JPH0896939A - 定着ヒータ、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着ヒータ、定着装置及び画像形成装置

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Publication number
JPH0896939A
JPH0896939A JP23484294A JP23484294A JPH0896939A JP H0896939 A JPH0896939 A JP H0896939A JP 23484294 A JP23484294 A JP 23484294A JP 23484294 A JP23484294 A JP 23484294A JP H0896939 A JPH0896939 A JP H0896939A
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JP
Japan
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fixing
fixing heater
heating element
film
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP23484294A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiro Sato
滋洋 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Publication of JPH0896939A publication Critical patent/JPH0896939A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、印刷用紙のカールを回避すること
を主要な目的とする。 【構成】細長状の絶縁基板(11)と、前記絶縁基板(11)上
に該基板(11)の長手方向に沿って形成された発熱体(12)
と、前記絶縁基板(11)上で前記発熱体(11)の少なくとも
片側に該発熱体(11)に沿って形成された放熱用の熱伝導
性の高い膜(13)とを具備することを特徴とする定着ヒー
タ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複写機やプリ
ンター等のトナーを定着させるのに好適な定着ヒータ、
定着装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンター等のOA機器
等においては、トナー像を形成した印刷用紙をヒータ表
面に接触させながら通過させることにより、トナー像を
紙面に融着させて定着している。
【0003】この種の定着ヒータとしては、例えば図3
に示すようにアルミナからなる細長い絶縁基板31上にA
g系の材料からなる発熱体32をスクリーン印刷により形
成した構成のものが知られている。こうした構成の定着
ヒータ33は、図3に示すように加圧ローラ34と対向する
ように配置されて印刷用紙35を両者間をに搬送するよう
に使用される。なお、図中の矢印Xは印刷用紙35の搬送
方向を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定着ヒータによれば、発熱体32が位置するところで印刷
用紙35の表裏の温度差が生じ、図3に示すように印刷用
紙35が加圧ローラ側にカールするという欠点がある。
【0005】この発明はこうした事情を考慮してなされ
たもので、絶縁基板の表面あるいは裏面で前記発熱体の
片側に該発熱体に沿うように放熱用の熱伝導性の高い膜
を設けることにより、印刷用紙のカールを回避しえる定
着ヒータ、及びこれを用いた定着装置、画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、細長
状の絶縁基板と、前記絶縁基板上に該基板の長手方向に
沿って形成された発熱体と、前記絶縁基板上で前記発熱
体の少なくとも片側に該発熱体に沿って形成された放熱
用の熱伝導性の高い膜とを具備することを特徴とする定
着ヒータである。
【0007】本願第2の発明は、細長状の絶縁基板と、
前記絶縁基板上に該基板の長手方向に沿って形成された
発熱体と、前記絶縁基板の裏面で前記発熱体の少なくと
も片側に位置するように該発熱体に沿って形成された放
熱用の熱伝導性の高い膜とを具備することを特徴とする
定着ヒータである。
【0008】本願第3の発明は、前記熱伝導性の高い膜
が紙の排出側に位置する前記第1の発明の定着ヒータ
と、前記定着ヒータの発熱体の面側に前記定着ヒータと
対向して配置された加圧ローラと、前記定着ヒータと加
圧ローラの間を移動可能に設けられた定着フィルムを具
備することを特徴とする定着装置である。
【0009】本願第4の発明は、前記第2の発明の定着
ヒータと、前記定着ヒータの発熱体の面側に前記定着ヒ
ータと対向して配置された加圧ローラと、前記定着ヒー
タと加圧ローラの間を移動可能に設けられた定着フィル
ムを具備することを特徴とする定着装置である。
【0010】本願第5の発明は、画像の静電潜像を印刷
用紙に形成する第1手段と、静電潜像にトナーを付着し
て印刷用紙に画像を形成する第2手段と、画像を形成し
た印刷用紙を定着フィルムを介して加圧ローラにより定
着ヒータに圧接しながら通過させることによって画像を
定着させる前記定着装置を具備したことを特徴とする画
像形成装置である。
【0011】この発明において、熱伝導性の高い膜の材
料としては、例えばAg,Au,Ag/Pt,Pt等の
金属,あるいはBeO,AlN等のセラミックスが挙げ
られる。
【0012】
【作用】この発明に係る定着ヒータによれば、絶縁基板
の表面あるいは裏面で前記発熱体の片側に該発熱体に沿
うように放熱用の熱伝導性の高い膜を設けることによ
り、印刷用紙のカールを回避することができる。また、
熱伝導性の高い膜を発熱体と略同じ長さあるいはそれ以
上とすることにより、確実に印刷用紙の全体を冷却でき
る。
【0013】更に、上記定着ヒータは図6に示すよう
に、トナーの定着用として定着装置に組み込んで使用す
れば、紙面上に所定の画像にトナーを付着させた印刷用
紙を、定着フィルムを媒介して定着ヒータと加圧ローラ
に圧接させながら搬送し、定着ヒータの加熱によりトナ
ーを溶融させて良好な定着を行なうことができる。
【0014】更には、図7に示すような構成の定着装置
は、例えば図7に示すような複写機などの画像形成装置
に組み込まれる。同装置によれば、定着ヒータの温度の
低過ぎによるトナーの定着不足や温度の高過ぎによる裏
写りの発生を低減することができる。また、前記定着装
置を例えば複写機やプリンター又はファクシミリなどの
OA機器に組み込んで使用した場合には非常に鮮明な印
刷画像を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例につて図1を参照
して説明する。図中の符号11は、例えばアルミナからな
る細長い絶縁基板である。この絶縁基板上11上には、A
g系の材料からなる細長い発熱体12がスクリーン印刷に
より形成されている。この発熱体12の両端部には、端子
12a ,12b が設けられている。前記絶縁基板11上で前記
発熱体12の片側には、該発熱体12に沿って放熱用の熱伝
導性の高い膜13がスクリーン印刷により形成されてい
る。ここで、熱伝導性の高い膜13は発熱体12と略同じ長
さである。また、熱伝導性の高い膜13の材料は特に限定
されないが、放熱性が優れている金属例えばAg,A
u,Ag/Pt,Pt,あるいはBeO,AlN等を用
いるのがよい。また、熱伝導性の高い膜12の形成方法は
スクリーン印刷に限らず、例えば蒸着等の方法を用いて
もよい。前記発熱体12及び熱伝導性の高い膜13の大部分
を含む前記絶縁基板11上には、ガラス層14(図中の一点
鎖線の内側)が形成されている。
【0016】このように、上記実施例に係る定着ヒータ
は、絶縁基板11と、この絶縁基板11に形成されて両端部
に端子12a ,12b を有する発熱体12と、前記絶縁基板11
上で前記発熱体12の片側に該発熱体12に沿って形成され
た放熱用の熱伝導性の高い膜13を具備した構成になって
いる。
【0017】従って、発熱体12を発熱した際の定着ヒー
タにおける温度分布は図2に示すようになる。その結
果、図4に示すように、加圧ローラ41側に発熱体12が位
置するように定着ヒータ42をセットして印刷用紙43を搬
送すると、発熱体12からの熱が熱伝導性の高い膜13から
放出され、発熱体12が位置する印刷用紙43の表裏の温度
差が従来と比べて著しく小さくなり、印刷用紙43のカー
ルを回避することができる。また、熱伝導性の高い膜13
を発熱体12と略同じ長さにすることにより、確実に印刷
用紙43の全体を冷却できる。
【0018】上記定着ヒータは図6に示すように、トナ
ーの定着用として定着装置に組み込んで使用される。こ
の定着装置は、定着ヒータ42の発熱体と反対側の面に対
向して加圧ローラ61を配置し、定着ヒータ42と加圧ロー
ラ61の間に移動可能にフィルム状の定着フィルム62を設
けた構造となっている。そして、紙面上に所定の画像に
トナー63を付着させた印刷用紙を、定着フィルム62を媒
介して定着ヒータ42と加圧ローラ61に圧接させながら搬
送し、定着ヒータ62の加熱によりトナー63を溶融させて
定着させている。
【0019】図6示すような構成の定着装置64は、例え
ば図7に示すような複写機などの画像形成装置に組み込
まれる。同装置によれば、定着ヒータの温度の低過ぎに
よるトナーの定着不足や温度の高過ぎによる裏写りの発
生を低減することができる。また、前記定着装置を例え
ば複写機やプリンター又はファクシミリなどのOA機器
に組み込んで使用した場合には非常に鮮明な印刷画像を
得ることができる。
【0020】なお、上記実施例では、1つの発熱体が基
板の表面側でかつ印刷用紙の排出側に形成されている場
合について述べたが、これに限らず、発熱体が印刷用紙
の排出側のみならず搬入側にも形成されていてもよい。
また、図5に示すように、熱伝導性の高い膜53が絶縁基
板11の裏面側でかつ印刷用紙43の排出側に発熱体12に沿
うように形成された構成の定着ヒータ52でもよい。な
お、この場合も、熱伝導性の高い膜53は印刷用紙43の排
出側のみならず搬入側にも形成されていてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
絶縁基板の表面あるいは裏面で前記発熱体の片側に該発
熱体に沿うように放熱用の熱伝導性の高い膜を設けるこ
とにより、印刷用紙のカールを回避しえるとともに確実
に印刷用紙全体の冷却が可能なの定着ヒータ、及びこれ
を用いた定着装置、画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る定着ヒータの平面
図。
【図2】図1の定着ヒータの幅方向の温度分布特性図。
【図3】従来の定着ヒータを用いた場合の搬送用紙のカ
ールの状態を示す説明図。
【図4】図1の定着ヒータを用いた場合の搬送用紙の搬
送状態を示す説明図。
【図5】この発明の他の実施例に係る定着ヒータを用い
た場合の搬送用紙の搬送状態を示す説明図。
【図6】図1の定着ヒータを用いた定着装置の説明図。
【図7】図6の定着装置を用いた画像形成装置の説明
図。
【符号の説明】
11…絶縁基板、 12…発熱体、
12a ,12b …端子、13,53…熱伝導性の高い膜、 14…
ガラス層、 42,52…定着ヒータ、41,61…加圧
ローラ、 62…定着フィルム、 63…トナー、
64…定着装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長状の絶縁基板と、前記絶縁基板上に
    該基板の長手方向に沿って形成された発熱体と、前記絶
    縁基板上で前記発熱体の少なくとも片側に該発熱体に沿
    って形成された放熱用の熱伝導性の高い膜とを具備する
    ことを特徴とする定着ヒータ。
  2. 【請求項2】 細長状の絶縁基板と、前記絶縁基板上に
    該基板の長手方向に沿って形成された発熱体と、前記絶
    縁基板の裏面で前記発熱体の少なくとも片側に位置する
    ように該発熱体に沿って形成された放熱用の熱伝導性の
    高い膜とを具備することを特徴とする定着ヒータ。
  3. 【請求項3】 熱伝導性の高い膜は紙の排出側に位置す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の定着ヒ
    ータ。
  4. 【請求項4】 熱伝導性の高い膜は発熱体と略同じ長さ
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の定
    着ヒータ。
  5. 【請求項5】 熱伝導性の高い膜は発熱体より長いこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の定着ヒータ。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の定着ヒータと、前記定着
    ヒータの発熱体の面側に前記定着ヒータと対向して配置
    された加圧ローラと、前記定着ヒータと加圧ローラの間
    を移動可能に設けられた定着フィルムを具備することを
    特徴とする定着装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の定着ヒータと、前記定着
    ヒータの発熱体の面側に前記定着ヒータと対向して配置
    された加圧ローラと、前記定着ヒータと加圧ローラの間
    を移動可能に設けられた定着フィルムを具備することを
    特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】 画像の静電潜像を印刷用紙に形成する第
    1手段と、静電潜像にトナーを付着して印刷用紙に画像
    を形成する第2手段と、画像を形成した印刷用紙を定着
    フィルムを介して加圧ローラにより定着ヒータに圧接し
    ながら通過させることによって画像を定着させる請求項
    6又は請求項7記載の定着装置を具備したことを特徴と
    する画像形成装置。
JP23484294A 1994-09-29 1994-09-29 定着ヒータ、定着装置及び画像形成装置 Pending JPH0896939A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6316752B1 (en) * 1997-10-03 2001-11-13 Schaffler & Co., Gesellschaft Mbh Heating element with screen-printed Au-Pd resinate layer and Ag-Pd contact areas with solder resistant dams

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6316752B1 (en) * 1997-10-03 2001-11-13 Schaffler & Co., Gesellschaft Mbh Heating element with screen-printed Au-Pd resinate layer and Ag-Pd contact areas with solder resistant dams

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