JP2002072719A - 加熱定着装置および画像形成装置 - Google Patents
加熱定着装置および画像形成装置Info
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- JP2002072719A JP2002072719A JP2000254487A JP2000254487A JP2002072719A JP 2002072719 A JP2002072719 A JP 2002072719A JP 2000254487 A JP2000254487 A JP 2000254487A JP 2000254487 A JP2000254487 A JP 2000254487A JP 2002072719 A JP2002072719 A JP 2002072719A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ヒータに対する外付けの温度検知素子および過
昇温防止素子の位置を保証し、正確な温度検知が行なえ
る定着装置を提供する。 【解決手段】ホルダー601cの凹部内にヒータ601aを保
持すると共に、該凹部の記録シートの搬送方向上流側に
ヒータの長手方向全域が当接する突き当て部を設け、こ
の突き当て部にヒータ601aを突き当て、さらに接着剤
によりヒータ601aを接着固定する。
昇温防止素子の位置を保証し、正確な温度検知が行なえ
る定着装置を提供する。 【解決手段】ホルダー601cの凹部内にヒータ601aを保
持すると共に、該凹部の記録シートの搬送方向上流側に
ヒータの長手方向全域が当接する突き当て部を設け、こ
の突き当て部にヒータ601aを突き当て、さらに接着剤
によりヒータ601aを接着固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式を用いた画像形成装置に適用される加熱定着
装置に関するものである。
電記録方式を用いた画像形成装置に適用される加熱定着
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱定着装置としては、熱ローラ
ー方式やフィルム加熱方式の装置が広く用いられてい
る。特にスタンバイ時に加熱定着装置に電力を供給せ
ず、消費電力を極力低く抑えた方法、詳しくはヒータ部
と加圧ローラの間にフィルムを介して記録材上のトナー
像を定着するフィルム加熱方式による加熱定着方法がす
でに提案されている。
ー方式やフィルム加熱方式の装置が広く用いられてい
る。特にスタンバイ時に加熱定着装置に電力を供給せ
ず、消費電力を極力低く抑えた方法、詳しくはヒータ部
と加圧ローラの間にフィルムを介して記録材上のトナー
像を定着するフィルム加熱方式による加熱定着方法がす
でに提案されている。
【0003】図8に定着器の概略構成、及び図9に発熱部
601、加圧ロール602の詳細の図を示す。
601、加圧ロール602の詳細の図を示す。
【0004】すなわち、図9において、ステイホルダー
(支持体)601Cに固定支持させた加熱部材(加熱体、以
下ヒータと記す)601aと、該ヒータ601aに耐熱性の薄
肉フィルム(以下、定着フィルムと記す)601bを挟ん
で所定幅のニップ部(定着ニップ部)Nを形成させて圧
接させた弾性加圧ローラ602を有する。ヒータ601aは、
基板上に形成された発熱抵抗層への通電により所定の温
度に加熱・温調される。定着フィルム601bは、不図示
の駆動手段あるいは加圧ローラ602の回転力により、定
着ニップ部Nにおいてヒータ601aの表面に密着・摺動し
つつ矢印aの方向に搬送移動されるようになっており、
円筒状あるいはエンドレスベルト状、もしくはロール巻
きの有端ウェブ状の部材である。
(支持体)601Cに固定支持させた加熱部材(加熱体、以
下ヒータと記す)601aと、該ヒータ601aに耐熱性の薄
肉フィルム(以下、定着フィルムと記す)601bを挟ん
で所定幅のニップ部(定着ニップ部)Nを形成させて圧
接させた弾性加圧ローラ602を有する。ヒータ601aは、
基板上に形成された発熱抵抗層への通電により所定の温
度に加熱・温調される。定着フィルム601bは、不図示
の駆動手段あるいは加圧ローラ602の回転力により、定
着ニップ部Nにおいてヒータ601aの表面に密着・摺動し
つつ矢印aの方向に搬送移動されるようになっており、
円筒状あるいはエンドレスベルト状、もしくはロール巻
きの有端ウェブ状の部材である。
【0005】ヒータ601aを所定の温度に加熱・温調さ
せ、定着フィルム601bを矢印の方向に搬送移動させた
状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム601bと加
圧ローラ602との間に被加熱材としての未定着トナー像
tを形成担持させた記録材Pを導入すると、記録材Pは
定着フィルム601bの面に密着して該定着フィルム601b
と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送される。この定着ニ
ップ部Nにおいて、記録材Pおよびトナー像tがヒータ
601aにより定着フィルム601bを介して加熱されて記録
材P上のトナー像tが加熱定着される。定着ニップ部N
を通った記録材部分は定着フィルム601bの面から剥離
して搬送される。
せ、定着フィルム601bを矢印の方向に搬送移動させた
状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム601bと加
圧ローラ602との間に被加熱材としての未定着トナー像
tを形成担持させた記録材Pを導入すると、記録材Pは
定着フィルム601bの面に密着して該定着フィルム601b
と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送される。この定着ニ
ップ部Nにおいて、記録材Pおよびトナー像tがヒータ
601aにより定着フィルム601bを介して加熱されて記録
材P上のトナー像tが加熱定着される。定着ニップ部N
を通った記録材部分は定着フィルム601bの面から剥離
して搬送される。
【0006】加熱部材としてのヒータ601aには一般に
セラミックヒータが使用され、最近では、画像形成装置
の多種の記録材材への対応、高速化対応するために図10
に示すようなヒータが提案されている。このヒータは、
基板上に2つの導通抵抗層H1とH2とを長手方向に平
行に設け、長さの短い(L2)導通抵抗層H2を中央部
に設けており、長さの長い(L1)導通抵抗層H1に対
して短い導通抵抗層H2は両側に長さL3、L4の間隔
を有しており、一方の端部には通電用の2つの端子部で
構成される電極部601a-aが設けられ、他方の端部には
両方の導通抵抗層を共通に接続する共通電極部601a-b
が形成されている。
セラミックヒータが使用され、最近では、画像形成装置
の多種の記録材材への対応、高速化対応するために図10
に示すようなヒータが提案されている。このヒータは、
基板上に2つの導通抵抗層H1とH2とを長手方向に平
行に設け、長さの短い(L2)導通抵抗層H2を中央部
に設けており、長さの長い(L1)導通抵抗層H1に対
して短い導通抵抗層H2は両側に長さL3、L4の間隔
を有しており、一方の端部には通電用の2つの端子部で
構成される電極部601a-aが設けられ、他方の端部には
両方の導通抵抗層を共通に接続する共通電極部601a-b
が形成されている。
【0007】ヒータ601aの基板は熱伝導率の良いAL
N(窒化アルミニュム)からなり、導通抵抗層H1,H2
は加圧ロール602が加圧されている側とは反対側に設け
られている。これは、従来は加圧ロール602に加圧され
る側に導通抵抗層を設けて絶縁機能を確保する為にガラ
スコートをしていたが、ALNの熱伝導率がガラスより
良く、前記構成をとることで効率よく記録材に熱を伝達
して定着できるからである。
N(窒化アルミニュム)からなり、導通抵抗層H1,H2
は加圧ロール602が加圧されている側とは反対側に設け
られている。これは、従来は加圧ロール602に加圧され
る側に導通抵抗層を設けて絶縁機能を確保する為にガラ
スコートをしていたが、ALNの熱伝導率がガラスより
良く、前記構成をとることで効率よく記録材に熱を伝達
して定着できるからである。
【0008】また、図11にはヒータ601aがステイホル
ダー(支持体)601Cの両端部に形成された端部突き当て
部601C-a、突き当て部601C-bで記録材の搬送方向の位
置決めがなされ、ステイホルダー(支持体)601Cに接着
されている。ヒータ601aの電極部601a-a、601a-bに
は、コネクタ601g、601hが図12に示すように嵌合し
て、接点部と電極部とが接触することで、交流電流が供
給される。
ダー(支持体)601Cの両端部に形成された端部突き当て
部601C-a、突き当て部601C-bで記録材の搬送方向の位
置決めがなされ、ステイホルダー(支持体)601Cに接着
されている。ヒータ601aの電極部601a-a、601a-bに
は、コネクタ601g、601hが図12に示すように嵌合し
て、接点部と電極部とが接触することで、交流電流が供
給される。
【0009】導通抵抗層は、幅の広い記録材を定着する
際に発熱する導通抵抗層H1と、幅の狭い記録材を定着
する際に発熱する導通抵抗層H2とからなっている。つ
まり、幅の狭い記録材を定着する際に問題となっていた
記録材が通過しない領域(L3,L4領域)での温度上昇
(以下非通紙部昇温という)によるステイホルダー(支
持体)601Cおよび、フィルム601b、ヒータ601aの破損
を防ぐことを目的としている。
際に発熱する導通抵抗層H1と、幅の狭い記録材を定着
する際に発熱する導通抵抗層H2とからなっている。つ
まり、幅の狭い記録材を定着する際に問題となっていた
記録材が通過しない領域(L3,L4領域)での温度上昇
(以下非通紙部昇温という)によるステイホルダー(支
持体)601Cおよび、フィルム601b、ヒータ601aの破損
を防ぐことを目的としている。
【0010】また、図13に示すように、ヒータ601aに
は温度検知素子601eと、過昇温防止素子601fが所定圧
力で、ヒータ601aに当接する構成になっている。温度
検知素子601eはヒータ601aの温度を検知し、その信号
でコントローラ(図不示)がヒータ601aの温度を制御
している。また過昇温防止素子601fはヒータ601aが異
常に高温に達した際に、ヒータ601aへの交流電流の供
給を遮断する働きをしている。
は温度検知素子601eと、過昇温防止素子601fが所定圧
力で、ヒータ601aに当接する構成になっている。温度
検知素子601eはヒータ601aの温度を検知し、その信号
でコントローラ(図不示)がヒータ601aの温度を制御
している。また過昇温防止素子601fはヒータ601aが異
常に高温に達した際に、ヒータ601aへの交流電流の供
給を遮断する働きをしている。
【0011】また、幅の広い記録材を定着する際に発熱
する導通抵抗層H1は記録材の通紙方向上流側に配置さ
れ、またヒータ601aには熱伝導率の良いALN基板を使
用することで、記録材に少しでも長い時間効率良く熱を
伝達させることができ、画像形成装置の高速化に対応で
きるようになった。
する導通抵抗層H1は記録材の通紙方向上流側に配置さ
れ、またヒータ601aには熱伝導率の良いALN基板を使
用することで、記録材に少しでも長い時間効率良く熱を
伝達させることができ、画像形成装置の高速化に対応で
きるようになった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
例では下記の様な問題点がある。
例では下記の様な問題点がある。
【0013】幅の広い記録材を定着する際に発熱する導
通抵抗層H1は、ヒータ601aの幅中心より記録材の通紙
方向で上流側に位置するため、ヒータ601aの上流と下
流での熱膨張の差によって、図14に示すように、下流側
の中央部が突出するように湾曲したそりの変形を生じ
る。前記のような変形が生じると、温度検知素子及び、
過昇温防止素子はステイホルダー(支持体)601Cに固定
されているために、ヒータ601aに対して位置がずれる
ことになる。
通抵抗層H1は、ヒータ601aの幅中心より記録材の通紙
方向で上流側に位置するため、ヒータ601aの上流と下
流での熱膨張の差によって、図14に示すように、下流側
の中央部が突出するように湾曲したそりの変形を生じ
る。前記のような変形が生じると、温度検知素子及び、
過昇温防止素子はステイホルダー(支持体)601Cに固定
されているために、ヒータ601aに対して位置がずれる
ことになる。
【0014】よって、温度検知素子601eによる温度検知
が正確に行なわれない為に、所定温度以上にヒータ601
aの温度が上昇して、フィルム601b側にトナー画像が転
写して、再び記録材に転写されるオフセット(以下高温
オフセット)や、記録材のカールの悪化を引き起こす。
が正確に行なわれない為に、所定温度以上にヒータ601
aの温度が上昇して、フィルム601b側にトナー画像が転
写して、再び記録材に転写されるオフセット(以下高温
オフセット)や、記録材のカールの悪化を引き起こす。
【0015】また、過昇温防止素子601fのヒータ601a
に対する位置もずれていることから、異常時に所定温度
で交流電流の供給を遮断することができず、最悪はヒー
タ601aを破損させることになる。
に対する位置もずれていることから、異常時に所定温度
で交流電流の供給を遮断することができず、最悪はヒー
タ601aを破損させることになる。
【0016】ヒータに生じる反りによって、ヒータと温
度検知素子及び過昇温防止素子の位置ずれを防止できる
加熱定着装置およびこの加熱定着装置を備えた画像形成
装置を提供する。
度検知素子及び過昇温防止素子の位置ずれを防止できる
加熱定着装置およびこの加熱定着装置を備えた画像形成
装置を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、基板に通
電発熱する発熱抵抗層を有するヒータと、一方の面が前
記ヒータと摺動し他方の面が未定着画像を担持した記録
材と接し移動するフィルムと、前記ヒータを保持する保
持部材と、を有し、前記フィルムを介した前記ヒータか
らの熱により未定着画像を記録材上に定着する加熱定着
装置において、前記保持部材は、前記ヒータを記録材移
動方向上下流側のいずれかに突き当て前記ヒータを位置
決めする位置決め部を有し、前記位置決め部は前記ヒー
タの端部全域が突き当たっていることを特徴とする。
電発熱する発熱抵抗層を有するヒータと、一方の面が前
記ヒータと摺動し他方の面が未定着画像を担持した記録
材と接し移動するフィルムと、前記ヒータを保持する保
持部材と、を有し、前記フィルムを介した前記ヒータか
らの熱により未定着画像を記録材上に定着する加熱定着
装置において、前記保持部材は、前記ヒータを記録材移
動方向上下流側のいずれかに突き当て前記ヒータを位置
決めする位置決め部を有し、前記位置決め部は前記ヒー
タの端部全域が突き当たっていることを特徴とする。
【0018】第2の発明は、基板に通電発熱する発熱抵
抗層を有するヒータと、一方の面が前記ヒータと摺動し
他方の面が未定着画像を担持した記録材と接し移動する
フィルムと、前記ヒータを保持する保持部材と、を有
し、前記フィルムを介した前記ヒータからの熱により未
定着画像を記録材上に定着する加熱定着装置において、
前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向上下流側
のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めする第一の
突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒータの記
録材幅方向の略両端部に有し、かつ記録材幅方向の略中
央部にヒータの変形を防止する変形防止部を少なくとも
1つ有することを特徴とする。
抗層を有するヒータと、一方の面が前記ヒータと摺動し
他方の面が未定着画像を担持した記録材と接し移動する
フィルムと、前記ヒータを保持する保持部材と、を有
し、前記フィルムを介した前記ヒータからの熱により未
定着画像を記録材上に定着する加熱定着装置において、
前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向上下流側
のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めする第一の
突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒータの記
録材幅方向の略両端部に有し、かつ記録材幅方向の略中
央部にヒータの変形を防止する変形防止部を少なくとも
1つ有することを特徴とする。
【0019】第3の発明は、上記いずれかの発明で、前
記ヒータの発熱抵抗層の位置は、前記ヒータ基板の記録
材移動方向の幅中心からずれていることを特徴とする。
記ヒータの発熱抵抗層の位置は、前記ヒータ基板の記録
材移動方向の幅中心からずれていることを特徴とする。
【0020】第4の発明は、上記いずれかの発明で、前
記ヒータは複数の発熱抵抗層を有することを特徴とす
る。
記ヒータは複数の発熱抵抗層を有することを特徴とす
る。
【0021】第5の発明は、上記第2の発明で、前記ヒ
ータには、過熱防止素子が当接されていて、前記変形防
止部は、前記過熱防止素子近傍に位置することを特徴と
する。
ータには、過熱防止素子が当接されていて、前記変形防
止部は、前記過熱防止素子近傍に位置することを特徴と
する。
【0022】第6の発明は、上記第2の発明で、前記ヒ
ータには、温度検地素子が当接されていて、前記変形防
止部は、前記温度検地素子近傍に位置することを特徴と
する。
ータには、温度検地素子が当接されていて、前記変形防
止部は、前記温度検地素子近傍に位置することを特徴と
する。
【0023】第7の発明は、上記いずれかの発明で、前
記ヒータは、前記保持部材に接着材にて固定されている
ことを特徴とする。
記ヒータは、前記保持部材に接着材にて固定されている
ことを特徴とする。
【0024】第8の発明は、基板に通電発熱する発熱抵
抗層を有するヒータと、一方の面が前記ヒータと摺動し
他方の面が未定着画像を担持した記録材と接し移動する
フィルムと、前記ヒータを保持する保持部材と、を有
し、前記フィルムを介した前記ヒータからの熱により未
定着画像を記録材上に定着する加熱定着装置において、
前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向上下流側
のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めする第一の
突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒータの記
録材幅方向の略両端部に有し、前記突き当て部以外の前
記保持部材と前記ヒータとの隙間は耐熱性の充填材で埋
められていることを特徴とする。
抗層を有するヒータと、一方の面が前記ヒータと摺動し
他方の面が未定着画像を担持した記録材と接し移動する
フィルムと、前記ヒータを保持する保持部材と、を有
し、前記フィルムを介した前記ヒータからの熱により未
定着画像を記録材上に定着する加熱定着装置において、
前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向上下流側
のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めする第一の
突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒータの記
録材幅方向の略両端部に有し、前記突き当て部以外の前
記保持部材と前記ヒータとの隙間は耐熱性の充填材で埋
められていることを特徴とする。
【0025】第9の発明は、上記第1ないし第6のいず
れかの発明で、前記保持部材は耐熱性樹脂材料からな
り、前記保持部材を成型する際に、前記ヒータを一体で
成型していることを特徴とする。
れかの発明で、前記保持部材は耐熱性樹脂材料からな
り、前記保持部材を成型する際に、前記ヒータを一体で
成型していることを特徴とする。
【0026】第10の発明は、基板に通電により発熱す
る発熱抵抗層を有するヒータと、一方の面が前記ヒータ
と摺動し他方の面が未定着画像を担持した記録材と接し
移動するフィルムと、前記ヒータを保持する保持部材
と、を有し、前記フィルムを介した前記ヒータからの熱
により未定着画像を記録材上に定着する加熱定着装置に
おいて、前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向
上下流側のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めす
る第一の突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒ
ータの記録材幅方向の略両端部に有し、かつ第一の突き
当て部、および第二の突き当て部の前記ヒータをはさん
で対向する側に、変形防止部がそれぞれ設けられている
ことを特徴とする。
る発熱抵抗層を有するヒータと、一方の面が前記ヒータ
と摺動し他方の面が未定着画像を担持した記録材と接し
移動するフィルムと、前記ヒータを保持する保持部材
と、を有し、前記フィルムを介した前記ヒータからの熱
により未定着画像を記録材上に定着する加熱定着装置に
おいて、前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向
上下流側のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めす
る第一の突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒ
ータの記録材幅方向の略両端部に有し、かつ第一の突き
当て部、および第二の突き当て部の前記ヒータをはさん
で対向する側に、変形防止部がそれぞれ設けられている
ことを特徴とする。
【0027】第11の発明は、上記したいずれかの加熱
定着装置を有することを特徴とする画像形成装置にあ
る。
定着装置を有することを特徴とする画像形成装置にあ
る。
【0028】上記のいずれかの構成をとることで、導通
抵抗層がヒータ基板中心にない構成で、温度検知素子及
び過昇温防止素子がヒータ基板に対して外付けで圧接さ
れている定着器において、導通抵抗層に通電されること
でヒータに生じる反りによって、ヒータと温度検知素子
及び過昇温防止素子の位置がずれることを防止できる。
抵抗層がヒータ基板中心にない構成で、温度検知素子及
び過昇温防止素子がヒータ基板に対して外付けで圧接さ
れている定着器において、導通抵抗層に通電されること
でヒータに生じる反りによって、ヒータと温度検知素子
及び過昇温防止素子の位置がずれることを防止できる。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明に係る画像形成装置の構成図である。プリンタ本体
1の下部には給紙カセット2が装着されており、シート
積載板201に記録材(シート材)Pが積載されている。前
記記録材Pはピックアップロール202がメインモータ
(不図示)からの駆動で矢印A方向に回転することによ
って、記録材Pを給紙ロール203aとリタードロール203b
からなる給紙ロール対203に搬送し、前記記録材Pを一
枚ずつに分離した後、第一の搬送ロール301aとコロ301b
から成る第一の搬送ロール対301へと給送する。
発明に係る画像形成装置の構成図である。プリンタ本体
1の下部には給紙カセット2が装着されており、シート
積載板201に記録材(シート材)Pが積載されている。前
記記録材Pはピックアップロール202がメインモータ
(不図示)からの駆動で矢印A方向に回転することによ
って、記録材Pを給紙ロール203aとリタードロール203b
からなる給紙ロール対203に搬送し、前記記録材Pを一
枚ずつに分離した後、第一の搬送ロール301aとコロ301b
から成る第一の搬送ロール対301へと給送する。
【0030】前記第一の搬送ロール対301に搬送された
記録材Pは、第二の搬送ローラ302aとコロ302bから成る
第二の搬送ロール対302へと搬送され、さらに転写感光
体としての感光ドラム401と転写ロール402からなる転写
部へと搬送される。前記転写部では、コントローラ(不
図示)によって処理された画像信号を、スキャナー5に
よって前記転写感光体401に静電潜像として書き込み、
前記静電潜像をトナーで現像した後、記録材Pに未定着
画像として転写される。
記録材Pは、第二の搬送ローラ302aとコロ302bから成る
第二の搬送ロール対302へと搬送され、さらに転写感光
体としての感光ドラム401と転写ロール402からなる転写
部へと搬送される。前記転写部では、コントローラ(不
図示)によって処理された画像信号を、スキャナー5に
よって前記転写感光体401に静電潜像として書き込み、
前記静電潜像をトナーで現像した後、記録材Pに未定着
画像として転写される。
【0031】未定着画像を転写された記録材Pは転送ガ
イド403を経て、定着器6の入り口ガイド610へと搬送さ
れる。ヒータユニット601はセラミックヒータ601a、定
着フィルム601b、フィルムガイド601c、ステー材601d、
フランジ601e(不図示)からなり、セラミックヒータ60
1aは交流電流が供給されることによって発熱し、定着フ
ィルム601bを加熱、加圧ロール602で所定圧力で加圧さ
れることによって、搬送されてきた記録材Pの未定着画
像を定着する。
イド403を経て、定着器6の入り口ガイド610へと搬送さ
れる。ヒータユニット601はセラミックヒータ601a、定
着フィルム601b、フィルムガイド601c、ステー材601d、
フランジ601e(不図示)からなり、セラミックヒータ60
1aは交流電流が供給されることによって発熱し、定着フ
ィルム601bを加熱、加圧ロール602で所定圧力で加圧さ
れることによって、搬送されてきた記録材Pの未定着画
像を定着する。
【0032】定着フィルム601bは、ポリイミド層にフッ
素コーティング、加圧ロール602の弾性ゴム部はシリコ
ンゴムにPFAシートでチュービングされている構成で、
未定着画像を定着する際にトナーの付着が極力ないよう
にしている。
素コーティング、加圧ロール602の弾性ゴム部はシリコ
ンゴムにPFAシートでチュービングされている構成で、
未定着画像を定着する際にトナーの付着が極力ないよう
にしている。
【0033】また、プリンタ本体1内にあるメインモー
タ(不図示)からの駆動力が、図11に示す加圧ロールギア
604に伝達され、矢印a方向に加圧ロール602が回転し、
記録材Pを第一の排紙ロール603aと排紙コロ603bから成
る第一の排紙ローラ対603へと搬送する。記録材Pを加
圧ロール602で搬送している時は、フィルムガイド601c
でガイドされている定着フィルム601bは従動回転してい
る状態にある。
タ(不図示)からの駆動力が、図11に示す加圧ロールギア
604に伝達され、矢印a方向に加圧ロール602が回転し、
記録材Pを第一の排紙ロール603aと排紙コロ603bから成
る第一の排紙ローラ対603へと搬送する。記録材Pを加
圧ロール602で搬送している時は、フィルムガイド601c
でガイドされている定着フィルム601bは従動回転してい
る状態にある。
【0034】未定着画像を定着された記録材Pはその後
第二の排紙ロール701aとコロ701bから成る第二の排紙ロ
ール対701へと搬送され、フェースダウントレー702に排
紙積載される。
第二の排紙ロール701aとコロ701bから成る第二の排紙ロ
ール対701へと搬送され、フェースダウントレー702に排
紙積載される。
【0035】図2、図3は、本実施の形態に係る加熱定着
装置のヒータユニット部の構成図である。
装置のヒータユニット部の構成図である。
【0036】ステイホルダー(支持体)601Cの凹部内に
ヒータ601aは配置されており、ヒータ601aの記録材Pの
搬送方向上流側は、ステイホルダー(支持体)601Cに対
して全域突き当たった状態で接着されて固定されてい
る。
ヒータ601aは配置されており、ヒータ601aの記録材Pの
搬送方向上流側は、ステイホルダー(支持体)601Cに対
して全域突き当たった状態で接着されて固定されてい
る。
【0037】ヒータ601aの上流側に設けられている導
通抵抗層H1のみが点灯しても、ヒータ601aが中央部を
上流側に突出するように湾曲した形状に反る側には、長
手方向の全域に渡って突き当て部があり、これによりヒ
ータ601aの反りが防がれるので、一端部側の温度検知素
子601e及び中央部側の過昇温防止素子601fのヒータ601
aに対する位置がずれることはなく、正確な温度検知が
可能である。
通抵抗層H1のみが点灯しても、ヒータ601aが中央部を
上流側に突出するように湾曲した形状に反る側には、長
手方向の全域に渡って突き当て部があり、これによりヒ
ータ601aの反りが防がれるので、一端部側の温度検知素
子601e及び中央部側の過昇温防止素子601fのヒータ601
aに対する位置がずれることはなく、正確な温度検知が
可能である。
【0038】なお、本実施の形態において、通電発熱抵
抗層の位置は、前記加熱ヒータ基板の通紙上下流方向の
幅中心からずれている。
抗層の位置は、前記加熱ヒータ基板の通紙上下流方向の
幅中心からずれている。
【0039】(第2の実施の形態)以下に本発明に係る
第2の実施の形態を示す。
第2の実施の形態を示す。
【0040】図4は、本実施の形態に係る加熱定着装置
のヒータユニット部の構成図である。
のヒータユニット部の構成図である。
【0041】ステイホルダー(支持体)601Cの凹部内に
ヒータ601aは配置されている。そして、前記凹部の上流
側の端部には、両端部に突き当て部601c-aと、601c-b
とが形成され、その間に間隔を有して変形防止部601c-
cと601c-dとが形成されている。
ヒータ601aは配置されている。そして、前記凹部の上流
側の端部には、両端部に突き当て部601c-aと、601c-b
とが形成され、その間に間隔を有して変形防止部601c-
cと601c-dとが形成されている。
【0042】ヒータ601aの上流側は、ステイホルダー
(支持体)601Cの上に突き当て部601c-aと、601c-bで
突き当たった状態で接着されて固定されている。
(支持体)601Cの上に突き当て部601c-aと、601c-bで
突き当たった状態で接着されて固定されている。
【0043】突き当て部601c-aと、突き当て部601c-b
とはコネクタとの嵌合部で、変形防止部601c-dは温度
検知素子部、および変形防止部601a-cは過昇温防止素子
に相当する位置に設けている。
とはコネクタとの嵌合部で、変形防止部601c-dは温度
検知素子部、および変形防止部601a-cは過昇温防止素子
に相当する位置に設けている。
【0044】ステイホルダ601cの変形防止部601c-cと6
01c-dとヒータ601aとの間には、寸法公差上0.2mm程
度の隙間が生じているが、ヒータ601aの導通抵抗層H1
の発熱しても、ヒータ601aが反るのを防ぐには十分で
あり、温度検知素子601e及び、過昇温防止素子601fのヒ
ータ601aに対する位置がずれることは殆どなく、第1
の実施の形態と同様に正確な温度検知が可能である。
01c-dとヒータ601aとの間には、寸法公差上0.2mm程
度の隙間が生じているが、ヒータ601aの導通抵抗層H1
の発熱しても、ヒータ601aが反るのを防ぐには十分で
あり、温度検知素子601e及び、過昇温防止素子601fのヒ
ータ601aに対する位置がずれることは殆どなく、第1
の実施の形態と同様に正確な温度検知が可能である。
【0045】また、本実施の形態では、変形防止部601
c-cと変形防止部601c-dとは分かれているが、もちろ
ん前記両変形防止部をつなげても支障はない。
c-cと変形防止部601c-dとは分かれているが、もちろ
ん前記両変形防止部をつなげても支障はない。
【0046】(第3の実施の形態)図5、図6は本発明に
係る第3の実施の形態を示す。
係る第3の実施の形態を示す。
【0047】図5、図6は、本実施の形態に係る加熱定
着装置のヒータユニット部の構成図である。
着装置のヒータユニット部の構成図である。
【0048】ステイホルダー(支持体)601Cの凹部内に
ヒータ601aは配置されている。そして、前記凹部の上流
側の端部には突き当て部601c-aと、601c-bとが形成さ
れている。
ヒータ601aは配置されている。そして、前記凹部の上流
側の端部には突き当て部601c-aと、601c-bとが形成さ
れている。
【0049】そして、ヒータ601aの上流側はステイホ
ルダー(支持体)601Cの上に突き当て部601c-aと突き
当て部601c-bで突き当たった状態で接着されて固定さ
れている。
ルダー(支持体)601Cの上に突き当て部601c-aと突き
当て部601c-bで突き当たった状態で接着されて固定さ
れている。
【0050】突き当て部601c-aと突き当て部601c-b
は、コネクタ601g、601hとの嵌合部である。その他の部
分のステイホルダー(支持体)601Cとヒータ601aとの
上流および下流側の隙間a、bはシリコンゴムなどの熱
硬化型の充填材が充填されている。
は、コネクタ601g、601hとの嵌合部である。その他の部
分のステイホルダー(支持体)601Cとヒータ601aとの
上流および下流側の隙間a、bはシリコンゴムなどの熱
硬化型の充填材が充填されている。
【0051】よって、第1の実施の形態と同様に、ヒー
タ601aの導通抵抗層H1のみが点灯しても、ヒータ601
aが反る側には突き当て部601c-aと、601c-bがあり、
温度検知素子601e及び、過昇温防止素子601fのヒータ60
1aに対する位置がずれることはなく、正確な温度検知
が可能になる。
タ601aの導通抵抗層H1のみが点灯しても、ヒータ601
aが反る側には突き当て部601c-aと、601c-bがあり、
温度検知素子601e及び、過昇温防止素子601fのヒータ60
1aに対する位置がずれることはなく、正確な温度検知
が可能になる。
【0052】また、図7に示すように、ステイホルダー
(支持体)601Cは液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂から構
成されていることから、ステイホルダー(支持体)601C
を射出成型する際に、ヒータ601aを成型金型にセット
して成型するインサート成型で、ステイホルダー(支持
体)601Cとヒータ601aとの隙間を完全に無くす構成に
しても同様の効果が得られる。
(支持体)601Cは液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂から構
成されていることから、ステイホルダー(支持体)601C
を射出成型する際に、ヒータ601aを成型金型にセット
して成型するインサート成型で、ステイホルダー(支持
体)601Cとヒータ601aとの隙間を完全に無くす構成に
しても同様の効果が得られる。
【0053】(第4の実施の形態)図15は本発明に係
る第4の実施の形態を示す。
る第4の実施の形態を示す。
【0054】図15は、本実施の形態に係る加熱定着装置
のヒータユニット部の構成図である。
のヒータユニット部の構成図である。
【0055】ステイホルダー(支持体)601Cの凹部内に
ヒータ601aは配置されている。そして、ヒータ601aの
上流側は、ステイホルダー(支持体)601Cの突き当て部
601c−aと突き当て部601c−bに突き当たった状態で
接着されて固定されている。突き当て部601c-aと突き
当て部601c−bは、コネクタ601g、601hとの嵌合部で
ある。
ヒータ601aは配置されている。そして、ヒータ601aの
上流側は、ステイホルダー(支持体)601Cの突き当て部
601c−aと突き当て部601c−bに突き当たった状態で
接着されて固定されている。突き当て部601c-aと突き
当て部601c−bは、コネクタ601g、601hとの嵌合部で
ある。
【0056】また、突き当て部601c-aと突き当て部60
1c-bのヒータ601aを挟んで対向側には、変形防止部60
1c-eと変形防止部601c-fとが設けられている。
1c-bのヒータ601aを挟んで対向側には、変形防止部60
1c-eと変形防止部601c-fとが設けられている。
【0057】従来のヒータ601aの幅寸法の公差を考える
と、下流方向のヒータ601aとステイホルダ601cとの間に
はある程度の隙間が必要ではあるが、変形防止部601c-
eと変形防止部601c-fの付近のヒータ601aの幅寸法
を、研磨等の二次加工で精度良くだすことを行なえば、
本実施の形態の構成を採用することも可能になる。上記
構成をとることで、ヒータ601aの幅方向の両端部である
程度規制され、第1の実施の形態と同様に、ヒータ601
aの導通抵抗層H1のみが点灯しても、ヒータ601aの反
りを抑えることができ、温度検知素子601e及び、過昇温
防止素子601fのヒータ601aに対する位置がずれること
はなく、正確な温度検知が可能になる。
と、下流方向のヒータ601aとステイホルダ601cとの間に
はある程度の隙間が必要ではあるが、変形防止部601c-
eと変形防止部601c-fの付近のヒータ601aの幅寸法
を、研磨等の二次加工で精度良くだすことを行なえば、
本実施の形態の構成を採用することも可能になる。上記
構成をとることで、ヒータ601aの幅方向の両端部である
程度規制され、第1の実施の形態と同様に、ヒータ601
aの導通抵抗層H1のみが点灯しても、ヒータ601aの反
りを抑えることができ、温度検知素子601e及び、過昇温
防止素子601fのヒータ601aに対する位置がずれること
はなく、正確な温度検知が可能になる。
【0058】また、もちろん変形防止部601c-eと変形
防止部601c−fはステイホルダ601cで構成するのでは
なく、充填材でヒータ601aの位置を規制しても同様の効
果が得られる。
防止部601c−fはステイホルダ601cで構成するのでは
なく、充填材でヒータ601aの位置を規制しても同様の効
果が得られる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヒータに
対して外部から温度検知素子及び、過昇温防止素子を当
接させている定着装置において、ヒータに対する温度検
知素子及び、過昇温防止素子の位置が保証でき、正確な
温度検知が可能な定着装置及び画像形成装置を提供でき
る。
対して外部から温度検知素子及び、過昇温防止素子を当
接させている定着装置において、ヒータに対する温度検
知素子及び、過昇温防止素子の位置が保証でき、正確な
温度検知が可能な定着装置及び画像形成装置を提供でき
る。
【図1】本発明に係る実施の形態における画像形成装置
の構成図
の構成図
【図2】第1の実施の形態の加熱定着装置におけるヒー
タユニット部の構成図
タユニット部の構成図
【図3】図2のヒータユニットの断面図
【図4】第2の実施の形態の加熱定着装置におけるヒー
タユニット部の構成図
タユニット部の構成図
【図5】第3の実施の形態の加熱定着装置におけるヒー
タユニット部の構成図
タユニット部の構成図
【図6】図5のヒータユニットの断面図
【図7】(a)は第3の実施の形態の変形例を示す加熱
定着装置におけるヒータユニット部の構成図、(b)は
そのCC矢視断面図。
定着装置におけるヒータユニット部の構成図、(b)は
そのCC矢視断面図。
【図8】従来例に係る加熱定着装置の断面図
【図9】従来例に係る他の加熱定着装置の加熱部の断面
図
図
【図10】従来のヒータの構成を表す図
【図11】従来の加熱定着装置におけるヒータユニット部
の構成図
の構成図
【図12】従来のヒータユニット部におけるコネクタ部の
断面図
断面図
【図13】従来のヒータユニット部の断面図
【図14】(a)(b)従来のヒータの状態を表す図
【図15】本発明の第4の実施の形態の加熱定着装置にお
けるヒータユニット部の構成図
けるヒータユニット部の構成図
601a‥‥ヒータ 601b‥‥薄肉フィルム(定着フィルム) 601C‥‥ステイホルダー 601d‥‥ステー部材 601e‥‥温度検知素子 601f‥‥過昇温防止素子 601g、601h‥‥コネクタ 601f‥‥過昇温防止素子 602‥‥加圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 正貴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA18 AA24 BA32 BA38 BE03 3K058 AA41 BA18 CA23 CE13 CE19 DA04 DA05 GA06
Claims (11)
- 【請求項1】 基板に通電発熱する発熱抵抗層を有する
ヒータと、一方の面が前記ヒータと摺動し他方の面が未
定着画像を担持した記録材と接し移動するフィルムと、
前記ヒータを保持する保持部材と、を有し、前記フィル
ムを介した前記ヒータからの熱により未定着画像を記録
材上に定着する加熱定着装置において、 前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向上下流側
のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めする位置決
め部を有し、前記位置決め部は前記ヒータの端部全域が
突き当たっていることを特徴とする加熱定着装置。 - 【請求項2】 基板に通電発熱する発熱抵抗層を有する
ヒータと、一方の面が前記ヒータと摺動し他方の面が未
定着画像を担持した記録材と接し移動するフィルムと、
前記ヒータを保持する保持部材と、を有し、前記フィル
ムを介した前記ヒータからの熱により未定着画像を記録
材上に定着する加熱定着装置において、 前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向上下流側
のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めする第一の
突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒータの記
録材幅方向の略両端部に有し、かつ記録材幅方向の略中
央部にヒータの変形を防止する変形防止部を少なくとも
1つ有することを特徴とする加熱定着装置。 - 【請求項3】 前記ヒータの発熱抵抗層の位置は、前記
ヒータ基板の記録材移動方向の幅中心からずれているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の加熱定着装
置。 - 【請求項4】 前記ヒータは複数の発熱抵抗層を有する
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の加熱定
着装置。 - 【請求項5】 前記ヒータには、過熱防止素子が当接さ
れていて、前記変形防止部は、前記過熱防止素子近傍に
位置することを特徴とする請求項2に記載の加熱定着装
置。 - 【請求項6】 前記ヒータには、温度検地素子が当接さ
れていて、前記変形防止部は、前記温度検地素子近傍に
位置することを特徴とする請求項2に記載の加熱定着装
置。 - 【請求項7】 前記ヒータは、前記保持部材に接着材に
て固定されていることを特徴とする請求項1乃至6のい
ずれかに記載の加熱定着装置。 - 【請求項8】 基板に通電発熱する発熱抵抗層を有する
ヒータと、一方の面が前記ヒータと摺動し他方の面が未
定着画像を担持した記録材と接し移動するフィルムと、
前記ヒータを保持する保持部材と、を有し、前記フィル
ムを介した前記ヒータからの熱により未定着画像を記録
材上に定着する加熱定着装置において、 前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向上下流側
のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めする第一の
突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒータの記
録材幅方向の略両端部に有し、前記突き当て部以外の前
記保持部材と前記ヒータとの隙間は耐熱性の充填材で埋
められていることを特徴とする加熱定着装置。 - 【請求項9】 前記保持部材は耐熱性樹脂材料からな
り、前記保持部材を成型する際に、前記ヒータを一体で
成型していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
かに記載の加熱定着装置。 - 【請求項10】 基板に通電により発熱する発熱抵抗層
を有するヒータと、一方の面が前記ヒータと摺動し他方
の面が未定着画像を担持した記録材と接し移動するフィ
ルムと、前記ヒータを保持する保持部材と、を有し、前
記フィルムを介した前記ヒータからの熱により未定着画
像を記録材上に定着する加熱定着装置において、 前記保持部材は、前記ヒータを記録材移動方向上下流側
のいずれかに突き当て前記ヒータを位置決めする第一の
突き当て部、および第二の突き当て部を前記ヒータの記
録材幅方向の略両端部に有し、かつ第一の突き当て部、
および第二の突き当て部の前記ヒータをはさんで対向す
る側に、変形防止部がそれぞれ設けられていることを特
徴とする加熱定着装置。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
加熱定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254487A JP2002072719A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 加熱定着装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254487A JP2002072719A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 加熱定着装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002072719A true JP2002072719A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=18743424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000254487A Pending JP2002072719A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 加熱定着装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002072719A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017009892A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
JP2017009894A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
EP4086708A1 (en) | 2021-05-07 | 2022-11-09 | Ricoh Company, Ltd. | Heating device and image forming apparatus incorporating the heating device |
-
2000
- 2000-08-24 JP JP2000254487A patent/JP2002072719A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017009892A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
JP2017009894A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
EP4086708A1 (en) | 2021-05-07 | 2022-11-09 | Ricoh Company, Ltd. | Heating device and image forming apparatus incorporating the heating device |
US11940748B2 (en) | 2021-05-07 | 2024-03-26 | Ricoh Company Ltd. | Heating device including a plurality of pad positioning portions and image forming apparatus incorporating the heating device |
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