JPH11305586A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11305586A
JPH11305586A JP10131007A JP13100798A JPH11305586A JP H11305586 A JPH11305586 A JP H11305586A JP 10131007 A JP10131007 A JP 10131007A JP 13100798 A JP13100798 A JP 13100798A JP H11305586 A JPH11305586 A JP H11305586A
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JP
Japan
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image forming
transfer
roller
pressure
fixing
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Withdrawn
Application number
JP10131007A
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English (en)
Inventor
Akio Takeda
明生 竹田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、小型かつ簡単な構造で、定着体と
加圧体との圧接を解除し、該圧接による定着体及び加圧
体の変形を防ぐことのできる画像形成装置の提供を目的
とする。 【解決手段】 転写ブレード41dを感光ドラム6dか
ら離間させる離間手段を有し、感光ドラム6dと転写ブ
レード41dとの圧接を解除するための転写枠40の回
動にともない転写枠40の回動力を利用することによ
り、定着ローラ81aと加圧ローラ82aとの圧接を解
除することによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置及びこの
定着装置を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10を用いて従来のカラープリンタに
ついて説明する。
【0003】カセット101に積載された記録紙102
は、ピックアップローラ101aによって送り出され、
送りローラ1c及び送り方向と反対の方向に回転してい
る逆転分離ローラ101bによって最上位の記録紙のみ
が下流側に搬送される。次いで記録紙102は複数の搬
送ローラ対101dによって搬送路に沿って搬送され、
停止しているレジストローラ対103のニップに先端が
係止されて湾曲し、斜行が矯正される。
【0004】一方、106a、106b、106c、1
06dはそれぞれ記録紙102にイエロー、マゼンダ、
シアン、ブラックのトナー画像を形成する画像形成手段
である。代表して106aついて詳説すると、106a
1は時計方向に回転する感光ドラム、106a2は感光
ドラム106a1にレーザービームを照射して静電潜像
を形成するレーザースキャナー、106a3は感光ドラ
ム106a1表面に形成された静電潜像をイエローのト
ナーによって現像する現像器である。
【0005】レジストローラ対103は感光ドラム10
6a1に形成されたトナー画像と同期するタイミングで
回転を開始して記録紙102を送り出す。送り出された
記録紙102は吸着ローラ104によって、帯電した転
写ベルト105に押し付けられ、記録紙102は転写ベ
ルト105に静電吸着される。
【0006】感光ドラム106a1に形成されたイエロ
ーのトナー画像は転写手段107aによって、転写ベル
ト105によって搬送される記録紙102に転写され
る。
【0007】同様にして画像形成手段106b、106
c、106d、転写手段107b、107c、107d
によってマゼンダ、シアン、ブラックのトナー画像が記
録紙102に転写される。
【0008】108はローラ内部にハロゲンヒータを有
する定着手段としての加熱定着器であり、転写ベルト5
によって搬送された記録紙102に転写されたトナー像
を記録紙102上に定着する。
【0009】定着器108を通過した記録紙102は内
排紙ローラ109によって搬送され、排出手段としての
外排紙ローラ110によって排紙トレイ11上に排紙さ
れる。
【0010】又、第一面に画像形成された記録紙102
の反対側の第二面にも画像形成する場合は、フラッパ1
13を反時計方向に回動し、内排紙ローラ109を通過
した記録紙102先端をフラッパ113によって反転通
路114に案内する。記録紙102は第一搬送ローラ1
15、第二搬送ローラ116によってスイッチバックパ
ス131に搬送される。
【0011】記録紙102後端が可撓性シートで形成さ
れる逆送防止ガイド132を通過したら第二搬送ローラ
116を逆転させて記録紙102をスイッチバックさせ
る。逆方向に搬送された記録紙102先端は、逆送防止
ガイド132によって両面搬送路133に案内され、両
面搬送ローラ130によって搬送ローラ101dに達す
るまで搬送される。
【0012】搬送ローラ101dは記録紙102を再度
レジストローラ対103まで搬送し、上述したプロセス
と同じ手順で第2面に画像形成され、両面の画像形成が
完了する。
【0013】図11は、図10に示す画像形成装置に備
えられた従来の定着装置108の模式的断面図である。
【0014】定着ローラ81は、芯金811に数mmの
ゴム層812が設けられている。又、芯金811の内部
には、ヒータ813が設けられ、定着ローラ81を加熱
している。
【0015】加圧ローラ82は、芯金821に数mmのゴ
ム層822が設けられている。
【0016】加圧ローラ82の両端には、軸受823が
設けられ、加圧手段83の加圧アーム831、加圧バネ
832、回動中心833により加圧ローラ82を定着ロ
ーラ81に対して加圧している。
【0017】カラー画像形成装置では、4色のトナーを
定着させるために、定着ローラ81、加圧ローラ82に
ゴム層が設けられ、定着装置でシートが挟持されるニッ
プ幅を広くし、又、大きな加圧力を加えることで多量の
トナーの定着を可能としている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
画像形成装置にあっては、加圧ローラ82が定着ローラ
81に対して大きい圧力で圧接されていると、定着ロー
ラ81、加圧ローラ82のゴム層に大きな負荷が加わ
り、数週間の間、定着装置を動作せずに放置している
と、図12に示すように、ゴム層が永久変形してしまう
虞がある。
【0019】この問題に対して、図13に示すように、
定着装置を動作させない時には、加圧ローラ82を定着
ローラ81から離間させるための離間機構84が設けら
れている。
【0020】モータ841には、プーリー842が取り
付けられ、ベルト843、プーリー844によりカム8
45を回転させる。カム845が図11に対して180
°回転すると加圧アーム831は、回動中心833を中
心に回動し、定着ローラ81から加圧ローラ82を離間
させる。又、さらにカム845を180°回転させると
図11の状態となる。
【0021】従来例では、離間手段専用にモータを設け
ており、コストアップとなってしまう。又、離間手段専
用にモータを設けず定着ローラの駆動系を利用する手段
も考えられるが、図13に示すような、回動中心833
と加圧ポイントとの距離Aと、回動中心833とカムの
作動ポイントとの距離Cとの差が小さいとカム845を
回転させるのに大きな加圧ローラ加圧力に対して、大き
な回転力が必要となり、駆動系の負荷が大きくなってし
まう。
【0022】又、距離Cを大きくしたり、プーリー84
2、844の比を大きくすれば、モータ841の負荷は
小さくなるが、距離Cやプーリー844を大きくすると
装置の大きさや周辺の部品配置に大きな影響を与える。
【0023】本発明は、小型かつ簡単な構造で、定着体
と加圧体との圧接を解除し、該圧接による定着体及び加
圧体の変形を防ぐことのできる画像形成装置の提供を目
的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、外周面に潜像を担持する潜像担持体に現像剤を付
与することにより可視画像を形成し、潜像担持体上の上
記可視画像を形成する可視画像を転写部にて記録媒体へ
未定着像として転写する画像形成装置であって、回転自
在な定着体と、転写部により未定着像が転写された記録
媒体を介して定着体と圧接する回転自在な加圧体とを有
する画像形成装置において、転写部を潜像担持体から離
間させる離間手段を有し、転写部と潜像担持体との離間
による転写部の移動と連動して定着体と加圧体との圧接
を解除するという第一の発明によって達成される。
【0025】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、離間手段は、画像形成処理を終了してか
ら再び開始するまでの間、転写部と潜像担持体とを離間
させるという第二の発明によっても達成される。
【0026】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、離間手段は、記録媒体
が画像形成装置内に滞留した際に、転写部と潜像担持体
とを離間させるという第三の発明によっても達成され
る。
【0027】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、加圧体は、支
持部材により弾性部材を介して画像形成装置本体に支持
され定着体と圧接しているという第四の発明によっても
達成される。
【0028】更に、本出願によれば、上記目的は、第四
の発明において、転写部は、支持部材と接続され、離間
手段が転写部を潜像担持体から離間した際に、上記支持
部材を定着体と加圧体との圧接を解除する位置に移動さ
せるという第五の発明によっても達成される。
【0029】又、本出願によれば、上記目的は、第四の
発明において、転写部は、弾性部材と接続され、離間手
段が転写部を潜像担持体から離間した際に、上記弾性部
材を定着体と加圧体との圧接を解除する位置に移動させ
るという第六の発明によっても達成される。
【0030】すなわち、本出願にかかる第一の発明にあ
っては、離間手段が転写部を移動し、転写部と潜像担持
体とを離間し、転写部の移動にともない連動して定着体
と加圧体との圧接を解除する。
【0031】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、画像形成装置が画像形成処理を終了してから、離間
手段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体とを離間
し、転写部の移動にともない連動して定着体と加圧体と
の圧接を解除し、再び画像形成装置が画像形成処理を開
始まで、転写部と潜像担持体とは離間され、定着体と加
圧体との圧接は解除される。
【0032】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、記録媒体が画像形成装置内に滞留した際に、離間手
段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体とを離間し、
転写部の移動にともない連動して定着体と加圧体との圧
接を解除する。
【0033】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、離間手段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体と
を離間し、転写部の移動にともない連動して定着体と加
圧体との圧接を解除する。
【0034】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、離間手段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体と
を離間し、転写部の移動にともない支持部材を移動して
定着体と加圧体との圧接を解除する。
【0035】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、離間手段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体と
を離間し、転写部の移動にともない弾性部材を移動して
定着体と加圧体との圧接を解除する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
について図1乃至図9のいずれかに基づき説明する。
【0037】(第一の実施形態)図1は、本発明におけ
る第一の実施形態の一例たる画像形成装置の概略構成を
示す模式的断面図である。
【0038】本実施形態における画像形成装置は、図1
に示すように、外周面に静電潜像が形成されるドラム状
の潜像担持体たる感光体6a、6b、6c、6dと、感
光体6a、6b、6c、6dの外周面を規定電位に帯電
するためのローラ状の帯電体(図示せず)と、規定電位
に帯電せしめられた上記外周面に露光により静電潜像を
形成するレーザースキャナユニット6a1、6b1、6
c1、6d1と、上記静電潜像を現像剤により可視画像
化する現像装置6a2、6b2、6c2、6d2と、上
記外周面に形成された可視画像(顕像)をシート状の記
録媒体たる記録紙2に転写する転写部たる転写ブレード
41a、41b、41c、41dと、定着装置たる定着
器8とを備えている。
【0039】本実施形態にかかる画像形成装置は、カセ
ット1に積載された記録紙2が、ピックアップローラ1
aによって送り出され、送りローラ1c及び送り方向と
反対の方向に回転している逆転分離ローラ1bによって
最上位の記録紙のみが下流側に搬送される。
【0040】次いで記録紙2は複数の搬送ローラ対1d
によって搬送路に沿って搬送され、停止しているレジス
トローラ対3のニップに先端が係止されて湾曲し、斜行
が矯正される。
【0041】一方、感光ドラム6a、6b、6c、6d
はそれぞれ記録紙2にイエロー、マゼンダ、シアン、ブ
ラックのトナー画像を形成するようになっている。代表
して感光ドラム6aついて詳説すると、感光ドラム6a
は時計方向に回転し、レーザースキャナユニット6a2
により感光ドラム6a上にレーザービームを照射して静
電潜像を形成し、現像器6a3により感光ドラム6a表
面に形成された静電潜像をイエローのトナーによって現
像するようになっている。
【0042】レジストローラ対3は感光ドラム6aに形
成されたトナー画像と同期するタイミングで回転を開始
して記録紙2を送り出す。送り出された記録紙2は吸着
ローラ4によって、帯電した転写ベルト5に押し付けら
れ、記録紙2は転写ベルト5に静電吸着される。
【0043】感光ドラム6aに形成されたイエローのト
ナー画像は転写ブレード41aによって、転写ベルト5
によって搬送される記録紙2に転写される。
【0044】同様にして感光ドラム6b、6c、6d、
転写ブレード41b、41c、41dによってマゼン
ダ、シアン、ブラックのトナー画像が記録紙2に転写さ
れる。
【0045】定着器8は、内部にハロゲンヒータを有す
る加熱定着器であり、転写ベルト5によって搬送された
トナー像を転写された記録紙2に熱及び圧力を付与する
ことにより記録紙2上にトナー像を定着させるようにな
っている。
【0046】定着器8を通過した記録紙2は内排紙ロー
ラ9によって搬送され、排出手段としての外排紙ローラ
10によって排紙トレイ11上に排紙される。
【0047】又、第一面に画像形成された記録紙2の反
対側の第二面にも画像形成する場合は、フラッパ13を
反時計方向に回動し、内排紙ローラ9を通過した記録紙
2先端をフラッパ13によって反転通路14に案内す
る。記録紙2は第一搬送ローラ15、第二搬送ローラ1
6によってスイッチバックパス31に搬送される。
【0048】記録紙2後端が可撓性シートで形成される
逆送防止ガイド32を通過したら第二搬送ローラ16を
逆転させて記録紙2をスイッチバックさせる。逆方向に
搬送された記録紙2先端は、逆送防止ガイド32によっ
て両面搬送路33に案内され、両面搬送ローラ30によ
って搬送ローラ1dに達するまで搬送される。
【0049】搬送ローラ1dは記録紙2を再度レジスト
ローラ対3まで搬送し、上述したプロセスと同じ手順で
第2面に画像形成され、両面の画像形成が完了する。
【0050】図1に示すように、画像形成装置の画像形
成処理状態では、転写ブレード41a、転写ブレード4
1b、転写ブレード41c、転写ブレード41dは、転
写ベルト5を介してそれぞれ感光ドラム6a、感光ドラ
ム6b、感光ドラム6c、感光ドラム6dに当接してい
る。
【0051】転写ベルト5は、第一ベルト搬送ローラ4
2、第二ベルト搬送ローラ43と他のベルト搬送ローラ
(図示せず)により矢印A方向へ回転している。又、各
ベルト搬送ローラは、転写枠奥側板44及び転写枠前側
板(図示せず)に取り付けられている。
【0052】図2に示すように、感光ドラム6dには、
転写ブレード41dが転写ベルト5の裏側から当接して
いる。転写ブレード41dは、従来例の転写帯電器と比
較してオゾンを発生しないことなどの利点がある。
【0053】しかし、この状態で放置していると、転写
ブレード41a、41b、41c、41dとそれぞれ感
光ドラム6a、6b、6c、6dとの当接部に転写ブレ
ード41a、41b、41c、41dの跡がついてしま
いトナー画像にこの転写ブレード跡が発生した画像とな
ってしまう。
【0054】このため、画像形成処理が行われてないと
きには、感光ドラム6a、6b、6c、6dとと転写ブ
レード41a、41b、41c、41dとをそれぞれ離
すために、図3に示すように、第二ベルト搬送ローラ4
3の回転軸を中心に転写枠40を矢印B方向に一定角度
回転させるようになっている。
【0055】図4は、本実施形態において、転写枠40
が回動した時の定着装置の状態を示しており、画像形成
処理が行われていないときに、転写枠40が第二ベルト
搬送ローラ43を中心に回動することによって、転写枠
奥側板44の作動部441が加圧アーム831aを矢印
B方向へ押し上げることにより、回動中心833aを中
心に加圧アーム831aが回動し定着ローラ81aと加
圧ローラ82aとが離間する。
【0056】尚、本実施形態では、転写枠奥側板44の
みを示しているが転写枠前側板(図示せず)でも同様の
ことが行なわれている。
【0057】図5は、本実施形態における転写枠40の
回動をするための手段を示しており、モーター45、プ
ーリー46、ベルト47、プーリー48によりカム49
が回転する、カム49の回転により、転写枠40は転写
枠40の自重で落下してストッパー(図示せず)により
回動は停止し、又、カム49が図5に示すの位置から1
80°回転することによりカム49が転写枠奥側板44
を押し上げ図2の状態となる。
【0058】ここで転写枠40は、幅が300mm以上
あり、奥行きもA3サイズの転写紙を搬送するため30
0mm以上あるため、重量が相当重いものとなる。
【0059】又、図3に示すように、回動中心となる第
二搬送ローラ43に対する転写枠40の重心位置Fとの
距離は、相当大きくなっているので、転写枠40の回動
には大きなモーメントが発生し、距離Dを短くすること
により作動部441には大きな力が発生する。
【0060】以上のように、本実施形態においては、画
像形成処理をしていないときに、感光ドラム6a、6
b、6c、6dと転写ブレード41a、41b、41
c、41dとの圧接を解除するための転写枠40の回動
にともない転写枠40の回動力を利用することにより、
定着ローラ81aと加圧ローラ82aとの圧接を解除す
ることによって、定着ローラ81aと加圧ローラ82a
との圧接を解除するための専用の駆動系を用いることな
く、簡単な構成で定着ローラ81aと加圧ローラ82a
との永久変形を防止できる。
【0061】(第二の実施形態)次に、本発明における
第二の実施形態について図6又は図7に基づき説明す
る。尚、第一の実施形態と同様の構成に関しては、同符
号を付してその説明を省略する。
【0062】図6は、本発明の第二の実施形態の定着装
置を示している。
【0063】加圧アーム831bに水平方向から加圧ア
ーム831bを加圧する加圧バネ834bが設けられ、
加圧バネ834bの他端には、回動中心833bにより
回動可能な加圧板835bが設けられている。又、転写
枠奥側板44には作動部442が設けられ、加圧板83
5bの位置を規制している。
【0064】上記構成で、画像形成処理が行われている
ときには、作動部442により加圧板835bの位置が
規制され加圧バネ834b、加圧アーム831bにより
加圧ローラ82aは定着ローラ81aに加圧される。
【0065】図7に示すように、転写枠40が第二搬送
ローラ43を回動中心とする回動により、作動部442
が移動して、加圧バネ834bの反力や加圧ローラ82
aの重力により矢印H方向に回動し、加圧ローラ82a
と定着ローラ81aが離間する。
【0066】以上のように、本実施形態においては、画
像形成処理がされてないときに、感光ドラム6a、6
b、6c、6dと転写ブレード41a、41b、41
c、41dとの圧接を解除するための転写枠40の回動
にともない転写枠40の回動力を利用することにより、
定着ローラ81aと加圧ローラ82aとの圧接を解除す
ることによって、定着ローラ81aと加圧ローラ82a
との圧接を解除するための専用の駆動系を用いることな
く、簡単な構成で定着ローラ81aと加圧ローラ82a
との永久変形を防止できる。
【0067】(第三の実施形態)次に、本発明における
第三の実施形態について図8又は図9に基づき説明す
る。尚、第一の実施形態と同様の構成に関しては、同符
号を付してその説明を省略する。
【0068】図8は、本実施形態において、画像形成処
理にともない転写材が搬送される過程で画像形成装置内
に転写材が滞留してしまう現象(以下、ジャムという)
が発生したときの状態を示す。
【0069】本実施形態の画像形成装置において、ジャ
ムが発生し、画像形成装置を停止する時には、転写枠4
0が回動して図8に示すような状態にする。又、この時
レジストローラ3により搬送中のシート2を全て送り出
す。これは、すでにシート2上にトナーの転写済み部L
が有り、シート2を矢印M側から抜かれると、シート2
上の未定着トナーがレジストローラ3についてしまうの
を防止するためである。
【0070】図9は、ジャムの際、転写枠40が回動し
た時の定着装置の状態を示しており、第一の実施形態と
同様に定着ローラ81aと加圧ローラ82aとが離間す
ることにより、シート2は矢印N方向に容易に取り出す
ことができる。
【0071】又、この時、シート2上の未定着状態の現
像剤が定着ローラ81aに付着しても、未定着状態の現
像剤は定着ローラ81aを清掃するためのクリーニング
ペーパー99に清掃されるので、定着ローラ81aが汚
れることはない。
【0072】以上のように、本実施形態においては、画
像形成処理がされてないときに、感光ドラム6a、6
b、6c、6dと転写ブレード41a、41b、41
c、41dとの圧接を解除するための転写枠40の回動
にともない転写枠40の回動力を利用することにより、
定着ローラ81aと加圧ローラ82aとの圧接を解除す
ることによって、定着ローラ81aと加圧ローラ82a
との圧接を解除するための専用の駆動系を用いることな
く、簡単な構成で定着ローラ81aと加圧ローラ82a
との永久変形を防止できる。
【0073】又、本実施形態においては、画像形成装置
内に記録紙が詰まった際に、未定着トナーによりレジス
トローラを汚すことなく、容易に記録紙を画像形成装置
外へ取り出すことができる。
【0074】
【発明の効果】以上にて、説明したように、本出願にか
かる第一の発明によれば、離間手段が転写部を移動し、
転写部と潜像担持体とを離間し、転写部の移動にともな
い連動して定着体と加圧体との圧接を解除するよう設定
されているので、定着体と加圧体との圧接を解除するた
めの専用の駆動系を用いることなく、簡単な構成で定着
体と加圧体との永久変形を防止できる。
【0075】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
画像形成装置が画像形成処理を終了してから、離間手段
が転写部を移動し、転写部と潜像担持体とを離間し、転
写部の移動にともない連動して定着体と加圧体との圧接
を解除し、再び画像形成装置が画像形成処理を開始ま
で、転写部と潜像担持体とは離間され、定着体と加圧体
との圧接は解除されるよう設定されているので、定着体
と加圧体との圧接を解除するための専用の駆動系を用い
ることなく、簡単な構成で定着体と加圧体との永久変形
を防止できる。
【0076】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、記録媒体が画像形成装置内に滞留した際に、離間手
段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体とを離間し、
転写部の移動にともない連動して定着体と加圧体との圧
接を解除するよう設定されているので、定着体と加圧体
との圧接を解除するための専用の駆動系を用いることな
く、簡単な構成で定着体と加圧体との永久変形を防止で
きると共に、画像形成装置内に記録紙が詰まった際に、
記録紙上の未定着状態の現像剤により画像形成装置内を
汚すことなく、容易に記録紙を画像形成装置外へ取り出
すことができる。
【0077】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
離間手段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体とを離
間し、転写部の移動にともない連動して定着体と加圧体
との圧接を解除するよう設定されているので、定着体と
加圧体との圧接を解除するための専用の駆動系を用いる
ことなく、簡単な構成で定着体と加圧体との永久変形を
防止できる。
【0078】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、離間手段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体と
を離間し、転写部の移動にともない支持部材を移動して
定着体と加圧体との圧接を解除するよう設定されている
ので、定着体と加圧体との圧接を解除するための専用の
駆動系を用いることなく、簡単な構成で定着体と加圧体
との永久変形を防止できる。
【0079】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
離間手段が転写部を移動し、転写部と潜像担持体とを離
間し、転写部の移動にともない弾性部材を移動して定着
体と加圧体との圧接を解除するよう設定されているの
で、定着体と加圧体との圧接を解除するための専用の駆
動系を用いることなく、簡単な構成で定着体と加圧体と
の永久変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態における画像形成装置の概略構
成を示す模式的断面図である。
【図2】図1に示す定着装置と転写部の概略構成を示す
模式的断面図である。
【図3】図2の画像形成装置の非画像形成処理時の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図4】図3の画像形成装置の定着装置と転写部の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図5】第一の実施形態の離間手段を示す模式的断面図
である。
【図6】第二の実施形態の定着装置と転写部の概略構成
を示す模式的断面図である。
【図7】図6に示す定着装置及び転写部の非画像形成処
理時の概略構成図である。
【図8】第三の実施形態の転写部の概略構成を示す模式
的断面図である。
【図9】図8の転写部と第三の実施形態の定着装置との
概略構成を示す模式的断面図である。
【図10】従来の画像形成装置の概略構成を示す模式的
断面図である。
【図11】図10の画像形成装置に備えられた定着装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図12】図11の状態で放置した場合の定着体及び加
圧体に起こる現象を説明する模式図である。
【図13】図11の定着装置に備えられた離間機構が定
着体と加圧体とを離間している状態を示す模式的断面図
である。
【符号の説明】
2 記録紙(記録媒体) 6a 感光ドラム(感光体) 6b 感光ドラム(感光体) 6c 感光ドラム(感光体) 6d 感光ドラム(感光体) 41a 転写ブレード(転写部) 41b 転写ブレード(転写部) 41c 転写ブレード(転写部) 41d 転写ブレード(転写部) 81a 定着ローラ(定着体) 82a 加圧ローラ(加圧体) 834a 加圧バネ(弾性部材) 834b 加圧バネ(弾性部材) 831a 加圧アーム(支持部材) 831b 加圧アーム(支持部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に潜像を担持する潜像担持体に現
    像剤を付与することにより可視画像を形成し、潜像担持
    体上の上記可視画像を形成する可視画像を転写部にて記
    録媒体へ未定着像として転写する画像形成装置であっ
    て、回転自在な定着体と、転写部により未定着像が転写
    された記録媒体を介して定着体と圧接する回転自在な加
    圧体とを有する画像形成装置において、転写部を潜像担
    持体から離間させる離間手段を有し、転写部と潜像担持
    体との離間による転写部の移動と連動して定着体と加圧
    体との圧接を解除することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 離間手段は、画像形成処理を終了してか
    ら再び開始するまでの間、転写部と潜像担持体とを離間
    させることとする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 離間手段は、記録媒体が画像形成装置内
    に滞留した際に、転写部と潜像担持体とを離間させるこ
    ととする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 加圧体は、支持部材により弾性部材を介
    して画像形成装置本体に支持され定着体と圧接している
    こととする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 転写部は、支持部材と接続され、離間手
    段が転写部を潜像担持体から離間した際に、上記支持部
    材を定着体と加圧体との圧接を解除する位置に移動させ
    ることとする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 転写部は、弾性部材と接続され、離間手
    段が転写部を潜像担持体から離間した際に、上記弾性部
    材を定着体と加圧体との圧接を解除する位置に移動させ
    ることとする請求項4に記載の画像形成装置。
JP10131007A 1998-04-27 1998-04-27 画像形成装置 Withdrawn JPH11305586A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100481550B1 (ko) * 2002-09-16 2005-04-07 삼성전자주식회사 초기화상 정착효율이 향상된 습식 화상형성장치의 정착장치
JP2007079068A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Canon Inc 画像加熱装置、及び画像形成装置

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