JPH11133328A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11133328A
JPH11133328A JP30167497A JP30167497A JPH11133328A JP H11133328 A JPH11133328 A JP H11133328A JP 30167497 A JP30167497 A JP 30167497A JP 30167497 A JP30167497 A JP 30167497A JP H11133328 A JPH11133328 A JP H11133328A
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JP
Japan
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threshold
signal
laser
image forming
forming apparatus
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JP30167497A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tomioka
康弘 冨岡
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザの劣化、故障や光学系での減衰
によりBDセンサに入射される光量が低下した場合で
も、継続してBD信号出力制御をして画像形成をするこ
とができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像信号により変調された複数のレーザ
ビームを発射する複数のレーザと、複数のレーザビーム
を回転しながら反射し偏向させることにより複数の走査
線を形成する回転多面鏡と、複数の走査線の照射部に画
像を形成する感光体ドラムと、複数の走査線の至端に配
設され、複数のレーザビームが照射されたときの光量が
閾値以上であるときに検出パルスを発生する光検出器
と、検出パルスを基準として、複数のレーザビームの発
光タイミングを制御する手段と、を備える画像形成装置
において、検出パルスが発生しなくなった時に、閾値を
減少させる閾値可変手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号により変調さ
れたレーザビームに感光体上を走査させるための回転多
面鏡を有し、レーザビームにて画像形成を行なう画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置は、第5図の
如き構成をなしている。
【0003】画像形成装置本体100において、101
は画像形成装置100に着脱可能なスキャナユニットで
ある。スキャナユニット101内部には静電潜像が形成
される感光体ドラム102、感光体ドラム102を一様
に帯電するための帯電ローラ、レーザビームにより感光
ドラム102上に形成された静電潜像をトナーにて現像
するための現像器が備えられている。101はスキャナ
ユニットであり、画像信号により変調されたレーザビー
ムに感光体ドラム102上を走査させるために備えられ
ている。103は感光体ドラム102上に形成されたト
ナー像を、所定の用紙に転写する転写ローラ帯電器、1
04は用紙上のトナーを溶融して用紙に定着させる定着
器、106は定着された用紙を機外に排出する排出ロー
ラ、105は定着器を用紙が抜けたことを検出する排出
センサ、107は用紙先端を検出するためのレジストセ
ンサ、109は用紙を積載しておく用紙サイズが予めわ
かるカセット、108はカセット109より用紙を給紙
するための給紙ローラである。
【0004】次に、スキャナユニット101について説
明する。
【0005】図6はスキャナユニット101の内部構成
を示したものである。208と209は画像信号に応じ
て発光がON/OFFされる半導体レーザ、213と2
14はエンジン制御部300からの画像信号を応じて半
導体レーザ208と209の駆動を司るレーザドライ
バ、210は半導体レーザ208と209から放射され
るレーザビームの拡散放射を平行光にするためのコリメ
ータレンズ、211はレーザビーム径を所定の絞り値に
する絞り、212は平行光にされたレーザビームを縦方
向にのみ縮めるシリンドリカルレンズ、215はシリン
ドリカルレンズ212からのレーザビームを回転しなが
ら反射して偏向することにより水平走査光を形成する回
転多面鏡、202は回転多面鏡215を回転するための
スキャナモータ、201はエンジン制御部300からの
駆動信号に基づいてスキャナモータ202の駆動を司る
スキャナモータドライバ、203は回転多面体202か
らの走査光の歪曲収差の補正を行いレーザビームが感光
体ドラム206を等速で走査するように変換するトーリ
ックレンズ、204は回転多面鏡と感光体ドラムの光路
長を補正するための結像レンズ、206は画像が形成さ
れる感光体、205は反射ミラー、207は回転多面鏡
215により走査され水平同期ミラー205上で反射し
たレーザビームを受光し各主走査(水平走査)ライン毎
の書き込み開始位置を決定するための水平同期信号(/
BD信号、”/”は負論理を示す)を出力して有効画像
領域外の所定位置に設けられた光検出器である受光素子
(以下、BDセンサと呼ぶ)である。BDセンサ207
は、ある一定以上の光量が入射されると出力を出す。
【0006】次に、このスキャナユニット101の動作
を図2を用いて説明する。
【0007】エンジン制御部300はプリンタコントロ
ーラ301よりプリント信号(/PRNT)を受け取る
とスキャナモータドライバ201に対するスキャナドラ
イブ信号(/SCNON)をONにし、スキャナモータ
202を回転させる。スキャナモータ202が定常回転
に達するとスキャナモータドライバ201は/SCNR
DY信号をTrueにする。これを受けてエンジン制御
部300は/BD信号を得るために/LON1と/LO
N2信号をTrueにする。/LON1を受けたレーザ
ドライバ213は半導体レーザ208を発光させ、/L
ON2を受けたレーザドライバ214は半導体レーザ2
09を発光させる。レーザビームを検出したBDセンサ
207は/BD信号を出力し、エンジン制御部300が
これを入力する。/BD信号が少なくとも1回得られる
と、それからはエンジン制御部300は主走査の周期で
/LON1,/LON2信号を出力するようになる。つ
まり、最後にレーザビームがBDセンサ207を照射し
たときにBDセンサ207が出力した/BD信号をエン
ジン制御部300が入力したタイミングから起算して次
回にレーザビームがBDセンサ207を照射すると予測
されるタイミングで/LON1,LON2信号を出力す
るようになる。これをBD信号出力制御という。このよ
うにして、主走査毎に/BD信号が得られるようにな
る。また、感光体ドラム206上での主走査方向の印字
領域を定めるため、エンジン制御部300は、/BD信
号を受けてから一定期間の後に/ENBL1,/ENB
L2信号をTrueとし、印字領域分の走査時間経過後
にFalseにする。エンジン制御部300は入力した
/BD信号をそのまま/BD−2信号としてプリンタコ
ントローラ301に出力する。プリンタコントローラ3
01は/BD信号を受けてから一定時間の後にドット情
報としての画像信号に応じて/VDO1,/VDO2信
号を駆動する。エンジン制御部300は/VDO1、/
VDO2をそのまま/VDO1−2、/VDO2−2と
してそれぞれをレーザドライバ213、214に出力す
る。BDLEVL信号は、BDセンサが/BD信号を出
力するために必要な入射光量、すなわち、BDセンサの
閾値を設定するための信号である。
【0008】なお、半導体レーザ208と半導体レーザ
209は、それらから発射されたレーザビームが感光体
ドラム206上を僅かに異なったタイミングで走査する
ように斜めに配設されている場合がある。この場合に
は、感光体ドラム206での位置を合わせるために/L
ON1と/LON2とのタイミングをずらし、各々に対
応した/BD信号を基準として/VDO1と/VDO2
とのタイミングを調整する。しかしながら、/LON1
と/LON2とのタイミングのずれ量は僅かであり、実
際にはBDセンサ207では/LON1の検出波と/L
ON2の検出波とは重畳する。従って、半導体レーザ2
08と半導体レーザ209とのほぼ同時発光に対応する
重畳波形は得られる。なお、この場合、別系統の回路で
重畳波形を微分することにより、2つの半導体レーザに
対応したBD信号を得ることが出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、/BD信号を得るために点灯する半導
体レーザ208、209の劣化あるいは故障、または回
転多面鏡215や反射ミラー205の汚れなどによる光
学系での減衰によりBDセンサ207に入射される光量
が低下した場合には、/BD信号の出力が得られないた
め、エンジン制御部300は、レーザ故障またはBD故
障とし、以降は/BD信号を得ることはできなかった。
従って、BD信号出力制御を継続することができなくな
る。
【0010】また、レーザが故障した場合においては複
数のレーザのうち、どのレーザが故障しているかの特定
を行なうことはできなかった。
【0011】そこで本発明は、半導体レーザの劣化、故
障や光学系での減衰によりBDセンサに入射される光量
が低下した場合でも、継続してBD信号出力制御をして
画像形成をすることができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、画像信号により変調された複数のレーザビームを
発射する複数のレーザと、前記複数のレーザビームを回
転しながら反射し偏向させることにより複数の走査線を
形成する回転多面鏡と、前記複数の走査線の照射部に画
像を形成する感光体ドラムと、前記複数の走査線の至端
に配設され、前記複数のレーザビームが照射されたとき
の光量が閾値以上であるときに検出パルスを発生する光
検出器と、前記検出パルスを基準として、前記複数のレ
ーザビームの発光タイミングを制御する手段と、を備え
る画像形成装置において、前記検出パルスが発生しなく
なった時に、前記閾値を減少させる閾値可変手段を備え
ることを特徴とする。
【0013】また、本発明による画像形成装置は、上記
の画像形成装置において、更に、前記複数のレーザを独
立に発光させる発光制御手段と、前記閾値可変手段が前
記閾値を減少させてから、前記発光制御手段が前記複数
のレーザを1個づつ点灯させたときの前記検出パルスの
有無により、点灯させる前記レーザを決定する点灯レー
ザ決定手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】更に、本発明による画像形成装置は、上記
の画像形成装置において、前記閾値可変手段は前記閾値
を減少させてから前記閾値を漸増させ、再度前記検出パ
ルスが発生しなくなったときの前記閾値を基準として、
再度閾値を決定することを特徴とする。
【0015】更に、本発明による画像形成装置は、上記
の画像形成装置において、前記閾値可変手段が前記閾値
を減少させた後に、前記発光制御手段が前記複数のレー
ザを1個づつ点灯させたときの前記検出パルスの有無に
より、前記点灯レーザ決定手段が点灯させる前記レーザ
を決定してから、前記閾値可変手段は前記閾値を漸増さ
せ、再度前記検出パルスが発生しなくなったときの前記
閾値を基準として、再度閾値を決定することを特徴とす
る。
【0016】更に、本発明による画像形成装置は、前記
検出パルスが発生しなくなったときに減少された前記閾
値は、前記複数のレーザのうち1つのレーザによる前記
レーザビームの光量を下回ることを特徴とする。
【0017】更に、本発明による画像形成装置は、画像
信号により変調されたレーザビームを発射するレーザ
と、前記レーザビームを回転しながら反射し偏向させる
ことにより走査線を形成する回転多面鏡と、前記走査線
の照射部に画像を形成する感光体ドラムと、前記走査線
の至端に配設され、前記レーザビームが照射されたとき
の光量が閾値以上であるときに検出パルスを発生する光
検出器と、前記検出パルスを基準として、前記レーザビ
ームの発光タイミングを制御する手段と、を備える画像
形成装置において、前記検出パルスが発生しなくなった
時に、前記閾値を減少させて前記検出パルスが検出され
るようにしてから、前記閾値を漸増させて、再度前記検
出パルスが検出されなくなったときの閾値を基準とし
て、再度閾値を決定する閾値可変手段を備えることを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]図2は本発明における実施形態1に係わ
るエンジン制御部及びその周辺の構成ブロック図であ
る。
【0019】図1は本実施形態のエンジン制御部300
の行う/BD信号出力制御に関わるタイミングチャート
であり、以下、本図をもとにして本実施形態を説明す
る。
【0020】通常のBD信号出力制御については従来例
と同じであるため、再度の説明を省略する。エンジン制
御部300は、スキャナ定常回転中に、あらかじめスキ
ャナの回転位相に応じたタイミングで/BD信号が得ら
れなくなった場合には、BDセンサ207が/BD信号
出力を行うために必要な入射光量を、規定光量設定信号
(BDLEVL)のレベルを低くすることにより、BD
信号がとれなくなる前よりも低い光量に再設定する。こ
の再設定する光量は、少なくとも、BD信号をとるため
に点灯させる半導体レーザ208、209のうちの1つ
が欠けているときの入射光量よりも低く設定する。この
ように設定することにより半導体レーザ208、209
のうち1つだけが発光していない場合には、BD信号出
力制御を継続することができる。また、回転多面鏡21
5や反射ミラー205の汚れなどによりBDセンサ20
7に入射される光量が低下した場合でも、減衰率が例え
ば50%以下であれば、BD信号出力制御を継続できる
可能性が出てくる。
【0021】図1を参照すると、時刻T101において
/BD信号が発生しなくなるが、時刻T102において
BDLEBELのレベルを再設定しているので、時刻T
103以降において再度/BD信号が発生するようにな
る。
【0022】この再設定する光量は、あらかじめエンジ
ン制御部300が記憶しておいても良いし、/BD信号
がとれなくなる前の設定光量に対して一定の割合に設定
してもよい。また、この再設定する光量は半導体レーザ
208、209のうちの1つが欠けているときの入射光
量よりも低く設定すればよく、下限値は、S/N比など
の他の条件により決まる。
【0023】BDLEVL信号のレベルを切り替えた後
は、エンジン制御部300はこのBDLEVLのレベル
の記憶を行い、以降はこのBDLEVLを用いてBD信
号出力制御を行う。
【0024】このようにして、本実施形態では、/BD
信号を得ることができなくなった場合には、BDセンサ
207が/BD信号を出力するのに必要な入射光量設定
を低く設定することにより、再び/BD出力を得て、B
D信号出力制御を継続しようとするものである。
【0025】[実施形態2]図3は本発明における実施
形態2に係わるエンジン制御部300の行うBD信号発
光制御のタイミングチャートであり、本図をもとにして
本実施形態を説明する。
【0026】エンジン制御部300は、本来想定された
周期内で/BD信号を得ることができなかったとき(時
刻T201)には、BDLEVL信号を/BD信号が得
られなくなる前の設定光量値よりも低い光量に設定する
(時刻T202)。BDLEVLを切り替え後、/BD
信号を得ることができた(時刻T203)場合には、次
に、レーザに故障が生じていないかの判定を行う。
【0027】まず、レーザ208について故障判定を行
う。半導体レーザ208のみをBD発光させる(時刻2
04)。つまり、/LON1のみをtrueとする。そ
の結果、/BD信号出力を得ることができれば、レーザ
208は故障していないと判断する。
【0028】次に、ケーザ209について故障判定を行
う。今度は、BD信号のみをBD発光させる(時刻20
5)。このためには、/LON2をtrueにする。こ
の結果、/BD信号出力を得ることができれば、レーザ
209は故障していないと判断できる。
【0029】図3では、レーザ208を正常、209を
故障の場合の信号を示してある。
【0030】レーザ209の故障を判断したエンジン制
御部300は、これをプリンタコントローラ301に報
知するとともに、時刻206からは/LON1の制御の
みでBD制御を行う。
【0031】このように本実施形態においては、BD信
号が発生しなくなった原因がレーザ故障にあるかどうか
を判断し、これがレーザ故障と判断した場合において
は、故障しているレーザの特定を行い、プリンタコント
ローラに報知し、更に印刷を継続する。故障していない
1つの半導体レーザだけの光により印刷をする方法とし
ては、例えば、半導体レーザを駆動する信号の画像によ
る変調の変調度を調整する方法などがある。
【0032】[実施形態3]図4は本発明における実施
形態3に係わるエンジン制御部300が行うBD信号出
力制御の制御タイミングチャートであり、本図を用いて
本実施形態を説明する。
【0033】エンジン制御部300は、本来想定された
周期内で/BD信号を得ることができなかったとき(時
刻T301)には、BDLEVL信号を/BD信号が得
られなくなる前の設定光量よりも低い光量に設定する
(時刻T302)ところまでは、実施形態1、2と同じ
である。ただし、本実施形態においては、切り替え後の
設定光量を1つのレーザが点灯することにより得られる
光量よりも低く設定する。
【0034】次に、BDLEVLの最適設定を行う。こ
の設定は、非画像形成中(たとえば、ページ間やイニシ
ャル回転時)に行う。本実施形態では、ページ間で行う
ものとする。
【0035】エンジン制御部300は、/ENBL1お
よび、ENBL2信号をfalseにして(時刻T30
3)、その後に/BD信号が得られなくなるまで/BD
信号が得られる度に、徐々にBDLEVL信号を高い光
量に設定していく(期間T304)。その結果、/BD
出力信号が得られなくなったBDLEVLのレベルL1
に対して、ある一定の割合であるレベルL2にBDLE
VL信号の再設定を行い、以降、この設定光量値L2を
もとにしてBD制御を行う。
【0036】このように本実施形態においては、/BD
出力が得られなくなった場合には、一旦/BD出力信号
を得るための入射規定光量設定値を低く設定し、その
後、非画像形成領域において、最適の入射規定光量を設
定することを特徴としている。
【0037】/BD出力信号を得るための入射規定光量
設定値を低く設定することにより、/BD信号のジッタ
が低減される。これは、BDセンサ207がレーザビー
ムを検出し始めたときの変化率の大きい立ち上がり部に
おいて/BD信号が発生するようになるからである。
【0038】なお、実施形態2の処理を行った後に本実
施形態の処理を行うこともできる。故障していない半導
体レーザの総数と光学経路での減衰率により決まるBD
センサ207の受光光量にたいして、入射規定光量設定
値を決めるので、この場合にも/BD信号のジッタが低
減される。
【0039】なお、実施形態1から3においては、半導
体レーザが2個ある場合について説明してきたが、半導
体レーザが3個以上ある場合にも本発明を適用できる。
【0040】また、実施形態3は、半導体レーザが1つ
だけである場合でも、光学経路でのレーザビームの減衰
や、半導体レーザの劣化によりBDセンサに達するレー
ザビームの光量が弱まるためにジッタが増大する場合に
も、その対策として適用することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明により以下のような効果が期待で
きる。
【0042】/BD信号出力を得るために2つ以上のレ
ーザを点灯する画像形成装置において、/BD信号が得
られなくなった場合にはBDセンサが/BD信号を出力
するのに必要な規定入射光量を/BD信号が得られなく
なる前よりも低く設定することにより、少なくとも1つ
のレーザが正常である場合や、レーザビームが光学経路
で減衰している場合には、/BD信号を得ることが可能
となり、BD信号出力制御を継続することができる。従
って、画像形成を継続することができる。/BD信号が
得られなくなっても、少なくとも1つのレーザが正常で
ある場合の確率と、この原因が光学経路でのレーザビー
ムの減衰によるものである確率とを合わせた確率は、そ
うでない確率、すなわち、全てのレーザが使えなくなっ
ている確率に比べて非常に高いので、/BD信号が一時
的に得られなくなった場合でも、印刷を継続できる確率
は高くなる。
【0043】また、/BD信号が得られなくなった原因
がレーザの故障にあることの判定を行い、故障したレー
ザの特定を行うことが可能になる。
【0044】また、/BD信号が得られなくなったとき
のBDセンサが/BD信号を出力するのに必要な規定入
射光量設定を、第一に少なくとも1つのレーザを点灯し
たときに入射される光量よりも低く設定することで確実
に/BD信号を得られるようにし、第二に非画像形成時
に規定入射光量設定を徐々に高く設定し、/BD信号を
得ることができなくなった設定光量に対して一定の割合
でこれを再設定することで、ジッタ特性の良い/BD出
力を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1におけるエンジン制御部の
入出力信号のタイミングチャートである。
【図2】本発明におけるエンジン制御部とその周辺ブロ
ックのブロック図である。
【図3】本発明の実施形態1におけるエンジン制御部の
入出力信号のタイミングチャートである。
【図4】本発明の実施形態1におけるエンジン制御部の
入出力信号のタイミングチャートである。
【図5】本発明及び従来例における画像形成装置の概念
図である。
【図6】本発明及び従来例におけるスキャナユニットの
概念図である。
【符号の説明】
101 スキャナユニット 300 エンジン制御部 206 感光体ドラム 215 回転多面鏡 207 水平同期信号検出手段(BDセンサ) 208、209 半導体レーザ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号により変調された複数のレーザ
    ビームを発射する複数のレーザと、 前記複数のレーザビームを回転しながら反射し偏向させ
    ることにより複数の走査線を形成する回転多面鏡と、 前記複数の走査線の照射部に画像を形成する感光体ドラ
    ムと、 前記複数の走査線の至端に配設され、前記複数のレーザ
    ビームが照射されたときの光量が閾値以上であるときに
    検出パルスを発生する光検出器と、 前記検出パルスを基準として、前記複数のレーザビーム
    の発光タイミングを制御する手段と、 を備える画像形成装置において、 前記検出パルスが発生しなくなった時に、前記閾値を減
    少させる閾値可変手段を備えることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 更に、前記複数のレーザを独立に発光させる発光制御手
    段と、 前記閾値可変手段が前記閾値を減少させてから、前記発
    光制御手段が前記複数のレーザを1個づつ点灯させたと
    きの前記検出パルスの有無により、点灯させる前記レー
    ザを決定する点灯レーザ決定手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記閾値可変手段は前記閾値を減少させてから前記閾値
    を漸増させ、再度前記検出パルスが発生しなくなったと
    きの前記閾値を基準として、再度閾値を決定することを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、 前記閾値可変手段が前記閾値を減少させた後に、前記発
    光制御手段が前記複数のレーザを1個づつ点灯させたと
    きの前記検出パルスの有無により、前記点灯レーザ決定
    手段が点灯させる前記レーザを決定してから、前記閾値
    可変手段は前記閾値を漸増させ、再度前記検出パルスが
    発生しなくなったときの前記閾値を基準として、再度閾
    値を決定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記検出パルスが発生しなくなったとき
    に減少された前記閾値は、前記複数のレーザのうち1つ
    のレーザによる前記レーザビームの光量を下回ることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 画像信号により変調されたレーザビーム
    を発射するレーザと、 前記レーザビームを回転しながら反射し偏向させること
    により走査線を形成する回転多面鏡と、 前記走査線の照射部に画像を形成する感光体ドラムと、 前記走査線の至端に配設され、前記レーザビームが照射
    されたときの光量が閾値以上であるときに検出パルスを
    発生する光検出器と、 前記検出パルスを基準として、前記レーザビームの発光
    タイミングを制御する手段と、 を備える画像形成装置において、 前記検出パルスが発生しなくなった時に、前記閾値を減
    少させて前記検出パルスが検出されるようにしてから、
    前記閾値を漸増させて、再度前記検出パルスが検出され
    なくなったときの閾値を基準として、再度閾値を決定す
    る閾値可変手段を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
JP30167497A 1997-11-04 1997-11-04 画像形成装置 Pending JPH11133328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30167497A JPH11133328A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 画像形成装置

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JP30167497A JPH11133328A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 画像形成装置

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JPH11133328A true JPH11133328A (ja) 1999-05-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6273675B1 (en) 1998-06-09 2001-08-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Cooling architecture for flanges of a steam turbine casing

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US6273675B1 (en) 1998-06-09 2001-08-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Cooling architecture for flanges of a steam turbine casing

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