JP4998808B2 - 光出力装置および当該光出力装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

光出力装置および当該光出力装置を備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4998808B2
JP4998808B2 JP2009048481A JP2009048481A JP4998808B2 JP 4998808 B2 JP4998808 B2 JP 4998808B2 JP 2009048481 A JP2009048481 A JP 2009048481A JP 2009048481 A JP2009048481 A JP 2009048481A JP 4998808 B2 JP4998808 B2 JP 4998808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference voltage
setting signal
power
voltage
output device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009048481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010201728A (ja
Inventor
勝己 犬飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009048481A priority Critical patent/JP4998808B2/ja
Priority to US12/712,646 priority patent/US8289356B2/en
Publication of JP2010201728A publication Critical patent/JP2010201728A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4998808B2 publication Critical patent/JP4998808B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/32Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
    • G03G15/326Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head by application of light, e.g. using a LED array
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/10Controlling the intensity of the light
    • H05B45/12Controlling the intensity of the light using optical feedback
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/04Arrangements for exposing and producing an image
    • G03G2215/0402Exposure devices
    • G03G2215/0404Laser
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、光出力装置の光出力の調整に関する。
レーザダイオード(LD)の光量を決定するための基準電圧をPWM(パルス幅変調)信号を平滑して生成し、基準電圧によってLDパワーを調整する技術が知られている。そのようなPWM信号によるLDパワー調整は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2005−169785号公報
PWM信号によるLDパワー調整において、通常使用するLDパワーの精度を上げるために、通常使用するLDパワーを最大値とし、トナーセーブモード等でパワーを下げる場合はPWM(H/L)信号を使用することが考えられる。しかしながら、その場合、通常使用するパワーよりも大きいパワーを出力したくても、出力することが困難であった。また、基準電圧をPWM信号によって生成する場合、生成されるPWM信号のハイレベルにバラツキがあり、必ずしも所望のLDパワーが得られない虞があった。
本発明は、通常使用する光出力パワーの精度を維持しつつ、通常よりも大きいパワーに切替えることが可能な技術を提供するものである。
第1の発明に係る光出力装置は、光源から光を出力する出力部と、前記光の出力パワーを所定値とするためのフィードバック制御信号を生成し、前記フィードバック制御信号を前記出力部に提供するフィードバック信号生成部と、前記出力パワーが、パワー精度要求時とは異なるパワーに変更されたパワー調整時において、前記所定値を決定するための基準電圧を設定する設定信号を生成し、前記出力部の出力を制御する制御部と、生成された前記設定信号を出力する設定信号出力ポートと、前記設定信号出力ポートから設定信号を受け取り、前記設定信号に応じて前記基準電圧を発生する基準電圧発生部とを備え、前記制御部は、前記通常時には、前記設定信号出力ポートをハイ・インピーダンス状態とし、前記パワー調整時には、所定電圧を用いて生成されるハイレベルと、ローレベルとを有する前記設定信号を生成し、前記基準電圧発生部は、前記パワー精度要求時には、前記所定電圧をレベルシフトすることによって生成されたレベルシフト電圧に基づいて前記基準電圧を生成する。
本構成によれば、通常使用時等のパワー精度が要求されるパワー精度要求時には、所定電圧、例えば、電源電圧を抵抗によってレベルシフトすることによって生成された一定のレベルシフト電圧に基づいて基準電圧が生成される。一方、トナーセーブモード等のパワー調整時においては、所定電圧、例えば、電源電圧を用いて生成されるハイレベルと、ローレベルとを有する設定信号、例えば、PWM信号によって所望の基準電圧が生成される。その際、基準電圧を、PWM信号のデューティ比の設定によって、通常使用時の基準電圧よりも大きくすることができる。すなわち、光出力パワーを通常よりも大きく設定することができる。したがって、本構成によれば、通常使用時等のパワー精度が要求されるパワー精度要求時に使用する光出力パワーの精度を維持しつつ、通常よりも大きいパワーに切替えることができる。
なお、ここで、所定電圧を用いて生成されるハイレベルには、所定電圧をレベルシフトすることによって生成されたレベルシフト電圧も含まれる。
第2の発明は、第1の発明の光出力装置において、前記制御部は、前記パワー調整時において前記ハイレベルの前記設定信号を生成する場合、前記設定信号出力ポートをハイ・インピーダンス状態とし、前記ハイレベルを前記レベルシフト電圧とする。
本構成によれば、例えば、設定信号をPWM信号として生成する場合、PWM信号のハイレベルが電源電圧を抵抗によって分圧したレベルシフト電圧とされる。そのため、通常の所定のデューティ比に応じてH/Lを切替えて生成された設定信号によって基準電圧を生成する場合よりも細かく光出力パワーを調整することができる。
第3の発明は、第1または2の発明の光出力装置において、前記基準電圧を検出する検出部をさらに備え、前記制御部は、前記出力パワーを前記パワー精度要求時のパワーから前記パワー調整時の目標パワーに変更するパワー変更時、前記検出部による前記基準電圧の検出値が前記目標パワーに対応した目標基準電圧となるように前記設定信号のデューティ比を変更する。
本構成によれば、基準電圧のフィードバック制御によって、パワー調整時においても、パワー精度をあげることができる。
第4の発明は、第3の発明の光出力装置において、前記設定信号の前記デューティ比を変更する際に、前記設定信号の前記ハイレベルが実際のハイレベル電圧である場合における、前記デューティ比と前記基準電圧との関係を示す実直線上の前記デューティ比を、前記設定信号の前記ハイレベルが電源電圧に等しいとした場合における、前記デューティ比と前記基準電圧との関係を示す理論直線を用いて補正して、補正デューティ比を算出する算出部をさらに備える。
本構成によれば、設定信号のハイレベルを電源電圧とした場合において、実際に設定信号出力ポートから電源電圧に等しいハイレベルが出力されない場合であっても、デューティ比が補正されて、所望の出力パワーを得ることができる。
第5の発明は、第4の発明の光出力装置において、前記算出部は、前記目標基準電圧に対応する前記理論直線上の前記設定信号のデューティ比において検出される、前記実直線上の第1検出基準電圧と、前記目標基準電圧とを用いて前記補正デューティ比を算出する。
本構成によれば、単に第1検出基準電圧を検出することによって、理論直線と実直線との関係から好適に補正デューティ比を算出することができる。
第6の発明は、第4の発明の光出力装置において、前記算出部は、前記設定信号出力ポートのハイ・インピーダンス状態において検出される第2検出基準電圧と、前記設定信号のデューティ比がレベルシフトの割合に対応する値において検出される基準電圧であって、前記実直線上の第3検出基準電圧とを用いて、前記補正デューティ比を算出する。
本構成によれば、電源電圧誤差等の回路上の誤差分を組み込んでデューティ比が算出されるため、目標基準電圧を変更する際に、回路上、すなわち、装置間の誤差を吸収できる。
第7の発明に係る画像形成装置は、第1から第6のいずれか一つの発明に記載の光出力装置と、前記光出力装置の前記出力部から出力される前記光を用いて画像を被記録媒体に形成する画像形成部とを備える。
本構成によれば、例えば、感光体を露光する際に、通常使用する光出力パワーの精度を維持しつつ、通常よりも大きいパワーに切替えることができる。
本発明の光出力装置によれば、通常使用する光出力パワーの精度を維持しつつ、通常よりも大きいパワーに切替えることができる。
本発明によるレーザプリンタの一実施形態にかかる要部側断面図 光出力装置の概略的な回路図 設定信号の生成に係る処理を示すフローチャート DUTYと基準電圧Vrefとの関係を示すグラフ DUTYと基準電圧Vrefとの関係を示すグラフ
<実施形態>
1.画像形成装置の構成
本発明の一実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態に係る構成を概略的に示す要部側断面図である。ここでは、画像形成装置がカラーレーザプリンタ10に適用された例が示される。
カラーレーザプリンタ10は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する4つの感光体ドラム31、32、33、34、並びに4つの現像ローラ36、37、38、39を備えた、いわゆるダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。なお、以下の説明においては、前側とは図1の右側を示すものとする。また、画像形成装置はカラーレーザプリンタに限られず、例えば、モノクロレーザプリンタであってもよいし、ファクシミリ機能およびコピー機能を備えた、いわゆる複合機であってもよい。
カラーレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」という)10はボックス状をなす本体ケーシング11を備えている。本体ケーシング11の内部には、給紙部21、光出力装置20、用紙3を搬送する用紙搬送部23、光出力装置20から出力される光を用いて画像を形成する画像形成部25、およびスキャナ部27が下から順に積み重ねて配置されている。画像形成部25には、感光体ドラム31、32、33、34および現像ローラ36、37、38、39等が含まれる。
スキャナ部27にはポリゴンミラー(図示せず)、並びにブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応して、光出力装置20に含まれる4つのレーザダイオード(本発明における「光源」の一例)LD1〜LD4(図示せず)が内蔵されている。各レーザダイオードLD1〜LD4から出射された各レーザ光(本発明における「光」の一例)L1〜L4は、ポリゴンミラーで偏向される。その後、光路上に設置される反射鏡などの光学部品によって向きを変えられ、図1に示すように各感光体ドラム31、32、33、34の表面に高速走査にて照射される。これにより、各感光体ドラム31〜34上に静電潜像が形成される。その後、現像工程、転写工程、定着工程を経ることで用紙搬送経路を送られてくる用紙(被記録媒体の一例)3に画像が形成され、画像形成後の用紙3が本体ケーシング11の上面壁11Aに設けられる排紙トレイ上に排紙される。
プリンタ10は、通常の印字処理を行う標準パワーモード(本発明における「パワー精度要求時」に相当)と、トナーの使用量を削減したトナーセーブモード(本発明における「パワー調整時」の一例)とを有している。標準パワーモードとトナーセーブモードとの切り替えに際して、プリンタ10は、光出力装置20によって各レーザダイオードLD1〜LD4から出射される各レーザ光L1〜L4の出力パワーを変更する。
2.光出力装置の構成
次に、図2を参照して、本発明の光出力装置20の一実施形態に係る回路構成について説明する。ここでは、光出力装置20は、画像形成装置の一例である上記プリンタ10に設けられる例が示される。また、制御回路41を除く、光出力装置20の各回路は、プリンタ10の4つのレーザダイオードLD1〜LD4に対応して個別に設けられるが、各回路の構成は各レーザダイオードLD1〜LD4に対して同一のため、図2にはレーザダイオードLD1に対する構成のみが示される。ここで、制御回路(本発明の「制御部」の一例)41は、各レーザダイオードLD1〜LD4に対して共有に設けられる。なお、光出力装置20はプリンタ10に設けられる例に限られない。また、光源もレーザダイオードLD1〜LD4に限られない。
光出力装置20は、大きくは、出力部50、制御回路41、フィードバック信号生成部40、および基準電圧発生回路60を含む。
出力部50は、レーザダイオードLD1からレーザ光L1を出力する。制御回路41は、出力部50の出力を制御する。フィードバック信号生成部40は、レーザ光L1の出力パワーを所定の値に維持するためのフィードバック制御信号Voを生成する。また、フィードバック信号生成部40は、電源(電圧)Vccの投入時においてレーザ光L1の出力パワーを徐々に増加させるために、フィードバック制御信号Voを徐々に立上がるように生成し、該生成されたフィードバック制御信号Voを出力部50に提供する。
以下、光出力装置20の構成をさらに詳しく説明する。出力部50は、図2に示されるように、電圧−電流変換回路51、高速変調回路52、およびレーザダイオードLD1を含む。
フィードバック信号生成部40は、光検出部、比較演算回路45、および時定数回路46を含む。
光検出部は、フォトダイオードPD1、電流−電圧変換回路43、およびピークホールド回路44を含み、レーザ光L1の出力パワーに応じた光検出信号(Ip、Vpd、Vph)を生成する。
フォトダイオードPD1は、レーザダイオードLD1からのレーザ光を受光し、そのレーザ光の光強度の大きさに従った光検出電流(信号)Ipを生成し、光検出電流Ipを電流−電圧変換回路43に出力する。
電流−電圧変換回路43は、光検出電流Ipを受け取り、光検出電流Ipを光検出電圧Vpdに変換し、光検出電圧(信号)Vpdをピークホールド回路44に供給する。電流−電圧変換回路43は、図2に示されるように、例えば、グランドとフォトダイオードPD1のアノードとの間に接続された1つの抵抗R6から構成される。
ピークホールド回路44は、光検出電圧Vpdを受け取り、そのピーク値を所定時間、ホールドする。ピークホールド回路44は、図2に示されるように、例えば、演算増幅器(以下「オペアンプ」という)OP2を含み、その非反転入力端子に光検出電圧Vpdを受け取る。また、オペアンプOP2の出力端子にはダイオードD1のアノードが接続され、ダイオードD1のカソードがオペアンプOP2の反転入力端子に接続されている。ダイオードD1のカソードには、さらに、コンデンサC3および抵抗R5が接続されている。このようなピークホールド回路44の構成によって、ダイオードD1のカソードに接続されたコンデンサC3の端子には、コンデンサC3が充電されている間、光検出電圧Vpdのピーク値がホールドされてホールド電圧(信号)Vphが形成される。ホールド電圧Vphは、比較演算回路45に供給される。
制御回路41は、ここでは、例えばASIC(特定用途向け集積回路)によって構成される。制御回路41は、出力部50の出力を制御するために、基準電圧Vrefを設定する出力パワー設定信号(以下、単に「設定信号」という)Vsetを生成し、設定信号Vsetを基準電圧発生回路60に供給する。ここで、設定信号Vsetは、例えばPWM(パルス幅変調)信号であり、PWM信号のパルス幅が所定値に設定されることによって、基準電圧発生回路60の基準電圧Vrefが設定され、レーザダイオードLD1の出力パワーが設定される。
また、制御回路41は、設定信号Vsetを出力する設定信号出力ポート70を含む。設定信号出力ポート70は、例えば、図2に示されるように、スイッチ回路71およびポート端子Poを含む。スイッチ回路71は、標準パワーモード(通常時)等のパワー精度要求時においてはオフされ、設定信号出力ポート70は、ハイ・インピーダンス(HiZ)状態とされる。このとき、設定信号Vsetは、電源電圧Vccを基準電圧発生回路60の抵抗R1およびR2によって分圧することによって生成される。すなわち、標準パワーモードでは、電源電圧Vcc(「所定電圧」の一例)をレベルシフトすることによって生成されたレベルシフト電圧に基づいて基準電圧Vrefが生成される。
一方、トナーセーブモード等のパワー調整時においては、スイッチ回路71はオンされ、このとき、設定信号Vsetは所定のデューティ比(以下、単に「DUTY」と記載する)を有するPWM信号として生成される。すなわち、設定信号VsetはH(ハイレベル)/L(ローレベル)を切替えて生成される。そして、基準電圧Vrefは、基準電圧発生回路60によってPWM信号が平滑されることによって生成される。
さらに、制御回路41は、基準電圧Vrefを入力し、基準電圧Vrefを検出するA/Dポート(「検出部」の一例)80を有する。A/Dポート80は、アナログ−デジタル変換回路(図示せず)等を含み、アナログ信号である基準電圧Vrefをデジタル信号の基準電圧Vrefに変換する。
基準電圧発生回路60は、設定信号Vsetを受け取り、所定の時定数によって設定信号Vsetを徐々に立上げて基準電圧Vrefを発生する。すなわち、基準電圧Vrefは設定信号Vsetを平滑して生成される。基準電圧Vrefは比較演算回路45に供給される。基準電圧発生回路60は、例えば、図2に示されるように、三個の抵抗R1、R2、R3とコンデンサC1とを含む。
比較演算回路45は、ホールド電圧(光検出信号の電圧)Vphと基準電圧Vrefとを比較し、その差に応じた比較信号Vcomを生成する。その際、基準電圧Vrefがホールド電圧Vphより大きい場合に、レーザ光の出力パワーを増加させる比較信号Vcomを生成する。比較信号Vcomは時定数回路46に供給される。比較演算回路45は、図2に示されるように、例えば、オペアンプOP1、抵抗R7、および抵抗R8を含む。オペアンプOP1の反転入力端子に、抵抗R7を介してホールド電圧Vphが供給され、その非反転入力端子に基準電圧Vrefが供給される。抵抗R7および抵抗R8によってオペアンプOP1の増幅度が設定される。
時定数回路46は、図2に示されるように、所定の時定数を形成する、抵抗R4とコンデンサC2とを含む。時定数回路46は、比較信号Vcomを比較演算回路45から受け取り、所定の時定数(=R4×C2)によって比較信号Vcomを徐々に立上げてフィードバック制御信号Voを生成する。フィードバック制御信号Voは、出力部50、詳しくは、出力部50の電圧−電流変換回路51に提供される。
3.設定信号(基準電圧)の生成
次に、以上のように構成された光出力装置20による設定信号Vsetの生成に関して、図3を参照して説明する。図3は、設定信号(PWM信号)Vsetの生成に係る処理を示すフローチャートである。図3に示される各処理は、所定のプログラムにしたがって、制御回路41によって実行される。制御回路41は、例えばプリンタ10の電源が投入されたときに、本処理を実行し、プリンタ10の電源が投入されている間、本処理を繰り返し実行する。
プリンタ10に対して印字指定がない状態において、図3のステップS110に示されるように、制御回路41は、イネーブル信号ENおよび設定信号Vsetをローに設定する。次いで、プリンタ10が印字指定を受けると、制御回路41は、ステップS120において、印字開始かどうか判定する。印字開始である場合、ステップS130において、イネーブル信号ENをハイにして、電圧−電流変換回路51を動作状態にする。
次いで、ステップS140において、制御回路41は、現在の印字モードが標準パワーモードかどうかを判定する。現在、標準パワーモード(パワー精度要求時)であると判定した場合、ステップS150において、上記したように、設定信号出力ポート70は、ハイ・インピーダンス状態とされる。このとき、設定信号Vsetは、電源電圧Vccを基準電圧発生回路60の抵抗R1およびR2によって分圧することによって生成される。すなわち、標準パワーモードでは、電源電圧Vccを抵抗R1およびR2によってレベルシフトすることによって生成されたレベルシフト電圧に基づいて、基準電圧Vrefが生成される。
そして、印字処理が終了するまで、ステップS150の処理が繰り返される(ステップS160)。
一方、ステップS140において、制御回路41は、現在、標準パワーモード(パワー精度要求時)でないと判定した場合、すなわち、現在、トナーセーブモード等のパワー調整時であると判定した場合、ステップS142において、上記したように、所定DUTYにおいてH/Lを繰り返すPWM信号である設定信号Vsetを生成する。そして、印字処理が終了するまで、ステップS142の処理が繰り返される(ステップS144)。
このように、本実施形態においては、通常使用時等のパワー精度が要求されるパワー精度要求時には、所定電圧、例えば、電源電圧Vccを抵抗R1およびR2によってレベルシフトすることによって生成された一定のレベルシフト電圧に基づいて基準電圧Vrefが生成される。一方、トナーセーブモード等のパワー調整時においては、所定電圧、例えば、電源電圧Vccを用いて生成されるハイレベルと、ローレベルとを有する設定信号Vset、例えば、PWM信号によって所望の基準電圧Vrefが生成される。
このとき、PWM信号のハイレベルは、ほぼ電源電圧Vccに等しく、レベルシフト電圧より大きい。そのため、基準電圧Vrefを、PWM信号のデューティ比の設定、例えば、デューティ比を100%に設定することによって、通常使用時の基準電圧Vrefよりも大きくすることができる。すなわち、光出力パワーを通常よりも大きく設定することができる。したがって、本構成によれば、通常使用時等のパワー精度が要求されるパワー精度要求時に使用する光出力パワーの精度を維持しつつ、通常よりも大きいパワーに切替えることができる。
4.設定信号(PWM信号)のDUTY補正
次に、PWM信号である設定信号VsetのDUTY補正に関して、図4および図5のグラフを参照して説明する。図4および図5は、それぞれ設定信号(PWM信号)VsetのDUTYと基準電圧Vrefとの関係を示すグラフである。DUTYと基準電圧Vref(レーザ光の出力パワー)との間は比例関係にあり、DUTYと基準電圧Vrefとの関係は直線で示される。
本実施形態において、制御回路41は、レーザ光の出力パワーを標準パワーモード(パワー精度要求時)のパワーからトナーセーブモード等のパワー調整時の目標パワーに変更するパワー変更時において、A/Dポート80による基準電圧Vrefの検出値が目標パワーに対応した目標基準電圧となるように設定信号VsetのDUTYを変更する。
設定信号VsetのDUTYを変更する際に、制御回路(「算出部」の一例)41は、Vh時直線(本発明における「実直線」に相当)上のDUTYを、Vcc時直線(本発明における「理論直線」に相当)を用いて補正して、補正DUTYを算出する。ここで、Vh時直線(実直線)は、ポート端子Poから実際に出力される設定信号Vsetのハイレベル電圧Vhに基づく、DUTYと基準電圧Vrefとの実際の関係を示す。また、Vcc時直線(理論直線)は、設定信号Vsetのハイレベル電圧Vhが電源電圧Vccと等しいと仮定した場合における、DUTYと基準電圧Vrefとの関係を示す。
言い換えると、Vcc時直線は、PWM信号のハイレベル電圧が電源電圧Vccに等しいと仮定した場合の、設定信号VsetのDUTYと基準電圧Vrefとの関係を示す。また、Vh時直線は、PWM信号のハイレベル電圧が実際のハイレベル電圧値Vhである場合の、設定信号VsetのDUTYと基準電圧Vrefとの関係を示す。
また、PWM信号の実際のハイレベル電圧値Vhと、PWM信号の平滑値である基準電圧Vrefとの間には、ほぼ、Vref=Vh*DUTYの関係がある。なお、ハイレベル電圧値Vhが電源電圧Vccに等しい場合(理想の場合)、基準電圧Vrefは、ほぼ、
Vref=Vcc*DUTY ……式1
となる。
一方、設定信号出力ポート70をハイ・インピーダンス状態とした場合、すなわち、基準電圧Vrefが電源電圧Vccのレベルシフトによって生成される場合、基準電圧Vrefは、
Vref=Vcc*(R2/(R1+R2)) ……式2
となる。
以下、補正DUTYの算出に関する二つの例を示す。
4−1. 第1の補正方法
設定信号VsetのDUTYの第1の補正方法を、図4を参照して説明する。
第1の補正方法において、制御回路41は、Vcc時直線(理論直線)上の目標基準電圧(Vcc*DUTY0)に対応する設定信号VsetのDUTYにおいて検出される、Vh時直線(実直線)上の基準電圧Vad(1)(「第1検出基準電圧」に相当)と、目標基準電圧とを用いて補正DUTYを算出する。
すなわち、この補正では、図4に示されるように、所定の目標基準電圧(Vcc*DUTY0)とするためのDUTY(補正DUTY)を算出する際に、DUTYを、目標基準電圧(Vcc*DUTY0)に対応するVcc時直線上の「DUTY0」に設定する。そして、DUTYが「DUTY0」である場合における、基準電圧Vad(1)を検出する。そして、制御回路41は、検出された基準電圧Vad(1)の値と、目標基準電圧(Vcc*DUTY0)とを用いて、以下のように補正DUTYを算出する。
ここで、求める補正DUTYをX1とすると、図4に示される、Vh時直線の傾きから、
Vad(1)/DUTY0=(Vcc*DUTY0)/X1 ……式3
の関係が成り立ち、式3を変形して、
X1(補正DUTY)=(Vcc*(DUTY0))/Vad(1)…式4
として、補正DUTYが算出される。
この場合、設定信号(PWM信号)VsetのハイレベルVhを電源電圧Vccとした場合において、実際に設定信号出力ポート70のポート端子Poから電源電圧Vccに等しいハイレベルが出力されない場合であっても、DUTYが補正されて、所望の出力パワーを得ることができる。
また、単に、基準電圧Vad(1)(第1検出基準電圧)を検出することによって、理論直線と実直線との関係から好適に補正DUTYを算出することができる。
4−2. 第2の補正方法
次に、DUTYの第2の補正方法を、図5を参照して説明する。
第2の補正方法では、設定信号出力ポート70のハイレベル電圧Vhの誤差によるDUTYの補正に加え、電源電圧Vccの誤差によるDUTYの補正が行われる。そのために、制御回路41は、設定信号出力ポート70のハイ・インピーダンス状態において検出される基準電圧Vad(0)(「第2検出基準電圧」に相当)と、設定信号VsetのDUTYがレベルシフトの割合に対応する値において検出される基準電圧であって、Vh時直線(実直線)上の基準電圧Vad(1)(「第3検出基準電圧」に相当)とを用いて、補正デューティ比(X2)を算出する。
具体的には、レーザ光の出力パワーを変更するための目標基準電圧を「Vref0」とし、「Vref0」に対応したDUTYを設定した場合、装置間の電源電圧Vccの誤差等が存在すると、実際に回路上の制御回路41によって認識される基準電圧が「Vref0」とはならない。ここで、目標基準電圧を「Vref0」としたときの、制御回路41による、実際の誤差を含んだ認識目標電圧を「Vref0E」とする。誤差を補正するためには、回路上の認識目標電圧Vref0Eを目標基準電圧Vref0にする必要がある。すなわち、電源電圧Vccの誤差を吸収するために、DUTYを目標基準電圧Vref0が得られるDUTYに補正する必要がある。
その際、制御回路41は、まず、
(4-2-1)
設定信号出力ポート70をHiZとし、レベルシフトによって生成される基準電圧Vref(図5の「Vad(0)」に相当)を、A/Dポート80から読み込む。すなわち、電源電圧Vccの実際の電圧値(装置誤算を含む電圧値)に基づいたパワー精度要求時のレベルシフト電圧(分圧値)が読み込まれる。
(4-2-2)
次いで、設定信号出力ポート70をH/L出力(PWM出力)とし、DUTY=R2/(R1+R2)における基準電圧Vref(図5の「Vad(1)」に相当)を読み込む。
(4-2-3)
また、DUTY=R2/(R1+R2)における理想の基準電圧Vrefは、式1から、 Vref=Vcc*(R2/(R1+R2)) ……式5
となる。
目標基準電圧Vref0と認識目標電圧Vref0Eと間には、図5のVcc時直線と誤差直線との関係から、
Vref0:Vref0E=Vcc*(R2/(R1+R2)):Vad(0)
……式6
の関係が成り立つ。なお、ここで、誤差直線は、Vcc誤差などによる読み取り誤差が存在する場合の、DUTY(レベルシフト電圧)と基準電圧Vrefとの関係を示す直線である。言い換えると、誤差直線は、装置の実際の電源電圧に基づくDUTY(レベルシフト電圧)と基準電圧Vrefとの関係を示す直線である。
式6から、目標基準電圧Vref0は
Vref0=Vref0E*Vcc*(R2/(R1+R2))/Vad(0)
……式7
となる。
(4-2-4)
目標基準電圧Vref0における求める補正DUTYをX2とすると、図5のVcc時直線とVh時直線との関係から、
X2:R2/(R1+R2)=Vref0:Vad(1)……式8
の関係が成り立つ。
式8から、補正DUTYは、
X2(補正DUTY)=(R2/(R1+R2))*Vref0/Vad(1)
……式9
となる。
式9に式7を代入すると、算出される補正DUTY(X2)は、
X2(補正DUTY)=(R2/(R1+R2))*Vref0E*Vcc/(Vad(0)*Vad(1)) ……式10
となる。
上記したように、第2の補正方法では、レーザ光の出力パワーを変更するために基準電圧Vrefを目標基準電圧Vref0に変更する際に、回路上の誤差分(電源電圧の誤差)を組み込んだ補正DUTYが算出される。そのため、ハイレベル電圧Vhの誤差に加え、回路上の誤差、すなわち、装置間の電源誤差も吸収でき、装置間での出力パワーの誤差が低減される。
なお、第1の補正方法および第2の補正方法の適用は、目標パワーの設定精度等の条件に応じて適宜選択して行われるようにすればよい。例えば、精度よりも計算スピード等が要求される場合は第1の補正方法が選択されるようにする。また、パワー精度要求時のパワー以上の目標パワーを得る場合のように、精度が要求されるパワー変更の場合、あるいは装置間での出力パワーの誤差を低減させる場合には、第2の補正方法が好ましい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、更に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態において、パワー調整時に、設定信号Vsetを、設定信号出力ポート70の出力をH/Lに切替えて生成する例を示したが、これに限られない。制御回路41は、パワー調整時において、ハイレベルの設定信号Vsetを生成する場合、設定信号出力ポートをハイ・インピーダンス状態とし、ハイレベルを抵抗R1およびR2によって生成されるレベルシフト電圧とするようにしてもよい。この場合の設定信号Vsetのローレベルは、設定信号出力ポート70のスイッチ回路71をオンして、設定信号出力ポート70から提供されるようにする。
この場合(Hiz/L切替の場合)、通常の所定のデューティ比に応じてH/Lを切替えて生成された設定信号によって基準電圧Vrefを生成する場合(H/L切替の場合)よりも細かく光出力パワーを調整することができる。例えば、電源電圧(出力ポート電圧)Vccを3.3Vとして基準電圧Vrefを1Vとし、基準電圧Vrefが1V以下において光出力パワーを調整する場合、H/L切替の場合は約3分の1の33%までのデューティ比しか使用できない。一方、Hiz/L切替の場合は、DUTY100%=1Vとすれば、使用できるデューティ比の範囲が100%まで広がり分解能が上がる。そのため、より細かくVref、すなわち光出力パワーを調整できる。
(2)設定信号出力ポート70の構成は、図2に示されるものに限られない。例えば、設定信号出力ポート70は、スリーステート・バッファを含む構成としてもよい。要は、通常の出力状態とハイ・インピーダンス状態の切り替えが可能であり、あるいはハイ・インピーダンス状態とローレベルとを所定の周期で切替えることが可能な構成であればよい。
10…カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
20…光出力装置
31〜34…感光体ドラム(画像形成部)
36〜39…現像ローラ(画像形成部)
40…フィードバック信号生成部
41…制御回路(制御部、検出部、算出部)
50…出力部
51…電圧−電流変換回路(出力部)
52…高速変調回路(出力部)
60…基準電圧発生回路
70…設定信号出力ポート
80…A/Dポート(検出部)
LD1〜LD4…レーザダイオード(出力部)
Vcc…電源電圧(所定電圧)

Claims (6)

  1. 光源から光を出力する出力部と、
    前記光の出力パワーを所定値とするためのフィードバック制御信号を生成し、前記フィードバック制御信号を前記出力部に提供するフィードバック信号生成部と、
    前記出力パワーが、パワー精度要求時とは異なるパワーに変更されたパワー調整時において、前記所定値を決定するための基準電圧を設定する設定信号を生成し、前記出力部の出力を制御する制御部と、
    生成された前記設定信号を出力する設定信号出力ポートと、
    前記設定信号出力ポートから設定信号を受け取り、前記設定信号に応じて前記基準電圧を発生する基準電圧発生部と、
    前記基準電圧を検出する検出部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記パワー精度要求時には、前記設定信号出力ポートをハイ・インピーダンス状態とし、前記パワー調整時には、所定電圧を用いて生成されるハイレベルと、ローレベルとを有する前記設定信号を生成し、
    前記基準電圧発生部は、
    前記パワー精度要求時には、前記所定電圧をレベルシフトすることによって生成されたレベルシフト電圧に基づいて前記基準電圧を生成し、
    前記制御部は、前記出力パワーを前記パワー精度要求時のパワーから前記パワー調整時の目標パワーに変更するパワー変更時、前記検出部による前記基準電圧の検出値が前記目標パワーに対応した目標基準電圧となるように前記設定信号のデューティ比を変更する、光出力装置。
  2. 請求項1に記載の光出力装置において、
    前記制御部は、前記パワー調整時において前記ハイレベルの前記設定信号を生成する場合、前記設定信号出力ポートをハイ・インピーダンス状態とし、前記ハイレベルを前記レベルシフト電圧とする、光出力装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光出力装置において、
    前記設定信号の前記デューティ比を変更する際に、
    前記設定信号の前記ハイレベルが実際のハイレベル電圧である場合における、前記デューティ比と前記基準電圧との関係を示す実直線上の前記デューティ比を、前記設定信号の前記ハイレベルが電源電圧に等しいとした場合における、前記デューティ比と前記基準電圧との関係を示す理論直線を用いて補正して、補正デューティ比を算出する算出部をさらに備える、光出力装置。
  4. 請求項3に記載の光出力装置において、
    前記算出部は、
    前記目標基準電圧に対応する前記理論直線上の前記設定信号のデューティ比において検出される、前記実直線上の第1検出基準電圧と、前記目標基準電圧とを用いて前記補正デューティ比を算出する、光出力装置。
  5. 請求項3に記載の光出力装置において、
    前記算出部は、
    前記設定信号出力ポートのハイ・インピーダンス状態において検出される第2検出基準電圧と、前記設定信号のデューティ比がレベルシフトの割合に対応する値において検出される基準電圧であって、前記実直線上の第3検出基準電圧とを用いて、前記補正デューティ比を算出する、光出力装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光出力装置と、
    前記光出力装置の前記出力部から出力される前記光を用いて画像を被記録媒体に形成する画像形成部と、
    を備える、画像形成装置。
JP2009048481A 2009-03-02 2009-03-02 光出力装置および当該光出力装置を備えた画像形成装置 Active JP4998808B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009048481A JP4998808B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 光出力装置および当該光出力装置を備えた画像形成装置
US12/712,646 US8289356B2 (en) 2009-03-02 2010-02-25 Light output device and image forming apparatus including the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009048481A JP4998808B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 光出力装置および当該光出力装置を備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010201728A JP2010201728A (ja) 2010-09-16
JP4998808B2 true JP4998808B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=42667147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009048481A Active JP4998808B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 光出力装置および当該光出力装置を備えた画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8289356B2 (ja)
JP (1) JP4998808B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5891746B2 (ja) * 2011-11-28 2016-03-23 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2015038599A (ja) * 2013-07-18 2015-02-26 キヤノン株式会社 テラヘルツ波発生装置、及び情報取得装置
KR102162292B1 (ko) * 2013-10-30 2020-10-07 삼성디스플레이 주식회사 라이트 유닛 및 이를 포함하는 표시 장치

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3231436B2 (ja) * 1992-11-16 2001-11-19 旭光学工業株式会社 レーザ発光装置の光出力切替装置
JP2000052590A (ja) 1998-08-05 2000-02-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2001105657A (ja) 1999-10-14 2001-04-17 Canon Inc 画像記録システム
JP2002278383A (ja) 2001-03-22 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US6917639B2 (en) * 2001-08-09 2005-07-12 Ricoh Company, Ltd. Laser driver circuit
JP4125032B2 (ja) * 2002-04-12 2008-07-23 キヤノン株式会社 レーザ制御装置及び画像形成装置
JP4572503B2 (ja) * 2003-03-20 2010-11-04 富士ゼロックス株式会社 発光素子駆動装置および発光システム
JP2005169785A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Canon Inc 定電圧生成装置および画像形成装置
EP1608206B1 (en) * 2004-06-14 2009-08-12 STMicroelectronics S.r.l. Led driving device with variable light intensity
JP2006017949A (ja) 2004-06-30 2006-01-19 Kyocera Mita Corp 液体現像装置
US8253400B2 (en) * 2008-08-07 2012-08-28 Microsemi Corporation Current sensing for high voltage buck converter

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010201728A (ja) 2010-09-16
US8289356B2 (en) 2012-10-16
US20100221027A1 (en) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8928715B2 (en) Light source driver, light source-driving method, image-forming apparatus, light source-driving circuit, and optical scanner
US10496004B2 (en) Image forming apparatus with current-controlled light emitting element
US8957932B2 (en) Exposure apparatus and image forming apparatus
JP4998808B2 (ja) 光出力装置および当該光出力装置を備えた画像形成装置
JP4582199B2 (ja) 光出力装置およびその装置を備えた画像形成装置
JP5791282B2 (ja) 画像形成装置
JP6881926B2 (ja) 画像形成装置
JP5709547B2 (ja) 画像形成装置
JP2003305882A (ja) レーザ制御装置及び画像形成装置
JP5053204B2 (ja) 半導体集積回路装置、半導体集積回路装置を用いた光走査装置及び戻り光識別方法並びに光走査装置を用いた画像形成装置
JP2007158022A (ja) 半導体レーザ駆動回路
JP2008012852A (ja) 画像形成装置
JP2012151336A (ja) 画像形成装置
JP6802676B2 (ja) 画像形成装置
JP6639532B2 (ja) 画像形成装置
JP4186563B2 (ja) 光源制御装置
JP2005169785A (ja) 定電圧生成装置および画像形成装置
JP6602123B2 (ja) 画像形成装置
JP3728090B2 (ja) 画像形成装置
JP2021186974A (ja) 画像形成装置
JP2008227129A (ja) 半導体レーザ制御装置および光走査装置および画像形成装置
JP2021165697A (ja) 光学センサユニット、画像形成装置
JP2007019397A (ja) 半導体レーザ駆動装置及び基準電圧生成方法
JP2008281756A (ja) 画像形成装置
JP2010214872A (ja) 画像形成装置、及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4998808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3