JP3743475B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真技術を適用した複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、画像転写位置の直前(上流)に設けられる搬送路を通過する記録媒体の搬送状態によって発生する画像劣化を防止するのに好適な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置は、設置スペースの確保を容易にするため小形化する傾向が強くなってきている。このような小形化の傾向により、画像形成装置内で記録紙を搬送させるための搬送経路の形状が複雑になることが多くなっている。
【0003】
例えば、図10の従来装置では、像担持体としての感光体ドラム1と転写ロール2との当接部つまりニップ部NT の直前の搬送路3は、部品数の低減と小形化の要請により、その一方のガイド面が現像装置4(現像ロール43を含む)のハウジング41の外壁面42で兼用されている。つまり、搬送路3は前記外壁面42と、該外壁面42に対向して配置された案内板5とによって形成されている。
【0004】
さらに、前記搬送路3の上流に設けられたレジロール6,6のニップ部NR におけるレジロール6の接線と、前記ニップ部NT における転写ロール2の接線とは一直線ではなく一定の角度を有している。そのために、搬送路3は湾曲し、前記案内板5は山形に形成されている。つまり記録紙Pはニップ部NR を通過した後、急に進行方向を転換してニップ部NT に進入する。このような搬送路の形状を設定するのは、レジロール6,6より上流にある図示しない構成部品等の配置の都合によることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
搬送路が湾曲していることにより、次の問題点が生じる。記録紙Pはレジロール6,6によって搬送路3に給送され、案内板5の頂部近傍を通過した後、現像装置4の外壁面42に沿って搬送され、ニップ部NT に案内される。現像装置4の現像ロール43で現像された画像はニップ部NT で記録紙Pに転写される。このとき、レジロール6,6による送り速度が転写ロール2および感光体ドラム1による送り速度より大きく設定されているので、記録紙Pは鎖線で示すように湾曲し、記録紙Pの後端がレジロール6,6のニップ部NRを抜けるまで、現像装置4の外壁面42に沿って搬送される。
【0006】
記録紙Pが湾曲して搬送されると、湾曲部のピーク位置で記録紙Pは前記外壁面42に強く押し当てられる。搬送路の壁面には記録紙Pの滑走性を高めるためリブが設けられているのが一般的であり、実質的には、外壁面42に設けられているリブに記録紙Pが強く押し当てられる。樹脂製のリブに記録紙Pが強く押し当てられると、記録紙Pがリブとの当接部分で帯電し、転写時にこの帯電電荷にトナーが反発してトナーが飛び散る現象が発生する。その結果、その部分の画像濃度が低下し、記録紙搬送方向に伸びたリブ形状に対応する筋状の欠陥が発生する。
【0007】
また、記録紙Pの後端がレジロール6,6を通過したときに前記湾曲した記録紙Pはまっすぐになろうとするため、記録紙Pはその後端が現像装置4側に跳ね返って該現像装置4の外壁面42に打ちつけられる。記録紙Pの後端が外壁面42に打ちつけられると、その衝撃により現像ロール43と感光体ドラム1記録紙Pとの間隙が瞬時変化し、感光体ドラム1上のトナーが現像ロール43へ移行するときの移行状態が変化する。その結果、その部分に画像濃度の変化が生じ、記録紙Pの搬送方向と直交する方向に白筋つまり線状の画像抜けが発生する。
【0008】
上記2種類の画像欠陥は、ハーフトーン画像において特に顕著であり、また、OHPシート等のプラスチックシート、葉書、封筒等の厚紙が記録媒体として使用される場合に顕著である。
【0009】
記録紙が搬送路の壁面に強く当たらないようにするためには、記録紙の通過部分を後退させて搬送路の隙間を大きくすることが考えられる。しかし、記録紙の通過部分を交替させて搬送路を大きくする場合には、さらに次の問題点を解決しなければならない。
【0010】
図10において、外壁面42に減厚部分42aを設けて記録紙を通過させやすくした場合、減厚部分42aに沿って案内された記録紙Pの先端が感光体ドラム1に突き当たる位置Paは、減厚されていない壁面42で案内されたときに記録紙Pの先端が感光体1に突き当たる位置Pと比較して、感光体ドラム1の中心寄りとなっている。記録紙Pが突き当たったときに感光体ドラム1に与える衝撃は、減厚部分42aで案内された方が大きくなるのは明らかであり、この衝撃により感光体ドラム1が振動する。その結果、感光体ドラム1の振動によって画像に乱れを生じる。
【0011】
本発明は、レイアウトの都合上、転写位置直前の搬送路が湾曲して形成されているときに発生する上述の問題点を解決し、記録媒体が搬送路壁面に強く押し当てられることがなく、しかも記録媒体後端が搬送路壁面に強く打ち付けられないようにし、かつ記録媒体が像担持体に突入するときの角度を適正に維持して画像劣化を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するための本発明は、像担持体上の静電潜像を現像する現像装置と、前記現像された画像を記録媒体に転写する転写装置と、前記像担持体および前記転写装置間の転写位置に記録媒体を案内する湾曲状の搬送路とを具備し、
前記搬送路を形成するガイド部材のうち、該搬送路の湾曲外周側に配置されたものの形状が、記録媒体幅方向中央部で該搬送路の間隙を広く、同幅方向端部で該搬送路の間隙を狭くするように決定されているとともに、前記搬送路の前記転写位置に最も接近した部分では、該搬送路の間隙が記録媒体幅方向で一様になるように前記ガイド部材の形状が決定されている点に特徴がある。
【0013】
また、本発明は、前記搬送路を形成するガイド部材のうち、該搬送路の湾曲外周側に配置されたものの形状が、前記搬送路の間隙が記録媒体幅方向一端寄りで最も広く、該一端から記録媒体幅方向他端に向かって徐々に狭くなるように決定されている点に第2の特徴がある。
【0014】
上記特徴によれば、記録媒体は湾曲した搬送路に沿って転写位置に案内される。記録媒体が前記搬送路の湾曲外周側に沿って搬送される場合、画像が形成される可能性が極めて少ない記録媒体の幅方向端部が、主としてガイド部材に強く押し当てられるため、搬送路壁面から受ける記録媒体中央部の帯電を防止できる。
【0015】
さらに、該湾曲外周側のガイド部材に押し当てられる力は記録媒体が小さいサイズのものの方が大きくなる。しかし、本発明では、搬送路は幅方向中央部分で間隙を広くしているので、小さいサイズの記録媒体がその通過時にガイド部材に押し当てられる力が軽減される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の断面図である。同図において、像担持体としての感光体ドラム(以下、単に「感光体」という)1の周辺には帯電装置7、露光装置8、現像装置4、転写ロール2、および廃トナー回収装置9が配置されていて画像形成部10を形成している。なお、この画像形成部10は、転写ロール2および露光装置8を除く構成部品は一体として組立体(プロセスカートリッジ)を構成し、メンテナンス担当者や操作者がメンテナンス時に画像形成装置本体に対して該プロセスカートリッジを脱着自在になっているのが好ましい。
【0017】
前記画像形成部10の上流側(記録紙が搬送されてくる側)にはレジロール6,6が配置され、さらにその上流側には給紙装置11が設けられている。給紙装置11は給紙トレイ111とその上方に設けられたフィードロール112とからなる。画像形成部10の下流側には除電装置12が設けられ、さらにその下流側には定着装置13が設けられている。
【0018】
画像形成部10の上方には排出トレイを兼ねたカバー14が設けられている。前記画像形成部10と定着装置13との間の搬送路15は案内板151,152によって形成され、前記画像形成部10とレジロール6,6との間の搬送路3は案内板5およびハウジング41の外壁面42で形成されている。ハウジング41は軽量化と成型の容易化のために樹脂で形成されている。画像形成部10と画像形成装置本体のハウジング16との間のスペースには、例えば、両面印刷のための記録紙反転搬送路(図示せず)が形成される。
【0019】
動作時には、図示しない制御装置から入力されたビデオ信号に従って露光装置8が駆動され、帯電装置7で一様に帯電された感光体1の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置4の現像ロール43によってトナー現像されて可視化される。
【0020】
一方、前記トナー現像された画像が転写される記録紙は給紙トレイ111からフィードロール112によって引き出され、レジロール6,6のニップ部NR で待機している。そして、記録紙は、感光体1上での画像形成の進行に応じ、予め設定されたタイミングで搬送路3に送り出され、転写ロール2と感光体1とのニップ部NT に至る。このニップ部NT で画像が転写された記録紙は除電装置12で転写バイアスと逆極性にバイアスされて除電された後、定着装置13に搬送される。定着装置13では記録紙に画像が熱定着され、画像が定着された記録紙は排出トレイ14上に排出される。感光体1の表面に残存しているトナーは廃トナー回収装置9のブレードで掻き取られて回収される。
【0021】
次に、記録紙が現像装置4のハウジング41に強く押し当てられないようにするための対策を説明する。図1は現像装置4の正面図であり前記搬送路3側から見た図、図2は現像装置4の側面図である。両図において、ハウジング41の外壁面42には記録紙Pの搬送方向と同方向に伸びたガイドリブ44が複数本設けられている。ガイドリブ44の高さ、つまり外壁面42からの突出程度は現像ロール43の軸方向つまり記録紙Pの幅方向で異なり、幅方向中央部のものが最も低く、幅方向両端にいくに従って段階的に高くなっている。すなわち、各ガイドリブ44に付加している数字が大きい程高さは高く設定してある。この結果、搬送路3は記録紙Pの幅方向中央部で広く、同方向両端部で狭くなっている。
【0022】
このようなガイドリブ44に沿って搬送される記録紙Pは幅の中心線CRが現像ロール43の軸方向中心に合うように、いわゆるセンタレジに設定されている。したがって、小さいサイズの記録紙Pも大きいサイズの記録紙P1は、いずれも幅方向中央部分で両端部分よりもガイドリブ44への押し当て力が小さくなっている。
【0023】
記録紙P1は幅の両端部分で記録紙Pよりも高いガイドリブ44に当接するので該ガイドリブ44への押し当て力が大きくなる傾向がある。しかし、実用上は、サイズの小さい記録紙Pは葉書や封筒等の厚紙であることが多いのに対して、サイズの大きい記録紙P1は薄紙である場合が多いので問題とならない。全体的にはガイドリブ44の高さは従来のものよりも平均して低くなっているので、記録紙P,P1がガイドリブ44に押し当てられる力は低減されている。特に、画像が多く形成される中央部分では、画像が形成されていないことが多い両端部分と比較して押し当て力は小さくなっている。
【0024】
上記ガイドリブ44の形状により、記録紙Pがガイドリブ44に強く当接された状態で搬送されることがなくなり、樹脂製のハウジング41に一体的に形成されるガイドリブ44との摺動部分で記録紙Pが帯電して画像劣化をきたすのを防止できる。
【0025】
このように、記録紙Pの幅方向中央部と端部とでガイドリブ44の高さを互いに異ならせていることによって、記録紙Pの押し当て力が小さくなるほか、レジロール6,6を通過した記録紙Pの後端が跳ね返ってガイドリブ44に打ち付けられるときの衝撃を緩和できる利点がある。すなわち、記録紙Pの後端はガイドリブ44に一度に当接するのではなく、高いガイドリブから低いガイドリブへ順番に当たるようになるので、衝撃が分散され、該衝撃が現像ロール43に与える影響を少なくすることができる。
【0026】
また、図2から理解されるように、記録紙Pの搬送方向下流つまり転写位置に近い方でのガイドリブ44の端部高さは、すべてのガイドリブ44に関して同一に設定されている。つまりすべてのガイドリブ44の端部は点44Cに集中している。なお、図中の括弧付き数字は図1と対応する。但し、図の煩雑を避けるため、ガイドリブ44の高さは3段階で示しているが、これには限らない。このように、ガイドリブ44の高さを端部で揃えることにより、感光体1に突入する記録紙Pの突入角度αが予め設定した角度以下、つまり感光体1への衝突力を軽減するために設定した角度以下に常に保持される。したがって、記録紙Pの突入時の衝撃による画像劣化が防止される。
【0027】
前記ガイドリブ44の形状は、記録紙Pが当接する面が平面になっているが、この面を弧状にしてもよい。図4は、ガイドリブ44の変形例を示す側面図であり、記録紙が当接する面を弧状に形成している。但し、この場合でも、ガイドリブ44の端部が点44Cに集中しているのに変わりはない。ガイドリブ44の形状をこのように弧状にして記録紙Pの湾曲度合いに近似した面を形成することにより、該面に対する記録紙Pの当接角度を緩やかにできるので、ガイドリブ44への記録紙Pの押し当て力を緩和できる。
【0028】
上述の例は、記録紙P,P1はセンタレジに設定した場合であるが、記録紙P,P1を現像ロール43の一端寄りに位置合わせした、いわゆるサイドレジに変形できる。図5はサイドレジの場合の現像装置4の正面図である。同図においては、ガイドリブ44の高さは現像ロール43の軸方向つまり記録紙Pの幅方向の端部(括弧付き数字13で示す)のものが最も高く、あとは括弧付き数字が小さいものほど高さが低く設定されている。すなわち、レジ位置SRではガイドリブ44は高く、そこから他端に行くに従って段階的に高さが低くなっていて、レジ位置SRから最端部で再び高くなっている。
【0029】
このようなサイドレジの場合にも、サイズの小さい記録紙Pはサイズの大きい記録紙P1よりも低いガイドリブに当接して案内されるので、サイズの小さい厚紙の搬送時に該厚紙がガイドリブ44に強く当たるのを防止することができる。なお、サイドレジの場合も、センタレジの場合と同様、ガイドリブ44の端部での高さは1か所に集中していて、感光体1に対する突入角度が予定値よりも大きくならないようにしているのはもちろんである。また、ガイドリブ44の形状が、記録紙との当接部において図4のように弧状であってよいのもセンタレジの場合と同様である。
【0030】
また、次のような実施形態も可能である。図6は、第2の実施形態に係る現像装置4の正面図であり、図7は同現像装置4の側面図である。この第2実施形態ではガイドリブの搬送方向下流側つまり転写位置側に別の第2のガイドリブ(以下、「先端ガイドリブ」という)を設けた点に特徴がある。図において、第1のガイドリブ44Aのそれぞれの間に先端ガイドリブ45が配置されている(それぞれに英小文字が付加してある)。ガイドリブ44Aについては括弧付き数字が小さいものほど高さが低いのは図1や図5に示した例と同様であるが、記録紙搬送方向の下流側つまり転写位置寄りで、すべてのガイドリブ44Aの高さが揃っているわけではない。その代わりに、高さが揃っている先端ガイドリブ45によって記録紙P,P1は案内されながら前記感光体1に突入するので、前記突入角度αは記録紙P,P1の別によって変動することはない。
【0031】
このように、ガイドリブを2つに分割することにより、次の効果が得られる。ガイドリブを分割した場合、パラメータの調節が容易となる。すなわち、湾曲状の記録紙Pのピークがガイドリブ44に当接する場合の当たりの強さを軽減するための形状を、記録紙Pの感光体1への突入角度αの設定と関連させずに独立して設定できる。一方、先端ガイドリブ44Aの形状も、記録紙Pのピークがガイドリブ44に当接する場合の当たりの強さとは関連なく独立して設定することができる。換言すれば、設計の自由度が増すという利点がある。
【0032】
さらに、次のような実施形態も可能である。図8は第3の実施形態に係る現像装置4の斜視図である。同図において、現像装置4のハウジング41の外壁面42を、上述のガイドリブ44を形成するのに代えて、段差を有する面としている。すなわち、記録紙の幅方向中央部が端部より高さが低くなるように段差を設けてある。この例では、A4サイズ以上の記録紙の幅方向両端が当接する最も高い面42Aと、葉書サイズの記録紙の幅方向両端が当接する中間高さの面42Bと、それよりも小さい名刺サイズの記録紙が当接する最も低い面42Cを形成している。
【0033】
但し、ガイドリブに代えて段差面を形成した場合でも、転写位置寄りの端部、つまり図8ではハウジング41の縁41Cは一直線に揃えられており、記録紙のサイズによって感光体1への前記突入角度αが変化しないように形状を決定してあるのには変わりがない。
【0034】
なお、図8のような段階的に多数の段が設けられているのに代えて、記録紙の幅方向中央部から端部にかけて徐々に勾配を設けてもよい。図9は、勾配を設けた現像装置の斜視図である。この例では、外壁面42を記録紙の幅方向中央部において現像装置4の内側方向に後退させ、そこを境にして記録紙の幅方向両端に向かって徐々にその後退程度を小さくしている。この外壁面42の形状により、より後退程度の大きい中央の面部分には、葉書等小サイズの記録紙が当接し、後退程度の小さい両端の面部分にはA4サイズ記録紙等、大きいサイズの記録紙が当接しつつ、転写位置方向へ搬送される。
【0035】
この場合にも、上述の実施形態と同様、転写位置寄りの端部つまりハウジング41の縁41Cは一直線に揃えてあり、記録紙のサイズによって感光体1への突入角度αが変化しないように形状を決定してある。図8,9の例はセンタレジの場合であり、サイドレジの場合は、記録紙を寄せる側で、外壁面42の後退程度を大きくし、他の側に向かって徐々に後退程度を小さくしていくように変形できる。
【0036】
なお、本実施形態では、転写装置として転写ロールを用いた場合を示したが、転写装置はこれに限らず、コロトロン装置であってもよい。また、搬送路3の一方の案内板として現像装置4のハウジング41の外壁面42を利用したが、ハウジング41の外壁面42に限らず別部材を用いる場合にも本発明を適用できるのはもちろんである。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、記録媒体の幅方向中央部で搬送路を広くしたので、搬送路壁面による記録媒体の帯電や搬送路壁面への記録媒体の衝突に起因する画像欠陥を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部正面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部側面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の変形例を示す要部正面図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の変形例を示す要部正面図である。
【図6】 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の要部正面図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の要部側面図である。
【図8】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部斜視図である。
【図9】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部斜視図である。
【図10】 従来の画像形成装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…転写ロール、 3…搬送路、 4…現像装置、 5…案内板、 6…レジロール、 41…ハウジング、 42…外壁面、 43…現像ロール、 44…ガイドリブ
Claims (8)
- 像担持体上の静電潜像を現像する現像装置と、
前記現像された画像を記録媒体に転写する転写装置と、
前記像担持体および前記転写装置間の転写位置に記録媒体を案内する湾曲状の搬送路とを具備し、
前記搬送路を形成するガイド部材のうち、該搬送路の湾曲外周側に配置されたものの形状が、記録媒体幅方向中央部で該搬送路の間隙を広く、同幅方向端部で該搬送路の間隙を狭くするように決定されているとともに、
前記搬送路の前記転写位置に最も接近した部分では、該搬送路の間隙が記録媒体幅方向で一様になるように前記ガイド部材の形状が決定されていることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体上の静電潜像を現像する現像装置と、
前記現像された画像を記録媒体に転写する転写装置と、
前記像担持体および前記転写装置間の転写位置に記録媒体を案内する湾曲状の搬送路とを具備し、
前記搬送路を形成するガイド部材のうち、該搬送路の湾曲外周側に配置されたものの形状が、前記搬送路の間隙が記録媒体幅方向一端寄りで最も広く、該一端から記録媒体幅方向他端に向かって徐々に狭くなるように決定されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記搬送路の前記転写位置に最も接近した部分では、該搬送路の間隙が記録媒体幅方向で一様になるように前記ガイド部材の形状が決定されていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記ガイド部材には、記録媒体搬送方向に伸びたガイドリブが記録媒体幅方向に複数本設けられており、該ガイドリブの高さによって前記搬送路の間隙が設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記搬送路の前記転写位置に最も接近した部分では、該搬送路の間隙が記録媒体幅方向で一様になるように前記ガイドリブの高さが決定されていることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- 前記ガイド部材には、記録媒体搬送方向に伸びた第1のガイドリブが記録媒体幅方向に複数本設けられており、該第1のガイドリブの高さによって前記搬送路の間隙が設定されているとともに、前記複数の第1のガイドリブ間に設けられ、前記像担持体への記録媒体の突入角度を該像担持体の軸方向で一定に維持するための第2のガイドリブをさらに具備したことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記ガイド部材が、樹脂製であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記ガイド部材が、前記搬送路に隣接して配置されている現像装置のハウジング外壁と兼用されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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