP 18295296 A JP18295296 A JP 18295296A JP 2937868 B2 JP2937868 B2 JP 2937868B2
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- Japan
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- heating roller
- electrophotographic apparatus
- unit
- roller
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置に関
し、更に詳しくは、電子写真プロセスを用いたプリン
タ、ファクシミリ及び複写機等の電子写真装置に関す
る。
し、更に詳しくは、電子写真プロセスを用いたプリン
タ、ファクシミリ及び複写機等の電子写真装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真装置には、現像剤として
乾式トナーを使用し、内部に備えた熱源で加熱される加
熱ローラと、加熱ローラに圧接された弾性体から成る加
圧ローラとを有する定着部に、未定着トナー像を転写し
た印字用紙(記録紙)を挿入して両ローラによって圧着
し、未定着トナー像を溶融させて印字用紙に定着させる
ように構成したものがある。
乾式トナーを使用し、内部に備えた熱源で加熱される加
熱ローラと、加熱ローラに圧接された弾性体から成る加
圧ローラとを有する定着部に、未定着トナー像を転写し
た印字用紙(記録紙)を挿入して両ローラによって圧着
し、未定着トナー像を溶融させて印字用紙に定着させる
ように構成したものがある。
【0003】上記定着時には、未定着トナー像だけでな
く印字用紙も加熱ローラによって熱せられる。この際、
印字用紙全体が均等に加熱されることが望ましいが、加
圧ローラ側には熱源が無いため、印字用紙の印字面であ
る加熱ローラ側の第1面と、加圧ローラ側の第2面との
間に温度差が生じる。両面間の温度差が大きくなると、
印字用紙にカールが発生する。カールの程度は、主に、
印字用紙の含水量、材質、厚さ、転写されるトナーの量
等に影響される。
く印字用紙も加熱ローラによって熱せられる。この際、
印字用紙全体が均等に加熱されることが望ましいが、加
圧ローラ側には熱源が無いため、印字用紙の印字面であ
る加熱ローラ側の第1面と、加圧ローラ側の第2面との
間に温度差が生じる。両面間の温度差が大きくなると、
印字用紙にカールが発生する。カールの程度は、主に、
印字用紙の含水量、材質、厚さ、転写されるトナーの量
等に影響される。
【0004】カールは、定着部を通過する印字用紙の第
1、第2面間における温度差がほぼ一定の場合には印字
用紙全体に発生し、また、加熱ローラの熱容量が小さい
場合には印字用紙の先端部のみに発生する。カールは、
定着部以降の搬送経路で用紙の搬送不良を発生させる一
因となる。特に、用紙先端部に生じたカールは、第1面
に対する印字の終了後に第2面にも印字する両面印字を
行う場合に、定着部での搬送不良の原因となる。
1、第2面間における温度差がほぼ一定の場合には印字
用紙全体に発生し、また、加熱ローラの熱容量が小さい
場合には印字用紙の先端部のみに発生する。カールは、
定着部以降の搬送経路で用紙の搬送不良を発生させる一
因となる。特に、用紙先端部に生じたカールは、第1面
に対する印字の終了後に第2面にも印字する両面印字を
行う場合に、定着部での搬送不良の原因となる。
【0005】従来、カール防止機能を備えた装置として
以下の装置が知られている。第1は、印字用紙の含水
量、厚さ、印字濃度(印字用紙上のトナー量)を予め測
定し、測定結果に応じて加圧ローラの位置を移動させ
て、加圧ローラと加熱ローラとのニップ部の姿勢を、印
字用紙の進入方向に対して変更させる定着装置(特開昭
64−9484号参照)である。第2は、加熱ローラ及
び加圧ローラ夫々の回転中心を結ぶ直線に垂直で両ロー
ラのニップ部を通過する直線と、このニップ部と排出ロ
ーラ対のニップ部とを結ぶ直線が成す角度を変更可能に
した画像形成装置である(特開平4−159584号参
照)。
以下の装置が知られている。第1は、印字用紙の含水
量、厚さ、印字濃度(印字用紙上のトナー量)を予め測
定し、測定結果に応じて加圧ローラの位置を移動させ
て、加圧ローラと加熱ローラとのニップ部の姿勢を、印
字用紙の進入方向に対して変更させる定着装置(特開昭
64−9484号参照)である。第2は、加熱ローラ及
び加圧ローラ夫々の回転中心を結ぶ直線に垂直で両ロー
ラのニップ部を通過する直線と、このニップ部と排出ロ
ーラ対のニップ部とを結ぶ直線が成す角度を変更可能に
した画像形成装置である(特開平4−159584号参
照)。
【0006】また、カールに起因するジャム対処機能を
備えた装置として、用紙搬送経路が定着部に向かって斜
め上方を向くように構成し、印字用紙の冷却を効率的に
行うことによってカールの発生を抑制すると共に、発生
したジャム処理を容易に行うことができるように構成し
た定着装置(特開平5−6117号参照)がある。
備えた装置として、用紙搬送経路が定着部に向かって斜
め上方を向くように構成し、印字用紙の冷却を効率的に
行うことによってカールの発生を抑制すると共に、発生
したジャム処理を容易に行うことができるように構成し
た定着装置(特開平5−6117号参照)がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子写真装置で
は、小型化、低価格化のニーズに伴う省スペース及び省
電力の実現のため、加熱ローラが一層小径化される傾向
にあり、この場合、熱容量が小さくなって用紙先端部に
カールが発生し易い問題がある。しかし、上記公報記載
の従来の定着部装置や画像形成装置では、カールの発生
を抑えることはできるものの、構造が複雑なため省スペ
ースが難しくコスト高を招くため、電子写真装置には採
用し難い。
は、小型化、低価格化のニーズに伴う省スペース及び省
電力の実現のため、加熱ローラが一層小径化される傾向
にあり、この場合、熱容量が小さくなって用紙先端部に
カールが発生し易い問題がある。しかし、上記公報記載
の従来の定着部装置や画像形成装置では、カールの発生
を抑えることはできるものの、構造が複雑なため省スペ
ースが難しくコスト高を招くため、電子写真装置には採
用し難い。
【0008】本発明は、上記に鑑み、記録紙に生じるカ
ール防止機能を有する電子写真装置を簡素な構成によっ
て得ることができ、小型化及び低価格化の実現が可能な
電子写真装置を提供することを目的とする。また、本発
明は、特に記録紙先端部に生じるカールに対して有効に
作用し、両面印字する際に好適な電子写真装置を提供す
ることを目的とする。
ール防止機能を有する電子写真装置を簡素な構成によっ
て得ることができ、小型化及び低価格化の実現が可能な
電子写真装置を提供することを目的とする。また、本発
明は、特に記録紙先端部に生じるカールに対して有効に
作用し、両面印字する際に好適な電子写真装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子写真装置では、加熱ローラ及び該加熱
ローラに接触する加圧ローラを有する定着部を備え、搬
送路を経由して搬送される記録紙を該記録紙の未定着ト
ナー像が転写された第1面を加熱ローラ側に向けた状態
で前記定着部に進入させ、前記加熱ローラと加圧ローラ
との間で前記記録紙を加熱及び圧着することにより未定
着トナー像を定着させる電子写真装置において、前記定
着部の搬送路上流側に、記録紙の前記第1面の裏側の第
2面を加熱する予熱部を備えることを特徴とする。
に、本発明の電子写真装置では、加熱ローラ及び該加熱
ローラに接触する加圧ローラを有する定着部を備え、搬
送路を経由して搬送される記録紙を該記録紙の未定着ト
ナー像が転写された第1面を加熱ローラ側に向けた状態
で前記定着部に進入させ、前記加熱ローラと加圧ローラ
との間で前記記録紙を加熱及び圧着することにより未定
着トナー像を定着させる電子写真装置において、前記定
着部の搬送路上流側に、記録紙の前記第1面の裏側の第
2面を加熱する予熱部を備えることを特徴とする。
【0010】本発明の電子写真装置では、定着時に発生
する記録紙のカールを防止する機能を備えた電子写真装
置を、簡素な構成によって得ることができるので、小型
化及び低価格化の実現が可能となる。
する記録紙のカールを防止する機能を備えた電子写真装
置を、簡素な構成によって得ることができるので、小型
化及び低価格化の実現が可能となる。
【0011】好ましくは、前記予熱部と加熱ローラとを
連結して該加熱ローラの熱を予熱部に伝える熱伝達部を
備える。
連結して該加熱ローラの熱を予熱部に伝える熱伝達部を
備える。
【0012】また、前記加圧ローラの回転中心軸が、前
記加熱ローラの回転中心軸より予熱プレート側に位置す
ることが好ましい。この構成によると、記録紙全体に生
じるカールはもとより記録紙先端部に生じるカールも有
効に抑えることができるので、両面印字する際の搬送不
良を効果的に解消することができる。
記加熱ローラの回転中心軸より予熱プレート側に位置す
ることが好ましい。この構成によると、記録紙全体に生
じるカールはもとより記録紙先端部に生じるカールも有
効に抑えることができるので、両面印字する際の搬送不
良を効果的に解消することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、実施形態例により本発明を
具体的に説明する。図1は、本発明に係る電子写真装置
の一実施形態例における要部を示す側面図、図2は、同
電子写真装置の平面図、図3は、両面印字を行う際の同
電子写真装置の要部を示す側面図である。
具体的に説明する。図1は、本発明に係る電子写真装置
の一実施形態例における要部を示す側面図、図2は、同
電子写真装置の平面図、図3は、両面印字を行う際の同
電子写真装置の要部を示す側面図である。
【0014】図1及び図2に示すように、電子写真装置
は、加熱ローラ11と、加熱ローラ11に接触する加圧
ローラ14とを有する定着部を備えている。搬送路を搬
送される印字用紙(記録紙)15を、印字用紙15の未
定着トナー像が転写された第1面15aを加熱ローラ1
4側に向けた状態で定着部に進入させて、両ローラ1
1、14間で加熱及び圧着することにより、未定着トナ
ー像を第1面15aに定着させて印字(画像形成)す
る。また、電子写真装置は、定着部の搬送路上流側に、
印字用紙15における第1面15aの裏側の第2面15
bを、定着部での定着処理に先だって加熱する予熱プレ
ート(予熱部)17を備える。予熱プレート17は、印
字用紙15の搬送方向Aと直交する方向に長い長方形状
に形成されている。
は、加熱ローラ11と、加熱ローラ11に接触する加圧
ローラ14とを有する定着部を備えている。搬送路を搬
送される印字用紙(記録紙)15を、印字用紙15の未
定着トナー像が転写された第1面15aを加熱ローラ1
4側に向けた状態で定着部に進入させて、両ローラ1
1、14間で加熱及び圧着することにより、未定着トナ
ー像を第1面15aに定着させて印字(画像形成)す
る。また、電子写真装置は、定着部の搬送路上流側に、
印字用紙15における第1面15aの裏側の第2面15
bを、定着部での定着処理に先だって加熱する予熱プレ
ート(予熱部)17を備える。予熱プレート17は、印
字用紙15の搬送方向Aと直交する方向に長い長方形状
に形成されている。
【0015】予熱プレート17は、両端部に、一対の連
結アーム18を一体に備えている。予熱プレート17
は、一対の連結アーム18の先端部に夫々形成された嵌
合孔11bが、加熱ローラ11の回転中心軸11aの両
端部に嵌合されることにより、図1のように、加熱ロー
ラ11及び加圧ローラ14に対して所定の角度を維持す
るように連結されている。
結アーム18を一体に備えている。予熱プレート17
は、一対の連結アーム18の先端部に夫々形成された嵌
合孔11bが、加熱ローラ11の回転中心軸11aの両
端部に嵌合されることにより、図1のように、加熱ロー
ラ11及び加圧ローラ14に対して所定の角度を維持す
るように連結されている。
【0016】予熱プレート17及び一対の連結アーム1
8は、ステンレス、アルミニュウム合金、洋白及びリン
青銅等の熱伝導率が高い材料によって構成することがで
きる。予熱プレート17及び一対の連結アーム18は、
同じ材質から成る別部材を互いに組み合わせることによ
って構成することができ、或いは、異なる材質から成る
別部材を互いに組み合わせることによっても構成するこ
とができる。また、予熱プレート17及び一対の連結ア
ーム18は、同一材料で一体成形することによっても得
ることができる。
8は、ステンレス、アルミニュウム合金、洋白及びリン
青銅等の熱伝導率が高い材料によって構成することがで
きる。予熱プレート17及び一対の連結アーム18は、
同じ材質から成る別部材を互いに組み合わせることによ
って構成することができ、或いは、異なる材質から成る
別部材を互いに組み合わせることによっても構成するこ
とができる。また、予熱プレート17及び一対の連結ア
ーム18は、同一材料で一体成形することによっても得
ることができる。
【0017】更に、加圧ローラ14の回転中心軸14a
は、加熱ローラ11の回転中心軸11aより予熱プレー
ト17側に位置するように設けられている。これによ
り、搬送路を経由して搬送される印字用紙15は、両ロ
ーラ11、14間のニップ部nを通過した後に、図の上
方側に反り返るように若干カールされる。これにより、
全体的にカールされた印字用紙15の形状を矯正するこ
とができる。
は、加熱ローラ11の回転中心軸11aより予熱プレー
ト17側に位置するように設けられている。これによ
り、搬送路を経由して搬送される印字用紙15は、両ロ
ーラ11、14間のニップ部nを通過した後に、図の上
方側に反り返るように若干カールされる。これにより、
全体的にカールされた印字用紙15の形状を矯正するこ
とができる。
【0018】上記構成の電子写真装置では、まず、主電
源がオンして加熱ローラ11が加熱されると、その熱が
一対の連結アーム18を経由して予熱プレート17に伝
えられて、予熱プレート17が加熱される。この状態で
は、未定着トナー像を第1面15aに転写された印字用
紙15が、図1右方から用紙搬送路Aに沿って定着部に
進入する直前に、第2面15bを予熱プレート17上で
予熱される。これにより、加熱ローラ11の表面温度
と、印字用紙15の裏面である第2面15bとの温度差
が小さくなるため、印字用紙15の特に先端部のカール
が抑えられる。
源がオンして加熱ローラ11が加熱されると、その熱が
一対の連結アーム18を経由して予熱プレート17に伝
えられて、予熱プレート17が加熱される。この状態で
は、未定着トナー像を第1面15aに転写された印字用
紙15が、図1右方から用紙搬送路Aに沿って定着部に
進入する直前に、第2面15bを予熱プレート17上で
予熱される。これにより、加熱ローラ11の表面温度
と、印字用紙15の裏面である第2面15bとの温度差
が小さくなるため、印字用紙15の特に先端部のカール
が抑えられる。
【0019】両面印字を施す場合には、また、図3に示
すように、未定着トナー像の溶融、定着を第1面16a
に既に施された印字用紙16は、先端部16cが第1面
16a側にカールされている。この際、加圧ローラ14
が加熱ローラ11に対して用紙搬送路A上流側に変位し
ているため、両ローラ11、14は、同図右方から同搬
送路Aに沿って定着部に進入する印字用紙16を、加圧
ローラ14側に曲げるように導く。従って、先端部16
cがカールされた印字用紙16は、用紙搬送路Aを加圧
ローラ14側に導かれ、第2面16b側へのカールを有
効に抑えられながら定着部をスムーズに通過する。これ
により、両面印字する際に生じ易い用紙搬送不良が効果
的に防止される。
すように、未定着トナー像の溶融、定着を第1面16a
に既に施された印字用紙16は、先端部16cが第1面
16a側にカールされている。この際、加圧ローラ14
が加熱ローラ11に対して用紙搬送路A上流側に変位し
ているため、両ローラ11、14は、同図右方から同搬
送路Aに沿って定着部に進入する印字用紙16を、加圧
ローラ14側に曲げるように導く。従って、先端部16
cがカールされた印字用紙16は、用紙搬送路Aを加圧
ローラ14側に導かれ、第2面16b側へのカールを有
効に抑えられながら定着部をスムーズに通過する。これ
により、両面印字する際に生じ易い用紙搬送不良が効果
的に防止される。
【0020】以上のように、本電子写真装置では、加熱
ローラ11及び加圧ローラ14等に対する特殊な材料や
制御が必要なく、予熱プレート17も安価に製造可能で
あり、また予熱プレート17の追加による加熱ローラ1
1の熱量損失が小さいと共に加熱ローラ11の熱源の変
更が必要が無いため、上記効果に加え、装置構成を簡略
化させて、装置軽量化及び低消費電力化を実現させるこ
とが可能となる。
ローラ11及び加圧ローラ14等に対する特殊な材料や
制御が必要なく、予熱プレート17も安価に製造可能で
あり、また予熱プレート17の追加による加熱ローラ1
1の熱量損失が小さいと共に加熱ローラ11の熱源の変
更が必要が無いため、上記効果に加え、装置構成を簡略
化させて、装置軽量化及び低消費電力化を実現させるこ
とが可能となる。
【0021】なお、前記実施形態例では、本発明の予熱
部を長方形状の予熱プレート17として説明したが、予
熱部の形状は長方形に限らず任意に設定できる。
部を長方形状の予熱プレート17として説明したが、予
熱部の形状は長方形に限らず任意に設定できる。
【0022】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の電子写真装置は、上記実施
形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
形態例の構成から種々の修正及び変更を施した電子写真
装置も、本発明の範囲に含まれる。
づいて説明したが、本発明の電子写真装置は、上記実施
形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
形態例の構成から種々の修正及び変更を施した電子写真
装置も、本発明の範囲に含まれる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録紙を予熱部で予熱することにより、加熱ローラの表
面温度と記録紙の第2面との温度差を小さくして記録紙
のカールを抑えることができるので、定着時に記録紙に
発生するカールを効果的に防止することができる。
記録紙を予熱部で予熱することにより、加熱ローラの表
面温度と記録紙の第2面との温度差を小さくして記録紙
のカールを抑えることができるので、定着時に記録紙に
発生するカールを効果的に防止することができる。
【図1】本発明に係る電子写真装置の要部を示す側面図
である。
である。
【図2】図1の電子写真装置の要部を示す平面図であ
る。
る。
【図3】両面印字を行う際の同電子写真装置の要部を示
す側面図である。
す側面図である。
11 加熱ローラ 11a、14a 回転中心軸 14 加圧ローラ 15、16 印字用紙(記録紙) 15a、16a 第1面 15b、16b 第2面 17 予熱プレート(予熱部) 18 連結アーム(熱伝達部) A 用紙搬送路
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱ローラ及び該加熱ローラに接触する
加圧ローラを有する定着部と、該定着部の搬送路上流側
に配設され、記録紙の未定着トナー像が転写された第1
面の裏側の第2面を加熱する予熱部とを備え、搬送路を
経由して搬送される記録紙を該記録紙の前記第1面を加
熱ローラ側に向けた状態で前記定着部に進入させ、前記
加熱ローラと加圧ローラとの間で前記記録紙を加熱及び
圧着することにより未定着トナー像を定着させる電子写
真装置において、 前記予熱部と加熱ローラとを連結して該加熱ローラの熱
を前記予熱部に伝える熱伝達部を備え、 前記熱伝達部が、前記予熱部と前記加熱ローラの回転軸
とを連結する連結アームを有することを特徴とする電子
写真装置。 - 【請求項2】 前記加圧ローラの回転中心軸が、前記加
熱ローラの回転中心軸より前記予熱部側に位置すること
を特徴とする請求項1に記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18295296A JP2937868B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18295296A JP2937868B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1026893A JPH1026893A (ja) | 1998-01-27 |
JP2937868B2 true JP2937868B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=16127227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18295296A Expired - Fee Related JP2937868B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937868B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101074043B1 (ko) | 2004-07-02 | 2011-10-17 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 정착장치 |
JP2006215065A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5991272B2 (ja) * | 2013-06-26 | 2016-09-14 | カシオ電子工業株式会社 | 定着装置 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP18295296A patent/JP2937868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1026893A (ja) | 1998-01-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |