JPH1081434A - シート材給送装置、及び該シート材給送装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート材給送装置、及び該シート材給送装置を備えた画像形成装置

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JPH1081434A
JPH1081434A JP8237004A JP23700496A JPH1081434A JP H1081434 A JPH1081434 A JP H1081434A JP 8237004 A JP8237004 A JP 8237004A JP 23700496 A JP23700496 A JP 23700496A JP H1081434 A JPH1081434 A JP H1081434A
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JP
Japan
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sheet material
sheet
thickness
image forming
loop
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JP8237004A
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English (en)
Inventor
Toshiro Tomono
俊郎 友野
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート材の斜行と折れとを防止する。 【解決手段】シート厚信号出力手段200がシート材の
厚さに応じた信号を出力すると、ループ量制御手段20
1は、この信号を受けて、厚手のシート材の場合にはル
ープ量を減少させる。これにより、シート材の折れが防
止される。また、薄手のシート材の場合には、ループ量
制御手段201はループ量を増加させる。これにより、
シート材の斜行を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、原稿
や記録紙等のシート材を給送するシート材給送装置、及
び該シート材給送装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置は、原稿や記録紙等のシート材を給送するシ
ート材給送装置を備えている。
【0003】図1は、画像形成装置の一例としてカラー
複写機の構造を示す断面図である。
【0004】このカラー複写機C1 は、トナー像を坦持
する感光ドラム1を備えており、感光ドラム1の右方に
はシート材Pを吸着保持して、トナー像を転写せしめる
転写ドラム6が配置されている。また、この転写ドラム
6の右方にはシート材給送装置D1 が配置されており、
転写ドラム6にシート材Pを供給するように構成されて
いる。
【0005】ところで、このシート材給送装置D1 はレ
ジストローラー対(レジスト手段)41,42を備えて
いるが、このレジストローラー対41,42は、上流側
(図示右側)からシート材Pが給送されてくるタイミン
グでは回転を停止してシート材Pの給送経路を閉塞し、
シート材Pにループを形成してその斜行を除去するよう
になっている。また、このレジストローラー対41,4
2は、感光ドラム1にトナー像が形成されるタイミング
と同期して回転駆動されて、シート材Pを下流側(転写
ドラム6の側)に給送するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来装
置においてはループ量をシート厚にかかわらず一定とし
ていたため、シート材先端からレジストローラー対4
1,42に加えられる押力はシート厚に比例して強くな
る。そして、このレジストローラー対41,42にはブ
レーキ機構が取り付けられていないため、シート材が厚
過ぎると、シート材の先端が、レジストローラー対4
1,42を押圧して連れ回りさせながら下流側に突出
し、斜行補正がなされないという問題があった。
【0007】なお、このような問題を解決するには、レ
ジストローラー対41,42が連れ回りしないようにブ
レーキ機構を取り付ければ良いが、その場合には装置が
コストアップしてしまうという問題があった。
【0008】また、上述のようにレジストローラー対4
1,42が連れ回りされなくとも、厚手のシート材場合
には折れが発生するという問題があった。
【0009】さらに、ループ量をこのような折れが発生
しないような範囲とし、かつシート材の厚さにかかわら
ずループ量を一定とした場合には、薄手のシート材の場
合にはループ量が不足して斜行補正がなされないという
問題があった。
【0010】一方、このような斜行補正が行なわれる場
合のシート材の先端位置(レジストローラー対41,4
2のニップ部に侵入するシート材の先端位置)は、図2
に示すようにシート材の厚さ(坪量)に応じて変化す
る。ここで、図3は、シート材先端位置とシート材の厚
さ(坪量)との関係を示す図であるが、この図より、シ
ート材先端位置はシート材の厚さ(坪量)に比例して変
化し、坪量が50g/m2 のシート材と250g/m2
のシート材とでは約1mm程度異なることが理解できる
(なお、シート材先端位置は、坪量が50g/m2 のシ
ート材の先端位置を0としている。)。したがって、シ
ート厚が異なる場合には、シート材に対する画像の副走
査位置がずれてシート材の同期が取れなくなり、画像品
位を損なってしまうという問題が生ずる。
【0011】なお、このような問題を解決するには、別
個のシャッタ機構を設けてシート材の厚みにかかわらず
一定の同期を取るようにすれば良いが、その場合には装
置の構造が複雑になったり、価格が上昇してしまうとい
う問題がある。
【0012】そこで、本発明は、シート材の厚さにかか
わらず斜行を確実に防止するシート材給送装置、及び該
シート材給送装置を備えた画像形成装置を提供すること
を目的とするものである。
【0013】また、本発明は、シート材の折れを防止す
るシート材給送装置、及び該シート材給送装置を備えた
画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0014】さらに、本発明は、小型で安価なシート材
給送装置、及び該シート材給送装置を備えた画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0015】またさらに、本発明は、シート材の厚みに
かかわらず画像のズレを防止する画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、回転を停止することによりシ
ート材の給送経路を閉塞して上流側から給送されてくる
シート材にループを形成しその斜行を除去すると共に、
所定のタイミングで回転して前記シート材を下流側に給
送するレジスト手段と、前記シート材の厚さに応じた信
号を出力するシート厚信号出力手段と、該シート厚信号
出力手段からの信号に応じてループ量を制御するループ
量制御手段と、を備えたシート材給送装置であって、厚
手のシート材の場合には、薄手のシート材の場合に較べ
てループ量を減少させる、ことを特徴とする。
【0017】また、本発明は、回転を停止することによ
りシート材の給送経路を閉塞して上流側から給送されて
くるシート材にループを形成しその斜行を除去すると共
に、所定のタイミングで回転して前記シート材を下流側
に給送するレジスト手段、前記シート材の厚さに応じた
信号を出力するシート厚信号出力手段、及び該シート厚
信号出力手段からの信号に応じてループ量を制御するル
ープ量制御手段、からなるシート材給送装置と、前記レ
ジスト手段によって給送されるシート材に画像を形成す
る画像形成手段と、を備えてなる画像形成装置であるこ
とを特徴とする。
【0018】なお、以上構成に基づき、厚手のシート材
を給送する場合には、薄手のシート材を給送する場合に
較べてループ量は減少されるため、シート材の折れが防
止されると共に、斜行補正が確実になされる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0020】まず、本発明の第1の実施の形態につい
て、図4乃至図9に沿って説明する。
【0021】図4は、画像形成装置の一例として、カラ
ー複写機の全体構成を示す断面図である。
【0022】このカラー複写機C2 は、トナー像を坦持
する感光ドラム(画像形成手段)1を備えており、感光
ドラム1は、回転自在に支持されると共に反時計回りに
回転するように構成されている。
【0023】また、この感光ドラム1の図示左側には、
該ドラム1に対向するように一次帯電器2が配置されて
おり、感光ドラム1の表面が均一に帯電されるように構
成されている。さらに、感光ドラム1の上方には、レー
ザビーム走査装置等の光学系3が配置されており、色分
解された光像又はこれに相当する光線Lを所定のタイミ
ングで感光ドラム1の表面に結像して、該表面に静電潜
像を形成するように構成されている。
【0024】さらに、感光ドラム1の下方には、水平方
向に移動可能な水平移動式現像装置4が配置されてい
る。この現像装置4は、4色(例えば、マゼンタ色、シ
アン色、イエロー色、ブラック色)の現像剤を格別に収
納する4個の現像器4M,4C,4Y,4BKを備えて
おり、これらの現像器4M,…は、不図示の移動機構に
よって水平方向に移動するようになっている。そして、
上述のように感光ドラム1の表面に静電潜像が形成され
ると、所望色の現像器4M,…が感光ドラム1に対峙す
る位置まで移動され、トナーを感光ドラム1に飛翔させ
てトナー像を形成するように構成されている(詳細は後
述)。
【0025】またさらに、感光ドラム1の右側には、転
写ドラム6が、感光ドラム1の表面に接触した状態に、
或いは僅かに離れた状態にて該ドラム1に対峙するよう
に配置されており、感光ドラム1の表面に形成されたト
ナー像が転写ドラム6に転写されるように構成されてい
る(詳細は後述)。
【0026】また、感光ドラム1の上側には除電器27
が配置されて、感光ドラム1の表面の静電荷を取り除く
ように構成されており、また除電器27の左方にはクリ
ーニングブレード28が配置されて、感光ドラム1の表
面に残留したトナーを取り除くように構成されている。
【0027】次に、転写ドラム6、及び転写ドラム6の
周囲に配置された機器について説明する。
【0028】転写ドラム6は、図5に詳示するように、
離間させかつ同心的に配置された一対のリング状部材6
b,6bと、これらのリング状部材6b,…を一体的に
結合する連結部材(不図示)と、これらのリング状部材
6b,…に円筒状に巻装された、シート状の誘電体材で
ある転写材坦持シート6aと、によって構成されてお
り、この転写ドラム6は、回転自在に支持されると共
に、不図示の駆動手段によって時計回りの方向に回転す
るように構成されている。
【0029】そして、転写ドラム6の右下方にはガイド
21,22が配置されており(図4参照)、シート材P
が1枚ずつ供給されるように構成されている。このう
ち、下側のガイド22は、図6に詳示するように、軸A
の回りに回転自在に支持されていると共に、軸Aに外嵌
されたコイルバネ222によって時計回りの方向に付勢
されている。また、このガイド22の上方には、不図示
の駆動手段によって回転駆動される偏心カム221が配
置されており、ガイド22は、カム221の駆動に伴っ
て反時計回りに揺動されるように構成されている。
【0030】一方、ガイド22の端部には、電荷を注入
する導電体ローラー20が回転自在に支持されており、
この導電体ローラー20は、コイルバネ222と偏心カ
ム221との働きによって、転写ドラム6(転写材坦持
シート6a)に外接する位置と、該ドラム6から離間し
た位置とを選択的に取るように構成されている。なお、
導電体ローラー20は、同図に示すように、シート材P
の後端がローラー20を通過するタイミングで退避する
ようになっている。
【0031】さらに、転写ドラム6の内部には、該ドラ
ム6を挟んでローラー20と対峙するように吸着用コロ
ナ帯電器19が配置されており、これらの導電体ローラ
ー20と吸着用コロナ帯電器19とによって電荷を与
え、給送されてきたシート材Pを転写ドラム6に吸着さ
せるように構成されている(以下、吸着用コロナ帯電器
19や導電体ローラー20が配置された位置を“吸着位
置”とする)。
【0032】一方、転写ドラム6の内部には、該ドラム
6を挟んで感光ドラム1と対峙するように転写用コロナ
帯電器7が配置されており(以下、転写用コロナ帯電器
7が配置された位置を“転写位置”とする)、感光ドラ
ム1のトナー像を転写するようになっている。
【0033】また、転写ドラム6の上側には、該ドラム
6を挟んで2つのコロナ帯電器10,11がドラム6の
内外に配置されており、転写ドラム6の除電を行なうよ
うになっている。さらに、これらの帯電器10,…の下
流側においては分離用ブレード14が揺動可能に配置さ
れており、所定信号を受けた分離用ブレード14が転写
ドラム6に外接することにより、転写ドラム6に吸着さ
れたシート材Pを分離するように構成されている。
【0034】またさらに、この分離用ブレード14の近
傍には、押し当てコロ12,13が転写ドラム6を挟む
ようにして配置されており、該ドラム6に吸着保持され
たシート材Pを分離するようになっている。
【0035】また、この分離用ブレード14の近傍には
コロナ放電器29が配置されており、AC放電によっ
て、シート材Pが転写ドラム6から分離される際に起こ
る剥離放電による画像の乱れを防止するようになってい
る。
【0036】さらに、これら分離用ブレード14の下流
側には、転写材坦持シート6aの外面をクリーニングす
るためのブラシローラー15が配置されており、転写ド
ラム6の内部には、該ドラム6を挟んでブラシローラー
15に対向するようにコロナ放電器やブラシ式除電器1
6が配置されて、付着力(クーロン力の残留及びファン
デルワールス力)を除去するように構成されている。
【0037】一方、上述した転写ドラム6の右方には、
転写ドラム6にシート材Pを供給するためのシート材給
送装置D2 が配置されている。以下、このシート材給送
装置D2 について説明する。
【0038】シート材給送装置D2 は、カラー複写機C
2 の右側部に着脱自在に支持された上下2段のカセット
30,31を備えており、さらに上側カセット30の上
方には手差しトレイ34が配置されている。
【0039】また、各カセット30,31並びに手差し
トレイ34には、ピックアップローラー32,33や手
差しローラー対35が配置されており、シート材Pを複
写機内部に給送するようになっている。さらに、これら
のカセット30,31並びに手差しトレイ34のシート
材搬送方向下流側には搬送ローラー対37,38や搬送
ローラー対39,40が配置されており、その下流側に
は引き抜きローラー対100,101がそれぞれ配置さ
れている。なお、搬送ローラー対37,…がリタード方
式の場合、分離能力がある為、給送されるシート材Pの
後端がローラー対37,…を通過するまで回転し続ける
ように構成され、搬送ローラー対37,…がデュプロ方
式の場合は、給送されるシート材Pの先端が引き抜きロ
ーラー対100,101に挟持された時点で停止するよ
うに構成される。また、本実施の形態においては、いわ
ゆる転写ズレを防止すべく、ピックアップローラー3
2,33や搬送ローラー37,38の駆動力を所定のタ
イミングにて解除するように構成されている。なお、こ
のようにピックアップローラー32,33等の駆動力を
解除した場合、厚手のシート材において搬送力が不十分
となるが、本実施の形態においては引き抜きローラー対
100,101によって搬送力を補っている。
【0040】そして、さらに下流側にはレジストローラ
ー対(レジスト手段)41,42や上述したガイド2
1,22が配置されている。このレジストローラー対4
1,42は、上流側からシート材Pが給送されてくるタ
イミングではその回転を停止してシート材の給送経路を
閉塞し、シート材Pにループを形成してその斜行を除去
するように構成されている。また、レジストローラー対
41,42は、所定のタイミングで回転してシート材P
を下流側に給送するようになっている。
【0041】ところで、本実施の形態に係るカラー複写
機C2 は、シート材の厚さに応じた信号を出力するシー
ト厚信号出力手段200を備えており、このシート厚信
号出力手段200にはループ量制御手段201が接続さ
れている。そして、このループ量制御手段201は、シ
ート厚信号出力手段200からの信号に応じて、レジス
トローラー対41,42にて形成されるループのループ
量を、シート材Pの坪量が150g/m2 以下の場合に
は4,5mmとなるように制御し、150g/m2 以上の
場合には3mmとなるように制御する。なお、このループ
量の制御は、引き抜きローラー対100,101の駆動
を停止するタイミングを変えることにより行なう。
【0042】なお、このシート厚信号出力手段200と
しては、(1) 複写機C2 の操作部に設けたシート厚選
択ボタン(手動スイッチ)、(2) シート材の給送経路
に設けたシート厚検知センサ、のいずれを用いてもよ
い。
【0043】また、(1) のシート厚選択ボタンは、例え
ば150g/m2 以下のシート材用の普通紙ボタンと、
150g/m2 以上のシート材用の厚紙ボタンの2種類
のボタンによって構成しても良く、さらに細かくして3
種類以上のボタンで構成するようにしてもよい。
【0044】図7は、上記(2) のシート厚検知センサの
一例を示す図である。このシート厚検知センサ(シート
厚信号出力手段)Sは、軸52の回りに回動可能に支持
されたアーム53を備えており、このアーム53はコイ
ルスプリング54によって時計回りに付勢されて、その
下端がガイド56に付勢されている。また、アーム53
の他端近傍には反射型のフォトセンサ55が設けられて
おり、アーム53の回転量を検知するように構成されて
いる。そして、ガイド56に沿ってシート材Pが給送さ
れると、アーム53は反時計回りにシート材Pの厚みに
応じた角度だけ回転するが、その回転量がフォトセンサ
55にて検知されることに基づき、シート材Pの厚みが
識別されるようになっている。
【0045】図8は、シート材の坪量とループ量との関
係を示した図である。符号Aは、厚いシート材であって
も折れは発生しない代わりに、薄いシート材の場合には
斜行が取れない領域を示している。また、符号Bは、薄
いシート材の場合であっても斜行が取れるかわりに、厚
いシート材の場合には折れが発生する領域を示してい
る。さらに、符号Cは、折れの発生を防止でき、かつ斜
行が取れる領域を示している。
【0046】なお、この図より、坪量が増加すればする
程(すなわち、シート厚が厚い程)ループ量が小さくて
も斜行の補正が可能となることが理解できる。その理由
は、 * 斜行補正は、シート材に強制的にループを形成して
その復元力を利用して行うものであり、この斜行補正に
必要な復元力は、シート材の厚い薄いにかかわらず理論
的にはほぼ一定である。 * 一方、シート厚が厚い程そのコシは強くなり、斜行
補正に必要な復元力は、小さなループ量で得られる。こ
とにあると考えられる。つまり、シート厚が厚ければ、
少しのループを形成しただけで、十分な復元力が発生
し、斜行補正が可能となるからである。
【0047】ここで、シート材Pの給送はレジストロー
ラー対41,42が支配するが、シート材Pの給送スピ
ードを転写ドラム6の回転速度に完全に一致させること
は極めて困難である。したがって、本実施の形態におい
ては、レジストローラー対41,42は、シート材Pの
先端が転写ドラム6に吸着されると同時に離間するよう
に構成されている。
【0048】ところで、モーターの速度精度、ローラー
の加工精度の向上により転写ドラム6とレジストローラ
ー対41,42間の速度のばらつきも考慮しても1%以
内に収めることが可能となった。したがって、転写ドラ
ム6の速度が150mm/s、レジストローラー対41,
42の速度が151mm/sとしてもA3(420mm×2
97mm)サイズの紙を搬送しても、転写ドラム6とレジ
ストローラー対41,42間の速度差により生じるルー
プ量は3mm以内となる。そうした場合、ループが生じて
もループ吸収できるガイド形状であれば、坪量が約12
0g/m2 未満のシート材に対しては、開放は必要な
い。また、坪量が120g/m2 以上のシート材であっ
ても引き抜きローラー対100,101から吸着位置ま
で100mm以上でかつレジストローラー対41,42を
2mm以上開放した状態で引き抜きローラー対100,1
01を回転し続ければ転写ドラム6と引き抜きローラー
対100,101間のシート材のループによる押力が転
写に影響を及ぼさないので、引き抜きローラー対10
0,101及び搬送ローラーを開放する必要がない。ま
た、レジストローラー対41,42を2mm以上開放した
場合は、レジストローラー対41,42の上下ギアのか
み合いが完全に外れてしまうため開放状態を終えた時に
かみあい不良を起こすことが懸念される。しかしなが
ら、開放状態を終えた後にギアを1/4回転以上させた
後回転を加えることにより、ギアは完全にかみ合い、か
つレジストローラー対の圧も安定状態になる効果があ
る。
【0049】次に、転写ドラム6から装置外部にシート
材Pを搬出するシート材搬出系について説明する。
【0050】転写ドラム6の右上方(分離ブレード14
の近傍)にはコンベア17が配置されており、分離ブレ
ード14にて分離したシート材Pを搬送するように構成
されている。また、その下流側(図示右側)には、定着
ローラー対からなる定着器18が配置されており、シー
ト材P上に転写されたトナー像を定着するように構成さ
れている。
【0051】次に、カラー画像を形成する際における本
実施の形態の作用について説明する。
【0052】いま、カラー複写機C2 を起動すると、感
光ドラム1の表面が一次帯電器2によって一様に帯電さ
れる。次に、光学系3によって、例えばグリーンフィル
タを通したカラー像が照射され、感光ドラム1の表面に
は、マゼンタ成分を主体とした静電潜像が形成される。
【0053】一方、マゼンタ色現像剤を収納する現像器
4Mは、感光ドラム1に対向する位置まで他の現像器4
Cと共に水平移動され、該位置にて昇降される。その結
果、マゼンタ色現像剤は感光ドラム1に飛翔し、感光ド
ラム1の表面にはマゼンタ色のトナー画像が形成され
る。同様にして、他の色の現像剤も感光ドラム1に順次
付着され、該ドラム1上にはカラーのトナー像が形成さ
れる。
【0054】一方、オペレータからの指示に伴って、手
差しローラー対35,36、ピックアップローラー3
2、又はピックアップローラー33のいずれか一つが回
転駆動され、所望サイズのシート材Pが、手差しトレイ
34、或はカセット30又は31から1枚だけ送り出さ
れる。図9は、カセット30からシート材Pが給送され
る様子を示した図であるが、所定の信号が送られると、
同図(a) に示すようにピックアップローラー32が退避
位置から破線で示す位置まで移動し、最上位のシート材
Pを1枚だけ送り出す。なお、このピックアップローラ
ー32によるシート材送り量はシート材Pの先端が搬送
ローラー対37,38のニップに侵入するまでであり、
それ以降は再び退避する(同図(b) 参照)。ここで、ピ
ックアップローラー32が回転するタイミングは、搬送
ローラー対37,38が回転するタイミングと同時であ
る。また、このピックアップローラー32は、退避位置
において回転していても良く、停止していても良い。な
お、本実施の形態では、円柱形状で、かつ退避可能なピ
ックアップローラー32としたが、もちろんこれに限る
必要はなく、半円柱形状で、かつ回転制御が可能なピッ
クアップローラーとしても良い。
【0055】そして、送り出されたシート材Pは、搬送
ローラー37,38と引き抜きローラー100,101
とによってレジストローラー対41,42まで給送され
る。このとき、レジストローラー対41,42は駆動を
停止しているため、給送されたシート材Pは、先端がレ
ジストローラー対41,42に押し当てられてループを
形成し、その斜行が除去される(同図(c) 参照)。
【0056】次に、所定のタイミングでレジストローラ
ー対41,42が回転駆動されると、図6に示す偏心カ
ム221が半回転して導電体ローラー20を転写ドラム
6に当接せしめ、この導電体ローラー20は、転写ドラ
ム6に従って従動回転を始める。また、これと同時に吸
着用コロナ帯電器19が起動され、レジストローラー対
41,42によって送り出されてきたシート材Pは、こ
れらのローラー20や帯電機19によって転写ドラム6
に吸着される。なお、導電体ローラー20は、上述した
ように、シート材Pの後端がローラー20を通過するタ
イミングで退避する(図6参照)。
【0057】なお、シート材Pの先端縁がレジストロー
ラー対41,42のニップ部を僅かに通過した時点で
は、小サイズのシート材であっても、その後端部は、停
止されている搬送ローラー対37,38によって挟持さ
れるようになっている。
【0058】一方、転写ドラム6に吸着保持されたシー
ト材Pは、該ドラム6の回転に伴って時計回りに搬送さ
れ、転写位置にてトナー像の転写を受ける。
【0059】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0060】本実施の形態によれば、坪量が150g/
2 以上のシート材Pの場合には、ループ量を3mmと小
さくする。これにより、停止しているレジストローラー
対41,42を回転するような力は発生せず、シート材
先端はレジストローラー対41,42によって確実に位
置決めされて、その斜行補正が可能となる。
【0061】また、発明が解決しようとする課題にて説
明したようなブレーキ機構が不要となるため、取り付け
スペースを確保する必要もなく、装置のコストアップを
防止できる。
【0062】さらに、該取り付けスペースのために、レ
ジストローラー対41,42と引き抜きローラー対10
0,101との間の距離を大きくする必要がなく、シー
ト材に折れやシワ等が発生することもない。
【0063】またさらに、厚手のシート材の場合には上
述のようにループ量を小さくするため、シート材の折れ
を防止できる。また、薄手シート材の場合にはループ量
を大きくするため、その斜行補正が可能となる。
【0064】ここで、図8によれば、シート材の厚さに
かかわらずループ量を3.5mmで一定にすれば(該ルー
プ量をシート材の厚さに応じて変更しなくとも)、上述
の効果(シート材の折れ及び斜行の防止)が得られるこ
ととなる。しかし、実際には、引き抜きローラー対10
0,101の駆動停止タイミングの制御に多少のバラツ
キが生じることからループ量の正確な制御は困難で、ル
ープ量を一定にしただけでは上述の効果を得ることはで
きない。ここに、本発明の意義がある。
【0065】なお、上述した実施の形態では、搬送ロー
ラー対37,38とレジストローラー対41,42との
間に引き抜きローラー100,101を配置するものと
したが、坪量が160g/m2 以下のシート材のみを用
いる場合にはこのような引き抜きローラー100,10
1は不要である。
【0066】ついで、本発明の他の実施の形態について
説明する。
【0067】本実施の形態に係るカラー複写機は、画像
形成タイミング制御手段又は回転駆動タイミング制御手
段を備えている。このうち、画像形成タイミング制御手
段は、感光ドラム1に画像を形成するタイミングを制御
するものであり、回転駆動タイミング制御手段は、レジ
ストローラー対(レジスト手段)41,42の回転駆動
タイミングを制御するものである。そして、これらの制
御手段は、シート厚信号出力手段からの信号に応じてそ
れぞれのタイミングを制御して、シート厚さにかかわら
ず画像のズレを防止するように構成されている。
【0068】つまり、レジストローラー対41,42に
て規定されるシート材の先端位置は、50g/m2 のシ
ート材と250g/m2 のシート材とでは上述したよう
に約1mm程度異なるが(図3参照)、150g/m2
下のシート材についてはシート材の先端位置が0.5mm
シフトするようにレジストローラー対の駆動開始タイミ
ング又は光学系3の発光タイミングを変えるようになっ
ている。
【0069】例えば、潜像形成スピード150mm/sに
セットされ、レジストローラー搬送スピードが151mm
/sにセットされている場合、150g/m2 以下のシ
ート材の場合、それ以上のシート材の場合よりもレジス
トローラー対41,42の駆動開始タイミングを33.
1msだけ遅らせるようにする。また、光学系3の発光
タイミングで制御する場合は、150g/m2 以下のシ
ート材の場合、それ以上のシート材の場合よりも該タイ
ミングを33.3msだけ遅らせるようにする。
【0070】なお、シート厚信号出力手段としては、
(1) 複写機の操作部に設けたシート厚選択ボタン、
(2) シート材の給送経路に設けたシート厚検知センサ
S、のいずれを用いてもよい。
【0071】次に、本実施の形態の作用効果について説
明する。
【0072】本実施の形態によれば、シート材の厚みに
かかわらず画像の副走査位置をほぼ一定にして画像のズ
レを防止できる。
【0073】また、このようなズレを防止するためのシ
ャッタ機構を別途設ける必要がなく、装置の構造が複雑
になったり、価格が上昇してしまうことを回避できる。
【0074】なお、上述した実施の形態では、レジスト
ローラー対41,42の駆動開始タイミングや、光学系
3の発光タイミングを、150g/m2 の坪量を境とし
て2段階に分けて制御したが、もちろんこれに限る必要
はなく、3段階又はそれ以上に分けて制御するようにし
てもよい。
【0075】また、上述した実施の形態では、レジスト
ローラー対41,42の駆動開始タイミングや、光学系
3の発光タイミングを、厚手のシート材を基準として、
薄手のシート材を給送する場合に遅らせるような制御を
行なったが、もちろんこれに限る必要はなく、薄手のシ
ート材を基準として、厚手のシート材を給送する場合に
これらのタイミングを早めるような制御を行なうように
してもよい。
【0076】さらに、上述した実施の形態では、感光ド
ラム1や転写ドラム6を利用して画像を形成するものと
したが、もちろんこれに限る必要はなく、インクジェッ
ト方式の記録部によって画像を形成するようにしてもよ
い。但し、その場合には、インクの吐出タイミングやシ
ート材の給送タイミングをシート材の厚さに応じて変更
する必要がある。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
厚手のシート材の場合には、薄手のシート材の場合に較
べてループ量を減少させるようにしたため、レジスト手
段を回転させるような力は発生せず、シート材先端はレ
ジスト手段によって確実に位置決めされて、その斜行補
正が可能となる。
【0078】また、レジスト手段にブレーキ機構を設け
る必要がないことから、その取り付けスペースを確保す
る必要もなく、装置のコストアップを防止できる。
【0079】さらに、厚手のシート材の場合には上述の
ようにループ量を小さくするため、シート材の折れを防
止できる。また、薄手シート材の場合にはループ量を大
きくするため、その斜行補正が可能となる。
【0080】また、画像形成手段に画像を形成するタイ
ミングを制御する画像形成タイミング制御手段を設ける
と共に、シート厚信号出力手段からの信号に応じて前記
タイミングを制御するようにした場合には、シート厚さ
にかかわらず画像のズレを防止できる。
【0081】さらに、前記レジスト手段の回転駆動タイ
ミングを制御する回転駆動タイミング制御手段を設ける
と共に、シート厚信号出力手段からの信号に応じて前記
タイミングを制御するようにした場合にも、シート厚さ
にかかわらず画像のズレを防止できる。
【0082】また、このようなズレを防止するためのシ
ャッタ機構を別途設ける必要がなく、装置の構造が複雑
になったり、価格が上昇してしまうことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカラー複写機の全体構造を示す断面図。
【図2】従来の問題点を説明するための模式図。
【図3】レジストローラー対に保持されたシート材にお
ける、シート材先端位置とシート材厚さとの関係を示す
図。
【図4】本発明に係るカラー複写機の全体構造を示す断
面図。
【図5】転写ドラムの外観を示す斜視図。
【図6】導電体ローラーの支持構造等を説明するための
図。
【図7】シート厚検知センサの全体構成を説明するため
の図。
【図8】シート材の坪量とループ量との関係を示す図。
【図9】カラー複写機の作用を説明するための模式図。
【符号の説明】 1 感光ドラム(画像形成手段) 41,42 レジストローラー対(レジスト手段) 200 シート厚信号出力手段 201 ループ量制御手段 C2 カラー複写機(画像形成装置) D2 シート材給送装置 P シート材 S シート厚検知センサ(シート厚信号出力手
段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転を停止することによりシート材の給
    送経路を閉塞して上流側から給送されてくるシート材に
    ループを形成しその斜行を除去すると共に、所定のタイ
    ミングで回転して前記シート材を下流側に給送するレジ
    スト手段と、 前記シート材の厚さに応じた信号を出力するシート厚信
    号出力手段と、 該シート厚信号出力手段からの信号に応じてループ量を
    制御するループ量制御手段と、を備え、かつ、 厚手のシート材の場合には、薄手のシート材の場合に較
    べてループ量を減少させる、 ことを特徴とするシート材給送装置。
  2. 【請求項2】 前記シート厚信号出力手段が手動スイッ
    チである、 ことを特徴とする請求項1記載のシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 前記シート厚信号出力手段が、シート材
    の給送経路に設けられてシート材の厚さを検知するシー
    ト厚検知センサである、 ことを特徴とする請求項1記載のシート材給送装置。
  4. 【請求項4】 回転を停止することによりシート材の給
    送経路を閉塞して上流側から給送されてくるシート材に
    ループを形成しその斜行を除去すると共に、所定のタイ
    ミングで回転して前記シート材を下流側に給送するレジ
    スト手段、前記シート材の厚さに応じた信号を出力する
    シート厚信号出力手段、及び該シート厚信号出力手段か
    らの信号に応じてループ量を制御するループ量制御手
    段、からなるシート材給送装置と、 前記レジスト手段によって給送されるシート材に画像を
    形成する画像形成手段と、 を備えてなる画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段に画像を形成するタイ
    ミングを制御する画像形成タイミング制御手段を備え、 前記シート厚信号出力手段からの信号に応じて前記タイ
    ミングを制御して、シート厚さにかかわらず画像のズレ
    を防止する、 ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記レジスト手段の回転駆動タイミング
    を制御する回転駆動タイミング制御手段を備え、 前記シート厚信号出力手段からの信号に応じて前記タイ
    ミングを制御して、シート厚さにかかわらず画像のズレ
    を防止する、 ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記シート厚信号出力手段が手動スイッ
    チである、 ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記シート厚信号出力手段が、シート材
    の給送経路に設けられてシート材の厚さを検知するシー
    ト厚検知センサである、 ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項記載の
    画像形成装置。
JP8237004A 1996-09-06 1996-09-06 シート材給送装置、及び該シート材給送装置を備えた画像形成装置 Pending JPH1081434A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024390A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2012051699A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2014077826A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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