JPH09247556A - 固体撮像部を備えた撮像装置 - Google Patents

固体撮像部を備えた撮像装置

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Publication number
JPH09247556A
JPH09247556A JP8081025A JP8102596A JPH09247556A JP H09247556 A JPH09247556 A JP H09247556A JP 8081025 A JP8081025 A JP 8081025A JP 8102596 A JP8102596 A JP 8102596A JP H09247556 A JPH09247556 A JP H09247556A
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JP
Japan
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signal
charge
unit
timing signal
charge transfer
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Application number
JP8081025A
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Inventor
Yoichi Mizutani
陽一 水谷
Akihiro Kikuchi
章浩 菊地
Junichi Sakagami
順一 坂上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/50Control of the SSIS exposure
    • H04N25/53Control of the integration time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/73Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the exposure time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/71Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】固体撮像部における受光・電荷転送部の前方に
機械的シャッター機構を備えることなく、シャッター操
作がなされたとき迅速な受光応答動作を行って、静止画
に応じた撮像出力信号を得ることができるものとなす。 【解決手段】シャッター操作に応じて発せられる受光指
令信号が供給され、タイミング信号発生部31について
の動作制御を行う制御ユニット33を備え、その制御ユ
ニット33が、受光指令信号に応じてタイミング信号発
生部31に、所定の期間に亙って基準のフレーム同期信
号とは非同期の内部フレーム同期信号を発生するととも
にその内部フレーム同期信号に同期した電荷読出タイミ
ング信号及び電荷転送タイミング信号を固体撮像部11
へ送出する状態をとらせ、それにより固体撮像部11の
受光・電荷転送部についての受光期間を内部フレーム同
期信号に応じて設定される期間となす動作制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の受光素子
部,電荷転送部,複数の受光素子部に蓄積された電荷を
電荷転送部に読み出す電荷読出ゲート部,撮像出力信号
が得られる出力部等を含む受光・電荷転送部を備えた固
体撮像部を用い、複数の受光素子部に受光により蓄積さ
れる電荷に応じた撮像出力信号を得る固体撮像部を備え
た撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号を形成するビデオカメラ等を構
成すべく用いられる固体撮像部にあっては、半導体基体
に、光電変換を行う多数の受光素子部が多数の並行列を
形成して配列形成されるとともに、各受光素子部に受光
により得られて蓄積される電荷を転送する電荷結合素子
(CCD)等で形成された電荷転送領域が設けられて成
る受光・電荷転送部が備えられる。このような固体撮像
部は、動きのある画像(動画)に応じた撮像出力信号を
得る撮像装置のみならず、極めて短い期間内における実
質的に静止した画像(静止画)に応じた撮像出力信号を
得る撮像装置にも利用される。
【0003】固体撮像部が静止画に応じた撮像出力信号
を得る撮像装置に用いられるにあたっては、固体撮像部
における受光・電荷転送部を形成する多数の受光素子部
に、被写体からの光を極めて短い期間だけ受光させるこ
とが必要とされる。このため、静止画をあらわす撮像出
力信号を得るために用いられる固体撮像部に対しては、
その受光・電荷転送部の前方に、多数の受光素子部への
外光の導入を制御すべく閉状態と開状態とを選択的にと
る機械的シャッター機構が設けられることが多い。
【0004】固体撮像部における受光・電荷転送部の前
方に配される機械的シャッター機構は、通常においては
閉状態にあって多数の受光素子部への外光を遮断し、作
動前に設定される短期間だけ開状態とされて、その際、
被写体からの光を多数の受光素子部に導入する。それに
より、各受光素子部は、任意の短時間の間において被写
体からの光を受け、被写体についての静止画に応じた電
荷を蓄積する。
【0005】そして、多数の受光素子部の各々において
蓄積された電荷が、その後、電荷読出ゲート部を通じて
電荷転送領域に読み出され、電荷転送領域により信号電
荷として出力部へと転送され、出力部において転送され
た信号電荷が静止画に応じた撮像出力信号に変換され
る。斯かる際、電荷転送領域における電荷の転送は、ラ
イン周期及びフレーム周期を単位周期として行われ、そ
れゆえ、ライン同期信号及びフレーム同期信号に基づく
転送駆動信号に応じて実行される。そして、出力部から
得られる撮像出力信号に基づいて、ライン期間及びフレ
ーム期間を有した静止画をあらわす映像信号が形成され
る。
【0006】しかしながら、上述の如くの固体撮像部に
おける受光・電荷転送部の前方に機械的シャッター機構
が配されて構成される静止画用の撮像装置は、備えられ
る機械的シャッター機構が複雑な構成を有した高価なも
のとなってしまう,長期間の使用により機械的精度が低
下して動作の信頼性に欠けるものとなる,撮像装置全体
の小型化に支障をきたす等々の問題点を伴うことにな
る。そこで、機械的シャッター機構を備えることなく、
固体撮像部を用いて静止画に応じた撮像出力信号を得る
ことができる撮像装置も提案されている。
【0007】このような機械的シャッター機構を備えな
い静止画用の撮像装置にあっては、所謂:“電子シャッ
ター”が用いられる。“電子シャッター”の技術思想
は、通常において常時外光が入射する固体撮像部の受光
・電荷転送部において、その受光・電荷転送部を形成す
る多数の感光素子部の夫々の光電変換により得られる電
荷が、シャッター操作がなされることにより設定される
短期間のみ各感光素子部に蓄積されて、その蓄積された
電荷に基づく撮像出力信号が得られ、それ以外のときに
は、多数の感光素子部の夫々の光電変換により得られる
電荷が各感光素子部に蓄積されず、多数の受光素子部及
び電荷転送領域の外部に排出されて、撮像出力信号の形
成に関与しないようになすことにある。そして、受光・
電荷転送部を形成する多数の感光素子部の夫々の光電変
換により得られる電荷が各感光素子部に蓄積されること
になる、シャッター操作がなされることにより設定され
る短期間は、“電子シャッター”が採用されたもとでの
受光期間と称される。
【0008】従来におけるこのような静止画用の撮像装
置における受光期間の設定は、例えば、図8に示される
如くとされる。図8のA及びBは、撮像装置に用いられ
た固体撮像部の電荷転送領域における電荷の転送に関与
するフレーム同期信号SF及びライン同期信号SHを示
す。そして、斯かる撮像装置にあっては、図8のCに示
される如くの、フレーム同期信号SFに同期したタイミ
ング信号SXが形成される。
【0009】このようなもとで、図8に示される時点t
oにおいて、撮像装置に撮像動作を行わせるための操作
であるシャッター操作がなされると、先ず、時点toの
後最初に到来するタイミング信号SXの前縁の時点t1
において、固体撮像部の受光・電荷転送部を形成する多
数の受光素子部及び電荷転送領域における電荷を受光・
電荷転送部外に掃き出す電荷掃出動作が開始される。こ
の電荷掃出動作は、各固体撮像部毎に設定された期間だ
け継続され、その設定された期間は、例えば、20〜3
0ライン期間程度とされる。続いて、図8のDに示され
る如くに、時点t2において前縁を有する受光開始信号
STRが固体撮像部に供給され、受光開始信号STRの
前縁の時点t2において、受光・電荷転送部についての
受光期間が開始される。そして、その後、時点t2後に
おいて到来するタイミング信号SXの前縁の時点t3に
おいて、受光・電荷転送部についての受光期間が終了す
る。
【0010】即ち、この場合、受光開始信号STRの前
縁の時点t2からその後に到来するタイミング信号SX
の前縁の時点t3までが、受光・電荷転送部についての
受光期間として設定されるのである。斯かる際、受光期
間の終端を定めるタイミング信号SXの前縁の時点t3
は、タイミング信号SXがフレーム同期信号SFに同期
しているので、フレーム同期信号SFの後縁の時点に固
定される。従って、受光期間が予め設定された期間長を
とるものとされるにあたっては、フレーム同期信号SF
の後縁の時点である時点t3からの逆算がなされて、受
光開始信号STRの前縁の時点t2が、受光期間が予め
設定された期間長をとるものとなるように設定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くにして受光
・電荷転送部についての受光期間が設定される固体撮像
部が用いられた撮像装置にあっては、シャッター操作が
なされたとき、その後到来する最初のタイミング信号S
Xとその次に到来する二番目のタイミング信号SXとの
間の期間中に受光期間が開始され、さらにその後に到来
するタイミング信号SXの時点で受光期間が終了するこ
とになる。そして、タイミング信号SXは、フレーム同
期信号SFに同期しているので、受光・電荷転送部につ
いての受光期間は、シャッター操作がなされたとき直ち
に開始されるのではなく、シャッター動作がなされた
後、少なくともその後最初のタイミング信号SXが到来
した後、長い場合には1フレーム期間(例えば、1/3
0秒間)を越える期間の経過後に開始されることにな
る。
【0012】即ち、シャッター操作がなされてから受光
・電荷転送部についての受光期間が開始するまでに、シ
ャッター動作後におけるタイミング信号SXの到来を待
つ期間及びそれに続く電荷掃出動作が行われる期間が必
ず経過することになる受光応答動作が行われるのであ
る。従って、撮像装置の実際の使用に際して、受光・電
荷転送部における迅速な受光応答動作が得られないこと
になり、被写体についての所望の瞬間的状態の撮像機会
を逸してしまう事態、所謂、シャッターチャンスを逃し
てしまう事態がまねかれる虞がある。
【0013】斯かる点に鑑み本発明は、複数の受光素子
部,電荷転送部,複数の受光素子部に蓄積された電荷を
電荷転送部に読み出す電荷読出ゲート部,撮像出力信号
が得られる出力部等を含む受光・電荷転送部を有した固
体撮像部を用い、固体撮像部における受光・電荷転送部
の前方に配される機械的シャッター機構を備えない構成
とされたもとで、静止画に応じた撮像出力信号を得るに
あたり、撮像動作を行わせるための動作であるシャッタ
ー操作がなされたとき迅速な受光応答動作を行う状態を
とることができ、実際の使用に際して、被写体について
の所望の瞬間的状態の撮像機会を逸してしまう事態を回
避できる固体撮像部を備えた撮像装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固体撮像部
を備えた撮像装置は、受光により電荷を蓄積する複数の
受光素子部,電荷を転送する電荷転送部,複数の受光素
子部に蓄積された電荷を電荷転送部に読み出す電荷読出
ゲート部、及び、電荷転送部により転送された電荷を撮
像出力信号に変換する出力部を含む受光・電荷転送部を
備えた固体撮像部と、ライン同期信号及びフレーム同期
信号を発生する同期信号発生部と、フレーム同期信号と
同位相もしくはフレーム同期信号との間に一定の位相差
を有した第1の内部フレーム同期信号及びフレーム同期
信号とは非同期とされる第2の内部フレーム同期信号を
選択的に発生するとともに、第1の内部フレーム同期信
号もしくは第2の内部フレーム同期信号に同期した電荷
読出タイミング信号及び電荷転送タイミング信号を送出
するタイミング信号発生部と、タイミング信号発生部か
ら送出される電荷読出タイミング信号及び電荷転送タイ
ミング信号に夫々応じたゲート駆動信号及び電荷転送駆
動信号を形成して、それらのゲート駆動信号及び電荷転
送駆動信号を固体撮像部における電荷読出ゲート部及び
電荷転送部に夫々供給する駆動信号形成部と、受光指令
信号が供給される状態におかれ、受光指令信号が供給さ
れるときその受光指令信号に応じて、タイミング信号発
生部に所定の期間に亙って第2の内部フレーム同期信号
を発生するとともにその第2の内部フレーム同期信号に
同期した電荷読出タイミング信号及び電荷転送タイミン
グ信号を送出する状態をとらせ、それにより固体撮像部
の受光・電荷転送部についての受光期間を第2の内部フ
レーム同期信号に応じて設定される期間となす動作制御
を行う動作制御部と、を備えて構成される。
【0015】このように構成される本発明に係る固体撮
像部を備えた撮像装置は、被写体についての静止画に応
じた撮像出力信号を得る撮像動作を行う。斯かる撮像動
作が行われるときには、例えば、装置に撮像動作を行わ
せるための操作であるシャッター操作がなされることに
より、受光指令信号が動作制御部に供給される。受光指
令信号が供給された動作制御部は、受光指令信号に応じ
てタイミング信号発生部に対する動作制御を行い、タイ
ミング信号発生部は、動作制御部による制御のもとに設
定される所定の期間に亙って、フレーム同期信号とは非
同期とされた第2の内部フレーム同期信号を発生すると
ともに、その第2の内部フレーム同期信号に同期した電
荷読出タイミング信号及び電荷転送タイミング信号を駆
動信号形成部へと送出する状態をとる。
【0016】それにより、駆動信号形成部は、第2の内
部フレーム同期信号に同期した電荷読出タイミング信号
及び電荷転送タイミング信号に応じて、固体撮像部にお
ける電荷読出ゲート部を開閉させるゲート駆動信号及び
固体撮像部における電荷転送部を駆動する電荷転送駆動
信号を形成するとともにそれらを電荷読出ゲート部及び
電荷転送部に供給し、固体撮像部の受光・電荷転送部を
所定の期間だけ複数の受光素子部に受光による電荷が蓄
積される状態となす。その結果、固体撮像部の受光・電
荷転送部についての受光期間が第2の内部フレーム同期
信号に応じて設定される期間とされることになる。
【0017】このようにして第2の内部フレーム同期信
号に応じて設定される受光期間において受光・電荷転送
部を形成する複数の受光素子部に蓄積された電荷は、そ
の後、駆動信号形成部からのゲート駆動信号及び電荷転
送駆動信号に応じて、電荷読出ゲート部を通じて電荷転
送部に読み出されるとともに電荷転送部によって出力部
へと転送され、出力部において撮像出力信号に変換され
る。
【0018】斯かるもとで、第2の内部フレーム同期信
号に応じて設定される受光期間は、フレーム同期信号と
は非同期に設定されるので、シャッター操作がなされた
とき迅速な設定が可能とされる。即ち、本発明に係る固
体撮像部を備えた撮像装置は、シャッター操作に対して
迅速な受光応答動作を行う状態をとることができ、それ
ゆえ、実際の使用に際して、被写体についての所望の瞬
間的状態の撮像機会を逸してしまう事態を回避できるこ
とになる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る固体撮像部
を備えた撮像装置の一例を示す。図1に示される例にあ
っては、光電変換を行う多数の受光素子部が多数の並行
列を形成して配列形成されるとともに、各受光素子部で
得られた電荷を転送するCCDにより形成された電荷転
送領域が設けられて成る受光・電荷転送部を有するもの
とされた固体撮像部11が備えられている。また、固体
撮像部11の前方には、絞り機構12,レンズ・システ
ム13等を含んで構成される光学系が配されており、こ
の光学系は、固体撮像部11が有する受光・電荷転送部
に外光を入射させて被写体像を投影する。
【0020】固体撮像部11は、例えば、図2に示され
る如くの受光・電荷転送部を有したものとされる。図2
に示される受光・電荷転送部においては、半導体基体1
5上に、各々が個々の画素を構成する多数の受光素子部
16が、多数の水平方向(矢印hの方向)に伸びる並行
列(画素水平列)を形成するものとされて配列配置され
ている。多数の画素水平列の夫々を形成する受光素子部
16は、また、多数の垂直方向(矢印vの方向)に伸び
る並行列(画素垂直列)をも形成しており、このような
受光素子部16が形成する各画素垂直列に沿って、CC
D群により形成された垂直電荷転送部17が配されてい
る。各垂直電荷転送部17は、例えば、2相の垂直転送
駆動信号φV1及びφV2により駆動されて電荷転送動
作を行う。そして、各画素垂直列を形成する複数の受光
素子部16の夫々とその垂直列に対応する垂直電荷転送
部17との間には、電荷読出ゲート部18が設けられて
いる。
【0021】また、図3に示される如くに、各受光素子
部16の周囲にはチャンネル・ストッパー部19及びオ
ーバーフロー制御部20が形成されている。さらに、オ
ーバーフロー制御部20に隣接してドレイン部21が配
され、このドレイン部21と隣の垂直電荷転送部17と
の間が、チャンネル・ストッパー部22によって区別さ
れている。
【0022】上述の各部の上には絶縁層が配されてお
り、その絶縁層を介して、垂直電荷転送部17上に水平
方向に伸びる垂直転送電極E1及びE2が垂直方向に交
互に配されている。垂直転送電極E1は、蓄積部電極E
1cと転送部電極E1tとで構成され、また、垂直転送
電極E2が、蓄積部電極E2cと転送部電極E2tとで
構成されている。そして、垂直転送電極E1及びE2に
垂直転送駆動信号φV1及びφV2が夫々供給される。
【0023】また、電荷読出ゲート部18上には、垂直
方向に伸びる読出ゲート電極EGが配され、さらに、オ
ーバーフロー制御部20上には、同じく垂直方向に伸び
るオーバーフローゲート電極EDが配されている。これ
らの読出ゲート電極EG及びオーバーフローゲート電極
EDには、読出ゲート制御信号SG及びオーバーフロー
ゲート制御信号SDが夫々供給される。そして、受光素
子部16上を残して他の各部の上には、遮光層が配され
ている。
【0024】複数の垂直電荷転送部17の夫々の一端部
側は、半導体基体15の端縁部において、CCD群によ
り形成されて水平方向に伸びるものとされた水平電荷転
送部23に連結されている。水平電荷転送部23は、例
えば、2相の水平転送駆動信号φH1及びφH2により
駆動されて電荷転送動作を行う。そして、水平電荷転送
部23の一端には出力部24が設けられており、出力部
24からは出力端子25が導出されている。
【0025】また、半導体基体15における複数の垂直
電荷転送部17の夫々の他端部側には、水平方向に伸び
る電荷吸収部26が設けられている。
【0026】このような図2及び図3に示される受光・
電荷転送部を有した固体撮像部11において静止画撮像
動作が行われる際には、受光・電荷転送部についての所
定の受光期間が設定され、その受光期間において、レン
ズ・システム13,絞り機構12等を含む光学系を通じ
て受光・電荷転送部に入射する撮像対象からの光を受け
た多数の受光素子部16の夫々が、光電変換を行って受
光に応じた電荷を蓄積する。その後、複数の電荷読出ゲ
ート部18が、それに供給される駆動信号形成部30か
らの読出ゲート制御信号SGに応じて、対応する受光素
子部16に蓄積された電荷を対応する垂直電荷転送部1
7へと読み出す。
【0027】続いて、各垂直電荷転送部17に読み出さ
れた電荷が、駆動信号形成部30から信号電荷転送駆動
信号STとして固体撮像部11における垂直転送電極E
1及びE2に夫々供給される2相の垂直転送駆動信号φ
V1及びφV2によって駆動される各垂直電荷転送部1
7の電荷転送動作により、各画素水平列を形成する複数
の受光素子部16により得られた分宛、順次、信号電荷
として水平電荷転送部23に向けて転送されていく。水
平電荷転送部23においては、駆動信号形成部30から
信号電荷転送駆動信号STとして供給される2相の水平
転送駆動信号φH1及びφH2によって駆動されること
により行われる電荷転送動作により信号電荷として転送
される、1画素水平列を形成する複数の受光素子部16
で得られた分の電荷が、出力部24へと供給される。出
力部24においては、水平電荷転送部23により転送さ
れてくる電荷が順次信号化されて出力端子25に導出さ
れ、出力端子25に、複数の受光素子部16に蓄積され
た電荷に基づく、撮像対象に応じた撮像出力信号IPが
得られる。
【0028】斯かる場合、受光・電荷転送部における全
画素水平列の夫々を形成する複数の受光素子部16で得
られた電荷についての1画素水平列分宛の、各垂直電荷
転送部17による水平電荷転送部23への転送は、各フ
レーム期間内において終了し、また、水平電荷転送部2
3に転送される1画素水平列を形成する複数の受光素子
部16で得られた分の電荷についての、水平電荷転送部
23による出力部24への供給は、各ライン期間内にお
いて終了するものとされるように、信号電荷転送駆動信
号STとされる2相の垂直転送駆動信号φV1及びφV
2及び2相の水平転送駆動信号φH1及びφH2の夫々
が設定される。それゆえ、出力端子25に導出される撮
像出力信号IPは、ライン期間分を単位とするものが連
なって形成されるフレーム期間分が繰り返されるものと
されることになる。
【0029】駆動信号形成部30は、タイミング信号発
生部31からの電荷読出タイミング信号TG,信号電荷
転送タイミング信号TT,電荷掃出し転送タイミング信
号TS及び電荷排出タイミング信号TDが供給され、電
荷読出タイミング信号TGに応じて形成した読出ゲート
制御信号SGを送出し、また、信号電荷転送タイミング
信号TTに応じて形成した2相の垂直転送駆動信号φV
1及びφV2及び2相の水平転送駆動信号φH1及びφ
H2を信号電荷転送信号STとして送出する状態と、電
荷掃出し転送タイミング信号TSに応じて形成した2相
の垂直転送駆動信号φV2及びφV1及び2相の水平転
送駆動信号φH2及びφH1を掃出し転送駆動信号SS
として送出する状態とを選択的にとり、さらに、電荷排
出タイミング信号TDに応じて形成したオーバーフロー
ゲート制御信号SDを送出する。
【0030】タイミング信号発生部31は、同期信号発
生部32からのフレーム同期信号SF及びライン同期信
号SHが供給され、さらに、動作制御部を形成する制御
ユニット33からの受光期間信号SE,非同期ノーマル
受光モード設定信号SN,非同期シャッター待モード設
定信号SWS,同期復帰指令信号SR及び多重露光モー
ド設定信号SMMも供給される。そして、タイミング信
号発生部31にあっては、制御ユニット33からの受光
期間信号SE,非同期ノーマル受光モード設定信号S
N,非同期シャッター待モード設定信号SWS,同期復
帰指令信号SR及び多重露光モード設定信号SMMの状
態に応じて、フレーム同期信号SF及びライン同期信号
SHに夫々同期したもの、即ち、フレーム同期信号SF
及びライン同期信号SHと夫々同位相のものもしくはフ
レーム同期信号SFとの間及びライン同期信号SHとの
間に夫々一定の位相差を有したものとされる内部フレー
ム同期信号SFO及び内部ライン同期信号SHOを発生
する状態と、フレーム同期信号SF及びライン同期信号
SHに対して非同期とされた内部フレーム同期信号SF
O及び内部ライン同期信号SHOを発生する状態とが選
択的にとられる。
【0031】さらに、駆動信号形成部30は、タイミン
グ信号発生部31においてフレーム同期信号SF及びラ
イン同期信号SHに夫々同期したものとされる内部フレ
ーム同期信号SFO及び内部ライン同期信号SHOが得
られるもとで、それらの内部フレーム同期信号SFO及
び内部ライン同期信号SHOに基づいて形成された電荷
読出タイミング信号TG,信号電荷転送タイミング信号
TT,電荷掃出し転送タイミング信号TS及び電荷排出
タイミング信号TDが供給され、電荷読出タイミング信
号TGに応じて形成した読出ゲート制御信号SGを送出
する動作状態、及び、タイミング信号発生部31におい
てフレーム同期信号SF及びライン同期信号SHに対し
て非同期とされる内部フレーム同期信号SFO及び内部
ライン同期信号SHOが得られるもとで、それらの内部
フレーム同期信号SFO及び内部ライン同期信号SHO
に基づいて形成された電荷読出タイミング信号TG,信
号電荷転送タイミング信号TT,電荷掃出し転送タイミ
ング信号TS及び電荷排出タイミング信号TDが供給さ
れ、電荷読出タイミング信号TGに応じて形成した読出
ゲート制御信号SGを送出する動作状態を選択的にと
る。
【0032】同期信号発生部32からのフレーム同期信
号SF及びライン同期信号SH、及び、タイミング信号
発生部31において形成される内部フレーム同期信号S
FO及び内部ライン同期信号SHOは、制御ユニット3
3にも供給され、また、タイミング信号発生部31にお
いて得られる電荷読出タイミング信号TG,信号電荷転
送タイミング信号TT,電荷掃出し転送タイミング信号
TS及び電荷排出タイミング信号TDも制御ユニット3
3に供給される。さらに、動作制御部を形成する制御ユ
ニット33には、動作モード指定信号SMが端子34を
通じて,シャッター速度指定信号SSVが端子35を通
じて、及び、装置に撮像動作を行わせるための操作であ
るシャッター操作に応じて発せられる、受光指令信号で
あるシャッター信号SSHが端子36を通じて夫々供給
される。
【0033】図2に示される固体撮像部11の受光・電
荷転送部における出力端子25に得られる撮像出力信号
IPは、図1に示される如くに、自動利得制御(AG
C)増幅部40により増幅されてサンプリング・ホール
ド部41に供給される。サンプリング・ホールド部41
においては、撮像出力信号IPに対する所定の短周期毎
のレベル・サンプリング及びサンプル・レベル保持が行
われて、サンプリング・ホールド出力信号SIが得ら
れ、それがアナログ/ディジタル(A/D)変換部42
に供給される。A/D変換部42においては、サンプリ
ング・ホールド出力信号SIに基づいての撮像出力信号
IPのディジタル化が図られ、A/D変換部42から、
撮像出力信号IPに対応するディジタル撮像信号DIが
得られて、それが撮像信号ディジタル処理部43に供給
される。
【0034】撮像信号ディジタル処理部43と制御ユニ
ット33との相互間においては、制御データDCC及び
制御データDCDの遣り取りが行われ、撮像信号ディジ
タル処理部43においては、制御データDCC及び制御
データDCDの遣り取りに応じて、撮像出力信号IPに
対する各種のディジタル処理が施される。その結果、撮
像信号ディジタル処理部43から出力端子44に、ディ
ジタル撮像出力信号DIOが導出される。
【0035】このようなもとで、静止画撮像動作が行わ
れる際には、制御ユニット33に、選択されるべき動作
モードを指定する動作モード指定信号SMが端子34を
通じて供給されるとともに、選択されるべきシャッター
速度を指定するシャッター速度指定信号SSVが供給さ
れる。動作モード指定信号SMにより指定される動作モ
ードは、例えば、非同期ノーマル受光モード,非同期シ
ャッター待受光モード,多重露光モード等とされる。
【0036】動作モード指定信号SMが指定する動作モ
ードが非同期ノーマル受光モードであるときには、制御
ユニット33は、非同期ノーマル受光モード設定信号S
Nをタイミング信号発生部31に供給する。タイミング
信号発生部31は、非同期ノーマル受光モード設定信号
SNに応じて、図4における時点ta前の期間において
見られる如くに、図4のAに示される同期信号発生部3
2からのフレーム同期信号SFとの間に一定の位相差を
有した図4のDに示される内部フレーム同期信号SFO
に基づく、図4のEに示される如くのタイミング信号S
XOが形成される。
【0037】また、このとき、タイミング信号発生部3
1から内部フレーム同期信号SFOに応じた電荷読出タ
イミング信号TG,信号電荷転送タイミング信号TT,
電荷掃出し転送タイミング信号TS及び電荷排出タイミ
ング信号TDが送出されることにより、駆動信号形成部
30から、図4における時点ta前の期間において見ら
れる如くに、内部フレーム同期信号SFOに同期した、
図4のFに示される如くの読出ゲート制御信号SG及び
図4のGに示される如くの掃出し転送駆動信号SSが送
出される。図4における時点ta前の期間においては、
図4のJに示される如く、フレーム同期信号SFに同期
したSF同期モードがとられていることになる。
【0038】斯かるもとで、図4における時点taにお
いてシャッター操作が行われると、図4のBに示される
如くの、受光指令信号であるシャッター信号SSHが、
端子36を通じて制御ユニット33に供給される。制御
ユニット33は、シャッター信号SSHの前縁に応じ
て、図4のCに示される如くの受光期間信号SEをタイ
ミング信号発生部31に供給する。このときタイミング
信号発生部31は、図4のC及びDに示される如く、受
光期間信号SEの前縁により内部フレーム同期信号SF
Oの形成にリセットをかけて、内部フレーム同期信号S
FOをフレーム同期信号SFと非同期なものとするとと
もに、タイミング信号SXOの形成を中断し、また、受
光期間信号SEの前縁に応じた電荷読出タイミング信号
TG及び電荷排出タイミング信号TDを送出する。
【0039】そして、駆動信号形成部30から、図4の
F及びGに示される如くに、受光期間信号SEの前縁に
応じた読出ゲート制御信号SG及び掃出し転送駆動信号
SSが、固体撮像部11の受光・電荷転送部へと送出さ
れる。それにより、固体撮像部11の受光・電荷転送部
において、各電荷読出ゲート部18が、読出ゲート制御
信号SGに応じて開状態をとり、各受光素子部16にお
ける電荷を各垂直電荷転送部17へ読み出す電荷読出し
を行うとともに、各垂直電荷転送部17が、掃出し転送
駆動信号SSに応じて、開状態をとる電荷読出ゲート部
18を通じて読み出された電荷を、半導体基体15にお
ける水平電荷転送部23とは反対側に設けられた電荷吸
収部26へと転送する電荷掃出し動作を行う。電荷掃出
しにより転送された電荷は電荷吸収部26において吸収
される。このような電荷掃出し動作が行われる電荷掃出
期間は、例えば、27ライン期間程度とされる。
【0040】そして、受光期間信号SEの前縁におい
て、電荷掃出期間を含む固体撮像部11の受光・電荷転
送部についての受光期間が開始され、図4のJに示され
る如くに、SF同期モードから自走モードに移行するこ
とになる。受光期間にあっては、図4のDに示される如
く、受光期間信号SEの前縁においてリセットされ、フ
レーム同期信号SFと非同期なものとされた内部フレー
ム同期信号SFOが得られるが、タイミング信号SXO
は得られない。それにより、受光期間においては、読出
ゲート制御信号SGも受光期間信号SEの前縁に応じて
得られた以降においては得られず、電荷掃出期間の始め
の短期間を除いて電荷読出ゲート部18が閉状態に維持
されて、多数の受光素子部16に受光による電荷の蓄積
が図4のIに示される如くになされる。
【0041】図5は、制御ユニット33に供給されるシ
ャッター信号SSHと内部ライン同期信号SHO,受光
期間信号SE,読出ゲート制御信号SG及び掃出し転送
駆動信号SSとの詳細なタイミング関係を拡大して示
す。図5に示されるタイミング関係にあっては、時点t
aにおいてシャッター信号SSHの前縁が到来すると、
その後の最初の内部ライン同期信号SHOの前縁の時点
において、受光期間信号SEの前縁が得られる。そし
て、受光期間信号SEの前縁の時点において、読出ゲー
ト制御信号SGの前縁及び掃出し転送駆動信号SSの前
縁が得られ、SF同期モードから自走モードに移行す
る。即ち、受光期間信号SEの前縁はシャッター信号S
SHの前縁より僅か(最大で略1ライン期間)に遅れる
ことになる。
【0042】その後、図4に示される如く、時点tbに
おいて、制御ユニット33からタイミング信号発生部3
1に供給される受光期間信号SEの後縁が到来すると、
タイミング信号発生部31においては、図4のD及びE
に示される如く、受光期間信号SEの後縁に応じて内部
フレーム同期信号SFOが得られるとともに、その内部
フレーム同期信号SFOの前縁応じてタイミング信号S
XOが得られる。受光期間信号SEの後縁の時点tb
は、制御ユニット33により、それに供給されるシャッ
ター速度指定信号SSVが指定するシャッター速度に応
じて設定される。そして、タイミング信号発生部31
は、タイミング信号SXOに応じて、電荷読出タイミン
グ信号TG及び信号電荷転送タイミング信号TTを送出
する。それにより、駆動信号形成部30から、図4のF
及びHに示される如く、受光期間信号SEの後縁に応じ
た前縁を有する読出ゲート制御信号SG及び受光期間信
号SEの後縁に応じた前縁を有する信号電荷転送駆動信
号STが、固体撮像部11の受光・電荷転送部に送出さ
れて受光期間が終了する。
【0043】それにより、固体撮像部11の受光・電荷
転送部において、各電荷読出ゲート部18が、読出ゲー
ト制御信号SGに応じて開状態をとり、第4図のIに示
される如くに、多数の受光素子部16における電荷を各
垂直電荷転送部17へ読み出す電荷読出しを行うととも
に、各垂直電荷転送部17が、信号電荷転送駆動信号S
Tに応じて、開状態をとる電荷読出ゲート部18を通じ
て読み出された電荷を、信号電荷として半導体基体15
における水平電荷転送部23へと転送する電荷転送動作
が行われる。そして、さらに、水平電荷転送部23が、
信号電荷転送駆動信号STに応じて、各垂直電荷転送部
17により転送された電荷を、信号電荷として出力部2
4へと転送する電荷転送動作が行われる。出力部24に
転送された電荷は出力部24において撮像出力信号IP
に変換され、撮像出力信号IPが出力端子25に導出さ
れる。
【0044】このような各垂直電荷転送部17及び水平
電荷転送部23による電荷転送動作が行われる電荷転送
期間は、その後にタイミング信号発生部31において、
図4のD及びEに示される如く、内部フレーム同期信号
SFOが得られ、その内部フレーム同期信号SFOの前
縁に応じてタイミング信号SXOが得られる時点tcに
おいて、信号電荷転送駆動信号STの後縁が到来して終
了する。そして、タイミング信号発生部31は、タイミ
ング信号SXOに応じて、電荷読出タイミング信号TG
及び信号電荷転送タイミング信号TTを送出し、それに
より、駆動信号形成部30から、図4のF及びGに示さ
れる如く、信号電荷転送駆動信号STの後縁に応じた前
縁を有する読出ゲート制御信号SG及び信号電荷転送駆
動信号STの後縁に応じた前縁を有する掃出し転送駆動
信号SSが、固体撮像部11の受光・電荷転送部に送出
されて電荷掃出し動作が行われる。
【0045】その後、時点tdにおいて、図4のDに示
される如くに、タイミング信号発生部31において得ら
れる内部フレーム同期信号SFOが、再び、フレーム同
期信号SFとの間に一定の位相差を有するものとされ
て、図4のJに示される如くに、自走モードからSF同
期モードに戻ることになる。
【0046】このように、非同期ノーマル受光モードの
もとでの静止画撮像動作が行われる場合には、シャッタ
ー操作が行われると、そのシャッター操作の時点から最
大で略1ライン期間とされる僅かに遅れた時点におい
て、固体撮像部11の受光・電荷転送部についての受光
期間が開始され、その開始から電荷掃出し動作が終了す
る、例えば、27ライン期間後には、受光・電荷転送部
における多数の受光素子部16に有効な電荷蓄積が行わ
れる受光状態が得られることになる。従って、シャッタ
ー操作がなされた際における受光応答動作の迅速性が大
幅に改善される。
【0047】動作モード指定信号SMが指定する動作モ
ードが非同期シャッター待受光モードであるときには、
制御ユニット33は、非同期シャッター待モード設定信
号SWSをタイミング信号発生部31に供給する。タイ
ミング信号発生部31は、非同期シャッタ待モード設定
信号SWSに応じて、図6における時点te前の期間に
おいて見られる如くに、図6のAに示される同期信号発
生部32からのフレーム同期信号SFとの間に一定の位
相差を有した図6のDに示される内部フレーム同期信号
SFOが得られているもとで、時点te以降、タイミン
グ信号SXOの形成を停止するとともに、時点te後の
最初の内部フレーム同期信号SFOの前縁に応じて、電
荷読出タイミング信号TG及び電荷掃出し転送タイミン
グ信号TSの継続的送出を開始する。それにより、図6
のBに示される如く、時点teにおいて、ノーマル受光
状態からシャッター待状態への移行が行われる。
【0048】タイミング信号発生部31からの電荷読出
タイミング信号TG及び電荷掃出し転送タイミング信号
TSの継続的送出の開始により、駆動信号形成部30か
ら、図6のG及びHに示される如く、時点te後の最初
の内部フレーム同期信号SFOの前縁に応じて、読出ゲ
ート制御信号SG及び掃出し転送駆動信号SSが継続的
に固体撮像部11の受光・電荷転送部に送出される状態
とされる。それにより、固体撮像部11の受光・電荷転
送部において、各電荷読出ゲート部18が、読出ゲート
制御信号SGに応じて継続的に開状態をとり、各受光素
子部16における電荷を各垂直電荷転送部17へ読み出
す電荷読出しを継続的に行うとともに、各垂直電荷転送
部17が、掃出し転送駆動信号SSに応じて、継続的に
開状態をとる電荷読出ゲート部18を通じて読み出され
た電荷を、半導体基体15における水平電荷転送部23
とは反対側に設けられた電荷吸収部26へと継続的に転
送する電荷掃出し動作を行う。電荷掃出しにより転送さ
れた電荷は電荷吸収部26において吸収される。このよ
うな継続的な電荷掃出し動作が行われる電荷掃出期間に
おいては、図6のJに示される如く、固体撮像部11の
受光・電荷転送部における電荷の蓄積はなされない。
【0049】そして、固体撮像部11の受光・電荷転送
部において電荷掃出し動作が継続的に行われているもと
で、図6における時点tfにおいてシャッター操作が行
われると、図6のCに示される如くのシャッター信号S
SHが端子36を通じて制御ユニット33に供給され
る。制御ユニット33は、シャッター信号SSHの前縁
に応じて、図6のFに示される如くの受光期間信号SE
をタイミング信号発生部31に供給する。このときタイ
ミング信号発生部31は、図6のD及びEに示される如
く、受光期間信号SEの前縁により内部フレーム同期信
号SFOの形成にリセットをかけて、内部フレーム同期
信号SFOをフレーム同期信号SFと非同期なものとす
るとともに、タイミング信号SXOの形成を中断し、ま
た、電荷読出タイミング信号TG及び電荷掃出し転送タ
イミング信号TSの継続的送出を終了する。
【0050】それにより、駆動信号形成部30が、図6
のG及びHに示される如く、受光期間信号SEの前縁に
応じて読出ゲート制御信号SG及び掃出し転送駆動信号
SSの継続的送出を停止する。そして、図6のFに示さ
れる如く、受光期間信号SEの前縁において、電荷掃出
期間を含むことなく、固体撮像部11の受光・電荷転送
部についての受光期間が開始され、図6のBに示される
如くに、シャッター待状態からノーマル受光状態への移
行が行われる。
【0051】受光期間にあっては、図6のDに示される
如く、受光期間信号SEの前縁においてリセットされ、
フレーム同期信号SFと非同期なものとされた内部フレ
ーム同期信号SFOが得られるが、タイミング信号SX
Oは得られない。それにより、受光期間においては、読
出ゲート制御信号SGも得られず、電荷読出ゲート部1
8が閉状態に維持されて、多数の受光素子部16に受光
による電荷の蓄積が図6のJに示される如くになされ
る。
【0052】その後、時点tgにおいて制御ユニット3
3からタイミング信号発生部31に供給される受光期間
信号SEの後縁が到来すると、タイミング信号発生部3
1においては、図6のD及びEに示される如く、受光期
間信号SEの後縁に応じて内部フレーム同期信号SFO
が得られるとともに、その内部フレーム同期信号SFO
の前縁応じてタイミング信号SXOが得られる。受光期
間信号SEの後縁の時点tfは、制御ユニット33によ
り、それに供給されるシャッター速度指定信号SSVが
指定するシャッター速度に応じて設定される。そして、
タイミング信号発生部31は、タイミング信号SXOに
応じて、電荷読出タイミング信号TG及び信号電荷転送
タイミング信号TTを送出する。それにより、駆動信号
形成部30から、図6のG及びIに示される如く、受光
期間信号SEの後縁に応じた前縁を有する読出ゲート制
御信号SG及び受光期間信号SEの後縁に応じた前縁を
有する信号電荷転送駆動信号STが、固体撮像部11の
受光・電荷転送部に送出されて受光期間が終了する。
【0053】それにより、固体撮像部11の受光・電荷
転送部において、各電荷読出ゲート部18が、読出ゲー
ト制御信号SGに応じて開状態をとり、図6のJに示さ
れる如くに、多数の受光素子部16における電荷を各垂
直電荷転送部17へ読み出す電荷読出しを行うととも
に、各垂直電荷転送部17が、信号電荷転送駆動信号S
Tに応じて、開状態をとる電荷読出ゲート部18を通じ
て読み出された電荷を、信号電荷として半導体基体15
における水平電荷転送部23へと転送する電荷転送動作
が行われる。そして、さらに、水平電荷転送部23が、
信号電荷転送駆動信号STに応じて、各垂直電荷転送部
17により転送された電荷を、信号電荷として出力部2
4へと転送する電荷転送動作が行われる。出力部24に
転送された電荷は出力部24において撮像出力信号IP
に変換され、撮像出力信号IPが出力端子25に導出さ
れる。
【0054】このような各垂直電荷転送部17及び水平
電荷転送部23による電荷転送動作が行われる電荷転送
期間は、その後にタイミング信号発生部31において、
図6のD及びEに示される如く、内部フレーム同期信号
SFOが得られ、その内部フレーム同期信号SFOの前
縁に応じてタイミング信号SXOが得られる時点thに
おいて、信号電荷転送駆動信号STの後縁が到来して終
了する。そして、タイミング信号発生部31は、タイミ
ング信号SXOに応じて、電荷読出タイミング信号TG
及び電荷掃出し転送タイミング信号TSを送出し、それ
により、駆動信号形成部30から、図6のG及びHに示
される如く、信号電荷転送駆動信号STの後縁に応じた
前縁を有する読出ゲート制御信号SG及び信号電荷転送
駆動信号STの後縁に応じた前縁を有する掃出し電荷転
送駆動信号SSが、固体撮像部11の受光・電荷転送部
に送出されて電荷掃出し動作が行われる。
【0055】その後、時点tiにおいて、制御ユニット
33からタイミング信号発生部31に同期復帰指令信号
SRが送出され、それにより、図6のDに示される如く
に、タイミング信号発生部31において得られる内部フ
レーム同期信号SFOが、再び、フレーム同期信号SF
との間に一定の位相差を有するものとされて、SF同期
が復活される。
【0056】このように、非同期シャッター待受光モー
ドのもとでの静止画撮像動作が行われる場合には、予め
シャッター待状態がとられて固体撮像部11の受光・電
荷転送部において電荷掃出し動作が継続的に行われてい
るもとで、シャッター操作が行われると、そのシャッタ
ー操作の時点まで行われていた継続的な電荷掃出し動作
が終了せしめられて、直ちに、固体撮像部11の受光・
電荷転送部についての受光期間が開始され、受光・電荷
転送部における多数の受光素子部16に有効な電荷蓄積
が行われる受光状態が得られることになる。従って、シ
ャッター操作がなされた際において、極めて迅速な受光
応答動作が行われることになる。
【0057】さらに、動作モード指定信号SMが指定す
る動作モードが多重露光モードであるときには、制御ユ
ニット33は、多重露光モード設定信号SMMをタイミ
ング信号発生部31に供給する。タイミング信号発生部
31は、多重露光モード設定信号SMMに応じて、図7
のAに示される同期信号発生部32からのフレーム同期
信号SFに対して内部フレーム同期信号SFOを発生す
るとともに、図7のCに示される如く、内部フレーム同
期信号SFOについての3周期分を単位期間として、各
単位期間内においてその開始時点から所定数、例えば、
7個のタイミング信号SXOを一定の周期をもって発生
する。
【0058】また、タイミング信号発生部31は、内部
フレーム同期信号SFOについての3周期分の各単位期
間において、所定数のタイミング信号SXOの夫々の前
縁に応じた電荷読出タイミング信号TGを送出するとと
もに、所定数のタイミング信号SXOの最後のものの後
縁の時点から単位期間の終了時点までの期間において、
電荷排出タイミング信号TDを継続的に送出し、さら
に、内部フレーム同期信号SFOについての3周期分の
各単位期間中における最終の内部フレーム同期信号SF
Oについての1周期分の期間に、信号電荷転送タイミン
グ信号TTを送出する。
【0059】それにより、駆動信号形成部30が、電荷
読出タイミング信号TGに応じて、図7のD示される如
くの、内部フレーム同期信号SFOについての3周期分
とされる各単位期間内における所定数、例えば、7個の
読出ゲート制御信号SGを、固体撮像部11の受光・電
荷転送部に送出するとともに、電荷排出タイミング信号
TDに応じて、図7のEに示される如くの、内部フレー
ム同期信号SFOについての3周期分とされる各単位期
間内における所定数の読出ゲート制御信号SGの最後の
ものの後縁の時点から単位期間の終了時点までの期間中
継続するオーバーフローゲート制御信号SDを固体撮像
部11の受光・電荷転送部に送出する。さらに、駆動信
号形成部30は、信号電荷転送タイミング信号TTに応
じて、図7のGに示される如く、内部フレーム同期信号
SFOについての3周期分とされる各単位期間中におけ
る最終の内部フレーム同期信号SFOについての1周期
分の期間に、信号電荷転送駆動信号STを固体撮像部1
1の受光・電荷転送部に送出する。
【0060】その結果、固体撮像部11の受光・電荷転
送部において、内部フレーム同期信号SFOについての
3周期分とされる各単位期間中において、所定数、例え
ば、7個の読出ゲート制御信号SGの相互間が受光・電
荷転送部についての分断受光期間とされることになり、
図7のFに示される如くに、分断受光期間の夫々におい
て、受光・電荷転送部における多数の受光素子部16に
受光による電荷の蓄積がなされる。そして、各分断受光
期間により得られた電荷は、その期間に続く期間に読出
ゲート制御信号SGが供給されて開状態とされる各電荷
読出ゲート部18により各垂直電荷転送部17へと順次
読み出される。
【0061】このようにして、内部フレーム同期信号S
FOについての3周期分とされる各単位期間中に、受光
・電荷転送部における多数の受光素子部16から各電荷
読出ゲート部18を通じて各垂直電荷転送部17に断続
的に読み出される電荷は、各単位期間中における最終の
内部フレーム同期信号SFOについての1周期分の期間
が到来するまでは、各垂直電荷転送部17において重畳
蓄積される。それにより、実質的に、内部フレーム同期
信号SFOについての3周期分とされる各単位期間中に
おいて、受光・電荷転送部における多数の受光素子部1
6に対しての多重露光が行われることになる。
【0062】そして、各単位期間中における最終の内部
フレーム同期信号SFOについての1周期分の期間が到
来すると、各垂直電荷転送部17において重畳蓄積され
た電荷は、固体撮像部11の受光・電荷転送部に信号電
荷転送駆動信号STが供給されることにより、信号電荷
として各垂直電荷転送部17から水平電荷転送部23
へ、さらに、水平電荷転送部23から出力部24へと転
送される。そして、出力部24に転送された電荷は、出
力部24において撮像出力信号IPに変換され、出力端
子25に撮像出力信号IPが導出される。
【0063】このように各垂直電荷転送部17において
重畳蓄積された電荷が信号電荷として転送される期間に
おいて、固体撮像部11の受光・電荷転送部における多
数の受光素子部16に受光によって得られる電荷は、そ
のとき受光・電荷転送部に設けられたオーバーフローゲ
ート電極EDにオーバーフローゲート制御信号SDが継
続的に供給されることにより開状態とされるオーバーフ
ロー制御部20を通じて、ドレイン部21に排出され
る。従って、各単位期間中における受光・電荷転送部に
ついての分断受光期間の開始時にあっては、受光・電荷
転送部における多数の受光素子部16に、その分断受光
期間に先立つ受光による不要な電荷が蓄積されているこ
とになる事態は生じない。
【0064】このようにして、多重露光モードのもとで
の静止画撮像動作が行われる場合には、比較的簡単な構
成及び動作制御にもとに、実質的に、内部フレーム同期
信号SFOについての3周期分とされる各単位期間中に
おいて、受光・電荷転送部における多数の受光素子部1
6に対しての多重露光が行われて得られる信号電荷に基
づく撮像出力信号IPが得られることになる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る固体撮像部を備えた撮像装置にあっては、静止画撮
像動作を行うにあたり、撮像動作が行われるときには、
例えば、装置に撮像動作を行わせるための操作であるシ
ャッター操作がなされることにより、動作制御部による
制御のもとに設定される所定の期間に亙って、基準のフ
レーム同期信号とは非同期とされる内部フレーム同期信
号が発せられ、その内部フレーム同期信号に同期したゲ
ート駆動信号及び電荷転送駆動信号が固体撮像部の受光
・電荷転送部に供給されて、受光・電荷転送部が所定の
期間だけ複数の受光素子部に受光による電荷が蓄積され
る状態とされ、その結果、固体撮像部の受光・電荷転送
部についての受光期間が、内部フレーム同期信号に応じ
て設定される期間とされる。そして、内部フレーム同期
信号に応じて設定される受光期間は、フレーム同期信号
とは非同期に設定されるので、シャッター操作がなされ
たとき迅速な設定が可能とされる。従って、本発明に係
る固体撮像部を備えた撮像装置は、シャッター操作に対
して迅速な受光応答動作を行う状態をとることができ、
それゆえ、実際の使用に際して、被写体についての所望
の瞬間的状態の撮像機会を逸してしまう事態を回避でき
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像部を備えた撮像装置の一
例を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示される例に備えられる固体撮像部にお
ける受光・電荷転送部の説明に供される概略構成図であ
る。
【図3】図2に示される受光・電荷転送部についての部
分拡大図である。
【図4】図1の例の動作説明に供されるタイムーチャー
トである。
【図5】図1の例の動作説明に供されるタイムーチャー
トである。
【図6】図1の例の動作説明に供されるタイムーチャー
トである。
【図7】図1の例の動作説明に供されるタイムーチャー
トである。
【図8】従来の固体撮像部における受光・電荷転送部の
動作説明に供されるタイムーチャートである。
【符号の説明】
11 固体撮像部 12 絞り機構 13 レ
ンズ・システム 15 半導体基体 16 受
光素子部 17 垂直電荷転送部 18電荷読出
ゲート部 19,22 チャンネル・ストッパー部
20 オーバーフロー制御部 21 ドレイン
部 23 水平電荷転送部 24 出力部
25,44 出力端子 26 電荷吸収部
30 駆動信号形成部 31 イミング信号発生部
32 同期信号発生部 33 制御ユニット 40 AGC増幅部 4
1 サンプリング・ホールド部 42 A/D変換
部 43 撮像信号ディジタル処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光により電荷を蓄積する複数の受光素子
    部,電荷を転送する電荷転送部,上記複数の受光素子部
    に蓄積された電荷を上記電荷転送部に読み出す電荷読出
    ゲート部、及び、上記電荷転送部により転送された電荷
    を撮像出力信号に変換する出力部を含む受光・電荷転送
    部を備えた固体撮像部と、 ライン同期信号及びフレーム同期信号を発生する同期信
    号発生部と、 上記フレーム同期信号と同位相もしくは上記フレーム同
    期信号との間に一定の位相差を有した第1の内部フレー
    ム同期信号及び上記フレーム同期信号とは非同期とされ
    る第2の内部フレーム同期信号を選択的に発生するとと
    もに、該第1の内部フレーム同期信号もしくは第2の内
    部フレーム同期信号に同期した電荷読出タイミング信号
    及び電荷転送タイミング信号を送出するタイミング信号
    発生部と、 該タイミング信号発生部から送出される電荷読出タイミ
    ング信号及び電荷転送タイミング信号に夫々応じたゲー
    ト駆動信号及び電荷転送駆動信号を形成して、該ゲート
    駆動信号及び電荷転送駆動信号を上記固体撮像部におけ
    る電荷読出ゲート部及び電荷転送部に夫々供給する駆動
    信号形成部と、 受光指令信号が供給されるとともに、上記タイミング信
    号発生部についての動作制御を行う動作制御部と、を備
    え、 上記動作制御部が、上記受光指令信号が供給されると
    き、該受光指令信号に応じて上記タイミング信号発生部
    に所定の期間に亙って上記第2の内部フレーム同期信号
    を発生するとともに該第2の内部フレーム同期信号に同
    期した電荷読出タイミング信号及び電荷転送タイミング
    信号を送出する状態をとらせ、それにより上記固体撮像
    部の受光・電荷転送部についての受光期間を上記第2の
    内部フレーム同期信号に応じて設定される期間となすこ
    とを特徴とする固体撮像部を備えた撮像装置。
  2. 【請求項2】タイミング信号発生部が、電荷転送タイミ
    ング信号として電荷掃出し転送タイミング信号と信号電
    荷転送タイミング信号とを送出し、駆動信号形成部が、
    上記電荷掃出し転送タイミング信号に応じた掃出し転送
    駆動信号を固体撮像部における電荷転送部に供給して、
    該電荷転送部における電荷が掃き出される状態となし、
    また、上記信号電荷転送タイミング信号に応じた信号電
    荷転送駆動信号を上記固体撮像部における電荷転送部に
    供給して、該電荷転送部における電荷が信号電荷として
    出力部へと転送される状態となすことを特徴とする請求
    項1記載の固体撮像部を備えた撮像装置。
  3. 【請求項3】動作制御部が、受光指令信号が供給される
    とき、先ず、タイミング信号発生部に第2の内部フレー
    ム同期信号に同期した電荷読出タイミング信号及び電荷
    掃出し転送タイミング信号を送出させて、固体撮像部に
    おける複数の受光素子部及び電荷転送部における電荷が
    掃き出される状態となし、続いて、上記固体撮像部の受
    光・電荷転送部についての受光期間が経過したとき、上
    記タイミング信号発生部に第2の内部フレーム同期信号
    に同期した電荷読出タイミング信号及び信号電荷転送タ
    イミング信号を送出させて、上記固体撮像部における複
    数の受光素子部に蓄積された電荷を信号電荷として上記
    電荷転送部を通じて出力部へと転送される状態となすこ
    とを特徴とする請求項2記載の固体撮像部を備えた撮像
    装置。
  4. 【請求項4】動作制御部が、タイミング信号発生部に第
    2の内部フレーム同期信号に同期した時点から電荷読出
    タイミング信号及び電荷掃出し転送タイミング信号を継
    続的に送出する受光指令待状態をとらせて、固体撮像部
    における複数の受光素子部及び電荷転送部における電荷
    が継続的に掃き出される状態となし、上記タイミング信
    号発生部が上記受光指令待状態にあるもとで受光指令信
    号が供給されるとき、上記タイミング信号発生部に上記
    電荷読出タイミング信号及び電荷掃出し転送タイミング
    信号の送出を停止させて、上記固体撮像部の受光・電荷
    転送部についての受光期間を開始させ、該受光期間が経
    過したとき、上記タイミング信号発生部に上記電荷読出
    タイミング信号及び信号電荷転送タイミング信号を送出
    させて、上記固体撮像部における複数の受光素子部にお
    ける電荷が信号電荷として上記電荷転送部を通じて出力
    部へと転送される状態となすことを特徴とする請求項2
    記載の固体撮像部を備えた撮像装置。
  5. 【請求項5】動作制御部が、第2の内部フレーム同期信
    号に基づいて設定される所定の単位期間において、タイ
    ミング信号発生部に電荷読出タイミング信号を所定回数
    だけ繰り返し送出させて、固体撮像部における複数の受
    光素子部に蓄積される電荷が上記所定回数だけ間欠的に
    電荷転送部へと読み出されて該電荷転送部に蓄積される
    状態となし、その後、タイミング信号発生部に信号電荷
    転送タイミング信号を送出させて、上記電荷転送部に蓄
    積された電荷が信号電荷として出力部へと転送される状
    態となすことを特徴とする請求項2記載の固体撮像部を
    備えた撮像装置。
  6. 【請求項6】動作制御部が、タイミング信号発生部に信
    号電荷転送タイミング信号を送出させて、固体撮像部に
    おける電荷転送部に蓄積された電荷が信号電荷として出
    力部へと転送される状態となすとき、上記タイミング信
    号発生部に電荷排出タイミング信号を送出させて、駆動
    信号形成部が上記電荷排出タイミング信号に応じた電荷
    排出制御信号を上記固体撮像部に設けられたオーバーフ
    ロー制御部に供給し、上記固体撮像部の受光・電荷転送
    部における電荷が上記オーバーフロー制御部を通じて上
    記固体撮像部に設けられたドレイン部に排出される状態
    となすことを特徴とする請求項5記載の固体撮像部を備
    えた撮像装置。
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