JP2790856B2 - シート材排出装置 - Google Patents
シート材排出装置Info
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- JP2790856B2 JP2790856B2 JP1154750A JP15475089A JP2790856B2 JP 2790856 B2 JP2790856 B2 JP 2790856B2 JP 1154750 A JP1154750 A JP 1154750A JP 15475089 A JP15475089 A JP 15475089A JP 2790856 B2 JP2790856 B2 JP 2790856B2
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- Japan
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- sheet material
- fixing
- roller
- pressing
- discharging
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、レーザービームプリンタ,LEDプリンタ等の
画像形成装置に適用されるシート材排出装置に関するも
のである。
画像形成装置に適用されるシート材排出装置に関するも
のである。
＜従来の技術＞ 従来より、レーザービームプリンタ,LEDプリンタ等の
画像形成装置に適用されるシート材排出装置に於いて
は、第９図に示す如く、画像転写後のシート材は定着器
50により転写画像を定着された後、搬送ガイド51にガイ
ドされながら搬送され、次いで排出ローラ52により装置
外のトレイ53に排出される如く構成されている。
画像形成装置に適用されるシート材排出装置に於いて
は、第９図に示す如く、画像転写後のシート材は定着器
50により転写画像を定着された後、搬送ガイド51にガイ
ドされながら搬送され、次いで排出ローラ52により装置
外のトレイ53に排出される如く構成されている。
上記定着器50と排出ローラ52との搬送速度を同じにす
ることは、部品精度，部品の耐摩耗性等の検知から好ま
しくない。
ることは、部品精度，部品の耐摩耗性等の検知から好ま
しくない。
そこで、一般的には排出ローラ52の搬送速度を速めて
定着器50と排出ローラ52との間にあるシート材に一定の
テンションを与えて弛まないように構成されている。こ
の時、シート材の転写画像面を搬送ガイド51で擦ると、
付着したトナーにより記録面が汚れる虞れがあるので、
画像定着後のシート材を非転写画像面側に湾曲させてル
ープを形成する如く搬送すると共に、搬送距離を十分に
確保して、定着後のトナーの熱が十分逃げるように構成
するか、または上記定着器50及び排出ローラ52の搬送速
度を略同じか或いは排出ローラの搬送速度を若干遅くし
て、搬送ガイド51の隙間を十分に設けて、両者の搬送速
度の差によりシート材にループを形成して転写画像面が
搬送ガイドに擦らないようにしていた。
定着器50と排出ローラ52との間にあるシート材に一定の
テンションを与えて弛まないように構成されている。こ
の時、シート材の転写画像面を搬送ガイド51で擦ると、
付着したトナーにより記録面が汚れる虞れがあるので、
画像定着後のシート材を非転写画像面側に湾曲させてル
ープを形成する如く搬送すると共に、搬送距離を十分に
確保して、定着後のトナーの熱が十分逃げるように構成
するか、または上記定着器50及び排出ローラ52の搬送速
度を略同じか或いは排出ローラの搬送速度を若干遅くし
て、搬送ガイド51の隙間を十分に設けて、両者の搬送速
度の差によりシート材にループを形成して転写画像面が
搬送ガイドに擦らないようにしていた。
＜発明が解決しようとする課題＞ しかしながら、最近のレーザービームプリンタ,LEDプ
リンタ等のデスクトップタイプのページプリンタは、パ
ーソナルコンピュータの端末や、高画質のファクシミリ
の端末として使用されている。そのため、事務処理のス
ペースの効率的量のため小型軽量化が望まれている。
リンタ等のデスクトップタイプのページプリンタは、パ
ーソナルコンピュータの端末や、高画質のファクシミリ
の端末として使用されている。そのため、事務処理のス
ペースの効率的量のため小型軽量化が望まれている。
また、プリントされたシート材のページ順を揃えるた
めに画像転写面を下面にして排出する構成の装置が望ま
れている。
めに画像転写面を下面にして排出する構成の装置が望ま
れている。
そこで電子写真の主要部を装置に対して全面に配置
し、画像転写後のシート材を転写画像面を下側にし、排
出部を極力定着器に近づけて排出するプリンタが提案さ
れている。
し、画像転写後のシート材を転写画像面を下側にし、排
出部を極力定着器に近づけて排出するプリンタが提案さ
れている。
しかし、上記構成によれば、定着器と排出部との距離
は非常に短いため、搬送ガイド部で搬送速度差によるル
ープを十分に吸収することは困難であった。
は非常に短いため、搬送ガイド部で搬送速度差によるル
ープを十分に吸収することは困難であった。
また、転写画像面が下側になっているので、排出ロー
ラの搬送速度が定着器よりも速いと、排出ローラと定着
器との間でシート材に張りが生じて転写画像面が搬送ガ
イドに擦れて記録面が汚れる虞れがあった。
ラの搬送速度が定着器よりも速いと、排出ローラと定着
器との間でシート材に張りが生じて転写画像面が搬送ガ
イドに擦れて記録面が汚れる虞れがあった。
本発明は上記従来技術の課題を解決し、搬送経路にあ
るシート材を非転写画像面側に押圧する押圧手段を設け
たシート材排出装置を提供するものである。
るシート材を非転写画像面側に押圧する押圧手段を設け
たシート材排出装置を提供するものである。
＜課題を解決するための手段＞ 上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に
適用される手段は、シート材に転写された画像を定着す
るための定着手段と、前記シート材を転写画像面側に湾
曲させて搬送するための搬送経路と、前記搬送経路にあ
るシート材を非転写画像面側に押圧するための押圧手段
と、前記定着手段より速い搬送速度でシート材を装置外
に排出するための排出手段とを有し、前記押圧手段は、
前記排出手段と前記定着手段との間でシート材に生ずる
張力によって位置が変位するように構成したことを特徴
とするシート材排出装置である。
適用される手段は、シート材に転写された画像を定着す
るための定着手段と、前記シート材を転写画像面側に湾
曲させて搬送するための搬送経路と、前記搬送経路にあ
るシート材を非転写画像面側に押圧するための押圧手段
と、前記定着手段より速い搬送速度でシート材を装置外
に排出するための排出手段とを有し、前記押圧手段は、
前記排出手段と前記定着手段との間でシート材に生ずる
張力によって位置が変位するように構成したことを特徴
とするシート材排出装置である。
＜作用＞ 上記手段によれば、定着手段と、該定着手段より速い
搬送速度でシート材を装置外に排出するための排出手段
との間でシート材のたるみがなくなってきても該シート
材に生ずる張力によって位置が変位する押圧手段により
搬送中のシート材に十分なたるみを付与して該搬送中の
シート材の転写画像面が湾曲した搬送経路の搬送ガイド
に接触しないように搬送することが出来る。
搬送速度でシート材を装置外に排出するための排出手段
との間でシート材のたるみがなくなってきても該シート
材に生ずる張力によって位置が変位する押圧手段により
搬送中のシート材に十分なたるみを付与して該搬送中の
シート材の転写画像面が湾曲した搬送経路の搬送ガイド
に接触しないように搬送することが出来る。
＜実施例＞ 以下、図面を参照して本発明を適用したシート材排出
装置の一実施例について説明する。
装置の一実施例について説明する。
第１図及び第２図はシート材排出装置の断面説明図、
第３図はその要部の説明図、第４図は上記シート材排出
装置を適用したレーザービームプリンタの概略構成を示
す説明図である。
第３図はその要部の説明図、第４図は上記シート材排出
装置を適用したレーザービームプリンタの概略構成を示
す説明図である。
先ず、第４図を参照してシート材排出装置を適用した
レーザービームプリンタの概略構成について説明する。
レーザービームプリンタの概略構成について説明する。
１はレーザービームプリンタ本体であって、シート材
Ｓの搬送経路を略２分割してなる固定側1A及び該固定側
1Aにヒンジ軸２を中心に開閉自在に取り付けられた開閉
側1Bとより構成されている。
Ｓの搬送経路を略２分割してなる固定側1A及び該固定側
1Aにヒンジ軸２を中心に開閉自在に取り付けられた開閉
側1Bとより構成されている。
３は普通紙，プラスチックシート等のシート材Ｓを給
送可能に積載収納したカセットであり、該カセット３よ
り給送信号に応じて給送ローラ４を駆動させてシート材
Ｓを送り出すと共に、該給送ローラ４に対向して設けら
れたコルク等の高摩擦部材よりなる分離パッド５によっ
て一枚宛分離されて給送される。
送可能に積載収納したカセットであり、該カセット３よ
り給送信号に応じて給送ローラ４を駆動させてシート材
Ｓを送り出すと共に、該給送ローラ４に対向して設けら
れたコルク等の高摩擦部材よりなる分離パッド５によっ
て一枚宛分離されて給送される。
上記給送されたシート材Ｓは、ガイド部材６によりガ
イドされて一時的に停止しているレジストローラ対７に
導かれ、該シート材Ｓの先端部が当該ローラ対７のニッ
プ部に当接して斜行が補正される（レジストレーショ
ン）。
イドされて一時的に停止しているレジストローラ対７に
導かれ、該シート材Ｓの先端部が当該ローラ対７のニッ
プ部に当接して斜行が補正される（レジストレーショ
ン）。
一方、画信号に応じてレーザー光を照射及び走査する
スキャナユニット８より発射されたレーザー光は、プロ
セスカートリッジ９内に内蔵された像担持体である感光
ドラム10上に照射される。上記感光ドラム10は予め帯電
ローラ11により一様に帯電されており、上記レーザー光
照射により露光されて静電潜像が形成される。そして、
上記潜像には現像器12によりトナーが付着されてトナー
像が形成される。
スキャナユニット８より発射されたレーザー光は、プロ
セスカートリッジ９内に内蔵された像担持体である感光
ドラム10上に照射される。上記感光ドラム10は予め帯電
ローラ11により一様に帯電されており、上記レーザー光
照射により露光されて静電潜像が形成される。そして、
上記潜像には現像器12によりトナーが付着されてトナー
像が形成される。
前記レジストレーションが行われたシート材Ｓは、レ
ジストローラ対７を駆動させて前記感光ドラム10上に形
成されたトナー像の先端と同期して転写ローラ13に搬送
されてトナー像がシート材Ｓに転写される。
ジストローラ対７を駆動させて前記感光ドラム10上に形
成されたトナー像の先端と同期して転写ローラ13に搬送
されてトナー像がシート材Ｓに転写される。
そして、画像転写後のシート材Ｓはガイド部材14に沿
って定着器15に導かれて、転写画像を定着した後、搬送
ガイド16,17にガイドされて排出ローラ18に導かれて、
該排出ローラ18により装置外のトレイ19に排出される。
って定着器15に導かれて、転写画像を定着した後、搬送
ガイド16,17にガイドされて排出ローラ18に導かれて、
該排出ローラ18により装置外のトレイ19に排出される。
即ち、上記レーザービームプリンタは、シート材Ｓを
積載収納したカセット３よりシート材Ｓを垂直方向に搬
送して搬送経路を短くし、駆動される機械部品を第４図
の左側に、電気，光学部品を右側に配置したものであ
る。これによって、シート材Ｓの搬送の信頼性を向上さ
せることが出来、装置のメンテナンスの容易化，装置の
小型化，及び低コスト化を実現出来る。
積載収納したカセット３よりシート材Ｓを垂直方向に搬
送して搬送経路を短くし、駆動される機械部品を第４図
の左側に、電気，光学部品を右側に配置したものであ
る。これによって、シート材Ｓの搬送の信頼性を向上さ
せることが出来、装置のメンテナンスの容易化，装置の
小型化，及び低コスト化を実現出来る。
次に、上述の如く構成されたレーザービームプリンタ
に適用されたシート材排出装置について第１図乃至第３
図を参照して説明する。
に適用されたシート材排出装置について第１図乃至第３
図を参照して説明する。
15はシート材Ｓに転写された画像を定着するための定
着手段である定着器であって、内部にヒータを内蔵して
加熱する定着ローラ15a、該定着ローラ15aにシート材Ｓ
を押圧するための加圧ローラ15b、画像定着後のシート
材Ｓを定着ローラ15aより剥離するための分離爪15c、及
び定着ローラ15aに付着したトナー等を除去するための
クリーニング部材15dを有する。上記定着ローラ15aは図
示せざる駆動手段により駆動回転し、加圧ローラ15bは
これに従動回転するものである。
着手段である定着器であって、内部にヒータを内蔵して
加熱する定着ローラ15a、該定着ローラ15aにシート材Ｓ
を押圧するための加圧ローラ15b、画像定着後のシート
材Ｓを定着ローラ15aより剥離するための分離爪15c、及
び定着ローラ15aに付着したトナー等を除去するための
クリーニング部材15dを有する。上記定着ローラ15aは図
示せざる駆動手段により駆動回転し、加圧ローラ15bは
これに従動回転するものである。
画像転写後のシート材Ｓはガイド部材14によりガイド
されて定着器15に導かれて、前記定着ローラ15a及び加
圧ローラ15bとの間で転写画像が定着され、前記分離爪1
5cによりシート材Ｓを定着ローラ15aより剥離して搬送
経路に搬送される。
されて定着器15に導かれて、前記定着ローラ15a及び加
圧ローラ15bとの間で転写画像が定着され、前記分離爪1
5cによりシート材Ｓを定着ローラ15aより剥離して搬送
経路に搬送される。
16,17は前記シート材Ｓを転写画像面側に湾曲させて
搬送するための搬送経路を構成する搬送ガイドである。
上記搬送ガイド16,17にガイドされたシート材Ｓは、転
写画像面側に湾曲してループを形成しながら排出部に搬
送される。
搬送するための搬送経路を構成する搬送ガイドである。
上記搬送ガイド16,17にガイドされたシート材Ｓは、転
写画像面側に湾曲してループを形成しながら排出部に搬
送される。
上記搬送ガイド17の途中には、搬送途中にあるシート
材Ｓを搬送ガイド16側に押圧するための押圧手段である
押圧部材20が設けられている。上記押圧部材20はポリエ
ステルフィルム等の可撓性を有する部材によって構成さ
れており、シート材Ｓを転写画像面側より搬送ガイド16
側に押圧してシート材Ｓを搬送ガイド16に沿って搬送さ
せるものである。上記押圧部材20の押圧力は前記定着ロ
ーラ15aと排出ローラ18との搬送速度差によってシート
材Ｓに付与される張力より弱く設定されている。
材Ｓを搬送ガイド16側に押圧するための押圧手段である
押圧部材20が設けられている。上記押圧部材20はポリエ
ステルフィルム等の可撓性を有する部材によって構成さ
れており、シート材Ｓを転写画像面側より搬送ガイド16
側に押圧してシート材Ｓを搬送ガイド16に沿って搬送さ
せるものである。上記押圧部材20の押圧力は前記定着ロ
ーラ15aと排出ローラ18との搬送速度差によってシート
材Ｓに付与される張力より弱く設定されている。
上記搬送ガイド16に沿って搬送されたシート材１は排
出手段である排出ローラ18に導かれて装置外に排出され
る。上記排出ローラ18は図示せざる駆動手段により駆動
回転するもので、該排出ローラ18に圧接して従動回転す
る排出コロ21a,21bと共にニップを形成してシート材Ｓ
を搬送してトレイ19に排出するものである。
出手段である排出ローラ18に導かれて装置外に排出され
る。上記排出ローラ18は図示せざる駆動手段により駆動
回転するもので、該排出ローラ18に圧接して従動回転す
る排出コロ21a,21bと共にニップを形成してシート材Ｓ
を搬送してトレイ19に排出するものである。
前記定着ローラ15aの搬送速度をVf,排出ローラ18の搬
送速度をVoとするとVf＜Vo、即ち定着ローラ15aより排
出ローラ18の搬送速度の方が速いように設定されてい
る。
送速度をVoとするとVf＜Vo、即ち定着ローラ15aより排
出ローラ18の搬送速度の方が速いように設定されてい
る。
このため、第２図に示す如く、搬送ガイド16,17間に
あるシート材Ｓは定着ローラ15aと排出ローラ18との間
で張力が付与されて搬送ガイド16に沿って形成されてい
たループが減少し、押圧部材20の押圧力に打ち勝って次
第に搬送ガイド17に近づいてゆく。
あるシート材Ｓは定着ローラ15aと排出ローラ18との間
で張力が付与されて搬送ガイド16に沿って形成されてい
たループが減少し、押圧部材20の押圧力に打ち勝って次
第に搬送ガイド17に近づいてゆく。
この時第３図に示す如く、シート材Ｓの搬送ガイド16
と押圧部材20との間に規定される定着器15から排出ロー
ラ18までの搬送距離をLmax、シート材Ｓが押圧部材20の
押圧力に打ち勝って搬送ガイド17に沿って搬送される場
合の搬送距離をLmin、シート材Ｓの先端が排出ローラ18
のニップ部に噛まれた時からシート材Ｓの後端が定着ロ
ーラ15aを離れるまでの時間をTiとすると、 Lmax−Lmin≧（Vo−Vf）Ti となるように構成する。
と押圧部材20との間に規定される定着器15から排出ロー
ラ18までの搬送距離をLmax、シート材Ｓが押圧部材20の
押圧力に打ち勝って搬送ガイド17に沿って搬送される場
合の搬送距離をLmin、シート材Ｓの先端が排出ローラ18
のニップ部に噛まれた時からシート材Ｓの後端が定着ロ
ーラ15aを離れるまでの時間をTiとすると、 Lmax−Lmin≧（Vo−Vf）Ti となるように構成する。
即ち、前記押圧部材20の前後でシート材Ｓに生ずる搬
送経路の変位量は、搬送経路の最大経路差より小さく構
成されている。
送経路の変位量は、搬送経路の最大経路差より小さく構
成されている。
従って、画像定着後のシート材Ｓの転写画像面が、ル
ープの減少によって搬送ガイド17に接触して汚れること
を防止することが出来る。
ープの減少によって搬送ガイド17に接触して汚れること
を防止することが出来る。
＜他の実施例＞ 次に、シート材排出装置の他の実施例について第５図
乃至第８図を参照して説明する。
乃至第８図を参照して説明する。
前記実施例に於いては、シート材Ｓの押圧部材20とし
てポリエステルフィルム等の可撓性を有する部材を用い
たが、バネ部材等の他の弾性部材も用いることが可能で
ある。
てポリエステルフィルム等の可撓性を有する部材を用い
たが、バネ部材等の他の弾性部材も用いることが可能で
ある。
また、第５図に示す如く、押圧部材20の先端のシート
材Ｓに接触部分に回動自在なコロ22等を設けることも出
来る。
材Ｓに接触部分に回動自在なコロ22等を設けることも出
来る。
上記構成によればシート材Ｓの搬送方向を安定化させ
ると共に、搬送負荷をより低減させてジャムの発生を防
止することが出来る。
ると共に、搬送負荷をより低減させてジャムの発生を防
止することが出来る。
また、前記定着ローラ15aの代わりに第６図に示す如
く、線状発熱体23aを有するプラテン23を加圧ローラ15b
に対向して設けることも出来る。この場合、上記加圧ロ
ーラ15bに圧接してシート材Ｓを搬送する搬送手段とし
て巻取コア24aと供給コア24bに巻き付けた耐熱シート24
を用いている。
く、線状発熱体23aを有するプラテン23を加圧ローラ15b
に対向して設けることも出来る。この場合、上記加圧ロ
ーラ15bに圧接してシート材Ｓを搬送する搬送手段とし
て巻取コア24aと供給コア24bに巻き付けた耐熱シート24
を用いている。
更に、第７図及び第８図に示す如く、第５図に示す押
圧部材20の先端部に取り付けたコロ22に対向して、装置
内に突設した回転軸25aを中心に回動可能なレバー25bの
先端にコロ25を取り付けることも可能である。
圧部材20の先端部に取り付けたコロ22に対向して、装置
内に突設した回転軸25aを中心に回動可能なレバー25bの
先端にコロ25を取り付けることも可能である。
上記構成によれば、コロ22とコロ25との間で搬送され
るシート材Ｓの振れを防止して搬送経路を規定すると共
に、該シート材Ｓを搬送ガイド17に接触することなく、
しかも搬送動作を安定化させることが出来る。
るシート材Ｓの振れを防止して搬送経路を規定すると共
に、該シート材Ｓを搬送ガイド17に接触することなく、
しかも搬送動作を安定化させることが出来る。
＜発明の効果＞ 本発明は前述の如く、定着手段と、該定着手段より速
い搬送速度でシート材を装置外に排出するための排出手
段との間でシート材のたるみがなくなってきても該シー
ト材に生ずる張力によって位置が変位する押圧手段を設
けたので、定着手段と排出手段とのシート材の搬送速度
の違いにより張力を付与されてループが減少して、シー
ト材の転写画像面がガイド部材に接触することを防止す
ることが出来る。
い搬送速度でシート材を装置外に排出するための排出手
段との間でシート材のたるみがなくなってきても該シー
ト材に生ずる張力によって位置が変位する押圧手段を設
けたので、定着手段と排出手段とのシート材の搬送速度
の違いにより張力を付与されてループが減少して、シー
ト材の転写画像面がガイド部材に接触することを防止す
ることが出来る。
従って、上記定着器と排出手段との間のシート材の搬
送経路を短くすることが可能となり、装置の小型化，低
コスト化を実現することが出来る。
送経路を短くすることが可能となり、装置の小型化，低
コスト化を実現することが出来る。
また、搬送経路の短い搬送ガイドを用いた場合でも、
転写記録後のシート材の転写画像面を上記搬送ガイドに
接触することなく搬送することが出来る。
転写記録後のシート材の転写画像面を上記搬送ガイドに
接触することなく搬送することが出来る。
更に、前記搬送経路に設けられた押圧手段の先端に回
転部材を設けた場合、或いは前記押圧手段の先端部に取
り付けた回転部材に対向する回転部材を設けた場合に
は、定着手段から排出手段に至るシート材の振れを防止
して搬送方向を安定させることが出来、しかもジャムの
発生を低下させて装置の信頼性を向上させることが出来
る。
転部材を設けた場合、或いは前記押圧手段の先端部に取
り付けた回転部材に対向する回転部材を設けた場合に
は、定着手段から排出手段に至るシート材の振れを防止
して搬送方向を安定させることが出来、しかもジャムの
発生を低下させて装置の信頼性を向上させることが出来
る。
第１図及び第２図はシート材排出装置の断面説明図、第
３図はその要部の説明図、第４図は上記シート材排出装
置を適用したレーザービームプリンタの概略構成を示す
説明図、第５図乃至第８図は他例の説明図、第９図は従
来例の説明図である。 １はレーザービームプリンタ本体、1Aは固定側、1Bは開
閉側、２はヒンジ軸、３はカセット、４は給送ローラ、
５は分離パッド、6,14はガイド部材、７はレジストロー
ラ対、８はスキャナユニット、９はプロセスカートリッ
ジ、10は感光ドラム、11は帯電ローラ、12は現像器、13
は転写ローラ、15は定着器、15aは定着ローラ、15bは加
圧ローラ、15cは分離爪、15dはクリーニング部材、16,1
7は搬送ガイド、18は排出ローラ、19はトレイ、20は押
圧部材、21a,21b,22,25はコロ、23はプラテン、23aは線
状発熱体、24は耐熱シート、24aは巻取コア、24bは供給
コア、25aは回転軸、25bはレバーである。
３図はその要部の説明図、第４図は上記シート材排出装
置を適用したレーザービームプリンタの概略構成を示す
説明図、第５図乃至第８図は他例の説明図、第９図は従
来例の説明図である。 １はレーザービームプリンタ本体、1Aは固定側、1Bは開
閉側、２はヒンジ軸、３はカセット、４は給送ローラ、
５は分離パッド、6,14はガイド部材、７はレジストロー
ラ対、８はスキャナユニット、９はプロセスカートリッ
ジ、10は感光ドラム、11は帯電ローラ、12は現像器、13
は転写ローラ、15は定着器、15aは定着ローラ、15bは加
圧ローラ、15cは分離爪、15dはクリーニング部材、16,1
7は搬送ガイド、18は排出ローラ、19はトレイ、20は押
圧部材、21a,21b,22,25はコロ、23はプラテン、23aは線
状発熱体、24は耐熱シート、24aは巻取コア、24bは供給
コア、25aは回転軸、25bはレバーである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65H 29/22 B65H 29/52 G03G 15/00 B41J 13/00
Claims (3)
- 【請求項１】シート材に転写された画像を定着するため
の定着手段と、 前記シート材を転写画像面側に湾曲させて搬送するため
の搬送経路と、 前記搬送経路にあるシート材を非転写画像面側に押圧す
るための押圧手段と、 前記定着手段より速い搬送速度でシート材を装置外に排
出するための排出手段とを有し、 前記押圧手段は、前記排出手段と前記定着手段との間で
シート材に生ずる張力によって位置が変位するように構
成したことを特徴とするシート材排出装置。 - 【請求項２】前記押圧手段の先端に回転部材を設けた請
求項（１）記載のシート材排出装置。 - 【請求項３】前記押圧手段の先端部に取り付けた回転部
材に対向し、該押圧手段の変位に対応して変位する回転
部材を設けた請求項（２）記載のシート材排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1154750A JP2790856B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | シート材排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1154750A JP2790856B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | シート材排出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0323150A JPH0323150A (ja) | 1991-01-31 |
| JP2790856B2 true JP2790856B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=15591095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1154750A Expired - Fee Related JP2790856B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | シート材排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2790856B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8301074B2 (en) | 2008-02-25 | 2012-10-30 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet conveying apparatus with auxiliary guide which accommodates conveyance mechanisms operating at different relative speeds |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007101615A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置および画像形成装置 |
| JP4982597B2 (ja) * | 2010-08-25 | 2012-07-25 | シャープ株式会社 | 記録材搬送装置及び画像形成装置 |
| JP5836698B2 (ja) * | 2011-08-19 | 2015-12-24 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
| JP2013249151A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Oki Data Corp | 媒体搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01231751A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-18 | Fujitsu Ltd | 印刷装置 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP1154750A patent/JP2790856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8301074B2 (en) | 2008-02-25 | 2012-10-30 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet conveying apparatus with auxiliary guide which accommodates conveyance mechanisms operating at different relative speeds |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0323150A (ja) | 1991-01-31 |
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