JP2003191524A - レーザ駆動回路、画像形成装置およびレーザ駆動方法 - Google Patents

レーザ駆動回路、画像形成装置およびレーザ駆動方法

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JP2003191524A
JP2003191524A JP2001396885A JP2001396885A JP2003191524A JP 2003191524 A JP2003191524 A JP 2003191524A JP 2001396885 A JP2001396885 A JP 2001396885A JP 2001396885 A JP2001396885 A JP 2001396885A JP 2003191524 A JP2003191524 A JP 2003191524A
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Takayuki Kawakami
尊之 川上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より高速駆動できるレーザ駆動回路,画
像形成装置,レーザ駆動方法を提供する。 【解決手段】 1の主走査ラインの非画像領域におけ
る、タイミングT21〜T22で第1のレーザのトータ
ルAPCを行い、タイミングT22〜T23で第1のレ
ーザのバイアスAPCを行い、続く主走査ラインの非画
像領域における、タイミングT26〜T27で第2のレ
ーザのトータルAPCを行い、タイミングT27〜T2
8で第2のレーザのバイアスAPCを行う。このよう
に、各レーザのトータルAPC,バイアスAPCを各主
走査ラインの非画像領域に分散させて実行することによ
り、より高速のレーザ駆動が行えるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ駆動回路,
画像形成装置、レーザ駆動方法に関し、特にレーザ光源
からの光変調されたレーザ光を感光体や、静電記録媒体
等の像担持面上に導光して、その面上に例えば静電潜像
からなる画像情報を形成するようにした複写機、レーザ
ビームプリンタ,ファクシミリ等に好適なレーザ駆動回
路,画像形成装置,レーザ駆動方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来例である画像形成装置の全
体構成を示す断面図である。基本的な動作について図4
を用いて説明する。原稿給紙装置上に積載された原稿
は、1枚づつ順次原稿台ガラス面2上に搬送される。原
稿が搬送されると、スキャナ3部分のランプが点灯し、
かつスキャナユニット4が移動して原稿を照射する。原
稿の反射光はミラー5,6,7を介してレンズ8を通過
し、その後イメージセンサ部9に入力される。イメージ
センサ部9に入力された画像信号は、直接、あるいは、
一旦図示しない画像メモリに記憶され、再び読み出され
た後、露光制御部10に入力される。露光制御部10か
ら出力されたレーザ光によって感光体11上に作られた
潜像は、現像器12あるいは現像器13によって現像さ
れる。前記潜像形成とタイミングを合わせて転写紙積載
部14あるいは転写紙積載部15より転写紙が搬送さ
れ、転写部16において、前記現像されたトナー像が転
写紙に転写される。転写紙に転写されたトナー像は定着
部17にて転写紙に定着された後、転写紙は排紙部18
より装置外部に排出される。
【0003】図5は、図4における露光制御部10の構
成を示す図である。半導体レーザ31より発せられたレ
ーザビームはコリメータレンズ35及び絞り32により
ほぼ平行光にされて、所定のビーム径で回転多面鏡33
に入射する。回転多面鏡33は矢印の方向に等角速度の
回転を行っており、この回転に伴って、入射したレーザ
ビームが連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射
される。偏向ビームとなった光はf−θレンズ34によ
り集光作用を受ける。一方、f−θレンズ34は同時に
走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正
を行うため、レーザビームは、像担持体としての感光体
11上に図の直線矢印の方向に等速で走査される。感光
体11へのデータの書き込みは半導体レーザ31の光量
制御によって行われる。
【0004】このような画像処理装置で用いられるレー
ザ駆動回路の構成を図6に示す。図6において、レーザ
ーチップ64は、図5における半導体レーザ31の内部
構成を示したものであり、Aレーザ62,Bレーザ6
3,PDセンサ61から構成されるツインレーザであ
る。68はAレーザ62のバイアス電流源、65はAレ
ーザ62のトータル電流源(パルス電流源ともいう)で
あり、画像データとして画像処理部88のポートDAT
A1から出力される信号によりON/OFFするスイッ
チ85によってAレーザ62の発光は制御され、画像処
理部88のポートBIAS1から出力される信号により
ON/OFFするスイッチ87は、Aレーザ62のバイ
アス電流を設定する時に動作する。Bレーザ63の発光
の制御もAレーザ62の制御と同様に行われる。画像デ
ータとして画像処理部88のポートDATA2から出力
される信号によるON/OFFするスイッチ84によっ
てBレーザ63の発光は制御され、画像処理部88のポ
ートBIAS2から出力される信号によりON/OFF
するスイッチ86は、Bレーザ63のバイアス電流を設
定する時に動作する。
【0005】また、PDセンサ61は、Aレーザ62の
発するレーザ光の一部またはBレーザ63の発するレー
ザ光の一部とを受光する。Aレーザ62のみが発光して
いるときにはAレーザ62の光量センサとして働き、B
レーザ63のみが発光しているときにはBレーザ63の
光量センサとして働く。Aレーザ62の発光中、PDセ
ンサ61の出力信号は電流電圧変換器71で電圧信号に
変換され、S/H11回路73を経てコンパレータ81
に入力され、目標値Vref11と比較され、その差電
圧により電流源65の電流量を負帰還制御することによ
り、Aレーザ62のトータル電流源65の出力が制御さ
れる。同様に、Bレーザ発光中に、PDセンサ61の出
力信号は電流電圧変換器71で電圧信号に変換され、S
/H21回路72を経てコンパレータ80に入力され、
目標値Vref21と比較され、その差電圧によりBレ
ーザ63のトータル電流源66の出力が制御される。こ
れらのレーザ発光量の自動制御を“トータルAPC”
(書き込みAPCともいう)という。
【0006】また、電流電圧変換器71を経たPDセン
サ61の出力信号は、S/H12回路74を経てコンパ
レータ82にも入力され、目標値Vref12と比較さ
れ、その差電圧により電流源68の電流量を負帰還制御
することにより、Aレーザ62のバイアス電流源68が
制御される。同様に電流電圧変換器71を経たPDセン
サ61の出力信号は、S/H22回路75を経てコンパ
レータ83にも入力され、目標値Vref22と比較さ
れ、その差電圧によりBレーザ63のバイアス電流源6
7が制御される。これらのレーザのバイアス発光量の自
動制御を“バイアスAPC”という。
【0007】77,76はトータル電流源65,66制
御のための目標値を示す基準電圧、79,78はバイア
ス電流源68,67制御のための目標値を示す基準電圧
である。88は前記画像データを生成するための画像処
理部、89はこの画像処理部88を制御するシステムコ
ントローラである。
【0008】次にこの従来例の動作原理を、図7に示す
従来例の動作シーケンスを示す図により説明する。ま
ず、タイミングT11で画像処理部88のポートDAT
A2の信号電圧レベルがHIGHとなってスイッチ84
がOFFし、ポートBIAS2の信号電圧レベルがLO
Wとなってスイッチ86もOFFし、Bレーザ63を発
光させる。S/H21回路72がサンプリングを開始
し、PDセンサ61の出力によりトータル電流源66が
帰還制御され、Bレーザ63のトータル電流量ItBが
制御される。
【0009】トータル電流量ItBを図8に示す。図8
はレーザの電流と発光量との関係を示す図である。
【0010】次にタイミングT12で、S/H21回路
72がホールド状態となり、電流量ItBは、保持され
る。ポートDATA2の信号電圧レベルがLOWとなり
スイッチ84がONになる。この状態でS/H22回路
75をサンプリング状態となり、PDセンサ61の出力
によりバイアス電流源67が制御され、Bレーザ63に
流れる仮のバイアス電流量IbB′が制御される。この
仮のバイアス電流量IbB′はトータル電流量ItBか
らバイアス電流源67が引き込む電流量を差し引いた値
である。仮のバイアス電流量IbB′を図8に示す。
【0011】タイミングT13で、S/H22回路75
がホールド状態になり、仮のバイアス電流IbB′を決
定するバイアス電流源67が引き込む電流量は保持され
る。ポートBIAS2の電圧レベルがHIGHとなりス
イッチ86がONになり、電流源69が電流を引き込
み、Bレーザ63のバイアス電流量はレーザの発光のし
きい値電流Ith近傍に設定され、図8に示すIbBと
なる。スイッチ86はAPCを行うとき以外は常に閉じ
られており、これが閉じられた状態で、画像生成が行わ
れる。
【0012】このようにして、Bレーザ63のトータル
APC,バイアスAPCが完了した後、トータル電流I
tB,仮のバイアス電流IbB′は保持され、同様に、
タイミングT11′〜T14においてAレーザ62のト
ータルAPC,バイアスAPCが行われ、そのトータル
電流ItA,仮のバイアス電流IbA′は保持される。
【0013】タイミングT14でAレーザ62のAPC
完了後、画像データを出力できる状態となり、以下のシ
ーケンスを繰り返す。タイミングT15でAレーザ62
のトータルAPC、タイミングT16でAレーザ62の
バイアスAPCを行い、タイミングT17でBレーザ6
3のトータルAPC、タイミングT18でBレーザ63
のバイアスAPCを行う。そしてタイミングT19でA
レーザ62,Bレーザ63を同時に発光し、ビーム検出
器36に照射しタイミングをとり、画像データに応じた
レーザビームを感光体11上を出力する。
【0014】バイアス電流IbA,IbBの設定を図8
により説明する。Bレーザ63のバイアス電流IbBに
ついては、まずタイミングT12においてトータルAP
Cによりトータル電流量ItBが設定された後、タイミ
ングT13においてバイアスAPCにより仮のバイアス
電流IbB′が設定される。さらに電流源69によりI
a2だけ差し引かれてバイアス電流IbBはしきい値電
流Ithの近傍に設定される。
【0015】ここで、しきい値電流Ith以上の領域で
は電流と光量は比例関係をもっており、レーザは流れる
電流に対してリニアに発光するため、 Ia1:Ia2
=(PtA−PtB′):(PtB′−PtB)が成り
立つ。この関係を利用して、Ia2を、Ia2=Ia1
×{(PtB′−PtB)/(PtA−PtB′)}と
して定める。PtA、PtB、PtB′は設計時に決め
た値であり、Ia1はバイアスAPCで決まるので、こ
の関係を用いてIa2を定めることができる。
【0016】PtBとIbBはしきい値近傍のしきい値
を僅かに下回った点に設定される。図8おいて、IbB
からIthまでの間隔は説明のために実際よりも広げて
作図しているので、しきい値電流以下の部分の特性曲線
の傾斜の緩やかな部分は少なく、前述の比例関係は成り
立つと考えて問題はない。
【0017】Aレーザのバイアス電流IbAも同様にし
きい値電流Ith近傍に設定される。この従来例では、
スイッチ85、84をON/OFFさせたときに、Aレ
ーザ62、Bレーザ63に流れる電流は、図8(b)示
すIbAとItAとの間を往復し、それに対応した光量
はPtBとPtAとの間を往復する。そして、バイアス
電流をしきい値近傍に設定できるので、光量の立ち上が
りが速く、レーザを比較的高速で駆動できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前述のマルチレーザ使
用の画像形成装置を用いて従来より高速駆動を行ったと
き、非画像領域が狭くなるため、各主走査ラインの非画
像領域内で複数レーザのトータルAPCとバイアスAP
Cを時分割で行うことは困難になる。
【0019】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、従来より高速駆動できるレーザ駆動回路,画
像形成装置,レーザ駆動方法を提供することを目的とす
るものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、レーザ駆動回路を次の(1)ないし
(4)のとおりに構成し、画像形成装置を次の(5)の
とおりに構成し、レーザ駆動方法を次の(6)のとおり
に構成する。
【0021】(1)レーザ発光量を自動制御するトータ
ルAPCと、レーザのバイアス発光量を自動制御するバ
イアスAPCとを行うレーザ駆動回路であって、n個
(nは自然数)のレーザと、前記n個のレーザのトータ
ルAPC,バイアスAPCを複数個の主走査ラインの各
非画像領域に分散させて実行するように制御する制御手
段Aと、を備えたレーザ駆動回路。
【0022】(2)レーザ発光量を自動制御するトータ
ルAPCと、レーザのバイアス発光量を自動制御するバ
イアスAPCとを行うレーザ駆動回路であって、n個
(nは2以上の自然数)のレーザと、前記n個のレーザ
における各レーザのトータルAPC,バイアスAPCを
n個の主走査ラインの各非画像領域に分散させて実行す
るように制御する制御手段Bと、を備えたレーザ駆動回
路。
【0023】(3)レーザ発光量を自動制御するトータ
ルAPCと、レーザのバイアス発光量を自動制御するバ
イアスAPCとを行うレーザ駆動回路であって、n個
(nは自然数)のレーザと、1の主走査ラインの非画像
領域で前記n個のレーザにおける各レーザのトータルA
PCを実行し、続く主走査ラインの非画像領域で、各レ
ーザのバイアスAPCを実行するように制御する制御手
段Cと、を備えたレーザ駆動回路。
【0024】(4)前記(1)ないし(3)のいずれか
に記載のレーザ駆動回路において、前記n個のレーザの
発光量を検出する共通の1個のセンサを備え、このセン
サの出力を時分割で取り出し、前記トータルAPC.バ
イアスAPCを行うレーザ駆動回路。
【0025】(5)前記(1)ないし(4)のいずれか
に記載のレーザ駆動回路を備えた画像形成装置。
【0026】(6)レーザ発光量を自動制御するトータ
ルAPCと、レーザのバイアス発光量を自動制御するバ
イアスAPCとを行う、n個(nは自然数)のレーザを
有するレーザ駆動回路におけるレーザ駆動方法であっ
て、前記n個のレーザのトータルAPC,バイアスAP
Cを複数個の主走査ラインの各非画像領域に分散させて
実行するように制御するレーザ駆動方法。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を画像形
成装置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明
は、装置に限らず、実施例の説明に裏付けられて、方法
の形で実施することもできる。
【0028】
【実施例】(実施例1)図1は、実施例1である“画像
形成装置”で用いるレーザ駆動回路を示す図である。こ
のハードウエア構成は、図6に示す従来例で用いるレー
ザ駆動回路と同じなので、その説明を援用する。本実施
例の全体構成、露光制御部内の光学系の構成も従来例と
同じなので、図4,図5とその説明を援用する。本実施
例におけるトータルAPC,バイアスAPCの仕方も従
来例と同様なので、図7の説明におけるAPC部分の説
明を援用する。
【0029】本実施例は、画像処理部88−1による動
作シーケンスを従来例の画像処理部88と異にするもの
である。図2は本実施例の動作シーケンスを示す図であ
る。画像形成装置が始動し、画像形成開始までのシーケ
ンスは従来例と同様である。主走査の非画像領域におけ
るタイミングT21で、スイッチ85,87をOFFし
てAレーザ62のトータルAPCを開始し、タイミング
T22で、Aレーザ62のAPCを完了し、スイッチ8
5をONしてAレーザ62のバイアスAPCを開始し、
タイミングT23でバイアスAPCを完了する。タイミ
ングT24〜T25でAレーザ62,Bレーザ63を点
灯させてBD検知後、主走査ラインの画像領域が始ま
る。
【0030】次の主走査の非画像領域におけるタイミン
グT26〜T27でBレーザのトータルAPCを行い、
タイミングT27〜T28でBレーザのバイアスAPC
を行う。タイミングT29〜30でAレーザ62,Bレ
ーザ63を同時点灯させてBD検知後、画像領域が始ま
る。
【0031】以降、前述のタイミングT22からの主走
査2ラインと同様の制御を、主走査2ライン毎に周期的
に行う。
【0032】以上のように1つの主走査ラインでAレー
ザのトータルAPC,バイアスAPCを行い、次の主走
査ラインでBレーザのトータルAPC,バイアスAPC
を行う。
【0033】このように、本実施例によれば、Aレーザ
のトータルAPC,バイアスAPCとBレーザのトータ
ルAPC,バイアスAPCを、異なる主走査ラインの非
画像領域内で時分割で行うので、レーザ駆動回路を高速
駆動することができ、画像形成装置の処理能力を高める
ことができる。
【0034】(実施例2)実施例2である“画像形成装
置”のハードウエア構成は、実施例1と同じである。本
実施例は、画像処理部による動作シーケンスを実施例1
と異にするものである。
【0035】図3に本実施例の動作シーケンスを示す。
本画像形成装置が始動し、画像形成開始までのシーケン
スは従来例と同様である。主走査の非画像領域における
タイミングT31〜T32でAレーザ62のトータルA
PCを行い、タイミングT33ないしT34でBレーザ
63のトータルAPCを行う。タイミングT35〜T3
6でAレーザ62,Bレーザ63を同時に点灯させてB
D検知後、画像領域が始まる。
【0036】次の主走査ラインおける非画像領域のタイ
ミングT37〜T38でAレーザのバイアスAPCを行
い、タイミングT39〜T40でBレーザのバイアスA
PCを行う。タイミングT40〜T41でAレーザ6
2,Bレーザ63を同時点灯させてBD検知後、画像領
域が始まる。
【0037】以降、前述のタイミングT31からの主走
査2ラインと同様の制御を、主走査2ライン毎に周期的
に行う。
【0038】以上のように1つの主走査ラインでAレー
ザのトータルAPC,BレーザのトータルAPCを行
い、次の主走査ラインで、AレーザのバイアスAPC,
BレーザのバイアスAPCを行う。
【0039】このように、本実施例によれば、Aレーザ
のトータルAPC,BレーザのトータルAPCと、Aレ
ーザのバイアスAPC,BレーザのバイアスAPCを、
異なる主走査ラインの非画像領域内で時分割で行うの
で、従来例よりレーザ駆動回路を高速駆動することがで
き、画像形成装置の処理能力を高めることができる。
【0040】以上の各実施例は、2個のレーザを用いる
例であるが、本発明はこれに限らず、n個(nは自然
数)のレーザを用い、そのトータルAPC,バイアスA
PCを、以下に例示するように、複数の主走査ラインに
おける非画像領域で実行する形で、実施することができ
る。
【0041】たとえば、レーザが1個の場合に、1つの
主走査ラインの非画像領域でレーザのトータルAPCを
行い、次の主走査ラインの非画像領域でバイアスAPC
を行う。
【0042】たとえば、レーザが3個の場合に、1つの
主走査ラインの非画像領域でAレーザのトータルAP
C,バイアスAPCを行い、次の主走査ラインの非画像
領域でBレーザのトータルAPC,バイアスAPCを行
い、その次の主走査ラインの非画像領域でCレーザのト
ータルAPC,バイアスAPCを行う。あるいは、1つ
の主走査ラインの非画像領域でAレーザのトータルAP
C,BレーザのトータルAPC,CレーザのトータルA
PCを行い、次の主走査ラインの非画像領域で、Aレー
ザのバイアスAPC,BレーザのバイアスAPC,Cレ
ーザのバイアスAPCを行う。
【0043】たとえば、レーザが3個の場合に、1つの
主走査ラインの非画像領域でAレーザのトータルAP
C,BレーザのトータルAPCを行い、次の主走査ライ
ンの非画像領域でCのレーザのトータルAPC,Aレー
ザのバイアスAPCを行い、その次の主走査ラインの非
画像領域で、BレーザのバイアスAPC,Cレーザのバ
イアスAPCを行う。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザ駆動回路を高速駆動することができ、画像形成装
置の処理能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で用いるレーザ駆動回路を示す図
【図2】 実施例1の動作シーケンスを示す図
【図3】 実施例2の動作シーケンスを示す図
【図4】 従来例の画像形成装置の全体構成を示す断面
【図5】 図4の露光制御部の光学系の構成を示す図
【図6】 従来例で用いるレーザ駆動回路を示す図
【図7】 従来例の動作シーケンスを示す図
【図8】 レーザの電流と発光量の関係を示す図
【符号の説明】
62,63 レーザ 88−1 画像処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発光量を自動制御するトータルA
    PCと、レーザのバイアス発光量を自動制御するバイア
    スAPCとを行うレーザ駆動回路であって、 n個(nは自然数)のレーザと、 前記n個のレーザのトータルAPC,バイアスAPCを
    複数個の主走査ラインの各非画像領域に分散させて実行
    するように制御する制御手段Aと、を備えたことを特徴
    とするレーザ駆動回路。
  2. 【請求項2】 レーザ発光量を自動制御するトータルA
    PCと、レーザのバイアス発光量を自動制御するバイア
    スAPCとを行うレーザ駆動回路であって、 n個(nは2以上の自然数)のレーザと、 前記n個のレーザにおける各レーザのトータルAPC,
    バイアスAPCをn個の主走査ラインの各非画像領域に
    分散させて実行するように制御する制御手段Bと、を備
    えたことを特徴とするレーザ駆動回路。
  3. 【請求項3】 レーザ発光量を自動制御するトータルA
    PCと、レーザのバイアス発光量を自動制御するバイア
    スAPCとを行うレーザ駆動回路であって、 n個(nは自然数)のレーザと、 1の主走査ラインの非画像領域で前記n個のレーザにお
    ける各レーザのトータルAPCを実行し、続く主走査ラ
    インの非画像領域で、各レーザのバイアスAPCを実行
    するように制御する制御手段Cと、を備えたことを特徴
    とするレーザ駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のレ
    ーザ駆動回路において、 前記n個のレーザの発光量を検出する共通の1個のセン
    サを備え、このセンサの出力を時分割で取り出し、前記
    トータルAPC.バイアスAPCを行うことを特徴とす
    るレーザ駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のレ
    ーザ駆動回路を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 レーザ発光量を自動制御するトータルA
    PCと、レーザのバイアス発光量を自動制御するバイア
    スAPCとを行う、n個(nは自然数)のレーザを有す
    るレーザ駆動回路におけるレーザ駆動方法であって、 前記n個のレーザのトータルAPC,バイアスAPCを
    複数個の主走査ラインの各非画像領域に分散させて実行
    するように制御することを特徴とするレーザ駆動方法。
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