JP2002249270A - 用紙排出装置および画像形成装置 - Google Patents

用紙排出装置および画像形成装置

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JP2002249270A
JP2002249270A JP2001378818A JP2001378818A JP2002249270A JP 2002249270 A JP2002249270 A JP 2002249270A JP 2001378818 A JP2001378818 A JP 2001378818A JP 2001378818 A JP2001378818 A JP 2001378818A JP 2002249270 A JP2002249270 A JP 2002249270A
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Yasushi Kiuchi
靖 木内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙トレイに既に排出された用紙が次に排出
される用紙によって押し出されることを防止する。 【解決手段】 押え部材18の傾斜部17によって、排
紙トレイ6に排出されている用紙P1の後端P1b部分
を下方に押し付けて、用紙P1の後端P1bにおける延
長線Lが後続の用紙P2における先端P2aの排出経路
Iよりも下にあるように規制し、後続の用紙P2におけ
る先端P2aがカールの付いている用紙P1の後端P1
bを排紙トレイ6から押し出すことを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,レーザプ
リンタ,ファクシミリ装置などの画像形成部に適用され
る用紙排出装置に係り、特に電子写真式画像形成部を搭
載した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例を説明するための画像形成
装置における用紙排出部の要部を示す断面図である。
【0003】図6において、1はヒータ2を内蔵した加
熱ローラ、3は加熱ローラ1に圧接する加圧ローラ、4
は排紙ローラ、5は排紙対向ローラ、6は排紙トレイで
あり、図示しない電子写真式画像形成部において感光体
からのトナー像が転写され、かつ搬送手段によって送ら
れてくる用紙Pは、定着部である加熱ローラ1と加圧ロ
ーラ3とのニップNにおいて、加熱,加圧を受けてトナ
ー像の定着処理が行われる。定着処理後、用紙Pは排紙
ローラ4と排紙対向ローラ5によって排紙トレイ6上に
排出される。このようにして、排紙トレイ6には画像形
成されて定着処理を受けた用紙Pが順次スタックされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、排出された
用紙Pのなかには、定着部にて受ける熱ストレスによっ
てカールすることがあり、紙質あるいは雰囲気温度によ
って、図7に示す用紙P1のように、排紙方向Aに対し
て直交する方向に円弧状になるカールが生じることがあ
る。
【0005】この場合、図6,図7に示すように、次に
排紙トレイ6に排出される用紙P2の先端P2aの位置
よりも、既に排出されカールが付いている用紙P1の後
端P1bの位置の方が高くなってしまい、後続の用紙P
2における先端P2aによってカールが付いている用紙
P1の後端P1bが押され、カールが付いている用紙P
1が排紙トレイ6から押し出され、用紙の損傷,紛失を
発生させることがあった。
【0006】特開平4−298450号公報には、排紙
ローラ近傍に、排出される用紙の後端を排紙トレイ方向
へ押圧する弾性押圧部材を設けた構成の用紙排出装置が
記載されているが、前記のように後続の用紙P2におけ
る先端P2aによってカールが付いている用紙P1の後
端P1bが押され、カールが付いている用紙P1が排紙
トレイ6から押し出されることを防ぐことはできない。
【0007】本発明の目的は、前記従来の課題を解決
し、排紙トレイに既に排出された用紙が次に排出される
用紙によって押し出されることを防止することができる
用紙排出装置および画像形成装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、用紙を加熱する回転可能な
加熱ローラおよびこの加熱ローラに圧接する加圧手段を
有する定着部における前記加熱ローラと前記加圧手段と
のニップを通過した用紙を排出する排紙ローラと、排出
された用紙をスタックする排紙トレイと、排出された用
紙を上方から押し付ける押え部材とを備えた用紙排出装
置において、前記押え部材を、前記排紙ローラによって
排出される用紙の先端部分には接触せず、前記排紙ロー
ラによって排出された用紙の後端部分に接触する位置に
設置したことを特徴とし、この構成によって、既に排出
されている用紙にカールが付いていても、その用紙の後
端部分が押え部材により押下されているため、次に排出
される用紙の先端が、既に排出されている用紙の後端に
干渉することなく排出されることになる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の用
紙排出装置において、排紙トレイに排出された用紙の後
端における延長線が、排紙ローラにおける用紙排出位置
において、該排紙ローラによって排出される用紙の先端
部分よりも下方に位置するように、押え部材により用紙
の後端部分を押し付けることを特徴とし、この構成によ
って、次に排出される用紙の先端が、既に排出されてい
る用紙の後端に干渉することなく排出される。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の用紙排出装置において、押え部材を、排紙ローラ
による用紙の排出方向より上方に設置したことを特徴と
し、この構成によって、押え部材が用紙を押え付ける必
要があるときのみ用紙と接触して、常時、用紙と接触し
ないため、押え部材の摩耗および用紙の擦れスジの発生
を防ぐことができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載の用紙排出装置において、押え部材を、排紙ト
レイにおける用紙のスタック枚数が少ないときには用紙
と接触せず、所定のスタック枚数以上になったときに用
紙と接触する位置に設置したことを特徴とし、この構成
によって、カールの影響が大きいスタック枚数の多くな
ったときにのみ、押え部材により用紙の後端部分を押し
付けるようにすることにより、常時、用紙と接触しない
ため、押え部材の摩耗および用紙の擦れスジの発生を防
ぐことができる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の用
紙排出装置において、前記排紙トレイにおける用紙のス
タック枚数が少ないときには前記押え部材と用紙とが接
触せず、所定のスタック枚数以上になったときに前記押
え部材と用紙とが接触するように前記排紙トレイの用紙
載置面の角度を設定したことを特徴とし、この構成によ
って、カールの影響が大きいスタック枚数の多くなった
ときにのみ、押え部材により用紙の後端部分を押し付け
るようにすることにより、常時、用紙と接触しないた
め、押え部材の摩耗および用紙の擦れスジの発生を防ぐ
ことができる。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の用紙排出装置において、前記押え部材における用
紙との接触部に回転可能なコロを設けたことを特徴と
し、この構成によって、押え部材の摩耗が低減できる。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項4,5また
は6記載の用紙排出装置において、前記押え部材を複数
設け、前記押え部材における用紙との接触部の間隔が20
mm以下になるように並列配置したこと特徴とし、この
構成によって、カールした用紙の膨らみがこの押え部材
間の中に深く入り込むことが防止される。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項1,2,3
または4記載の用紙排出装置において、押え部材を、装
置本体の構成部材における一部に一体に形成したことを
特徴とし、この構成によって、部品点数を少なくするこ
とができる。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1記載の用
紙排出装置において、排紙トレイにおける用紙排出方向
の下流側で、かつ該排紙トレイに対する標準定形用紙が
正常に排出されたときには当接しない位置に、用紙停止
用の傾斜面を形成したことを特徴とし、この構成によっ
て、排出された用紙が排紙トレイ上に適正にスタックさ
れる。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
用紙排出装置において、排紙トレイにおける傾斜面の表
面粗さを、該排紙トレイの他の部位よりも粗くしたこと
を特徴とし、この構成によって、傾斜面における停止抵
抗が増し、用紙を確実に停止させることができるように
なる。
【0018】請求項11記載の発明は、感光体に形成さ
れたトナー像が転写部によって転写された用紙に対して
加熱,加圧して定着処理を行う回転可能な加熱ローラと
加圧手段とからなる定着部と、この定着部を通過した用
紙を排出する排紙ローラと、排出された用紙をスタック
する排紙トレイと、排出された用紙を上方から押し付け
る押え部材とを備えた画像形成装置において、請求項1
〜7のいずれか1項に記載の用紙排出装置を搭載したこ
とを特徴とし、この構成によって、特に加熱,加圧が行
われる定着処理を伴なう電子写真式画像形成プロセスに
おいて用紙に発生しやすいカールによる搬送,排紙上の
問題を解消することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明
において、図6,図7にて説明した従来例における部材
に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略
する。
【0020】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めの電子写真式画像形成装置の概略構成を示す断面図、
図2は図1における用紙排出装置の要部の拡大図であ
り、10は感光体ドラム、11は感光体ドラム10の表
面を均一に帯電させる帯電ローラ、12は画像データに
基づいて感光体ドラム10の表面を露光して潜像を形成
するレーザ光、13は感光体ドラム10の潜像をトナー
現像する現像ローラ、14はトナー像を感光体ドラム1
0から搬送されてくる用紙に転写する転写ローラ、15
は転写後の残留トナーなどを感光体ドラム10から除去
するクリーニングブレード、16は用紙搬送路を示す。
【0021】前記構成の電子写真式画像形成部において
トナー像が転写された用紙P、定着部である加熱ローラ
1と加圧ローラ3とのニップNにおいて、加熱,加圧を
受けてトナー像の定着処理が行われる。定着処理後、用
紙Pは排紙ローラ4と排紙対向ローラ5によって排紙ト
レイ6上に排出される。
【0022】また第1実施形態では、排紙ローラ4より
排紙方向下流側で、かつ排紙トレイ6の上方に、下端部
が排紙方向に向かって下方に傾斜する傾斜部17を有す
る押え部材18を、装置本体の構成部材、例えば外装ケ
ース19の一部から垂下するように一体成形して設置し
てある。
【0023】押え部材18は、図2に示すように、排紙
ローラ4によって排出される用紙P2の先端P2a部分
には接触せず、また排紙ローラ4によって既に排出され
た用紙P1の後端P1b部分に接触する位置に設置され
ている。さらに押え部材18の傾斜部17は、カールが
付いて接触状態にある排出されている用紙P1の後端P
1bにおける延長線Lが、排紙ローラ4における用紙排
出位置Hにおいて、排紙ローラ4によって排出される用
紙P2の先端P2aよりも下方に位置するように、排出
されている用紙P1の後端P1b部分を押し付けるよう
に設置されおり、また押え部材18の傾斜部17は、排
紙ローラ4による用紙の排出経路(図における点線I)
より上方に設置されている。
【0024】このため、従来では図7に示すように、次
に排紙トレイ6に排出される用紙P2の先端P2aの位
置よりも、既に排出されカールが付いている用紙P1の
後端P1bの位置の方が高くなってしまい、後続の用紙
P2における先端P2aによってカールが付いている用
紙P1が押し出されることがあったが、本実施形態によ
れば、図3に示すように、押え部材18の傾斜部17に
よって、排紙されているカールが付いている用紙P1の
後端P1b部分を押し付けて、用紙P1の後端P1bに
おける延長線Lが後続の用紙P2における先端P2aの
排出経路Iよりも下にあるように規制されるため、後続
の用紙P2における先端P2aによってカールが付いて
いる用紙P1が押し出されることを未然に防止すること
ができる。
【0025】押え部材18の傾斜部17が排紙ローラ4
による用紙の排出経路Iより上方に設置されているた
め、傾斜部17は用紙を押え付ける必要があるときのみ
用紙と接触して、常時、用紙とは接触しないので、傾斜
部17の摩耗の防止、および用紙に対する擦れスジの発
生を防ぐことができる。
【0026】さらに押え部材18を、排紙トレイ6にお
ける用紙のスタック枚数が少ないときには用紙と接触せ
ず、スタック枚数が多くなり、所定枚数以上になったと
きに用紙と接触する位置に設置することによっても、前
記と同様に押え部材18の摩耗および用紙の擦れスジの
発生を防ぐことができる。この時、排紙トレイ6におけ
る用紙のスタック枚数が少ないときには押え部材18が
用紙と接触せず、スタック枚数が多くなり、所定枚数以
上になったときに押え部材18が用紙と接触するように
排紙トレイ6の載置面の角度を設定するとことにより、
確実に押え部材18の摩耗および用紙の擦れスジの発生
を防ぐことができる。
【0027】また第1実施形態では、図1に示すよう
に、排紙トレイ6における排紙方向Aの下流側に、この
排紙トレイ6にスタックされる標準定形の用紙が正常に
排出されたときには当接しない位置に、用紙停止用の傾
斜面20を一体に突設させている。このため、後続の用
紙P2の下面と排出されている用紙P1の上面とが擦れ
て、その摩擦力あるいは静電気によって貼り付きが発生
し、既に排出されている用紙P1が押し出されるように
なっても、既に排出されている用紙P1の先端P1a部
分が傾斜面20に当接して止めることができる。
【0028】しかし、傾斜面20の設置位置が、排紙ト
レイ6にスタックされる標準定形の用紙が正常に排出さ
れたときにも先端が突き当たる位置であると、排紙不良
を引き起こし、用紙後端が排紙ローラ4から排出されな
くなる可能性があり、このため、第1実施形態では、排
紙トレイ6における排紙方向Aの下流側に、該排紙トレ
イ6にスタックされる標準定形の用紙が正常に排出され
たときには当接しない位置に、用紙停止用の傾斜面20
を一体に突設させている。
【0029】なお、傾斜面20の表面粗さを、排紙トレ
イ6の他の部位よりも粗くすることによって、傾斜面2
0における停止抵抗が増し、用紙をより確実に停止させ
ることができるようになる。
【0030】このように第1実施形態では、カールが発
生しやすい用紙を排出する際のスタック性,搬送性をコ
ストをかけずに良好にすることができ、特に加熱,加圧
が行われる定着処理を伴なう電子写真式画像形成プロセ
スにおいて用紙に発生しやすいカールによる搬送,排紙
上のトラブルを解消することができる。
【0031】図4は本発明の第2実施形態を説明するた
めの電子写真式画像形成装置の概略構成を示す断面図で
あり、30は排紙ローラ4と同じ方向の回転軸を有する
コロである。なお、図1に示す第1実施形態における部
材と同一の部材については同一の符号を付して、詳細な
説明は省略する。
【0032】この第2実施形態の装置は、図1に示す押
え部材18における用紙と接触する部分をコロ30と
し、このコロ30が用紙と接触した際に回転するように
回転軸に取り付けたものである。
【0033】このように構成したことにより、上述した
第1実施形態の作用効果を有するとともに、押え部材と
してコロ30が設けられているので、用紙が毎回排紙さ
れる度に用紙Pと接触してコロ30の表面に摩擦力が加
わっても、コロ30が回転することにより磨耗すること
がないので押え効果が持続し、耐久性を向上させること
ができる。
【0034】図5は本発明の第3実施形態を説明するた
めの電子写真式画像形成装置の用紙排出口付近の要部構
成を示す斜視図であり、40は側面視L字状の面を有す
る板状の押え部材である。なお、図1に示す第1実施形
態における部材と同一の部材については同一の符号を付
して、詳細な説明は省略する。
【0035】この第3実施形態の装置は、図1に示す押
え部材18の代わりに図7に示すL字状の押え部材40
を複数、L字の一方の辺を用紙の排出側に向けて、排出
方向Aに対して直角方向に並列配置したものである。こ
こで、押え部材40の間隔41は20mm以下に設定されて
いる。
【0036】このように第3実施形態によれば、上述し
た第1実施形態の作用効果を有するとともに、押え部材
40が複数配置されており、これらの間隔41が20mm
以下になっているので、カールした用紙Pの膨らみがこ
の間隔の中に深く入り込むことが防止されるので、次に
排紙される用紙の先端よりも上に飛び出ることが無く、
スタック性を安定させることができる。
【0037】なお、第3実施形態においては、押え部材
40を20mm以下の間隔で複数配置したが、第2実施形
態におけるコロ30を20mm以下の間隔で複数しても、
カールした用紙Pの膨らみがこの間隔の中に深く入り込
むことが防止されるという作用効果を得ることができ
る。
【0038】以上、本発明の実施形態について説明して
きたが、本発明は上述したものに限るものではない。例
えば、前述した実施形態においては、定着部として図1
に示すように加熱ローラ1と加圧ローラ3とのニップN
においてトナー像を用紙に定着させるものを適用した
が、それに限らず、加圧ローラ3の代わりに板ばね性を
有するシート状の加圧部材を加熱ローラ1に当接させ、
加熱ローラ1とシート状の加圧部材とのニップNにおい
てトナー像を用紙に定着させる方式のものを適用しても
良い。また、加熱ローラとテンションローラとによって
円環状の定着ベルトを張設させ、この定着ベルトに加圧
ローラあるいはシート状の加圧部材を当接させてニップ
を形成し、定着ベルトを循環移動させてなる方式の定着
部、さらには、円筒状の定着フィルムの内側に加熱源を
固定し、加熱源に対向する定着フィルムの部位に加圧ロ
ーラあるいはシート状の加圧部材を当接させてニップを
形成し、定着フィルムを回転させる方式の定着部を適用
しても良く、定着部における加圧・加熱の方式は問わな
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排紙トレイに排出された用紙の後端部分を上方から押し
付ける押え部材を備えたことによって、既に排出されて
いる用紙にカールが付いていても、その用紙の後端部分
が押え部材により押下されているため、次に排出される
用紙の先端が、既に排出されている用紙の後端に干渉す
ることなく排出することができるため、従来のように用
紙が排紙トレイから押し出されて損傷あるいは紛失させ
るような不具合の発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための電子写真式
画像形成装置の概略構成を示す断面図
【図2】本実施形態における用紙排出装置の要部の拡大
【図3】本実施形態における押え部材と排出用紙との関
係を示す説明図
【図4】本発明の第2実施形態を説明するための電子写
真式画像形成装置の概略構成を示す断面図
【図5】本発明の第3実施形態を説明するための電子写
真式画像形成装置の用紙排出口付近の要部構成を示す斜
視図
【図6】従来例を説明するための画像形成装置における
用紙排出部の要部を示す断面図
【図7】従来のカールが付いた用紙が後続の排出用紙に
よって押し出される状態の説明図
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 加圧ローラ 4 排紙ローラ 5 排紙対向ローラ 6 排紙トレイ 10 感光体ドラム 13 現像ローラ 14 転写ローラ 17 押え部材の傾斜部 18,40 押え部材 19 外装ケース 20 排紙トレイの傾斜面 30 コロ 41 間隔 A 排紙方向 H 排紙ローラにおける用紙排出位置 I 排紙ローラによる用紙の排出経路 L 排出されている用紙の後端における延長線
フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 AB07 CA01 CA02 CB06 JA04 3F049 AA01 CA31 LA02 LA05 LA07 LB03 3F054 AA01 AC01 BA03 BB02 BG02 BG08 BG09 BG11 3F101 FB12 FC11 LA02 LA05 LA07 LB03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を加熱する回転可能な加熱ローラお
    よびこの加熱ローラに圧接する加圧手段を有する定着部
    における前記加熱ローラと前記加圧手段とのニップを通
    過した用紙を排出する排紙ローラと、排出された用紙を
    スタックする排紙トレイと、排出された用紙を上方から
    押し付ける押え部材とを備えた用紙排出装置において、
    前記押え部材を、前記排紙ローラによって排出される用
    紙の先端部分には接触せず、前記排紙ローラによって排
    出された用紙の後端部分に接触する位置に設置したこと
    を特徴とする用紙排出装置。
  2. 【請求項2】 前記排紙トレイに既に排出された用紙の
    後端における延長線が、前記排紙ローラにおける用紙排
    出位置において、該排紙ローラによって排出される用紙
    の先端部分よりも下方に位置するように、前記押え部材
    により用紙の後端部分を押し付けることを特徴とする請
    求項1記載の用紙排出装置。
  3. 【請求項3】 前記押え部材を、前記排紙ローラによる
    用紙の排出方向より上方に設置したことを特徴とする請
    求項1または2記載の用紙排出装置。
  4. 【請求項4】 前記押え部材を、前記排紙トレイにおけ
    る用紙のスタック枚数が少ないときには用紙と接触せ
    ず、所定のスタック枚数以上になったときに用紙と接触
    する位置に設置したことを特徴とする請求項1,2また
    は3記載の用紙排出装置。
  5. 【請求項5】 前記排紙トレイにおける用紙のスタック
    枚数が少ないときには前記押え部材と用紙とが接触せ
    ず、所定のスタック枚数以上になったときに前記押え部
    材と用紙とが接触するように前記排紙トレイの用紙載置
    面の角度を設定したことを特徴とする請求項4記載の用
    紙排出装置。
  6. 【請求項6】 前記押え部材における用紙との接触部に
    回転可能なコロを設けたことを特徴とする請求項4また
    は5記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 前記押え部材を複数設け、前記押え部材
    における用紙との接触部の間隔が20mm以下になるよう
    に並列配置したこと特徴とする請求項4,5または6記
    載の定着装置。
  8. 【請求項8】 前記押え部材を、装置本体の構成部材に
    おける一部に一体に形成したことを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1項に記載の用紙排出装置。
  9. 【請求項9】 前記排紙トレイにおける用紙排出方向の
    下流側で、かつ該排紙トレイに対する標準定形用紙が正
    常に排出されたときには当接しない位置に、用紙停止用
    の傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1記載の用
    紙排出装置。
  10. 【請求項10】 前記排紙トレイにおける傾斜面の表面
    粗さを、該排紙トレイの他の部位よりも粗くしたことを
    特徴とする請求項9記載の用紙排出装置。
  11. 【請求項11】 感光体に形成されたトナー像が転写部
    によって転写された用紙に対して加熱,加圧して定着処
    理を行う回転可能な加熱ローラと加圧手段とからなる定
    着部と、この定着部を通過した用紙を排出する排紙ロー
    ラと、排出された用紙をスタックする排紙トレイと、排
    出された用紙を上方から押し付ける押え部材とを備えた
    画像形成装置において、請求項1〜10のいずれか1項
    に記載の用紙排出装置を搭載したことを特徴とする画像
    形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011230886A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Murata Machinery Ltd 画像形成装置
US8087666B2 (en) 2008-05-28 2012-01-03 Ricoh Company, Ltd. Sheet discharge device and image forming apparatus

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