JP4407621B2 - 信号発生装置 - Google Patents

信号発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4407621B2
JP4407621B2 JP2005328282A JP2005328282A JP4407621B2 JP 4407621 B2 JP4407621 B2 JP 4407621B2 JP 2005328282 A JP2005328282 A JP 2005328282A JP 2005328282 A JP2005328282 A JP 2005328282A JP 4407621 B2 JP4407621 B2 JP 4407621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
timing
data
timing pulse
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005328282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007135118A (ja
Inventor
聖次 戸沢
隆史 下野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005328282A priority Critical patent/JP4407621B2/ja
Priority to US11/559,128 priority patent/US7551496B2/en
Publication of JP2007135118A publication Critical patent/JP2007135118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4407621B2 publication Critical patent/JP4407621B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K2005/00013Delay, i.e. output pulse is delayed after input pulse and pulse length of output pulse is dependent on pulse length of input pulse
    • H03K2005/0015Layout of the delay element
    • H03K2005/00234Layout of the delay element using circuits having two logic levels
    • H03K2005/00247Layout of the delay element using circuits having two logic levels using counters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

本発明は信号発生装置に関する。詳しくは、カウンタのカウント値をトリガとして複数の出力信号を発する信号発生装置に係るものである。
CCD(Charge Coupled Device)などの固体撮像素子を用いたビデオカメラやデジタルスチルカメラといった固体撮像装置が一般的に知られている。そして、この様な固体撮像装置は、撮像部、信号処理部及び記録処理部等の各機能を制御する制御回路を有し、更に各部の動作タイミングを規定する信号を生成する信号発生装置、いわゆるタイミングジェネレータ(TG)を備えている。
ここで、2次元上に配列されたフォトダイオードから信号電荷を読み出し、CCDを使って信号電荷を転送させていくためには、適切なタイミングで垂直CCD及び水平CCDを駆動させていく必要があるが、高解像度である通常撮影モードや処理速度を重視したオートフォーカスモードといった各動作モードによって信号電荷を転送するための適切なタイミングが異なるために、即ち、各動作モードによってTGに求められる出力信号(駆動タイミングパルス)が異なるために、TGに求められる駆動タイミングパルスが数十種類に及ぶこともある。
上記の様に、TGは各動作モードに応じた適切な駆動タイミングパルスを生成することを求められるのであるが、こうしたTGを論理回路のみで構成しようとすると、生成される駆動タイミングパルスによって構成する論理回路がハード的(回路、素子、配線等)に決定されてしまい、TGに求められる駆動タイミングパルスに変更が生じた場合には、論理回路の再試作を行なわなければならないこととなる。
なお、デジタルスチルカメラ、カムコーダ市場において、CCDの小型化及び多画素化の要求が年々高まってきており、TGに求められる駆動タイミングパルスも多様化している。
更に、論理回路の再試作を避けるべく、TGに求められる駆動タイミングパルスが決定した後にTGの開発をスタートさせるということも考えられるものの、こうしたやり方ではCCDの試作品の出荷時にそれを駆動するためのTGを準備することができないこととなる。
また、CCDの構造や画素数等が変わるとTGに求められる駆動タイミングパルスも異なってくるのが一般的であり、TGをその都度開発、製品化して対応させるのは、上記したCCDに対するTGの出荷時期の遅れ、更には、セット基板共有化の妨げとなることから好ましいことではない。
そこで、TGを論理回路のみで構成するのではなく、TGにメモリを内蔵させて、TGに求められている駆動タイミングパルスを生成するのに必要なデータをメモリに格納するという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、TGにメモリを内蔵させて、メモリに必要なデータを格納することで、TGを試作した後に、TGに求められる駆動タイミングパルスに変更が生じたとしても、メモリに格納するデータを変更することによって対応することができるため、上記した諸問題は解決することができるものの、固体撮像素子の駆動に用いられる駆動タイミングパルスは一般にその数が多く、加えてその波形が複雑であるために、メモリに格納すべきデータ量が大きくなってしまう。
これに対応して、TGに格納すべきデータ量の低減を図るべく、数種類の相関をもって変化する駆動タイミングパルスについて、あるパルスの繰り返しパターンを表すデータを時系列データメモリに記憶させ、ある駆動タイミングパルスの変化点から次の駆動タイミングパルスの変化点までの期間の長さ(論理変化単位)を表す制御値を第1のメモリに、1サイクル中のパルス論理変化数を第2のメモリに、所望の繰り返しサイクル数を第3のメモリにそれぞれ記憶させ、これらのメモリデータを用いた多重カウント動作に基づいて所望の駆動タイミングパルスを得る技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、例えば、図5で示す様に、ある駆動タイミングパルスの変化点から次の駆動タイミングパルスの変化点までの期間の長さが一定でない駆動タイミングパルス(具体的には、図5中符合aで示す期間、図5中符合bで示す期間、図5中符合cで示す期間がそれぞれ異なっている駆動タイミングパルス)については、論理変化単位に分けることができないために特許文献2に記載の技術を適用することができない。
なお、論理変化単位(具体的には、図5中符合aで示す期間、図5中符合bで示す期間、図5中符合cで示す期間等)を細かく区切って1単位とし、こうした細かな単位を基準とすることで特許文献2に記載の技術を適用することは可能であるものの、その場合にはやはりメモリに格納するデータの量が非常に大きなものとなってしまう。
そこで、図6で示す様に、駆動タイミングパルスの出力本数だけnビットのレジスタ(nビットのセットレジスタSET及びnビットのリセットレジスタRST)を設けると共に、各レジスタに対応させてnビットの比較回路CMPを設け、制御回路100からの指示に基づきメインメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM))101に記憶された複数のモードのデータのうち、対象となるモードの各駆動タイミングパルスの立ち上がりタイミング(駆動タイミングパルスがローレベル(Lレベル)からハイレベル(Hレベル)へと変化するタイミング)のデータをバッファ102を介してセットレジスタに書き込むと共に、各駆動タイミングパルスの立下りタイミング(タイミングパルスがHレベルからLレベルへと変化するタイミング)のデータをバッファを介してリセットレジスタに書き込み、各比較回路がレジスタに書き込まれたタイミングとnビットのカウンタ103のカウント値とを比較し、カウンタのカウント値がセットレジスタに書き込まれたタイミング(具体的には、セットレジスタに書き込まれたカウント値)となると駆動タイミングパルスを立ち上げ、カウンタのカウント値がリセットレジスタに書き込まれたタイミング(具体的には、リセットレジスタに書き込まれたカウント値)となると駆動タイミングパルスを立ち下げる様に構成されたTGが一般に用いられている。
なお、図6中のマイクロコンピュータは外部セット(カメラ本体等)の操作、制御に対応したモードデータをマイコンインターフェースに出力し、マイコンインターフェースはそのマイクロコンピュータのモードデータに対応したTGのモードデータを制御回路に出力する。また、図6中の同期信号は外部セットの他のデバイスとTGの同期を取るため、直接マイクロコンピュータから制御回路に出力している。
更に具体的には、駆動タイミングパルスVt(t=1,2,・・・x)が立ち上がるタイミング(カウンタのカウント値)についてはセットレジスタSETtに書き込まれ、駆動タイミングパルスVtが立ち下がるタイミング(カウンタのカウント値)についてはリセットレジスタRSTtに書き込まれる。そして、比較回路によってセットレジスタ及びリセットレジスタに書き込まれたカウント値とカウンタのカウント値とを比較し、カウンタのカウント値がセットレジスタSETtに書き込まれたカウント値になったタイミングでタイミングパルスVtが立ち上がり、カウンタのカウント値がリセットレジスタRSEtに書き込まれたカウント値となったタイミングでタイミングパルスVtが立ち下がるのである。
ここで、駆動タイミングパルスの立ち上がりまたは立ち下がり位置を表すデータをnビットのレジスタに書き込むのは、TGに汎用性を持たせるためであるが、この点について説明を行なう。なお、レジスタには2進数でデータの書き込みがなされるものとして以下の説明を行う。
即ち、例えばカウンタのカウント値が10の時に駆動タイミングパルスVtを立ち上げ、カウンタのカウント値が50の時に駆動タイミングパルスVtを立ち下げるモードをAモードとし、カウンタのカウント値が100の時に駆動タイミングパルスVtを立ち上げ、カウンタのカウント値が500の時に駆動タイミングパルスVtを立ち下げるモードをBモードとすると、6ビットのレジスタが設けられていればカウンタのカウント値が64(=2)まで対応することができるためにAモードには対応できるものの、Bモードに対応しようとするとカウンタのカウント値が512(=2)まで対応できる9ビットのレジスタが必要となる。このことは、駆動タイミングパルスの立ち上がりまたは立下り位置を表すデータを9ビットのレジスタに書き込んだ場合にはAモード及びBモードの両モードに対応することが可能と言うことである。
このように、様々なモードへの対応を可能とし、TGに汎用性を持たせるためには、駆動タイミングパルスの立ち上がりまたは立下り位置を表すデータを書き込むレジスタは、例えば将来的に見込まれるモード数を考慮して相応の余裕を持ったビット数(nビット)を有する方が好ましいのである。
そして、nビットのレジスタにデータ(カウント値)を書き込んだ場合には、レジスタに書き込まれたカウント値とカウンタのカウント値とを比較する比較回路についてもnビットである必要が生じる。
特開平1−181384号公報 特開2002−51270号公報
しかしながら、駆動タイミングパルスの変化点毎にnビットのレジスタを設け、レジスタ毎にnビットの比較回路を設けると共に、各駆動タイミングパルスの全立ち上がり位置及び全立下り位置を予めレジスタ(セットレジスタ及びリセットレジスタ)に書き込むといった回路構成では、生成する駆動タイミングパルスの変化点数だけnビットの比較回路が必要になり、比較回路は図6中の破線囲みで示すようにモード数(n)に対応した個数の論理回路から構成されるために、モードの増大に従い回路規模が増大してしまう。また、カウンタの出力回路に大量のnビットの比較回路が接続されることとなり、消費電力が増加してしまうことが考えられる。
更に、メインメモリから読み出された駆動タイミングパルスの立ち上がり位置はセットレジスタに書き込まれ、メインメモリから読み出された駆動タイミングパルスの立下り位置はリセットレジスタに書き込まれる必要があるが、こうしたレジスタ(セットレジスタ及びリセットレジスタ)に書き込まれるデータについても生成する駆動タイミングパルスの変化点数だけ必要になり、大量のレジスタを設けるために回路規模の増大を招くこととなる。
なお、通常、CCDを駆動させるための駆動タイミングパルスとしては、図7で示す様に、1つの駆動タイミングパルスが複数の立ち上がり及び立下り位置を有するために、こうした駆動タイミングパルスを実現しようとすると、立ち上がりや立下り位置毎にnビットのレジスタ及びnビットの比較回路を設ける必要が生じ、具体的には、例えば、駆動タイミングパルスV1においては、図7中符号SET11,SET12,・・・SET14で示す立ち上がり位置や図7中符号RST11,RST12,・・・RST14で示す立下り位置毎にnビットのレジスタ及びnビットの比較回路を設ける必要が生じ、同様に、駆動タイミングパルスV2〜V8についても立ち上がり位置や立下り位置毎にnビットのレジスタ及びnビットの比較回路を設ける必要が生じ、なお一層の回路規模の増大を招くこととなる。
また、駆動タイミングパルスの立ち上がり位置や立下り位置毎にnビットのレジスタ及びnビットの比較回路を設ける必要があるということは、nビットのレジスタやnビットの比較回路が設けられていなければ駆動タイミングパルスの立ち上げや立下げを行なうことができないということであり、即ち、nビットのレジスタやnビットの比較回路の数によって駆動タイミングパルスの状態変化(立ち上がり、立下り)の設定数が決定されるということであり、TGで出力することができる駆動タイミングパルスが制限されてしまうこととなる。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、回路規模の縮小を実現することができると共に、生成できる信号の自由度が大きな信号発生装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の信号発生装置は、少なくともタイミングパルスの状態変化が生じるタイミングを示す時間データと、該時間データに対応するタイミングパルスの状態を示す空間データを記憶するメインメモリと、基準となるクロックをカウントするカウンタと、前記メインメモリに接続され、同メインメモリに記憶された時間データ内の所定の時間データを記憶する第1のメモリと、前記カウンタと前記第1のメモリに接続され、前記カウンタの出力と前記第1のメモリに記憶された所定の時間データを比較し結果を出力するコンパレータと、前記メインメモリに接続され、同メインメモリに記憶された空間データ内の所定の空間データを記憶する第2のメモリと、前記コンパレータと前記第2のメモリに接続され、前記コンパレータの出力によって、タイミングパルスを前記第2のメモリに記憶された空間データが示すタイミングパルスの状態に制御する出力信号制御手段とを備える。
ここで、コンパレータの出力により、タイミングパルスを第2のメモリに記憶された空間データが示すタイミングパルスの状態に制御する出力信号制御手段によって、即ち、基準となるクロックをカウントするカウンタの出力(カウント値)と第1のメモリに記憶された所定の時間データを比較し結果を出力するコンパレータの出力により、タイミングパルス(信号発生装置の出力信号)を第2のメモリに記憶された空間データが示すタイミングパルスの状態に制御する出力信号制御手段によって、信号発生装置から出力される複数のタイミングパルスのうちの少なくとも1つのタイミングパルスの状態変化が生じるカウンタのカウント値でコンパレータからの出力が得られ、このコンパレータからの出力に基づいてタイミングパルスを第2のメモリに記憶された空間データが示すタイミングパルスの状態に制御することができるのである。
また、コンパレータの出力により、出力信号を第2のメモリに記憶された空間データが示すタイミングパルスの状態に制御する出力制御手段によって、第2のメモリとして1ビットのメモリを利用することができる。
即ち、第2のメモリについてはnビットのカウンタのカウント値との比較を行なう必要が無く、コンパレータからの出力を受信した場合に、タイミングパルスをHレベルとする(Hレベルであるタイミングパルスの状態を変化させずにそのままHレベルとする場合、Lレベルであるタイミングパルスの状態を変化させてHレベルとする場合の両方が考えられる)のか、Lレベルとする(Lレベルであるタイミングパルスの状態を変化させずにそのままLレベルとする場合、Hレベルであるタイミングパルスの状態を変化させてLレベルとする場合の両方が考えられる)のかという情報のみが記憶されていれば充分であるために、1ビットのメモリで足りる。
なお、第2のメモリが、コンパレータからの先発の出力をトリガとしてタイミングパルスの制御を行った後に、コンパレータからの後発の出力をトリガとして行なうタイミングパルスの制御についての空間データを記憶することによって、タイミングパルスの制御が可能となる。なお、メモリへの記憶は先に記憶された古い情報に上書きしても良いし、先の情報を消去した後、記憶しても良い。
本発明を適用した信号発生装置では、回路規模の縮小を実現することができると共に、生成できる信号の自由度を増すことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明を適用した信号発生装置の一例であるTGを説明するための模式図であり、ここで示すTGは、基準となるクロックをカウントするnビットのカウンタ(以下、nビットカウンタと称する。)1と、TGから出力する駆動タイミングパルスV1〜Vxのうちの少なくとも1つの駆動タイミングパルスの状態変化が生じるタイミングのnビットカウンタのカウント値を記憶するnビットレジスタ2と、nビットレジスタに記憶されたカウント値(TGから出力する駆動タイミングパルスのうち少なくとも1つの駆動タイミングパルスの状態変化が生じるカウント値)とnビットカウンタのカウント値とを比較して、nビットカウンタのカウント値がnビットレジスタに記憶されたカウント値となった際にタイミング信号を出力するコンパレータ3と、TGから出力される駆動タイミングパルス毎に設けられ、コンパレータがタイミング信号を出力した際における駆動タイミングパルスの状態を記憶する1ビットレジスタ(SETRST_1,SETRST_2,・・・SETRST_x)と、TGから出力される駆動タイミングパルス毎に設けられ、コンパレータからのタイミング信号をトリガとして駆動タイミングパルスを1ビットレジスタに記憶された状態に制御する出力信号制御手段4を有する。また、nビットレジスタ及び1ビットレジスタはバッファ5を介してメインメモリ(例えば、RAM)6と接続されており、メインメモリは制御回路7と接続されている。
なお、nビットレジスタは第1のメモリの一例であり、1ビットレジスタは第2のメモリの一例である。また、駆動タイミングパルスはタイミングパルスの一例である。
先ず、上記の様に構成されたTGで駆動タイミングパルス(出力信号)を生成する場合には、生成する複数の駆動タイミングパルスの少なくとも1つの駆動タイミングパルスの状態変化が生じるタイミングデータ(以下、時間データと称する。)と、そのときの各駆動タイミングパルスの状態のデータ(以下、空間データと称する。)が必要となる。具体的には、時間データに関しては、nビットカウンタのカウント値が必要であり、空間データに関しては、時間データに対応して各駆動タイミングパルスがHレベル(データ上ではHレベルを「1」で表すこととする。)であるか、Lレベル(データ上ではLレベルを「0」で表すこととする。)であるかといった情報が必要となる。なお、対応する時間データ及び空間データを一組として時間データ順にアドレスが付与され、あるモードを実現した場合の最終アドレスに、モードの最後を表すデータ(例えば、終了フラグビットを「1」とすることでモードの最後を表す。)が付される。
ここでモードとは、カメラの特定の機能(撮像、撮像対象をモニタするモニタリングモード他)を持たせるために、それに必要なタイミングパルスの所定の時間幅でのHレベル,Lレベルの構成パターン(組み合わせ)を示すものとする。
例えば、図2で示す様な駆動タイミングパルスV1〜V8(以下、駆動タイミングパルスVk(k=1,2,・・・8)のことを単に「Vk」と称する。)を生成する場合には、時間データとしてT0,T1・・・T11が必要となる。ここでは、時間の開始基準の一例としてHRクロックの立下りから所定時間(今回の発明とは直接的な関係はない)経た時間を開始基準T0としている。具体的には、V1がHレベルからLレベルに、V5がLレベルからHレベルに、V6がLレベルからHレベルに変化するタイミングを表すT0と、V2がHレベルからLレベルに変化するタイミングを表すT1と、V1がLレベルからHレベルに、V7がLレベルからHレベルに変化するタイミングを表すT2と、V3がHレベルからLレベルに変化するタイミングを表すT3と、V2がLレベルからHレベルに、V8がLレベルからHレベルに変化するタイミングを表すT4と、V4がHレベルからLレベルに変化するタイミングを表すT5と、V3がLレベルからHレベルに変化するタイミングを表すT6と、V5がHレベルからLレベルに変化するタイミングを表すT7と、V4がLレベルからHレベルに変化するタイミングを表すT8と、V6がHレベルからLレベルに変化するタイミングを表すT9と、V7がHレベルからLレベルに変化するタイミングを表すT10と、V8がHレベルからLレベルに変化するタイミングを表すT11が必要となる。
また、空間データとしては、
T0においては(V1,V2・・・V8)=(0,1,1,1,1,1,0,0)、
T1においては(V1,V2・・・V8)=(0,0,1,1,1,1,0,0)、
T2においては(V1,V2・・・V8)=(1,0,1,1,1,1,1,0)、
T3においては(V1,V2・・・V8)=(1,0,0,1,1,1,1,0)、
T4においては(V1,V2・・・V8)=(1,1,0,1,1,1,1,1)、
T5においては(V1,V2・・・V8)=(1,1,0,0,1,1,1,1)、
T6においては(V1,V2・・・V8)=(1,1,1,0,1,1,1,1)、
T7においては(V1,V2・・・V8)=(1,1,1,0,0,1,1,1)、
T8においては(V1,V2・・・V8)=(1,1,1,1,0,1,1,1)、
T9においては(V1,V2・・・V8)=(1,1,1,1,0,0,1,1)、
T10においては(V1,V2・・・V8)=(1,1,1,1,0,0,0,1)、
T11においては(V1,V2・・・V8)=(1,1,1,1,0,0,0,0)
と表されるものが必要となる。
そして、図2に示す様な駆動タイミングパルスを実現するためのデータとして、先頭アドレス(100)に時間データT0とT0における空間データ(0,1,1,1,1,1,0,0)を格納し、以下、同様にして連続するアドレスに時間データと空間データを格納する。なお、最終アドレス(111)においては、終了フラグビットを「1」にしておく(図3(a)参照。)。
上記の様にして、TGで実現したい各モードについての時間データT、空間データS及び終了フラグにアドレスを付与したデータの一例を図3(b)に示しており、こうしたデータはTGのメインメモリに記憶されることとなる。ここで、図3(a)で示すデータをモードAのデータとしている。
なお、図4(a)で示す駆動タイミングパルスの様に、空間データが重複する場合、即ち、時間データT2とT8における空間データが同一であり、時間データT3とT9における空間データが同一であり、時間データT4とT10における空間データが同一であり、時間データT5とT11における空間データが同一である場合には、空間データが重複する双方の時間データに対して同一の空間データを格納するのではなく(図4(b)参照。)、時間データ用のメモリ領域とは別に空間データ用のメモリ領域を準備しておいて、空間データを格納する代わりに空間データ用のメモリ領域のアドレスを指定することで(図4(c)参照。)、結果として空間データの冗長度を削減することができ、確保しておかなければならないメモリ領域の縮小化が実現する。
以下、上記したTGで図2に示す駆動タイミングパルスを生成する場合を例に挙げて説明を行う。
図2に示す駆動タイミングパルスを生成する場合には、制御回路がメインメモリに対してモードAを指定することによって、メインメモリからモードAの時間データであるT0〜T11をnビットレジスタに読み出して記憶させる。
同時に、制御回路はモードAの先頭アドレスであるアドレス(100)を指定することによって、メインメモリからT0における空間データを1ビットレジスタのそれぞれに読み出して記憶させる。具体的には、SETRST_1に「0」、SETRST_2に「1」、SETRST_3に「1」、SETRST_4に「1」、SETRST_5に「1」、SETRST_6に「1」、SETRST_7に「0」、SETRST_8に「0」を記憶させる。
上記のnビットレジスタ及び各1ビットレジスタへのデータの読み出しが終了すると、nビットカウンタによるカウントを開始する。なお、この場合初期状態においては、V1〜V4はHレベル、V5〜V8はLレベルとしている。
さて、nビットカウンタによるカウントが進み、nビットカウンタのカウント値が時間データT0となると、コンパレータからタイミング信号が発せられる。
ここで、コンパレータが発するタイミング信号を受信した各出力信号制御手段は、駆動タイミングパルスを1ビットレジスタに記憶された状態に制御する。具体的には、V1はHレベルからLレベルに、V5はLレベルからHレベルに、V6はLレベルからHレベルにその状態が変化する様に出力信号制御手段によって制御を行なうのである。かかる出力信号制御手段の制御によって、T0における駆動タイミングパルスの状態変化が実現できる。
また、コンパレータが発するタイミング信号を受信した制御回路は、現在のアドレス(100)に連続するアドレス(101)を指定することによって、メインメモリからT1における空間データを1ビットレジスタのそれぞれに読み出して上書きで記憶させる。具体的には、SETRST_1に「0」、SETRST_2に「0」、SETRST_3に「1」、SETRST_4に「1」、SETRST_5に「1」、SETRST_6に「1」、SETRST_7に「0」、SETRST_8に「0」を記憶させる。
続いて、nビットカウンタによるカウントが進み、nビットカウンタのカウント値が時間データT1となると、コンパレータからタイミング信号が発せられ、nビットカウンタのカウント値が時間データT0となった際と同様の処理を行う。
以上の処理を終了フラグビットが「1」となるまで繰り返して、具体的には時間データT11まで繰り返すことによって図2で示す様な駆動タイミングパルスを得ることができる。
上記した本発明を適用した信号発生装置では回路規模の縮小が実現する。
即ち、従来の信号発生装置では、駆動タイミングパルスの1変化点毎にnビットのレジスタを設け、これらnビットのレジスタ毎にnビットの比較回路を設けて、駆動タイミングパルスの1変化点毎にカウンタのカウント値と駆動タイミングパルスの立ち上がりまたは立下りを表すデータとを比較する構成を採っていたのに対して、本発明を適用した信号発生装置では、nビットカウンタのカウンタ出力と駆動タイミングパルスの立ち上がりまたは立下りを表すデータとを比較するnビットの比較回路は1つで済むために、回路規模を小さくすることができるのである。
また、本発明を適用した信号発生装置では、内蔵するメモリの容量及びメモリに送信するデータ量を削減することが可能である。
即ち、従来の信号発生装置では駆動タイミングパルスの1変化点毎に立ち上がり位置及び立下り位置のデータを有していたのに対して、本発明を適用した信号発生装置では駆動タイミングパルスの状態が変化するときの時間毎の各駆動タイミングパルスの状態のデータを有するという手法を採用しており、駆動タイミングパルスの変化位置が重複する場合のメモリに格納するデータ量が削減でき、内蔵するメモリの容量及びメモリに送信するデータ量を削減することが可能となるのである。なお、CCDを駆動させるための駆動タイミングパルスは複数の立ち上がり及び立下りを有し、これらはCCDの信号電荷の転送(V転送、H転送、出力部のリセットゲートRG等)に関するものである。これらは現実的に転送を不良なく行うためにはV1→V2等の転送順序や電位の印加時間等が、CCDの構造から必然的に決まってくるため、転送パターン(ある時間幅でのH,Lの組み合わせ)が限定され、即ち空間データとしては変化位置の多くが重複し、空間データは実用上比較的小さなデータとなる場合が多いため、発明による内蔵するメモリの容量及びメモリに送信するデータ量の削減の効果は非常に大きなものであると考えられる。
また、信号発生装置により生成する駆動タイミングパルスが複雑で、多くの立ち上がり及び立下り位置のデータを必要とし、更にはそれらのデータに規則性が少ない場合であっても、本発明を適用した信号発生装置であれば、搭載するメモリの容量が許す限りにおいて1モード中に立ち上がり及び立下り位置を設定することが可能であるために、より広範囲な駆動タイミングパルスを作ることは可能である。
これにより、本発明を適用した信号発生装置では、従来の信号発生装置と比較して内蔵するメモリの容量及びnビットの比較回路の数を大幅に削減できるために、結果として製造コストの削減、低消費電力化が実現する。
更に、nビットの比較回路の削減については、常に動作しているカウンタ出力の負荷容量の減少にも寄与することとなり、消費電力の低減をも実現する。
本発明を適用した信号発生装置の一例であるTGを説明するための模式図である。 本発明を適用した信号発生装置の一例で生成する駆動タイミングパルスの一例である。 本発明を適用した信号発生装置の一例のメインメモリに記憶するデータを説明するための模式図である。 本発明を適用した信号発生装置の一例のメインメモリに記憶するデータの応用例を説明するための駆動タイミングパルスのタイミングチャートである。 本発明を適用した信号発生装置の一例のメインメモリに記憶するデータの応用例を説明するためのデータ例である。 本発明を適用した信号発生装置の一例のメインメモリに記憶するデータの応用例である。 ある駆動タイミングパルスの変化点から次の駆動タイミングパルスの変化点までの期間の長さが一定でない駆動タイミングパルスの一例である。 従来の信号発生装置を説明するための模式図である。 複数の立ち上がり及び立下り位置を有する駆動タイミングパルスを説明するための模式図である。
符号の説明
1 nビットカウンタ
2 nビットレジスタ
3 コンパレータ
4 出力信号制御手段
5 バッファ
6 メインメモリ
7 制御回路

Claims (2)

  1. 生成する複数のタイミングパルスのうちの少なくとも1つのタイミングパルスの状態変化が生じるタイミングを示す時間データと、生成する複数のタイミングパルスがそれぞれの前記時間データが示すタイミングにそれぞれ高レベル状態であるか低レベル状態であるかを示す状態データとを対応させて記憶するメインメモリと、
    基準となるクロックをカウントするカウンタと、
    前記メインメモリに接続され、同メインメモリに記憶された前記時間データを同時間データが示すタイミング順に読み出して記憶するn(nは1以上の整数)ビットレジスタから構成された第1のメモリと、
    前記カウンタ及び前記第1のメモリに接続され、前記カウンタのカウント値と前記第1のメモリに記憶された時間データが示すタイミングを比較して前記カウンタのカウント値と前記第1のメモリに記憶された時間データが示すタイミングが一致した際にタイミング信号を出力するコンパレータと、
    生成する複数のタイミングパルスのそれぞれに対応して設けられると共にそれぞれが前記メインメモリに接続され、それぞれが前記メインメモリに記憶された対応するタイミングパルスの状態データのうちの前記第1のメモリに読み出して記憶された時間データに対応する状態データを読み出して記憶する1ビットレジスタから構成された第2のメモリと、
    生成する複数のタイミングパルスのそれぞれに対応して設けられると共にそれぞれが前記コンパレータ及び対応する前記第2のメモリに接続され、前記コンパレータからのタイミング信号の出力時に、それぞれが対応するタイミングパルスを、対応する前記第2のメモリに記憶された状態データが示すタイミングパルスの状態に制御する出力信号制御手段とを備え
    前記第2のメモリは、前記コンパレータからの先発のタイミング信号をトリガとした前記出力信号制御手段によるタイミングパルスの制御を行った後に、前記コンパレータからの後発のタイミング信号をトリガとして前記出力信号制御手段によってタイミングパルスの制御を行うための状態データを記憶する
    信号発生装置。
  2. 前記メインメモリはランダムアクセスメモリである
    請求項1に記載の信号発生装置。
JP2005328282A 2005-11-14 2005-11-14 信号発生装置 Expired - Fee Related JP4407621B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328282A JP4407621B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 信号発生装置
US11/559,128 US7551496B2 (en) 2005-11-14 2006-11-13 Signal generator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328282A JP4407621B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 信号発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007135118A JP2007135118A (ja) 2007-05-31
JP4407621B2 true JP4407621B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=38156390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005328282A Expired - Fee Related JP4407621B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 信号発生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7551496B2 (ja)
JP (1) JP4407621B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160149566A1 (en) * 2013-06-27 2016-05-26 Emory University Devices, Methods and Computer Readable Storage Media Storing Instructions for Generating Pulse Signals
FR3012002B1 (fr) * 2013-10-16 2016-12-23 E2V Semiconductors Capteur d'image avec generation de sequences de signaux de commande

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01181384A (ja) 1988-01-14 1989-07-19 Sony Corp パルス発生回路
JP2001238138A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像素子のためのタイミングジェネレータ
JP3703379B2 (ja) 2000-08-07 2005-10-05 松下電器産業株式会社 固体撮像装置
US7420606B2 (en) * 2003-07-16 2008-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Timing generator, solid-state imaging device and camera system

Also Published As

Publication number Publication date
US7551496B2 (en) 2009-06-23
JP2007135118A (ja) 2007-05-31
US20070146523A1 (en) 2007-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6961392B2 (ja) 固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法
CN101924558B (zh) 二进制转换电路和方法、ad转换器、固态摄像器件及相机系统
EP0605185B1 (en) Image processing apparatus
JP2013055529A (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
RU2458478C1 (ru) Твердотельное устройство для съемки изображения и способ возбуждения этого устройства
JP2017147564A (ja) 撮像装置、撮像装置の駆動方法、及び撮像システム
CN107431775B (zh) 图像传感器、处理方法和电子设备
JP2001245218A (ja) タイミング信号発生装置
JP4806595B2 (ja) 固体撮像素子駆動装置及びデジタルカメラ
JPH0797838B2 (ja) 撮像装置
KR100676236B1 (ko) 타이밍 발생 장치, 고체 촬상 장치 및 카메라 시스템
JP4407621B2 (ja) 信号発生装置
JP2004040317A (ja) タイミング信号発生装置、システム及び撮像装置
JP4088855B2 (ja) タイミングパルス発生装置
JP2022100947A (ja) 光電変換装置、光電変換システム、移動体
JP3118032B2 (ja) ビデオカメラ
JP4723919B2 (ja) タイミングパルス発生装置とこれを用いた撮像装置。
JP2019017065A (ja) 固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法
JP2021145175A (ja) センサ制御装置、プログラムおよびセンサ制御方法
JP6261210B2 (ja) 走査回路、光電変換装置、および撮像システム
JP2003204490A (ja) 撮像装置および撮像素子駆動パルス生成方法
JP4555642B2 (ja) 信号処理回路
JP4178401B2 (ja) タイミング信号発生装置
JP2007013698A (ja) 固体撮像素子の駆動装置
JP7039647B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の駆動方法、及び撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091102

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees