JP2001245218A - タイミング信号発生装置 - Google Patents

タイミング信号発生装置

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JP2001245218A
JP2001245218A JP2000054582A JP2000054582A JP2001245218A JP 2001245218 A JP2001245218 A JP 2001245218A JP 2000054582 A JP2000054582 A JP 2000054582A JP 2000054582 A JP2000054582 A JP 2000054582A JP 2001245218 A JP2001245218 A JP 2001245218A
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timing
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signal
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JP2000054582A
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Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/50Control of the SSIS exposure
    • H04N25/53Control of the integration time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof

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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像装置駆動用のタイミング信号発生装
置は、従来より、固体撮像装置を利用した機器の仕様に
応じて、その都度ハードウエアを設計、製品化している
ため、小さな変更であっても多大の経費と長い開発期間
が必要である。 【解決手段】 行列状に配設された多数個の光電変換素
子、光電変換素子列毎に該光電変換素子列に近接して配
置された垂直転送路および該垂直転送路の一端に接続さ
れた水平転送路を備えた固体撮像装置の駆動に使用され
るタイミング信号発生装置を、外部の制御手段により記
憶情報を書き換えることができる書き換え可能型の記憶
部と、前記記憶部に記憶されたデータに基づいて、前記
固体撮像装置の動作モードに応じた複数種のタイミング
信号のシーケンスを発生することができるタイミング信
号発生部とを用いて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、行列状に配設され
た多数個の光電変換素子を備えた固体撮像装置を駆動さ
せるために複数種のタイミング信号を発生するタイミン
グ信号発生装置、および、前記複数種のタイミング信号
の発生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD(電荷結合素子)の量産技術が確
立されて以来、CCD型の固体撮像装置をエリア・イメ
ージセンサとして利用したビデオカメラ、デジタルカメ
ラ等が急速に普及している。
【0003】その一方で、携帯用端末の普及に伴って、
CCD型固体撮像素子よりも消費電力の小さいMOS型
の固体撮像素子の開発も進められている。
【0004】エリア・イメージセンサに利用されるCC
D型の固体撮像装置やMOS型の固体撮像素子は、行列
状に配設された多数個の光電変換素子を備えている。光
電変換素子としては、フォトダイオードが多用されてい
る。
【0005】ここで、本明細書でいう「行列状に配設さ
れた多数個の光電変換素子」とは、正方行列状(ただ
し、行数と列数とが異なる場合を含む。)に配設された
多数個の光電変換素子を含む他、画素ずらし配置された
多数個の光電変換素子をも含むものとする。
【0006】「画素ずらし配置」とは、奇数番目に当た
る光電変換素子列を構成する各光電変換素子に対し、偶
数番目に当たる光電変換素子列を構成する光電変換素子
の各々が、各光電変換素子列内での光電変換素子同士の
ピッチP1 の約1/2、列方向にずれ、奇数番目に当た
る光電変換素子行を構成する各光電変換素子に対し、偶
数番目に当たる光電変換素子行を構成する光電変換素子
の各々が、各光電変換素子行内での光電変換素子同士の
ピッチP2 の約1/2、行方向にずれ、光電変換素子行
の各々が奇数列または偶数列の光電変換素子のみを含
む、多数個の光電変換素子の配置を意味する。上記のピ
ッチP1 と上記のピッチP2 とは同じ値であってもよい
し、異なる値であってもよい。
【0007】また、「光電変換素子同士のピッチP1
約1/2」とは、P1 /2を含む他に、製造誤差、設計
上もしくはマスク製作上起こる画素位置の丸め誤差等の
要因によってP1 /2からはずれてはいるものの、得ら
れる固体撮像装置の性能およびその画像の画質からみて
実質的にP1 /2と同等とみなすことができる値をも含
むものとする。本明細書でいう「光電変換素子同士のピ
ッチP2 の約1/2」についても同様である。
【0008】行列状に配設された多数個の光電変換素子
を備えている固体撮像装置によって画像データを得るた
めには、この固体撮像装置に配設されている種々の素子
を適切に駆動させるために、複数種のタイミング信号が
必要となる。
【0009】例えばCCD型の固体撮像装置の駆動に必
要なタイミング信号には、垂直転送CCDの駆動パル
ス、水平転送CCDの駆動パルス、水平同期パルス等が
ある。固体撮像装置の性能や固体撮像装置を利用した機
器の性能等によっては、さらに、電子シャッタ用のオー
バーフロードレインパルス、光学的黒信号(オプティカ
ルブラック)のクランプパルス等が必要となる。
【0010】固体撮像装置の駆動に必要なタイミング信
号のうち、水平転送CCDの駆動パルス、水平同期パル
ス、光学的黒信号のクランプパルス、電子シャッタ用の
オーバーフロードレインパルス等は、基本的に1水平走
査期間の周期で使用され、かつ、一定の単一パルス波形
を有する。ただし、電子シャッタ用のオーバーフロード
レインパルス等は、必ず1水平走査期間の周期で使用さ
れるという訳ではなく、固体撮像装置の動作モード等に
よっては使用されないこともある。一方、垂直転送CC
Dの駆動パルス等は、基本的に1水平走査期間内のパル
ス数やパルス波形が一定ではなく、不定期的に使用され
る。
【0011】以下、本明細書においては、固体撮像装置
を駆動させる際に基本的に1水平走査期間の周期で使用
されるタイミング信号の各々を「第1類タイミング信
号」といい、基本的に1水平走査期間以外の周期もしく
は不定期に使用されるタイミング信号の各々を「第2類
タイミング信号」ということがある。
【0012】第1類タイミング信号および第2類タイミ
ング信号を発生するためのタイミング信号発生装置が、
固体撮像装置内または固体撮像装置外に付設される。タ
イミング信号発生装置は、記憶部とタイミング信号発生
部とを具備する。
【0013】第1類および第2類のタイミング信号の各
々を発生させるためのデータが記憶部に記憶される。第
1類タイミング信号の各々および第2類タイミング信号
の各々の発生を1水平走査期間単位で制御するためのデ
ータも記憶部に記憶される。
【0014】以下、本明細書においては、第1類タイミ
ング信号の各々を発生させるためのデータを「第1類タ
イミング信号発生用データ」といい、第2類タイミング
信号の各々を発生させるためのデータを「第2類タイミ
ング信号発生用データ」という。第1類タイミング信号
の各々の発生および第2類タイミング信号の各々の発生
を1水平走査期間単位で制御するためのデータを「信号
発生制御用データ」という。第1類タイミング信号発生
用データ、第2類タイミング信号発生用データおよび信
号発生制御用データを「タイミング信号発生用データ」
と総称することがある。
【0015】タイミング信号発生部は、タイミング信号
発生用データに基づいて、第1類タイミング信号の各々
および第2類タイミング信号の各々をそれぞれ所定の時
期に発生する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】第1類および第2類の
タイミング信号それぞれの発生時期や信号波形等は、固
体撮像装置の画素数や駆動方法等に応じて異なる。固体
撮像装置の画素数や駆動方法等は、一般に、この固体撮
像装置をエリア・イメージセンサとして利用した機器の
仕様に応じて異なる。
【0017】従来は、固体撮像装置をエリア・イメージ
センサとして利用した機器の仕様に応じて、その都度、
タイミング信号発生装置のハードウエアを設計し、製品
化していた。
【0018】タイミング信号発生装置のハードウエアの
設計、製品化は、小さな変更であっても多大の経費と長
い開発期間が必要であり、製品のコストアップをまね
く。また、製品化の遅延によって商機を逸することもあ
り得る。
【0019】本発明の目的は、固体撮像装置を駆動させ
るための各種のタイミング信号の発生時期や信号波形等
を、この固体撮像装置をエリア・イメージセンサとして
利用した機器の仕様に応じて容易に変更することができ
るタイミング信号発生装置を提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、固体撮像装置を駆動
させるための各種のタイミング信号の発生時期や信号波
形等を、この固体撮像装置をエリア・イメージセンサと
して利用した機器の仕様に応じて容易に変更することが
できる固体撮像装置駆動用タイミング信号の発生方法を
提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、行列状に配設された多数個の光電変換素子、光電変
換素子列毎に該光電変換素子列に近接して配置された垂
直転送路および該垂直転送路の一端に接続された水平転
送路を備えた固体撮像装置の駆動に使用されるタイミン
グ信号発生装置であって、外部の制御手段により記憶情
報を書き換えることができる書き換え可能型の記憶部
と、前記記憶部に記憶されたデータに基づいて、前記固
体撮像装置の動作モードに応じた複数種のタイミング信
号のシーケンスを発生することができるタイミング信号
発生部とを有するタイミング信号発生装置が提供され
る。
【0022】本発明の他の観点によれば、行列状に配設
された多数個の光電変換素子、光電変換素子列毎に該光
電変換素子列に近接して配置された垂直転送路および該
垂直転送路の一端に接続された水平転送路を備えた固体
撮像装置の駆動に使用されるタイミング信号の発生方法
であって、外部の制御手段により記憶情報を書き換える
ことができる書き換え可能型の記憶部に前記タイミング
信号の発生に必要なデータを記憶させる準備工程と、前
記記憶部に記憶させた前記データをタイミング信号発生
部によって処理して、前記固体撮像装置の動作モードに
応じた複数種のタイミング信号を発生するタイミング信
号発生工程とを含む固体撮像装置駆動用タイミング信号
の発生方法が提供される。
【0023】書き換え可能型の記憶部とタイミング信号
発生部とを用いてタイミング信号発生装置を構成すれ
ば、記憶部に記憶させたタイミング信号発生用データを
外部の制御手段によって書き換えるだけで、このタイミ
ング信号発生装置によって発生する種々のタイミング信
号の発生時期、信号波形等を変更することができる。タ
イミング信号発生装置のハードウエアは変更しなくてよ
い。
【0024】固体撮像装置を駆動させるための各種のタ
イミング信号の発生時期、信号波形等を、この固体撮像
装置を利用した機器の仕様に応じて容易に変更すること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、実施例によるタイミング
信号発生装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【0026】同図に示すように、タイミング信号発生装
置100は、例えば発振器1と、分周器2と、第1の記
憶部10と、第2の記憶部15と、タイミング信号発生
部20と、第1〜第3バッファ71〜73と、第4〜第
7バッファ81〜84とを有する。タイミング信号発生
装置100全体の動作は、外部のマイクロコンピュータ
90によって制御される。
【0027】発振器1は、マスタークロックを発生す
る。分周器2は、マスタークロックを分周してクロック
パルスを生成し、タイミング信号発生部20中の水平走
査期間開始信号発生部30に供給する。発振器1および
分周器2は、電源投入直後から動作を開始する。
【0028】図1においては図示を省略しているが、分
周器2で生成されたクロックパルスは水平走査期間開始
信号発生部30以外にも種々の箇所に供給される。発振
器1で生成されたマスタークロックについても同様であ
る。
【0029】第1の記憶部10は、例えば複数個のレジ
スタによって構成されるレジスタ群からなる。第1類タ
イミング信号発生用データが、第1の記憶部10に記憶
される。
【0030】第2の記憶部15は、例えばSRAM、D
RAM、EEPROM等の大容量半導体メモリによって
構成される。第2類タイミング信号発生用データおよび
信号発生制御用データが、第2の記憶部15に記憶され
る。
【0031】第1の記憶部10および第2の記憶部15
は、いずれも、マイクロコンピュータ等の制御手段によ
ってデータを書き換えることができる書き換え可能型の
記憶部である。1つの大容量半導体メモリの記憶領域を
第1の記憶部と第2の記憶部とに分けて使用することも
できる。
【0032】エリア・イメージセンサに利用される固体
撮像装置は、少なくとも1つの動作モードの下に駆動で
きるように構成される。例えばデジタルスチルカメラに
使用される固体撮像装置は、スチル画像取り込み動作モ
ードと動画取り込み動作モードのいずれの動作モードで
も駆動できるように構成される。したがって、タイミン
グ信号発生装置100は、固体撮像装置の1つの動作モ
ードに1つずつ対応する少なくとも1つの動作モードを
有する。
【0033】さらに、電源投入直後やスリープ動作から
各種のタイミング信号の発生動作を開始できるように、
タイミング信号発生装置100は、強制的に始動させる
ことができるように構成される。すなわち、タイミング
信号発生装置100は、強制動作モードも有する。
【0034】タイミング信号発生装置100の1つの動
作モードに対して1つのシーケンス制御が行われる。行
うべきシーケンス制御を特定するためのシーケンス制御
指定用データが、例えば第1の記憶部10に記憶され
る。
【0035】第1類タイミング信号発生用データ、第2
類タイミング信号発生用データ、信号発生制御用データ
および各シーケンス指定用データは、固体撮像装置を利
用した機器の電源が投入されるたびに、例えばマイクロ
コンピュータ90の指示により、図示を省略した読出専
用メモリ(ROM)から読み出され、ランダムアクセス
メモリ(RAM)で形成された第1の記憶部10または
第2の記憶部15に書き込まれる。
【0036】第1の記憶部10または第2の記憶部15
を不揮発性メモリによって構成した場合、不揮発性メモ
リに一旦記憶させたデータについては、固体撮像装置を
利用した機器の電源が投入されるたびに再度書き込むと
いう動作をしなくてもよい。
【0037】分周器2によって生成されたクロックパル
スを利用して1水平走査期間を規定するために、1水平
走査期間に相当するクロックパルス数のデータが例えば
第1の記憶部10に記憶される。
【0038】タイミング信号発生部20は、第1類タイ
ミング信号発生用データ、第2類タイミング信号発生用
データおよび信号発生制御用データに基づいて、種々の
第1類タイミング信号および種々の第2類タイミング信
号を発生する。
【0039】タイミング信号発生部20は、例えば、水
平走査期間開始信号発生部30と、制御部40と、タイ
ミング信号発生用カウンタ50と、第1類タイミング信
号発生部60と、第2類タイミング信号発生部80とを
含んで構成される。
【0040】水平走査期間開始信号発生部30は、水平
走査期間の開始を指示する水平走査期間開始信号を発生
する。この水平走査期間開始信号発生部30は、例え
ば、分周器2で生成されたクロックパルスを受けてその
パルス数をカウントする水平走査期間設定用カウンタ3
1、および、水平走査期間を規定するパルス数のデータ
と水平走査期間設定用カウンタ31のカウント値とが入
力される比較器32を含んで構成される。
【0041】比較器32は、1水平走査期間に相当する
クロックパルス数のデータと水平走査期間設定用カウン
タ31のカウント値とが一致したときに、制御動作信号
を発生する。この制御動作信号は、水平走査期間開始信
号に相当する。
【0042】比較器32で発生した水平走査期間開始信
号は、制御部40およびタイミング信号発生用カウンタ
50に伝えられると共に、水平走査期間設定用カウンタ
31にも送られる。水平走査期間開始信号を受けた水平
走査期間設定用カウンタ31は、そのカウント値をリセ
ットする。水平走査期間設定用カウンタ31に伝えられ
た水平走査期間開始信号は、リセット信号として機能す
る。
【0043】水平走査期間開始信号(リセット信号)を
受けた水平走査期間設定用カウンタ31は、分周器2か
ら伝えられるクロックパルスのパルス数をカウントし直
す。したがって、水平走査期間開始信号発生部30は、
一定の周期で水平走査期間開始信号を繰り返し発生す
る。
【0044】制御部40は、例えば、所望の機能を行う
論理回路、記憶部等を含んで構成され、場合によっては
マイクロプロセッサを含む。
【0045】この制御部40は、第2の記憶部15から
信号発生制御用データを受けると共に、水平走査期間開
始信号発生部30から水平走査期間開始信号を受ける。
また、固体撮像装置の動作モードを示す信号を予め受
け、シーケンス制御指定用データを特定する。
【0046】水平走査期間開始信号を受けた制御部40
は、1つのシーケンス制御指定用データを例えば第1の
記憶部10から受け、このデータによって特定されるシ
ーケンス制御により、第2の記憶部15から受けた信号
発生制御用データ中の所定のレコードに従った動作を順
次行う。
【0047】制御部40は、第1類タイミング信号発生
部60に第1制御信号を供給し、第2類タイミング信号
発生部80に第2制御信号を供給する。
【0048】なお、タイミング信号発生装置100を強
制動作モードで動作させる場合には、例えば下記(i) 〜
(vii) の動作が順次行われて、制御部40が第2の記憶
部15から信号発生制御用データを受け取る。 (i) マイクロコンピュータ90が、第1類タイミング信
号発生用データ、第2類タイミング信号発生用データ、
信号発生制御用データおよび各シーケンス指定用データ
を、第1の記憶部10または第2の記憶部15に書き込
む。 (ii)マイクロコンピュータ90が、強制動作モード時の
シーケンス指定用データを示すコードを第1の記憶部1
0のシーケンス用レジスタに書き込む。 (iii) 強制動作モードでシーケンス用レジスタにコード
が書き込まれると、直ちに固体撮像装置の次の動作モー
ドを示す信号が第1の記憶部から制御部40に伝えられ
る。 (iv)制御部40が、強制動作モード時のシーケンス制御
に従って所定のデータを第1の記憶部10から読み込
み、水平走査期間設定用カウンタ31をリセットする。
また、1水平走査期間に相当するクロックパルス数のデ
ータを、第1の記憶部10から比較器32に与える。 (v) 比較器32が、水平走査期間開始信号を繰り返し発
生し始める。 (vi)水平走査期間開始信号と固体撮像装置の次の動作モ
ードを示す信号とを受けた制御部40が、固体撮像装置
の動作モードに対応する1つのシーケンス制御指定用デ
ータを特定し、このシーケンス制御指定用データを第1
の記憶部10から読み込む。 (vii) 制御部40が、読み込んだシーケンス制御指定用
データによって特定されるシーケンス制御に必要な信号
発生制御用データを第2の記憶部15から受け取る。
【0049】タイミング信号発生用カウンタ50は、分
周器2からクロックパルスを受け、水平走査期間開始信
号発生部30から水平走査期間開始信号を受ける。水平
走査期間開始信号は、タイミング信号発生用カウンタ5
0をリセットとすると共に、タイミング信号発生用カウ
ンタ50にカウント動作を開始させる。したがって、タ
イミング信号発生用カウンタ50は、新たにクロックパ
ルスのパルス数をカウントし始める。このカウント値
は、第1類タイミング信号発生部60に供給される。
【0050】第1類タイミング信号発生部60は、第1
の記憶部10から供給される第1類タイミング信号発生
用データと、タイミング信号発生用カウンタ50から供
給されるカウント値と、制御部40から供給される第1
制御信号とに基づいて、種々の第1類タイミング信号を
発生する。
【0051】第1類タイミング信号発生部60は、例え
ば、発生しようとする第1類タイミング信号の1種類に
つき1つのパルス生成部と、各パルス生成部に付設され
た比較器とによって構成することができる。
【0052】パルス生成部は、例えば、フリップフロッ
プ回路、論理回路等を含んで構成される。
【0053】各パルス生成部に対応して、例えば2個の
比較器が設けられる。一方の比較器はタイミング信号の
立ち上がりのタイミングを検知し、他方の比較器はタイ
ミング信号の立ち下がりのタイミングを検知する。
【0054】図1には、図が複雑になるのを防ぐため
に、第1パルス生成部61、第2パルス生成部62およ
び第3パルス生成部63の計3つのパルス生成部のみを
例示している。また、1つのパルス生成部につき1個の
比較器のみを示している。すなわち、第1パルス生成部
61に対応する第1比較器65、第2パルス生成部62
に対応する第2比較器66、および、第3パルス生成部
63に対応する第3比較器67を示している。
【0055】第1類タイミング信号発生部60で発生す
べき第1類タイミング信号の種類数は、駆動しようとす
る固体撮像装置の仕様や性能等に応じて異なる。例えば
デジタルスチルカメラ用の固体撮像装置では、第1類タ
イミング信号の種類数が概ね6〜12となる。
【0056】タイミング信号発生用カウンタ50からの
カウント値は、各水平走査期間内でのタイミングを表
す。このカウント値は、第1比較器65、第2比較器6
6および第3比較器67の各々に供給される。さらに、
第1類タイミング信号発生部60内に配設された第4比
較器68にも供給される。
【0057】第1類タイミング信号発生用データのうち
の所定のデータ、例えば水平同期パルスを発生させるた
めのカウント値が、第1の記憶部10から第1比較器6
5に供給される。例えば2相駆動型水平転送CCDの駆
動に使用される第1相パルスを発生させるためのカウン
ト値が、第1の記憶部10から第2比較器66に供給さ
れる。例えば電子シャッタ用のオーバーフロードレイン
パルスを発生させるためのカウント値が、第1の記憶部
10から第3比較器67に供給される。
【0058】第1〜第3比較器65、66、67の各々
は、第1の記憶部10から供給されるカウント値とタイ
ミング信号発生用カウンタ50から供給されるカウント
値とを比較し、両者が一致した時点で制御動作信号を発
生する。これらの制御動作信号は、対応する第1〜第3
パルス生成部61、62または63に供給される。
【0059】制御部40からの第1制御信号が、第1パ
ルス生成部61、第2パルス生成部62および第3パル
ス生成部64の各々に与えられている。
【0060】第1類タイミング信号発生用データのうち
の所定のデータ、例えば水平同期パルス発生用データ
が、第1の記憶部10から第1パルス生成部61に与え
られている。例えば2相駆動型水平転送CCDの駆動に
使用される第1相パルス発生用データが、第1の記憶部
10から第2パルス生成部62に与えられている。例え
ば電子シャッタ用のオーバーフロードレインパルス発生
用データが、第1の記憶部10から第3パルス生成部6
3に与えられている。
【0061】パルス生成部61、62、63の各々は、
対応する第1〜第3比較器65、66または67から供
給された制御動作信号と、制御部40から与えられた第
1制御信号と、第1の記憶部10から与えられたデータ
とに基づいて、それぞれ所定の第1類タイミング信号を
生成する。
【0062】第1パルス生成部61によって生成された
所定の第1類タイミング信号、例えば水平同期パルスH
Dは、第1バッファ71を介して出力される。第2パル
ス生成部62によって生成された所定の第1類タイミン
グ信号、例えば2相駆動型水平転送CCDの駆動に使用
される第1相水平転送パルスPH1は、第2バッファ7
2を介して出力される。第3パルス生成部63によって
生成された所定の第1類タイミング信号、例えば電子シ
ャッタ用のオーバーフロードレインパルスXOFDは、
第3バッファ73を介して出力される。
【0063】なお、第1類タイミング信号発生部60で
発生する電子シャッタ用のオーバーフロードレインパル
スXOFDは、そのまま使用されるタイミング信号では
なく、反転させた後に使用される。以下、反転させた後
に使用されるタイミング信号については、その名称の後
に「X」で始まる略号を付す。
【0064】第1類タイミング信号発生用データ中のカ
ウント終了値が、第1の記憶部10から第4比較器68
に与えられている。
【0065】第4比較器68は、タイミング信号発生用
カウンタ50のカウント値がカウント終了値に達した時
点で制御動作信号(カウンタ停止信号)を発生する。こ
の制御動作信号(カウンタ停止信号)は、タイミング信
号発生用カウンタ50に供給される。カウンタ停止信号
を受けたタイミング信号発生用カウンタ50は、カウン
ト動作を停止する。
【0066】前述のように、制御部40は水平走査期間
開始信号を受けて第2制御信号の発生を開始し、第2類
タイミング信号発生部80に供給する。
【0067】第2類タイミング信号発生部80は、第2
の記憶部15から第2類タイミング信号発生用データを
受け、制御部40からの第2制御信号を受けると、所定
種類数の第2類タイミング信号を発生する。第2類タイ
ミング信号発生部80で発生した第2類タイミング信号
の各々は、例えばバッファを介して出力される。
【0068】第2類タイミング信号発生部80は、例え
ば、第2の記憶部15の読み出しアドレス制御回路、読
み出したデータを記憶するレジスタ、論理回路等を含ん
で構成される。
【0069】図1には、図が複雑になるのを防ぐため
に、第4バッファ81、第5バッファ82、第6バッフ
ァ83および第7バッファ84の計4つのバッファのみ
を例示している。例えば、4相駆動型垂直転送CCDの
駆動に使用される第1相垂直転送パルスXV1が第4バ
ッファ81を介して出力され、第2相垂直転送パルスX
V2が第5バッファ82を介して出力され、第3相垂直
転送パルスXV3が第6バッファ83を介して出力さ
れ、第4相垂直転送パルスXV4が第7バッファ84を
介して出力される。
【0070】第2類タイミング信号発生部80で発生す
べき第2類タイミング信号の種類数は、駆動しようとす
る固体撮像装置の仕様や性能等に応じて異なる。例えば
デジタルスチルカメラ用の固体撮像装置では、第2類タ
イミング信号の種類数が概ね6〜20となる。
【0071】第2類タイミング信号発生部80は、第2
の記憶部15から与えられる第2類タイミング信号の発
生終了コードに基づき、第2類タイミング信号の発生動
作を停止する。第2類タイミング信号発生部80は、第
2類タイミング信号の発生動作を停止した時点での第2
類タイミング信号それぞれの信号レベルを維持する。
【0072】図2は、第2の記憶部15に記憶される信
号発生制御用データの一例を部分的に示すブロック図で
ある。図2には計12個のレコードが例示されている。
実際のレコード数は、一般に、12より多い。
【0073】例えば、図示したレコード1〜レコード7
が、固体撮像装置のある動作モードに対応する1つのシ
ーケンス制御の内容を示す。例えば、図示したレコード
8〜レコード12が、固体撮像装置の他の動作モードに
対応する1つのシーケンス制御の内容を示す。
【0074】図示したレコードの各々は、制御コードが
記録された第1フィールドと、繰返し数コードが記録さ
れた第2フィールドと、スタートアドレスが記録された
第3フィールドと、動作設定コードが記録された第4フ
ィールドとを含む。
【0075】制御コードは、動作の種別を二進数で表
す。例えば、コード「00」によって動作の実行を表
し、コード「11」によって1つのシーケンス制御に従
った動作の終了を表す。この場合のコード「11」は、
エンドコードである。
【0076】繰返し数コードは、例えば、制御コードに
よって表される動作を繰り返し行うべき水平走査期間の
数を二進数で表す。繰返し数コードが記録された第2フ
ィールドを設けることにより、信号発生制御用データ全
体のデータ量を低減させることができる。また、信号発
生制御用データを記憶するのに要するメモリ量を低減さ
せることができる。
【0077】スタートアドレスは、制御コードによって
表される動作の対象となるデータのスタートアドレスを
表す。ただし、制御コードがエンドコードである場合
は、第3フィールドに無内容のコードを記録することが
できる。
【0078】動作設定コードは、例えば、制御コードに
よって表される動作を行うべき水平走査期間内でのタイ
ミング信号の発生の有無や発生の時期を二進数で表す。
ただし、制御コードがエンドコードである場合は、第4
フィールドに無内容のコードを記録することができる。
【0079】図3は、第2の記憶部15に記憶される第
2類タイミング信号発生用データの一例を部分的に示す
ブロック図である。図3には計12個のレコードが例示
されている。実際のレコード数は、12より多い。
【0080】例えば、図示したレコード1〜レコード1
0は、特定の第2類タイミング信号についての1つの発
生パターンを表し、レコード11以降は同じ第2類タイ
ミング信号についての他の発生パターンを表す。
【0081】図示したレコードの各々は、制御コードが
記録された第1フィールドと、繰返し数コードが記録さ
れた第2フィールドと、信号パターンコードが記録され
た第3フィールドとを含む。
【0082】制御コードは、動作の種別を二進数で表
す。例えば、コード「00」によってタイミング信号の
発生を表し、コード「11」によってタイミング信号の
発生の終了を表し、コード「01」によってループ処理
の開始を表し、コード「10」によってループ処理の終
了を表す。
【0083】繰返し数コードは、例えば、制御コードに
よって表される動作を繰り返し行うべき期間の長さ、ま
たは、制御コードによって表される動作の繰り返し数を
二進数で表す。期間の長さは、例えばクロックパルスの
数(二進数)で表される。
【0084】なお、制御コードがタイミング信号の発生
の終了を表す場合や、ループ処理の開始を表す場合、あ
るいは、ループ処理の終了を表す場合は、第2フィール
ドに無内容のコードを記録することができる。
【0085】繰返し数コードが記録された第2フィール
ドを設けることにより、第2類タイミング信号発生用デ
ータ全体のデータ量を低減させることができる。また、
第2類タイミング信号発生用データを記憶するのに要す
るメモリ量を低減させることができる。
【0086】信号パターンコードは、例えば、そのレコ
ードによって特定される1種または複数種のタイミング
信号のパターンを表す。
【0087】例えば、4相駆動型垂直転送CCDの駆動
に使用される第1〜第4相垂直転送パルスそれぞれのパ
ターンを「0101」のように表すことができる。左端
の「0」によって、第1相垂直転送パルスXV1がロー
レベルであることを表し、左から2番目の「1」によっ
て、第2相垂直転送パルスXV2がハイレベルであるこ
とを表す。右から2番目の「0」によって、第3相垂直
転送パルスXV3がローレベルであることを表し、右端
の「1」によって、第4相垂直転送パルスXV4がハイ
レベルであることを表す。
【0088】制御コードがタイミング信号の発生の終了
を表す場合や、ループ処理の開始を表す場合、あるい
は、ループ処理の終了を表す場合は、第4フィールドに
無内容のコードを記録することができる。
【0089】図4は、図1に示したタイミング信号発生
装置100における制御部40の動作の一例を概略的に
示すフローチャートである。同図は、電源投入後からの
制御部40の動作の一例を概略的に示している。以下の
説明は、図1で用いた参照符号を引用して行う。
【0090】前述したように、電源投入直後は強制動作
モードに入る。
【0091】まず、ステップS1で、強制動作モードの
信号を受ける。
【0092】次に、ステップS2で水平走査期間設定用
カウンタ31をリセットする。なお、1水平走査期間に
相当するクロックパルス数のデータは、第1の記憶部1
0から水平走査期間開始信号発生部30の比較器32に
与えられている。以後、比較器32が、比較出力によっ
て水平走査期間開始信号を繰り返し発生する。
【0093】次に、ステップS3で、シーケンス制御に
必要なデータを第1の記憶部10から読み込む。
【0094】ステップS4では、固体撮像装置の動作モ
ードに対応する1つのシーケンス制御指定用データを第
1の記憶部から読み込む。
【0095】ステップS5では、ステップS4で読み込
んだシーケンス制御指定用データによって特定されるシ
ーケンス制御に必要な信号発生制御用データの最初のレ
コードを第2の記憶部15から読み込む。
【0096】ステップS6では、読み込んだレコードに
記録されている繰返し数コード、動作設定コードおよび
スタートアドレスに従って、繰返し数、動作およびスタ
ートアドレスをセットする。
【0097】ステップS7では、第1制御信号および第
2制御信号を発生する。制御信号を受けた第1類タイミ
ング信号発生部60または第2類タイミング信号発生部
80は、所定のタイミング信号を発生する。
【0098】ステップS8では、読み込んだレコードに
記録されている繰返し数から1を減じるデクリメント演
算を行う。
【0099】ステップS9では、水平走査期間開始信号
発生部30から次の水平走査期間開始信号を受信したか
否かを判断する。この判断は、次の水平走査期間開始信
号を受信するまで繰り返し行う。次の水平走査期間開始
信号を受信すると、ステップS10に移る。
【0100】ステップS10では、ステップS8での演
算結果が0(零)より大きいか否かを判断する。0
(零)より大きい場合には、ステップS7からステップ
S10までを繰り返すために、ステップS7に戻る。ス
テップS8での演算結果が0(零)である場合には、繰
り返し処理の必要がないので、ステップS11に移る。
【0101】ステップS11では、ステップS4で読み
込んだシーケンス制御指定用データによって特定される
シーケンス制御に必要な信号発生制御用データの次のレ
コードを第2の記憶部15から読み込む。
【0102】ステップS12では、ステップS11で読
み込んだレコードに記録されている制御コードがエンド
コードであるか否かを判断する。エンドコードである場
合には、1水平走査期間内での処理が終了したためステ
ップS2に戻り、ステップS2からステップS12まで
を繰り返す。エンドコードでない場合には、ステップS
6からステップS12までを繰り返すために、ステップ
S6に戻る。
【0103】図5は、図1に示した水平走査期間開始信
号発生部30、タイミング信号発生用カウンタ50、第
1類タイミング信号発生部60、制御部40および第2
類タイミング信号発生部80それぞれの動作タイミング
の一例と、水平同期信号HD、2相駆動型水平転送CC
Dの駆動に使用される第1相水平転送パルスPH1、電
子シャッタ用のオーバーフロードレインパルスXOFD
および4相駆動型垂直転送CCDの駆動に使用される第
1〜第4相垂直転送パルスXV1〜XV4それぞれの波
形の一例を示すタイミング図である。ただし、図5にお
いては、図1で用いた参照符号を省略している。
【0104】なお、2相駆動型水平転送CCDの駆動に
使用される第2相水平転送パルスPH2については図示
を省略している。第2相水平転送パルスPH2は、第1
相水平転送パルスPH1と逆相のパルスである。
【0105】制御部40の動作タイミングから明らかな
ように、図5は、強制動作モード以外のモード時のタイ
ミング図である。図5においては、タイミング信号発生
装置の各構成要素が動作しているか否かを、ハッチング
を付すか否かで表す。ハッチングを付した領域は、これ
に対応する構成要素が動作していることを示す。
【0106】図1に示した発振器1、分周器2および水
平走査期間開始信号発生部30は、電源投入の直後から
動作を開始する。発振器1がマスタークロックを発生
し、分周器2がマスタークロックを分周して、図5に示
すようにクロックパルスを生成する。水平走査期間開始
信号発生部30の水平走査期間設定用カウンタ31がク
ロックパルスのパルス数をカウントする。このカウント
値が所定の値、すなわち、水平走査期間開始信号発生部
30の比較器32に例えば第1の記憶部10から与えら
れる1水平走査期間に相当するクロックパルス数、に達
すると、水平走査期間開始信号発生部30が水平走査期
間開始信号を発生する。
【0107】水平走査期間開始信号発生部30が時刻T
1 で水平走査期間開始信号を発生すると、この水平走査
期間開始信号を受けたタイミング信号発生用カウンタ5
0、第1類タイミング信号発生部60および制御部40
がそれぞれ動作を開始する。タイミング信号発生用カウ
ンタ50および第1類タイミング信号発生部60は、時
刻T1 からT8 まで動作する。制御部40はT1 からT
21まで動作する。
【0108】なお、時刻T9 からT10にかけてオーバー
フロードレインパルスXOFDを発生させる必要がある
場合、タイミング信号発生用カウンタ50および第1類
タイミング信号発生部60は、時刻T1 からT10まで動
作する。
【0109】第1類タイミング信号発生部60が動作を
開始したのに伴って、水平同期信号HD発生用の信号が
時刻T2 からT6 までの間ハイレベルに変化し、第1相
水平転送パルスPH1発生用の信号が時刻T3 からT7
までの間ハイレベルに変化し、オーバーフロードレイン
パルスXOFD発生用の信号が時刻T4 からT5 までの
間ローレベルに変化する。
【0110】水平同期信号HD発生用の信号が時刻T2
からT6 までの間ハイレベルに変化したことは、時刻T
2 からT6 まで水平同期信号HDが発生することを意味
する。同様に、オーバーフロードレインパルスXOFD
は時刻T4 からT5 までの間発生する。第1相水平転送
パルスPH1は、第1類タイミング信号発生部60によ
る制御を受けた時刻T3 からT7 までの間はハイレベル
を維持し、第1類タイミング信号発生部60による制御
を受けていない期間はクロックパルスと同じ波形のパル
スである。
【0111】制御部40が動作を開始したのに伴って、
第2類タイミング信号発生部80が時刻T20からT29
での間、動作する。これにより、垂直転送パルスXV
1、XV2、XV3およびXV4が時刻T20からT29
でまでの間発生する。
【0112】垂直転送パルスXV1は、時刻T20からT
22までの間はローレベル、時刻T22からT25までの間は
ハイレベル、時刻T25からT29までの間は再びローレベ
ルと変化する。垂直転送パルスXV2は、時刻T20から
24までの間はローレベル、時刻T24からT27までの間
はハイレベル、時刻T25からT29までの間は再びローレ
ベルと変化する。垂直転送パルスXV3は、時刻T20
らT21の間はハイレベル、時刻T21からT26までの間は
ローレベル、時刻T26からT29までの間は再びハイレベ
ルと変化する。垂直転送パルスXV4は、時刻T20から
23までの間はハイレベル、時刻T23からT28までの間
はローレベル、時刻T28からT29までの間は再びハイレ
ベルと変化する。以上の垂直転送パルスにより、垂直転
送CCD中の1行分の信号電荷が水平転送CCD側に転
送される。
【0113】垂直転送パルスXV1、XV2、XV3お
よびXV4の各々は、時刻T29以降次の水平走査期間内
で第2類タイミング信号発生部80の動作が開始される
までの間、時刻T29での信号レベルを維持する。
【0114】図6は、図5に示した垂直転送パルスXV
1、XV2、XV3およびXV4を発生させるために使
用される第2類タイミング信号発生用データ中の該当デ
ータの一例を示すコード表である。
【0115】同図に示したように、このデータはレコー
ド1〜レコード10の計10個のレコードからなる。個
々のレコードは、制御コードが記録されたフィールド
と、繰返し数コードが記録されたフィールドと、信号パ
ターンコードが記録されたフィールドとを含む。これら
のレコードは、レコード1から順次、第2類タイミング
信号発生部に読み出される。
【0116】制御コードは、動作の種別を表す。コード
「00」はタイミング信号の発生の開始を意味し、コー
ド「11」はタイミング信号の発生の終了を意味する。
【0117】繰返し数コードは、制御コードによって表
される動作を繰り返し行うべき期間の長さをクロックパ
ルスの数で表わしている。この数は二進法で表される。
ただし、レコード10はその制御コードから明らかなよ
うに、タイミング信号の発生の終了をさせるためのレコ
ードである。このため、レコード10中の繰り返し数コ
ード「0000」は、フォーマットを満たすのみの無内
容のコードである。
【0118】信号パターンコード中の左端の数値は垂直
転送パルスXV1の信号レベルを表し、左から2番目の
数値は垂直転送パルスXV2の信号レベルを表し、右か
ら2番目の数値は垂直転送パルスXV3の信号レベルを
表し、右端の数値は垂直転送パルスXV4の信号レベル
を表す。数値「0」はローレベルであることを意味し、
数値「1」はハイレベルであることを意味する。なお、
垂直転送パルスXV1〜XV4のうちの少なくとも1つ
が3種類の信号レベル(3電位)をとる場合は、各信号
レベルを例えば2ビットで表わし、全体を8ビットで表
わせばよい。
【0119】レコード10は、タイミング信号の発生の
終了をさせるためのレコードであるので、その信号パタ
ーンコード「0000」は、フォーマットを満たすのみ
の無内容のコードである。
【0120】図7は、図1に示した水平走査期間開始信
号発生部30、タイミング信号発生用カウンタ50、第
1類タイミング信号発生部60、制御部40および第2
類タイミング信号発生部80それぞれの動作タイミング
の他の例と、水平同期信号HD、2相駆動型水平転送C
CDの駆動に使用される第1相水平転送パルスPH1、
電子シャッタ用のオーバーフロードレインパルスXOF
Dおよび4相駆動型垂直転送CCDの駆動に使用される
第1〜第4相垂直転送パルスXV1〜XV4それぞれの
波形の他の例を示すタイミング図である。ただし、図7
においては、図1で用いた参照符号を省略している。
【0121】なお、2相駆動型水平転送CCDの駆動に
使用される第2相水平転送パルスPH2については図示
を省略している。第2相水平転送パルスPH2は、第1
相水平転送パルスPH1と逆相のパルスである。
【0122】図7に示した例は、(i) 第2類タイミング
信号発生部80の動作終了時期が時刻T29から時刻T30
に変更された点、および、(ii)垂直転送パルスXV1、
XV2、XV3およびXV4が、それぞれ、時刻T20
らT30までの間に計4回繰り返し発生している点で、図
5に示した例と異なる。他は、図5に示した例と同様で
ある。
【0123】図8は、図7に示した垂直転送パルスXV
1、XV2、XV3およびXV4を発生させるために使
用される第2類タイミング信号発生用データ中の該当デ
ータの一例を示すコード表である。
【0124】同図に示したように、このデータはレコー
ド1〜レコード12の計12個のレコードからなる。こ
れらのレコードは、レコード1から順次、第2類タイミ
ング信号発生部80(図1参照)に読み出される。
【0125】個々のレコードは、図6に示した各レコー
ドと同様に、制御コードが記録されたフィールドと、繰
返し数コードが記録されたフィールドと、信号パターン
コードが記録されたフィールドとを含む。図8に示した
コードのうちで図6に示したコードと共通するものの意
味は、図6についての説明の中で述べた意味と同じであ
る。以下、図8において初めて示したコードの意味を説
明する。
【0126】制御コード「01」は、ループ処理の開始
を意味する。したがって、レコード1はループ処理の開
始を指示するレコードである。レコード1中の繰り返し
数コードは、ループ処理の繰り返し数を表す二進数であ
る。図8に示した例でのループ処理の回数を十進数で表
すと「4」になる。レコード1中の信号パターンコード
「0000」は、フォーマットを満たすのみの無内容の
コードである。
【0127】制御コード「10」は、ループ処理の終了
を意味する。したがって、レコード10はループ処理の
終了を指示するレコードである。レコード10中の繰り
返し数コード「0000」および信号パターンコード
「0000」は、フォーマットを満たすのみの無内容の
コードである。
【0128】ループ処理されるレコードがレコード2〜
レコード9であることから、垂直転送パルスXV1、X
V2、XV3およびXV4それぞれの繰り返し4周期分
の波形は、図7に示した波形よりも2クロックパルス分
短い。そのため、ループ処理の終了を指示するレコード
10の後にレコード11を設け、図7に示した時刻T 28
からT29までの間の波形に相当する波形を最後に発生さ
せている。
【0129】垂直転送パルスXV1、XV2、XV3お
よびXV4の各々は、時刻T30以降次の水平走査期間内
で第2類タイミング信号発生部80の動作が開始される
までの間、時刻T30での信号レベルを維持する。
【0130】ループ処理を行わなくても、図7に示した
波形の垂直転送パルスXV1、XV2、XV3およびX
V4を発生させることが可能である。しかしながら、ル
ープ処理を行えば、第2類タイミング信号発生用データ
全体のデータ量を低減させることができる。また、第2
類タイミング信号発生用データを記憶するのに要するメ
モリ量を低減させることができる。
【0131】図9は、図1に示したタイミング信号発生
装置100における第2類タイミング信号発生部80の
動作の一例を概略的に示すフローチャートである。第2
類タイミング信号発生部80は、下記のステップS21
〜ステップS31に基づく動作を行って、所定の第2類
タイミング信号を発生する。以下の説明は、図1で用い
た参照符号を引用して行う。
【0132】まず、ステップS21で、制御部40から
伝達された信号が動作開始信号か否かを判断する。この
判断は、動作開始信号を受信するまで繰り返し行う。動
作開始信号を受信すると、ステップS22に移る。な
お、動作開始信号は、制御部が発する第2制御信号の1
つである。
【0133】ステップS22では、図4に示したステッ
プS7でセットした第2の記憶部15のスタートアドレ
スからレコードを読み込む。読み込まれるレコードは、
所定の第2類タイミング信号発生用データに含まれてい
る。
【0134】ステップS23では、読み込んだレコード
に記録されている制御コードがループ処理の開始を表す
コードであるか否かを判断する。ループ処理の開始を表
すコードである場合には、後述するステップS41に移
る。ループ処理の開始を表すコードでない場合には、ス
テップS24に移る。
【0135】ステップS24では、ステップS22で読
み込んだレコードに記録されている繰返し数コードおよ
び信号パターンコードに従って、繰返し数および信号パ
ターンをセットする。
【0136】ステップS25では、ステップS24でセ
ットした繰返し数および信号パターンならびに制御部4
0から供給される第2制御信号に従って、ステップS2
2で読み込んだレコードに対応する所定の第2類タイミ
ング信号を発生する。
【0137】ステップS26では、ステップS22で読
み込んだレコードに記録されている繰返し数から1を減
じるデクリメント演算を行う。
【0138】ステップS27では、入力信号がクロック
パルスか否かを判断する。すなわち、次のクロックパル
スが発生したか否か判断される。この判断は、クロック
パルスを受信するまで繰り返し行う。クロックパルスを
受信すると、ステップS28に移る。
【0139】ステップS28では、ステップS26での
演算結果が0(零)より大きいか否かを判断する。0
(零)より大きい場合には、ステップS25からステッ
プS28までを繰り返すために、ステップS25に戻
る。ステップS26での演算結果が0(零)である場合
には、繰り返し処理の必要がないので、ステップS29
に移る。
【0140】ステップS29では、ステップS22で読
み込んだレコードの次のレコードを読み込む。
【0141】ステップS30では、ステップS29で読
み込んだレコードに記録されている制御コードがエンド
コードであるか否かを判断する。エンドコードである場
合には、ステップS31に移る。エンドコードでない場
合には、ステップS23からステップS30までを繰り
返すために、ステップS23に戻る。
【0142】ステップS31では、ステップS25で発
生した第2類タイミング信号の信号レベルを保持すると
ともに、第2類タイミング信号発生部80の動作を停止
する。
【0143】ステップS23で制御コードがループ処理
の開始を表すコードであると判断された場合には、ステ
ップS23からステップS41に移る。
【0144】ステップS41では、ステップS22で読
み込んだレコードに記録されているループ処理の繰返し
数コードに従って、繰返し数をセットする。また、ルー
プ内の最初のレコードがあるアドレスをスタートアドレ
スレジスタにセットする。
【0145】ステップS42では、ステップS41でセ
ットしたスタートアドレスに基づいて、ループ処理の際
に最初に読み込むべき所定の第2類タイミング信号発生
用データの最初のレコードを読み込む。
【0146】ステップS43では、ステップS42で読
み込んだレコードに記録されている繰返し数コードおよ
び信号パターンコードに従って、繰返し数および信号パ
ターンをセットする。
【0147】ステップS44では、ステップS43でセ
ットした繰返し数および信号パターンならびに制御部4
0から供給される第2制御信号に従って、ステップS4
2で読み込んだレコードに対応する所定の第2類タイミ
ング信号を発生する。
【0148】ステップS45では、ステップS42で読
み込んだレコードに記録されている繰返し数から1を減
じるデクリメント演算を行う。
【0149】ステップS46では、入力信号がクロック
パルスか否かを判断する。すなわち、次のクロックパル
スが発生したか否か判断される。この判断は、クロック
パルスを受信するまで繰り返し行う。クロックパルスを
受信すると、ステップS47に移る。
【0150】ステップS47では、ステップS45での
演算結果が0(零)より大きいか否かを判断する。0
(零)より大きい場合には、ステップS44からステッ
プS47までを繰り返すために、ステップS44に戻
る。ステップS45での演算結果が0(零)である場合
には、繰り返し処理を行う必要がないので、ステップS
48に移る。
【0151】ステップS48では、ステップS42で読
み込んだレコードの次のレコードを読み込む。
【0152】ステップS49では、ステップS48で読
み込んだレコードに記録されている制御コードがループ
処理のエンドコードであるか否かを判断する。エンドコ
ードである場合には、ステップS50に移る。エンドコ
ードでない場合には、ステップS43からステップS4
9までを繰り返すために、ステップS43に戻る。
【0153】ループ処理は、多層化されている場合があ
る。すなわち、ループ処理の中にさらにループ処理があ
る場合がある。
【0154】ステップS50では、ステップS22で読
み込んだレコードに記録されているループ処理の繰返し
数から1を減じるデクリメント演算を行う。
【0155】ステップS51では、ステップS50での
演算結果が0(零)より大きいか否かを判断する。0
(零)より大きい場合には、ステップS42からステッ
プS51までを繰り返すために、ステップS42に戻
る。ステップS50での演算結果が0(零)であった場
合には、ループ処理が終了したのでステップS29に移
り、以下、ステップS29からステップ31までを行
う。
【0156】図1に示した第1の記憶部10および第2
の記憶部15は、それぞれ、例えばマイクロコンピュー
タ90によってその内容を書き換えることが可能な記憶
部である。第1類タイミング信号発生用データ、第2類
タイミング信号発生用データおよび信号発生用データ
を、それぞれ所望の時期に書き換えることができる。
【0157】したがって、CCD型やMOS型の固体撮
像装置を駆動させるための各種のタイミング信号の発生
時期や信号波形等を、この固体撮像装置を利用した電子
機器、例えば、ビデオカメラ、デジタルカメラ、デジタ
ルカメラ搭載型パーソナルコンピュータ、デジタルカメ
ラ搭載型携帯端末、デジタルカメラ搭載型ゲーム機器、
監視カメラ、業務用カメラ、放送用カメラ、工業用カメ
ラ等の仕様に応じて容易に変更することができる。この
とき、タイミング発生装置のハードウエア自体は変更し
なくてよい。
【0158】さらに、タイミング信号発生装置の1つの
動作モードに対して1つずつ作成されるシーケンス制御
指定用データを書き換え可能型の記憶部に記憶させれ
ば、このシーケンス制御指定用データを所望の時期に書
き換えることも可能になる。シーケンス制御指定用デー
タを書き換えることができれば、固体撮像装置を駆動さ
せるための各種のタイミング信号の発生時期、信号波形
等をさらに容易に変更することが可能になる。
【0159】第1類タイミング信号発生用データ、第2
類タイミング信号発生用データまたは信号発生制御用デ
ータのフォーマットが、実施例で例示したレコードのよ
うに繰り返し数コードを有するものであれば、このデー
タ自体のデータ量を低減させることができる他、このデ
ータを記憶するのに要するメモリ量を低減させることが
できる。CCD型やMOS型の固体撮像装置を駆動させ
るためのタイミング信号発生器にとっては勿論、特に携
帯型電子機器のように大容量のメモリを搭載させにくい
電子機器にとって有効な、データフォーマットである。
【0160】以上、実施例によるタイミング信号発生装
置、このタイミング信号発生装置におけるタイミング信
号の発生方法、および、このタイミング信号発生装置に
おいて所望のタイミング信号を発生させるために使用さ
れるデータのフォーマットについて説明したが、本発明
は上述した実施例に限定されるものではない。
【0161】例えば、図1に示した実施例のタイミング
信号発生装置100は発振器1および分周器2を備えて
いるが、これらの発振器1および分周器2はタイミング
信号発生装置100の必須の構成要件ではない。タイミ
ング信号発生装置100の外部からマスタークロックま
たはクロックパルスの供給を受けるように構成してもよ
い。また、クロックパルスではなくマスタークロックに
基づいて動作するようにタイミング信号発生装置100
を構成することも可能である。
【0162】同様に、制御部40、バッファ71〜73
およびバッファ81〜84もタイミング信号発生装置1
00の必須の構成要件ではない。
【0163】制御部40に代えて、外部のコンピュー
タ、例えば図1に示したマイクロコンピュータ90、を
利用することも可能である。制御部40またはこれに代
わる外部のコンピュータは、水平走査期間開始信号発生
部30からの水平走査期間開始信号を受けて動作を開始
するように設定する他、タイミング信号発生用カウンタ
50からの制御動作信号を受けて動作を開始するように
設定することもできる。
【0164】バッファ71〜73およびバッファ81〜
84は、省略することも可能である。これらのバッファ
に代えて、固体撮像装置を直接駆動することが可能なド
ライバを使用することもできる。
【0165】カウント動作の誘導雑音が固体撮像装置か
らの画像データに漏洩するのを防止するうえから、水平
走査期間設定用カウンタ31およびタイミング信号発生
用カウンタ50は、それぞれグレーコードカウンタから
なることが好ましい。
【0166】グレーコード(gray code)カウ
ンタは、カウント値を交番二進コード(折り返し二進符
号)によって表す。
【0167】通常使用されているカウンタは桁上げ信号
数がクロック毎に異なる。そのため、多数の桁上げ信号
が同時に出ることがある。このような時には、その誘導
雑音が画像信号に重畳し、画質劣化を招く。これに対し
て、グレーコードカウンタは、各クロックで生じるビッ
ト反転が1個であるため、誘導雑音が少ないという利点
を有する。
【0168】図2に示した信号発生制御用データは、動
作設定コードが記録されたフィールドを有するレコード
によって構成されているが、動作設定コードは信号発生
用データから省略することもできる。その場合には、動
作設定のためのデータを例えば第1の記憶部に記憶させ
る。第1の記憶部に記憶させた動作設定のためのデータ
は、例えばマイクロコンピュータ90の制御によって、
所定の時期に第1類タイミング信号発生部60または第
2類タイミング信号発生部80に供給することが可能で
ある。
【0169】信号発生制御用データは、図8に示した第
2類タイミング信号発生用データと同様に、ループ処理
の開始を意味するレコードとループ処理の終了を意味す
るレコードとを用いて構成することも可能である。ルー
プ処理を利用して信号発生制御用データを処理するよう
にすれば、信号発生制御用データ全体のデータ量を低減
させることができる。また、信号発生制御用データを記
憶するのに要するメモリ量を低減させることができる。
【0170】第2類タイミング信号発生用データまたは
信号発生制御用データを処理するにあたって1または複
数のループ処理を行う場合、個々のループ処理は一重の
ループ処理であってもよいし、多重のループ処理であっ
てもよい。
【0171】外部の垂直同期パルスに同期させて常にシ
ーケンスの始めから第1類タイミング信号および第2類
タイミングを発生させることにより、外部同期を容易に
実現することができる。この場合、シーケンスは、垂直
同期の時点から始まる。
【0172】その他、種々の変更、改良、組み合わせ等
が可能なことは当業者に自明であろう。
【0173】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固体撮像装置を駆動させるための各種のタイミング信号
の発生時期や信号波形等を、この固体撮像装置をエリア
・イメージセンサ等として利用した機器の仕様に応じて
容易に変更することができる。
【0174】したがって、所望のタイミング信号発生装
置を比較的に廉価に、かつ、迅速に提供することが容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例によるタイミング信号発生装置の構成を
概略的に示すブロック図である。
【図2】信号発生制御用データの一例を部分的に示すブ
ロック図である。
【図3】第2類タイミング信号発生用データの一例を部
分的に示すブロック図である。
【図4】実施例のタイミング信号発生装置における制御
部の動作の一例を概略的に示すフローチャートである。
【図5】実施例のタイミング信号発生装置における水平
走査期間開始信号発生部、タイミング信号発生用カウン
タ、第1類タイミング信号発生部、制御部および第2類
タイミング信号発生部それぞれの動作タイミングの一例
と、水平同期信号HD、2相駆動型水平転送CCDの駆
動に使用される第1相水平転送パルスPH1、電子シャ
ッタ用のオーバーフロードレインパルスXOFDおよび
4相駆動型垂直転送CCDの駆動に使用される第1〜第
4相垂直転送パルスXV1〜XV4それぞれの波形の一
例を示すタイミング図である。
【図6】図5に示した垂直転送パルスXV1、XV2、
XV3およびXV4を発生させるために使用される第2
類タイミング信号発生用データ中の該当データの一例を
示すコード表である。
【図7】実施例のタイミング信号発生装置における水平
走査期間開始信号発生部、タイミング信号発生用カウン
タ、第1類タイミング信号発生部、制御部および第2類
タイミング信号発生部それぞれの動作タイミングの他の
例と、水平同期信号HD、2相駆動型水平転送CCDの
駆動に使用される第1相水平転送パルスPH1、電子シ
ャッタ用のオーバーフロードレインパルスXOFDおよ
び4相駆動型垂直転送CCDの駆動に使用される第1〜
第4相垂直転送パルスXV1〜XV4それぞれの波形の
他の例を示すタイミング図である。
【図8】図7に示した垂直転送パルスXV1、XV2、
XV3およびXV4を発生させるために使用される第2
類タイミング信号発生用データ中の該当データの一例を
示すコード表である。
【図9】実施例のタイミング信号発生装置における第2
類タイミング信号発生部の動作の一例を概略的に示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…発振器、 2…分周器、 10…第1の記憶部、
15…第2の記憶部、20…タイミング信号発生部、
30…水平走査期間開始信号発生部、 31…水平走査
期間設定用カウンタ、 32…比較器、 40…制御
部、 50…タイミング信号発生用カウンタ、 60…
第1類タイミング信号発生部、 80…第2類タイミン
グ信号発生部、 90…マイクロコンピュータ、 10
0…タイミング信号発生装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C024 AX00 BX00 CX00 CX54 CX61 CY11 CY33 GX03 GX22 GY01 GZ02 GZ36 HX01 HX02 HX29 HX32 HX33 HX57 HX59

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配設された多数個の光電変換素
    子、光電変換素子列毎に該光電変換素子列に近接して配
    置された垂直転送路および該垂直転送路の一端に接続さ
    れた水平転送路を備えた固体撮像装置の駆動に使用され
    るタイミング信号発生装置であって、 外部の制御手段により記憶情報を書き換えることができ
    る書き換え可能型の記憶部と、 前記記憶部に記憶されたデータに基づいて、前記固体撮
    像装置の動作モードに応じた複数種のタイミング信号の
    シーケンスを発生することができるタイミング信号発生
    部とを有するタイミング信号発生装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶部に、前記多数個の光電変換素
    子それぞれからの信号電荷の読み出し並びに読み出した
    信号電荷の垂直転送および水平転送を行う際に基本的に
    1水平走査期間の周期で使用される単一パルス波形を有
    する複数種の第1類タイミング信号を発生するための第
    1類タイミング信号発生用データと、基本的に前記1水
    平走査期間内のパルス数またはパルス波形が変化し、不
    定期に使用される複数種の第2類タイミング信号を発生
    するための第2類タイミング信号発生用データと、前記
    第1類タイミング信号それぞれの発生および前記第2類
    タイミング信号それぞれの発生を1水平走査期間単位で
    制御するための信号発生制御用データとを含むタイミン
    グ信号発生用データが記憶される請求項1に記載のタイ
    ミング信号発生装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶部に、さらに、前記固体撮像装
    置の1つの動作モードに1つずつ対応する少なくとも2
    つのシーケンス制御指定用データが記憶される請求項2
    に記載のタイミング信号発生装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶部が、前記第1類タイミング信
    号発生用データおよび前記少なくとも2つのシーケンス
    制御指定用データの記憶に使用される第1の記憶部と、
    前記第2類タイミング信号発生用データおよび前記信号
    発生制御用データの記憶に使用される第2の記憶部とを
    含む請求項3に記載のタイミング信号発生装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記憶部が複数個のレジスタに
    よって構成されるレジスタ群からなり、前記第2の記憶
    部が書換え可能型の半導体メモリからなる請求項4に記
    載のタイミング信号発生装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミング信号発生部が、 1水平走査期間に相当するクロックパルス数毎に水平走
    査期間開始信号を発生する水平走査期間開始信号発生部
    と、 前記水平走査期間開始信号を受けたときにクロックパル
    スのカウント動作を開始し、そのカウント値がカウント
    動作を終了すべき値に達した時にカウント動作を停止す
    るタイミング信号発生用カウンタと、 前記水平走査期間開始信号を受けたときに、または、前
    記タイミング信号発生用カウンタのカウント値が所定の
    カウント値と一致した時点で該タイミング信号発生用カ
    ウンタが発生する制御動作信号を受けたときに、前記信
    号発生制御用データを前記記憶部から前記固体撮像装置
    の動作モードに応じた順序で読み出し、前記第1類タイ
    ミング信号それぞれの発生を制御する第1制御信号、お
    よび、前記第2類タイミング信号それぞれの発生を制御
    する第2制御信号を発生する制御部と、 前記第1類タイミング信号発生用データと前記タイミン
    グ信号発生用カウンタのカウント値と比較することによ
    ってタイミングを検知し、前記第1類タイミング信号発
    生用データと前記第1制御信号とに基づいて前記複数種
    の第1類タイミング信号を発生する第1類タイミング信
    号発生部と、 前記第2類タイミング信号発生用データと前記第2制御
    信号とに基づいて、前記複数種の第2類タイミング信号
    を発生する第2類タイミング信号発生部とを含む請求項
    2〜請求項5のいずれかに記載のタイミング信号発生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記記憶部に、さらに、前記1水平走査
    期間に相当するクロックパルス数および前記タイミング
    信号発生用カウンタのカウント動作を終了させるための
    カウント値が記憶される請求項6に記載のタイミング信
    号発生装置。
  8. 【請求項8】 前記水平走査期間開始信号発生部がグレ
    ーコードカウンタを含んで構成される請求項6または請
    求項7に記載のタイミング信号発生装置。
  9. 【請求項9】 前記信号発生制御用データが、前記固体
    撮像装置の動作モード毎に区分された1または複数のレ
    コードを含み、該レコードの各々が、動作の種別を表す
    制御コードが記録された第1フィールドと、前記制御コ
    ードによって表される動作を繰返し行うべき水平走査期
    間の数を表すコードが記録された第2フィールドと、前
    記制御コードによって表される動作の対象となるデータ
    のスタートアドレスが記録された第3フィールドとを含
    む請求項2〜請求項8のいずれかに記載のタイミング信
    号発生装置。
  10. 【請求項10】前記レコードの各々が、さらに、前記制
    御コードによって表される動作を行うべき1水平走査期
    間内での前記第1類タイミング信号の各々もしくは前記
    第2類タイミング信号の各々の発生の有無もしくは発生
    の時期を表すコードが記録された第4フィールドを含む
    請求項9に記載のタイミング信号発生装置。
  11. 【請求項11】 前記第2類タイミング信号発生用デー
    タの各々が、前記固体撮像装置の動作モード毎に区分さ
    れた1または複数のレコードを含み、該レコードの各々
    が、動作の種別を表す制御コードが記録された第1フィ
    ールドと、前記制御コードによって表される動作を行う
    べき期間の長さまたは該動作の繰返し数が記録された第
    2フィールドと、発生させるべき第2類タイミング信号
    の信号パターンを表すコードまたは無内容のコードが記
    録された第3フィールドとを含む請求項2〜請求項10
    のいずれかに記載のタイミング信号発生装置。
  12. 【請求項12】 行列状に配設された多数個の光電変換
    素子、光電変換素子列毎に該光電変換素子列に近接して
    配置された垂直転送路および該垂直転送路の一端に接続
    された水平転送路を備えた固体撮像装置の駆動に使用さ
    れるタイミング信号の発生方法であって、 外部の制御手段により記憶情報を書き換えることができ
    る書き換え可能型の記憶部に前記タイミング信号の発生
    に必要なデータを記憶させる準備工程と、 前記記憶部に記憶させた前記データをタイミング信号発
    生部によって処理して、前記固体撮像装置の動作モード
    に応じた複数種のタイミング信号を発生するタイミング
    信号発生工程とを含む固体撮像装置駆動用タイミング信
    号の発生方法。
  13. 【請求項13】 前記記憶部に、前記多数個の光電変換
    素子それぞれからの信号電荷の読み出し並びに読み出し
    た信号電荷の垂直転送および水平転送を行う際に基本的
    に1水平走査期間の周期で使用される単一パルス波形を
    有する複数種の第1類タイミング信号を発生するための
    第1類タイミング信号発生用データと、基本的に前記1
    水平走査期間内のパルス数またはパルス波形が変化し、
    不定期に使用される複数種の第2類タイミング信号を発
    生するための第2類タイミング信号発生用データと、前
    記第1類タイミング信号それぞれの発生および前記第2
    類タイミング信号それぞれの発生を1水平走査期間単位
    で制御するための信号発生制御用データとを含むタイミ
    ング信号発生用データを記憶させる請求項12に記載の
    固体撮像装置駆動用タイミング信号の発生方法。
  14. 【請求項14】 前記タイミング信号発生部を、 1水平走査期間に相当するクロックパルス数毎に水平走
    査期間開始信号を発生する水平走査期間開始信号発生部
    と、 前記水平走査期間開始信号を受けたときにクロックパル
    スのカウント動作を開始し、そのカウント値がカウント
    動作を終了すべき値に達した時にカウント動作を停止す
    るタイミング信号発生用カウンタと、 前記水平走査期間開始信号を受けたときに、または、前
    記タイミング信号発生用カウンタのカウント値が所定の
    カウント値と一致した時点で該タイミング信号発生用カ
    ウンタが発生する制御動作信号を受けたときに、前記信
    号発生制御用データを前記記憶部から前記固体撮像装置
    の動作モードに応じた順序で読み出し、前記第1類タイ
    ミング信号それぞれの発生を制御する第1制御信号、お
    よび、前記第2類タイミング信号それぞれの発生を制御
    する第2制御信号を発生する制御部と、 前記第1類タイミング信号発生用データと前記タイミン
    グ信号発生用カウンタのカウント値と比較することによ
    ってタイミングを検知し、前記第1類タイミング信号発
    生用データと前記第1制御信号とに基づいて前記複数種
    の第1類タイミング信号を発生する第1類タイミング信
    号発生部と、 前記第2類タイミング信号発生用データと前記第2制御
    信号とに基づいて、前記複数種の第2類タイミング信号
    を発生する第2類タイミング信号発生部とを含めて構成
    する請求項13に記載の固体撮像装置駆動用タイミング
    信号の発生方法。
  15. 【請求項15】 前記信号発生制御用データが、前記固
    体撮像装置の動作モード毎に区分された1または複数の
    レコードを含み、該レコードの各々が、動作の種別を表
    す制御コードが記録された第1フィールドと、前記制御
    コードによって表される動作を繰返し行うべき水平走査
    期間の数を表すコードが記録された第2フィールドと、
    前記制御コードによって表される動作の対象となるデー
    タのスタートアドレスが記録された第3フィールドとを
    含む請求項13または請求項14に記載の固体撮像装置
    駆動用タイミング信号の発生方法。
  16. 【請求項16】 前記レコードの各々が、さらに、前記
    制御コードによって表される動作を行うべき1水平走査
    期間内での前記第1類タイミング信号の各々もしくは前
    記第2類タイミング信号の各々の発生の有無もしくは発
    生の時期を表すコードが記録された第4フィールドを含
    む請求項15に記載の固体撮像装置駆動用タイミング信
    号の発生方法。
  17. 【請求項17】 前記第2類タイミング信号発生用デー
    タの各々が、前記固体撮像装置の動作モード毎に区分さ
    れた1または複数のレコードを含み、該レコードの各々
    が、動作の種別を表す制御コードが記録された第1フィ
    ールドと、前記制御コードによって表される動作を行う
    べき期間の長さまたは該動作の繰返し数が記録された第
    2フィールドと、発生させるべき第2類タイミング信号
    の信号パターンを表すコードまたは無内容のコードが記
    録された第3フィールドとを含む請求項13〜請求項1
    6のいずれかに記載の固体撮像装置駆動用タイミング信
    号の発生方法。
  18. 【請求項18】 行列状に配設された多数個の光電変換
    素子、光電変換素子列毎に該光電変換素子列に近接して
    配置された垂直転送路および該垂直転送路の一端に接続
    された水平転送路を備えた固体撮像装置の駆動に使用さ
    れ、前記多数個の光電変換素子それぞれからの信号電荷
    の読み出し並びに読み出した信号電荷の垂直転送および
    水平転送を行う際に基本的に1水平走査期間の周期で使
    用される単一パルス波形を有する複数種の第1類タイミ
    ング信号それぞれの発生、および基本的に前記1水平走
    査期間内のパルス数またはパルス波形が変化し、不定期
    に使用される複数種の第2類タイミング信号それぞれの
    発生を、1水平走査期間単位で制御する信号発生制御用
    データを用いる電子機器であって、 各々が、前記固体撮像装置の動作モード毎に区分された
    1または複数のレコードを含み、該レコードの各々が、
    動作の種別を表す制御コードが記録された第1フィール
    ドと、前記制御コードによって表される動作を繰返し行
    うべき水平走査期間の数を表すコードが記録された第2
    フィールドと、前記制御コードによって表される動作の
    対象となるデータのスタートアドレスが記録された第3
    フィールドとを含む信号発生制御用データを用いる電子
    機器。
  19. 【請求項19】 前記レコードの各々が、さらに、前記
    制御コードによって表される動作を行うべき1水平走査
    期間内での前記第1類タイミング信号の各々もしくは前
    記第2類タイミング信号の各々の発生の有無もしくは発
    生の時期を表すコードが記録された第4フィールドを含
    む請求項18に記載の電子機器。
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