JP2011044603A - マルチビームレーザ光量制御回路及びマルチビームレーザ光量制御回路を利用する画像形成装置 - Google Patents

マルチビームレーザ光量制御回路及びマルチビームレーザ光量制御回路を利用する画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度のAPCを長く行うマルチビームレーザ光量制御回路を提供する。
【解決手段】本発明のマルチビームレーザ光量制御回路は、複数の半導体レーザを備えた半導体レーザアレイの光量を制御するために各半導体レーザから出力される光量を受光する受光素子と、入力された自動光量制御実行信号(APC実行信号)に応じて、対応する半導体レーザから出力される発光量を、前記受光素子の出力に応じた所定の発光量に設定する制御を行う自動光量制御回路(APC制御回路)と、前記自動光量制御回路に応じた数の前記自動光量制御実行信号が対応して入力される各APC実行信号入力端子とを有するマルチビームレーザ光量制御回路であって、各APC信号入力端子に入力される複数のAPC実行信号が時期的に重複した場合、入力タイミングに応じていずれの自動光量制御回路を優先的に動作させるかを決定して動作させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置で利用するマルチビームレーザ光量制御回路に関し、特に複数の半導体レーザの光量をフォトダイオードで検出し、所定の光量に制御するためのマルチビームレーザ光量制御回路に関する。
半導体レーザは、小型且つ安価であり、電流を流すだけで容易にレーザ光を得ることができるため、プリンタ、光ディスク、光通信等の分野で広く用いられている。しかしながら、その電流−光量特性は温度依存性を持つため、一定の光量を得るためには特別な光量制御が必要である。この光量制御はAPC(Automatic Power Control;自動光量制御)と呼ばれている。
APCとは、半導体レーザの実際の駆動に先立って半導体レーザを駆動して、その発光量をフォトダイオード(FD)で受光し、フォトダイオード(FD)の出力が所定のレベルになる電流値を記憶手段に記憶しておくことで、安定した発光量を得るように制御することである。近年では、プリンタ等の書き込み速度の向上に伴って、アレイ状に配置された複数の半導体レーザを同時に駆動する方式が多くなってきている。このような半導体レーザアレイにはAPC用のフォトダイオード(FD)が必ず組み込まれているが、フォトダイオード(FD)の数は半導体レーザの数よりも少ないことがある。場合によっては、一つであることもある。
このように、フォトダイオード(FD)が一つである場合には、半導体レーザを一つずつ別々に駆動してAPCを行う必要がある。図7は、マルチビームレーザ光量制御回路15、半導体レーザアレイ(マルチビームユニット)5、及び画像コントロール回路54の関係を示す従来技術のブロック図である。図7に示す半導体レーザアレイ(マルチビームユニット)5には、2つの半導体レーザ(LD1、LD2)に対して1つのみのフォトダイオード3が備わる。
図7に示す半導体レーザアレイ(マルチビームユニット)5の場合、2つの半導体レーザ(LD1、LD2)に関して同時にAPCが行われると、フォトダイオード3は、LD1、LD2両方の光量の合算を、個々の半導体レーザに関するAPCの基礎光量としてしまう。つまり、この場合、個々の半導体レーザについては、不十分な光量でAPCが完了することになる。
このような不都合に対処するために、従来、例えば、マルチビームレーザ光量制御回路15を制御する前段の画像コントロール回路54から出力される2つの半導体レーザに関するAPC実行信号(APC1、APC2)が、基板配線等の寄生抵抗/容量を加味してマルチビームレーザ光量制御回路15に到達した際に、各々が重複しないように、複数のAPC実行信号入力間にマージンを伴ったインターバルタイミングが設けられていた(例えば、特許文献1の図8のタイミングチャート、特許文献2の図9のタイミングチャート、及び、特許文献3の図8のタイミングチャートを参照されたい。)
図7に示すように、マルチビームレーザ光量制御回路15と前段の画像コントロール回路54とは、大抵の場合、別々の基板に配置されるため、周辺の外来ノイズの影響によって誤ってAPCを実行してしまわないようにマルチビームレーザ光量制御回路15の入力手前にLPF(ローパスフィルタ)回路52等を挿入して外来ノイズの影響を軽減させることがある。つまり、複数のチャネルで連続してAPCを実行する場合、LPF回路52によりAPC実行信号に余計な遅延成分が付加されることがある。またこの遅延成分はLPF回路52によってバラつきがある。前段の画像コントロール回路54は、遅延成分にバラつきがあること踏まえて、チャネル間のAPC実行信号の間隔を設定する必要がある。
一方、APCを実行する期間は非常に限られている。例えば、図8に示すように、高速で印刷可能なレーザプリンター等において、1ライン書き込み走査の時間は200μs以下であり、その内でAPC可能期間として5μs程度しか与えられないことがある。
APCを実行する時間が長い程より正確に半導体レーザの光量を制御することが可能となることからAPC実行期間は長い程好ましい。なお、通常は2μs以上である。限られたAPC可能期間の中で複数チャネルのAPCを実行するにあたり、前述のチャネル間のAPC実行信号間隔を相応に設定することは、APC実行期間の実質的なロスとなり、光量調整上不利となる(図8参照)。
本発明は、このような状況に鑑みて為されたものであり、基板構成やローパスフィルタ回路(ノイズ除去回路)設定の影響を踏まえるような画像コントロール回路のAPC制御を必要とせず、半導体レーザの数が増えた場合にも高精度のAPCを可能な限り長く行うことができるマルチビームレーザ光量制御回路及びそのマルチビームレーザ光量制御回路を使用した画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために為されたものである。本発明のマルチビームレーザ光量制御回路は、
複数の半導体レーザを備えた半導体レーザアレイの光量を制御するために各半導体レーザから出力される光量を受光する受光素子と、
入力された自動光量制御実行信号(APC実行信号)に応じて、対応する半導体レーザから出力される発光量を、前記受光素子の出力に応じた所定の発光量に設定する制御を行う自動光量制御回路(APC制御回路)と、
前記自動光量制御回路に応じた数の前記自動光量制御実行信号が対応して入力される各APC実行信号入力端子と
を有するマルチビームレーザ光量制御回路であって、
各APC信号入力端子に入力される複数のAPC実行信号が時期的に重複した場合、入力タイミングに応じていずれの自動光量制御回路を優先的に動作させるかを決定して動作させることを特徴とする。
本発明のマルチビームレーザ光量制御回路は、APC実行信号入力タイミングにおいて、先行で入力されたAPC実行信号に対応する前記自動光量制御回路(APC制御回路)を優先的に動作させてもよい。また、本発明のマルチビームレーザ光量制御回路は、APC実行信号入力タイミングにおいて、後行で入力されたAPC実行信号に対応する前記自動光量制御回路(APC制御回路)を優先的に動作させてもよい。
本発明のマルチビームレーザ光量制御回路は、
入力される複数のAPC実行信号が時期的に重複した場合、複数のAPC実行信号が重複されて入力されていることを外部に報知する報知手段を、更に有してもよい。
本発明のマルチビームレーザ光量制御回路は、
複数のAPC実行信号が同時に入力された場合、予め設定された優先順位に基づいて夫々の前記自動光量制御回路(APC制御回路)を優先的に動作させるように設定されていてもよい。
本発明の画像形成装置は、上記のマルチビームレーザ光量制御回路を使用する画像形成装置である。
本発明を利用することにより、前段の画像コントロール回路において外部起因による遅延を制御する等の複雑なタイミング制御を行うことなく、APC実行信号をマルチビームレーザ光量制御回路に送信することができる。例えば、前段の画像コントロール回路において2信号以上のAPC実行信号を実行状態で送信した場合でも、マルチビームレーザ光量制御回路側で優先順位を決めて各々重複無くAPCを実行することが可能となる。また、短期間に複数のAPCを実行したい場合、APC実行信号間隔を空けること無しに連続してAPCを実行できるため、より精度の高いAPCを実行することが可能となる。
また、APC実行可能期間の短縮が可能となりより高速な画像形成装置を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るマルチビームレーザ光量制御回路の概略のブロック図である 本発明の第1の実施形態に係るAPC信号選択回路が採用する選択ロジックの例に対応するタイミングチャートの例である。 本発明の第1の実施形態に係るAPC信号選択回路が採用する選択ロジックの別例に対応するタイミングチャートの例である。 本発明の第1の実施形態に係るAPC信号選択回路の回路例である。 複数のチャネルのAPC実行信号が時期的に重複した場合において、APC実行信号が重複していることを外部に報知するための信号を含む、タイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るAPC信号選択回路の別の回路例である。 マルチビームレーザ光量制御回路、半導体レーザアレイ(マルチビームユニット)、及び画像コントロール回路の関係を示す従来技術のブロック図である。 1ライン走査期間、APC実行可能期間、有効書き込み領域、及び、マルチビームレーザ光量制御回路までの遅延を考慮したロス期間の関係を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマルチビームレーザ光量制御回路16の概略のブロック図である。図1には、マルチビームレーザ光量制御回路16に加えて、半導体レーザアレイ(マルチビームユニット)5のブロック図も示している。
図1に示す半導体レーザアレイ(マルチビームユニット)5には、2つの半導体レーザ(LD1、LD2)に対して1つのフォトダイオード3が備わる。図1に示すマルチビームレーザ光量制御回路16は、APC信号選択回路6と、LD1のためのAPC制御回路11と、LD2のためのAPC制御回路12と、外部からAPC実行信号が入力されるAPC実行信号入力端子を含む。APC実行信号入力端子には、APC制御回路(11、12)に応じた数のAPC実行信号が対応して入力される。
XAPC1、XAPC2は、(画像コントロール回路等の)外部からのAPC実行信号(外部APC実行信号)である。後でも説明するように、本明細書では、APC実行信号は“Low”でAPC実行論理であるとしている。XAPC1、XAPC2を受信するAPC信号選択回路6は、受信するXAPC1、XAPC2のいずれもが“Low”である期間(即ち、APC実行論理である期間)において、両信号の入力タイミングに応じて、いずれか一方の信号のみを選択して“Low”に設定し、他方の信号を“High”に設定して、Internal−XAPC1、Internal−XAPC2として出力する。Internal−XAPC1、Internal−XAPC2は、夫々、APC信号選択回路6により、XAPC1、XAPC2から微調整された、マルチビームレーザ光量制御回路16内部におけるAPC実行信号(内部APC実行信号)である。Internal−XAPC1は、APC制御回路11に入力して、LD1のAPC実行を制御する。Internal−XAPC2は、APC制御回路12に入力して、LD2のAPC実行を制御する。
上述のように、APC信号選択回路6は、XAPC1、XAPC2のいずれもが“Low”である期間において、両信号の入力タイミングに応じて、いずれか一方の信号のみを選択して“Low”に設定し、他方の信号を“High”に設定して、Internal−XAPC1、Internal−XAPC2として出力する。ここで、APC実行信号(XAPC1、XAPC2)の入力タイミングにおいて、先行して入力されたAPC実行信号に対応するAPC制御回路を優先的に動作させる(即ち、先行して入力された外部APC実行信号に対応する内部APC実行信号のみを“Low”に設定する)、という選択ロジックを、APC信号選択回路6が採用してもよい。図2は、この選択ロジックに対応するタイミングチャートの例である。
なお、図2に示すタイミングチャートは、2チャンネルLD−A専用のマルチビームレーザ光量制御回路に関するものである。このタイミングチャートにおいて、RSTはマルチビームレーザ光量制御回路16のリセット信号であり、“Low”で解除となる。XAPC1、XAPC2は、外部APC実行信号であり、“Low”がAPC実行論理を示す。即ち、XAPC1、XAPC2が“Low”であることは、それぞれに対応するLD1、LD2のAPC実行が外部から指示されていることを示す。Internal−XAPC1、Internal−XAPC2は、内部APC実行信号であり、“Low”がAPC実行論理を示す。即ち、Internal−XAPC1、Internal−XAPC2が“Low”であることは、それぞれに対応するLD1、LD2のAPCが実際に実行されることを示す。
RSTが解除されてから、(1)の領域においては、XAPC1とXAPC2とが独立した“Low”期間を持っており、それぞれに対応する半導体レーザ(LD1、LD2)に関してAPC実行がされている。
次に、(2)の領域では、XAPC1とXAPC2のいずれもが“Low”になっている期間がある。この期間の前を辿ると、XAPC1が先行して“Low”となっていることから、この期間では、XAPC2が“Low”になってもInternal−XAPC2は“High”を維持している。その後、XAPC2が“Low”のままの状態で、XAPC1が“High”となって始めて、Internal−XAPC2が有効(“Low”)となっている。
(3)の領域では、(2)の領域とは逆に、XAPC2が“Low”の状態を維持しているときに、XAPC1が“Low”となっている。この場合も同様にXAPC2が“High”となるまで、Internal−XAPC1は有効(“Low”)とならない。
以上、図2は、外部APC実行信号の入力タイミングにおいて、先行して入力された外部APC実行信号に対応するAPC制御回路を優先的に動作させるという選択ロジックを、APC信号選択回路6が採用したときの、タイミングチャートの例であるが、APC信号選択回路6が採用する選択ロジックが、それとは逆に、外部APC実行信号の入力タイミングにおいて、後行して入力された外部APC実行信号に対応するAPC制御回路を優先的に動作させるというものであってもよい。図3は、そのような選択ロジックに対応するタイミングチャートの例である。
図2にタイミングチャートが示される「外部APC実行信号の入力タイミングにおいて、先行して入力された外部APC実行信号に対応するAPC制御回路を優先的に動作させる」という選択ロジックを実現するAPC信号選択回路6の回路例を、図4に示している。図4に示すAPC信号選択回路6は、XAPC1、XAPC2の夫々と、RSTとの論理和(OR)をXAPC1a、XAPC2a信号とし、それらXAPC1a、XAPC2a信号のうち先行信号のみを有効とするNOR型RSラッチ回路24によって、Internal−XAPC1、Internal−XAPC2を出力している。Internal−XAPC1、Internal−XAPC2は、前述のように、マルチビームレーザ光量制御回路16内部のAPC実行信号(内部APC実行信号)である。
従来の技術では、XAPC1、XAPC2はそのままInternal−XAPC1、Internal−XAPC2とされていたことになるが、図4に示すように、本実施形態に係る小規模の回路追加のみで、複数チャネルにおけるAPC同時実行による光量制御誤差の発生を回避できることになる。
なお、図4に示すAPC信号選択回路6におけるDelay回路26は、複数のチャネルから同時にAPC実行信号が入力された場合、一つのAPC実行信号を遅延させるための回路である。図4に示すDelay回路26によっては、APC信号選択回路6内部のXAPC2a信号が遅延し、XAPC1a信号が優先され、結果的にInternal−XAPC1のみ“Low”となる。即ち、LD1のAPC実行が予め優先されていることになる。
このように、Delay回路を挿入することにより、同時にAPC実行信号が入力された場合において、どの半導体レーザのAPC実行が優先して為されるか、予め設定することが可能になる。
[APC実行信号重複を示す信号を生成する実施形態]
まず、図5は、複数のチャネルのAPC実行信号が時期的に重複した場合において、APC実行信号が重複していることを外部に報知するための信号を含む、タイミングチャートである。
図5に示すタイミングチャートにおいて、XERR信号が外部報知信号にあたり、基本的に“Low”がAPC実行信号の重複を示す。ここで、重なった瞬間のみを外部に報知するのであれば、数ns等非常に短い期間のAPC実行信号の重なりを外部に報知しても、外部の受け側(例えば、コントロール回路)が検知できないことも想定される。そこで、図5のタイミングチャートに係るAPC信号選択回路6では、APC実行信号が重複した期間に数μs(図5では1μs)を加算して、報知信号を引き延ばすようにしている。
図6は、引き延ばされた報知信号を発生するAPC信号選択回路6の回路例である。図6に示す回路は、図4に示す回路と略同様のものであるが、XAPC1a、XAPC2a信号の先に、OR回路28とDelay部とが設定されていることが異なる。
Delay部は、インバータ回路34の入力に抵抗30とキャパシタ32とを付加するものである。XAPC1a、XAPC2aが共に“Low”となった場合、瞬時にXERR信号は“Low”となるが、XAPC1a、XAPC2aのいずれかが“High”に戻っても、抵抗32とキャパシタ32の容量による時定数により、XERR信号が“Low”から“High”になるまでの期間に遅延が生じる。このようにすることで、前述の報知信号期間の引き伸ばしが実現されている。
[その他の実施形態]
以上においては、2チャンネルLD−A専用に特化して説明を進めているが、2チャンネル以上のLD−A用マルチビームレーザ光量制御回路においても、2チャンネルと同様の回路例等で本発明は実現可能である。
また、画像形成装置において以上のマルチビームレーザ光量制御回路を用いることにより、APC実行可能期間自体の短縮が可能なより高速な画像形成装置を実現できる。
LD1、LD2・・・半導体レーザ、3・・・フォトダイオード、5・・・半導体レーザアレイ(マルチビームユニット)、6・・・APC信号制御回路、10、11、12・・・APC制御回路、15、16・・・マルチビームレーザ光量制御回路、24・・・RSラッチ回路、26・・・Delay回路、54・・・画像コントロール回路。
特開2006−035703公報 特開2005−153283公報 特開2001−257418公報

Claims (6)

  1. 複数の半導体レーザを備えた半導体レーザアレイの光量を制御するために各半導体レーザから出力される光量を受光する受光素子と、
    入力された自動光量制御実行信号(APC実行信号)に応じて、対応する半導体レーザから出力される発光量を、前記受光素子の出力に応じた所定の発光量に設定する制御を行う自動光量制御回路(APC制御回路)と、
    前記自動光量制御回路に応じた数の前記自動光量制御実行信号が対応して入力される各APC実行信号入力端子と
    を有するマルチビームレーザ光量制御回路であって、
    各APC信号入力端子に入力される複数のAPC実行信号が時期的に重複した場合、入力タイミングに応じていずれの自動光量制御回路を優先的に動作させるかを決定して動作させることを特徴とする
    マルチビームレーザ光量制御回路。
  2. APC実行信号入力タイミングにおいて、先行で入力されたAPC実行信号に対応する前記自動光量制御回路(APC制御回路)を優先的に動作させることを特徴とする請求項1に記載のマルチビームレーザ光量制御回路。
  3. APC実行信号入力タイミングにおいて、後行で入力されたAPC実行信号に対応する前記自動光量制御回路(APC制御回路)を優先的に動作させることを特徴とする請求項1に記載のマルチビームレーザ光量制御回路。
  4. 入力される複数のAPC実行信号が時期的に重複した場合、複数のAPC実行信号が重複されて入力されていることを外部に報知する報知手段を、更に有することを特徴とする
    請求項1乃至3のうちのいずれか一に記載のマルチビームレーザ光量制御回路。
  5. 複数のAPC実行信号が同時に入力された場合、予め設定された優先順位に基づいて夫々の前記自動光量制御回路(APC制御回路)を優先的に動作させることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一に記載のマルチビームレーザ光量制御回路。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか一に記載のマルチビームレーザ光量制御回路を使用する画像形成装置。
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