JPH08301497A - 画像形成装置における用紙案内装置 - Google Patents
画像形成装置における用紙案内装置Info
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- JPH08301497A JPH08301497A JP7110783A JP11078395A JPH08301497A JP H08301497 A JPH08301497 A JP H08301497A JP 7110783 A JP7110783 A JP 7110783A JP 11078395 A JP11078395 A JP 11078395A JP H08301497 A JPH08301497 A JP H08301497A
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- JP
- Japan
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- paper
- guide plate
- guide
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/10—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
- B41J13/106—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet output section
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字済の用紙３が２枚の案内板１６，１７の
間を通過するとき、当該用紙３がバタついて案内板１６
の広幅面を叩き、騒音を発するのを防止する。 【構成】 印字済の用紙３は後シートガイドローラ１５
の箇所でインクシート１１と剥がされて接線２０方向に
搬送されるが、当該用紙３の先端が案内板１６における
凸部２１の箇所に至ると、接線２０を越えて強制的に他
方の案内板１７方向に湾曲させられ、凸部２１と他方の
案内板１７の湾曲状の隙間に沿うように用紙３は略Ｓ字
状に撓む。このように撓んだまま搬送される用紙３は、
それ自身の腰の強さのため、後シートガイドローラ１５
の箇所でインクシート１１と剥がされるときにもバタつ
くという振動を生じなくなる。従って、搬送される用紙
３の広幅面が案内板１６を叩いて、騒音を発することが
なくなる。
間を通過するとき、当該用紙３がバタついて案内板１６
の広幅面を叩き、騒音を発するのを防止する。 【構成】 印字済の用紙３は後シートガイドローラ１５
の箇所でインクシート１１と剥がされて接線２０方向に
搬送されるが、当該用紙３の先端が案内板１６における
凸部２１の箇所に至ると、接線２０を越えて強制的に他
方の案内板１７方向に湾曲させられ、凸部２１と他方の
案内板１７の湾曲状の隙間に沿うように用紙３は略Ｓ字
状に撓む。このように撓んだまま搬送される用紙３は、
それ自身の腰の強さのため、後シートガイドローラ１５
の箇所でインクシート１１と剥がされるときにもバタつ
くという振動を生じなくなる。従って、搬送される用紙
３の広幅面が案内板１６を叩いて、騒音を発することが
なくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ装置等の画像形成装置における画像形成部か
ら排出される用紙を案内するための装置の構成に関する
ものである。
ァクシミリ装置等の画像形成装置における画像形成部か
ら排出される用紙を案内するための装置の構成に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置における印
字手段としては、図４に示すように、回転するプラテン
ローラ１００の周面一側にサーマルヘッド１０１を押圧
し、プラテンローラ１００の周面に沿って通過する用紙
（普通紙）１０２の表面と前記サーマルヘッド１０１と
の間に熱転写のインクシート（インクリボン）１０３を
通過させ、サーマルヘッド１０１の発熱抵抗体に電圧印
加すると、その熱によりインクシート１０３のインクが
用紙表面に熱転写されて印字されるようにした印字部と
したものが知られている。
字手段としては、図４に示すように、回転するプラテン
ローラ１００の周面一側にサーマルヘッド１０１を押圧
し、プラテンローラ１００の周面に沿って通過する用紙
（普通紙）１０２の表面と前記サーマルヘッド１０１と
の間に熱転写のインクシート（インクリボン）１０３を
通過させ、サーマルヘッド１０１の発熱抵抗体に電圧印
加すると、その熱によりインクシート１０３のインクが
用紙表面に熱転写されて印字されるようにした印字部と
したものが知られている。
【０００３】その場合、発熱抵抗体の熱によりインクシ
ート１０３から溶解したインクが用紙１０２の表面に付
着した箇所が、プラテンローラ１００の回転により画像
形成部１０７から外れて放出側に移動すると、前記イン
クが固たまり、そのままでは、インクシート１０３が用
紙１０２の表面に付着したままとなるので、前記放出側
でインクシート１０３を用紙１０２の表面から引き剥が
すように、シートガイドローラ１０８の箇所でインクシ
ート１０３の搬送通路を湾曲させながら、巻取りリール
１０６にインクシート１０３を巻き取る一方、印字済の
用紙１０２は、当該用紙１０２の表裏面に対峙するよう
にした２枚のガイド板１０４，１０５の間（隙間）を通
過させて排出させるようにしている。
ート１０３から溶解したインクが用紙１０２の表面に付
着した箇所が、プラテンローラ１００の回転により画像
形成部１０７から外れて放出側に移動すると、前記イン
クが固たまり、そのままでは、インクシート１０３が用
紙１０２の表面に付着したままとなるので、前記放出側
でインクシート１０３を用紙１０２の表面から引き剥が
すように、シートガイドローラ１０８の箇所でインクシ
ート１０３の搬送通路を湾曲させながら、巻取りリール
１０６にインクシート１０３を巻き取る一方、印字済の
用紙１０２は、当該用紙１０２の表裏面に対峙するよう
にした２枚のガイド板１０４，１０５の間（隙間）を通
過させて排出させるようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記画
像形成部１０７から放出される用紙１０２がシートガイ
ドローラ１０８の箇所でインクシート１０３と引き剥が
されるとき、インクの付着箇所の多少やインクと用紙１
０２の表面との付着力の強弱により、当該用紙１０２が
振動しながら排出方向（２枚のガイド板１０４，１０５
の間に搬送されるので、この２枚のガイド板１０４，１
０５の少なくとも一方のガイド板の表面を用紙１０２の
表面または裏面が叩く現象が発生し、騒音の原因となっ
ていた。
像形成部１０７から放出される用紙１０２がシートガイ
ドローラ１０８の箇所でインクシート１０３と引き剥が
されるとき、インクの付着箇所の多少やインクと用紙１
０２の表面との付着力の強弱により、当該用紙１０２が
振動しながら排出方向（２枚のガイド板１０４，１０５
の間に搬送されるので、この２枚のガイド板１０４，１
０５の少なくとも一方のガイド板の表面を用紙１０２の
表面または裏面が叩く現象が発生し、騒音の原因となっ
ていた。
【０００５】特に、プラテンローラ１００の周面に近い
側のガイド板（通常用紙の下面と対峙する側のガイド板
１０５）は、その表面を画像形成部におけるプラテンロ
ーラ１００の周面接線とほぼ平行状に配置されているた
め、プラテンローラ１００の回転により放出される用紙
１０２は、その先端が前記２枚のガイド板１０４，１０
５による湾曲状の排出通路に届く前には何ら拘束されな
いから、前記のように用紙１０２がばたついて、ガイド
板１０５の表面を叩ような振動を抑えることができなか
った。
側のガイド板（通常用紙の下面と対峙する側のガイド板
１０５）は、その表面を画像形成部におけるプラテンロ
ーラ１００の周面接線とほぼ平行状に配置されているた
め、プラテンローラ１００の回転により放出される用紙
１０２は、その先端が前記２枚のガイド板１０４，１０
５による湾曲状の排出通路に届く前には何ら拘束されな
いから、前記のように用紙１０２がばたついて、ガイド
板１０５の表面を叩ような振動を抑えることができなか
った。
【０００６】本発明は、これらの従来の技術的課題を解
決すべくなされたものであって、簡単な構造で、画像形
成部から放出される用紙による騒音の発生を防止できる
ようにした画像形成装置における用紙案内装置を提供す
ることを目的とするものである。
決すべくなされたものであって、簡単な構造で、画像形
成部から放出される用紙による騒音の発生を防止できる
ようにした画像形成装置における用紙案内装置を提供す
ることを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明の画像形成装置における用紙
案内装置は、用紙に印字を行う印字手段と、該印字手段
に当接する回転ローラとからなる画像形成部を通過する
用紙を、搬送下流側に案内搬送するための２枚の案内板
から構成される用紙案内装置であって、２枚の案内板
を、用紙の表裏面に対峙させて湾曲状に形成し、画像形
成部における回転ローラの接線に対して回転ローラに近
い位置に配置した一方の案内板の表面には、当該表面に
接近する用紙を前記接線を越えて他方の案内板の表面側
に強制的に離反させるための凸部を設けたものである。
め、請求項１に記載の発明の画像形成装置における用紙
案内装置は、用紙に印字を行う印字手段と、該印字手段
に当接する回転ローラとからなる画像形成部を通過する
用紙を、搬送下流側に案内搬送するための２枚の案内板
から構成される用紙案内装置であって、２枚の案内板
を、用紙の表裏面に対峙させて湾曲状に形成し、画像形
成部における回転ローラの接線に対して回転ローラに近
い位置に配置した一方の案内板の表面には、当該表面に
接近する用紙を前記接線を越えて他方の案内板の表面側
に強制的に離反させるための凸部を設けたものである。
【０００８】また、請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載の画像形成装置における用紙案内装置において、
前記一方の案内板の表面に設ける凸部を、用紙の幅方向
に適宜間隔にて隔てて配置し、且つ用紙搬送方向に沿っ
て長手のリブ状に形成したものである。
に記載の画像形成装置における用紙案内装置において、
前記一方の案内板の表面に設ける凸部を、用紙の幅方向
に適宜間隔にて隔てて配置し、且つ用紙搬送方向に沿っ
て長手のリブ状に形成したものである。
【０００９】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図１は本発明を適用するファクシミリ装置にお
ける印字手段及び用紙案内装置１の要部側断面図を示
す。ファクシミリ装置の本体フレームの下部に配置した
給紙カセット箱（図示しない）の受け台に積層された用
紙３は、その上方の間欠回動する給紙ローラ（図示せ
ず）にて一枚ずつ捲られて湾曲状の２枚の給紙ガイド板
４，５の間に送られ、搬送ローラ対６，７の駆動にて印
字手段としてのライン型サーマルヘッド８とプラテンロ
ーラ（回転ローラ）９との間の画像形成部１０に送られ
る。この画像形成部１０を挟む前後の位置には、広幅シ
ート状のインクシート１１を巻回した供給リール１２と
巻取りリール１３とが配置され、インクシート１１は、
前シートガイドローラ１４から前記サーマルヘッド８と
プラテンローラ９との当接部（画像形成部１０）を通過
したのち、後シートガイドリール１５を経て巻取りリー
ル１３に巻き取られる。前記画像形成部１０にて印字さ
れた用紙３は２枚の案内板１６，１７の箇所を介して、
排出ローラ対１８，１９の駆動にて用紙受け台（図示せ
ず）に排出される。
明する。図１は本発明を適用するファクシミリ装置にお
ける印字手段及び用紙案内装置１の要部側断面図を示
す。ファクシミリ装置の本体フレームの下部に配置した
給紙カセット箱（図示しない）の受け台に積層された用
紙３は、その上方の間欠回動する給紙ローラ（図示せ
ず）にて一枚ずつ捲られて湾曲状の２枚の給紙ガイド板
４，５の間に送られ、搬送ローラ対６，７の駆動にて印
字手段としてのライン型サーマルヘッド８とプラテンロ
ーラ（回転ローラ）９との間の画像形成部１０に送られ
る。この画像形成部１０を挟む前後の位置には、広幅シ
ート状のインクシート１１を巻回した供給リール１２と
巻取りリール１３とが配置され、インクシート１１は、
前シートガイドローラ１４から前記サーマルヘッド８と
プラテンローラ９との当接部（画像形成部１０）を通過
したのち、後シートガイドリール１５を経て巻取りリー
ル１３に巻き取られる。前記画像形成部１０にて印字さ
れた用紙３は２枚の案内板１６，１７の箇所を介して、
排出ローラ対１８，１９の駆動にて用紙受け台（図示せ
ず）に排出される。
【００１０】そして、前記案内板１６，１７は後シート
ガイドローラ１５と排出ローラ対１８，１９との間で、
側面視湾曲状に屈曲させられている。そして、プラテン
ローラ９に近い側の案内板１６は、その先端がプラテン
ローラ９の周面に接近するように伸び、且つ案内板１６
の中途部には、前記後シートガイドローラ１５よりも搬
送下流側において、画像形成部１０におけるプラテンロ
ーラ９の接線２０を越えて他方の案内板１７方向に突出
するように湾曲した凸部２１が形成されている。
ガイドローラ１５と排出ローラ対１８，１９との間で、
側面視湾曲状に屈曲させられている。そして、プラテン
ローラ９に近い側の案内板１６は、その先端がプラテン
ローラ９の周面に接近するように伸び、且つ案内板１６
の中途部には、前記後シートガイドローラ１５よりも搬
送下流側において、画像形成部１０におけるプラテンロ
ーラ９の接線２０を越えて他方の案内板１７方向に突出
するように湾曲した凸部２１が形成されている。
【００１１】この構成によれば、搬送上流側から送られ
る用紙３とインクシート１１とは、サーマルヘッド８と
プラテンローラ９との押圧接触部である画像形成部１０
にて密接され、サーマルヘッド８の発熱抵抗体の熱によ
り、インクシート１１上の所定の画素部分のインクが溶
解して、用紙３表面に転写され画像形成される。そし
て、後シートガイドローラ１５の箇所迄は、前記インク
シート１１と用紙３とは、ほぼ密接した状態で前記接線
２０と平行状に放出されるが、当該後シートガイドロー
ラ１５の箇所でインクシート１１は前記接線２０から大
きく離れるように搬送されて巻取りリール１３に巻き取
られる。
る用紙３とインクシート１１とは、サーマルヘッド８と
プラテンローラ９との押圧接触部である画像形成部１０
にて密接され、サーマルヘッド８の発熱抵抗体の熱によ
り、インクシート１１上の所定の画素部分のインクが溶
解して、用紙３表面に転写され画像形成される。そし
て、後シートガイドローラ１５の箇所迄は、前記インク
シート１１と用紙３とは、ほぼ密接した状態で前記接線
２０と平行状に放出されるが、当該後シートガイドロー
ラ１５の箇所でインクシート１１は前記接線２０から大
きく離れるように搬送されて巻取りリール１３に巻き取
られる。
【００１２】他方、用紙３は後シートガイドローラ１５
の箇所でインクシート１１と剥がされて前記接線２０方
向に搬送されるが、当該用紙３の先端が案内板１６にお
ける凸部２１の箇所に至ると、前記接線２０を越えて強
制的に他方の案内板１７方向に湾曲させられ、前記凸部
２１と他方の案内板１７の湾曲状の隙間に沿うように用
紙３は略Ｓ字状に撓む。このように撓んだまま搬送され
る用紙３は、それ自身の腰の強さのため、後シートガイ
ドローラ１５の箇所でインクシート１１と剥がされると
きにもバタつくという振動を生じなくなる。従って、搬
送される用紙３の広幅面が案内板１６を叩いて、騒音を
発することがなくなるのである。
の箇所でインクシート１１と剥がされて前記接線２０方
向に搬送されるが、当該用紙３の先端が案内板１６にお
ける凸部２１の箇所に至ると、前記接線２０を越えて強
制的に他方の案内板１７方向に湾曲させられ、前記凸部
２１と他方の案内板１７の湾曲状の隙間に沿うように用
紙３は略Ｓ字状に撓む。このように撓んだまま搬送され
る用紙３は、それ自身の腰の強さのため、後シートガイ
ドローラ１５の箇所でインクシート１１と剥がされると
きにもバタつくという振動を生じなくなる。従って、搬
送される用紙３の広幅面が案内板１６を叩いて、騒音を
発することがなくなるのである。
【００１３】図２及び図３に示す実施例では、前記一方
の案内板１６の中途部の表面に設ける凸部２１を、用紙
搬送方向に沿って長手の複数枚のリブ２２により形成す
るものである。なお、このリブ２２は、案内板１６の上
面に用紙３の幅寸法にほぼわたるように、適宜間隔で複
数枚突設するのである。この実施例によっても、前記第
１実施例と同様の作用効果を奏するのである。そして、
リブ２２により凸部２１を形成するので、平たい案内板
１６の幅全体を凸状に湾曲するのに比べ、幅方向に異な
る位置の凸部２１の形状をそれぞれ任意に設定できると
いう効果も奏する。
の案内板１６の中途部の表面に設ける凸部２１を、用紙
搬送方向に沿って長手の複数枚のリブ２２により形成す
るものである。なお、このリブ２２は、案内板１６の上
面に用紙３の幅寸法にほぼわたるように、適宜間隔で複
数枚突設するのである。この実施例によっても、前記第
１実施例と同様の作用効果を奏するのである。そして、
リブ２２により凸部２１を形成するので、平たい案内板
１６の幅全体を凸状に湾曲するのに比べ、幅方向に異な
る位置の凸部２１の形状をそれぞれ任意に設定できると
いう効果も奏する。
【００１４】なお、本発明の印字手段は、サーマルヘッ
ドとインクシート（インクリボン）によるものばかりで
なく、感光体ドラムの静電潜像にトナーを付着させ、こ
のトナー像を用紙に転写した後、加熱押圧する定着する
形式の、いわゆる電子写真式のものであっても良い。
ドとインクシート（インクリボン）によるものばかりで
なく、感光体ドラムの静電潜像にトナーを付着させ、こ
のトナー像を用紙に転写した後、加熱押圧する定着する
形式の、いわゆる電子写真式のものであっても良い。
【００１５】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項１
に記載の発明の画像形成装置における用紙案内装置は、
用紙に印字を行う印字手段と、該印字手段に当接する回
転ローラとからなる画像形成部を通過する用紙を、搬送
下流側に案内搬送するための２枚の案内板から構成され
る用紙案内装置であって、２枚の案内板を、用紙の表裏
面に対峙させて湾曲状に形成し、画像形成部における回
転ローラの接線に対して回転ローラに近い位置に配置し
た一方の案内板の表面には、当該表面に接近する用紙を
前記接線を越えて他方の案内板の表面側に強制的に離反
させるための凸部を設けたものである。
に記載の発明の画像形成装置における用紙案内装置は、
用紙に印字を行う印字手段と、該印字手段に当接する回
転ローラとからなる画像形成部を通過する用紙を、搬送
下流側に案内搬送するための２枚の案内板から構成され
る用紙案内装置であって、２枚の案内板を、用紙の表裏
面に対峙させて湾曲状に形成し、画像形成部における回
転ローラの接線に対して回転ローラに近い位置に配置し
た一方の案内板の表面には、当該表面に接近する用紙を
前記接線を越えて他方の案内板の表面側に強制的に離反
させるための凸部を設けたものである。
【００１６】このように構成すると、印字済の用紙の先
端が一方の案内板における凸部の箇所に至ると、前記接
線を越えて強制的に他方の案内板方向に湾曲させられ、
前記凸部と他方の案内板の湾曲状の隙間に沿うように用
紙は略Ｓ字状に撓む。このように撓んだまま搬送される
用紙は、それ自身の腰の強さのため、バタつくという振
動を生じなくなる。従って、搬送される用紙の広幅面が
案内板を叩いて、騒音を発することがなくなるのであ
る。
端が一方の案内板における凸部の箇所に至ると、前記接
線を越えて強制的に他方の案内板方向に湾曲させられ、
前記凸部と他方の案内板の湾曲状の隙間に沿うように用
紙は略Ｓ字状に撓む。このように撓んだまま搬送される
用紙は、それ自身の腰の強さのため、バタつくという振
動を生じなくなる。従って、搬送される用紙の広幅面が
案内板を叩いて、騒音を発することがなくなるのであ
る。
【００１７】また、請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載の画像形成装置における用紙案内装置において、
前記一方の案内板の表面に設ける凸部を、用紙の幅方向
に適宜間隔にて隔てて配置し、且つ用紙搬送方向に沿っ
て長手のリブ状に形成したものである。この構成によれ
ば、請求項１記載の発明による作用・効果に加え、リブ
により凸部を形成するので、平たい案内板の幅全体を凸
状に湾曲するのに比べ、幅方向に異なる位置の凸部の形
状をそれぞれ任意に設定できるという効果も奏するので
ある。
に記載の画像形成装置における用紙案内装置において、
前記一方の案内板の表面に設ける凸部を、用紙の幅方向
に適宜間隔にて隔てて配置し、且つ用紙搬送方向に沿っ
て長手のリブ状に形成したものである。この構成によれ
ば、請求項１記載の発明による作用・効果に加え、リブ
により凸部を形成するので、平たい案内板の幅全体を凸
状に湾曲するのに比べ、幅方向に異なる位置の凸部の形
状をそれぞれ任意に設定できるという効果も奏するので
ある。
【図１】用紙案内装置の第１実施例の概略側面図であ
る。
る。
【図２】用紙案内装置の第１実施例の要部側断面図であ
る。
る。
【図３】図２の III−III 線矢視断面図である。
【図４】従来例の概略側面図である。
１ 用紙案内装置 ３ 用紙 ８ サーマルヘッド ９ プラテンローラ １０ 画像形成部 １１ インクシート １３ 巻取りリール １５ 後シートガイドローラ １６，１７ 案内板 ２０ 接線 ２１ 凸部 ２２ リブ
Claims (2)
- 【請求項１】 用紙に印字を行う印字手段と、該印字手
段に当接する回転ローラとからなる画像形成部を通過す
る前記用紙を、搬送下流側に案内搬送するための２枚の
案内板から構成される用紙案内装置であって、 前記２枚の案内板を、前記用紙の表裏面に対峙させて湾
曲状に形成し、前記画像形成部における回転ローラの接
線に対して回転ローラに近い位置に配置した一方の案内
板の表面には、当該表面に接近する用紙を前記接線を越
えて他方の案内板の表面側に強制的に離反させるための
凸部を設けたことを特徴とする画像形成装置における用
紙案内装置。 - 【請求項２】 前記一方の案内板の表面に設ける凸部
を、用紙の幅方向に適宜間隔にて隔てて配置し、且つ用
紙搬送方向に沿って長手のリブ状に形成したことを特徴
とする請求項１に記載の画像形成装置における用紙案内
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110783A JPH08301497A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 画像形成装置における用紙案内装置 |
| US08/633,078 US5667321A (en) | 1995-05-09 | 1996-04-16 | Paper guide apparatus for use in an image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110783A JPH08301497A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 画像形成装置における用紙案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301497A true JPH08301497A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14544514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7110783A Pending JPH08301497A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 画像形成装置における用紙案内装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5667321A (ja) |
| JP (1) | JPH08301497A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998011009A1 (fr) * | 1996-09-12 | 1998-03-19 | Nishimoto Sangyo Co., Ltd. | Dispositif de lecture de film du type a transmission |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000063005A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-02-29 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 搬送補助部材、媒体処理装置 |
| EP1454759A1 (en) * | 2003-03-07 | 2004-09-08 | Sagem SA | Unit, such as a facsimile unit, with a thermal printing device |
| JP4735077B2 (ja) * | 2005-06-27 | 2011-07-27 | 船井電機株式会社 | 熱転写プリンタおよび画像形成装置 |
| GB201221216D0 (en) | 2012-11-26 | 2013-01-09 | Hanna Moore & Curley | Printer with criss-cross duplexer |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5667321A (en) | 1997-09-16 |
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