JP2011198877A - 半導体レーザ駆動装置、該半導体レーザ駆動装置を具備する光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

半導体レーザ駆動装置、該半導体レーザ駆動装置を具備する光走査装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動電流値または該駆動電流を構成するバイアス電流あるいはスイッチング電流、またはその両方に応じて補正電流値を決定することにより、それらの大小によらず、立ち上がり時および/または立下り時に安定したオーバーシュートをもった駆動電流を出力することができる半導体レーザ駆動装置、それを用いた光走査装置、画像形成装置を提供する。
【解決手段】駆動電流設定回路102により設定された駆動電流値に応じて、補正電流設定回路103により補正電流値を設定し、入力された画像データが入力されると、データタイミング調整回路101により駆動電流と補正電流をドライバ回路104より出力するようにした。これにより、駆動電流の大小によらず、立ち上がり時に安定したオーバーシュートをもった、また、立ち下がり時に安定したアンダーシュートをもった駆動電流を出力することが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザ駆動装置、該半導体レーザ駆動装置を有する光走査装置、および該半導体レーザ走査装置を用いた画像形成装置に係り、特に、安定したオーバーシュート量またはアンダーシュート量を有する駆動電流を半導体レーザに供給することが可能な半導体レーザ駆動装置、該半導体レーザ駆動装置を有する光走査装置、および該半導体レーザ走査装置を用いたレーザプリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、レーザプリンタなど半導体レーザを用いた画像形成装置が広く用いられている。この場合、画像形成装置は半導体レーザ走査装置を備え、感光性を有するドラムの軸方向にポリゴンスキャナ(例えば、ポリゴンミラー)を用いてレーザ光を走査しつつ、ドラムを回転させ潜像を形成する方法が一般的である。
図8は、特開2001−096794号公報(特許文献1)に記載された画像形成装置を示す図である。
同図において、32は走査露光装置(半導体レーザ走査装置)、22は感光体ドラム、16はトナー像が転写される用紙を示している。
半導体レーザ走査装置32には、光源として半導体レーザ(LD)50と、半導体レーザ(LD)50から射出されたレーザビームを反射して、感光体ドラム22にレーザビームを照射する回転多面鏡52とを備えている。
半導体レーザ(LD)50は、後述する半導体レーザ(LD)駆動装置54に接続され、画像データに基づいてレーザビームが射出されるようにコントロールされている。
半導体レーザ(LD)50から射出されたレーザビームは、コリメータレンズ56により拡散光線から平行光線に変換され、シリンダレンズ58を介して回転軸60を中心に矢印D方向に回転する回転多面鏡52に入射される。
各反射面52Aへのレーザビームの入射角が連続的に変化し、偏向される。これにより、感光体ドラム22の軸線方向(矢印Eの示す方向;主走査方向)に走査して、レーザビームが感光体ドラム22に照射される。
回転多面鏡52により反射されたレーザビームの進行方向に設けられた第1レンズ62Aと第2レンズ62Bから構成されるfθレンズ62により、感光体ドラム22にレーザビームを照射するときの走査速度を等速度にするとともに、感光体ドラム22の周面上に結像点を結ぶようにしている。
レーザビームの進行方向で且つ主走査方向上流側にミラー66が配置され、ミラー66によるレーザビームの反射方向にはフォトディテクタ68が配置されている。フォトディテクタ68は、走査露光装置32による感光体ドラム22へのラインごとの照射開始タイミング(所謂SOS:Start of Scan)を検知するものである。
半導体レーザ(LD)駆動装置54は、半導体レーザ(LD)50に所定電流値のバイアス電流を流すためのバイアス電流源と、半導体レーザ(LD)50に所定電流値のスイッチング電流を流すためのスイッチング電流源と、半導体レーザ駆動電流の立ち上がりにオーバーシュートを発生させるオーバーシュート発生回路を備えている。
なお、バイアス電流の電流値は、半導体レーザ(LD)50がコヒーレントな光を出力するために必要な閾値電流未満となるように設定され、スイッチング電流の電流値は、前記バイアス電流と加算されることにより半導体レーザ(LD)がコヒーレンスな光を出力するために必要な閾値電流を越えるように設定されていて、スイッチング電流を流すか否かによって、半導体レーザ(LD)が点灯あるいは消灯されるようになっている。
半導体レーザ駆動装置54は、設定された駆動電流(Iop)を半導体レーザ(LD)に流し、半導体レーザ(LD)が所定の光量で点灯するように調整を行う装置である。
図9は、半導体レーザの駆動電流と半導体レーザからの出力光量の関係を示す図である。半導体レーザは、同図に示すように、駆動電流Iopが閾値電流(Ithと称する)以上になると、コヒーレントな光を出力し、駆動電流Iopの増加に伴ってある一定の傾きをもって光量が変化する特性を有する。ここで、閾値電流Ithから光量が1mWになるまでの発光電流をIηとする。
レーザプリンタ等の画像形成装置に用いられる半導体レーザにおいて、その光出力波形は、通常、図10に示すような矩形波が理想である。しかし、駆動電流Iopに歪が発生すると、半導体レーザの光出力波形にも歪が生じ、図11に示すように、立ち上がりが丸まった鈍った波形となる。
図11に示す鈍った波形の場合、図10に示す矩形波の場合に比べて、立ち上がりが丸まった分だけ、光の平均光量が少なくなり、生成される画像のドットイメージが乱れ、画質の低下を招くことになる。このことは、特に画像データ入力で、データの周波数およびパルスのDutyが小さくなると、半導体レーザからの出力波形が立ち上がり時に鈍ることにより顕著に現れる。
図10に示すような矩形波が理想的であるが、実際には寄生容量があるため、駆動電流Iopを急峻に立ち上げることはできず、理想的な矩形波を出力することは不可能である。また、半導体レーザにも寄生成分が存在するため、出力される波形は、図11に示すように鈍った光出力波形となってしまう。
この問題を回避するため、例えば、上述した特開2001−096794号公報(特許文献1)、特開2006−068933号公報(特許文献2)に記載されているように、スナバ回路を用いて画像データパルスよりも小さいパルスで制御されるオーバーシュート回路を構成し、オーバーシュート電流を駆動電流Iopに重畳させ、立ち上がり時にオーバーシュートを発生させる手法がしばしば用いられている。
オーバーシュートを発生させることにより、駆動電流Iop波形は図12に示すような波形となる。このようにオーバーシュートさせることにより、駆動電流Iopの立ち上げを早くしている。また、寄生容量に早くチャージし、半導体レーザの光出力波形の平均光量を上げている。
また、駆動電流Iopを立ち下げる場合においても、通常、図10に示すような矩形波が理想的である。しかし、図13に示すように立ち下りが鈍った場合は、光量誤差を招く、また、次のデータが来るまでに安定してない場合、次の駆動電流Iopに誤差が生じ、画質の低下を招く、さらには、閾値電流Ith以下まで落ちていない場合は誤発光となる、という問題がある。
図10に示すような矩形波が理想的であるが、実際には寄生容量があるため、立ち下げ時も前述した立ち上げ時と同様に、駆動電流Iopを急峻に立ち下げることはできず、理想的な矩形波を出力することは不可能である。
この問題を回避するため、立ち下がり時にアンダーシュートを発生させるアンダーシュート電流を駆動電流Iopより牽引する手法が既存技術として知られている。
(発明の目的)
しかしながら、抵抗や容量を含むスナバ回路を半導体チップ外部で用いた場合、部品が増えるためコストがかかる。また半導体チップに内蔵すると、半導体チップの面積が大きくなり、これもコストアップにつながる。
そこで、半導体チップ内で、立ち上がり時のオーバーシュート、立ち下り時のアンダーシュートを発生させる回路を考える。
ここで、一定のオーバーシュート電流とアンダーシュート電流を与えた場合において、設定された各駆動電流Iopのそれぞれの大きさ(Iop1,Iop2,Iop3)に対する出力波形を図14に示す。
図14によると、一定のオーバーシュート電流を与えた場合、設定された駆動電流Iopが低い(Iop1)場合にはオーバーシュートが大きく、設定された駆動電流Iopが大きくなるにつれ(Iop2,Iop3)、オーバーシュートは小さくなっている。
次に、詳細について説明する。
図15−Aはドライブ部の基本構成を示し、図15−Bはドライバ部のゲート電圧の変化分ΔVgsと駆動電流の関係を示す図である。
図15−Aに示すように、ドライバ部の寄生容量をC、立ち上げ時間をt、駆動電流に重畳されるオーバーシュート電流をΔI、ゲート電圧の変化分をΔVgsとすると、これらの関係は、下記の式で表すことができる。
ΔI×t=C×ΔVgs
ここで、寄生容量Cと立ち上げ時間tは一定であるので、ゲート電圧の変化分ΔVgsはオーバーシュート電流ΔIに依存することがわかる。つまり図15−Bに示すように、一定のオーバーシュート電流を与えることにより、それぞれの駆動電流Iopに設定した場合ゲート電圧の変化分ΔVgsが異なるため、出力される波形のオーバーシュートが変わってくる。アンダーシュートに関しても同様である。
また、使用する半導体レーザの種類により、閾値電流Ith、発光電流Iηが異なり、設定光量に必要な駆動電流Iopが異なる、また同種の半導体レーザを使用しても、それぞれの固体バラつきが大きく、また温度等によってもバラつくので、一定の光量で半導体レーザを発光させる場合においても、駆動電流Iopは同一ではない。よって、駆動電流Iopの大きさにより、オーバーシュート電流、アンダーシュート電流を変える必要がある。
ここで、図15−Bより駆動電流Iop設定によりゲート電圧Vgsの値はトランジスタ特性に依存するので単純に比例関係にはなっていない。よってオーバーシュート電流、アンダーシュート電流も駆動電流Iopにより単純に比例した電流量とはならない。
そこで、本発明は、駆動電流の大小によらず、安定したオーバーシュート量また、アンダーシュート量を持った駆動電流を半導体レーザへ供給することが可能な半導体レーザ駆動装置を提供することを目的とする。
更に、駆動電流Iopは図16に示すように、バイアス電流(Ibiと称する)とスイッチング電流(Iswと称する)とで構成される場合がある。
図17に、スイッチング電流Iswが一定の場合において、バイアス電流Ibiの変化に対する、駆動電流Iopとゲート電圧Vgsとの関係を示す。
バイアス電流Ibiが小さい場合(Ibi1)と、バイアス電流Ibiが大きい場合(Ibi2)からそれぞれ同じ大きさのスイッチング電流Iswを立ち上げた場合、それぞれ駆動電流Iop1,駆動電流Iop2になるゲート電圧ΔVgs1とΔVgs2を比較すると、ΔVgs2の方がΔVgs1に比べて小さくなる。このことより、スイッチング電流Iswが一定の場合において、バイアス電流Ibiが大きくなるにつれて、オーバーシュート電流を小さくする必要がある。
また、立ち下げ時に関しても同様に、バイアス電流Ibiが大きくなるに連れて、アンダーシュート電流を小さくする必要がある。
そこで、本発明は、バイアス電流の大小によらず、安定したオーバーシュート量および/またはアンダーシュート量を持った駆動電流を半導体レーザへ供給することが可能な半導体レーザ駆動装置を提供することを目的とする。
次に、図18に、バイアス電流Ibiが一定の場合において、スイッチング電流Iswの変化に対する、駆動電流Iopとゲート電圧Vgsとの関係を示す。
バイアス電流Ibiから、スイッチング電流Iswが小さい場合(Isw1)と、スイッチング電流Iswが大きい場合(Isw2)のそれぞれを立ち上げた場合、それぞれ駆動電流Iop1、駆動電流Iop2になるゲート電圧ΔVgs1、ΔVgs2を比較すると、ΔVgs2の方がΔVgs1に比べて大きくなる。このことより、バイアス電流Ibiが一定の場合において、スイッチング電流Iswが大きくなるにつれて、オーバーシュート電流を大きくする必要がある。
また、立ち下げ時に関しても同様に、スイッチング電流Iswが大きくなるに連れて、アンダーシュート電流を大きくする必要がある。
そこで、本発明は、バイアス電流が一定の場合において、スイッチング電流の大小によらず、あるいは、スイッチング電流が一定の場合において、バイアス電流の大小によらず、安定したオーバーシュート量またはアンダーシュート量を持った駆動電流を半導体レーザへ供給することが可能な半導体レーザ駆動装置を提供することを目的とする。
また、バイアス電流やスイッチング電流それぞれの大小によらず、安定したオーバーシュート量またはアンダーシュート量を持った駆動電流を半導体レーザへ供給する半導体レーザ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、次のような構成を有する。
a)本発明に係る半導体レーザ駆動装置は、半導体レーザを駆動するための駆動電流を出力する半導体レーザ駆動装置において、前記駆動電流の値に応じて、その出力の立ち上がり特性および/または出力の立ち下がり特性を決定する補正電流値を設定することを特徴としている。
b)また、上記a)に記載の半導体レーザ駆動装置において、前記駆動電流を設定する駆動電流設定回路と、該駆動電流設定回路により設定された駆動電流に応じて、出力の立ち上がり特性および/または出力の立ち下がり特性を決定する補正電流値を設定する補正電流設定回路と、入力された画像データにより、前記駆動電流と前記補正電流を出力するタイミングを調整するデータタイミング調整回路と、前記駆動電流と前記補正電流を出力するドライバ回路を備えることを特徴としている。
c)また、上記b)に記載の半導体レーザ駆動装置において、前記駆動電流をバイアス電流とスイッチング電流とで構成するとともに、前記バイアス電流の値を設定するバイアス電流設定回路と、前記スイッチング電流の値を設定するスイッチング電流設定回路とを具備し、前記補正電流設定回路は、前記バイアス電流設定回路により設定されたバイアス電流の値に応じて、前記補正電流値を設定する回路であることを特徴としている。
d)また、上記b)に記載の半導体レーザ駆動装置において、前記駆動電流をバイアス電流とスイッチング電流とで構成するとともに、前記バイアス電流を設定するバイアス電流設定回路と、前記スイッチング電流を設定するスイッチング電流設定回路とを具備し、前記補正電流設定回路は、前記スイッチング電流値に応じて、前記補正電流値を設定する回路であることを特徴としている。
e)また、上記b)に記載の半導体レーザ駆動装置において、前記駆動電流をバイアス電流とスイッチング電流とで構成するとともに、前記バイアス電流の値を設定するバイアス電流設定回路と、前記スイッチング電流の値を設定するスイッチング電流設定回路とを具備し、前記補正電流設定回路は、前記バイアス電流の値と前記スイッチング電流の値それぞれに応じて、前記補正電流値を設定する回路であることを特徴としている。
f)また、上記e)に記載の半導体レーザ駆動装置において、前記補正電流駆動設定回路は、前記バイアス電流の値と前記スイッチング電流の値それぞれに応じて、立ち上がり時の補正電流を設定する第1の補正電流設定回路と、立ち下がり時の補正電流を設定する第2の補正電流設定回路からなることを特徴としている。
g)さらに、上記c)からf)に記載の半導体レーザ駆動装置において、前記バイアス電流は、半導体レーザがコヒーレントな光を出力するために必要な閾値電流未満となるように設定された電流であり、前記スイッチング電流は、前記バイアス電流と加算されることにより半導体レーザがコヒーレンスな光を出力するために必要な閾値電流を越えるように設定された電流であることを特徴としている。
h)本発明に係る光走査装置は、a)からg)のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置を具備することを特徴としている。
i)本発明に係る画像形成装置は、a)からg)のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置あるいはh)に記載の光走査装置を具備することを特徴としている。
本発明によれば、駆動電流値または該駆動電流を構成するバイアス電流あるいはスイッチング電流、またはその両方に応じて補正電流値を決定することにより、立ち上がり時および/または立下り時に安定したオーバーシュートをもった駆動電流を出力することができる半導体レーザ駆動装置、それを用いた光走査装置、画像形成装置を実現することができる。
本発明の半導体レーザ駆動装置の第1の実施例に係る回路例を示す図である。 本発明の半導体レーザ駆動装置の第1の実施例における画像データ、ドライバ回路入力信号、補正回路入力信号1、補正回路入力信号2の波形を示す図である。 本発明の半導体レーザ駆動装置の第2の実施例に係る回路例を示す図である。 本発明の半導体レーザ駆動装置の第3の実施例に係る回路例を示す図である。 本発明の半導体レーザ駆動装置の第4の実施例に係る回路例を示す図である。 大きさによらず駆動電流(Iop1,Iop2)を安定して出力が得られることを示す図である。 本発明を実施するための具体的な形態(第5の実施例)を示す回路構成例である(その1)。 本発明を実施するための具体的な形態(第5の実施例)を示す回路構成例である(その2)。 特開2001−096794号公報(特許文献1)に記載された画像形成装置を示す図である。 半導体レーザの駆動電流と半導体レーザからの出力光量の関係を示す図である。 半導体レーザにおける理想的な出力波形を示す図である。 駆動電流に歪が発生した場合の半導体レーザの歪が生じた光出力波形を示す図である。 オーバーシュートを発生させた場合の駆動電流の波形を示す図である。 駆動電流を立ち下げる場合の立ち下がりが鈍った半導体レーザの光出力波形を示す図である。 一定のオーバーシュート電流とアンダーシュート電流を与えた場合において、設定された各駆動電流Iopのそれぞれの大きさ(Iop1,Iop2,Iop3)に対する出力波形を示す図である。 ドライブ部の基本構成を示す図である。 ドライバ部のゲート電圧の変化分ΔVgsと駆動電流の関係を示す図である。 駆動電流Iopがバイアス電流(Ibi)とスイッチング電流(Isw)とで構成される場合の駆動電流と出力光量の関係を示す図である。 スイッチング電流Iswが一定の場合において、バイアス電流Ibiの変化に対する、駆動電流Iopとゲート電圧Vgsとの関係を示す図である。 バイアス電流Ibiが一定の場合において、スイッチング電流Iswの変化に対する、駆動電流Iopとゲート電圧Vgsとの関係を示す図である。
(本発明のポイント)
本発明に係る半導体レーザ駆動装置は、駆動電流値に応じて、出力の立ち上がり特性、つまりオーバーシュート量を決定する補正電流値を設定することを特徴とする。
また、この発明に係る半導体レーザ駆動装置は、駆動電流値に応じて、出力の立ち下り時の特性、つまりアンダーシュート量を決定する補正電流値を決定することを特徴とする。
(第1の実施例)
図1は、本発明の半導体レーザ駆動装置の第1の実施例に係る回路例を示す図である。
同図において、ドライバ回路104より出力する駆動電流(Iop)が駆動電流設定回路102により設定される。また、駆動電流設定回路102により設定された電流値は補正電流設定回路103に入力され、前記駆動電流設定回路102から入力された電流値に応じて、オーバーシュート電流、アンダーシュート電流が決定され、前記ドライバ回路104に入力される。
図2は、本実施例における画像データ、ドライバ回路入力信号、補正回路入力信号1、補正回路入力信号2の波形を示す図である。同図に示すように、画像データがデータタイミング調整回路101に入力されると、入力された画像データを遅延させた信号であるドライバ回路入力信号が前記ドライバ回路104へ、前記ドライバ回路入力信号の立ち上がりの一定期間にオンする補正回路入力信号1、前記ドライバ回路入力信号の立ち下がりの一定期間にオンする補正回路入力信号2が前記補正電流設定回路103へ入力される。
図2に示すドライバ回路入力信号により、前記ドライバ回路104は駆動電流Iopを出力する。また、図2に示す補正回路入力信号1により、前記補正電流設定回路103からオーバーシュート電流をドライバ回路104へ入力する。また、図2に示す補正回路入力信号2により、前記補正電流設定回路103から、アンダーシュート電流を前記ドライバ回路104へ入力する。
図1に示す回路により、図6に示すように、前記ドライバ回路104より出力される駆動電流が、前記駆動電流設定回路102により駆動電流Iop1、駆動電流Iop2と設定された場合においても、前記補正電流設定回路103により、オーバーシュート電流を調整することにより前記ドライバ回路104より出力される駆動電流は安定したオーバーシュート量をもつ。アンダーシュートにおいても同様に設定される。
本実施例(図1)によれば、駆動電流値に応じて補正電流値を決定するようにしたので、駆動電流の大小によらず、立ち上がり時および/または立下り時に安定したオーバーシュートをもった駆動電流を出力することができる。
また、より詳しくは、駆動電流設定回路により設定された駆動電流値に応じて、補正電流設定回路により補正電流値を設定し、入力された画像データが入力されると、データタイミング調整回路により前記駆動電流と前記補正電流をドライバ回路より出力するようにしたので、駆動電流の大小によらず、立ち上がり時に安定したオーバーシュートをもった、また、立ち下がり時に安定したアンダーシュートをもった駆動電流を出力することができる。
(第2の実施例)
図3は、本発明の半導体レーザ駆動装置の第2の実施例に係る回路例を示す図である。
同図において、ドライバ回路205より出力される駆動電流(Iop)はバイアス電流(Ibi)とスイッチング電流(Isw)で構成され、バイアス電流(Ibi)はバイアス電流設定回路202により、スイッチング電流(Isw)はスイッチング電流設定回路203によりそれぞれ設定される。
ここで、バイアス電流(Ibi)は、半導体レーザがコヒーレントな光を出力するために必要な閾値電流未満となるように設定され、スイッチング電流(Isw)は、バイアス電流(Ibi)と加算されることにより半導体レーザがコヒーレンスな光を出力するために必要な閾値電流を越えるように設定されており、スイッチング電流(Isw)を流すか否かによって、半導体レーザが点灯あるいは消灯されるように制御される。
また、前記バイアス電流設定回路202より設定された電流値は補正電流設定回路204に入力され、前記バイアス電流設定回路202から入力された電流値に応じて、オーバーシュート電流、アンダーシュート電流が決定され、前記ドライバ回路205に入力される。
画像データがデータタイミング調整回路201に入力されると、図1の第1の実施例に係る回路例での説明と同様に、図2に示す信号がそれぞれ、前記ドライバ回路205と前記補正電流設定回路204へ入力される。
本実施例(図3)によれば、駆動電流がバイアス電流とスイッチング電流とで形成される場合において、前記バイアス電流を設定するバイアス電流調整回路により設定された前記バイアス電流値に応じて、補正電流設定回路により補正電流値を設定し、入力された画像データが入力されると、データタイミング調整回路により前記駆動電流と前記補正電流をドライバ回路より出力するようにしたので、設定されたバイアス電流の大小によらず、立ち上がり時に安定したオーバーシュートをもったまた、立ち下がり時に安定したアンダーシュートをもった駆動電流を出力することができる。
(第3の実施例)
図4は、本発明の半導体レーザ駆動装置の第3の実施例に係る回路例を示す図である。
同図において、ドライバ回路305より出力される駆動電流(Iop)はバイアス電流(Ibi)とスイッチング電流(Isw)で構成され、バイアス電流Ibiはバイアス電流設定回路302により、スイッチング電流Iswはスイッチング電流設定回路303によりそれぞれ設定される。
ここで、バイアス電流(Ibi)は、半導体レーザがコヒーレントな光を出力するために必要な閾値電流未満となるように設定され、スイッチング電流(Isw)は、バイアス電流(Ibi)と加算されることにより半導体レーザがコヒーレンスな光を出力するために必要な閾値電流を越えるように設定されており、スイッチング電流(Isw)を流すか否かによって、半導体レーザが点灯あるいは消灯されるように制御される。
また、前記スイッチング電流設定回路303より設定された電流値は補正電流設定回路304に入力され、前記スイッチング電流設定回路303から入力された電流値に応じて、オーバーシュート電流、アンダーシュート電流が決定され、前記ドライバ回路305に入力される。
画像データがデータタイミング調整回路301に入力されると、図1の第1の実施例に係る回路例での説明と同様に、図2に示す信号がそれぞれ、前記ドライバ回路305と前記補正電流設定回路304へ入力される。
本実施例(図4)によれば、駆動電流がバイアス電流とスイッチング電流とで形成される場合において、前記スイッチング電流を設定するスイッチング電流調整回路により設定された前記スイッチング電流値に応じて補正電流設定回路により補正電流値を設定し、入力された画像データが入力されると、データタイミング調整回路により前記駆動電流と前記補正電流をドライバ回路より出力するようにしたので、設定されたスイッチング電流の大小によらず、立ち上がり時に安定したオーバーシュートをもったまた、立ち下がり時に安定したアンダーシュートをもった駆動電流を出力することができる。
(第4の実施例)
図5は、本発明の半導体レーザ駆動装置の第4の実施例に係る回路例を示す図である。
同図において、ドライバ回路405より出力される駆動電流(Iop)はバイアス電流(Ibi)とスイッチング電流(Isw)で構成され、バイアス電流(Ibi)はバイアス電流設定回路402により、スイッチング電流(Isw)はスイッチング電流設定回路403によりそれぞれ設定される。
ここで、バイアス電流(Ibi)は、半導体レーザがコヒーレントな光を出力するために必要な閾値電流未満となるように設定され、スイッチング電流(Isw)は、バイアス電流(Ibi)と加算されることにより半導体レーザがコヒーレンスな光を出力するために必要な閾値電流を越えるように設定されており、スイッチング電流(Isw)を流すか否かによって、半導体レーザが点灯あるいは消灯されるように制御される。
また、前記バイアス電流設定回路402により設定された電流値と、前記スイッチング電流設定回路403により設定された電流値は補正電流設定回路404に入力され、入力されたそれぞれの電流値に応じて、オーバーシュート電流、アンダーシュート電流が決定され、前記ドライバ回路405に入力される。
画像データがデータタイミング調整回路401に入力されると、図1の第1の実施例に係る回路例での説明と同様に、図2に示す信号がそれぞれ、前記ドライバ回路405と前記補正電流設定回路404へ入力される。
図6は、上記実施例を採用することによって、その大小によらず駆動電流(Iop1,Iop2)を安定して出力が得られることを示している。同図によれば、駆動電流が小さい場合(Iop1)でも大きい場合(Iop2)でも、ほぼ同様の安定したオーバーシュート(立ち上がり時)、および安定したアンダーシュート(立ち下り時)を生成されることがわかる。
本実施例(図5)によれば、駆動電流がバイアス電流とスイッチング電流とで形成される場合において、バイアス電流調整回路およびスイッチング電流調整回路によりそれぞれ設定されたバイアス電流値およびスイッチング電流値に応じて、補正電流設定回路により補正電流値を設定し、入力された画像データが入力されるとデータタイミング調整回路により前記駆動電流および補正電流をドライバ回路より出力するようにしたので、設定されたバイアス電流やスイッチング電流の大小によらず、立ち上がり時に安定したオーバーシュートをもったまた、また立ち下がり時に安定したアンダーシュートをもった駆動電流を出力することができる。
(第5の実施例)
図7−Aおよび図7−Bは、本発明を実施するための具体的な形態(第5の実施例)を示す回路構成例である。
図7−Aおよび図7−Bは、例としてアノード型半導体レーザ(LD)用の半導体レーザ駆動装置を示しており、より詳細には、図7−Aは、データタイミング調整回路501を、図7−Bは、ドライバ回路502と、スイッチング電流設定回路503と、バイアス電流設定回路504と、補正電流設定回路1 505と、補正電流設定回路2 506を示している。
図7−Aにおいて、画像データが、データタイミング調整回路501に入力され、図2に示すように、ドライバ回路入力信号、補正回路入力信号1、補正回路入力信号2が出力される。
図7−Bにおいて、スイッチング電流設定回路503より設定されたスイッチング電流Isw1とバイアス電流設定回路504より設定されたバイアス電流Ibi1がドライバ回路502に入力される。より具体的には、前記バイアス電流Ibi1は前記ドライバ回路502のトランジスタM11に入力される。
また、前記データタイミング調整回路501より入力されたドライバ回路入力信号にて、前記ドライバ回路502のトランジスタM12のオン、オフが切り替わり、トランジスタM12がオンのとき、入力された前記スイッチング電流Isw1は前記ドライバ回路502のトランジスタM11に入力される。トランジスタM11はトランジスタM10とカレントミラーをなし、トランジスタM11に入力された駆動電流Iop1は駆動電流Iop2に変倍され出力O1より出力される。
次に、前記バイアス電流設定回路504よりバイアス電流Ibi1を変倍したIbi2と、前記スイッチング電流設定回路503よりスイッチング電流Isw1を変倍したIsw2が、補正電流設定回路1 505へ入力される。
前記バイアス電流Ibi2はトランジスタM3へ入力される。トランジスタM3とトランジスタM4はカレントミラーをなしている。定電流I2と、バイアス電流Ibi2を変倍した電流の差がトランジスタM5に入力される。
トランジスタM5とトランジスタM6はカレントミラーをなし、入力された前記差電流は変倍され、IbiovがトランジスタM7に入力される。これにより、前記バイアス電流Ibi2が一定以下つまりトランジスタM4から流れる電流値が前記定電流I2以下の場合は、トランジスタM7に補正電流が流れ、前記バイアス電流Ibi2が大きくなるにつれ、前記補正電流は減少していく回路となる。
また、前記Isw2はトランジスタM1へ入力される。トランジスタM1とトランジスタM2はカレントミラーをなし、前記Isw2は変倍されトランジスタM2から流れる。定電流I1との差電流IswovがトランジスタM7へ入力される。これにより、前記Isw2が一定以下つまりトランジスタM2から流れる電流値が前記定電流I1以下の場合は、トランジスタM7に補正電流Iswovは流れず、バイアス電流Ibi2が大きくなるにつれ、前記補正電流Iswovは増加していく回路となる。
前記データタイミング調整回路501から出力された補正回路入力信号1はトランジスタM9のゲートに入力され、IbiovとIswovが加算された電流値を補正電流設定回路1 505のカレントミラー構成を有するトランジスタM7,M8により変倍した補正電流値がトランジスタM9のオン、オフで制御され、オン時にドライバ回路502のトランジスタM11に入力される。駆動電流はトランジスタM11とミラー接続されたトランジスタM10のドレインから出力される。このようにして、画像データの立ち上がり時にオーバーシュート電流を流すことができる。
次に、前記バイアス電流設定回路504より、バイアス電流Ibi1を変倍したIbi3と前記スイッチング電流設定回路503よりスイッチング電流Isw1を変倍したIsw3が補正電流設定回路506へ入力される。補正電流設定回路506の回路動作は、トランジスタのカレントミラーの数は異なるが基本動作は前記補正電流設定回路505と同等となる。
つまり、前記Ibi3が大きい場合、補正電流Ibiudは小さくなり、前記Ibi3が小さい場合、補正電流Ibiudは大きくなる。また、前記Isw3が大きい場合、補正電流Iswudは大きくなり、前記Isw3が小さい場合は、補正電流Iswudは小さくなる。
前記データタイミング調整回路501から出力された補正回路入力信号2はトランジスタM12のゲートに入力され、IbiudとIswudが加算された電流値を補正電流設定回路2 506のカレントミラー構成を有するトランジスタM14,M15により変倍した補正電流値がトランジスタM12のオン、オフで制御され、オン時にドライバ回路502のトランジスタM11に入力される。駆動電流はトランジスタM11とミラー接続されたトランジスタM10のドレインから出力される。このようにして、画像データの立ち下がり時にアンダーシュート電流を流すことができる。
図7−Aおよび図7−Bに示す回路を採用することにより、従来のように抵抗、容量を要することなくトランジスタのみを用いてバイアス電流やスイッチング電流の大きさにより、安定したオーバーシュート電流、アンダーシュート電流を調整することが可能となる。本実施例では、それぞれのオーバーシュート電流、アンダーシュート電流は一次の補正を行っている。一次の補正回路を増やすことで、補正精度は向上される。
なお、図7−Aおよび図7−Bに示した実施例の回路構成はあくまでも一例であり、本発明の目的である安定した立ち上がり特性、または、安定した立ち下がり特性を決める補正電流を調整するために、必ずしもこの回路方式になるわけではなく、トランジスタの特性等により柔軟な調整を行うことができる。
なお、上記実施例は、アノード型半導体レーザ用の半導体レーザ駆動装置を説明したが、カソード型半導体レーザ用の半導体レーザ駆動装置についても同様に適用できることはいうまでもない。
また、上記実施例で説明した半導体レーザ駆動装置は、半導体レーザを使用する様々な装置に適用可能であるが、特に、図8で説明した光走査装置(半導体レーザ走査装置)や画像形成装置に適用した場合に特に有用である。
本実施例によれば、上記の如き半導体レーザ駆動装置を用いることにより、駆動電流値に応じて立ち上がり時に安定したオーバーシュートをもった、また、立ち下がり時に安定したアンダーシュートをもった駆動電流によって半導体レーザを駆動するようにしたので、駆動電流の大小によらない安定した動作をする光走査装置および画像形成装置を実現できる。
16:トナー像が転写される用紙
22:感光体ドラム
32:走査露光装置(半導体レーザ走査装置)
50:半導体レーザ(LD)
52:回転多面鏡
52A:反射面
54:半導体レーザ(LD)駆動装置
56:コリメータレンズ
58:シリンダレンズ
60:回転軸
62:fθレンズ
62A:第1レンズ
62B:第2レンズ
66:ミラー
68:フォトディテクタ
101,201,301,401,501:データタイミング調整回路
102:駆動電流設定回路
103,204,304,404,505,506:補正電流設定回路
104,205,305,405,502:ドライバ回路
202,302,402,504:バイアス電流設定回路
203,303,403,503:スイッチング電流設定回路
特開2001−096794号公報 特開2006−068933号公報

Claims (9)

  1. 半導体レーザを駆動するための駆動電流を出力する半導体レーザ駆動装置において、
    前記駆動電流の値に応じて、その出力の立ち上がり特性および/または出力の立ち下がり特性を決定する補正電流値を設定することを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  2. 請求項1に記載の半導体レーザ駆動装置において、
    前記駆動電流を設定する駆動電流設定回路と、該駆動電流設定回路により設定された駆動電流に応じて、出力の立ち上がり特性および/または出力の立ち下がり特性を決定する補正電流値を設定する補正電流設定回路と、入力された画像データにより、前記駆動電流と前記補正電流を出力するタイミングを調整するデータタイミング調整回路と、前記駆動電流と前記補正電流を出力するドライバ回路を備えることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  3. 請求項2に記載の半導体レーザ駆動装置において、
    前記駆動電流をバイアス電流とスイッチング電流とで構成するとともに、
    前記バイアス電流の値を設定するバイアス電流設定回路と、前記スイッチング電流の値を設定するスイッチング電流設定回路とを具備し、
    前記補正電流設定回路は、前記バイアス電流設定回路により設定されたバイアス電流の値に応じて、前記補正電流値を設定する回路であることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  4. 請求項2に記載の半導体レーザ駆動装置において、
    前記駆動電流をバイアス電流とスイッチング電流とで構成するとともに、
    前記バイアス電流を設定するバイアス電流設定回路と、前記スイッチング電流を設定するスイッチング電流設定回路とを具備し、
    前記補正電流設定回路は、前記スイッチング電流値に応じて、前記補正電流値を設定する回路であることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  5. 請求項2に記載の半導体レーザ駆動装置において、
    前記駆動電流をバイアス電流とスイッチング電流とで構成するとともに、
    前記バイアス電流の値を設定するバイアス電流設定回路と、前記スイッチング電流の値を設定するスイッチング電流設定回路とを具備し、
    前記補正電流設定回路は、前記バイアス電流の値と前記スイッチング電流の値それぞれに応じて、前記補正電流値を設定する回路であることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  6. 請求項5に記載の半導体レーザ駆動装置において、
    前記補正電流駆動設定回路は、前記バイアス電流の値と前記スイッチング電流の値それぞれに応じて、立ち上がり時の補正電流を設定する第1の補正電流設定回路と、立ち下がり時の補正電流を設定する第2の補正電流設定回路からなることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  7. 請求項3から6のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置において、
    前記バイアス電流は、半導体レーザがコヒーレントな光を出力するために必要な閾値電流未満となるように設定された電流であり、前記スイッチング電流は、前記バイアス電流と加算されることにより半導体レーザがコヒーレンスな光を出力するために必要な閾値電流を越えるように設定された電流であることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置を具備することを特徴とする光走査装置。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置あるいは請求項8に記載の光走査装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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