JP5895547B2 - 光走査装置 - Google Patents
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Description
特許文献2には、感光体の感度が個々の製品で相違すると、レーザ発光出力を一定に制御しても各製品間で描画濃度にばらつきが生じるため、レーザ発光出力を切り替えるための構成を開示している(0003段落)
上記光走査装置において、前記制御手段は、前記検出手段に前記光源からのビーム光を照射してから前記被走査面の走査を開始するまでの前記駆動部の駆動電流を変化させる周期を、前記被走査面の走査を開始した後の周期より短くする、ことを特徴とする。
VCSELドライバ30は、画像形成時には、制御部50から入力した制御信号や画像処理部40から入力した書込用画像データに従ってVCSEL11へ駆動信号を出力し、各発光素子の点灯/消灯を制御する。
VCSEL11は、複数の発光素子(発光点)が平面内に二次元配列されており、複数のレーザ光を同時に出力することができる。なお、本実施例では、発光素子の数は32個として説明するが、発光素子の数は32個に限定されるものではない。光走査装置10は、このようなVCSEL11を光源として用いることで、複数のレーザ光Lを同時走査させることを可能としている。
VCSEL11の備える複数の発光素子LD1〜LD32(以下、各発光素子を区別する必要がない場合には、簡単にLDと表記する)の近傍には、光検出器101が設けられている。光検出器101は、複数の発光素子LDに対して1つ設けられている。光検出器101は、発光素子LDが発する光ビームの光量を検出し、電気信号に変換する光電変換素子を備えている。このため、光検出器101の出力は、発光素子LDの発光光量に応じた電圧値となる。
逆に、発光素子LDの発光光量が多い場合は、差動増幅器104に入力する検出電圧が高く、基準電圧の方が低い電圧となる。差動増幅器104の出力は、この電圧差に相当する電圧を減少させた電圧が出力され、これが発光素子LDの発光時の制御電圧となり、発光素子LDは光量が減少する。
制御部50は、制御回路51と、記憶部52とを備えている。制御回路51は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)(共に不図示)等を備え、ROMに記録されたプログラムに従ってCPUがデータ処理を行うことで、補正制御電圧生成部80、駆動部70の動作を制御する。記憶部52は、例えば、RAM(Random Access Memory)等のメモリや、ハードディスク装置によって構成される。
ここで、図5を参照しながら主走査方向の濃度むらについて説明する。なお、図5(A)には、感光体ドラム60の被走査面の主走査方向と副走査方向とを示し、図5(B)には、図5(A)に示すA−B間と、C−D間とでの光量の変化の一例を示す。
なお、主走査方向の濃度補正だけを行う場合、主走査方向の書き出し位置の発光素子LDの光量は、常に同じ値に設定すればよい。通常は、初期APC(オートパワーコントロール)(APCについては後述する)動作時の基準光量すなわち基準となる画像濃度に設定する際の光量(100%光量と呼ぶ)に設定すればよい。前述のように光学系の特性に起因して生じる主走査方向の濃度むらは、主走査方向の各ラインで同一の濃度むらが生じるからである。
制御回路51は、SOSセンサ18から出力されるSOS信号と、例えば、光走査装置10を搭載する、上位装置としての画像形成装置から供給される第1クロック信号(CLK1とも表記する)と、第2クロック信号(CLK2とも表記する)とを入力する。SOS信号は、被走査面の主走査方向へのレーザ光Lの照射開始タイミングを示す信号であり、制御回路51がSOS信号を入力してから所定時間Tの経過後に、主走査方向へのレーザ光Lの照射が開始される。
フィルタ部85は、図4に示すように、抵抗86とコンデンサ88とを有するローパスフィルタを備えている。フィルタ部85によってフィルタされた補正制御電圧が、各駆動部70(1)〜70(32)に出力される。また、フィルタ部85には、APC制御時(APC制御については後述する)に、ローパスフィルタのオン、オフを切り替えるスイッチ87が設けられている。このスイッチ87は、制御回路51から出力される切替信号によりオン、オフされる。すなわち、APC制御時には、フィルタ部85が無効になるようにスイッチ87がオフに制御され、APC制御以外の場合にはフィルタ部85が有効になるようにスイッチ87がオンに制御される。なお、制御回路51とスイッチ87とをつなぐ信号線については図示を省略する。
感光体ドラム60の被走査面の主走査方向の書き出し位置の検出は、SOSセンサ18から出力されるSOS信号に基づいて制御回路51が判定している。例えば、SOS信号を制御回路51が入力してから10μsec後に主走査方向への画像データの書き込みが開始される。しかしながら、SOSセンサ18は、SOSセンサ18への入力光量が変わるとSOSセンサ18の感度や応答性も変わってしまう。SOSセンサ18の出力するSOS信号は、アナログ信号であるため、SOSセンサ18の感度や応答性に変化が生じると、SOS信号の立ち上がりや立ち下がりが鈍ったり、SOS信号の出力タイミングにズレが生じてしまう場合もある。したがって、被走査面の主走査方向の書き出し位置の検出のための発光素子LDの光量を変更すると、制御回路51に精度のよいSOS信号を供給できない場合がある。このため、被走査面の主走査方向の書き出し位置の検出の際には、発光素子LDの光量は常に同じ光量、例えば、上述の100%光量(本発明の第1光量)に設定する必要がある。
また、制御回路51は、CLK1を選択CLKとしてアップ・ダウンカウンタ81に出力すると共に、主走査方向のラインの書き出し位置の光量に応じて、アップ信号又はダウン信号をアップ・ダウンカウンタ81に出力する。すなわち、主走査方向のラインの書き出し位置の光量が100%光量よりも低ければ、ダウン信号をアップ・ダウンカウンタ81に出力し、100%光量よりも高ければ、アップ信号をアップ・ダウンカウンタ81に出力する。
また、駆動部70に、発光素子LDの光量を補正する補正制御信号を出力する手段としてD/A変換器82を用いている場合であっても、SOS信号をSOSセンサ18に出力させる際には、発光素子LDの光量を100%光量に制御し、被走査面の主走査方向への走査を開始する際には、発光素子LDの光量を、副走査方向の位置ごとに値の異なる光量に制御することができる。
光走査装置のAPCには、画像形成前の所定の期間に実施される「初期APC」と、各走査毎に実施される「ラインAPC」とがある。「初期APC」を実施して各ビームの光量を必要光量に制御し、「ラインAPC」を実施してその光量を維持している。
初期APCは、画像形成装置の立ち上げ時やプリント指示後などに実行するモードであり、LD1〜LD32の各々が時系列で点灯され、レーザ光の光量を図3に示す光検出器101により検出する。VCSELドライバ30は、光検出器101の出力する、レーザ光の光量に応じた電圧の信号と、レーザ光の光量を指示する基準電圧の信号とが略一致するように、該当する発光素子へ供給する駆動電流値を調整する。これをすべての発光素子に関して行なうことより、すべての発光素子の出力光量を制御する。この初期APCは、内部回路(駆動部70(1)〜70(32))の制御電圧がリセットされているため、収束(光量調整が終了するまで)するのに時間がかかるために複数回のAPCを実行する。VCSELドライバ30は、光量制御後は調整後の駆動電流値を保持し、点灯時には、調整された駆動電流値の電流を供給する。
また、ラインAPCは、1主走査期間(SOS信号のインターバル)内において、画像形成が行われるイメージエリア以外の領域(APC領域)で実行されるモードであり、保持されている制御電圧がリーク等により減り光量が変動してしまうなど環境や時間経過に伴う光量変動分を調整する。これらの変動は1ライン間では小さいため通常一回のAPC動作をおこなう。ラインAPCの終了時に設定されたすべての発光素子に対応する駆動電流値が読み出され、その駆動電流値に基づいて発光素子が全部点灯され、すべての発光素子の出力光量が制御される。
まず、光走査装置10は、画像形成前の所定の期間に初期APCを行う(ステップS1)。初期APCが終了し、各LD1〜LD32の光量が、予め設定された光量である基準光量に設定されると、制御回路51は、SOSサーチを開始する(ステップS2)。制御回路51は、SOSサーチの際には、画像を書き込む主走査方向のラインに対応する発光素子LDを100%光量で発光させる。制御回路51は、SOSセンサ18から出力されたSOS信号を入力すると、補正制御電圧生成部80のアップ・ダウンカウンタ81にCLK1を出力する。また、制御回路51は、主走査方向の書き出し位置の光量に応じて、アップ信号又はダウン信号をアップ・ダウンカウンタ81に出力して、発光素子LDの光量を、画像を書き込むラインの書き出し位置の光量に設定する(ステップS3)。
30 VCSELドライバ
40 画像処理部
50 制御部
60 感光体ドラム
70 駆動部
80 補正制御電圧生成部
Claims (3)
- 複数の発光点を備えた光源と、
前記光源から射出された複数のビーム光を、像担持体の被走査面の主走査方向へ偏向する偏向手段と、
前記偏向手段によって偏向されたビーム光を所定位置で受光し、前記被走査面の主走査方向の書き出しタイミングを設定する際の基準信号となる同期検知信号を出力する検出手段と、
前記検出手段に入射するビーム光の光量が予め定められた第1光量となるように、また、前記被走査面の主走査方向への走査を開始する際のビーム光の光量が、前記被走査面の副走査方向の位置ごとに値の異なる光量である第2光量となるように、前記光源を駆動する駆動部を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする光走査装置。 - 前記制御手段は、前記検出手段に前記光源からのビーム光を照射してから前記被走査面の走査を開始するまでの前記駆動部の駆動電流を変化させる周期を、前記被走査面の走査を開始した後の周期より短くする、
ことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。 - 複数の発光点を備えた光源と、
前記光源から射出された複数のビーム光を、像担持体の被走査面の主走査方向へ偏向する偏向手段と、
前記偏向手段によって偏向されたビーム光を所定位置で受光し、前記被走査面の主走査方向の書き出しタイミングを設定する際の基準信号となる同期検知信号を出力する検出手段と、
前記光源を駆動する駆動部と、
前記複数の発光点のビーム光の光量を補正する補正データを、前記被走査面の主走査方向と副走査方向とのそれぞれの方向ごとに記憶した記憶手段と、
クロック信号のクロック数をカウントするカウンタと、
前記カウンタのカウント値を入力し、入力したカウント値に応じて、前記駆動部に、発光点の発光光量を補正する補正指示信号を出力するデジタル−アナログ変換手段と、
前記検出手段にビーム光を受光させて前記同期検知信号を出力させる際に、前記ビーム光の光量が第1光量となるように前記駆動部を制御し、前記同期検知信号を前記検出手段から入力してから所定時間を経過するまでの間に、前記被走査面の主走査方向への走査を開始する際のビーム光の光量が、前記被走査面の副走査方向の位置ごとに値の異なる光量である第2光量となるように前記駆動部を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記カウンタに出力するクロック信号として第1のクロック信号又は第2のクロック信号を選択し、前記検出手段から前記同期検知信号を入力してから前記被走査面の主走査方向への走査を開始するまでの間、前記カウンタに、前記第2のクロック信号よりも周波数の高い第1のクロック信号を出力し、前記被走査面の主走査方向への走査を開始すると、前記カウンタに、前記第2のクロック信号を出力し、前記記憶手段から前記主走査方向と前記副走査方向との補正データをそれぞれに読み出し、読み出した補正データに応じて、前記カウンタに、アップカウントを指示するアップ信号、又はダウンカウントを指示するダウン信号を出力し、
前記カウンタは、前記制御手段から出力される第1のクロック信号又は第2のクロック信号を、前記アップ信号又は前記ダウン信号に従ってアップカウント又はダウンカウントすることを特徴とする光走査装置。
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