JP2011034002A - 画像形成装置、光量補正方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、光量補正方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】シェーディング補正の際に、光源の電流−光量特性に曲がりがある場合でも、レーザビームの走査線の光量を一定にすること。
【解決手段】画像形成装置は、VICSEL200の光源から光ビームを射出させる発光電流を生成する発光電流生成回路1611と、光スポットの被走査面における走査位置を検出するフォトダイオードと、予め定められた規定光量の近傍範囲内における複数位置における発光量に基づいて発光電流の電流値と光源の発光量との関係を求め、関係に基づいて発光電流を生成する制御を発光電流生成回路1611に対して行う制御部1644と、走査位置に対応して予め定められた補正データに基づいて、発光電流を補正することにより光ビームの発光量を補正するCPU24と、を備えた。
【選択図】図16

Description

本発明は、画像形成装置、光量補正方法およびプログラムに関する。
画像形成装置に設けられた光書込み装置では、fθレンズやfθミラーを介したレーザビームは、被走査面上での走査速度が略一定になるが、被走査面上でのレーザビームの強度は像高(走査位置)によって強弱が生じる。これは、レーザビームがレーザダイオードから出射されてから被走査面に到達するまでに通るガラス、レンズ、ミラーといった光学素子の反射率、透過率といった光利用効率がレーザビームの入射角によって異なること、fθレンズの厚みが像高により異なることなどに起因する。このような像高によるビーム強度の強弱をシェーディング特性という。シェーディング特性は通常10数%あり、このシェーディング特性は、形成される画像の濃度に影響を与える。
このシェーディング特性の影響に対する対策として、種々のシェーディング補正の技術が考えられている。例えば、特許文献1に開示される技術では、単一の光束を発生する光源手段と、その光束を偏向走査する偏向手段と、被走査面に光スポットを集光し、被走査面を走査する走査結像光学手段を有するビーム走査型画像形成装置において、光スポットの走査位置(像高)を検出し、検出された走査位置に対応して予め与えられ光源の光量補正データに基づいて、1つの光束の走査線のタイミングにより、その光束の走査位置に対応した光源の光量を制御するものである。この従来技術では、走査位置検出手段が、全走査位置を適当な数に等分割した離散的な検出分解能を有し、その等分割された部分毎に光量補正データが記憶手段に記憶されており、この部分毎に光量補正データに基づいて光量補正を行っている。
また、例えば、特許文献2には、複数の光束を発生する光源に対してシェーディング補正を行う技術が開示されている。
また、例えば、特許文献3には、光量補正データに基づき、光源の光量を変更する手段として、光源に印加する電流を、図20に示す光源の電流−光量特性(以下、「I−Lカーブ」という。)にあわせて、バイアス電流、閾値電流、および発光電流の3の電流に分けている。そして、特許文献3のシェーディング補正の技術では、光量補正データに基づき発光電流を変更し、光源の光量を調整する。例えば、ある像高位置の光量補正データが、光量を10%増加を示していた場合、発光量と発光電流は直線の比例関係にあると仮定し、発光電流を10%増加することで、光量も10%増加させている。
しかしながら、光源の中には、I−Lカーブが、図21に示すように、直線ではなく、曲がりを有している場合がある。特許文献3に開示されたシェーディング補正技術では、例えば、光量補正データに基づき光量を10%増加させる場合は、発光電流を10%増加させることにより、光量を10%増加したことにしているが、図22に示すようにI−Lカーブに曲がりがあると、発光電流を10%増加させても、光量は10%まで増加せず、例えば8%までしか光量が増加しない。
このような場合、特許文献2に開示された技術のように、被走査面上のレーザビームの走査線光量を一定にするために、走査位置ごとに記録された光量補正データに基づいて、光源の発光電流を調整しても、実際には、被走査面での光量は、目標の光量には補正されておらず、結果、レーザビームの走査線光量も一定にはならなくなってしまう。
また、特許文献2の技術では、複数のレーザビームに対して、特許文献1の技術と特許文献3の技術と同じシェーディング補正を行っているため、各レーザビームが目標の光量には補正されないだけでなく、各レーザビーム間で大きな光量差が発生してしまい、結果として、形成画像に周期的な濃度ムラ(バンディング)も発生させてしまう。
また、従来の半導体レーザは、1つの半導体素子から1本〜4本、多くて8本程度のレーザビーム数であったが、近年では、VCSELとして参照される面発光レーザが市販され、10本以上のレーザビームを1回のスキャンで走査できる光書込み装置が実用化されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、シェーディング補正の際に、光源の光源の電流−光量特性に曲がりがある場合でも、レーザビームの走査線の光量を一定にすることができる画像形成装置、光量補正方法およびプログラムを提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、光ビームを射出する光源と、前記光源から前記光ビームを射出させる発光電流を生成する発光電流生成手段と、前記光ビームを偏向走査しながら、感光体の被走査面に前記光ビームを集光して光スポットを形成し、前記被走査面を走査する偏向光学手段と、前記光スポットの前記被走査面における走査位置を検出する検出手段と、予め定められた規定光量の近傍範囲における複数の発光量に基づいて前記発光電流の電流値と前記光源の発光量との関係を求め、前記関係に基づいて前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行う制御手段と、前記走査位置に対応して予め定められた補正データに基づいて、前記発光電流を補正することにより、前記光ビームの発光量を補正する補正手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる光量補正方法は、画像形成装置で実行される光量補正方法であって、前記画像形成装置は、光ビームを射出する光源と、前記光源から前記光ビームを射出させる発光電流を生成する発光電流生成手段と、前記光ビームを偏向走査しながら、感光体の被走査面に前記光ビームを集光して光スポットを形成し、前記被走査面を走査する偏向光学手段と、前記光スポットの前記被走査面における走査位置を検出する検出手段と、を備え、予め定められた規定光量の近傍範囲における複数の発光量に基づいて前記発光電流の電流値と前記光源の発光量との関係を求め、前記関係に基づいて前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行う制御ステップと、前記走査位置に対応して予め定められた補正データに基づいて、前記発光電流を補正することにより、前記光ビームの発光量を補正するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータは、光ビームを射出する光源と、前記光源から前記光ビームを射出させる発光電流を生成する発光電流生成手段と、前記光ビームを偏向走査しながら、感光体の被走査面に前記光ビームを集光して光スポットを形成し、前記被走査面を走査する偏向光学手段と、前記光スポットの前記被走査面における走査位置を検出する検出手段と、を備え、予め定められた規定光量の近傍範囲における複数の発光量に基づいて前記発光電流の電流値と前記光源の発光量との関係を求め、前記関係に基づいて前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行う制御ステップと、前記走査位置に対応して予め定められた補正データに基づいて、前記発光電流を補正することにより、前記光ビームの発光量を補正するステップと、を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、シェーディング補正の際に、光源の光源の電流−光量特性に曲がりがある場合でも、レーザビームの走査線の光量を一定にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる画像形成装置の機械的構成を示す模式図である。 図2は、光源ユニットが半導体レーザアレイ、または面発光レーザから構成される場合の例を示す図である。 図3は、VCSELを含む光学装置が感光体ドラムを露光する場合の概略的な斜視図を示した図である。 図4は、画像形成装置の制御ユニットの概略的な機能ブロック図を示した図である。 図5は、GAVDの詳細な機能ブロックを示した図である。 図6は、入力パルス信号と光源への印加電流との関係を示す説明図である。 図7は、従来方式による閾値電流と発光電流と算出を説明するための図である。 図8は、実施の形態1による閾値電流と発光電流と算出を説明するための図である。 図9は、実施の形態1により求めた電流量と発光量の比例関係より求められる閾値電流と発光電流の様子を示す図である。 図10は、図9に示す規定光量の付近の拡大図である。 図11は、感光体ドラムの被走査面とシェーディング特性を示す説明図である。 図12は、同期検出装置の機能的構成を示す説明図である。 図13は、GAVDの出力データ制御部の回路構成を示す説明図である。 図14は、光量補正を説明するための図である。 図15は、有効書込領域を等間隔に分割する際に有効書込領域を15等分した場合の同期信号(XDETP)と光量補正信号LDLVLのタイムチャートを示す説明図である。 図16は、LDドライバの機能的構成を示す説明図である。 図17は、実施の形態1における閾値電流と発光電流の算出処理および設定処理の手順を示すフローチャートである。 図18は、VICSEL200の光源に印加する電流と発光量の大きさを表す電圧Vpdの関係を示すグラフである。 図19は、実施の形態2における閾値電流と発光電流の算出処理および設定処理の手順を示すフローチャートである。 図20は、光源の電流−光量特性(I−Lカーブ)の例を示す説明図である。 図21は、曲がりを有する電流−光量特性(I−Lカーブ)の例を示す説明図である。 図22は、曲がりを有する電流−光量特性(I−Lカーブ)を用いた光量補正の例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、光量補正方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。但し、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の画像形成装置の機械的構成を示す模式図である。本実施の形態の画像形成装置100は、VCSEL200(図2,図3参照)、ポリゴンミラー102aなどの光学要素を含む光学装置102と、感光体ドラム、帯電装置、現像装置などを含む像形成部112と、中間転写ベルトなどを含む転写部122を含んで構成される。光学装置102は、半導体レーザとしてVCSEL200を含んで構成される。図1に示す実施形態では、VCSEL200(図1では不図示)から射出された光ビーム(レーザビーム)は、一旦、第1シリンドリカルレンズ(図示せず)により集光され、ポリゴンミラー102aにより、反射ミラー102bへと偏向される。
ここで、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)200とは、同一チップ上に複数の半導体レーザ素子(以下、単に「光源」という場合もある。)を格子状に配置した面発光型半導体レーザである。このようなVCSEL200を使用した画像形成装置としては様々な技術が知られており、本実施の形態の画像形成装置100の光学装置102には、これらの公知技術と同様の構成で、VCSEL200が組み込まれている。図2は、本実施の形態の光学装置102に組み込まれたVICSEL200の構成図である。本実施の形態のVCSEL200は、図2に示すように、格子状に複数の光源1001(複数の半導体レーザ素子)が格子状に配置された半導体レーザアレイを構成している。そして、複数の光源1001の配列方向が偏向器としてのポリゴンミラー102aの回転軸に対して所定の角度θで傾斜して設けられている。
図2では、光源の縦配列方向をa〜c、横配列方向を1〜4とし、例えば、図2の左上の光源1001をa1のように表記する。光源1001がポリゴンミラー角度θをもって配置されていることにより、光源a1と光源a2とは異なる走査位置を露光し、この2光源により1つの画素(1画素)を構成する場合、すなわち、図2において、2光源で1画素を実現する場合を考える。例えば2光源a1,a2で1画素、2光源a3,a4で1画素を構成していくとすると、図中の光源によって図2右端に示すような画素が形成される。図の縦方向を副走査方向としたとき、2光源により構成される画素の中心間距離が600dpi相当であるとする。このとき、1画素を構成する2光源の中心間隔は1200dpi相当となり、画素密度に対して光源密度が2倍となっている。よって1画素を構成する光源の光量比を変えることで、画素の重心位置を副走査方向にずらすことが可能となり、高精度な画像形成が実現できる。
画像形成装置100は、fθレンズを使用しないポストオブジェクト型の光学装置102を構成する。光ビームLは、図示した実施形態ではシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応した数発生されていて、反射ミラー102bで反射され、第2シリンドリカルレンズ102cで再度集光された後に感光体ドラム104a、106a、108a、110aを露光している。
光ビームLの照射は、上述したように複数の光学要素を使用して行われるため、主走査方向および副走査方向に関して、タイミング同期が行われている。なお、以下、主走査方向を、光ビームの走査方向として定義し、副走査方向を、主走査方向に対して直交する方向として定義する。
感光体ドラム104a、106a、108a、110aは、アルミニウムなどの導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と、電荷輸送層とを含む光導電層を備えている。光導電層は、それぞれ感光体ドラム104a、106a、108a、110aに対応して配設され、コロトロン、スコロトロン、または帯電ローラなどを含んで構成される帯電器104b、106b、108b、110bにより表面電荷が付与される。
各帯電器104b、106b、108b、110bにより感光体ドラム104a、106a、108a、110a上に付与された静電荷は、光ビームLにより像状露光され、静電潜像が形成される。感光体ドラム104a、106a、108a、110a上に形成された静電潜像は、現像スリーブ、現像剤供給ローラ、規制ブレードなどを含む現像器104c、106c、108c、110cにより現像され、現像剤像が形成される。
感光体ドラム104a、106a、108a、110a上に担持された現像剤は、搬送ローラ114a、114b、114cにより矢線Aの方向に移動する中間転写ベルト114上に転写される。中間転写ベルト114は、C、M、Y、Kの現像剤を担持した状態で2次転写部へと搬送される。2次転写部は、2次転写ベルト118と、搬送ローラ118a、118bと含んで構成される。2次転写ベルト118は、搬送ローラ118a、118bにより矢線Bの方向に搬送される。2次転写部には、給紙カセットなどの受像材収容部128から上質紙、プラスチックシートなどの受像材124が搬送ローラ126により供給される。
2次転写部は、2次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト114上に担持された多色現像剤像を、2次転写ベルト118上に吸着保持された受像材124に転写する。受像材124は、2次転写ベルト118の搬送と共に定着装置120へと供給される。定着装置120は、シリコーンゴム、フッソゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材130を含んで構成されていて、受像材124と多色現像剤像とを加圧加熱し、印刷物132として画像形成装置100の外部へと出力する。多色現像剤像を転写した後の転写ベルト114は、クリーニングブレードを含むクリーニング部116により転写残現像剤が除去された後、次の像形成プロセスへと供給される。
図3は、VCSEL200を含む光学装置102が感光体ドラム104aを露光する場合の概略的な斜視図を示す。VCSEL200から射出された光ビームLは、光ビーム束を整形するために使用される第1シリンドリカルレンズ202により集光され、反射ミラー204および結像レンズ206を経た後、ポリゴンミラー102aにより偏向される。ポリゴンミラー102aは、数千〜数万回転するスピンドルモータなどにより回転駆動されている。ポリゴンミラー102aで反射された光ビームLは、反射ミラー102bで反射された後、第2シリンドリカルレンズ102cにより再整形され、感光体ドラム104a上を露光する。
また、光ビームLの副走査方向への走査開始タイミングを同期するため、反射ミラー208が配置されている。反射ミラー208は、副走査方向の走査を開始する以前で、光ビームLを、フォトダイオードなどを含む同期検出装置210へと反射させる。同期検出装置210は、当該光ビームを検出すると、副走査を開始させるために同期信号を発生させ、VCSEL200への駆動制御信号の生成処理などの処理を同期する。
VCSEL200は、後述するGAVD310から入力される入力パルス信号により駆動され、後述するように、画像データの所定の画像ビットに対応する位置に光ビームLが露光され、感光体ドラム104a上に静電潜像を形成する。
図4は、本画像形成装置100の制御ユニット300の概略的な機能ブロック図を示す。制御ユニット300は、スキャナ部302と、プリンタ部308と、主制御部330として構成されている。スキャナ部302は、画像を読み取る手段として機能しており、スキャナが読み取った信号をA/D変換して黒オフセット補正、シェーディング補正、画素位置補正を行うVPU304と、主に取得された画像を、RGB表色系からCMYK表色系での画像データとしてディジタル変換するための画像処理を行うIPU306とを含んで構成されている。スキャナ部302が取得した読み取り画像は、ディジタルデータとしてプリンタ部308へと送られる。
プリンタ部308は、VCSEL200の駆動制御を行うGAVD310と、GAVD310が生成した入力パルス信号により光源としての半導体レーザ素子を駆動させるための電流(発光電流、閾値電流、バイアス電流)を生成し、生成した各電流を半導体レーザ素子に供するLDドライバ312と、2次元的に配置された半導体レーザ素子(光源)を実装するVCSEL200とを含んで構成される。本実施形態のGAVD310は、スキャナ部302から送られた画像データについて、画素データにVCSEL200の射出する半導体レーザ素子の空間的なサイズに対応するように画素データを分割して高解像度化処理を実行する。
また、スキャナ部302とプリンタ部308は、システムバス316を介して主制御部330と接続されていて、主制御部330の指令により、画像読み取りおよび画像形成が制御されている。主制御部330は、中央処理装置(以下、CPUとして参照する。)320と、CPU320が処理のために使用する処理空間を提供するRAM322とを含んでいる。CPU320は、これまで知られたいかなるCPUでも使用することができ、例えば、PENTIUM(登録商標)シリーズ、またはその互換CPUなどCISC(Complex Instruction Set Computer)、MIPSなどのRISC(Reduced Instruction Set Computer)などを使用することができる。CPU320は、インタフェース328を介してユーザからの指令を受け付け、指令に対応する処理を実行するプログラムモジュールを呼び出して、コピー、ファクシミリ、スキャナ、イメージストレージなどの処理を実行させる。さらに、主制御部330は、ROM324を含んでおり、CPU320の初期設定データ、制御データ、プログラムなどをCPU320が利用可能に格納する。イメージストレージ326は、ハードディスク装置、SDカード、USBメモリなどの固定または着脱自在のメモリ装置として構成され、画像形成装置100が取得した画像データを、格納して、ユーザによる各種処理のために利用可能としている。
スキャナ部302が取得した画像データについてプリンタ部308を駆動して感光体ドラム104aなどに静電潜像として画像を出力する場合、CPU320は、上質紙、プラスチックフィルムなどの受像材の主走査方向制御および副走査位置制御を実行する。CPU320は、副走査方向のスキャンを開始させる場合、GAVD310にスタート信号を出力する。GAVD310は、スタート信号を受領すると、IPU306がスキャン処理を開始する。その後、GAVD310は、バッファメモリなどに格納した画像データを受信し、その後、その受信した画像データを処理し、処理した画像データをLDドライバ312に出力する。LDドライバ312は、GAVD310から画像データを受け取ると、VCSEL200に対する駆動制御信号を生成する。その後、LDドライバ312は、この駆動制御信号をVCSEL200に送出することにより、VCSEL200の各光源(半導体レーザ素子)を点灯させる。なお、LDドライバ312は、半導体レーザ素子を、PWM制御などを使用して駆動させる。本実施形態で説明するVCSEL200は、半導体レーザ素子を8ch備えるが、VCSEL200のチャネル数は限定されるものではない。
図5は、GAVD310のより詳細な機能ブロックを示す。GAVD310は、同期信号(XDETP)を受信して、IPU306から送付される画像データを格納して記憶するFIFOバッファなどのメモリ340を備えていて、IPU306から送信された画像データを先入れ/先出し方式で画像処理部342に渡している。画像処理部342は、メモリ340から画像データを読み込んで、画像データの解像度変換、半導体レーザ素子チャネルの割当て、および画像ビットの追加・削除の処理等を実行する。画像データは、主走査方向に規定される主走査ラインアドレス値および副走査方向に規定される副走査ラインアドレス値により、感光体ドラム104aに対して露光される位置が規定されている。
出力データ制御部344は、VICSEL200により発光された光ビームを同期検出装置210で検知することにより生成された同期信号(XDETP)を基準に処理を行っており、書込みスタート信号(不図示)をトリガとして、画像処理部342に対してラスタデータを転送させるためのラインデータ要求信号を出力する。また、出力データ制御部344は、LDドライバ312にVCSEL200の駆動制御のための入力パルス信号と書込み画像データを送出する。
通常、LDドライバは、VICEL200の各光源に常時微小なバイアス電流を供給するバイアス電流生成回路と、各光源に閾値電流を供給する閾値電流生成回路と、入力パルス信号に応じて各光源を発光させるように駆動する発光電流を生成する発光電流生成回路とを備えている。図6は、入力パルス信号と光源への印加電流との関係を示す説明図である。図6に示すように、入力パルス信号がオフの時は、各光源にはバイアス電流のみを印加し、入力パルス信号がオンの時は、各光源に閾値電流と発光電流をあわせた電流を印加する。
また、閾値電流生成回路と発光電流生成回路とを制御する制御部は、閾値電流と発光電流を生成する際に、各電流量の算出は、図7に示すように、各光源に異なる2つの電流I1とI2を印加し、その時の発光量を測定する。そして、その2つの電流値と2つの発光量より、印加する電流量と発光量の比例関係を求め、その関係より電流軸との交点を閾値電流とし、閾値電流より予め定められた規定光量になるまでの電流量を発光電流とする。規定光量とは、目標とする感光体ドラム104aの被走査面(表面)上での光ビームの光量である。
ここで、従来の方式では、閾値電流と発光電流を求めるために印加する電流量を、図7に示すように、規定光量になる電流値と、規定光量の1/2程度の発光量になる電流値を光源に印加し、その2点を通る直線より、閾値電流と発光電流を算出している。しかし、このように比較的離れた発光量間で、電流量と発光量の比例関係を求めると、I−Lカーブに曲がりがある場合は、図8に示すように、求めた電流量と発光量の比例関係と、実際のI−Lカーブに差が生じてしまい、シェーディング補正のため、発光電流を10%上げて、光量を10%上げたつもりでも、実際は、例えば8%までしか光量が上がっていない場合などの不具合が生じる。
このため、本実施の形態では、電流量と発光量の比例関係を求める2点の発光量として、規定光量と当該規定光量と近接する発光量(例えば、規定光量の85%の発光量)とにより電流量と発光量の比例関係を求める。この関係より求められる閾値電流と発光電流の様子を図9に示す。真の閾値電流、真の発光電流とは異なる擬似の閾値電流、擬似の発光電流を設定することになる。
図10は、図9に示す規定光量の付近の拡大図である。図10に示すように、本実施の形態では、規定光量とその近傍の発光量の発光量(例えば規定光量の85%の発光量)で求めた電流量と発光量の比例関係は、従来方式の、規定光量と離れた発光量(例えば、規定光量の1/2の発光量)で求めた比例関係よりも、実際の曲がりを持つI−Lカーブに、より近似したものとなる。従って、本実施の形態では、この発光電流でシェーディング補正を行うことにより、I−Lカーブが曲がりがある場合でも、正確なシェーディング補正を行うことが可能となる。
また、図10に示すように、シェーディング補正の範囲は、規定光量を中心として、通常±15%の比較的狭い領域で光量調整が行われるため、この領域ではI−Lカーブの曲がりもほぼ直線状となり、かつ電流量と発光量の比例関係を規定光量とその近傍の光量で求めることにより、本実施の形態で求めた電流量と発光量の比例関係とほぼ一致し、高精度な光量調整が可能となり、これにより、一定の光量で感光体ドラム104aの被走査面に光ビームを走査することが可能となる。
特に、本実施の形態では、複数の光源(半導体レーザ素子)を配列したVCSEL200を用いて、複数の光ビームを感光体ドラム104aの被走査面上に走査しているので、光ビーム間の光量差が低減され、形成される画像のバンディング等の不具合を防止することができ、この結果、良好な画像印刷を行うことが可能となる。
以下、このような本実施の形態について詳細に説明する。図11は、感光体ドラム104aの被走査面とシェーディング特性を示す説明図である。図11の(a)は感光体ドラム104aの被走査面を示し、(b)は、本実施の形態の画像形成装置が有するシェーディング特性のグラフを示す。より具体的には、図11の(b)は、VICSEL200の光源を全像高で同じ光量で発光させた場合の感光体ドラム104aの被走査面での像高による光ビーム強度(光スポットSの光ビームの強度)を示している。
同期検出装置210は、感光体ドラム104aの主走査方向中央を像高0として、像高−160の位置に配置されており、感光体ドラム104aの被走査面において像高−150から像高+150までの範囲が有効書込領域となる。
図12は、同期検出装置210の機能的構成を示す説明図である。同期検出装置210は、本実施の形態の同期検出装置210は、図12に示すように、光ビームを受光して光電変換する受光素子としてのPINフォトダイオード17と、このPINフォトダイオード17の出力信号をオン/オフのデジタル信号に変換するデジタル信号化回路18とから構成される。
同期検出装置210は、PINフォトダイオード17が光ビームを受光するとローレベルとなる同期信号(XDETP)を出力する。このように本実施の形態では、PINフォトダイオード17(受光素子)とデジタル信号化回路18(電気回路)とを単一のパッケージに納めたICを同期検出器210として用いているが、これに限定されるものではなく、PINフォトダイオード17とデジタル信号化回路18とを分離した構成としてもよい。また、同期検出装置210に、光ビームを導く光ファイバーを用いてもよい。
同期検出装置210からの同期信号(XDETP)は、GAVD320の出力データ制御部344へ入力される。出力データ制御部344は、画像処理部342から入力された書込み画像データと、同期信号を得るための強制点灯信号とを合わせて変調データとしてLDドライバ312へ出力する。
図13は、GAVD320の出力データ制御部344の回路構成を示す説明図である。なお、図13では、本実施の形態に関係する構成だけを示している。
出力データ制御部344は、図13に示すように、クロック発生回路19と、クロック同期回路20と、CPU24と、カウンタ21,27,28と、レジスタ25と、コンパレータ22,23,30と、RAM(Random Access Memory)31と、DAC(Digital−Analog Converter)32とを主に備えている。
クロック発生回路19は、水晶発振器やPLL周波数シンセサイザで構成されており、印刷画素クロックLDCLKを発生する。この印刷画素クロックLDCLKは、クロック同期回路20で、同期検出装置210からの同期信号(同期検知パルス信号)XDETPのタイミングに位相が同期されて光ビーム用変調クロックLDCLK1となる。
同期検出装置210からの同期信号(XDETP)は、クロック同期回路20で、光ビーム用変調クロックLDCLK1と同期化され、主走査開始信号LCLRになる。これらの光ビーム用変調クロックLDCLK1及び主走査開始信号LCLRは、画像図示しない画像入力部に出力され、画像入力部にて画像データを画像書き込みに同期させるためのクロック及び同期信号として使われる。つまり、画像入力部は、印刷制御部6への1ライン分の画像データの転送を主走査開始信号LCLRにより開始し、印刷制御部6への画像データの転送を光ビーム用変調クロックLDCLK1に同期して行う。
さらに、クロック同期回路20からの主走査開始信号LCLRは、カウンタ21のリセット端子にも出力され、カウンタ21をリセットする。カウンタ21は、いわゆる主走査カウンタで、クロック同期回路20からの主走査開始信号LCLRによりリセットされてクロック同期回路20からの光ビーム用変調クロックLDCLK1でインクリメントされるバイナリーカウンタであり、そのカウント値により光ビームの主走査位置が判る。
このカウンタ21は、1ラインの走査中にオーバーフローしないビット数を備えている。このビット数は、主走査方向297mmの印刷用紙に800dpiで画像を印刷するならば14ビットが必要である。カウンタ21には2個のコンパレータ22、23が接続されており、コンパレータ22は光ビームの同期検知のためにVICSEL200の強制駆動信号BDを発生する。
コンパレータ22には、これに数値Bを可変自在に設定する数値設定手段であるCPU(Central Processing Unit)24がレジスタ25を介して接続されている。コンパレータ22は、カウンタ21のカウント値AとCPU24でコンパレータ22に可変自在に予め設定された数値Bとを比較し、設定値Bをカウント値Aが超過すると、出力信号BDがアクティブになる。このコンパレータ22の出力信号BDはビーム検出信号として論理和ゲート26で画像入力部からの画像データと論理和がとられ、LDドライバ312は論理和ゲート26の出力信号によりVICSEL200の光源を駆動して発光させる。従って、VICSEL200の光源は、論理和ゲート26からの強制点灯信号により強制的に駆動されて点灯する。論理和ゲート26からの強制駆動信号により強制的に点灯されたVICSEL200の光源からの光ビームが同期検出装置210の受光素子であるPINフォトダイオード17に入射すると、この同期検出装置210から出力される同期信号(XDETP)がアクティブになる。この同期信号(XDETP)は、クロック同期回路20によって光ビーム用変調クロックLDCLK1と同期がとられ、主走査開始信号LCLRとして出力されてカウンタ21がリセットされる。
VICSEL200の強制駆動信号BDはコンパレータ22の出力信号であり、このコンパレータ22はカウンタ21のカウント値Aと、CPU24で可変自在に予め設定された数値Bとを比較してカウント値Aが設定値Bより大きいときに出力信号がアクティブとなるので、カウンタ21がリセットされると、強制駆動信号BDがネゲートされてVICSEL200の光源が消灯する。
カウンタ21がリセットされると、カウンタ21がクロック同期回路20からの光ビーム用変調クロックLDCLK1のカウントを再開するので、カウンタ21のカウント動作はポリゴンミラー102aの面毎に繰り返されることになる。この時、VICSEL200の強制的駆動タイミングは、ポリゴンミラー102aからの走査ビームが有効書込領域を通過してから、ポリゴンミラー102aの次の面で走査された光ビームが同期検出装置210のPINフォトダイオード17に到達する以前までとする必要があり、フレアを防止する必要もあるので、ポリゴンミラー102aの次の面で走査された光ビームが同期検出装置210のPINフォトダイオード17の直前に到達するタイミングとなるようにCPU24で設定値Bを設定する。
コンパレータ23は、有効書込領域信号LGATEを生成するものであり、この有効書込領域信号LGATEがハイレベルとなる期間は有効書込領域を示す。コンパレータ23には、これに数値C、Dを可変自在に設定するCPU24がレジスタ25を介して接続されている。コンパレータ23は、カウンタ21のカウント値AとCPU24でコンパレータ23に可変自在に予め設定された数値C、Dとを比較し、カウント値Aが設定値C以上で且つ設定値D以下である期間に出力信号LGATEがアクティブになる。
CPU24は、あらかじめ数値C、Dとして、同期検出装置210から有効書込領域の始まる位置までの距離、同期検出装置210から有効書込領域の終る位置までの距離をそれぞれクロック数に換算してレジスタ25に書き込んでコンパレータ23に与えているので、有効書込領域信号LGATEは光ビームの走査位置が有効書込領域にあることを示すことになる。このコンパレータ23からの有効書込領域信号LGATEはカウンタ27に加えられる。
また、コンパレータ23は、カウンタ21のカウント値Aが設定値Cと一致した時には、光ビームの走査位置が有効書込領域の開始位置にあることを示すパルス信号を発生し、このパルス信号は論理和ゲート29でコンパレータ30の出力信号と論理和がとられる。この論理和ゲート29の出力信号はカウンタ27のリセット入力端子及びカウンタ28のカウントクロック入力端子に加えられる。
カウンタ27とコンパレータ30は、全有効書込領域を像高により複数に等間隔に分割する手段を構成している。まず、カウンタ27は、コンパレータ23からの有効書込領域信号LGATEがイネーブル信号として入力され、有効書込領域信号LGATEがネガティブの期間、すなわち、有効書込領域以外ではカウント動作をしない。
カウンタ27は、コンパレータ23からの有効書込領域信号LGATEがアクティブになった時には論理和ゲート29の出力信号によりリセットされると同時に、クロック同期回路20からの光ビーム用変調クロックLDCLK1のカウントを開始する。カウンタ27のカウント値はコンパレータ30に出力され、コンパレータ30にはこれに数値Fを可変自在に設定するCPU24がレジスタ25を介して接続されている。
コンパレータ30は、カウンタ27のカウント値EとCPU24でコンパレータ30に可変自在に予め設定された数値Fとを比較し、カウント値Eが設定値Fと一致した時には有効書込領域を分割するパルス信号WIDTHを発生する。CPU24は、あらかじめ数値Fとして有効書込領域を等間隔に分割する幅をクロックLDCLK1の数に換算してレジスタ25に書き込む。
コンパレータ30からのパルス信号WIDTHは、論理和ゲート29でコンパレータ23からの光ビームの走査位置が有効書込領域の開始位置にあることを示すパルス信号と論理和がとられ、この論理和ゲート29の出力信号はカウンタ27のリセット入力端子及びカウンタ28のカウントクロック入力端子に加えられる。カウンタ27は、コンパレータ30から論理和ゲート29を介して入力される、有効書込領域を複数に分割するパルス信号WIDTHでリセットされ、カウント動作を再開する。このため、カウンタ27のカウント動作は、有効書込領域を等間隔に分割する幅毎に、コンパレータ23からの有効書込領域信号LGATEがネガティブになるまで繰り返され、コンパレータ30が有効書込領域を等間隔に分割するパルス信号WIDTHを発生することになる。
カウンタ28は、コンパレータ23からの有効書込領域信号LGATEがリセット入力端子に入力され、コンパレータ23からの有効書込領域信号LGATEがネガティブとなる期間に、すなわち、有効書込領域以外で0を出力する。コンパレータ23からの有効書込領域信号LGATEがアクティブになった時は、コンパレータ23から論理和ゲート29を介してカウンタ28のカウントクロック入力端子に、光ビームの走査位置が有効書込領域の開始位置にあることを示すパルス信号が入力されてカウンタ28がインクリメントされ、カウンタ28が1を出力する。
次に、コンパレータ30は、有効書込領域を分割するパルス信号WIDTHを、有効書込領域を等間隔に分割する幅毎に、光ビームが有効書込領域を走査する間に出力する。このコンパレータ30からのパルス信号WIDTHは論理和ゲート29を介してカウンタ28のカウントクロック入力端子に入力され、光ビームが有効書込領域を走査する間に、カウンタ28がパルス信号WIDTHによりインクリメントされる。
光ビームの走査位置が有効書込領域を越えると、コンパレータ23からの有効書込領域信号LGATEがネガティブとなり、カウンタ28のカウント値が0に戻る。このように、カウンタ28のカウント値は、光ビームで走査される、有効書込領域が等間隔に分割された走査位置を示し、カウンタ28のカウント動作はポリゴンミラー8の面毎に繰り返されることになる。
カウンタ28のカウント値はRAM31にアドレス信号として入力され、RAM31のアドレスがカウンタ28のカウント値により指定される。RAM31は、CPU24で可変自在に設定された数値がデータテーブルとして格納され、CPU24によりデータの読み書きが制御される。CPU24は、あらかじめ有効書込領域を分割した各走査位置に対応する光量補正データとして、走査位置毎の光スポットのビーム強度が略一定になるような光量補正データをRAM31の各アドレス(カウンタ28のカウント値により指定されたアドレス)に書き込んでおく。
RAM31は、光ビームで有効書込領域を走査する時にはカウンタ28のカウント値により指定されたアドレスから光ビームの各走査位置に対応する光量補正データを読み出す。この光量補正データは、DAC(デジタル−アナログ変換器)32によりデジタル・アナログ変換されて光量補正データに対応したアナログ電圧となり、LFP(Low Pass Filter)33を通して光量補正信号LDLVLとしてLDドライバ312に入力される。
LPF33は、DAC32からのアナログ信号の高周波成分をカットして平滑化する。これにより、有効書込領域の分割の切り換わりで光ビームの強度が切り換わって画像濃度に段差が生じるのが防がれ、画像濃度の段差が滑らかになる。LDドライバ312は、論理和ゲート26からの変調データによりVICSEL200の光源を変調駆動する。
LDドライバ312のLD変調駆動は、変調データに応じて1ドットのパルス幅を制御するパルス幅変調や、変調データに応じて1ドットの光量を制御するパワー変調と呼ばれるものである。LDドライバ312は、VICSEL200に内蔵されている、光源(半導体レーザ素子)の発光量をモニターするモニター用フォトダイオード(図示せず)の出力信号によりVICSEL200の光源の発光電流を制御することで、光源の発光量を制御する。また、LDドライバ312は、LPF33からの光量補正信号LDLVLにより光源の基準光量を光ビームの走査位置に対応して制御する。
本実施の形態の画像形成装置では、図11に示すシェーディング特性に対して、図14に示すように逆の特性になるような光量補正データをRAM31に書き込んでその光量補正データによりVICSEL200の光源の光量を補正することにより、被走査面での光スポットのビーム強度が一定になる。
図15は、有効書込領域を等間隔に分割する際に有効書込領域を15等分した場合の同期信号(XDETP)と光量補正信号LDLVLのタイムチャートを示す説明図である。光量補正信号LDLVLは、有効書込領域を15等分した複数の領域ではシェーディング特性に対して逆の特性になるような光量補正データ#1〜#15となり、有効書込領域以外の領域では一定の光量補正データ#0となる。
図16は、LDドライバ312の機能的構成を示す説明図である。LDドライバ312は、図16に示すように、スイッチ1601〜1603と、発光電流生成回路1611と、閾値電流生成回路1612と、バイアス電流生成回路1613と、制御部1644と、演算部1643と、A/D変換器1642と、電圧変換器1641と、メモリ1645とを主に備えている。これらのスイッチ1601〜1603、発光電流生成回路1611、閾値電流生成回路1612、バイアス電流生成回路1613、制御部1644、演算部1643、A/D変換器1642、電圧変換器1641、メモリ1645は、LDドライバ312にIC(Integrated Circuit)として組み込まれており、LDドライバ312はハードウェアとして実現されている。
VICSEL200の光源に印加される電流は、発光電流生成回路1611の発光電流Iηと、閾値電流生成回路1612の閾値電流Ithと、バイアス電流生成部1613のバイアス電流Ibiとからなる。また、発光電流生成回路1611は、より具体的には、8ビットのDAC(Digital Analog Converter)であり、制御部1644が、8ビットのデータを変更することにより例えば0〜5mAの範囲の電流値を制御する。同様に、閾値電流生成回路1612も、8ビットのDACであり、制御部1644が、例えば0〜5mAの範囲の電流値を8ビットのデータを変更することにより制御する。また、バイアス電流生成回路1613は、2ビットのDACであり、制御部1644が、例えば0、0.5、1.0、1.5mAの電流値を、2ビットのデータを選択することにより制御する。
スイッチ1601、1602、1603は、それぞれ、発光電流、閾値電流、バイアス電流をON/OFFするものである。ON/OFFの制御は、光源の点灯信号であるDATA信号によりなされる。バイアス電流は光源の消灯時に流すものであるため、DATA信号がLOWの時に、スイッチ1603をONにすることにより、バイアス電流生成回路1613がバイアス電流を生成する。。また、発光電流と閾値電流は光源の点灯時に流すものであるため、DATA信号がHIGHの時に、スイッチ1601とスイッチ1602をONにすることにより、発光電流生成回路1611が発光電流を生成し、閾値電流生成回路1612が閾値電流を生成する。
VICSEL200の光源の発光をモニターするモニター用フォトダイオードPD(図示せず)は、光源からの発光を受けると、その発光量に比例した電流Ipdを発生する。電流Ipdは、電圧変換器1641により電圧Vpdに変換される。電圧Vpdは、A/D変換器1642により、デジタルデータに変換され、演算部1643に入力される。演算部1643は、入力された電圧Vpdのデジタルデータに基づいて、発光電流Iηや閾値電流Ithの演算を行い、その演算結果を、デジタルデータとして制御部1644に送信する。制御部1644は、演算部1643より受信したデジタルデータに従って、発光電流生成回路1611の8ビットのDACと、閾値電流生成回路1612の8ビットのDACを設定し、発光電流Iηと閾値電流Ithを制御する。また、制御部1644は、これとは別個に、バイアス電流生成回路1613の2ビットのDACを設定し、バイアス電流Ibiの制御も行う。
画像形成装置の出荷前の工場調整時に、感光体ドラム104a被走査面上の像高0(中央)での光ビームの光量を、図10に示す規定光量になるよう設定し、この規定光量を発光した時の電圧Vpdを、メモリ1645に記録する。メモリ1645には、フラッシュROM等の不揮発性のメモリを使用する。
LDドライバ312は、CPU24より、電源投入時および静電潜像開始時に、初期化信号を受けると、初期化処理を開始する。初期化処理では、閾値電流と発光電流の算出処理および設定処理を行う。
次に、以上のように構成された本実施の形態の画像形成装置による初期化処理における閾値電流と発光電流の算出処理および設定処理について説明する。図17は、実施の形態1の閾値電流と発光電流の算出処理および設定処理の手順を示すフローチャートである。また、図18は、VICSEL200の光源に印加する電流と発光量の大きさを表す電圧Vpdの関係を示すグラフである。図18では、図7のステップに対応した表記を記載している。また、本実施の形態では、バイアス電流をバイアス電流生成回路1613で0mAに設定した場合について説明する。
LDドライバ312は、画像形成装置の電源投入時、または静電潜像開始時に、CPU24から初期化信号を受信すると(例えば、H→L)、初期化処理を開始する。初期化信号は、LDドライバ312内部の制御部1644に入力され、制御部1644は、初期化信号を受信すると、まず、閾値電流生成回路1612のDACの8ビットデータ(以下、Ith_D)を0から徐々にカウントアップ(増加)させていく(ステップS1701)。カウントアップされるごとにVICSEL200の光源にカウントアップされた電流値が印加されVICSEL200の光源が発光する。
閾値電流生成回路1612のDACの8ビットデータをカウントアップして光源を発光させるごとに、発光量に比例した電流IpdがPDから入力されてくる。制御部1644は、この電流Ipdが電圧変換器1641により変換された電圧Vpdを、演算部1643を介して受信する。
一方、演算部1643は、メモリ145に記録されている、工場調整時に記録した規定光量発光時の電圧Vpd0に1/N(Nは、1<N<2の実数)を乗算する。そして、制御部1644は、電圧Vpdの値と、規定光量発光時の電圧Vpd0に1/Nを乗算した値と比較する(ステップS1702)。ここで、電圧Vpd0に1/N(Nは、1<N<2の実数)を乗算した値(Vpd0×(1/N))は、規定光量の近傍の発光量に対応する電圧であり、図9の例に示すように、規定光量の85%の光量を規定光量の近傍の発光量として選択する場合には、1/N=0.85となる。
電圧Vpdが電圧Vpd0×(1/N)に達していない間は(ステップS1702:No)、制御部1644は、閾値電流生成回路1612のDACのIth_Dのカウントアップを続行する。
そして、電圧Vpdの値が電圧Vpd0×(1/N)と等しくなった場合(ステップS1702:Yes)、制御部1644は、閾値電流生成回路1612のDACのカウントアップを停止し、その時点の閾値電流を記憶する(ステップS1703)。
次いで、そのままの状態で、制御部1644は、発光電流生成回路1611のDACの8ビットデータ(以下、Iη_D)を0から徐々にカウントアップ(増加)させていく(ステップS1704)。発光電流生成回路1611のDACの8ビットデータをカウントアップして光源を発光させるごとに、制御部1644は、入力される発光量に応じた電流Ipdを電圧変換器1641により変換した電圧Vpdと、メモリ1645に記録されている電圧Vpd0の値を比較する(ステップS1705)。電圧Vpdが電圧Vpd0に達していない間は(ステップS1705:No)、制御部1644は、発光電流生成回路1611のDACのIη_Dのカウントアップを続行する。
そして、電圧VpdがVpd0に等しくなった場合には(ステップS1705:Yes)、制御部1644は発光電流生成回路1611のDACのカウントアップを停止し、その時の発光電流のDACの8ビット値(以下、「DACコード1」という。)を記憶する(ステップS1706)。これにより、発光電流の電流値に基づく電圧値とVICSEL200の光源の発光量との関係が求められることになる。すなわち、規定光量と規定光量の近傍の2点の発光電流に応じた電圧値の変化量から、発光電流と発光量との比例関係が求まる。
次に、制御部1644は、その発光電流のDACコード1を演算部1643に送信し、演算部1643は、受信した発光電流のDACコード1より、最終的に設定する発光電流のDACコード(以下、「DACコード2」という。)を上記比例関係に基づいて計算する。具体的には、制御部1644より送信された発光電流のDACコード1は、上記比例関係から、最終的に設定する発光電流のDACコード2の{1−(1/N)}倍に相当するため、演算部1643は、DACコード1を{1−(1/N)}で除算することにより、発光電流のDACコード2を算出する(ステップS1707)。
次に、制御部1644は、一旦、閾値電流生成回路1612のDACのデータを0に戻し、閾値電流を0にする(ステップS1708)。そして、制御部1644は、演算部1643で算出された発光電流のDACコード2を受信し、発光電流生成回路1611に発光電流のDACコード2を設定し、これにより発光電流生成回路1611はDACコード2の発光電流をVICSEL200の光源に印加する(ステップS1709)。
次に、制御部1644は、閾値電流生成回路1612のDACの8ビットデータを再び0からカウントアップしていく(ステップS1710)。そして、制御部1644は、DACの8ビットデータをカウントアップするごとに、その時の電圧Vpdを、演算部1643を介して受取り、その電圧Vpdの値が、メモリ145に記録されている規定光量発光時の電圧Vpd0と比較する(ステップS1711)。電圧Vpdの値が規定光量発光時の電圧Vpd0に達していない間は(ステップS1711:No)、制御部1644は、閾値電流生成回路1612のDACの8ビットデータのカウントアップを続行する。
そして、電圧Vpdの値が規定光量発光時の電圧Vpd0に等しくなった場合には(ステップS1711:Yes)、制御部1644は、閾値電流生成回路112のDACのカウントアップを停止し、その時点での閾値電流を最終値として記憶する(ステップS1712)。これにより初期化処理は完了する。
初期化後に設定される閾値電流と、発光電流は、真の閾値電流と、発光電流とは異なる擬似の値の疑似閾値電流、疑似発光電流となる。しかしながら、上述したように、シェーディング補正の範囲は、規定光量を中心として通常±15%の比較的狭い領域行われるため、I−Lカーブの曲がりが、擬似閾値電流と疑似発光電流よりなるI−Lカーブとほぼ一致する。このため、擬似閾値電流と疑似発光電流よりなるI−Lカーブによりシェーディング補正を行った場合、ほぼ狙い通りの補正光量を得ることができる。
ここで、上述したステップS1701からS1712までの処理は、VICSEL200に含まれる複数の光源(複数の半導体レーザ素子)ごとに実行され、それぞれシェーディング補正が行われる。
このように本実施の形態では、電流量と発光量の比例関係を求める2点の発光量として、規定光量と当該規定光量と近接する発光量とにより電流量と発光量の比例関係を求め、この関係に基づいて発光電流を算出してシェーディング補正を行うことにより、I−Lカーブが曲がりがある場合でも、正確なシェーディング補正を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、複数の光源(半導体レーザ素子)を配列したVCSEL200を用いて、複数の光ビームを感光体ドラム104aの被走査面上に走査しているので、光ビーム間の光量差が低減され、形成される画像のバンディング等の不具合を防止することができ、この結果、良好な画像印刷を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、シェーディング補正の範囲は、規定光量を中心として、通常±15%の比較的狭い領域で光量調整が行われるため、この領域ではI−Lカーブの曲がりもほぼ直線状となり、かつ電流量と発光量の比例関係を規定光量とその近傍の光量で求めることにより、高精度な光量調整が可能となり、これにより、一定の光量で感光体ドラム104aの被走査面に光ビームを走査することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、VICSEL200の光源に印加する発光電流と光ビームの発光量との比例関係を求める際、閾値電流、発光電流を順次カウントアップしていき、カウントアップごとの発光量に応じた電圧が規定光量に相当する電圧値か、規定光量の85%の光量に相当する電圧値かを判断して、規定光量と規定光量の85%の光量における電圧値の変化量を求めていた。本実施の形態では、予め規定光量を発光させる規定電流値を保持しておき、この規定電流値と、この規定電流値の85%の発光電流値を光源にそれぞれ印加して光源を発光させて、この発光により得られる電圧値の変化量から、VICSEL200の光源に印加する発光電流と光ビームの発光量との比例関係を求めている。
本実施の形態にかかる画像形成装置の機械的構造は、図1に示した構造と同様である。また、本実施の形態においても光源ユニットには、実施の形態1と同様の図2で説明したVICSEL200を用いている。また、本実施の形態の画像形成装置における制御ユニット300の構成、GAVD310の構成、同期検出装置210の構成、GAVD310の出力データ制御部344の回路構成、LDドライバ312の構成についても、それぞれ図4、図5、図12、図13、図16で説明した実施の形態1の構成と同様である。また、本実施の形態におけるシェーディング補正についても実施の形態1と同様に行われる。
本実施の形態では、LDドライバ312の演算部1643および制御部1644による閾値電流と発光電流の算出処理および設定処理が実施の形態1と異なっている。図19は、実施の形態2における閾値電流と発光電流の算出処理および設定処理の手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態では、バイアス電流をバイアス電流生成回路1613で0mAに設定した場合について説明する。
LDドライバ312は、画像形成装置の電源投入時、または静電潜像開始時に、CPU24から初期化信号を受信すると(例えば、H→L)、初期化処理を開始する。初期化信号は、LDドライバ312内部の制御部1644に入力され、制御部1644は、初期化信号を受信すると、発光電流生成回路1611のDAC、閾値電流発生回路1612のDACを制御して、現状の規定光量(電圧値Vpd0)発光時の駆動電流として、規定光量(電圧値Vpd0)発光時の規定電流値としての発光電流Iηと規定光量(電圧値Vpd0)発光時の規定電流値としての閾値電流Ithとを加算した値に設定する(ステップS1901)。
次に、演算部1643は、規定光量(電圧値Vpd0)発光時の規定電流値としての発光電流Iηに1/N(Nは、1<N<2の実数)を乗じる。そして、制御部1644は、この乗算値を発光電流Iηの発光電流値となるように、発光電流生成回路1611のDACの値を変更し、この発光電流値を光源に印加して光源を点灯させる(ステップS1902)。
そして、制御部1644は、この光源の点灯によりPDから入力される電流値が電圧変換器1641で変換された電圧値Vpdを、A/D変換器1642、演算部1643を介して測定する(ステップS1903)。
ここで、規定光量発光時の規定電流値としての発光電流Iηに1/N(Nは、1<N<2の実数)を乗じた発光電流値は、規定光量の近傍の発光量に対応する発光電流であり、図9の例に示すように、規定光量の85%の光量を規定光量の近傍の発光量として選択する場合には、1/N=0.85となる。
これにより、電圧値Vpd0,Vpdと、発光電流Iη(規定電流値)、Iη×(1/N)との間の比例関係が求められることになる。このため、次に、演算部1643は、新たな発光電流Iη’を、この比例関係を用いた(1)式により算出する(ステップS1904)。
Iη’=Iη×{1−(1/N)}×{1/(1−Vpd/Vpd0)}・・・(1)
次に、演算部1643は、新たな閾値電流Ith’を、上記比例関係を用いた(2)式により算出する(ステップS1905)。
Ith’=Ith+(Iη−Iη’)・・・(2)
次に、制御部1644は、(1)式、(2)式でそれぞれ算出された新たな発光電流Iη’、新たな閾値電流Ith’を加算した値(Iη’+Ith’)を、新たな規定光量(電圧値Vpd0)発光時の駆動電流となるように、発光電流生成回路1611のDACおよび閾値電流生成回路1612のDACの値を変更し、この駆動電流を光源に印加する(ステップS1906)。
ここで、上述したステップS1901からS1906までの処理は、VICSEL200に含まれる複数の光源(複数の半導体レーザ素子)ごとに実行され、それぞれシェーディング補正が行われる。
このように本実施の形態では、規定光量を発光させる規定電流値としての発光電流値と、この発光電流値の近傍の85%の発光電流値を光源にそれぞれ印加して光源を発光させて、この発光により得られる電圧値の変化量から、VICSEL200の光源に印加する発光電流と光ビームの発光量との比例関係を求め、この比例関係により駆動電流を求めて光源を発光させてシェーディング補正を行っているので、I−Lカーブが曲がりがある場合でも、正確なシェーディング補正を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、複数の光源(半導体レーザ素子)を配列したVCSEL200を用いて、複数の光ビームを感光体ドラム104aの被走査面上に走査しているので、光ビーム間の光量差が低減され、形成される画像のバンディング等の不具合を防止することができ、この結果、良好な画像印刷を行うことが可能となる。
なお、実施の形態1、2では、規定光量の85%の光量を規定光量の近傍として用いたが、これに限定されるものではない。
また、実施の形態1、2では、規定光量と規定光量の近傍の2点を用いて発光量と電流との関係を求めたが、これに限定されるものではなく、規定光量の近傍の範囲の2点を用いて発光量と電流との関係を求めるように構成してもよい。
また、実施の形態1、2では、規定光量と規定光量の近傍の2点を用いて発光量と電流との関係を求めたが、これに限定されるものではなく、規定光量の近傍の範囲の3点以上の点を用いて発光量と電流との関係を求めるように構成してもよい。
また、実施の形態1、2では、光ビームを発光する光源としてVICSEL200を用いた例をあげて説明したが、これに限定されるものではなく、複数の光ビームを発光させる光源であれば、いずれの光源も適用することができる。
なお、実施の形態1,2の画像形成装置では、LDドライバ312は、ハードウェアで実現する構成を示したが、ソフトウェアで実現するように構成してもよい。この場合、実施の形態1,2の画像形成装置で実行される光量補正プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成すればよい。あるいは、実施の形態1,2の画像形成装置で実行される光量補正プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、実施の形態1,2の画像形成装置で実行される光量補正プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施の形態1,2の画像形成装置で実行される光量補正プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
実施の形態1,2のLDドライバ312をソフトウェアで実現する場合には、画像形成装置で実行される光量補正プログラムは、上述した各部(制御部、演算部等)を含むモジュール構成となっており、ハードウェアとしてのCPU(プロセッサ)が上記ROMから光量補正プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、制御部、演算部等が主記憶装置上に生成されるようになる。
17 PINフォトダイオード
18 デジタル信号化回路
19 クロック発生回路
20 クロック同期回路
22,23,30 コンパレータ
24 CPU
25 レジスタ
26 論理和ゲート
21,27,28 カウンタ
29 論理和ゲート
31 RAM
32 DAC
33 LPF
100 画像形成装置
102 光学装置
102a ポリゴンミラー
102b 反射ミラー
102c 第2シリンドリカルレンズ
104a、106a、108a、110a 感光体ドラム
104b、106b、108b、110b 帯電器
104c、106c、108c、110c 現像器
112 画像形成部
114 中間転写ベルト
114a、114b、114c 搬送ローラ
118 2次転写ベルト
120 定着装置
122 転写部
124 受像材
130 定着部材
132 印刷物
200 VCSEL
202 第1シリンドリカルレンズ
204 反射ミラー
206 結像レンズ
208 反射ミラー
210 同期検知装置
300 制御ユニット
302 スキャナ部
304 VPU
306 IPU
308 プリンタ部
310 GAVD
312 LDドライバ
316 システムバス
330 主制御部
340 メモリ
342 画像処理部
344 出力データ制御部
1601,1602,1603 スイッチ
1611 発光電流生成回路
1612 閾値電流生成回路
1613 バイアス電流生成回路
1641 電圧変換器
1642 A/D変換器
1643 演算部
1644 制御部
1645 メモリ
特開2000−071510号公報 特開2003−320703号公報 特開2003−060289号公報

Claims (10)

  1. 光ビームを射出する光源と、
    前記光源から前記光ビームを射出させる発光電流を生成する発光電流生成手段と、
    前記光ビームを偏向走査しながら、感光体の被走査面に前記光ビームを集光して光スポットを形成し、前記被走査面を走査する偏向光学手段と、
    前記光スポットの前記被走査面における走査位置を検出する検出手段と、
    予め定められた規定光量の近傍範囲における複数の発光量に基づいて前記発光電流の電流値と前記光源の発光量との関係を求め、前記関係に基づいて前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行う制御手段と、
    前記走査位置に対応して予め定められた補正データに基づいて、前記発光電流を補正することにより、前記光ビームの発光量を補正する補正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光源に所定の閾値電流を供給する閾値電流生成手段、を更に備え、
    前記制御手段は、前記関係に基づいて前記閾値電流を生成する制御を前記閾値電流生成手段に対して行い、生成された前記閾値電流に基づいて前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の発光量に基づく電流のそれぞれを電圧値に変換する光電変換手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記閾値電流および前記発光電流をそれぞれ増加させながら前記光源を発光させることにより得られる発光量に基づく電圧値から前記複数の発光量に相当する電圧値の変化量を求め、前記電圧値の変化量に基づいて前記関係を求めることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数の発光量に相当する前記電圧値の変化量から擬似発光電流値を取得し、取得した疑似発光電流値の前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行い、
    前記補正手段は、前記補正データに基づいて前記疑似発光電流値を補正することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の発光量に基づく電流のそれぞれを電圧値に変換する光電変換手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記規定光量を発光させる規定電流値の近傍範囲の複数の電流値のそれぞれとなるように前記発光電流および前記閾値電流を生成する制御を前記発光電流生成手段と前記閾値電流生成手段に対して行い、前記光源を発光させることにより得られる電圧値から前記複数の発光量に相当する前記電圧値の変化量を求め、前記電圧値の変化量に基づいて前記関係を求めることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の発光量は、前記規定光量と、前記規定光量の近傍における発光量であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  7. 前記光源は、複数設けられ、
    前記制御手段は、複数の光源のそれぞれに対して、予め定められた規定光量の近傍範囲における複数の発光量に基づいて前記発光電流の電流値と前記光源の発光量との関係を求め、前記関係に基づいて前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  8. 前記複数の光源は、面発光レーザであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置で実行される光量補正方法であって、
    前記画像形成装置は、光ビームを射出する光源と、前記光源から前記光ビームを射出させる発光電流を生成する発光電流生成手段と、前記光ビームを偏向走査しながら、感光体の被走査面に前記光ビームを集光して光スポットを形成し、前記被走査面を走査する偏向光学手段と、前記光スポットの前記被走査面における走査位置を検出する検出手段と、を備え、
    予め定められた規定光量の近傍範囲における複数の発光量に基づいて前記発光電流の電流値と前記光源の発光量との関係を求め、前記関係に基づいて前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行う制御ステップと、
    前記走査位置に対応して予め定められた補正データに基づいて、前記発光電流を補正することにより、前記光ビームの発光量を補正するステップと、
    を含むことを特徴とする光量補正方法。
  10. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータは、光ビームを射出する光源と、前記光源から前記光ビームを射出させる発光電流を生成する発光電流生成手段と、前記光ビームを偏向走査しながら、感光体の被走査面に前記光ビームを集光して光スポットを形成し、前記被走査面を走査する偏向光学手段と、前記光スポットの前記被走査面における走査位置を検出する検出手段と、を備え、
    予め定められた規定光量の近傍範囲における複数の発光量に基づいて前記発光電流の電流値と前記光源の発光量との関係を求め、前記関係に基づいて前記発光電流を生成する制御を前記発光電流生成手段に対して行う制御ステップと、
    前記走査位置に対応して予め定められた補正データに基づいて、前記発光電流を補正することにより、前記光ビームの発光量を補正するステップと、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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