JPH1081033A - 光源駆動装置および画像形成装置 - Google Patents

光源駆動装置および画像形成装置

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JPH1081033A
JPH1081033A JP23756696A JP23756696A JPH1081033A JP H1081033 A JPH1081033 A JP H1081033A JP 23756696 A JP23756696 A JP 23756696A JP 23756696 A JP23756696 A JP 23756696A JP H1081033 A JPH1081033 A JP H1081033A
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JP
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light
light quantity
light source
signal
driving device
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JP23756696A
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Makoto Takeuchi
誠 竹内
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源部をマルチビーム化して、光量制御を行
う回路部の構成を簡素化しかつ安価な構成とした光源駆
動装置、および、かかる光源駆動装置により駆動される
画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 サンプルホールド信号を優先順位付与回
路50に入力し、その回路50の出力値となる光量制御
信号をサンプルホールド回路35,45に入力すること
により、サンプルホールド回路35,45に優先順位を
付してサンプル動作(光量制御動作)の処理を行い、両
回路35,45が同時にサンプル動作を行うことがない
ように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチビームレー
ザダイオード等のマルチビーム発光素子の駆動を行う光
源駆動装置およびかかるマルチビーム発光素子による光
書込を行うレーザビームプリンタやデジタル複写機等の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12〜図14に従来例の構成図を示
す。図12はレーザドライバ回路10の全体構成図であ
る。図13は図12に示されるレーザドライバ回路10
の内部ブロック図である。図14は、レーザドライバ回
路10を駆動制御する画像形成装置のコントロール回路
8を示す。
【0003】各構成を簡単に説明すると、図12におい
てレーザドライバ回路10は、画像形成装置内のコント
ロール回路8から送られてくる各制御信号(/LON
1,/VDO1,/ENBL,S/H1)に従って動作
する。レーザ素子11には、レーザダイオード11a
(LD1)とフォトダイオード11b(PD)が同一パ
ッケージ内に光の送受信を行える形態で実装されてい
る。制御信号/LON1,/VDO1,/ENBLは図
13のロジック制御部12に示す論理で2値の動作をす
る。この場合、レーザダイオード11aのオン信号とし
ては、強制点灯信号(/LON1)と画像信号(/VD
O1)の2種が有り、画像信号(/VDO1)は、マス
ク信号(/ENBL)によりマスク可能な構成となって
いる。
【0004】上記レーザドライバ回路10を制御する画
像形成装置のコントロール回路8は、図14に示すよう
に、ホストコンピュータ9からの情報を2値のドットデ
ータに展開する画像処理を行うビデオコントローラ21
と、モータ及び紙搬送、高圧電源制御、レーザドライバ
制御を行うエンジンコントローラ20とに分かれてい
る。また、ビデオコントローラ21とエンジンコントロ
ーラ20はビデオインターフェイス信号22により通信
し、画像形成装置を制御している。これにより、エンジ
ンコントローラ20は、ビデオコントローラ21より送
られてくる高速な/VDO1信号を、コントロール回路
10に正確に画像として出力する。
【0005】以下、コントロール回路10内での動作を
中心に説明する。ロジック制御部12の出力により、ス
イッチング制御部13でレーザダイオード11aのオン
・オフ制御を行う。この時、レーザダイオード11aを
駆動する電流は、以下に示す光量制御(APC制御)に
より決定される。エンジンコントローラ20は、強制点
灯信号/LON1をオンし、サンプル/ホールド信号S
/H1をサンプル動作にする。スイッチング制御部13
がレーザダイオード11aをオンし、電流設定アンプ
(電流源回路)14で決められた電流値をレーザダイオ
ード11aに流す。レーザダイオード11aの発光光量
はフォトダイオード11bにより検出され、制御アンプ
16であらかじめ設定されている目標値(レーザの発光
光量に相当する値)と比較制御される。電流設定アンプ
14は制御アンプ16の結果に従いレーザ駆動電流を設
定する。
【0006】サンプルホールド回路部15はサンプル動
作では、制御アンプ16の出力を電流アンプ14に伝え
かつその値をコンデンサ17に記憶する。従ってAPC
制御では、レーザ素子11、制御アンプ16、電流設定
アンプ14の閉ループにより、レーザダイオード11a
の駆動電流(発光光量)が決定し、その値をコンデンサ
17に記憶する。画像形成装置ではこのAPC制御動作
を画像形成の前動作または、非画像域での補正動作とし
て行われる。
【0007】ビデオコントローラ21は、/VDO1信
号によりスイッチング制御部13をオン・オフし、画像
形成を行う。画像形成時、エンジンコントローラ20
は、サンプルホールド信号S/H1をホールド動作とす
る。サンプルホールド回路部15は、コンデンサ17の
値をホールドし、その結果を電流アンプ14に伝える。
エンジンコントローラ20は、サンプルホールド回路部
15をホールド動作として、ビデオコントローラ21か
らの/VDO1信号を受け付ける(/ENBLを許可す
る)。従って/VDO1信号により画像形成がなされる
場合には、レーザダイオード11aの駆動電流は固定と
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
電子写真プロセスを用いた画像形成装置の高速化、高精
細化に伴い、スキャナモータの高速化を低コストで達成
するには限界にきている。このような背景から、半導体
レーザ等の発光源のマルチビーム化が、必須の条件とな
っている。
【0009】また、前述した従来例のように、発光源で
あるレーザダイオード11aをマルチビーム化した際に
も光検出素子であるフォトダイオード11bは、パッケ
ージ内に1個の構成となるため、光量制御を行う際には
複数の発光素子を同時にコントロールすることはできな
い等の問題が発生した。
【0010】また、発光源のマルチビーム化により、各
素子に対して各々制御信号が必要となるため、駆動回路
への信号線・束線数が増大するという課題があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、光源部をマルチ
ビーム化した際においても、光量制御を行う回路部の構
成が簡素化されかつ安価な構成の光源駆動装置およびか
かる光源駆動装置により駆動される画像形成装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の光源
と、前記複数個の光源に各々対応して設けられ、当該各
光源の光量を設定する光量設定手段と、該光量設定手段
により設定された光量に応じて前記複数個の光源の各々
を駆動する駆動手段と、前記各光量設定手段に対して光
量制御を行うための優先順位を付す光量制御信号を発生
する光量制御優先順位付与手段とを具えることによっ
て、光源駆動装置を構成することを特徴とする。
【0013】また、本発明は、光源駆動装置と、前記光
源駆動装置における前記複数個の光源から出射された光
を感光体上に走査して照射する手段と、該照射により感
光体上に形成された潜像を顕像化して画像形成を行う画
像形成手段とを具えることによって、画像形成装置を構
成することができる。
【0014】以下の構成要件を付加させてもよい。ま
ず、前記光量設定手段は、前記複数個の光源の各々につ
いての光量を検出する受光手段と、前記受光手段の検出
結果を目標光量を示す基準値と比較して光量制御を行う
光量制御手段と、前記光量制御手段からの光量制御値に
基づいて前記各光源の発光光量を決定する光量決定手段
と、前記光量決定手段による前記発光光量の設定結果を
保持する保持手段とを用いて構成することができる。前
記光量決定手段は、前記各光源の駆動電流を決定するこ
とができる。
【0015】また、前記各光量設定手段に入力される前
記光量制御信号によって、前記光量決定手段又は前記保
持手段の一方の動作を指示することができる。この場
合、前記各光量設定手段に入力される前記光量制御信号
のうち、複数の光量制御信号が同時に前記光量決定手段
の動作を指示している場合、光量制御の優先順位の最も
高い光量設定手段の光量決定手段を動作させ、他の優先
順位の低い光量設定手段は保持手段を動作させるように
してもよい。また、前記各光量設定手段に入力される前
記光量制御信号のうち、複数の光量制御信号が同時に前
記光量決定手段の動作を指示している場合、当該光量設
定手段は保持手段を動作させるようにしてもよい。
【0016】また、前記各光源に対応して設けられる前
記駆動手段は、前記光源の駆動電流をオンオフするスイ
ッチング回路により構成することができる。前記スイッ
チング回路には、前記光源の駆動電流をオンオフする第
1の駆動制御信号および第2の駆動制御信号と、前記第
2の駆動制御信号をマスクするマスク信号とを入力させ
ることができる。前記マスク信号は、前記各スイッチン
グ回路に対して共通して入力させるようにしてもよい。
【0017】また、前記第1の駆動制御信号は、前記各
スイッチング回路に対して各々別個に入力させ、かつ、
前記光量制御信号を発生する光量制御優先順位付与手段
に入力させるようにしてもよい。前記第2の駆動制御信
号は、前記各スイッチング回路に対して各々別個に入力
させるようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0019】まず、本発明の第一の実施の形態を図1〜
図4に基づいて説明する。なお、従来例(図12〜図1
4参照)と同様な部分についての説明は省略し、同一符
号を用いる。
【0020】本実施例では、2ビームレーザダイオード
を用いた構成に関して述べる。図2は、レーザドライバ
回路30の全体構成図である。図1は、図2に示される
レーザドライバ回路30の内部構成図である。
【0021】図2において、レーザドライバ回路30
は、画像形成装置内のコントロール回路8(図14参
照)から送られてくる各制御信号(/LON1,/VD
O1,/ENBL,S/H1,/LON2,/VDO
2,S/H2)に従い動作する。また、光源としてのレ
ーザ素子31には、2個のレーザダイオード31a,3
1bと、1個のフォトダイオード31cとが同一パッケ
ージ内に実装されている。
【0022】制御信号(/LON1,/VDO1,/E
NBL)は、図1のロジック制御部32に示す論理で2
値の動作をする。レーザダイオード11のオン信号とし
ては、強制点灯信号/LON1と画像信号/VDO1の
2種が有り、画像信号/VDO1は、マスク信号である
/ENBLによりマスク可能な構成となっている。すな
わち、画像信号/VDO1とマスク信号/ENBLとは
OR回路32aに入力され、このOR回路32aの出力
と強制点灯信号/LON1とはAND回路に32bに入
力される。このAND回路32bの出力がスイッチング
制御部33に入力される。
【0023】そして、ロジック制御部32の出力によ
り、スイッチング制御部33(駆動手段)においてレー
ザダイオード31aのオン・オフ制御を行う。この時、
レーザダイオード31aを駆動する電流は、以下に示す
光量制御(APC制御)により決定される。エンジンコ
ントローラ20により、強制点灯信号/LON1がオン
され、サンプルホールド信号S/H1をサンプル動作に
する。スイッチング制御部33がレーザダイオード31
aをオンし、光量決定手段としての電流設定アンプ(電
流源回路)34で決められた電流値をレーザダイオード
31aに流す。レーザダイオード31aの発光光量はフ
ォトダイオード31cにより検出され、光量制御手段と
しての制御アンプ36で予め設定されている目標値(レ
ーザの発光光量に相当する値)と比較制御される。電流
設定アンプ34は制御アンプ36の結果に従い、レーザ
駆動電流を設定する。
【0024】サンプルホールド回路部35(保持手段)
は、サンプル動作では、制御アンプ36の出力を電流ア
ンプ34に伝えかつその値をコンデンサ37に記憶す
る。従ってAPC制御では、レーザ素子31、制御アン
プ36、電流設定アンプ34の閉ループにより、レーザ
ダイオード31aの駆動電流(発光光量)が決定し、そ
の値をコンデンサ37に記憶する。画像形成装置では、
このようなAPC制御の動作が画像形成の前動作また
は、非画像域での補正動作として行われる。
【0025】ビデオコントローラ21は、/VDO1信
号によりスイッチング制御部33をオン・オフし、画像
形成を行う。画像形成時、エンジンコントローラ20
は、サンプルホールド信号S/H1をホールド動作とす
る。サンプルホールド回路部35は、コンデンサ37の
値をホールドしその結果を電流アンプ34に伝える。エ
ンジンコントローラ20は、サンプルホールド回路部3
5をホールド動作として、ビデオコントローラ21から
の/VDO1信号を受け付ける(/ENBLを許可す
る)。従って、/VDO1信号により画像形成がなされ
る場合には、レーザダイオード31aの駆動電流は固定
となる。上述したように、レーザダイオード31aに対
する制御は、/LON1,/VDO1,/ENBLの制
御信号により動作し、ロジック制御部32、スイッチン
グ制御部33、制御アンプ36、サンプルホールド回路
部35、電流設定アンプ34により構成される制御回路
によって、サンプル動作(APC制御時)とホールド動
作(画像形成時)とが行なわれる。
【0026】一方、レーザダイオード31bに対する制
御は、/LON2,/VDO2,/ENBLの制御信号
により動作し、ロジック制御部42、スイッチング制御
部43、制御アンプ46、サンプルホールド回路部4
5、電流設定アンプ44により構成される制御回路によ
って、同様な制御が行なわれる。なお、ロジック制御部
42は、ロジック制御部32と同様に、OR回路42a
と、AND回路42bとによって構成されている。
【0027】ここで、優先順位付与回路50(光量制御
優先順位付与手段)の働きについて述べる。サンプルホ
ールド回路部35,45は、サンプルホールド信号(S
/H1,S/2′)がH(ハイ)レベルの時サンプル動
作(APC制御動作)を行い、L(ロー)レベルの時ホ
ールド動作を行う。この場合、S/H1信号とS/H2
信号がともにHレベルの時、両方のサンプルホールド回
路35,45がAPC制御動作に入ることを防ぐため
に、サンプルホールド回路35をサンプルホールド回路
45より優先させ、サンプルホールド回路35はサンプ
ル動作、サンプルホールド回路45はホールド動作とな
るように、優先順位付与回路50を用いて制御する。こ
の優先順位付与回路50は、NOT回路51と、AND
回路52とにより構成されている。S/H1信号(光量
制御信号)が入力されたNOT回路51の出力とS/H
2信号とがAND回路52に入力されることによって、
その出力であるS/H2′信号(光量制御信号)がサン
プルホールド回路45に入力される。
【0028】これにより、S/H1信号とS/H2信号
がともにHレベルの時、S/H2信号はLレベルに変換
されS/H2′信号になる。図3は、優先順位付与回路
50に入力されるS/H1信号、S/H2信号および出
力されるS/H2′信号のタイミングチャートを示す。
【0029】このように優先順位付与回路50を設けた
ことによって、S/H1信号とS/H2信号とがともに
Hレベルにあるときでも、それら信号に優先順位を付
し、一方のレーザダイオード31aを駆動する制御回路
をAPC制御動作とし、他方のレーザダイオード31b
を駆動する制御回路をホールド動作として互いの動作状
態を異ならせるようにしたので、光源部がマルチビーム
化された場合においても、誤動作をなくし、制御回路の
構成を簡素化することができる。
【0030】なお、本実施例におけるマスク信号は、2
グループの制御回路に対して同一の信号を使用してい
る。また、本実施例では、2ビーム構成の説明をした
が、3ビーム以上の構成に関しても、同様に実施するこ
とが可能である。あるいはまた、レーザ素子の構成とし
てカソードコモンタイプを用いたが、図4に示すような
アノードコモンタイプに対しても適応が可能である。
【0031】次に、本発明の第二の実施の形態を図5お
よび図6に基づいて説明する。なお、前述した実施例と
同様の箇所に関しては、説明を省略する。図5は、レー
ザドライバ回路30の内部構成図である。以下に本実施
例のうち、サンプルホールド信号及び回路に関して主に
説明する。
【0032】サンプルホールド回路部35,45は、サ
ンプルホールド信号(S/H1′,S/H2′)がHレ
ベルの時サンプル動作(APC制御動作)、Lレベルの
時ホールド動作を行う。この場合、S/H1信号とS/
H2信号がともにHレベルの時、両方の回路がAPC制
御動作に入ることを防ぐために、優先順位付与回路51
を用いて、サンプルホールド回路部35とサンプルホー
ルド回路部45とをともにホールド動作となるようにす
る。優先順位付与回路51は、NAND回路61と、2
個のAND回路62,63とによって構成されている。
【0033】具体例として、S/H1信号とS/H2信
号がともにHレベルの時には、NAND回路61によ
り、S/H1信号,S/H2信号を両方ともLレベルに
する。これによって、AND回路62,63の出力であ
るS/H1′信号とS/H2′信号とはともにLレベル
の状態でサンプルホールド回路部35,45に入力され
るため、これら両方の回路ともにホールド動作になる。
図6は、それらS/H1信号,S/H2信号,S/H
1′信号,S/H2′信号のタイミングチャートであ
る。
【0034】次に、本発明の第三の実施の形態を図7〜
図9に基づいて説明する。なお、前述した各実施例と同
様の箇所に関しては、説明を省略する。
【0035】図7は、レーザドライバ回路30の全体構
成図である。図8は、図7のレーザドライバ回路30の
内部構成図である。以下に本実施例のうちサンプルホー
ルド信号及び回路に関して主に説明する。
【0036】本実施例では、前述したこれまでのサンプ
ルホールド信号S/H1,S/H2と強制点灯信号/L
ON1,/LON2を同一の信号線としたもので、マル
チビーム化による信号線数の増加を軽減している。これ
によって、前述した2つの実施例より信号線数を2本少
なくすることができる。
【0037】サンプルホールド回路部35,45は、サ
ンプルホールド信号(S/H1′,S/H2′)がLレ
ベルの時サンプル動作(APC制御動作)、Hレベルの
時ホールド動作を行う。この場合、/LON1信号と/
LON2信号がともにLレベルの時、両方の回路35,
45がサンプル動作(APC制御動作)に入ることを防
ぐために、優先順位付与回路52を用いて、サンプルホ
ールド回路35をサンプルホールド回路45より優先
し、サンプルホールド回路35はサンプル動作、サンプ
ルホールド回路45はホールド回路となるようにする。
優先順位付与回路52は、NOT回路71と、AND回
路72とによって構成されている。
【0038】具体例として、/LON1信号と/LON
2信号がともにLレベルの時には、/LON1信号はN
OT回路71によりHレベルとなり、さらにOR回路7
2を介してHレベルのS/H2′信号を得ることができ
る。これにより、サンプルホールド回路35はLレベル
のS/H1′によりAPC制御動作になり、サンプルホ
ールド回路45はHレベルのS/H2′によりホールド
動作になる。図9は、それら/LON1信号,/LON
2信号,S/H1′信号,S/H2′信号のタイミング
チャートである。
【0039】次に、本発明の第四の実施の形態を図10
および図11に基づいて説明する。なお、前述した各実
施例と同様の箇所に関しては、説明を省略する。
【0040】図10は、レーザドライバ回路30の内部
構成図である。
【0041】以下に本実施例のうちサンプルホールド信
号及び回路に関して主に説明する。
【0042】本実施例では、前述したサンプルホールド
信号S/H1,S/H2と強制点灯信号/LON1,/
LON2を同一の信号線としたもので、マルチビーム化
による信号線数の増加を軽減している。これによって、
第三の実施の形態と同様に、信号線数を2本少なくする
ことができる。
【0043】サンプルホールド回路部35,45は、サ
ンプルホールド信号(S/H1′,S/H2′)がLレ
ベルの時サンプル動作(APC制御動作)、Hレベルの
時ホールド動作を行う。この場合、/LON1信号と/
LON2信号がともにLレベルの時、両方の回路35,
45がサンプル動作(APC制御動作)に入ることを防
ぐために、優先順位付与回路53を用いて、サンプルホ
ールド回路部35とサンプルホールド回路部45とをと
もにホールド動作となるようにする。優先順位付与回路
53は、NOR回路81と、2個のOR回路82,83
とによって構成されている。
【0044】具体例として、/LON1信号と/LON
2信号がともにLレベルの時には、NOR回路81の出
力はHレベルになり、さらにOR回路82,83を介し
てHレベルのS/H1′信号,S/H2′信号が得られ
る。これにより、両方のサンプルホールド回路部35,
45ともにホールド動作になる。図11は、それら/L
ON1信号,/LON2信号,S/H1′信号,S/H
2′信号のタイミングチャートである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光量制御の優先順位を付す光量制御信号を発生する光量
制御優先順位付与手段を設けたので、光源のマルチビー
ム化に伴い複雑になるAPC制御動作の制御回路の構成
を簡素化するとともに、誤動作を防止することができ
る。また、このような光源のマルチビーム化に伴い増加
する信号線数を低減することができるため、部品点数を
削減してコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であるレーザドライ
バ回路の内部構成を示すブロック図である。
【図2】レーザドライバ回路の全体構成図である。
【図3】サンプルホールド回路に入力される信号のタイ
ミングチャートである。
【図4】アノードコモンタイプの光源部の構成図であ
る。
【図5】本発明の第二の実施の形態であるレーザドライ
バ回路の内部構成を示すブロック図である。
【図6】サンプルホールド回路に入力される信号のタイ
ミングチャートである。
【図7】本発明の第三の実施の形態であるレーザドライ
バ回路の全体構成図である。
【図8】レーザドライバ回路の内部構成を示すブロック
図である。
【図9】サンプルホールド回路に入力される信号のタイ
ミングチャートである。
【図10】本発明の第四の実施の形態であるレーザドラ
イバ回路の内部構成を示すブロック図である。
【図11】サンプルホールド回路に入力される信号のタ
イミングチャートである。
【図12】従来におけるレーザドライバ回路の全体構成
図である。
【図13】レーザドライバ回路の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図14】画像形成装置のコントロール回路を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
31a,31b 光源 31c 受光手段 33 スイッチング回路(駆動手段) 34 光量決定手段 35 保持手段 36 光量制御手段 43 スイッチング回路(駆動手段) 44 光量決定手段 45 保持手段 46 光量制御手段 50〜53 光量制御優先順位付与手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の光源と、 前記複数個の光源に各々対応して設けられ、当該各光源
    の光量を設定する光量設定手段と、 該光量設定手段により設定された光量に応じて前記複数
    個の光源の各々を駆動する駆動手段と、 前記各光量設定手段に対して光量制御を行うための優先
    順位を付す光量制御信号を発生する光量制御優先順位付
    与手段とを具えたことを特徴とする光源駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記光量設定手段は、 前記複数個の光源の各々についての光量を検出する受光
    手段と、 前記受光手段の検出結果を目標光量を示す基準値と比較
    して光量制御を行う光量制御手段と、 前記光量制御手段からの光量制御値に基づいて前記各光
    源の発光光量を決定する光量決定手段と、 前記光量決定手段による前記発光光量の設定結果を保持
    する保持手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の
    光源駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記光量決定手段は、前記各光源の駆動
    電流を決定することを特徴とする請求項2記載の光源駆
    動装置。
  4. 【請求項4】 前記各光量設定手段に入力される前記光
    量制御信号は、前記光量決定手段又は前記保持手段の一
    方の動作を指示することを特徴とする請求項2又は3記
    載の光源駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記各光量設定手段に入力される前記光
    量制御信号のうち、複数の光量制御信号が同時に前記光
    量決定手段の動作を指示している場合、光量制御の優先
    順位の最も高い光量設定手段の光量決定手段を動作さ
    せ、他の優先順位の低い光量設定手段は保持手段を動作
    させることを特徴とする請求項4記載の光源駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記各光量設定手段に入力される前記光
    量制御信号のうち、複数の光量制御信号が同時に前記光
    量決定手段の動作を指示している場合、当該光量設定手
    段は保持手段を動作させることを特徴とする請求項4記
    載の光源駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記各光源に対応して設けられる前記駆
    動手段は、前記光源の駆動電流をオンオフするスイッチ
    ング回路を有することを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれかに記載の光源駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチング回路には、前記光源の
    駆動電流をオンオフする第1の駆動制御信号および第2
    の駆動制御信号と、前記第2の駆動制御信号をマスクす
    るマスク信号とが入力されることを特徴とする請求項7
    記載の光源駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記マスク信号は、前記各スイッチング
    回路に対して共通して入力されることを特徴とする請求
    項8記載の光源駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の駆動制御信号は、前記各ス
    イッチング回路に対して各々別個に入力され、かつ、前
    記光量制御信号を発生する光量制御優先順位付与手段に
    入力されることを特徴とする請求項8又は9記載の光源
    駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の駆動制御信号は、前記各ス
    イッチング回路に対して各々別個に入力されることを特
    徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の光源駆
    動装置。
  12. 【請求項12】 前記請求項1ないし11のいずれかに
    記載の光源駆動装置と、 前記光源駆動装置における前記複数個の光源から出射さ
    れた光を感光体上に走査して照射する手段と、 該照射により感光体上に形成された潜像を顕像化して画
    像形成を行う画像形成手段とを具えたことを特徴とする
    画像形成装置。
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