JPH0539156A - 画像形成装置の排紙装置 - Google Patents

画像形成装置の排紙装置

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JPH0539156A
JPH0539156A JP3214729A JP21472991A JPH0539156A JP H0539156 A JPH0539156 A JP H0539156A JP 3214729 A JP3214729 A JP 3214729A JP 21472991 A JP21472991 A JP 21472991A JP H0539156 A JPH0539156 A JP H0539156A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper discharge
roller
image forming
pressing roller
Prior art date
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Pending
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JP3214729A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Goto
五藤  宏史
Shigeru Okamura
繁 岡村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】排紙ローラに圧接する押圧ローラの両端の突起
部を、両端において位相をずらした状態で配置して、画
像形成済みのシートの排紙性能を向上する。 【構成】画像形成済みのシートを排紙トレイ25上へ排
出する排紙部4を、排紙ローラ21とこれに圧接し両端
部に複数の突起部を有する押圧ローラ9により構成す
る。押圧ローラ9の突起部9aは、押圧ローラ9の両端
において、位相をずらしてそれぞれ配置する。これによ
り、シートPの後端をけり出す突起部9aの数は、押圧
ローラ9の外径を大きくすることなく増すことができ、
シートPの後端は突起部9aに確実に係合して、シート
Pの排紙性能が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置、複写機等の
画像形成装置における排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としてのレーザービ
ーム・プリンタ(以下LBPという)においては、画像
形成部によって画像形成されたシートは、排紙ローラと
これに弾性部材の弾力により圧接されている押圧ローラ
により挟持されて排紙トレイ上に排出されている。この
種の排紙部を備えた一般的なLBPの一例を図6により
説明する。
【0003】同図において、画像形成装置1の装置本体
2内には、感光ドラム(画像形成部)3を含むプロセス
ユニット30が配設されており、上記感光ドラム3に
は、レーザースキャナ6からのレーザー・ビームがミラ
ー6aを介して照射されて静電潜像が形成される。上記
プロセスユニット30は、感光ドラム3を帯電する一次
帯電器5、現像器7、クリーニング装置25等を含んで
いる。給紙トレイ12上のシートPは、給送ローラ13
により1枚ずつ給送され、レジストローラ15により所
定のタイミングで感光ドラム3へ搬送される。転写ロー
ラ10により感光ドラム3に押圧されてトナー像を転写
された後のシートPは、定着ローラ16a、加圧ローラ
16b等を有する定着器16によりトナー像を定着され
搬送ローラ17により搬送される。
【0004】搬送ローラ17の下流側に配設されたフラ
ッパ19により分岐されて、シートPは鎖線位置の回動
された給紙トレイ26に排出されるか、あるいは搬送路
20を経て排紙部4により排出される。図示の例では、
シートPは排紙部4により装置本体2と一体の排紙トレ
イ25上へ排出されており、この場合支軸29を中心と
して矢印27方向に回動自在の排紙トレイ26は、実線
位置に閉塞して収納されている。
【0005】上記排紙部4は、矢印方向に回転自在の排
紙ローラ21と、同ローラ21の周面に不図示の付勢手
段により圧接されている1対の押圧ローラ22,23と
から構成されており、上記押圧ローラ22,23は排紙
ローラ21に同期して駆動されるか、又は排紙ローラ2
1に従動して回転される。
【0006】下流側の押圧ローラ23は、図8に示すよ
うにその両端部又は両端部近傍に複数の突起部23aが
所定の間隔をもってそれぞれ配設されている。上記の排
出されるシートPは、その後端部押圧ローラ23の突起
部23aに係合して、突起部23aによりけり出される
状態で排紙トレイ25上へ排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た画像形成装置の排紙装置においては、押圧ローラ23
の突起部23aは、押圧ローラ23周面の両端部におい
て対称位置にそれぞれ配設されているので、シートP後
端部への突起部23aの係合回数を多くして、排紙トレ
イ25へのシートPのけり出し性能を上げようとする
と、以下の問題があった。
【0008】突起部23aを増加させることにより突
起部23a間のピッチが小さくなると、図8に示すよう
に、シートPは排紙ローラ21と押圧ローラ23に挟持
されて排紙トレイ25へ排出されるが、シートP後端が
排紙ローラ21と押圧ローラ23とのニップ部を抜けた
後は、シートPの後端は押圧ローラ23の突起部23
a′上にのった状態にある。このため、シートPの後端
部が回転してくる次の突起部23a″の回転奇跡よりも
外側に位置することになり、シートPと排紙トレイ25
(又はその上のシートP)との抵抗もあることから、シ
ートPと突起部23aとの摩擦力のみでは、シートPを
排紙できなくなる。
【0009】 押圧ローラ23の突起部23aの数
を、シートPをけり出し可能のピッチで増すと、押圧ロ
ーラ23の外径が大きくなって、排紙部4のスペースが
増大してしまう。
【0010】そこで、本発明は、排紙部のスペースを大
きくすることなく、シートPの後端部を確実にけり出す
ことが可能の突起部を備えた画像形成装置の排紙装置を
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、画像形成部(3)により画像
情報が形成されたシート(P)を排紙トレイ(25)に
排出する排紙部(4)を有し、該排紙部(4)が排紙ロ
ーラ(21)と該排紙ローラに圧接して回転する押圧ロ
ーラ(9)とを具備してなる画像形成装置(1)の排紙
装置(4)において、前記押圧ローラ(9)周面の両端
部又は両端部近傍に突起部(9a)を有し、かつ該突起
部(9a)の位相が押圧ローラ(9)の両端で違えたこ
とを特徴とする。
【0012】また、前記押圧ローラ(9)が、前記シー
ト(P)の排紙方向と直角をなす方向に複数具備してな
る。
【0013】また、前記複数の押圧ローラ(9)が、連
結軸(31)により連結されていることを特徴とする。
【0014】
【作用】上述構成に基づき画像形成部(3)において画
像形成されたシート(P)は、排紙部(4)の排紙ロー
ラ(21)及び押圧ローラ(9)に挟持されて排紙トレ
イ(25)上へ排出される。排紙部(4)の排紙ローラ
(21)に圧接している押圧ローラ(9)は、その突起
部(9a)が両端部において互いに位相がずれているこ
とにより、シート(P)に後端部に係合する突起部(9
a)の数が増加した状態となる。これにより、押圧ロー
ラ(9)の外径を大きくすることなく、すなわち排紙部
(4)のスペースを増大することなく、シート(P)を
排紙トレイ(25)上に確実にけり出し得るようになっ
て排紙性能が向上される。
【0015】なお、上述のカッコ内の符号は、図面を参
照するためのものであって、本発明の構成をなんら限定
するものではない。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。なお、本発明の排紙装置が適用されている画像
形成装置としては、図6に示す画像形成装置としてのL
BP1と同じであるので、同図を本発明が適用されてい
る画像形成装置としてその説明を省略する。
【0017】図1は、LBP1(図6参照)に適用され
ている排紙部4の第1の実施例を示している。排紙部4
は、排紙ローラ21と、この排紙ローラ21に不図示の
弾性部材により押圧されている1対の押圧ローラ22,
9とから構成されている。下流側の押圧ローラ9の両端
部又は両端部近傍には、複数(実施例では4個)の突起
部9aが所定の間隔をもってそれぞれ配設されている。
上記突起部9aは、押圧ローラ9の両端において、互い
に位相がずれており、本実施例では例えば45°位相が
ずれて配設されている。
【0018】上記のように、押圧ローラ9の両端におい
て突起部9aの位相をずらしたことにより、シートPに
係合する突起部9aの数が相対的に増えた状態となっ
て、突起部9aの突起部9aに係合する確度が高くな
り、これによりシートPの後端は突起部9aによって確
実に排紙トレイ25(図6参照)上にけり出されて、シ
ートPの排紙性能を高めることができる。
【0019】次に図2により本発明の第2の実施例を説
明する。本実施例では、押圧ローラ9の両端に配設され
た突起部9aの配置位置は、第1の実施例と同様に位相
をずらした位置であるが、第1の実施例と異なるところ
は、互いに隣りあう突起部9a′と突起部9a″との高
さを変更したものであって、高い突起部9a″と低い突
起部9aとを交互に配置した構成になっている。突起部
9a″を突起部9a′よりも高くしたことにより、排紙
されるシートPの後端がカールした状態であっても、高
い方の突起部9a″によりシートPを確実に排紙するこ
とができる。
【0020】図3、図4は、本発明の第3の実施例を示
している。本実施例における押圧ローラ9の両端に設け
た突起部9aの配置位置は、第1の実施例の場合と同様
である。本実施例では、押圧ローラ9周面の各突起部9
a間には、軸線方向と平行の溝9cがそれぞれ穿設され
ていて突起部9aに弾性をもたせている。
【0021】この切り欠き溝9cを設けることにより、
シートPが排紙ローラ21と押圧ローラ9により挟持さ
れている間は、シートPに押圧されて押圧ローラ9の端
部9bがたわんで押圧ローラ9の端部9b(21a)で
のシートPの曲がり(波打)は防止できる。シートPが
挟持部を抜けると端部9bは復元してシートPの後端を
けり出す。本実施例によれば、突起部9aがたわむので
突起部9aの高さも高くすることが可能になって、突起
部9aが高い分だけシートPのより確実な排紙が可能に
なる。また、シート先端が突起部9aに当ることによる
曲がりも防止できる。
【0022】図5は本発明の第4の実施例を示してい
る。同図において、排紙ローラ21に圧接する押圧ロー
ラ9は、排紙方向Fに対して直角方向に複数配置されて
おり、各押圧ローラ9の突起部9aは、第1の実施例の
突起部9aと同様に位相をずらしてそれぞれ配置されて
いる。なお、押圧ローラ9の複数配置は、第2〜3の実
施例にも適用することができる。
【0023】連結軸31の端部には略十字状をなす係合
部31aが構成されている。この係合部31aを押圧ロ
ーラ9にそれぞれ形成された係合穴9bに遊合させて連
結することにより、両押圧ローラ9の突起部9aの位相
が確保され、かつシートPの幅方向でシートPの後端に
突起部9aが係合するタイミングが規定されて排紙され
たシートPの積載性が向上する。また、連結軸31の係
合部31aを、押圧ローラ9の係合穴9bに、スライド
自在に遊合したことにより、押圧ローラ9は軸線方向に
位置調整した状態で回転中心をずらすことなく滑らかに
回転することができる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、排紙ローラに圧
接して画像形成済みのシートを挟持して排出する押圧ロ
ーラの突起部を、押圧ローラの両端で位相をずらすこと
により、排出シートの後端に突起部が確実に係合してシ
ートを排紙トレイ上に積載させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す画像形成装置の排
紙装置の斜視図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す画像形成装置の排
紙装置の斜視図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す画像形成装置の排
紙装置の斜視図。
【図4】同じく正面図。
【図5】本発明の第4の実施例を示す画像形成装置の排
紙装置の斜視図。
【図6】排紙部を具備する一般的な画像形成装置として
のレーザー・ビームプリンタ(LBP)の一例を示す縦
断側面図。
【図7】従来の排紙部の一例を示す斜視図。
【図8】同じく縦断側面図。
【符号の説明】
P シート 1 画像形成装置(レーザービーム・プリンタ) 3 画像形成部(感光ドラム) 4 排紙部 9 押圧ローラ 9a,9a,9a″ 突起部 9c 切り欠き溝 9d 係合穴 21 排紙ローラ 22 押圧ローラ 25 排紙トレイ 31 連結軸 31a 係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部により画像情報が形成された
    シートを排紙トレイに排出する排紙部を有し、該排紙部
    が排紙ローラと該排紙ローラに圧接して回転する押圧ロ
    ーラとを具備してなる画像形成装置の排紙装置におい
    て、 前記押圧ローラ周面の両端部又は両端部近傍に突起部を
    有し、かつ該突起部の位相が押圧ローラの両端で違えた
    ことを特徴とする画像形成装置の排紙装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧ローラが、前記シートの排紙方
    向と直角をなす方向に複数具備することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置の排紙装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の押圧ローラが、連結軸により
    連結されていることを特徴とする請求項2記載の画像形
    成装置の排紙装置。
JP3214729A 1991-07-31 1991-07-31 画像形成装置の排紙装置 Pending JPH0539156A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7570895B2 (en) 2006-02-24 2009-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having heat-fixing unit
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