JPS5848694Y2 - 圧力定着器 - Google Patents

圧力定着器

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Publication number
JPS5848694Y2
JPS5848694Y2 JP9349380U JP9349380U JPS5848694Y2 JP S5848694 Y2 JPS5848694 Y2 JP S5848694Y2 JP 9349380 U JP9349380 U JP 9349380U JP 9349380 U JP9349380 U JP 9349380U JP S5848694 Y2 JPS5848694 Y2 JP S5848694Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
pressure
roller
fixing device
skew
Prior art date
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Expired
Application number
JP9349380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5719964U (ja
Inventor
勲 近藤
昭 中井
幹夫 天谷
守 穂刈
Original Assignee
富士通株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP9349380U priority Critical patent/JPS5848694Y2/ja
Publication of JPS5719964U publication Critical patent/JPS5719964U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5848694Y2 publication Critical patent/JPS5848694Y2/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子写真方式のノンインパクトプリンタやフ
ァクシミリ装置における画像定着器に関し、特にトナー
像が転写された連続用紙を互に圧接する一対の圧力ロー
ラ間を通してトナー像を圧力により定着させる方式の圧
力定着器に係るものである。
例えば電子写真式複写装置は、一般に光導電性ドラムの
記録面に静電潜像を形成し、これにトナーを付着させて
現像し、このトナー像を転写器によって記録用紙に転写
した後、定着器によって転写像の定着を行なうように構
成されている。
定着器としては熱定着器が従来一般的であったが、近年
は記録用紙としてカット紙(単葉紙)が使用される場合
には圧力定着器も用いられるようになった。
従来の圧力定着器の一例を添付図面の第1図を参照して
説明すれば、一対のローラ1および2を具備し、圧力ロ
ーラ1はモータ3により回転駆動され、また圧力ローラ
2がバネ4によって付勢されて圧力ローラ1に対し30
0〜400 kgの力で圧接されている。
トナー像(図示せず)が上面に転写された記録用紙5は
圧カローラ1,2間にはさみ込まれて加圧され、これに
よりトナーが押しつぶされて画像が用紙上に定着する。
しかるに、上記従来の圧力定着器は、記録用紙として連
続用紙が用いられる場合には次のような問題があってそ
の適用が非常に困難である。
すなわち、連続用紙の場合には、用紙の斜行やたるみ及
びシワが発生しやすく、画像のくずれやローラ表面への
オフセット等、定着性に著しい悪影響を及ぼす。
用紙の斜行は主に用紙張力の不均一によって生じ、その
対策としてはローラ圧力や用紙張力が均一となるように
調整してやれば良く、そのため用紙の斜行を検知し、ロ
ーラ圧力や用紙張力を調整して用紙斜行を修正する方法
及び装置が既に本出願人により提案されている。
一方、たるみやシワは用紙の斜行の発生に伴って生じる
他、前述したように斜行修正のために用紙張力等を調整
した場合にも生ずる。
用紙のたるみ及びシワを防止する手段としてテンション
アームが従来用いられている。
しかし、テンションアームは用紙が斜行していないとき
は用紙全体に均一な張力をかけることができるが、一旦
斜行が起きたときは用紙全体に張力を加えることかで゛
きないので゛、たるみやシワを防止することが困難であ
る。
従って本考案の目的は、上記のような問題を解決するこ
と、すなわち連続用紙を用いる場合において用紙の斜行
発生時または斜行修正時に用紙のたるみ及びシワが発生
するのを未然に防止することができ、従って記録用紙と
して連続用紙を使用する場合にも有効に適用可能な圧力
定着器を提供することにある。
本考案は、概略的には、冒頭に説明したような圧力定着
器において、圧力ローラの用紙入口部に、弾性的に付勢
されて用紙にその裏面側から垂直に押圧力を加えるよう
にした複数の押圧部材を用紙の横方向へ配列してなる緊
張装置を設け、用紙の斜行発生時あるいは斜行修正時に
生ずる用紙のたるみに応して押圧部材が用紙に張力を加
えてたるみを除去し、これによりシワの発生が防止され
るようにしたものである。
以下、本考案について実施例にもとづき図面を参照して
詳細に説明する。
本考案による圧力定着器の一実施例の全体構成を第2図
に概略的に側面図で示しである。
この圧力定着器は、第1図にもとづいて説明した基本構
成に加えて、更に斜行調整用ローラ7と、本考案による
緊張装置10とを具備している。
ここで、斜行調整用ローラ7は本考案の要旨に係るもの
ではないが、本考案の効果作用の理解を助けるために簡
単に説明しておく。
斜行調整用ローラ7の一端は調芯ベアリング等に回転自
在に支持され、また他端は図示してないが適当な手段に
より回転自在に且つ用紙5の送り方向と平行な矢印B、
B’方向へ進退可能に支持されている。
いま、用紙(連続用紙)5が用紙張力の不均一によって
斜行をはじめたとすると、これが斜行センサ(図示せず
)によって検出され、その出力信号にもとづき例えばモ
ータおよび゛リードスクリュー(図示せず)などにより
斜行修正用ローラ7の他端が一端を中心として矢印Bあ
るいは矢印B′方向へ回動される。
この結果、用紙5に加わる張力の分布が調整され、用紙
は張力の強い方へ引張られて斜行の修正が行なわれる。
以上のような用紙5の斜行発生時あるいはまた斜行調整
用ローラフによる斜行修正時にはいずれも用紙にたるみ
が生ヒ、シワが発生する。
緊張装置10はこのようなたるみやシワの発生を防止す
るためのものである。
緊張装置10は第2図に示すように圧力ローラ1.2の
用紙入口部に設けられ、第3図に明示するようにフレー
ム6(第2図参照)に固定支持される軸11に複数(図
示例は3つ)の湾曲した押圧板12を回動自在に取り付
け、更に押圧板12の後端にバネ13を設けて押圧板1
2の先端が常に上向きに付勢されるように構成されてい
る。
前述したように、斜行発生時あるいは斜行修正時に用紙
5にたるみが生じた場合、このたるみと対応する緊張装
置10の押圧板13の先端部が用紙5に裏面からほぼ垂
直に押圧力を加え、これによりたるみが緊張され、結果
的にシワの発生が防止されることになる。
尚、押圧板13の板幅は用紙幅の±〜±の範囲内6 が最適である。
板幅が広過ぎると用紙のたるみに応じた押圧力を加える
ことができず、たるみが有効に除去されない。
反対に板幅が狭過ぎると用紙が波打つようになり、かえ
って逆効果になる。
第4図は、本考案による緊張装置のもう1つの実施例を
示す。
この緊張装置20は、用紙押圧部材としてローラ22を
用いている。
押圧ローラ22はローラーアーム22の先端にベアリン
グ(図示せず)を介して回転自在に取り付けられ、ロー
ラーアーム22はフレーム6(第2図参照)に固定支持
される軸23に回動自在に取り付けられている。
そしてローラーアーム22の後端にバネ24を設けて、
押圧ローラ22が常に上向きに付勢されるように構成さ
れている。
緊張装置20の作用効果は基本的には第3図の緊張装置
10と同様であるが、押圧ローラ22の場合は押圧板1
2と比べて用紙との摩擦力が大幅に減少するため、用紙
の送りが非常に円滑になり、シワ防止が一層確実になる
という付加的利点がある。
以上のように、本考案による圧力定着器は、連続用紙の
斜行発生時あるいは斜行修正時のたるみを緊張装置の複
数の押圧部材により確実に除去してシワの発生を防止す
ることができ、連続用紙の圧力定着に非常に有効に適用
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来一般的な圧力定着器の概要を示す斜視図、
第2図は本考案に係る圧力定着器の一実施例の全体構成
を概略的に示す側面図、第3図は第2図の実施例におけ
る緊張装置の拡大斜視図、第4図は本考案に係る緊張装
置のもう1つの実施例を示す斜視図である。 1.2・・・・・・圧力ローラ、3・・・・・・モータ
、4・・・・・・バネ、5・・・・・・記録用紙(連続
用紙)、6・・・・・・フレーム、7・・・・・・斜行
調整用ローラ、10・・・・・・緊張装置、11・・・
・・・軸、12・・・・・・押圧板、13・・・・・・
バネ、20・・・・・・緊張装置、21・・・・・・押
圧ローラ、22・・・・・・ローラーアーム、23・・
・・・・軸、24・・・・・・バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トナー像が転写された連続用紙を互に圧接する一対の圧
    力ローラ間を通し加圧してトナー像を定着させる方式の
    圧力定着器において、圧力ローラの用紙入口部に、弾性
    的に付勢されて用紙にその裏面側から垂直に押圧力を加
    えるようにした複数の押圧部材を用紙の横方向へ配列し
    てなる緊張装置を設けたことを特徴とする圧力定着器。
JP9349380U 1980-07-04 1980-07-04 圧力定着器 Expired JPS5848694Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9349380U JPS5848694Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 圧力定着器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9349380U JPS5848694Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 圧力定着器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5719964U JPS5719964U (ja) 1982-02-02
JPS5848694Y2 true JPS5848694Y2 (ja) 1983-11-07

Family

ID=29455435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9349380U Expired JPS5848694Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 圧力定着器

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JP (1) JPS5848694Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5719964U (ja) 1982-02-02

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