JPH10254204A - 作像装置 - Google Patents

作像装置

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JPH10254204A
JPH10254204A JP9070670A JP7067097A JPH10254204A JP H10254204 A JPH10254204 A JP H10254204A JP 9070670 A JP9070670 A JP 9070670A JP 7067097 A JP7067097 A JP 7067097A JP H10254204 A JPH10254204 A JP H10254204A
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JP
Japan
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roller
pair
image forming
rollers
solenoid
Prior art date
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Pending
Application number
JP9070670A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Hirasawa
潤一 平澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9070670A priority Critical patent/JPH10254204A/ja
Publication of JPH10254204A publication Critical patent/JPH10254204A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストローラ対と、感光体と転写ローラと
の間の線速差に起因する画像の虫食い現象等を防止でき
る作像装置を提供する。 【解決手段】 圧解除レバー31の一端31aをソレノ
イド30のプランジャ32の端部に係止し、途中部位を
軸33により回転可能に軸支し、他端31bをレジスト
ローラ対4の加圧ローラ13の軸13aに下側から当接
させる。圧解除レバー31の一端31aをソレノイド3
0によって下方へ引き、圧解除レバー31の他端31b
側を上方へ回転させ、加圧ローラ13をレジストローラ
14から離し、レジストローラ14の圧力を解除する。
用紙先端が感光体と転写ローラとのニップで搬送される
とき、レジストローラ対4の搬送力がなくなり、用紙の
搬送速度が感光体あるいは転写ローラの線速度と同一に
なってスリップしなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた作像装置に関し、特に紙送りの機構を改善したもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いたアナログやデジタ
ルのPPC複写機、レーザープリンタ等では、オゾンの
発生をなくすために、従来用いられていたコロトロン、
スコロトロンチャージャではなく、接触式の帯電ロー
ラ、転写ローラ、転写ベルト等を用いたものが製品化さ
れている。これによって、オゾンフィルタ等を装着せず
に、有害なオゾンの発生も抑えられる。
【0003】図1はこのような接触式のローラやベルト
を用いた紙送りを行うデジタルPPC複写機の概略を示
す断面図である。この複写機は、バンク部1のカセット
2あるいは手差し給紙トレイ3より給紙した用紙を、レ
ジストローラ対4を経て作像部5と転写ローラユニット
6間に搬送し、作像部5と転写ローラユニット6間で搬
送しつつ印字等の画像形成を行う。画像形成後の用紙
は、定着ユニット7でトナー像を定着させ、排紙部8、
9あるいはフェースアップ排紙トレイ10へと排出す
る。なお図中3aは手差しの給紙コロ、11は画像走査
部、12は光書き込み部である。
【0004】図2は図1の装置のレジストローラ対4、
作像部5及び転写ローラユニット6の詳細を示す拡大断
面図である。レジストローラ対4は、従動側となる加圧
ローラ13と駆動側となるレジストローラ14とからな
る。作像部5は、そのケース内に、感光体15、現像ロ
ーラ16、ドクタブレード17、帯電ローラ18、帯電
ローラクリーニングパッド19、クリーニングブレード
20等を備えている。また転写ローラユニット6は、転
写ローラ21を備えている。
【0005】図3は上述のレジストローラ14の駆動機
構を概略的に示す斜視図である。レジストローラ14の
軸端はレジストクラッチ22やギヤ等からなる伝達機構
を介してメインモータ23に連結してある。図中24は
レジストセンサである。なお図3では、レジストローラ
14の軸の軸受と、加圧ローラ13のスプリング等によ
る加圧機構は図示を省略してある。
【0006】この装置では、プリントボタンをONとし
て用紙が給紙され、用紙先端がレジストセンサ24で検
知されると、ある時間が経過する(用紙先端がレジスト
ローラ対4に到達して少しの時間後)までレジストクラ
ッチ22をOFFとしておき、用紙先端のスキューを吸
収する。その後、感光体15上の現像された画像とタイ
ミングを取ってレジストクラッチ22をONとし、用紙
を感光体15と転写ローラ21とのニップへ供給する。
そして、用紙後端がレジストローラ対4を抜けるまで、
レジストクラッチ22はONのままとする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】用紙の転写タイミング
を取ったり、作像部5と転写ローラユニット6間へ用紙
を搬送するために、レジストローラ対4の線速と転写ロ
ーラ21の線速とはできるだけ近いほうがよいが、各ロ
ーラ径の公差の問題からこれらの線速を全く同一にはで
きない。その結果、用紙が感光体15と転写ローラ21
とのニップに入って来る際、搬送方向の上流にあるレジ
ストローラ対4によって線速が決定されてしまい、感光
体15、転写ローラ21、レジストローラ対4間の線速
差を、感光体15と転写ローラ21間で用紙がスリップ
することによって吸収している。この現象は、レジスト
ローラ対4の用紙搬送力が、感光体15と転写ローラ2
1間の用紙搬送力より大きいために起きる。
【0008】また上記のようなスリップは、用紙の中で
も特に厚紙やハガキ等の紙のコシが強いものに起きやす
い。普通紙や薄紙のように用紙がたわんで線速差を吸収
しにくいためである。このような状況で問題になるの
は、上述のような用紙のスリップによって画像に影響が
出ることである。このような場合に画像上に現れる現象
としては、文字等の黒部(トナー付着部)の中が抜けて
輪郭だけになる「虫食い」と呼ばれるものがある。この
現象は、コロトロン、スコロトロンチャージャーでは起
きにくく、ローラ転写やベルト転写のような接触式で発
生しやすい。
【0009】本発明は、このようなレジストローラ対
と、感光体と転写ローラとの間の線速差に起因する画像
の虫食い現象等を防止できる作像装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の作像装置のうち
請求項1に係るものは、給紙部から作像部へ所定のタイ
ミングで用紙を給紙するために一対のローラからなるレ
ジストローラ対を備える電子写真方式を用いた作像装置
において、上記レジストローラ対をなす上記一対のロー
ラ間を接離させる駆動手段を備えることを特徴とする。
【0011】同請求項2に係るものは、上記駆動手段
が、所定のタイミングで作動するソレノイド、該ソレノ
イドによって駆動する加圧解除レバーとからなり、該加
圧解除レバーの一端側を上記ソレノイドのプランジャに
接続するとともに、上記加圧解除レバーの中途位置を回
転可能に軸持し、上記加圧解除レバーの他端側を上記一
対のローラの他方の軸に係合させ、該一対のローラの他
方を上記加圧解除レバーの回転時に上記一対のローラの
一方から離間させ得るようにしてなることを特徴とす
る。
【0012】同請求項3に係るものは、上記ソレノイド
の作動タイミングが、上記作像部による上記用紙の搬送
中であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すに止め、重複する説明は省略す
る。図4は本発明に係る作像装置の一実施形態における
レジストローラ対の部分を示す斜視図である。図中3
0、30はソレノイド、31、31は圧解除レバーで、
圧解除レバー31は一端31aをソレノイド30のプラ
ンジャ32の端部に係止し、途中部位を例えば図示せぬ
複写機本体等に固定した軸33により回転可能に軸支
し、他端31bをレジストローラ対4をなす加圧ローラ
13の軸13aにその下側から当接するように配してあ
る。なお図ではレジストローラ14の軸14aに連結す
る駆動機構を省略してある。
【0014】即ちこの実施形態では、圧解除レバー31
の一端31aをソレノイド30によって図中下方へ引
き、圧解除レバー31を軸33を回転中心にして他端3
1b側を上方へ回転させ、他端31bに上方から当接し
ている加圧ローラ13をレジストローラ14から離し、
レジストローラ14の圧力を解除する。これによって、
用紙先端が感光体15と転写ローラ21とのニップで搬
送されるときには、レジストローラ対4の搬送力がなく
なるため、用紙の搬送速度が感光体15あるいは転写ロ
ーラ21の線速度と同一になり、用紙が厚紙やハガキ用
紙等であってもスリップがなくなる。
【0015】図5は本実施形態装置の動作を示すフロー
図を示す。用紙がハガキ用紙等であって、これが手差し
給紙トレイ3にセットされ、複写機本体の操作部のプリ
ントボタンをONとすると(ステップ1)、用紙が給紙
され(ステップ2)、用紙先端がレジストセンサ24で
検知されると(ステップ3)、所定の時間が経過(用紙
先端がレジストローラに到達してから少しの時間が経過
したことを検知し(ステップ4)、その後レジストクラ
ッチ22をOFFとし(ステップ4)、続いて手差しの
給紙コロ3aの駆動をOFFとする(ステップ5)。こ
れによって用紙先端のスキューを吸収する。
【0016】その後、感光体15上の現像された画像と
タイミングを取ってレジストクラッチ22をONとし
(ステップ7)、レジストクラッチ22がONした後
に、用紙先端が感光体15と転写ローラ21とのニップ
部に到達するタイミングを見て(ステップ8)、ソレノ
イド30をONとし、上述のように圧解除レバー31を
作動させてレジストローラ対4の加圧力を解除する(ス
テップ9)。さらに用紙後端がレジストローラ対4を抜
けるタイミングを見て(ステップ10)、ソレノイド3
0をOFFとし、圧解除レバー31を元の位置へ戻し、
レジストローラ対4の加圧力を復旧させる(ステップ1
1)。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る作像装置は、以上説明して
きたように、用紙先端が感光体と転写ローラとのニップ
に挟まれてからは、レジストローラ対の搬送力をなくす
ようにしたため、用紙の搬送速度が感光体あるいは転写
ローラの線速と一致するようになり、コシの強い用紙で
も転写部でのスリップがなくなるため、虫食い現象と称
されるような文字の中抜け等の異常画像の発生を防止で
き、画像品質の低下を防ぐことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】接触式のローラやベルトを用いた紙送りを行う
デジタルPPC複写機の概略を示す断面図である。
【図2】図1の装置のレジストローラ対、作像部及び転
写ローラユニットの詳細を示す拡大断面図である。
【図3】図1の装置のレジストローラ対をなすレジスト
ローラの駆動機構を概略的に示す斜視図である。
【図4】本発明に係る作像装置の一実施形態におけるレ
ジストローラ対の部分を示す斜視図である。
【図5】図4の実施形態装置の動作を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 バンク部 2 カセット 3 手差し給紙トレイ 3a 手差しの給紙コロ 4 レジストローラ対 5 作像部 6 転写ローラユニット 7 定着ユニット 8、9 排紙部 10 フェースアップ排紙トレイ 11 画像走査部 12 光書き込み部 13 加圧ローラ 13a 加圧ローラの軸 14 レジストローラ 14a レジストローラの軸 15 感光体 16 現像ローラ 17 ドクタブレード 18 帯電ローラ 19 帯電ローラクリーニングパッド 20 クリーニングブレード 21 転写ローラ 22 レジストクラッチ 23 メインモータ 24 レジストセンサ 30 ソレノイド 31 圧解除レバー 31a 圧解除レバーの一端 31b 同他端 32 ソレノイドのプランジャ 33 軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部から作像部へ所定のタイミングで
    用紙を給紙するために一対のローラからなるレジストロ
    ーラ対を備える電子写真方式を用いた作像装置におい
    て、上記レジストローラ対をなす上記一対のローラ間を
    接離させる駆動手段を備えることを特徴とする作像装
    置。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段が、所定のタイミングで作
    動するソレノイド、該ソレノイドによって駆動する加圧
    解除レバーとからなり、該加圧解除レバーの一端側を上
    記ソレノイドのプランジャに接続するとともに、上記加
    圧解除レバーの中途位置を回転可能に軸持し、上記加圧
    解除レバーの他端側を上記一対のローラの他方の軸に係
    合させ、該一対のローラの他方を上記加圧解除レバーの
    回転時に上記一対のローラの一方から離間させ得るよう
    にしてなることを特徴とする請求項1の作像装置。
  3. 【請求項3】 上記ソレノイドの作動タイミングが、上
    記作像部による上記用紙の搬送中であることを特徴とす
    る請求項2の作像装置。
JP9070670A 1997-03-07 1997-03-07 作像装置 Pending JPH10254204A (ja)

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JP9070670A JPH10254204A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 作像装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007197215A (ja) * 2005-12-26 2007-08-09 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置及び画像形成装置
US20100092226A1 (en) * 2008-10-13 2010-04-15 Xerox Corporation Controlled Velocity Decoupling Device For Improved Media Registration At Transfer
US7734243B2 (en) 2005-01-24 2010-06-08 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9217976B2 (en) * 2013-10-08 2015-12-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

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