JP4022772B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真技術を適用した複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、現像装置に外部から与えられる振動によって生じる画像劣化を防止するのに好適な画像形成装置に関する。
電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置は、設置スペースの確保を容易にするため小形化する傾向が強くなってきている。このような小形化の傾向により、画像形成装置内で記録紙を搬送させるための搬送経路の形状が複雑になることが多くなっている。
例えば、図6の従来装置では、像担持体としての感光体ドラム1と転写ロール2との当接部つまりニップ部NT の直前の搬送路3は、部品数の低減と小形化の要請により、その一方のガイド面が現像装置4(現像ロール43を含む)のハウジング41の外壁面42で兼用されている。つまり、搬送路3は前記外壁面42と、該外壁面42に対向して配置された案内板5とによって形成されている。
さらに、前記搬送路3の上流に設けられたレジロール6,6のニップ部NR におけるレジロール6の接線と、前記ニップ部NT における転写ロール2の接線とは一直線ではなく一定の角度を有している。そのために、搬送路3は湾曲し、前記案内板5も山形に形成されている。つまり記録紙Pはニップ部NR を通過した後、急に進行方向を転換してニップ部NT に進入する。このような搬送路の形状を設定するのは、レジロール6,6より上流にある図示しない構成部品等の配置の都合によることが多い。
このように湾曲した搬送路により、次の不具合が生じる。図7は前記搬送路3を通過する記録紙の態様を示す図である。同図において、記録紙Pはレジロール6,6によって搬送路3に給送され、案内板5の頂部近傍を通過した後、現像装置4の外壁面42に沿って搬送され、ニップ部NT に案内される。現像装置4の現像ロール43で現像された画像はニップ部NT で記録紙Pに転写される。搬送された記録紙Pの後端がニップ部NR を通過した後、記録紙Pはニップ部NT における転写ロール2の接線に沿うように、矢印R方向に跳ね返る。そして、跳ね返った記録紙の後端近傍はハウジング41の外壁面42に打ちつけられる。
特に、レジロール6,6による送り速度が転写ロール2と感光体ドラム1とによる送り速度より大きい場合は、記録紙Pは鎖線で示すように湾曲しているので、記録紙Pの後端がニップ部NR を通過したときに、該記録紙Pははじき出されるようになるため、前記跳ね返りの速度が大きくなり、記録紙Pの後端が外壁面42に打ちつけられるときの衝撃はより大きい。
このように、記録紙Pの後端がハウジング41に強く打ちつけられると、記録紙P上に形成される画像濃度に変化が生じ、記録紙Pの搬送方向と直交する方向に白筋つまり線状の画像抜けが発生する。これは、前記記録紙Pが打ちつけられたときに、その衝撃により現像ロール43と感光体ドラム1との間隙が瞬間的に変化して、トナーの移行状態に変化が生じるためと考えられる。
また、前記衝撃により現像ロール43の駆動ギヤのバックラッシュ分の噛み合いのずれにより現像ロール43の回転ムラが生じ、その部分で現像性が変化して画像劣化を生ずる場合もある。このような画像劣化は、ハーフトーン画像において特に顕著であり、また、OHPシート等のプラスチックシート、葉書、封筒等の厚紙が記録媒体として使用される場合に顕著である。
特開平6−242687号公報には、記録紙がレジストロールを抜けたときに記録紙後端が跳ね上がるのを防止するため、記録紙の跳ね上がり方向にストッパとしての回転体を設けた記録装置が提案されている。
特開平6−242687号公報
上記公報に開示されている記録装置の回転体や案内板を前記ハウシングの外壁前面に配置することによって記録紙Pの後端が前記ハウジングに直接打ちつけられることはなくなる。しかし、前記回転体や案内板をハウジングの前面に配置しようとすると、その設置スペースを必要とするため、装置が大型化するし、部品数も増大することになる。また、搬送路に回転体のような部品を配置すると、紙詰まりを起こしやすくなるし、詰まった記録紙の除去操作も煩雑になるという問題点がある。
本発明は、上述の問題点を解決し、新たな部品を追加することなく、前記記録紙の跳ね返りによる画像劣化を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するための本発明は、像担持体と、該像担持体上に形成された静電潜像の現像装置と、前記像担持体に対向配置された転写ロールと、前記転写ロールに対して記録媒体の搬送方向上流に設けられたレジロール対とを有する画像形成装置において、前記現像装置が、前記レジロール対から送り出された記録媒体が当接して進行方向を転換して前記像担持体方向に案内されるように配置された壁面を有するハウジングを備え、前記レジロール対による記録媒体の給送速度が前記転写ロールおよび前記像担持体による記録媒体の給送速度より大きく設定されているとともに、前記壁面が、前記記録媒体の搬送中に該記録媒体が当接する前面部分と、該前面部分よりも搬送方向上流側にあって該前面部分から後退した後方部分とから構成されている点に特徴がある。
上記特徴によれば、レジロール対から送り出された記録媒体は、現像装置のハウジングに形成された壁面の前面部分に当接される。そして、レジロール対は転写ロールおよび像担持体による給送速度より大きい速度で記録媒体を送り出すので、記録媒体は、転写位置とレジロール対との間で湾曲された形状を維持し、記録媒体は湾曲状態の頂部が前記前面部分に押し付けられながら転写位置に案内される。
そして、記録媒体が前記レジロール対を通過したあと、その端部は前記ハウジング側に跳ね返り、前記前面部分に沿う位置まで直線状に形状が復元する。その後、さらに残余のエネルギつまり惰性で記録媒体はさらにハウジング寄りに変位して前記ハウジング壁面の後方部分に当接する。しかし、記録媒体が前面部分に沿う位置まで直線状に形状が復元した時点で、跳ね返りのエネルギは低減している。したがって、記録媒体の後端が前記前面部分より後退した後方部分に当接した場合にも、この後方部分に記録媒体が強く打ちつけられるという衝突状態は回避される。
以上のように、本発明によれば、現像装置の壁面を利用して記録媒体を搬送している場合において、該搬送路の上流側に配置されているロール対を通過した記録媒体の後端が現像装置に強く打ちつけられることがなくなる。その結果、現像装置が受ける振動による画像劣化を防止することができるという効果を奏する。また、この効果は、従来品に新たな構成部品を追加することなく、簡易に実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の断面図である。同図において、像担持体としての感光体ドラム(以下、単に「感光体」という)1の周辺には帯電装置7、露光装置8、現像装置4、転写ロール2、および廃トナー回収装置9が配置されていて画像形成部10を形成している。なお、この画像形成部10は、転写ロール2および露光装置8を除く構成部品は一体として組立体(プロセスカートリッジ)を構成し、メンテナンス担当者や操作者がメンテナンス時に画像形成装置本体に対して該プロセスカートリッジを脱着自在になっているのが好ましい。
前記画像形成部10の上流側(記録紙が搬送されてくる側)にはレジロール6,6が配置され、さらにその上流側には給紙装置11が設けられている。給紙装置11は給紙トレイ111とその上方に設けられたフィードロール112とからなる。画像形成部10の下流側には除電装置12が設けられ、さらにその下流側には定着装置13が設けられている。
画像形成部10の上方には排出トレイを兼ねたカバー14が設けられている。前記画像形成部10と定着装置13との間の搬送路15には案内板151が設けられ、前記画像形成部10とレジロール6,6との間の搬送路3は案内板5およびハウジング41の外壁面42で形成されている。なお、画像形成部10と画像形成装置本体のハウジング16との間のスペースには、例えば、両面印刷のための記録紙反転搬送路が形成される。
動作時には、図示しない制御装置から入力されたビデオ信号に従って露光装置8が駆動され、帯電装置7で一様に帯電された感光体1の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置4の現像ロール43によってトナー現像されて可視化される。
一方、前記トナー現像された画像が転写される記録紙は給紙トレイ111からフィードロール112によって引き出され、レジロール6,6のニップ部NR で待機している。そして、記録紙は、感光体1上での画像形成の進行に応じ、予め設定されたタイミングで搬送路3に送り出され、転写ロール2と感光体1とのニップ部NT に至る。このニップ部NT で画像が転写された記録紙は除電装置12で転写バイアスと逆極性にバイアスされて除電された後、定着装置13に搬送される。定着装置13では記録紙に画像が熱定着され、画像が定着された記録紙は排出トレイ14上に排出される。感光体1の表面に残存しているトナーは廃トナー回収装置9のブレードで掻き取られて回収される。
次に、レジロール6,6を通過した記録紙の後端が現像装置4のハウジング41に打ちつけられないための対策を説明する。図1は画像形成部10の要部拡大図である。同図において、レジロール6,6から送り出された記録紙Pは現像装置4のハウジング41の外壁面42に当接した後、該外壁面42に案内されてニップ部NT に送り込まれる。ここで、レジロール6,6による記録紙Pの給送速度の方が転写ロール2と感光体1による記録紙Pの給送速度より大きいので、記録紙Pは湾曲している。この記録紙Pの湾曲部の頂点Pkは、ニップ部NT における転写ロール2の接線TL1とニップ部NR におけるレジロール6の接線TL2との交点を通過する線分γの延長線上にある。但し、線分γおよび接線TL1がなす角度α1と線分γおよび接線TL2がなす角度α2とは等しい。すなわち、記録紙Pは前記Pkが外壁面42に当接しながら搬送されている。
外壁面42は互いに段差を有する面42F,42Bを有していて、面42Fと面42Bとの境界が、記録紙の搬送方向において前記頂点Pkよりも上流側に位置するように面42Fの幅つまり搬送方向サイズは決定されている。したがって、記録紙Pの湾曲部ピークは面42Fに当接して転写位置方向に案内される。前記面42Fは前方つまり搬送路3側に出ていて、外壁面42の前方部分を構成し、前記面42Bは前記面42Fよりも後方に下がっていて、外壁面42の後方部分を構成している。
このように外壁面42に段差を設けることにより、記録紙Pは次のような挙動を示す。すなわち、レジロール6,6を通過した記録紙Pの後端は前記頂点Pkを中心として図中反時計方向に反転する。このときの反転速度は記録紙Pが面42Fの延長線上に達した位置、つまり記録紙Pが面42Fにある程度の幅を有して当接する位置で減速される。したがって、その面42Fよりも後退している面42Bに記録紙Pの後端近傍が当接するときには、当接による衝撃力は緩和されている。この衝撃力の緩和により、現像装置4に振動が加わらなくなり、現像ロール43と感光体1との間隙の変動等による画像劣化が生じないという効果がある。
前記外壁面42に段差を設けたことによる効果を検証するための実験結果を説明する。図3は画像形成を20枚連続して行ったときの、線状の白抜けの発生の程度を試験した結果を示す図、図4は対比のため試験に供したサンプル(供試現像装置)の要部形状を示す図である。図4において、現像装置4の外壁面42の段差は面42Fよりも面42Bの方を前面つまり前記搬送路3側に出ている。つまり段差の付け方が図1のハウジング41とは逆になっている。
図3において、サンプルAは従来品つまり外壁面42に段差がないもの、サンプルBは面42Fを面42Bより前面に出したのもの(図1参照)、サンプルCは面42Bを面42Fより前面に出したもの(図4参照)である。なお、面42Fと42Bとの段差の大きさは0.5mmであり、ハウジング41の肉厚をわずかに変化させただけの簡便な加工で足りる。
図3のように、サンプルBによれば顕著な画像欠陥は全く発生していない。一方、サンプルA,Cでは顕著な画像欠陥が発生しており、特に面42Bの方を搬送路側に出したサンプルCでは欠陥が多い。このことから、面42Fを面42Bよりも前に出すように外壁面42を形成することによる効果が確認された。
さらに、前記段差はどの程度が適当であるかをサンプルBを用いて実験により確認した。図5は前記段差つまり面42Fと面42Bとの段差を変化させたときの画像欠陥の発生レベルを示した図である。同図に示すように、段差を0から0.50mmまで変化させたところ、段差が0.35mm以上の場合に画像欠陥が顕著に発生している出力画像はなかった。なお、欠陥が顕著に発生しなかった場合とは、20枚の連続出力において、線状の白抜けが全くなかった場合を示す。
面42Bを極端に大きく後退させれば、記録紙Pの後端が跳ね返ってハウジング41に衝撃を与えるということがないのはもちろんである。しかし、外壁面42の下端を大きく後退させることによって現像装置4のハウジング41を極端に小さくしてしまうと、例えばトナーを撹拌するための部材等のスペースが縮小するし、現像ロール43下部に必要なトナー溜まりのためのスペースも確保しにくくなる等の不利益をもたらす。このような観点から、段差はできるだけ小さい方が好ましく、上記実験のように0.35mmあれば十分である。但し、この値は下限であり、0.35mm以上あってもよいのはもちろんである。
上記実施形態では、面42Fと面42Bとの間に段差を設けることにより、面42Fに対して面42Bを後退させた。しかし、本発明はこのような面42F,42Bの構成に限らず次のように変形することができる。
図8は本実施形態の変形例に係る画像形成部10の要部拡大図であり、図1と同符号は同一または同等部分を示す。図8において、外壁面42に形成された2つの面42F,42Bのうち、面42Bは面42Fに対して後退角βを有する。面42Fと面42Bとの境界つまり屈曲位置は、記録紙Pの湾曲部ピークが面42Fに当接することができるように記録紙の搬送方向において前記頂点Pkよりも上流側に位置している。このように、前記面42Bは前記面42Fに対して後退角βを有して外壁面42の後方部分を構成している。
このように面42Bを後退させることにより、図1の実施形態と同様の効果を奏する。すなわち、レジロール6,6を通過した記録紙Pの後端が前記頂点Pkを中心として図中反時計方向に反転するときの反転速度は記録紙Pが面42Fの延長線上に達した位置で減速される。したがって、その面42Fよりも後退している面42Bに記録紙Pの後端近傍が当接するときには、当接による衝撃力は緩和され、現像装置4に振動が加わらなくなり、現像ロール43と感光体1との間隙の変動等による画像劣化が抑制される。
前記外壁面42に後方部分つまり面42Bを設けたことによる効果を検証するための実験結果を説明する。図9は画像形成を20枚連続して行ったときの、線状の白抜けの発生の程度を試験した結果を示す図である。
図9において、現像装置は後退角度βがついていないもの(β:0°)、後退角度βがついているもの(β:10°)、後退角度βがマイナスのもの、つまり面42Bが後退せず逆に搬送路側に角度がついているもの(β:−10°)をサンプルとした。
図9のように、後退角度βがついているサンプルによれば顕著な画像欠陥は全く発生していない。一方、後退角度βがついていないサンプルでは顕著な画像欠陥が発生しており、特に後退角度βがマイナスのサンプルでは欠陥が多い。このことから、面42Bに対して後退角βを有した面42Bを有する外壁面42を形成することによる効果が確認された。
さらに、外壁面42は段差面や後退角度βを有した面42Bを有するものに代えて、次のように形成してもよい。図10は、外壁面42のさらなる変形例に係る画像形成部10の要部拡大図であり、図8と同符号は同一または同等部分を示す。同図において、面42Fは平面であって、面42Bは該面42Fから連続する曲面である。面42Fと面42Bとの境界は、記録紙Pの湾曲部ピークが面42Fに当接することができるように記録紙の搬送方向において前記頂点Pkよりも上流側に位置しているのは上述の実施形態と同様である。このように、前記面42Bは前記面42Fに対して曲線的に後退した面を構成している。面42Bを曲線的に後退させることによる効果は、図8の例と同様であるが、さらに、面42Bを曲面とすることにより、レジロール6,6を通過した記録紙の先端は円滑な摺動性をもって転写位置に案内される。
本実施形態は、プロセスカートリッジを形成した画像形成装置において、特に大きい効果を奏することができる。すなわち、プロセスカートリッジは、露光装置からの入射光の位置、感光体転写ロールとの接触位置、レジロール位置等に対して所定の位置に取り付けられていなければならない。この取付位置が所定位置からずれていると、入射光が感光体上に届かなかったり、転写ロールと感光体との軸のずれによる記録紙の斜行が生じたり、感光体に対する記録紙の突入姿勢が適当でなくて突入による衝撃や転写位置のずれによる画像の乱れが生じたりすることがある。
したがって、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に強固に固定することが好ましいが、ユーザによるプロセスカートリッジの交換の利便性を考慮すると、ねじ等で強固に固定することができないこともある。そこで、ピンや引掛け部材、あるいはスプリング等を併用して、ねじを止めるための工具等を使用せず、簡略化した固定手段でプロセスカートリッジを画像形成装置に固定できるようにすることが多い。
この簡易的な固定手段では、記録紙が搬送路壁面つまり現像装置の壁面に衝突した場合の振動を押さえることが容易ではなかった。これに対して本実施形態では、記録紙が衝突する搬送路壁面の形状を工夫することによって、プロセスカートリッジを採用した画像形成装置において記録紙が衝突する際の振動を抑制することができる。その結果、画像の乱れを解消できるという顕著な効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、転写装置として転写ロールを用いた場合を示したが、転写装置はこれに限らず、コロトロン装置であってもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置による出力画像の画質調査結果を示す図である。 性能試験に対比のために使用した画像形成装置の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置による出力画像の画質調査結果を示す図(その2)である。 従来の画像形成装置の要部拡大図である。 従来の画像形成装置による記録紙の搬送状態を示す図である。 本発明の一実施形態を変形した画像形成装置の要部拡大図である。 図8の変形例に係る画像形成装置による出力画像の画質調査結果を示す図である。 本発明の一実施形態をさらに変形した画像形成装置の要部拡大図である。
符号の説明
1…感光体、 2…転写ロール、 3…搬送路、 4…現像装置、 5…案内板、 6…レジロール、 41…ハウジング、 42…外壁面、 42B…後方部分、 42F…前面部分、 43…現像ロール

Claims (4)

  1. 像担持体と、該像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置と、前記像担持体に対向配置された転写ロールと、前記転写ロールに対して記録媒体の搬送方向上流に設けられたレジロール対と、前記レジロール対から上向きに送り出された記録媒体を上方の壁面に突き当てて方向転換させた後、前記像担持体および前記転写ロールのニップ部へ案内する搬送路とを有する画像形成装置において、
    前記搬送路の壁面が、前記現像装置のハウジングの壁面であり、
    前記レジロール対による記録媒体の給送速度が前記転写ロールおよび前記像担持体による記録媒体の給送速度より大きく設定されているとともに、
    前記壁面が、前記記録媒体の搬送中に該記録媒体が当接する前面部分と、該前面部分よりも搬送方向上流側にあって該前面部分から後退した後方部分とから構成され、
    前記後方部分が、前記前面部分に対して段差を有して後退していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 像担持体と、該像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置と、前記像担持体に対向配置された転写ロールと、前記転写ロールに対して記録媒体の搬送方向上流に設けられたレジロール対と、前記レジロール対から上向きに送り出された記録媒体を上方の壁面に突き当てて方向転換させた後、前記像担持体および前記転写ロールのニップ部へ案内する搬送路とを有する画像形成装置において、
    前記搬送路の壁面が、前記現像装置のハウジングの壁面であり、
    前記レジロール対による記録媒体の給送速度が前記転写ロールおよび前記像担持体による記録媒体の給送速度より大きく設定されているとともに、
    前記壁面が、前記記録媒体の搬送中に該記録媒体が当接する前面部分と、該前面部分よりも搬送方向上流側にあって該前面部分から後退した後方部分とから構成され、
    前記後方部分は前記前面部分に対する後退角を有して形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 少なくとも前記像担持体および現像装置を含むプロセスカートリッジを形成し、該プロセスカートリッジが、画像形成装置本体に対して一体で着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記前面部分が、前記レジロール対のニップ部での接線と前記像担持体および前記転写ロールのニップ部での接線との交点に対向する位置よりも搬送方向上流側に延長されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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