JP2006110801A - レーザ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーザを適正な光量で駆動し得る安価なレーザ駆動装置を提供する。
【解決手段】 レーザ駆動用の画像処理部(PWM信号生成部等)が形成された集積回路のI/Oポートを介してレーザ駆動電流を制御する。すなわち、適正な光量でレーザを駆動するレーザドライバICの機能を、レーザ駆動用の画像処理LSI上でデジタル構成の等価回路により実現し、画像処理LSIの複数のポートを利用して所望の駆動電流をレーザに供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ駆動装置に関し、特に画像データによって変調されたレーザ光を感光体上で走査することにより画像を形成する画像形成装置で使用されるレーザ駆動装置に関する。
図4は、複写機、プリンタ等に適用される従来のレーザ駆動装置の構成を示す図である(特許文献1参照)。図4において、101は、画像処理LSIである。102は、レーザドライバICである。103は、5V出力レギュレータである。104は、半導体レーザ部であり、レーザダイオードLDと、このレーザダイオードLDの光量を検出するためのフォトダイオードPDを有している。レーザドライバIC102には、画像処理LSI101にて画像データを基に生成されたパルス等が入力される。
画像処理LSI101には、インターフェース制御部105、パルス生成部106、レーザ制御信号生成部107が形成されている。インターフェース制御部105は、外部装置から入力された画像生成スタート信号に応答して、主走査同期をカウントすることにより所定のタイミングで画像要求信号を返信する。パルス生成部106は、画像要求信号に応答して外部装置から送信されてきた画像データに基づいてPWM信号(パルス幅変調信号)を生成し、レーザドライバIC102に出力する。レーザ制御信号生成部107は、主走査同期信号を基準としてシステムクロックをカウントすることにより、レーザダイオードLDの光量制御期間を指定するAPC信号と、光量制御時のフィードバックループの形成期間を指定するサンプルホールド信号を生成し、レーザドライバIC102に出力する。
レーザドライバIC102は、ORゲート108、駆動電流ON/OFF制御回路109、駆動電流源110、基準電圧源111、コンパレータ112、及びサンプルホールド制御回路113を有し、電流/電圧変換用の可変抵抗器114とホールド用コンデンサ115が外付けされている。
ORゲート108は、パルス生成部106からのPWM信号とレーザ制御信号生成部107からのAPC信号との論理和を駆動電流ON/OFF制御部109に出力する。駆動電流ON/OFF制御部109は、ORゲート108の出力信号がハイレベルの時にON状態となり、ローレベルの時にOFF状態となる。また、半導体レーザ部104のレーザダイオードLDは、駆動電流ON/OFF制御部109がON状態の時に、駆動電源部110からの電力が供給されて点灯し、OFF状態の時は消灯する。
サンプルホールド制御回路113は、レーザ制御信号生成部107からのサンプルホールド信号がハイレベルの時にON状態となる。サンプルホールド制御回路113がON状態になると、光量制御のフィードバックループが形成され、フォトダイオードPDにて検知された光量の大きさに応じてレーザダイオードLDに流れる電流量が制御される。
すなわち、レーザダイオードLDが発光するレーザ光は、フォトダイオードPDに入射されて光電変換され、その電流は電流/電圧変換用の可変抵抗器114により電圧に変換されてコンパレータ112に入力されて、基準電圧源111からの基準電圧と比較される。コンパレータ112は、レーザダイオードLDの光量を反映した電圧が基準電圧より高い場合は、ローレベルを出力し、低い場合はハイレベルを出力し、ホールド用コンデンサ115の充放電を行う。サンプルホールド信号がローレベルになると、サンプルホールド制御回路113がOFF状態になり、ホールド用コンデンサ115の電圧レベルが保持され、駆動電源部110は、保持された電圧レベルに応じてレーザダイオードLDを駆動する電流量、すなわち光量(レーザパワー)を決定する。
図5は、図4のレーザ駆動装置が適用された複写機、或いはプリンタにおけるレーザスキャナの構成を示している。図5において、201は、画像データ処理ユニットであり、図4の画像処理LSI101が実装されている。202は、レーザドライバユニットであり、図4のレーザドライバIC102、5Vレギュレータ103、及び半導体レーザ部104が実装されている。
203は、コリメータレンズであり、半導体レーザ部104から照射されるレーザビームを平行光に収束させる。204は、ポリゴンミラーであり、モータ(図示書略)によって矢印方向に回転されることにより、レーザビームを反射して走査させる。205は感光ドラムであり、ポリゴンミラー204で走査されるレーザビームを受光し、その面上に静電潜像を形成する。この際、感光ドラム205は、矢印方向に回転されながらレーザビームが照射される。206は、fθレンズであり、感光ドラム205上のレーザビームの走査速度が中央部から端部まで等しくなるように、ポリゴンミラー204からのレーザビームを偏向する。
感光ドラム205の一端部には画像形成の基準マーク207が形成されており、センサ208は、この基準マーク207を検知することにより、画像生成スタート信号を画像データ処理ユニット201内のインターフェース制御部105出力する(図4参照)。センサ209は、感光ドラム205を露光走査するレーザビームの主走査ラインの延長線上に設置されており、レーザビームを検知する毎に主走査同期信号を画像データ処理ユニット201内のインターフェース制御部105とレーザ制御信号生成部107に出力する(図4参照)。
図6(A)は、画像生成スタート信号、主走査同期信号、画像要求信号の関係を巨視的に示したタイミングチャートである。
画像生成スタート信号、主走査同期信号は、上記のようにして出力されるが、画像要求信号は、次のようにして出力される。すなわち、画像データ処理ユニット201に実装されている画像処理LSI101内のインターフェース制御部105は、画像生成スタート信号を基準として主走査同期信号をカウントしていくことにより、所定時間T1経過後に外部装置へ画像要求信号を出力する。外部装置は、画像要求信号が入力されると主走査同期信号をカウントし、所定時間T2経過後に画像データを出力し始める。その後、所定時間T3までの期間が画像データの出力可能期間、すなわち感光ドラム205上の有効画像期間となる。
図6(B)は、主走査同期信号、画像データ、APC信号、サンプルホールド信号の関係を微視的に示したタイミングチャートである。図4の画像処理LSI101内のレーザ制御信号生成部107は、主走査同期信号を受信すると、光量制御期間を指定するAPC信号と、光量制御時のフィードバックループの形成期間を指定するサンプルホールド信号をレーザドライバIC102に出力する。
この場合、図6(B)に示したように、レーザ制御信号生成部107は、1つ前の主走査同期信号の立下り時点から所定期間T5が経過した時点で次のAPC信号を立ち上げ、次の主走査同期信号の立下り時点から所定時間T6が経過した時点で当該APC信号を立ち下げるように制御する。
また、レーザ制御信号生成部107は、サンプルホールド信号のパルスがAPC信号のパルスの内側にくるように制御する。これは、APC信号がディセーブル状態でレーザダイオードオードLDが消灯しているときにサンプルホールド信号がイネーブルとなって、フィードバックループが組まれてしまうと、駆動電流源110によるレーザダイオードLDへの電流設定が、ホールド用コンデンサ115の過剰充電によって過大に設定されてしまって、レーザダイオードLDが破壊されるのを防止するためである。
外部装置は、主走査同期信号を基準として所定期間T4が経過した時点で、1主走査ライン分の画像データを出力し始める。この画像データは、画像処理LSI101内のパルス生成部106により、レーザダイオードLDを発光するためのパルス信号(PWM信号:パルス幅変調信号)に変換された後、レーザドライバIC102に出力される。レーザドライバIC102は、パルス生成部106からのPWM信号に基づいてレーザダイオードLDを駆動制御することにより、画像データに基づいて変調されたレーザビームによる静電潜像を感光ドラム205上に形成する。
特許第03332916号
しかしながら、上述のレーザ駆動装置の構成は、画像処理LSI101とは別個にレーザドライバIC102を設けており、さらに、レーザドライバIC102への5V電源供給用のレギュレータ103も設けられており、コストアップとなっていた。
そこで、本発明は、レーザを適正な光量で駆動し得る安価なレーザ駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、レーザ光をON/OFFするパルス信号を画像データに基づいて生成する生成手段が少なくとも形成された集積回路の複数の入出力ポートにそれぞれ抵抗器を外付けし、前記入出力ポート、抵抗器を介してレーザ光発光手段に駆動電流を供給する電流供給制御手段を前記集積回路内に形成し、前記電流供給制御手段は、前記複数の入出力ポートに出力する電流をそれぞれON/OFFする複数のスイッチング手段と、前記複数のスイッチング手段に前記電流のON/OFFを行うための信号をそれぞれ出力する信号出力手段と、を有している。
本発明によれば、レーザ駆動用の画像処理部(PWM信号生成部等)が形成された集積回路のI/Oポートを介して、適正な光量でレーザを駆動するためのレーザ駆動電流を制御するようにしたので、レーザを適正な光量で駆動し得る安価なレーザ駆動装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係るレーザ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。図4に示した従来例のレーザ駆動装置と同一の構成要素には同一番号を割り当ててあり、それら構成要素の動作説明は省略する。
図1において、1はレーザドライバ回路内蔵画像処理LSIであり、従来例のレーザ駆動装置のレーザドライバIC102と等価な動作を行うデジタル回路を、従来の画像処理LSI101に組み込んだものである。
図1において、2はレーザ制御信号生成部であり、従来のレーザ制御信号生成部107と同様にAPC信号、サンプルホールド信号を出力すると共に、レーザダイオードLDに供給するオフセット電流を制御するオフセット電流制御信号(0)、オフセット電流制御信号(1)、オフセット電流制御信号(2)、及びカウンタリセット信号を出力する。
3はカウンタであり、サンプルホールド信号がハイレベルの状態で、UP/DOWN入力端子の入力信号がローレベルの時は、システムクロックが立ち上がる毎にカウントアップ動作を行い、UP/DOWN入力端子の入力信号がハイレベルの時は、システムクロックが立ち上がる毎にカウントダウン動作を行う。カウンタ3のカウンタ値のMSB〜LSBには、出力ビット端子Q7〜Q0が割り当てられている。このカウンタ3のカウント値は、後述するように、レーザダイオードLDの駆動電流を調整するために利用される。
40〜47、50〜52は、2入力ANDゲートであり、これら2入力ANDゲート40〜47,50〜52の一方の入力端子は、全てORゲート108の出力端子に接続されている。また、2入力ANDゲート40〜47の他方の入力端子は、カウンタ3の出力ビット端子Q0〜Q7にそれぞれ接続され、2入力ANDゲート50〜52の他方の入力端子には、オフセット電流制御信号(0)、オフセット電流制御信号(1)、オフセット電流制御信号(2)がそれぞれ入力される。なお、オフセット電流制御信号(0)、オフセット電流制御信号(1)、オフセット電流制御信号(2)は、レーザダイオードLDに供給するオフセット電流(0),(1),(2)を規定する信号である。
60〜67、70〜72はトライステート反転バッファであり、それらの入力端子は2入力ANDゲート40〜47,50〜52の出力端子にそれぞれ接続され、それらの出力端子はレーザドライバ回路内蔵画像処理LSI1の複数のポートにそれぞれ接続されている。これらトライステート反転バッファ60〜67,70〜72は、その入力信号がハイレベルのときは、ゲートがONとなってロード状態となり、ハイレベルの入力信号を反転してローレベルの信号を対応するポートに出力し、入力信号がローレベルのときは、ゲートがOFFとなって対応するポートはフローティング状態となる。
80〜87、90〜92は抵抗器であり、それらの一端は、トライステート反転バッファ60〜67,70〜72が接続されているポートにそれぞれ接続され、他端は、全てレーザダイオードLDのカソードに接続されている。抵抗器86〜80の抵抗値は、順次、抵抗器87の抵抗値の2倍、4倍、8倍、16倍、32倍、64倍、128倍といった2倍の倍率比で重み付けするように設定されている。
これにより、トライステート反転バッファ60〜67がロード状態の場合に、各抵抗器80〜87に流れる電流が重み付けされ、抵抗器80に流れる電流Iを最小分解能として、カウンタ3の出力値に応じて「0×I」〜「255×I」までの256レベルのレーザ駆動電流(すなわち光量)を設定することができる。
90〜92は、レーザ駆動電流のオフセット量を設定するための抵抗器であり、このオフセット量は、オフセット電流制御信号(0)、オフセット電流制御信号(1)、オフセット電流制御信号(2)がそれぞれ抵抗器90〜92にロードされることにより設定される。
10はバッファであり、レーザダイオードLDの光量を反映したフォトダイオードPDからの電流を、電流/電圧変換用の可変抵抗器114で電圧に変換した際の電圧が入力される。このバッファ10は、3.3Vの電源電圧に対して、その中間レベルである1.65Vの入力閾値を有しており、この入力閾値より入力電圧が高いときはハイレベルの信号を、低いときはローレベルの信号をカウンタ3のUP/DOWN入力端子に出力する。
この場合、カウンタ3は、上記のようにUP/DOWN入力端子の入力信号がローレベルのときは、アップカウント動作を行い、ハイレベルのときは、ダウンカウンタト動作を行うので、結局、レーザダイオードLDの発光強度が強い場合は、レーザダイオードLDの駆動電流が低減され、レーザダイオードLDの発光強度が弱い場合は、レーザダイオードLDの駆動電流が増大されることとなる。なお、レーザドライバ回路内蔵画像処理LSI1において、外部装置からの画像データの取り込み期間、レーザビームの光量制御期間は、従来例と同様である。
8入力ORゲート11と8入力ANDゲート12には、それぞれカウンタ3の8ビットのQ出力が入力される。8入力ORゲート11は、その出力を駆動電流可変判断信号(0)としてレーザ制御信号生成部2に出力し、8入力ANDゲート12は、その出力を駆動電流可変判断信号(1)として、レーザ制御信号生成部2に出力する。
レーザ制御信号生成部2は、8入力ORゲート11からの駆動電流可変判断信号(0)に基づいて、所定のオフセット電流制御信号(0)、オフセット電流制御信号(1)、オフセット電流制御信号(2)の信号レベルを変化させ、8入力ANDゲート12からの駆動電流可変判断信号(1)に基づいて、カウンタリセット信号をカウンタ3に出力する。
このような構成の下で、APC信号がハイレベルの期間中(光量制御期間中)に光量制御が実行され、レーザダイオードLDの適正光量が決定されると、その適正光量に係るオフセット電流制御信号(0),(1),(2)と、カウンタ3のカウンタ値が、次の光量制御期間で適正光量が決定されるまで固定される。
そして、画像データに基づいて生成されたPWM信号がハイレベルとなっているときに、カウンタ3のハイレベルとなっているQ出力(Q0〜Q7)に対応する抵抗器80〜87からの電流と、ハイレベルになっているオフセット電流制御信号(0)、オフセット電流制御信号(1)、オフセット電流制御信号(2)に対応する抵抗器90〜92からの電流が重畳されてレーザダイオードLDに供給され、適正光量のレーザビーム(画像光)により、感光ドラム上に静電潜像が形成される。
次に、本実施の形態におけるレーザ駆動電流の設定方法の概要を、図2に基づいて説明する。
なお、図2に示したオフセット電流(0),(1),(2)は、それぞれオフセット電流制御信号(0),(1),(2)により抵抗器90〜92に流れる電流を示している。
制御対象のレーザダイオードLDが常温環境下にあるとき、図2の実線の光量特性となる場合、オフセット電流制御信号(0)とオフセット電流制御信号(1)をハイレベルとし、APC信号又はパルス信号がハイレベルのときに抵抗器90,91にオフセット電流(0),(1)が流れるようにし、これらオフセット電流(0),(1)に、光量制御によってカウンタ3の出力ビットにより選択された抵抗器80〜87の何れかに流れる電流が重畳されて、目標光量(適正光量)が設定される。
この状態から、例えば周囲温度が変動した場合、レーザダイオードLDの光量特性は、実線の特性から左右にシフトする。これらの場合、常温の設定からオフセット電流(1)を差し引く、或いはオフセット電流(2)を加えるといったオフセット電流の設定変更、及びカウンタ3のビット出力に応じた可変電流の設定変更により、環境変化に対応することができる。
次に、環境温度変化に応じたレーザ駆動電流の詳細な設定方法を、図3のタイミングチャートに基づいて説明する。なお、図3に示したオフセット光量(0),(1)は、それぞれオフセット電流制御信号(0),(1)により抵抗器90,91に流れるオフセット電流(0),(1)に対応するレーザダイオードLDの光量を示している。
図3の光量制御期間Aより前の光量制御期間では、ハイレベルのオフセット電流制御信号(0)に係るオフセット光量(0)と、カウンタ3のビット出力に応じた可変電流に係る光量とで、目標光量を維持できていたとする。
その状態で、環境温度が上がると、図2に示したようにレーザダイオードLDの光量が減少して目標光量を維持することができなくなる。そこで、目標光量を維持すべくカウンタ3によるカウントアップ動作を行って可変電流を徐々に増やしていくが、カウンタ3の出力値が最大値の「255」に達して辛うじて目標光量を維持することができる光量制御期間Aのような状態となったとする。
この光量制御期間Aにおいて、カウンタ3の出力値が最大値の「255」になると、8入力ANDゲート12は、その出力信号である駆動電流可変制御信号(1)をハイレベルとする(時刻T10)。レーザ制御信号生成部2は、駆動電流可変制御信号(1)がハイレベルに変化すると、次のAPC信号(光量制御期間B)の立ち上がり時に、カウンタリセット信号を出力してカウンタ3のカウンタ値を「0」にリセットすると共に、オフセット電流制御信号(1)をハイレベルとする。
これにより、時刻T11のサンプルホールド信号の立ち上がり時点から、カウンタ3のカウント値が「0」からインクリメントされていき、レーザビーム光量は、オフセット電流制御信号(1)に係るオフセット光量(1)とオフセット光量(0)とが加算された光量を基準として、カウンタ3のビット出力に応じた可変電流による光量が加算されていき、目標光量に達することとなる(時刻T12)。
この光量制御期間Bの状態から環境温度が下がっていくと、図2に示したようにレーザダイオードLDの光量が増大して目標光量を維持することができなくなる。そこで、目標光量を維持すべくカウンタ3によるカウントダウン動作を行って可変電流を徐々に減らしていくが、カウンタ3の出力値が最小値の「0」にならなければ目標光量を維持することができない光量制御期間Cのような状態となったとする。
この光量制御期間Cにおいて、カウンタ3の出力値が最小値の「0」になると、8入力OAゲート11は、その出力信号である駆動電流可変判断信号(0)をローレベルとする(時刻T13)。レーザ制御信号生成部2は、駆動電流可変制御信号(0)がローレベルに変化すると、次のAPC信号(光量制御期間D)の立ち上がり時に、オフセット電流制御信号(1)をローレベルとする。
これにより、時刻T14のサンプルホールド信号の立ち上がり時点から、カウンタ3のカウント値が「0」からインクリメントされていき、レーザビーム光量は、オフセット電流制御信号(0)に係るオフセット光量(0)を基準として、カウンタ3のビット出力に応じた可変電流による光量が加算されていき、目標光量に達することとなる(時刻T15)。
このように、目標光量を実現すべく常温に対して設定されていたオフセット電流と、カウンタのカウント値を、環境温度の変化に応じて変更することにより、環境温度が変化したとしても目標光量を維持することができる。なお、オフセット電流(0)及び(1)が設定された状態において、必要に応じてオフセット電流(2)を加えることで目標光量を維持することも可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、従来のレーザドライバICの機能を画像処理LSI上でデジタル構成の等価回路により実現し、画像処理LSIの複数のポートを利用して所望の駆動電流をレーザに供給するようにしたので、レーザドライバIC、及びレーザドライバICに電源を供給するためのレギュレータを画像処理LSIとは別に用意する必要はなくなり、安価なレーザ駆動装置を実現することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るレーザ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。 レーザ駆動電流の設定方法の概要を説明するための図である。 レーザ駆動電流の設定方法の詳細を説明するためのタイミングチャートである。 従来のレーザ駆動装置の構成を示すブロック図である。 従来のレーザスキャナの構成を示す図である。 レーザ駆動用の各種の制御信号を示すタイミングチャートである(従来例と本発明の実施の形態とで共通)。
符号の説明
1…レーザドライバ回路内蔵画像処理LSI
2…レーザ制御信号生成部
3…カウンタ
11…8入力ORゲート
12…8入力ANDゲート
40〜47,50〜52…2入力ANDゲート
60〜67,70〜72…トライステート反転バッファ
80〜87,90〜92…抵抗器
104…半導体レーザ
106…パルス生成部
114…可変抵抗器
LD…レーザダイオード
PD…フォトダイオード

Claims (4)

  1. レーザ光をON/OFFするパルス信号を画像データに基づいて生成する生成手段が少なくとも形成された集積回路の複数の入出力ポートにそれぞれ抵抗器を外付けし、
    前記入出力ポート、抵抗器を介してレーザ光発光手段に駆動電流を供給する電流供給制御手段を前記集積回路内に形成し、
    前記電流供給制御手段は、前記複数の入出力ポートに出力する電流をそれぞれON/OFFする複数のスイッチング手段と、
    前記複数のスイッチング手段に前記電流のON/OFFを行うための信号をそれぞれ出力する信号出力手段と、
    を有することを特徴とするレーザ駆動装置。
  2. 前記複数の抵抗器の抵抗値は、所定の倍率比に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ駆動装置。
  3. 前記信号出力手段は、所定のクロック信号に基づいてカウント動作を行うカウンタのカウント値に係るビット信号と、前記レーザ光発光手段に供給するオフセット電流を制御する複数の制御信号を、前記複数のスイッチング手段に振り分けて出力することを特徴とする請求項1に記載のレーザ駆動装置。
  4. 前記レーザ発光手段の光量を検知する検知手段を前記集積回路の外部に有し、前記カウンタは、該検知手段により検知された光量の増減に応じて所定のクロック信号に基づくカウントアップ動作、又はカウントダウン動作を行うことを特徴とする請求項3に記載のレーザ駆動装置。
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