JPH0323150A - シート材排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、レーサ゛−ビームプリンタ．ＬＥＤプリンタ
等の画像形成装置に適用されるシート材排出装置に関す
るものである。

く従来の技術〉 従来より、レーザービームプリンタ，ＬＥＤプリンタ等
の画像形成装置に適用されるシート＋４排出装置に於い
ては、第９図に示す如く、画像転与後のシート材は定着
器５０により転写画像を定着された後、搬送ガイド５ｌ
にガイドされながら搬送され、次いで排出口−ラ５２に
より装置外のトレイ５３にυ１出される如く構成されて
いる。

上記定着器５０とＦＪＦ出口−ラ５２との搬送速度を同
しにすることは、部品精度，部品の耐摩耗性等の検知か
ら好ましくない。

そこで、一Ｓ的には排出ロ−ラ５２の搬送速度を早めて
定着器５０と排出口−ラ５２との間にあるシート材に一
定のテンションを与えて弛まないように措戒されている
．この時、シート材の転写画像面を搬送ガイド５ｌで擦
ると、付着したトナーにより記録面が汚れる虞れがある
ので、画像定着後のシ−ト材を非転写画像面側に湾曲さ
せてループを形成する如く搬送すると共に、搬送距離を
十分に確保して、定着後のトナーの熱が十分逃げるよう
に構威するか、または上記定着器５０及び排出ロ−ラ５
２の搬送速度を略同しか或いは排出ロ−ラの搬送速度を
若干遅くして、搬送ガイド５１の隙間を十分に設けて、
両者の搬送速度の差によりシート材にループを形威して
転写画像面が搬送ガイドに擦らないようにしていた。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、最近のレーザービームプリンタ．ＬＥＤ
プリンタ等のデスクトップタイプのページプリンタは、
パーソナルコンピュータの端末や、高画質のファクシミ
リの端末として使用されている。そのため、事務処理の
スペースの効率的量のため小型軽量化が望まれている。

また、プリントされたシート材のページ順を揃えるため
に画像転写面を下面にして排出する構威の装置が望まれ
ている。

そこで電子写真の主要部を装置に対して全面に配置し、
画像転写後のシート材を転写画像面を下側にし、排出部
を極力定着器に近づけて排出するプリンタが提案されて
いる。

しかし、上記構威によれば、定着器と排出部との距離は
非常に短いため、搬送ガイド部で搬送速度差によるルー
プを十分に吸収することは困難であった． また、転写画像面が下側になっているので、排出口−ラ
の搬送速度が定着器よりも早いと、排出ロ−ラと定着器
との間でシート材に張りが生して転写画像面が搬送ガイ
ドに擦れて記録面が汚れる虞れがあった。

本発明は上記従来技術の課題を解決し、搬送経路にある
シート材を非転写画像面側に押圧する押圧手段を設けた
シート材排出装置を提供するものである． 〈課題を解決するための手段〉 上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に適
用される手段は、シート材に転写された画像を定着する
ための定着手段と、前記シート材を転写画像面側に湾曲
させて搬送するための搬送経路と、前記搬送経路にある
シート材を非転写画像面側に押圧するための押圧手段と
、前記定着手段より早い搬送速度でシート材を装置外に
排出するための排出手段とを有するものである．〈作用
〉 上記手段によれば、搬送経路にあるシート材を非転写画
像面側に押圧するための押圧手段を設けたので、搬送経
路の短い搬送ガイドにあっても、転写記録後のシート材
を転写画像面を上記殿送ガイドに接触することな《搬送
することが出来る。

く実施例〉 以下、図面を参照して本発明を適用したシート材排出装
置の一実施例について説明する．第１図及び第２図はシ
ート材排出装置の断面説明図、第３図はその要部の説明
図、第４図は上記シート材排出装置を適用したレーザー
ビームプリンタの概略構戒を示す説明図である。

先ず、第４図を参照してシート材排出装置を適用したレ
ーザービームプリンタの概略構威について説明する。

１はレーザービームプリンタ本体であって、シート材Ｓ
の搬送経路を略２分割してなる固定側ＩＡ及び該固定側
ＩＡにヒンジ軸２を中心に開閉自在に取り付けられた開
閉側ＩＢとより構威されている。

３は普通紙，プラスチックシ一ト等のシート材Ｓを給送
可能に積載収納したカセットであり、該カセット３より
給送信号に応して給送ローラ４を駆動させてシート材Ｓ
を送り出すと共に、該給送ローラ４に対向して設けられ
たコルク等の高摩擦部材よりなる分離バ・ツド５によっ
て一枚宛分離されて給送される。

上記給送されたシート材Ｓは、ガイド部材６によりガイ
ドされて一時的に停止しているレジストローラ対７に導
かれ、該シート材Ｓの先端部が当該ローラ対７のニップ
部に当接して斜行が補正される　（レジストレーション
）。

一方、画信号に応じてレーザー光を照射及び走査するス
キャナユニット８より発射されたレーザ一光は、プロセ
スカートリンジ９内に内蔵された像担持体である感光ド
ラム１０上に照射される。上記感光ドラム１０は予め帯
電ローラ１１により一様に帯電されており、上記レーザ
ー光照射により露光されて静電潜像が形威される．そし
て、上記潜像には現像器ｌ２によりトナーが付着されて
トナー像が形成される． 前記レジストレーションが行われたシート材Ｓは、レジ
ストローラ対７を駆動させて前記感光ドラム１０上に形
威されたトナー像の先端と同期して転写ローラ１３に搬
送されてトナー像がシート材Ｓに転写される． そして、画像転写後のシート材Ｓはガイド部材１４に沿
って定着器１５に導かれて、転写画像を定着した後、搬
送ガイド１６．　１７にガイドされて排出口ーラ１８に
導かれて、該排出口−ラ１８により装置外のトレイｌ９
に排出される． 即ち、上記レーザービームプリンタは、シート材Ｓをｌ
ｉｌ載収納したカセット３よりシート材Ｓを垂直方向に
搬送して搬送経路を短くし、駆動される機械部品を第４
図の左側に、電気，光学部品を右側に配置したものであ
る。これによって、シート材Ｓの搬送の信頼性を向上さ
せることが出来、装置のメンテナンスの容易化．装置の
小型化，及び低コスト化を実現出来る。

次に、上述の如く構威されたレーザービームプリンタに
適用されたシート材排出装置について第ｌ図乃至第３図
を参照して説明する。

１５はシート材Ｓに転写された画像を定着するための定
着手段である定着器であって、内部にヒータを内蔵して
加熱する定着ローラ１５ａ，該定着ローラ１５ａにシー
ト材Ｓを押圧するための加圧ローラ１５ｂ，＠像定着後
のシート材Ｓを定着ローラ１５ａより剥離するための分
離爪１５ｃ、及び定着ローラ１５ａに付着したトナー等
を除去するためのクリーニング部材１５ｄを有する。上
記定着ローラ１５ａは図示せざる駆動手段により駆動回
転し、加圧ローラ１５ｂはこれに従動回転するものであ
る．画像転写後のシート材Ｓはガイド部材１４によりガ
イドされて定着器ｌ５に導かれて、前記定着ローラ１５
ａ及び加圧ローラ１５ｂとの間で転写画像が定着され、
前記分離爪１５ｃによりシート材Ｓを定着ローラ１５ａ
より剥離して搬送経路に搬送される．１６．　１７は前
記シート材Ｓを転写画像面側に湾曲させて搬送するため
の搬送経路をｔｉｌＩ或する搬送ガイドである．上記搬
送ガイド１６．　１７にガイドされたシート材Ｓは、転
写画像面側に湾曲してループを形成しながら排出部に搬
送される． 上記搬送ガイドｌ７の途中には、搬送途中にあるシート
材Ｓを搬送ガイド１６側に押圧するための押圧手段であ
る押圧部材２０が設けられている．上記押圧部材２０は
ポリエステルフィルム等の可撓性を有する部材によって
構威されており、シート材Ｓを転写画像面側より搬送ガ
イド１５側に押圧してシート材Ｓを搬送ガイド１６に沿
って搬送させるものである。上記押圧部材２０の押圧力
は前記定着ローラ１５ａと排出口−ラｌ８との搬送速度
差によってシート材Ｓに付与される張力より弱く設定さ
れている。

上記搬送ガイド１６に沿って搬送されたシート材？は排
出手段である排出口−ラｌ８に導かれて装置外に排出さ
れる．上記排出ロ−ラ１８は図示せざる駆動手段により
駆動回転するもので、該排出口ーラ１８に圧接して従動
回転する排出コロ２１ａ，２ｌｂと共にニップを形威し
てシート材Ｓを搬送してトレイ１９に排出するものであ
る． 前記定着ローラ１５ａの殿送速度を■，．徘出ローラ１
８の搬送速度をｖ０とするとＶｆ　＜Ｖ。、即ち定着ロ
ーラ１５ａより排出ロ−ラ１Ｂの搬送速度の方が早いよ
うに設定されている。

このため、第２図に示す如く、搬送ガイド１６１７間に
あるシート材Ｓは定着ローラ１５ａと排出ロ−ラｌ８と
の間で張力が付与されて搬送ガイドｌ６に沿って形威さ
れていたループが城少し、押圧部材２０の押圧力に打ち
勝って次第に搬送ガイド１７に近づいてゆく。

この時第３図に示す如く、シート材Ｓの搬送ガイドｌ６
と押圧部材２０との間に規定される定着器ｌ５から排出
口−ラ１８までの搬送距離をＬ■、、シート材Ｓが押圧
部材２０の押圧力に打ち勝って搬送ガイド１７ｋ沿って
搬送される場合の搬送距離をＬ　ｍ１ｍ、シート材Ｓの
先端が排出ロ−ラ１８のニップ部に噛まれた時からシー
ト材Ｓの後端が定着ローラｌ５ａを離れるまでの時間を
Ｔ．とすると、Ｌ＠１１１１　　Ｌｅｔｓ　≧（　Ｖ。

−１，）Ｔ．となるように構成する。

即ち、前記押圧部材２０の前後でシート材Ｓに生ずる搬
送経路の変位量は、搬送経路の最大経路差より小さく構
威されている。

従って、画像定着後のシート材Ｓの転写画像面が、ルー
プの減少によって搬送ガイド１７に接触して汚れること
を防止することが出来る。

〈他の実施例〉 次に、シート材排出装置の他の実施例について第５図乃
至第８図を参照して説明する。

前記実施例に於いては、シート材Ｓの押圧部材２０とし
てポリエステルフィルム等の可撓性を有する部材を用い
たが、バネ部材等の他の弾性部材も用いることが可能で
ある． また、第５図に示す如く、押圧部材２０の先端のシート
材Ｓに接触部分に回動自在なコロ２２等を設けることも
出来る。

上記構戒によればシート材Ｓの搬送方向を安定化させる
と共に、搬送負荷をより低減させてジャムの発生を防止
することが出来る． また、前記定着ローラ１５ａの代わりに第６図に示す如
く、線状発熱体２３ａを有するプラテン２３を加圧ロー
ラ１５ｂに対向して設けることも出来る。

この場合、上記加圧ローラ１５ｂに圧接してシート材Ｓ
を搬送する搬送手段として巻取コア２４ａと供給コア２
４ｂに巻き付けた耐熱シ一ト２４を用いている． 更に、第７図及び第８図に示す如く、第５図に示す押圧
部材２０の先端部に取り付けたコロ２２に対向して、装
置内に突設した回転軸２５ａを中心に回動可能なレバー
２５ｂの先端にコロ２５を取り付けることも可能である
。

上記構威によれば、コロ２２とコロ２５との間で搬送さ
れるシート材Ｓの振れを防止して搬送経路を規定すると
共に、該シート材Ｓを搬送ガイド１７に接触することな
く、しかも搬送動作を安定化させることか出来る。

〈発明の効果〉 本発明は前述の如く、搬送経路にあるシート材を非転写
画像面側に押圧するための押圧手段を設けたので、定着
手段と排出手段とのシート材の搬送速度の違いにより張
力を付与されてループが減少して、シート材の転写画像
面がガイド部材に接触することを防止することが出来る
。

従って、上記定着器と排出手段との間のシート材の殿送
経路を短くすることが可能となり、装置の小型化．低コ
スト化を実現することが出来る。

また、搬送経路の短い搬送ガイドを用いた場合でも、転
写記録後のシート材の転写画像面を上記搬送ガイドに接
触することなく搬送することが出来る。

更に、前記搬送経路に設けられた押圧手段の先端に回転
部材を設けた場合、或いは前記押圧手段の先端部に取り
付けた回転部材に対向する回転部材を設けた場合には、
定着手段から排出手段に至るシート材の振れを防止して
搬送方向を安定させることが出来、しかもジャムの発生
を低下させて装置の信頼性を向上させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図及び第２図はシート材排出装置の断面説明図、第
３図はその要部の説明図、第４図は上記シート材排出装
置を適用したレーザービームプリンタの概略構成を示す
説明図、第５図乃至第８図は他例の説明図、第９図は従
来例の説明図である。 １はレーザービームプリンタ本体、ＩＡは固定側、ＩＢ
は開閉側、２はヒンジ軸、３はカセント、４は給送ロー
ラ、５は分離パソド、６，ｌ４はガイド部材、７はレジ
ストローラ対、８はスキャナユニット、９はプロセスカ
ートリッジ、１０は感光ドラム、ｌ１は帯電ローラ、ｌ
２は現像器、１３は転写ローラ、１５は定＠器、１５ａ
は定着ローラ、１５ｂは加圧ローラ、１５ｃは分離爪、
１５ｄはクリーニング部材、１６．　１７は搬送ガイド
、ｌ８は排出口−ラ、ｌ９はトレイ、２０は押圧部材、
２１ａ，　２ｌｂ．　２２．　２５はコロ、２３はプラ
テン、２３ａは線状発熱体、２４は耐熱シート、２４ａ
は巻取コア、２４ｂは供給コア、２５ａは回転軸、２５
ｂはレバーである。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）シート材に転写された画像を定着するための定着
   手段と、 前記シート材を転写画像面側に湾曲させて搬送するため
   の搬送経路と、 前記搬送経路にあるシート材を非転写画像面側に押圧す
   るための押圧手段と、 前記定着手段より早い搬送速度でシート材を装置外に排
   出するための排出手段と、 を有するシート材排出装置。
2. （２）前記押圧手段の先端に回転部材を設けた請求項（
   １）記載のシート材排出装置。
3. （３）前記押圧手段の先端部に取り付けた回転部材に対
   向する回転部材を設けた請求項（２）記載のシート材排
   出装置。