JP2005007697A - 画像形成装置 - Google Patents

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淳 亀井
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Abstract

【課題】副走査方向の濃度ムラを簡単な構成で且つスクリーン構造に影響を与えることなく補正する。
【解決手段】メインコントロール部では、画像データに基づいてパルス幅変調してLDから光ビームを出力させる。このとき、感光体の1回転により1回パルス信号を発生する感光体基準位置検出センサの出力信号の立下りを基準にして、次の感光体基準位置検出センサの出力信号の立下りまでの期間(感光体の1回転分の期間)を16分割し、分割期間ごとに、テスト画像を出力した際の実際の検出濃度と本来の濃度との濃度差に応じて、LDの光量制御の基準となる光量制御レベルVrefを変更する。このように感光体上の副走査方向の位置に応じて光量制御レベルVrefを補正することで、形成される画像の副走査位置に応じて光ビームの光量を補正し、副走査方向の濃度ムラを補正する。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に係わり、特に、光源から出力された光ビームを像担持体に走査させ、且つ前記光ビームの走査方向と直交する副走査方向に、前記光ビームと前記像担持体とを相対移動させることにより画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像データに基づいて出力された光ビームを像担持体としての感光体上に走査させて静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して得られたトナー像を用紙等の画像記録媒体上に転写して、画像記録媒体上に画像を形成する画像形成装置がある。このような画像形成装置では、画像記録媒体上に画像を形成したときに、濃度に不均一(濃度ムラ)が生じることが知られている。
【0003】
このため、従来より、画像形成装置では、各種の方法により主走査方向(光ビームの走査方向)の濃度ムラの補正が行われているが、更なる高画質化のためには、副走査方向(主走査方向に直交する方向)の濃度ムラの補正も必要とされる。
【0004】
副走査方向の濃度ムラを補正する技術としては、従来より、副走査方向の位置に応じて画像データを補正することによって、光ビームをパルス幅変調する場合には、光ビームの点灯時間(点灯デューティ)を変化させたり、誤差拡散法やディザ法などで2値化信号を生成する場合には、レーザ発光確率を変化させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−112810号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、画像の濃度によって光ビームの点灯時間やレーザ発光確率の補正量が異なり、全画面分の画像データを演算補正するためのメモリや演算処理回路など大規模な回路が必要となり、また処理に時間がかかるという問題があった。また、画像データの補正によって光ビームの点灯時間やレーザ発光確率が変化されると、副走査方向の位置によってはスクリーン構造が変化してしまうという問題もあった。特に2400dpiなどの高解像度のカラー画像においては、このスクリーン構造の変化によって、画像処理によるカラーレジ(色ずれ)補正を行った際に、モアレなどの画質上の欠陥が生じる。
【0007】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、副走査方向の濃度ムラを簡単な構成で且つスクリーン構造に影響を与えることなく補正することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、光源から出力された光ビームを像担持体に走査させ、且つ前記光ビームの走査方向と直交する副走査方向に、前記光ビームと前記像担持体とを相対移動させることにより画像を形成する画像形成装置であって、前記画像の前記副走査方向の位置を検出するための副走査位置検出手段と、画像データに基づいて前記光源を点灯制御すると共に、前記副走査位置検出手段による検出結果に基づく副走査方向の位置に応じて、前記副走査方向の濃度ムラが低減されるように前記光ビームの光量を補正する制御手段と、を有することを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、制御手段により、画像データに基づいて光源を点灯制御する。これにより、画像データに基づく光ビームが像担持体に走査されて、画像が形成される。このとき形成される画像の濃度は、光ビームの光量(強度)と相関があり、制御手段では、副走査位置検出手段により検出された副走査方向の位置(以下、副走査位置)に応じて、前記副走査方向の濃度ムラが低減されるように光ビームの光量を補正する。このように、副走査方向位置に応じて光量を補正することで、従来技術のように画像データを補正せずとも、副走査方向の濃度ムラを補正することができる。したがって、簡単な構成で且つスクリーン構造に影響を与えることなく副走査方向の濃度ムラを補正することが可能となる。
【0010】
なお、上記の画像形成装置においては、光量の補正量は、ユーザが副走査方向の濃度ムラを画像から目視確認して、設定するようにしてもよいが、請求項2に記載されているように、前記画像の濃度を検出する濃度検出手段を更に備え、前記制御手段が、前記濃度検出手段による検出結果に基づいて、前記副走査方向の位置に応じて、前記光ビームの光量の補正量を設定することが好ましい。
【0011】
また、上記の画像形成装置においては、請求項3に記載されているように、画像形成領域外の走査中の光ビームが入射され、光ビームを受光することで前記光ビームの走査タイミングを検知する走査タイミング検知手段を更に備え、前記制御手段は、前記走査タイミング検知手段により検知された走査タイミングに同期して、前記画像データに基づく前記光源の点灯制御を行うと共に、前記補正量に応じて、当該点灯制御の開始タイミングを補正するとよい。
【0012】
また、請求項4に記載されているように、画像形成領域外の走査中の光ビームが入射され、光ビームを受光することで前記光ビームの走査タイミングを検知する走査タイミング検知手段を更に備え、前記制御手段は、前記走査タイミング検知手段に入射するタイミングでは、前記光ビームの光量を予め定められた所定値にするようにしてもよい。
【0013】
また、上記の画像形成装置においては、請求項5に記載されているように、前記光源が、複数の光ビームを複数のラインを同時に走査可能に出力し、前記制御手段が、前記複数の光ビームの光量を各々独立して補正する、ようにすることもできる。また、請求項6に記載されているように、前記光源が、複数の光ビームを複数のラインを同時に走査可能に出力し、前記制御手段が、前記複数の光ビームの光量を同一に補正することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明に係る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0015】
(全体構成)
図1には、本発明が適用された画像形成装置が示されている。図1に示すように、この画像形成装置10には、複数の巻きかけローラ12に張架され、モータ(図示省略)の駆動により矢印A方向に搬送される無端ベルト状の中間転写体ベルト14と、中間転写体ベルト14の上面(表面)に接するように設けられた感光体ドラム(以下、「感光体」と称す)16と、所望の画像データに基づいて光ビームを感光体16に向けて(矢印B参照)、主走査しながら照射する光走査装置(ROS)18(詳細後述)を備えている。
【0016】
また、図1に示すように、感光体16の周面近傍には帯電器20が配設されている。帯電器20は、感光体16を一様に帯電させる。感光体16は、ステッピングモータ17(図3参照)の駆動により、矢印C方向(副走査方向に対応)に所定速度で回転されるようになっている。帯電器20により一様に帯電された感光体16は、このように矢印C方向に回転することによって、光走査装置18からの光ビームが照射される。これにより、感光体16の周面上に潜像が形成される。
【0017】
また、光走査装置18による光ビームの照射位置よりも感光体16の回転方向下流側には、現像器22が配設されている。感光体16の周面上に形成された潜像は、現像器22によりトナーが供給されて現像される。これにより、感光体16の周面上にトナー像が形成される。
【0018】
また、現像器22よりも感光体16の回転方向下流側である感光体16の鉛直下方には、中間転写体ベルト14の下面(裏面)に接触するように第1の転写器24が設けられている。感光体16の周面上に形成されたトナー像は、第1の転写器24により中間転写体ベルト14の表面に転写される。これにより、中間転写体ベルト14の表面上にトナー像(未定着像)が形成される。なお、転写後に感光体16に残留しているトナーは、クリーナ(図示省略)によって除去される。
【0019】
中間転写体ベルト14上に形成されたトナー像は、中間転写体ベルト14の矢印A方向の搬送に伴って移動する。感光体16よりも中間転写体ベルト14の搬送方向下流側には、対向する2つのローラ26A、26Bからなる第2の転写器26が配設されている。中間転写体ベルト14上に形成されたトナー像は、このローラ26A、26Bの間に送り込まれる。また、このローラ26A、26Bの間には、図示しない用紙トレイから取り出された用紙90も搬送され、中間転写体ベルト14上に形成されたトナー像は、第2の転写器26によって用紙90に転写される。
【0020】
トナー像が転写された用紙90は、加圧ローラ28Aと加熱ローラ28Bからなる定着器28に搬送されて定着処理が施される。これにより、用紙90上のトナー像が定着されて、用紙90上に所望の画像が形成される。画像が形成された用紙90は装置外へ排出される。
【0021】
ここで、本実施形態に係る画像形成装置10においては、感光体16の1回転により1回パルス信号を発生する感光体基準位置検出センサ30が本発明の副走査位置検出手段として設けられている。この感光体基準位置検出センサ30の出力信号により、感光体16の回転位置を把握可能となり、画像の副走査方向の位置を特定することができる。なお、図1は、感光体基準位置検出センサ30を感光体16の周面近傍に設けた場合を示しているが、感光体基準位置検出センサ30の配設位置はこれに特に限定されるものではない。
【0022】
なお、この感光体基準位置検出センサ30の代わりに、副走査位置検出手段として、現像器22、中間転写体ベルト14、或いは定着器28の1回転により1回パルス信号を発生するセンサを設け、このセンサの出力信号により、現像器、中間転写体ベルト、或いは定着器の回転位置を把握して、画像の副走査方向の位置を特定するようにしてもよい。
【0023】
また、感光体16よりも中間転写体ベルト14の搬送方向下流側で、且つ第2の転写器26よりも上流側には、中間転写体ベルトの幅方向に沿って、ラインセンサ(以下、画像濃度検出センサ)32が本発明の濃度検出手段として設けられている。画像濃度検出センサ32では、中間転写体ベルト14上に形成されたトナー像(未定着画像)の濃度を検出する。このとき、中間転写体ベルト14の搬送によってトナー像が移動されることによって、画像濃度検出センサ32による濃度検出では、副走査方向の画像の濃度分布を得ることができる。
【0024】
なお、この画像濃度検出センサ32の代わりに、濃度検出手段として、感光体16上の静電潜像(電位)、感光体16上のトナー像、或いは定着器28から出力された用紙上の定着画像から画像濃度を検出するようにしてもよい。
【0025】
(光走査装置の構成)
図2に示すように、光走査装置18は、光源として半導体レーザ(以下、LD)40と、LD40から出力された光ビームを反射して、感光体16に光ビームを照射するポリゴンミラー42とを備えている。
【0026】
また、光走査装置18は、LD40を駆動するための回路であるLD駆動部44(図3参照)を備えており、LD40は、LD駆動部44に接続されている。LD40は、このLD駆動部44によって点灯制御されることによって、所定強度の光ビームを画像データに基づいて出力する。LD40から出力された光ビームは、コリメータレンズ46により平行光線化された後、ポリゴンミラー42に入射される。
【0027】
ポリゴンミラー42は、側面に複数の反射面42Aが設けられた正多角形状(本実施の形態では正六角形)に形成されており、入射された光ビームはこの反射面42Aに収束するようになっている。
【0028】
また、ポリゴンミラー42は、モータ(図示省略)の駆動によって、矢印D方向に所定の回転数(所定の速度)で回転される。この回転によって、各反射面42Aへの光ビームの入射角は連続的に変化し、偏向される。これにより、感光体16の軸線方向(矢印E参照、以下「主走査方向」という)に走査して、光ビームが感光体16に照射される。
【0029】
ポリゴンミラー42により反射された光ビームの進行方向には、fθレンズ48が配置されており、ポリゴンミラー42により反射された光ビームは、fθレンズ48を透過してから、感光体16に照射される。このfθレンズ48により、光ビームは感光体16の周面上で結像点を結び、且つ感光体16上での走査速度が等速度になる。
【0030】
fθレンズ48よりも光ビームの進行方向下流で、且つ感光体16よりも光ビームの走査方向上流側には、本発明の走査タイミング検知手段として、フォトディテクタ等からなるSOSセンサ50(詳細後述)が配置されている。SOSセンサ50には、光ビームが感光体16をその軸線方向に走査するごとに、感光体16の手前、すなわち走査方向上流側の画像形成領域外の光ビームが入射される。これにより、SOSセンサ50は、光走査装置18による感光体16への1走査ごとの走査開始タイミングを検知し、その結果をSOS信号として出力する。
【0031】
(制御系の構成)
次に、図3を参照して、画像形成装置10の制御系の構成を説明する。
【0032】
図3に示すように、画像形成装置10は、該画像形成装置10全体の動作を司るメインコントロール部60を備えている。このメインコントロール部60は、本発明の制御手段として機能するものであり、点灯制御部60Aと、補正量設定部60Bと、補正量を記憶するためのメモリ60Cとを備えている。なお、メインコントロール部60は、点灯制御部60A、補正量設定部60B、メモリ60Cとしての回路を基板上に設けて構成することもできるが、本実施形態では、CPU、RAM、ROMなどを備えた所謂マイコンとし、プログラムの実行により、ソフトウェア的に、点灯制御部60A、補正量設定部60B、メモリ60Cの機能が構築されるようになっている。
【0033】
メインコントロール部60は、ステッピングモータ17や、図示は省略するが、中間転写体ベルト14を搬送させるためのモータや用紙90を搬送するためのモータなどと接続されており、画像形成時には、これらのモータを駆動させるようになっている。
【0034】
なお、本実施の形態では、一例として、感光体16の1回転分のパルス数が、16×n(nは正の整数)パルスとなるステッピングモータ17を用いている。メインコントロール部60は、所定周波数のパルス信号(駆動パルス)をステッピングモータ17へ出力することで、ステッピングモータ17を駆動させて感光体16を矢印C方向に所定速度で回転させるようになっている。
【0035】
メインコントロール部60は、図示は省略するが、スキャナやコンピュータ、さらにはネットワークを介したクライアント(コンピュータ)などが接続され、ユーザにより画像形成が指示された中間調画像(階調画像)あるいは文字画像を表す画像データが入力されるようになっている。
【0036】
また、このメインコントロール部60には、前述したLD駆動部44、SOSセンサ50が接続されている。メインコントロール部60には、SOSセンサ50からSOS信号が入力される。メインコントロール部60は、点灯制御部60Aにおいて、入力されたSOS信号と同期させて、LD40の点灯をON/OFFする点灯信号VDATA、LD40の出力光量を制御する際の基準となる光量制御レベルVref、及びLD40の出力光量の制御タイミングを指示する光量制御タイミング信号PCONTを生成して、LD駆動部44へ供給するようになっている。
【0037】
なお、点灯信号VDATAは、画像データに基づくLD40の点灯は勿論のこと、光量制御のための点灯、SOSセンサ50に光ビームを入射させるための点灯(以下、SOS前点灯)を指示するものである。メインコントロール部60では、特に、画像データに基づくLD40の点灯の際には、1画素当たりON/OFFデューティを画像データに基づいて変化させて、所謂パルス幅変調を行うようになっている。
【0038】
LD駆動部44は、メインコントロール部60から供給された点灯信号VDATAに基づいてLD40を点灯させると共に、光量制御タイミング信号PCONTで出力光量の制御が指示されたら、光量制御レベルVrefに応じた光量となるようにLD40の出力光量を制御する。また、光量制御後は、制御後の光量(すなわち光量制御レベルVrefに応じた光量)を維持して、点灯信号VDATAに基づいてLD40を点灯させる。
【0039】
また、メインコントロール部60には、前述した画像濃度検出センサ32、及び感光体基準位置検出センサ30も接続されており、画像濃度検出センサ32の出力信号、及び感光体基準位置検出センサ30の出力信号(濃度検出結果)が入力される。
【0040】
メインコントロール部60は、感光体基準位置検出センサ30からの出力信号で示されるタイミングと同期して、画像濃度検出センサ32による濃度検出結果を取り込む。これにより、メインコントロール部60は、感光体16上における副走査位置に応じた画像の濃度分布を得ることができる。
【0041】
メインコントロール部60は、補正量設定部60Bにおいて、この濃度分布に基づいて、副走査方向の濃度ムラが低減されるように、光量制御レベルVrefの補正量を設定するようになっている。詳しくは、濃度分布に基づいて、感光体16上における副走査方向の各位置について、実際の検出濃度と本来の濃度との差(濃度差)を求め、該濃度差を解消するための光量に変換する。一般に、画像の濃度と光量は、一般に図4に示すような関係にあり、この関係を表す関係式が予め求められてROMの所定記憶領域に予め記憶されている。メインコントロール部60は、この関係式を用いて、副走査方向の各位置の濃度差を解消するための光量に変換することができ、変換結果をRAMの所定記憶領域をメモリ60Cとして、当該メモリ60Cに記憶しておく。画像形成時には、感光体基準位置検出センサ30からの出力信号で示されるタイミングにより副走査位置を把握し、該副走査位置に対応する変換光量に基づいて光量制御レベルVrefを増減させる。
【0042】
(作用)
次に、本実施の形態の作用を説明する。まず、図5のタイミングチャートを参照して、画像形成処理時のメインコントロール部60の点灯制御を説明する。
【0043】
図5に示すように、メインコントロール部60では、画像形成処理中は、光量制御レベルVrefとLD駆動部44へ供給している。メインコントロール部60は、SOSセンサ50に光ビームが入射するタイミングの少し前から、点灯信号VDATAをHにして、LD40を点灯させる(SOS前点灯)。このLD40の点灯により、SOSセンサ50に光ビームが入射すると、SOSセンサ50からSOS信号が出力される。
【0044】
このSOS信号の立ち下がりを基準にして、メインコントロール部60では、画像領域の開始/終了タイミング(区間Q)と、光量制御(所謂APC)の開始/終了タイミング(区間R)と、次のSOS前点灯、すなわち次のSOS信号を取得するためのSOSセンサ50入射手前からのLD40点灯開始/終了タイミング(区間S)とを決定する。この決定されたタイミングに基づいて、メインコントロール部60からLD駆動部44へ供給する各信号のH/Lが切り替えられることになる。また、詳細は後述するが、SOS信号の立ち下がりエッジを基準にして、光量制御レベルVrefの変更タイミングPも決定する。
【0045】
メインコントロール部60では、画像領域の開始タイミングになると、画像データに基づいてON/OFFデューティを変化させた画像1ライン分の点灯信号VDATAを生成して、LD駆動部44へ供給する。LD駆動部44では、この点灯信号VDATAに従って、LD40の点灯をON/OFFする。これにより、LD40が画像データに基づいて点灯制御(パルス幅変調制御)され、画像データに基づいてパルス幅変調された光ビームが出射され、感光体16に画像が1ライン分書き込まれる。
【0046】
画像領域の終了後は、光量制御開始タイミングとなり、点灯信号VDATA及び光量制御タイミング信号PCONTが共にHにされる。LD駆動部44は、点灯信号VDATAがHになることによってLD40の点灯を開始し、光量制御タイミング信号PCONTがHであるので、光量制御レベルVrefの値に応じた光量になるように、LD40の駆動電流値を調整して、LD40の出力光量を制御する。光量制御終了タイミングになると、点灯信号VDATA及び光量制御タイミング信号PCONTはLに戻される。
【0047】
光量制御終了後は、SOS前点灯開始タイミングとなり、点灯信号VDATAがHにされる。これにより、SOSセンサ50に光ビームが入射するタイミングの少し前からLD40が点灯され、SOSセンサ50に光ビームが入射すると、SOSセンサ50からSOS信号が出力される。このSOS信号の立ち下がりエッジを基準にして、次のラインのための、画像領域の開始/終了タイミング(区間Q)と、光量制御(所謂APC)の開始/終了タイミング(区間R)と、次のSOS前点灯開始/終了タイミング(区間S)と、光量制御レベルVrefの変更タイミングが決定される。
【0048】
画像領域の開始タイミングとなったら、次の画像1ライン分の点灯信号VDATAを生成して、LD駆動部44へ供給する。LD駆動部44では、この点灯信号VDATAに従って、LD40の点灯をON/OFFする。このときのLD40の出力光量は、前述の光量制御による制御後の光量が保持される。
【0049】
すなわち、上記のようなメインコントロール部60の制御により、光走査装置18では、ライン毎に光量制御レベルVrefに応じた光量となるように光量制御が行われて、当該光量制御後の光量の光ビームを画像データに基づいてパルス幅変調して、感光体16に照射して感光体16に画像を書き込むようになっている。
【0050】
このようにして感光体16に書き込まれた画像(潜像)は、現像器22により現像されて、第1の転写器24により中間転写体ベルト14に転写され、第2の転写器26によって中間転写体ベルト14から用紙90に転写される。画像が転写された用紙90は、定着器28によって定着処理が施された後、装置外へ排出される。
【0051】
ここで、本実施形態においては、メインコントロール部60では、副走査方向の濃度ムラが低減されるように、光量制御レベルVrefの値を補正するようになっている。図6に、メインコントロール部60で実行される光量制御レベルVrefの補正量設定処理を示す。
【0052】
なお、この補正量設定処理は、画像形成装置10の電源投入直後、所定枚数出力毎、ユーザにより当該補正量設定処理の実行指示が入力された時など、予め定められた所定タイミングに実行される。
【0053】
図6に示すように、メインコントロール部60では、まずステップ100において、感光体基準位置検出センサ30の出力信号に同期させて、光量制御レベルVrefを予め定められた所定値に一定にした状態で、テスト画像を出力する。
【0054】
具体的には、図5に示したような点灯制御により、テスト画像として、図7に示すような全面一様の濃度のハーフトーン画像を感光体16の全画像形成範囲に書き込む。感光体16に書き込まれたハーフトーン画像は、現像器22で現像されて、中間転写体ベルト14に転写される。これにより、中間転写体ベルト14上には、全面一様の濃度のハーフトーン画像が形成されるのが理想的ではあるが、実際には、形成された画像には濃度ムラが生じている。図8に、副走査方向の濃度ムラのパターン例を示す。このような濃度ムラは、濃度が20〜30%程度のハイライト領域で発生し易いことが一般に知られているため、本実施形態では、一例として、図6のステップ100では、濃度20%のハーフトーン画像をテスト画像として出力する。
【0055】
中間転写体ベルト14上に形成されたテスト画像は、中間転写体ベルト14が搬送されることによって、画像濃度検出センサ32の検出位置に到達し、図6の次のステップ102では、画像濃度検出センサ32により、中間転写体ベルト14上に形成されたテスト画像の濃度を検出し、その結果をメモリ60Cに記憶する。このとき、中間転写体ベルト14の搬送に伴って、画像濃度検出センサ32によるテスト画像上の濃度検出位置が変化するので、メインコントロール部60では、所定時間毎に画像濃度検出センサ32から濃度検出結果を取り込んで記憶していくことで、感光体16上における副走査位置に応じた画像の濃度分布を得ることができる。
【0056】
次のステップ104では、取得した画像の濃度分布に基づいて、副走査位置毎に、実際の検出濃度と、本来の濃度(本実施の形態では濃度20%)との濃度差を求める。
【0057】
具体的に、本実施の形態では、感光体16上の画像形成範囲を副走査方向に16分割し、各分割範囲を副走査位置として、分割範囲ごとに濃度差を求めるようになっている。なお、感光体16上の画像形成範囲を副走査方向に16分割するのは、感光体16を回転させるために、感光体161回転分のパルス数が16×nパルスとなるステッピングモータ17を使用しているためであり、使用するモータに応じて適宜分割数は変更可能である。また、各分割範囲の実際の検出濃度としては、当該分割範囲内の検出濃度の平均値を用いてもよいし、当該分割範囲内の所定位置の検出濃度を用いてもよい。所定位置の検出濃度を用いる場合には、画像濃度検出センサ32では、当該位置の濃度のみ検出するようにしてもよい。
【0058】
次のステップ106で、各副走査位置について、求めた濃度差を解消するための光量に変換する。そして、最後にステップ108で、変換結果(変換光量)を光量制御レベルVrefの補正量とし、副走査位置と対応付けてメモリ60Cに記憶する。具体的には、各分割範囲に対応するステッピングモータ17のパルス数と対応付けて変換光量を記憶する。この場合、各分割範囲に対応するステッピングモータ17のパルス数とは、感光体基準位置検出センサ30の信号出力タイミングを基点として、副走査方向最上流の分割範囲はパルス数1〜n、副走査方向上流側から2つ目の分割範囲はパルス数(n+1)〜2n、…、16個目の分割範囲はパルス数(15n+1)〜16nとなる。このように変換光量を記憶したら、図6の補正量設定処理は終了される。
【0059】
メインコントロール部60では、画像形成時には、上記の補正量設定処理で設定された補正量を用いて、副走査方向の濃度ムラを補正している。図9に、メインコントロール部60で実行される補正処理を示す。
【0060】
図9に示すように、メインコントロール部60では、ステップ150で、感光体基準位置検出センサ30の出力信号に基づいて副走査位置を検出し、次のステップ152で、検出した副走査位置に対応する補正量(変換光量)をメモリ60Cから読み出して、光量制御レベルVrefの値を補正する。具体的には、感光体基準位置検出センサ30の出力信号を基準としたステッピングモータ17へのパルス数に対応する光量制御レベルVrefの補正量をメモリ60Cから読み出して、読み出した補正量に応じて光量制御レベルVrefの値を予め定められた所定値から増減させる。
【0061】
画像形成が終了するまで、次のステップ154からステップ150に戻り、上記処理を繰り返し、画像形成が終了したら図9の補正処理は終了される。
【0062】
これにより、例えば、図10に示すように、感光体基準位置検出センサ30の出力信号の立下りを基準にして、次の感光体基準位置検出センサ30の出力信号の立下りまでの期間、すなわち感光体16の1回転分の期間が16分割されて、分割期間ごとに、実際の検出濃度と本来の濃度との濃度差に応じて光量制御レベルVrefが変更される。LD40では、光量制御レベルVrefに応じた光量で光ビームを出力し、図4に示したように光量と濃度には相関があるため、光量制御レベルVrefを変化させることで、濃度ムラを低減させることができる。
【0063】
なお、光量制御レベルVrefの変更は、画像形成領域(区間Q)外で且つ光量制御期間(区間R)外に行う必要があり、本実施の形態では、図5に示したように、SOS信号後、画像形成の開始タイミングになる手前の所定タイミングTで光量制御レベルVrefを変更するようになっている。
【0064】
このように、本実施の形態では、感光体16上の副走査位置に応じて、光量制御の基準となる光量制御レベルVrefを補正することで、形成される画像の副走査位置に応じて光ビームの光量を補正し、副走査方向の濃度ムラを補正するようになっている。すなわち、画像データを補正せずに、副走査方向の濃度ムラを補正できるので、従来技術で必要とされた、全画面分の画像データを演算補正するためのメモリや演算処理回路など大規模な回路が不要であると共に、スクリーン構造を変化させることもない。また、光量制御レベルVrefを増減するという簡単な加減算のみでよいので、処理に時間もかからない。
【0065】
ところで、光量制御レベルVrefを補正して光ビームの光量が大きく変化すると、この変化に伴ってSOSセンサ50からのSOS信号の出力タイミングがずれて、画像形成の開始タイミング、すなわち主走査方向の画像の書き出しタイミングがずれてしまう恐れがある。これを防止するためには、図11に示すように、補正した光量制御レベルVrefのレベルに応じて、SOS信号の立ち上がりからの画像形成の開始タイミング、すなわち画像データに基づいて光ビームをパルス幅変調するパルス幅制御の開始タイミングをT→T+ΔTと補正するとよい。或いは、図12に示すように、SOS前点灯時の出力光量は、光量制御レベルVrefの補正に関わらず一定にするようにしてもよい。
【0066】
なお、本実施の形態では、光走査装置18が1本の光ビームによって感光体16を走査する場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。複数の光ビームにより感光体16上の複数ラインを同時に走査したり、1ラインを複数の光ビームにより分割走査してもよい。例えば、光源として、光走査装置18の光源としてLD40の代わりに、図13に示すように複数の発光点80が二次元配列(図13では4×4)された面発光レーザを用いれば、複数の光ビームで同時に複数ラインを同時に走査することができる。この場合、光量を細かく補正したい場合には、各光ビームの光量を別々に補正するようにしてもよいし、面発光レーザを点灯駆動するための回路を簡略するためには、複数の光ビーム(例えば同時に走査する光ビームなど)をまとめて同一に光量となるように補正してもよい。
【0067】
なお、本実施の形態では、単色画像を形成する画像形成装置に本発明を適用した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スクリーン構造を変化させないことからカラー画像を形成する画像形成装置に適用することも有効である。図14に、カラー画像を形成する画像形成装置10Aの一例を示す。なお、図14では、図1と同様の部材には、同一の部材番号を付与して示している。
【0068】
詳しくは、図14に示す画像形成装置10Aは、中間転写体ベルト14の搬送方向に沿って、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色毎の感光体16を備えており、各感光体16に対して、光走査装置18が設けられている。また、各感光体16の周囲には、帯電器20、現像器22、第1の転写器24が備えられている。各感光体16にはそれぞれ対応する光走査装置18から画像データに基づく光ビームが照射されて潜像が形成され、それぞれ対応する現像器22によって潜像が現像されて対応する色のトナー像が形成される。各感光体16上に形成されたトナー像は、中間転写体ベルト14のベルト面上で、互いに重なり合うように中間転写体ベルト14に各々転写される。これにより、中間転写体ベルト14上にカラーのトナー像が形成され、このカラーのトナー像が第2の転写器26によって用紙に転写される。
【0069】
また、各感光体16に対応して、感光体基準位置検出センサ30が設けられている。メインコントロール部60では、それぞれの感光体基準位置検出センサ30の信号出力タイミングを基点として、感光体16上の画像形成範囲を副走査方向に16分割した分割範囲ごとに、各色毎に光量制御レベルVrefの補正量を上記と同様に求めてメモリ60Cに記憶しておき、画像形成時には、各感光体基準位置検出センサ30の信号出力タイミングを基点として、各々対応する色の光量制御レベルVrefの補正量に基づいて、各光走査装置18へ供給する光量制御レベルVrefを補正して、各色の副走査方向の濃度ムラを補正すればよい。
【0070】
このように光量制御レベルVrefを補正することで、各色の副走査方向の濃度ムラを補正すれば、画像処理によるカラーレジ(色ずれ)補正を行ったとしても、モアレなどの画質上の欠陥が生じさせる心配がない。
【0071】
なお、カラー画像を形成する場合は、主走査方向の書き出しタイミングがずれると、形成した画像上に色ずれとなって現れるため、図11、12に示したように補正した光量制御レベルVrefのレベルに応じて、SOS信号の立ち上がりからの画像形成の開始タイミングを補正したり、SOS前点灯時の出力光量を光量制御レベルVrefの補正に関わらず一定になるようにすることがより好ましい。
【0072】
また、本実施の形態では、画像濃度検出センサ32を濃度検出手段として設け、実際に形成された画像の濃度を検出し、該検出した濃度に基づいて光量制御レベルVrefの補正量を設定するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。ユーザが、目視により画像の出力結果を確認して濃度ムラを判別し、判別した濃度ムラを表す情報を入力或いは、補正量を表す情報が入力されるようにしてもよい。但し、本実施形態の如くセンサにより画像の濃度を検出して補正量を設定する方が、より高精度に濃度ムラを補正できると共に、濃度ムラ補正の全工程を自動化できるため好ましい。
【0073】
また、上記では、画像データに基づいて光ビームをパルス幅変調する画像形成装置を例に説明したが、誤差拡散法やディザ法などで2値化信号を生成する画像形成装置にも本発明は適用可能である。
【0074】
【発明の効果】
上記に示したように、本発明は、副走査方向の濃度ムラを簡単な構成で且つスクリーン構造に影響を与えることなく補正することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態に係る光走査装置の詳細構成図である。
【図3】本実施の形態に係る画像形成装置の電気系の構成を示すブロック図である。
【図4】光量と濃度との関係を示すグラフである。
【図5】本実施の形態に係るメインコントロール部で行われる点灯制御を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】本実施の形態に係るメインコントロール部で行われる補正量設定処理を示すフローチャートである。
【図7】テスト画像の一例である。
【図8】図7のテスト画像を出力した時に発生する濃度ムラの一例である。
【図9】本実施の形態に係るメインコントロール部で行われる補正処理を示すフローチャートである。
【図10】図9の補正処理により行われる光量制御レベルの補正例である。
【図11】メインコントロール部で行われる点灯制御の別の例を説明するためのタイミングチャートである。。
【図12】メインコントロール部で行われる点灯制御の別の例を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】面発光レーザを示す図である。
【図14】カラー画像を形成する画像形成装置の概略構成図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
14 中間転写体ベルト
16 感光体
17 ステッピングモータ
18 光走査装置
20 帯電器
22 現像器
24 第1の転写器
26 第2の転写器
28 定着器
30 感光体基準位置検出センサ
32 画像濃度検出センサ
40 LD
42 ポリゴンミラー
44 LD駆動部
46 コリメータレンズ
50 SOSセンサ
60 メインコントロール部
80 発光点
PCONT 光量制御タイミング信号
VDATA 点灯信号
Vref 光量制御レベル

Claims (6)

  1. 光源から出力された光ビームを像担持体に走査させ、且つ前記光ビームの走査方向と直交する副走査方向に、前記光ビームと前記像担持体とを相対移動させることにより画像を形成する画像形成装置であって、
    前記画像の副走査方向の位置を検出するための副走査位置検出手段と、
    画像データに基づいて前記光源を点灯制御すると共に、前記副走査位置検出手段による検出結果に基づく副走査方向の位置に応じて、前記副走査方向の濃度ムラが低減されるように前記光ビームの光量を補正する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像の濃度を検出する濃度検出手段を更に備え、
    前記制御手段が、前記濃度検出手段による検出結果に基づいて、前記副走査方向の位置に応じて、前記光ビームの光量の補正量を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成領域外の走査中の光ビームが入射され、光ビームを受光することで前記光ビームの走査タイミングを検知する走査タイミング検知手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記走査タイミング検知手段により検知された走査タイミングに同期して、前記画像データに基づく前記光源の点灯制御を行うと共に、前記補正量に応じて、当該点灯制御の開始タイミングを補正する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成領域外の走査中の光ビームが入射され、光ビームを受光することで前記光ビームの走査タイミングを検知する走査タイミング検知手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記走査タイミング検知手段に入射するタイミングでは、前記光ビームの光量を予め定められた所定値にする、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記光源が、複数の光ビームを複数のラインを同時に走査可能に出力し、
    前記制御手段が、前記複数の光ビームの光量を各々独立して補正する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記光源が、複数の光ビームを複数のラインを同時に走査可能に出力し、
    前記制御手段が、前記複数の光ビームの光量を同一に補正する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
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