JP3707073B2 - 光量制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームの走査光と電子写真プロセスにより印字するレーザビームプリンタ等の記録装置の半導体レーザ駆動方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザビームプリンタは、半導体レーザの露光をオンとオフの2値で行い感光ドラム上に画像を静電潜像している。このとき、半導体レーザは温度によって駆動電流に対する光出力の特性が大きく変動し、温度が高いほど同一の光出力を得るための駆動電流が大きくなる。このレーザの光出力が一定でないと、静電潜像後の画質を一定に保つことが出来なくなったり、感光体上の書き出し位置を決定するため、ビーム走査上で感光体の走査線上以外の位置に設けられているビーム検出器の光検出タイミングが変化し、書き出し位置が変化する不具合が発生する。
【0003】
このようなことから、温度に依存せずに半導体レーザの光出力を一定に保つため、半導体レーザの近傍に設けられたホトディテクタにてレーザの光出力を検出してフィードバックを行なうAPC(Automatic Power Control)動作が一般に行われている。このAPC動作は、一般に印字区間外あるいはページ間の短い時間(数μs〜数百μs)で行われるため、高速動作が要求される。したがって、レーザの光出力を検出するホトディテクタも一般に面積を小さくして高速応答に対応している。
【0004】
また、印刷速度の高速化が進み、半導体レーザの多ビーム化が図られ、複数のラインを同時走査する方式がいろいろ考えられているが、その一つに半導体レーザを複数用いる方式がある。例えば1列に4つの半導体レーザが並んだ半導体レーザアレイの構成において、レーザチップ近傍に設けたフォトディテクタにて、1走査ごとに感光体上の印刷領域以外の領域でビームの光出力を検出し、基準レベルと比較しレーザの光量を制御するAPC回路が設けてある。ここで、4つの半導体レーザのAPC動作は、1走査に1つの半導体レーザのAPC制御を行ない、4走査で半導体レーザアレイのすべてのレーザの光量をAPC制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した4ビーム走査においては、すべての半導体レーザのAPC動作が終了するのに4走査分の時間を要し、印刷速度によっても変化するが、4走査の時間は数百μsから数十ms程度である。この程度の時間では、半導体レーザの温度変化も少ないため、光量の変化も少ないので、十分半導体レーザの光量変化精度を数%以下に確保することができる。しかし、更なる高速化、高精細化に伴なってビーム本数が増え、10ビーム前後からそれ以上のビーム本数になり、例えば3×3の2次元で配列された半導体レーザの場合など、ビーム本数が9本となり、すべてのビームのAPC動作を終了するまで9走査分の時間がかかるため、印字パターンによっては、半導体レーザアレイの温度がその間に変化して、実際のレーザ光量が変化してしまい、印刷に濃度むらが発生するという問題がある。また特定のレーザのみ発光した場合など、そのレーザのみ温度が上昇し、光量が他のレーザに対して低下するため、ビーム走査上で感光体の走査線上以外の位置に設けられ、感光体上の書き出し位置を決定するビーム検出器の光検出タイミングが変化し、書き出し位置が変化する不具合が発生する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明は、1走査間に複数個の半導体レーザの光量を時分割に一定の光量に制御することによって、半導体レーザの個数分走査する必要がなくなり、少なくとも半分以下の時間ですべて半導体レーザの光量を制御することが可能となる。また、1走査間に光量を制御される複数個の半導体レーザは、前記ビーム検出器のビーム受光面内に同時に入射されるn個のビームを発生するn個の半導体レーザとすることによって、常にビーム検出器に入射される光量を一定にすることが可能となり、書き出し位置の変動が少なくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一例について図面を参照して説明する。
【0008】
図8は、本発明に係る光走査装置が適用される例えばレーザビームプリンタの光学系を示すものである。半導体レーザアレイ6は、一例として図7に示すようなレーザダイオードが3×3の2次元配列にて9個で構成されている。半導体レーザアレイ6からは9本のビームが出射される。半導体レーザアレイ6より出射した9本のビームはコリメータレンズ11を通り、ポリゴンミラー14に達する。ポリゴンミラー14は、駆動モータ15によって、回転変動の少ない高速回転を行っている。ここで、ポリゴンミラー14と駆動モータ15で構成されたスキャナモータ16は、半導体レーザアレイ6からの9本のビームを偏向し走査する。この偏向走査された9本のビームは、非球面レンズ13を介して感光体12上に達し、主走査方向に走査する。この時9本のビームが感光体上に斜めに、ある特定のピッチ(600dpiのときは約40μm)で配置するように半導体レーザアレイ6が角度を持って固定されている。
【0009】
半導体レーザアレイ6を印字データからオンオフ制御し、感光体12が副走査方向に回転することによって、図のように感光体上に静電潜像を形成する。
【0010】
コリメータ11及び非球面レンズ13は、感光体上のビームを一定に絞るため用いられている。
【0011】
コリメータ11とポリゴンミラー14の間に設けられたハーフミラー2は、半導体レーザアレイ6の光出力の一部をフォトディテクタ7へ導くためのものであり数多くの種類があるが、透明なガラス板に金属を蒸着させ、その膜厚で反射率と透過率を決めるのが一般的である。ハーフミラー2とフォトディテクタ7の間にレンズ3が設けられ、このレンズ3によって、半導体レーザアレイ6より出射されたレーザビームすべての本数を、ホトディテクタ7の受光面に導くような構成となっている。これによって、半導体レーザアレイ6からの光出力を各ビーム間のバラツキ無く正確に検出することが可能となる。レンズ3は、本図では1個用いているが、光学系の構成やハーフミラー2の位置によっては、複数個用いても良い。
【0012】
ビーム検出器1は、感光体上の書き出し位置を決定するため、ビーム走査上で感光体の走査幅以外の位置に設けられている。
【0013】
図6にビーム検出器の一例を示す。ビーム検出器1内に光を検出するディテクタ2が設けられ、このディテクタ2は高速のPINホトダイオードからなり、その前面にスリット3が設けられた構成となっており、このスリット部を介したディテクタ2の一部がビームの受光面となる。
【0014】
ディテクタ2及びスリット3に、図7に示した例えば9本のレーザビームB1〜B9がθの角度で走査してきた場合、レーザビームB1、B4、B7はスリット内に同時に入射し、ディテクタから3ビーム分の光強度(合成光量)を持った光信号を得て、電圧に変換される。この電圧波形は非常に歪みの少ない信号を得ることが可能となる。この信号と1つの基準レベルと比較し書き出し位置のための制御信号を得る。
【0015】
それ以降の走査方向のビームB2、B5、B8及びB3、B6、B9のビームの分離は、走査方向のスリット幅S2が、(走査方向のビームピッチP1―ビーム直径)より狭くすることで分離可能である。
【0016】
なお、ディテクタ2の形状が、スリット3と同じ形状であれば、スリット3を設ける必要はなく、直接ディテクタ2で検出することが可能である。
【0017】
図7は半導体レーザアレイ6の3×3のビーム配置図の一例を示す。図のように、レーザ6−1から6−9まで9本のレーザが均等に配列されている。ここで、図1に示すように、、各ビームの副走査方向間隔が所定の間隔(600dpiの場合は約42μmとなる)になるように傾きを持って走査する必要があるため、図7の半導体レーザアレイ6は傾きをもって光学系に取り付けられている。
【0018】
図1は上記のように構成されたレーザビームプリンタにおける本発明の制御方式の全体構成を示すものである。9は全体的な制御を司る主制御部としてのCPUであり、8は印字データ書込み制御回路であり、この印字データ書込み制御回路8は、半導体レーザ選択回路17を介して、イメージデータ書込み用の半導体レーザアレイ6の光変調を行なうレーザ駆動回路5を駆動制御して、ホストから転送してきたビデオイメージの印字データを感光体12上の所定の位置に書き込むように制御している。ビーム検出器1で得られた水平同期信号は、印字データ書込み制御回路8に送出している。10は、インターフェイス回路であり、ホストへのステータスデータの出力、ホストからのコマンドデータ及び印字データの受け取り等の制御を行なう。半導体レーザアレイ6からの光出力の一部は、光量制御回路4内のフォトディテクタにて検出し、レーザの光出力を一定に保つようレーザ駆動回路5を光量制御回路4にて制御する。
【0019】
図2に本発明における半導体レーザ選択回路17の一例を示す。半導体レーザ選択回路17は、ビーム検出器1からの信号(ビーム検出信号)によりカウンタが動作し、そのカウンタ値に応じて選択器により半導体レーザアレイ6の中のAPC動作を行う複数のレーザを選択し、次のビーム検出信号の直前に、タイマにて時分割にAPC動作を行う複数個のレーザの発光信号を出すべくレーザ駆動回路へ送る。サンプリング信号はAPC動作を行うための信号で、光量制御回路4へ送られる。このサンプリング信号は、発光信号に対して遅延回路にて遅れて信号がだされる。
【0020】
図4に上記動作の概略タイミングチャートを示す。ビーム検出を行うために、ビーム検出区間の間、半導体レーザアレイは全発光するように、レーザ変調信号が出される。ビーム検出後、各ビームごとに書き出し位置が決定されて、印字を行うべくレーザ変調信号に印字データが送出される。この印字を行う印字区間後とビーム検出区間の間にてAPC動作を行うための区間が設けられている。APC動作を行なうレーザは、その前のタイミングで得たビーム検出器信号にてカウンタが動作し、カウンタ値で設定された選択回路で、この区間に行なう複数個のレーザを決定している。
【0021】
以下に光量制御回路4の動作について説明する。
【0022】
光量制御回路4とレーザ駆動回路5の実施例を図3に示す。光量検出用のホトディテクタ7からの出力電流を電圧変換し増幅する増幅器AMP1、この増幅器AMP1の出力信号とボリュームVRで得られたレーザ光量制御基準電圧との比較し、増幅するための比較器AMP2、半導体レーザアレイ6のレーザ6−1の光量制御を行なうときにオンとなるアナログスイッチSW1、レーザ6−2の光量制御を行なうときにオンとなるアナログスイッチSW2、コンデンサC1、C2にチャージされた電荷による電圧のインピーダンス変換用増幅器AMP3、AMP5、ここまでがレーザ6−1、6−2の光量制御回路4で構成されている。次に、前記レーザ6−1、6−2に流す電流を制御するバファアンプAMP4、AMP6、前記レーザ6−1、6−2をオン、オフさせるための高速トランジスタTR1、TR2にて、レーザ6−1、6−2のレーザ駆動回路5が構成されている。ここで、レーザ6−1、6−2の光量を決定保持し光出力するためのアナログスイッチSW1、SW2からバッファアンプAMP4、AMP6、レーザ6−1、6−2までの回路LD1、LD2の回路構成は、レーザ6−3〜6−9も同様の回路LD3からLD9となっている。
【0023】
このような構成において、図5を用いて具体的な動作について説明する。まず、図2でも説明したように、カウンタ値で設定された複数レーザ選択器によって発光するレーザ6−1、6−2、6−3が選択され、各レーザがタイマ回路によって発光する時間が設定され、それぞれのレーザは図に示すように時分割に発光する。まず、変調信号S1によってレーザ6−1の光出力が可能になる(第1ビーム発光区間)、ここで、コンデンサC1の電荷がチャージされている量だけレーザが光る。その時、ホトディテクタ7に光が来るので増幅器AMP1の出力は光量に比例した電圧となり、レーザ光量制御基準電圧と比較されて比較器AMP2に出力される。この時、変調信号S1によってAMP2の比較出力が安定するための時間(A−Bの区間)がかかるため、図2に示した遅延回路によって、ある特定の時間(A−Bの区間)をおいて、サンプリング信号T1が供給される(B−C区間)。アナログスイッチSW1が閉じ、比較器AMP2からの電圧が出力されるので、抵抗R4を介してコンデンサC1にチャージされる。このコンデンサC1のチャージにより増幅器AMP3の出力電圧が決定し、バッファアンプAMP4の出力電流も決定し、レーザ6−1は目標の光量で発光する。その後、サンプリング信号T1が供給されている間は、上記ホトディテクタ7のモニタ電流に応じてレーザ6−1が一定の光量で発光するように制御が行なわれる。
【0024】
次にサンプリング信号T1の供給が停止し(C点)、その後変調信号S1が停止し(D点)、レーザ6−1発光が停止する。この時コンデンサC1にはチャージされた電圧が保持され、印刷時には印刷データにしたがって変調信号S1にオンオフ信号を供給することでレーザ6−1の光をオンオフすることが可能となる。
【0025】
次に、他の変調信号及びサンプリング信号が供給停止した状態にて、複数レーザ選択器によって選択されたレーザ6−2によって変調信号S2の供給が開始され、レーザ6−2の光出力が可能になる(第2ビーム発光区間)、ここで、コンデンサC2の電荷がチャージされている量だけレーザが光る。この時、フォトディテクタ7に光が来るので増幅器AMP1の出力は光量に比例した電圧となり、レーザ光量制御基準電圧と比較されて比較器AMP2に出力される。この時、変調信号S2によってAMP2の比較出力が安定するための時間(D−Eの区間)がかかるため、遅延回路にてある特定の時間(D−Eの区間)をおいて、サンプリング信号T2が供給される(E−F区間)。アナログスイッチSW2が閉じ、比較器AMP2からの電圧が出力されるので、抵抗R6を介してコンデンサC2にチャージされる。このコンデンサC2のチャージにより増幅器AMP5の出力電圧が決定し、バッファアンプAMP6の出力電流も決定し、レーザ6−2は目標の光量で発光する。その後、サンプリング信号T2が供給されている間は、上記ホトディテクタ7のモニタ電流に応じてレーザ6−2が一定の光量で発光するように制御が行なわれる。
【0026】
次にサンプリング信号T2の供給が停止し(F点)、その後変調信号S1が停止し(G点)、レーザ6−2発光が停止する。この時コンデンサC2にはチャージされた電圧が保持され、印刷時には印刷データにしたがって変調信号S2にオンオフ信号を供給することでレーザ6−2の光をオンオフすることが可能となる。
【0027】
上記と同様に、レーザ6−3も同様に、光量が制御され一定の光量を保つように制御される。その後、ビーム検出のため、全ビームが発光する。
【0028】
そして、次のビーム検出を行う前に、複数レーザ選択器にて選択したレーザ6−4、6−5、6−6が上記と同様にAPC動作を時分割で動作する。その後、次のビーム検出を行う前に、複数レーザ選択器にて選択したレーザ6−7、6−8、6−9が上記と同様にAPC動作を時分割で動作する。
【0029】
上記した様に、3回のビーム検出、つまり3回の走査後にすべてのビームのAPC動作が行われることになり、これを繰り返していく。
【0030】
本説明では、1走査の間に3個の半導体レーザのAPC動作を行うことについて説明したが、9個のレーザすべてを1走査間で行ったり、2走査で9個のレーザを行うために最初5個行い、次に4個行うなど組み合わせは自由に行っても構わない。
【0031】
また、図6に示したように、ビーム検出器1に入るビームは、B1、B4、B7がほぼ同時であり、次のビームB2、B5、B8そしてB3、B6、B9も同様にほぼ同時に入射する。このため、ビーム検出器1には、3つのビーム(例えばB1、B4、B7)の合成光量が入射されるため、3つのビームの内1つでも検出時に光量が変化してしまうと、合成光量値が変化してしまい、一定の基準レベルと比較したときに、合成光量値が基準レベルを交差する時間がずれてしまう。つまり、感光体上の書き出し位置がずれてしまい、書き出し位置精度が悪化し、縦線などの揺れにつながって来る。そのために、1走査でのAPC動作を行う半導体レーザを、ビームB1、B4、B7である6−1、6−4、6−7とすることで、ビーム検出器1に入ってくる光量を常に一定に保持することが可能となる。同様に、ビームB2、B5、B8(半導体レーザ6−2、6−5、6−8)、そしてビームB3、B6、B9(半導体レーザ6−3、6−6、6−9)の組み合わせにて、1走査ごとにAPC動作を実施することで、精度の高いビーム検出器の出力を得ることが可能となる。
【0032】
【発明の効果】
上記したように、簡単な回路構成ですべてのビームを短期間にAPC動作を終了することが可能となった。また、最適な組み合わせにて半導体レーザのAPC動作を行うことによって位置精度の高いビーム検出信号を得ることができた。なお、 今回ビーム本数は3×3の2次元ビームの構成で考えたが、複数のビーム構成であれば自由である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る制御ブロック図。
【図2】 本発明に係る制御ブロック図。
【図3】 APC回路図。
【図4】 回路のタイミングチャート。
【図5】 回路のタイミングチャート。
【図6】 ビーム検出器の一例。
【図7】 3×3の2次元半導体レーザアレイの配置図一例。
【図8】 光学系の概略構成図。
【符号の説明】
1はビーム検出器、2はハーフミラー、3はレンズ、4は光量制御回路、5はレーザ駆動回路、6は2次元半導体レーザアレイ、7はフォトディテクタ、11はコリメータレンズ、13は非球面レンズ、14はポリゴンミラー、12は感光体、17は半導体レーザ選択回路である。

Claims (2)

  1. 複数の半導体レーザより出射される半導体レーザビームにより走査光を発生する光学系と、該走査光により感光体上に静電潜像を形成した後で現像を行う現像系を備えた記録装置において、
    半導体レーザビームの配列がn×mで構成され、かつ感光体上に静電潜像するために、ビームがある特定の角度で斜め走査した光走査光学系で、半導体レーザビームの少なくとも一部をフォトディテクタに集光し、該フォトディテクタより得た半導体レーザビームの光量を電圧変換し、その結果と基準電圧を比較する比較器と、該比較器の結果を時分割に決定保持するための保持回路と、
    前記光走査光学系は、時分割に複数個の半導体レーザビームの光量を制御するために、ビーム検出器の信号にて動作するカウンタと、該カウンタの値からn×mより少ない複数の半導体レーザビームを選択する選択回路とを有し、
    1走査間に該選択された数の半導体レーザビームの光量を時分割に一定の光量に制御し、
    次以降の走査で、残りの半導体レーザビームの光量の制御を行うことを特徴とした該記録装置の光量制御方法。
  2. 請求項1記載の光量制御方法において、
    前記光学系は前記半導体レーザビームを感光体上の書き出し位置を決定するために、半導体レーザビームを検出するビーム検出器を設けており、1走査間に光量制御される複数個の半導体レーザは、前記ビーム検出器のビーム受光面内に同時に入射されるn個のビームを発生するn個の半導体レーザであることを特徴とする光量制御方法。
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