JPH11305506A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11305506A
JPH11305506A JP10131257A JP13125798A JPH11305506A JP H11305506 A JPH11305506 A JP H11305506A JP 10131257 A JP10131257 A JP 10131257A JP 13125798 A JP13125798 A JP 13125798A JP H11305506 A JPH11305506 A JP H11305506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
recording paper
guide
image forming
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10131257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3743475B2 (ja
Inventor
Toshihiko Mihashi
利彦 三橋
Koichi Mizuno
功一 水野
Takuya Kobayashi
卓也 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP13125798A priority Critical patent/JP3743475B2/ja
Publication of JPH11305506A publication Critical patent/JPH11305506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3743475B2 publication Critical patent/JP3743475B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 湾曲した記録紙が搬送路壁面に強く押し当て
られて生ずる帯電による画像ディフェクトを防止するこ
と。 【解決手段】 転写位置の直上流に位置する湾曲搬送路
の外周側をガイドを兼用する現像装置4の外壁面42に
ガイドリブ44を設ける。ガイドリブ44は現像ロール
43の軸方向中央部では低く、両端寄りでは高くしてい
る。したがって、小サイズの厚紙が通過するときはガイ
ドリブ44に対する押圧力が軽減され、帯電が少なくな
るので帯電電荷によるトナーの飛び散りで画像が劣化す
るのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を適
用した複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に関
し、特に、画像転写位置の直前(上流)に設けられる搬
送路を通過する記録媒体の搬送状態によって発生する画
像劣化を防止するのに好適な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機やプリンタ等の画
像形成装置は、設置スペースの確保を容易にするため小
形化する傾向が強くなってきている。このような小形化
の傾向により、画像形成装置内で記録紙を搬送させるた
めの搬送経路の形状が複雑になることが多くなってい
る。
【0003】例えば、図10の従来装置では、像担持体
としての感光体ドラム1と転写ロール2との当接部つま
りニップ部NT の直前の搬送路3は、部品数の低減と小
形化の要請により、その一方のガイド面が現像装置4
(現像ロール43を含む)のハウジング41の外壁面4
2で兼用されている。つまり、搬送路3は前記外壁面4
2と、該外壁面42に対向して配置された案内板5とに
よって形成されている。
【0004】さらに、前記搬送路3の上流に設けられた
レジロール6,6のニップ部NR におけるレジロール6
の接線と、前記ニップ部NT における転写ロール2の接
線とは一直線ではなく一定の角度を有している。そのた
めに、搬送路3は湾曲し、前記案内板5は山形に形成さ
れている。つまり記録紙Pはニップ部NR を通過した
後、急に進行方向を転換してニップ部NT に進入する。
このような搬送路の形状を設定するのは、レジロール
6,6より上流にある図示しない構成部品等の配置の都
合によることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】搬送路が湾曲している
ことにより、次の問題点が生じる。記録紙Pはレジロー
ル6,6によって搬送路3に給送され、案内板5の頂部
近傍を通過した後、現像装置4の外壁面42に沿って搬
送され、ニップ部NT に案内される。現像装置4の現像
ロール43で現像された画像はニップ部NT で記録紙P
に転写される。このとき、レジロール6,6による送り
速度が転写ロール2および感光体ドラム1による送り速
度より大きく設定されているので、記録紙Pは鎖線で示
すように湾曲し、記録紙Pの後端がレジロール6,6の
ニップ部NRを抜けるまで、現像装置4の外壁面42に
沿って搬送される。
【0006】記録紙Pが湾曲して搬送されると、湾曲部
のピーク位置で記録紙Pは前記外壁面42に強く押し当
てられる。搬送路の壁面には記録紙Pの滑走性を高める
ためリブが設けられているのが一般的であり、実質的に
は、外壁面42に設けられているリブに記録紙Pが強く
押し当てられる。樹脂製のリブに記録紙Pが強く押し当
てられると、記録紙Pがリブとの当接部分で帯電し、転
写時にこの帯電電荷にトナーが反発してトナーが飛び散
る現象が発生する。その結果、その部分の画像濃度が低
下し、記録紙搬送方向に伸びたリブ形状に対応する筋状
の欠陥が発生する。
【0007】また、記録紙Pの後端がレジロール6,6
を通過したときに前記湾曲した記録紙Pはまっすぐにな
ろうとするため、記録紙Pはその後端が現像装置4側に
跳ね返って該現像装置4の外壁面42に打ちつけられ
る。記録紙Pの後端が外壁面42に打ちつけられると、
その衝撃により現像ロール43と感光体ドラム1記録紙
Pとの間隙が瞬時変化し、感光体ドラム1上のトナーが
現像ロール43へ移行するときの移行状態が変化する。
その結果、その部分に画像濃度の変化が生じ、記録紙P
の搬送方向と直交する方向に白筋つまり線状の画像抜け
が発生する。
【0008】上記2種類の画像欠陥は、ハーフトーン画
像において特に顕著であり、また、OHPシート等のプ
ラスチックシート、葉書、封筒等の厚紙が記録媒体とし
て使用される場合に顕著である。
【0009】記録紙が搬送路の壁面に強く当たらないよ
うにするためには、記録紙の通過部分を後退させて搬送
路の隙間を大きくすることが考えられる。しかし、記録
紙の通過部分を交替させて搬送路を大きくする場合に
は、さらに次の問題点を解決しなければならない。
【0010】図10において、外壁面42に減厚部分4
2aを設けて記録紙を通過させやすくした場合、減厚部
分42aに沿って案内された記録紙Pの先端が感光体ド
ラム1に突き当たる位置Paは、減厚されていない壁面
42で案内されたときに記録紙Pの先端が感光体1に突
き当たる位置Pと比較して、感光体ドラム1の中心寄り
となっている。記録紙Pが突き当たったときに感光体ド
ラム1に与える衝撃は、減厚部分42aで案内された方
が大きくなるのは明らかであり、この衝撃により感光体
ドラム1が振動する。その結果、感光体ドラム1の振動
によって画像に乱れを生じる。
【0011】本発明は、レイアウトの都合上、転写位置
直前の搬送路が湾曲して形成されているときに発生する
上述の問題点を解決し、記録媒体が搬送路壁面に強く押
し当てられることがなく、しかも記録媒体後端が搬送路
壁面に強く打ち付けられないようにし、かつ記録媒体が
像担持体に突入するときの角度を適正に維持して画像劣
化を防止することができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明は、像担持体上の静電潜像を現像する現像装
置と、前記現像された画像を記録媒体に転写する転写装
置と、前記像担持体および前記転写装置間の転写位置に
記録媒体を案内する湾曲状の搬送路とを具備し、前記搬
送路を形成するガイド部材のうち、該搬送路の湾曲外周
側に配置されたものの形状が、記録媒体幅方向中央部で
該搬送路の間隙を広く、同幅方向端部で該搬送路の間隙
を狭くするように決定されている点に特徴がある。
【0013】また、本発明は、前記搬送路を形成するガ
イド部材のうち、該搬送路の湾曲外周側に配置されたも
のの形状が、前記搬送路の間隙が記録媒体幅方向一端寄
りで最も広く、該一端から記録媒体幅方向他端に向かっ
て徐々に狭くなるように決定されている点に第2の特徴
がある。
【0014】上記特徴によれば、記録媒体は湾曲した搬
送路に沿って転写位置に案内される。記録媒体が前記搬
送路の湾曲外周側に沿って搬送される場合、画像が形成
される可能性が極めて少ない記録媒体の幅方向端部が、
主としてガイド部材に強く押し当てられるため、搬送路
壁面から受ける記録媒体中央部の帯電を防止できる。
【0015】さらに、該湾曲外周側のガイド部材に押し
当てられる力は記録媒体が小さいサイズのものの方が大
きくなる。しかし、本発明では、搬送路は幅方向中央部
分で間隙を広くしているので、小さいサイズの記録媒体
がその通過時にガイド部材に押し当てられる力が軽減さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る
画像形成装置の断面図である。同図において、像担持体
としての感光体ドラム(以下、単に「感光体」という)
1の周辺には帯電装置7、露光装置8、現像装置4、転
写ロール2、および廃トナー回収装置9が配置されてい
て画像形成部10を形成している。なお、この画像形成
部10は、転写ロール2および露光装置8を除く構成部
品は一体として組立体(プロセスカートリッジ)を構成
し、メンテナンス担当者や操作者がメンテナンス時に画
像形成装置本体に対して該プロセスカートリッジを脱着
自在になっているのが好ましい。
【0017】前記画像形成部10の上流側(記録紙が搬
送されてくる側)にはレジロール6,6が配置され、さ
らにその上流側には給紙装置11が設けられている。給
紙装置11は給紙トレイ111とその上方に設けられた
フィードロール112とからなる。画像形成部10の下
流側には除電装置12が設けられ、さらにその下流側に
は定着装置13が設けられている。
【0018】画像形成部10の上方には排出トレイを兼
ねたカバー14が設けられている。前記画像形成部10
と定着装置13との間の搬送路15は案内板151,1
52によって形成され、前記画像形成部10とレジロー
ル6,6との間の搬送路3は案内板5およびハウジング
41の外壁面42で形成されている。ハウジング41は
軽量化と成型の容易化のために樹脂で形成されている。
画像形成部10と画像形成装置本体のハウジング16と
の間のスペースには、例えば、両面印刷のための記録紙
反転搬送路(図示せず)が形成される。
【0019】動作時には、図示しない制御装置から入力
されたビデオ信号に従って露光装置8が駆動され、帯電
装置7で一様に帯電された感光体1の表面に静電潜像が
形成される。この静電潜像は現像装置4の現像ロール4
3によってトナー現像されて可視化される。
【0020】一方、前記トナー現像された画像が転写さ
れる記録紙は給紙トレイ111からフィードロール11
2によって引き出され、レジロール6,6のニップ部N
R で待機している。そして、記録紙は、感光体1上での
画像形成の進行に応じ、予め設定されたタイミングで搬
送路3に送り出され、転写ロール2と感光体1とのニッ
プ部NT に至る。このニップ部NT で画像が転写された
記録紙は除電装置12で転写バイアスと逆極性にバイア
スされて除電された後、定着装置13に搬送される。定
着装置13では記録紙に画像が熱定着され、画像が定着
された記録紙は排出トレイ14上に排出される。感光体
1の表面に残存しているトナーは廃トナー回収装置9の
ブレードで掻き取られて回収される。
【0021】次に、記録紙が現像装置4のハウジング4
1に強く押し当てられないようにするための対策を説明
する。図1は現像装置4の正面図であり前記搬送路3側
から見た図、図2は現像装置4の側面図である。両図に
おいて、ハウジング41の外壁面42には記録紙Pの搬
送方向と同方向に伸びたガイドリブ44が複数本設けら
れている。ガイドリブ44の高さ、つまり外壁面42か
らの突出程度は現像ロール43の軸方向つまり記録紙P
の幅方向で異なり、幅方向中央部のものが最も低く、幅
方向両端にいくに従って段階的に高くなっている。すな
わち、各ガイドリブ44に付加している数字が大きい程
高さは高く設定してある。この結果、搬送路3は記録紙
Pの幅方向中央部で広く、同方向両端部で狭くなってい
る。
【0022】このようなガイドリブ44に沿って搬送さ
れる記録紙Pは幅の中心線CRが現像ロール43の軸方
向中心に合うように、いわゆるセンタレジに設定されて
いる。したがって、小さいサイズの記録紙Pも大きいサ
イズの記録紙P1は、いずれも幅方向中央部分で両端部
分よりもガイドリブ44への押し当て力が小さくなって
いる。
【0023】記録紙P1は幅の両端部分で記録紙Pより
も高いガイドリブ44に当接するので該ガイドリブ44
への押し当て力が大きくなる傾向がある。しかし、実用
上は、サイズの小さい記録紙Pは葉書や封筒等の厚紙で
あることが多いのに対して、サイズの大きい記録紙P1
は薄紙である場合が多いので問題とならない。全体的に
はガイドリブ44の高さは従来のものよりも平均して低
くなっているので、記録紙P,P1がガイドリブ44に
押し当てられる力は低減されている。特に、画像が多く
形成される中央部分では、画像が形成されていないこと
が多い両端部分と比較して押し当て力は小さくなってい
る。
【0024】上記ガイドリブ44の形状により、記録紙
Pがガイドリブ44に強く当接された状態で搬送される
ことがなくなり、樹脂製のハウジング41に一体的に形
成されるガイドリブ44との摺動部分で記録紙Pが帯電
して画像劣化をきたすのを防止できる。
【0025】このように、記録紙Pの幅方向中央部と端
部とでガイドリブ44の高さを互いに異ならせているこ
とによって、記録紙Pの押し当て力が小さくなるほか、
レジロール6,6を通過した記録紙Pの後端が跳ね返っ
てガイドリブ44に打ち付けられるときの衝撃を緩和で
きる利点がある。すなわち、記録紙Pの後端はガイドリ
ブ44に一度に当接するのではなく、高いガイドリブか
ら低いガイドリブへ順番に当たるようになるので、衝撃
が分散され、該衝撃が現像ロール43に与える影響を少
なくすることができる。
【0026】また、図2から理解されるように、記録紙
Pの搬送方向下流つまり転写位置に近い方でのガイドリ
ブ44の端部高さは、すべてのガイドリブ44に関して
同一に設定されている。つまりすべてのガイドリブ44
の端部は点44Cに集中している。なお、図中の括弧付
き数字は図1と対応する。但し、図の煩雑を避けるた
め、ガイドリブ44の高さは3段階で示しているが、こ
れには限らない。このように、ガイドリブ44の高さを
端部で揃えることにより、感光体1に突入する記録紙P
の突入角度αが予め設定した角度以下、つまり感光体1
への衝突力を軽減するために設定した角度以下に常に保
持される。したがって、記録紙Pの突入時の衝撃による
画像劣化が防止される。
【0027】前記ガイドリブ44の形状は、記録紙Pが
当接する面が平面になっているが、この面を弧状にして
もよい。図4は、ガイドリブ44の変形例を示す側面図
であり、記録紙が当接する面を弧状に形成している。但
し、この場合でも、ガイドリブ44の端部が点44Cに
集中しているのに変わりはない。ガイドリブ44の形状
をこのように弧状にして記録紙Pの湾曲度合いに近似し
た面を形成することにより、該面に対する記録紙Pの当
接角度を緩やかにできるので、ガイドリブ44への記録
紙Pの押し当て力を緩和できる。
【0028】上述の例は、記録紙P,P1はセンタレジ
に設定した場合であるが、記録紙P,P1を現像ロール
43の一端寄りに位置合わせした、いわゆるサイドレジ
に変形できる。図5はサイドレジの場合の現像装置4の
正面図である。同図においては、ガイドリブ44の高さ
は現像ロール43の軸方向つまり記録紙Pの幅方向の端
部(括弧付き数字13で示す)のものが最も高く、あと
は括弧付き数字が小さいものほど高さが低く設定されて
いる。すなわち、レジ位置SRではガイドリブ44は高
く、そこから他端に行くに従って段階的に高さが低くな
っていて、レジ位置SRから最端部で再び高くなってい
る。
【0029】このようなサイドレジの場合にも、サイズ
の小さい記録紙Pはサイズの大きい記録紙P1よりも低
いガイドリブに当接して案内されるので、サイズの小さ
い厚紙の搬送時に該厚紙がガイドリブ44に強く当たる
のを防止することができる。なお、サイドレジの場合
も、センタレジの場合と同様、ガイドリブ44の端部で
の高さは1か所に集中していて、感光体1に対する突入
角度が予定値よりも大きくならないようにしているのは
もちろんである。また、ガイドリブ44の形状が、記録
紙との当接部において図4のように弧状であってよいの
もセンタレジの場合と同様である。
【0030】また、次のような実施形態も可能である。
図6は、第2の実施形態に係る現像装置4の正面図であ
り、図7は同現像装置4の側面図である。この第2実施
形態ではガイドリブの搬送方向下流側つまり転写位置側
に別の第2のガイドリブ(以下、「先端ガイドリブ」と
いう)を設けた点に特徴がある。図において、第1のガ
イドリブ44Aのそれぞれの間に先端ガイドリブ45が
配置されている(それぞれに英小文字が付加してあ
る)。ガイドリブ44Aについては括弧付き数字が小さ
いものほど高さが低いのは図1や図5に示した例と同様
であるが、記録紙搬送方向の下流側つまり転写位置寄り
で、すべてのガイドリブ44Aの高さが揃っているわけ
ではない。その代わりに、高さが揃っている先端ガイド
リブ45によって記録紙P,P1は案内されながら前記
感光体1に突入するので、前記突入角度αは記録紙P,
P1の別によって変動することはない。
【0031】このように、ガイドリブを2つに分割する
ことにより、次の効果が得られる。ガイドリブを分割し
た場合、パラメータの調節が容易となる。すなわち、湾
曲状の記録紙Pのピークがガイドリブ44に当接する場
合の当たりの強さを軽減するための形状を、記録紙Pの
感光体1への突入角度αの設定と関連させずに独立して
設定できる。一方、先端ガイドリブ44Aの形状も、記
録紙Pのピークがガイドリブ44に当接する場合の当た
りの強さとは関連なく独立して設定することができる。
換言すれば、設計の自由度が増すという利点がある。
【0032】さらに、次のような実施形態も可能であ
る。図8は第3の実施形態に係る現像装置4の斜視図で
ある。同図において、現像装置4のハウジング41の外
壁面42を、上述のガイドリブ44を形成するのに代え
て、段差を有する面としている。すなわち、記録紙の幅
方向中央部が端部より高さが低くなるように段差を設け
てある。この例では、A4サイズ以上の記録紙の幅方向
両端が当接する最も高い面42Aと、葉書サイズの記録
紙の幅方向両端が当接する中間高さの面42Bと、それ
よりも小さい名刺サイズの記録紙が当接する最も低い面
42Cを形成している。
【0033】但し、ガイドリブに代えて段差面を形成し
た場合でも、転写位置寄りの端部、つまり図8ではハウ
ジング41の縁41Cは一直線に揃えられており、記録
紙のサイズによって感光体1への前記突入角度αが変化
しないように形状を決定してあるのには変わりがない。
【0034】なお、図8のような段階的に多数の段が設
けられているのに代えて、記録紙の幅方向中央部から端
部にかけて徐々に勾配を設けてもよい。図9は、勾配を
設けた現像装置の斜視図である。この例では、外壁面4
2を記録紙の幅方向中央部において現像装置4の内側方
向に後退させ、そこを境にして記録紙の幅方向両端に向
かって徐々にその後退程度を小さくしている。この外壁
面42の形状により、より後退程度の大きい中央の面部
分には、葉書等小サイズの記録紙が当接し、後退程度の
小さい両端の面部分にはA4サイズ記録紙等、大きいサ
イズの記録紙が当接しつつ、転写位置方向へ搬送され
る。
【0035】この場合にも、上述の実施形態と同様、転
写位置寄りの端部つまりハウジング41の縁41Cは一
直線に揃えてあり、記録紙のサイズによって感光体1へ
の突入角度αが変化しないように形状を決定してある。
図8,9の例はセンタレジの場合であり、サイドレジの
場合は、記録紙を寄せる側で、外壁面42の後退程度を
大きくし、他の側に向かって徐々に後退程度を小さくし
ていくように変形できる。
【0036】なお、本実施形態では、転写装置として転
写ロールを用いた場合を示したが、転写装置はこれに限
らず、コロトロン装置であってもよい。また、搬送路3
の一方の案内板として現像装置4のハウジング41の外
壁面42を利用したが、ハウジング41の外壁面42に
限らず別部材を用いる場合にも本発明を適用できるのは
もちろんである。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、記録媒体の幅方向中央部で搬送路を広くした
ので、搬送路壁面による記録媒体の帯電や搬送路壁面へ
の記録媒体の衝突に起因する画像欠陥を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要
部正面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要
部側面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全
体構成を示す断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の変
形例を示す要部正面図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の変
形例を示す要部正面図である。
【図6】 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の
要部正面図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の
要部側面図である。
【図8】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要
部斜視図である。
【図9】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要
部斜視図である。
【図10】 従来の画像形成装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…転写ロール、 3…搬送路、 4…
現像装置、 5…案内板、 6…レジロール、 41…
ハウジング、 42…外壁面、 43…現像ロール、
44…ガイドリブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上の静電潜像を現像する現像装
    置と、 前記現像された画像を記録媒体に転写する転写装置と、 前記像担持体および前記転写装置間の転写位置に記録媒
    体を案内する湾曲状の搬送路とを具備し、 前記搬送路を形成するガイド部材のうち、該搬送路の湾
    曲外周側に配置されたものの形状が、記録媒体幅方向中
    央部で該搬送路の間隙を広く、同幅方向端部で該搬送路
    の間隙を狭くするように決定されていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上の静電潜像を現像する現像装
    置と、 前記現像された画像を記録媒体に転写する転写装置と、 前記像担持体および前記転写装置間の転写位置に記録媒
    体を案内する湾曲状の搬送路とを具備し、 前記搬送路を形成するガイド部材のうち、該搬送路の湾
    曲外周側に配置されたものの形状が、前記搬送路の間隙
    が記録媒体幅方向一端寄りで最も広く、該一端から記録
    媒体幅方向他端に向かって徐々に狭くなるように決定さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記搬送路の前記転写位置に最も接近し
    た部分では、該搬送路の間隙が記録媒体幅方向で一様に
    なるように前記ガイド部材の形状が決定されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材には、記録媒体搬送方向
    に伸びたガイドリブが記録媒体幅方向に複数本設けられ
    ており、該ガイドリブの高さによって前記搬送路の間隙
    が設定されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送路の前記転写位置に最も接近し
    た部分では、該搬送路の間隙が記録媒体幅方向で一様に
    なるように前記ガイドリブの高さが決定されていること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部材には、記録媒体搬送方向
    に伸びた第1のガイドリブが記録媒体幅方向に複数本設
    けられており、該第1のガイドリブの高さによって前記
    搬送路の間隙が設定されているとともに、 前記複数の第1のガイドリブ間に設けられ、前記像担持
    体への記録媒体の突入角度を該像担持体の軸方向で一定
    に維持するための第2のガイドリブをさらに具備したこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部材が、樹脂製であることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材が、前記搬送路に隣接し
    て配置されている現像装置のハウジング外壁と兼用され
    ていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の画像形成装置。
JP13125798A 1998-04-24 1998-04-24 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3743475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13125798A JP3743475B2 (ja) 1998-04-24 1998-04-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13125798A JP3743475B2 (ja) 1998-04-24 1998-04-24 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11305506A true JPH11305506A (ja) 1999-11-05
JP3743475B2 JP3743475B2 (ja) 2006-02-08

Family

ID=15053697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13125798A Expired - Fee Related JP3743475B2 (ja) 1998-04-24 1998-04-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3743475B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004302335A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2007232903A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016038533A (ja) * 2014-08-11 2016-03-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2020200153A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 コニカミノルタ株式会社 搬送装置及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004302335A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2007232903A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016038533A (ja) * 2014-08-11 2016-03-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2020200153A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 コニカミノルタ株式会社 搬送装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3743475B2 (ja) 2006-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4038328B2 (ja) 画像形成装置、転写材搬送方法及び転写装置
US8002276B2 (en) Sheet conveyance device
CN111620167B (zh) 成像设备
US10564587B2 (en) Image forming apparatus
JPH09325560A (ja) 画像形成装置
US11198581B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus
JP3743475B2 (ja) 画像形成装置
JP2001199591A (ja) 電子写真装置
JP2004354422A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2006323154A (ja) 画像形成装置
JP3690464B2 (ja) 画像形成装置
JP3501592B2 (ja) シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置
US20190384212A1 (en) Image forming apparatus for correcting curl of paper
JPH1069170A (ja) 現像装置
JP3463716B2 (ja) 画像形成装置
JPH0539156A (ja) 画像形成装置の排紙装置
JP7471811B2 (ja) シート排出装置及び画像形成装置
JP4384007B2 (ja) シート排出装置および画像形成装置
JP2004352425A (ja) シート排出装置
US10647538B2 (en) Sheet discharge device and image forming apparatus therewith
JP2001328747A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2004029060A (ja) 屈曲搬送路を有する画像形成装置
JPH0326630A (ja) 電子写真装置の記録用紙搬送装置
JPH05134563A (ja) 用紙ガイド装置
JP2002156802A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111125

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees