JPH07248698A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH07248698A
JPH07248698A JP6036814A JP3681494A JPH07248698A JP H07248698 A JPH07248698 A JP H07248698A JP 6036814 A JP6036814 A JP 6036814A JP 3681494 A JP3681494 A JP 3681494A JP H07248698 A JPH07248698 A JP H07248698A
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JP
Japan
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nip pressure
fixing nip
printing paper
fixing
printing
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JP6036814A
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Futoshi Okabayashi
太志 岡林
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字用紙にカールを生じさせない定着装置を
提供する。 【構成】 加熱ローラ1とバックアップローラ2とで印
字用紙3を挟持し搬送することにより、該印字用紙3上
の未定着画像を定着させる装置であって、前記の加熱ロ
ーラ1とバックアップローラ2間の圧力を可変させる定
着ニップ圧力可変手段4を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電潜像により形成さ
れたトナー画像を印字用紙に定着させる定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真により印字を行うと印字
用紙がカールする問題があった。カールは、主に定着器
において印字用紙に定着熱と定着ニップ圧力とが付与さ
れるために生じ、印字用紙が吸湿している場合に多発す
る。
【0003】特に、両面印字の場合、表面印字において
カールが発生すると裏面印字時に印字用紙と感光ドラム
とが密着できず隙間が生じ、印字用紙の先端部および後
端部に画像が転写されない部分(先端ぬけおよび後端ぬ
けという)ができるという問題があった。両面印字を種
々の定着ニップ圧力で行ったときの定着ニップ圧力とカ
ール量との関係を図7のグラフに、カール量と後端ぬけ
量との関係を図8のグラフに示す。ここで、カール量と
は図6に示すように、印字用紙の曲がった端部の高さ
(mm)をいい、後端ぬけ量とは印字用紙の後端部にお
いてトナー画像が形成されなかった領域の幅(印字用紙
の前後方向の幅)(mm)をいう。それらのグラフか
ら、定着ニップ圧力を高くするとカール量が大きくなり
後端ぬけ量が増加することがわかる。カールに対処する
ために感光ドラムとのギャップを詰めた転写ガイドを配
置すると、転写ガイドがトナーで汚れ印字用紙も汚れて
しまうことがあった。また、図9(a),(b)に示す
ように、表面印字においてカールした印字用紙104の
端部が裏面印字において加熱ローラ101またはバック
アップローラ102に衝突(位置A,A’において)し
印字用紙104が振動する結果、感光ドラム103から
印字用紙104に転写されるトナー画像がずれる(位置
B,B’において)という問題もあった。なお、記号1
05は転写器を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点に
鑑み成されたものであり、その目的は、印字用紙にカー
ルを生じさせない定着装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を達
成すべく鋭意検討を重ねた結果、定着器における定着ニ
ップ圧力を変化させることによりカールの発生を制御し
得ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、第1の発明の定着装置は、図1
の発明原理図に示すように、加熱ローラ1とバックアッ
プローラ2とで印字用紙3を挟持し搬送することによ
り、該印字用紙3上の未定着画像を定着させる装置であ
って、前記の加熱ローラ1とバックアップローラ2間の
圧力を可変させる定着ニップ圧力可変手段4を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】第2の発明の定着装置は、第1の発明にお
いて、定着ニップ圧力可変手段4が、印字用紙3の表面
へのトナー画像定着時には印字用紙3の先端部および後
端部にかけられる定着ニップ圧力を低くし、印字用紙3
の表面へのトナー画像定着の後の裏面へのトナー画像定
着時には印字用紙3の先端部および後端部にかけられる
定着ニップ圧力を高くすることにより定着ニップ圧力を
可変させるものである装置である。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、定着ニップ圧力可変手段
4により加熱ローラ1とバックアップローラ2にて印字
用紙3にかけられる定着ニップ圧力を低くすることによ
り、カールしやすい印字用紙におけるカールの発生を抑
制することができる。その後、カールが発生し難いまた
は発生しない別の印字用紙に印字を行う際には定着ニッ
プ圧力を通常の値に戻せばよい。また、トナー画像の定
着が不充分であるとき、または強く定着させる必要があ
る場合は定着ニップ圧力を高くすればよい。さらに、印
字用紙3のカールが発生しやすい部分に対しては定着ニ
ップ圧力を低くし、カールの発生が問題とならない部分
においては定着ニップ圧力を通常通り付加すればよい。
この定着ニップ圧力は、加熱ローラ1とバックアップロ
ーラ2との間に生じる圧力なのでバネ等の単純な手段に
より制御することができる。
【0009】第2の発明によれば、表面印字において、
カールの発生が特に問題となる印字用紙3の先端部,後
端部の定着ニップ圧力を低くするので印字用紙3の先端
部,後端部にカールが発生しない。従って、その後の裏
面印字時に印字用紙3の先端部,後端部と感光ドラムと
の間に隙間ができず画像がぬけることがない。さらに裏
面印字時にその先端部,後端部への定着ニップ圧力を高
くするので、裏面はもちろんのこと、表面の先端部,後
端部におけるトナー画像も充分に定着され両面印字が良
好に成される。
【0010】
【実施例】次に、本発明による定着装置を用いた電子写
真装置の具体的実施例について図面を参照しつつ説明す
る。
【0011】(実施例1)図2に示すような電子写真装
置が用いられて印字が行われる。この電子写真装置にお
いて、感光ドラム20の表面に形成された静電潜像に帯
電したトナーが付着することによりトナー画像が形成さ
れ、このトナー画像が転写器19による静電作用により
印字用紙18に転写される(図2においては印字用紙1
8は既に転写器19上から運び去られている)。トナー
画像が転写された印字用紙18は定着器10に送られて
加熱ローラ11とバックアップローラ12とにより定着
ニップ圧力がかけられ、トナー画像が印字用紙18に定
着される。バックアップローラ12はバネ16により加
熱ローラ11に押しつけられており、その力(定着ニッ
プ圧力)は、軸14を中心に軸回転するL字型のリリー
スバー13をステッピングモータ15により矢印で示す
ように動かすことによりリリースバー13の先端に接続
されたバネ16を引き延ばしたり縮めたりすることによ
り調節される。すなわち、バネ16,リリースバー1
3,ステッピングモータ15が定着ニップ圧力可変手段
を構成する。また、定着器10の上流側にはフォトセン
サー17が設けられており、このフォトセンサー17に
より印字用紙18の先端,後端が検知される。印字用紙
は通常一定速度で搬送されるので、先端,後端が検知さ
れてから所定時間後にステッピングモータ15を前述の
ように作動させれば印字用紙の所定の位置において定着
ニップ圧力が変えられることになる。このような電子写
真装置の全体構成図を図3に示す。
【0012】両面印字が行われる全工程を図3および定
着ニップ圧力の制御を示すタイミングチャートである図
4を用いて説明する。
【0013】まず、図3に示す給紙トレー23から印字
用紙が搬出され、この印字用紙は搬送ローラ22により
搬送されセンサ28,待機ローラ21を経て、感光ドラ
ム20と転写器19との間に送られる。なおセンサ28
によりこの印字用紙は表面印字すべきものであることが
判断される。感光ドラム20と転写器19との間におい
て、前述のように、感光ドラム20表面の静電潜像に対
応して形成されたトナー画像が転写器19による静電作
用によりその印字用紙の表面に転写される。トナー画像
が転写された印字用紙は定着器10の方向に送られる。
定着器10の手前にはフォトセンサー17が設けられて
おり前述のように印字用紙の先端の通過が検知される。
この印字用紙はフォトセンサー17を通過後、定着器1
0に達し加熱ローラ11とバックアップローラ12との
間に挟持される。そして、その印字用紙の先端からある
位置までは加熱ローラ11とバックアップローラ12と
による定着ニップ圧力が低く保たれる。すなわち、図4
に示すように印字用紙の先端Aからある位置Bまでにお
いては、例えば図2に示したバネがバックアップローラ
を加熱ローラに押しつける力が低く保たれる。次に図4
に示すように位置Bから位置Cにかけて定着ニップ圧力
が少しずつトナー画像の定着に必要な値まで上げられ
る。急激に上げると印字用紙が変形することがあるから
である。印字用紙の中央部、すなわち位置Cから位置D
の間においては定着ニップ圧力は一定値に保たれる。次
に印字用紙の後端に近い位置Dから位置Eにかけて定着
ニップ圧力が再び下げられる。そして位置Eから後端ま
ではその低い圧力が維持される。これにより印字用紙の
表面へのトナー画像の定着工程、すなわち表面印字工程
が終了する。なお、B,C,D,Eの位置はフォトセン
サー17が前記印字用紙の先端Aを検出した時からの時
間により決められる。このように印字用紙の先端部,後
端部にかける定着ニップ圧力を低くすることにより、印
字用紙にカールが発生しない。
【0014】この表面印字された印字用紙は定着器10
から送りだされ、スイッチバックローラ25まで搬送さ
れる。スイッチバッックローラ25によりその印字用紙
が今度は裏面印字のための経路27に送り込まれる。こ
の印字用紙は両面ローラ24,24等により搬送され、
再びセンサ28,待機ローラ21を経ることになる。こ
の時点において、トナー画像が定着された印字用紙の表
面は下に向いており、センサ28により裏面印字すべき
ことが判断される。次に感光ドラム20と転写器19と
の間までその印字用紙が搬送され、表面と同様の方法で
裏面にトナー画像が転写される。この印字用紙は前述の
ようにカールしていないので、トナー画像の転写が良好
に行われる。トナー画像が転写された印字用紙は定着器
10側に搬送され、印字用紙の先端(表面印字時の後
端)の通過がフォトセンサ17により検出される。な
お、この印字用紙が定着器10に達するまでに、定着ニ
ップ圧力は通常の値より高い値まで上げられている。そ
して、図4に示すように印字用紙の先端Fからある位置
Gまでは前述の高い定着ニップ圧力が保持される。先端
Fと位置Gとの間隔は、表面印字時の位置Eと後端との
間隔に等しい。すなわち、表面印字時に低い定着ニップ
圧力しかかけられなかった部分に裏面印字時に高い定着
ニップ圧力がかけられることにより、その部分の裏面へ
のトナー画像の定着と共にその部分の表面へのトナー画
像の定着が補われるのである。次に位置Gから位置Hに
かけて定着ニップ圧力が低下されて通常の値に戻され
る。その値が位置Hから位置Iまで維持され、位置Iか
ら位置Jにかけて再度最初の高い定着ニップ圧力が印字
用紙にかけられる。最後に位置Jから後端までは、その
高い定着ニップ圧力が維持される。この位置Jから後端
までの間隔は、表面印字時の先端Aから位置Bまでの間
隔に等しい。従って、前述したように表面印字時に定着
が不充分であった印字用紙端部のトナー画像がしっかり
と定着される。このように裏面印字が終了した印字用紙
は定着器10から送りだされ、スイッチバックローラ2
5を経て排紙ローラ26により排紙トレー29に排出さ
れる。排出される両面印字された印字用紙は良好な印字
が成されている。
【0015】つぎに、前述の図2に示したような装置を
用いた両面印字における定着ニップ圧の具体的な制御を
図5のフローチャートを用い、図4を参照しつつ説明す
る。
【0016】なお、図2において、フォトセンサ17か
ら加熱ローラ11とバックアップローラ12との接点、
すなわち定着ニップ圧力がかけられる位置までの距離は
50mmであり、印字用紙の搬送スピードは133mm
/secとされた。
【0017】このような条件下に、まず、印字用紙がセ
ンサ(図2中には示されていない)により感知されて表
面印字すべきものか裏面印字すべきものか判断される
(ステップS1)。表面印字の場合、ステッピングモー
タ15の動作により定着ニップ圧力が印字用紙にかから
ないようにされる。次に、その印字用紙の先端の通過が
フォトセンサ17により検知される(ステップS2)。
検知されると、検知から414ms後にステッピングモ
ータ15がオンされt秒後(図4の位置Cに対応)に定
着ニップ圧力が0.6kg/cm(線圧)にされる(ス
テップS3)。414msの時間において印字用紙は5
5mm搬送され、フォトセンサ17から加熱ローラ11
とバックアップローラ12との接点までの距離が50m
mであるので、ステッピングモータ15のオンにより定
着ニップ圧力がかけられ始める位置は図4に示すように
印字用紙の先端Aから5mm離れた位置(位置B)であ
る。また、t秒は例えば38〜150msとされ、従っ
て図4のBC間の距離は5〜20mmとされる。位置C
から後は0.6kg/cmの定着ニップ圧力でトナー画
像の定着が行われる。次に、印字用紙の後端がフォトセ
ンサ17により検知される(ステップS4)。検知され
ると、検知から74〜188ms後(図4中の位置Dに
対応)にステッピングモータ15がオンされt秒後(図
4中の位置Eに対応)に定着ニップ圧力が0kg/cm
に戻される(ステップS5)。その結果、後端部の5m
mの領域においては印字用紙に定着ニップ圧力がかけら
れない。これで表面印字の工程は終了しステップS1に
戻る。
【0018】また、裏面印字すべきと判断されると(ス
テップS1)、裏面印字すべき印字用紙の先端部が加熱
ローラ11とバックアップローラ12とにより挟み込ま
れるまでに、例えばステップS1から200ms後にス
テッピングモータ15をオンにし即座に定着ニップ圧力
を1.0kg/cmに上げておく(ステップS6)。次
に、その印字用紙の先端の通過がフォトセンサ17によ
り検知される(ステップS7)。検知されると、検知か
ら414ms後(図4中の位置Gに対応)にステッピン
グモータ15がオンされt秒後(図4の位置Hに対応)
に定着ニップ圧力が0.6kg/cm(線圧)に下げら
れる(ステップS8)。位置Gは前述と同様の理由によ
り先端Fから5mm離れている。また、t秒は同様に3
8〜150msとされ、従ってGH間の距離は5〜20
mmとされる。位置Hから後は0.6kg/cmの定着
ニップ圧力でトナー画像の定着が行われる。次に、印字
用紙の後端がフォトセンサ17により検知される(ステ
ップS9)。検知されると、検知から74〜188ms
後(図4中の位置Iに対応)にステッピングモータ15
がオンされt秒後(図4中の位置Jに対応)に定着ニッ
プ圧力が1.0kg/cmに戻される(ステップS1
0)。その結果、後端部の5mmの領域においては1.
0kg/cmの定着ニップ圧力がかけられる。これで裏
面印字の工程は終了し、ステップS1に戻る。
【0019】以上のように、表面印字時に印字用紙の先
端部および後端部において定着ニップ圧力をかけないこ
とにより表面印字後の印字用紙がカールしないので、裏
面印字において問題が生じない。また裏面印字時に印字
用紙の後端部および先端部における定着ニップ圧力を通
常より高くすることにより、表面印字時には表面の先端
部および後端部に充分に定着していなかったトナー画像
が裏面印字時に充分に定着されるので良好な両面印字が
達成される。
【0020】以上の実施例では印字用紙の先端部および
後端部のそれぞれ5mmの領域においてのみ定着ニップ
圧力を変化させたが、変化させる領域の長さおよび定着
ニップ圧力を変化させる程度は印字用紙の材質や湿度等
の環境によりカールが最も効果的に抑制されるように決
められる。また、表面印字時にカールを抑制するのみな
らず、裏面印字時に定着ニップ圧力を調節して両面印字
後の印字用紙がカールしないようにすることもできる。
また、両面印字のみならず片面印字にも本発明の装置を
適用することによりカールしていない片面印字された印
字用紙を得ることができる。また、本発明の装置の適用
により初めからカールしている印字用紙を真っ直ぐにす
ることもできる。また、カールの抑制のみならずトナー
画像の定着程度を制御することもできる。使用される印
字用紙はカット紙でも連続紙でもよい。また、定着ニッ
プ圧力を付与する手段としては、前述のようなバネの収
縮力のみならずゴムの張力等他の手段を用いてもよい。
さらに定着ニップ圧力可変手段の構成要素としてステッ
ピングモータ以外のものを適用することもできる。
【0021】本発明の定着装置は、B/W複写機、カラ
ー複写機、製版機、マイクロ写真機器、プリンタ、ファ
クシミリおよびディジタル複写機等に適用することがで
きる。
【0022】なお、本実施例における加熱ローラ11は
加熱ローラ1に、バックアップローラ12はバックアッ
プローラ2に、印字用紙18は印字用紙3に、バネ1
6,リリースバー13,ステッピングモータ15は定着
ニップ圧力可変手段4にそれぞれ対応する。
【0023】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、印
字用紙3のカールしやすさに応じて定着ニップ圧力を変
化させることにより真っ直ぐな印字された印字用紙を得
ることができる。また、トナー画像の定着の程度を制御
することもできる。さらに、印字用紙3のカールが発生
しやすい部分に対しては定着ニップ圧力を低くし、カー
ルの発生が問題とならない部分においては定着ニップ圧
力を通常通り付加することにより効果的にカールを抑制
することができる。このような定着ニップ圧力の制御は
バネ等の単純な手段により行うことができるので特に費
用を要さない。
【0024】第2の発明によれば、表面印字において先
端部,後端部の定着ニップ圧力を低くするので表面印字
後の印字用紙が真っ直ぐであり、裏面印字においてカー
ルに起因する画像ぬけや画像ずれ等の問題が生じない。
さらに裏面印字時にその先端部,後端部への定着ニップ
圧力を高くするので、表面の先端部,後端部におけるト
ナー画像の定着も確実に成され良好な両面印字が達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の発明原理図。
【図2】実施例に係る電子写真装置の側断面図。
【図3】実施例に係る電子写真装置の全体構成図。
【図4】実施例で行った両面印字における定着ニップ圧
力の制御を示すタイミングチャート。
【図5】実施例で行った両面印字を説明するフローチャ
ート。
【図6】印字用紙のカール量を説明する図。
【図7】定着ニップ圧力とカール量との関係を示すグラ
フ。
【図8】カール量と後端ぬけ量との関係を示すグラフ。
【図9】従来法によりカールが生じたときに発生する問
題点を説明する図。
【符号の説明】
1,11 加熱ローラ 2,12 バックアップローラ 3,18 印字用紙 4 定着ニップ圧力可変手段 10 定着器 13 リリースバー 14 軸 15 ステッピングモータ 16 バネ 17 フォトセンサ 19 転写器 20 感光ドラム 21 待機ローラ 22 搬送ローラ 23 給紙トレー 24 両面ローラ 25 スイッチバックローラ 26 排紙ローラ 28 センサ 29 排紙トレー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ローラ(1)とバックアップローラ
    (2)とで印字用紙(3)を挟持し搬送することによ
    り、該印字用紙(3)上の未定着画像を定着させる装置
    であって、前記の加熱ローラ(1)とバックアップロー
    ラ(2)間の圧力を可変させる定着ニップ圧力可変手段
    (4)を設けたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記定着ニップ圧力可変手段(4)は、
    印字用紙(3)の表面へのトナー画像定着時には印字用
    紙(3)の先端部および後端部にかけられる定着ニップ
    圧力を低くし、印字用紙(3)の表面へのトナー画像定
    着の後の裏面へのトナー画像定着時には印字用紙(3)
    の先端部および後端部にかけられる定着ニップ圧力を高
    くすることにより定着ニップ圧力を可変させるものであ
    る請求項1に記載の定着装置。
JP6036814A 1994-03-08 1994-03-08 定着装置 Withdrawn JPH07248698A (ja)

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