JP2011030628A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】特定図柄の停止表示を契機としてRT状態へ移行するスロットマシンにおいて、RT状態へ移行させた方が有利か否かの判断が要求されるという高度な遊技性を実現することで遊技の興趣を向上したスロットマシンを提供すること。
【解決手段】スロットマシン1は、特定取りこぼし図柄の停止表示に応じてRT状態を発生するRT状態発生手段451と、転落図柄の停止表示に応じてRT状態を終了させるRT状態終了手段452と、転落図柄の回避情報の報知動作を実行可能な報知手段71と、報知動作を許可するか否かを抽選で決定する報知決定手段48と、を備え、報知動作のないRT状態において遊技者に付与される遊技媒体数の期待値は特定役の入賞により付与される遊技媒体数よりも少なく、かつ、報知動作を伴うRT状態において遊技者に付与される遊技媒体数の期待値は特定役の入賞により付与される遊技媒体数よりも多く設定されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、リプレイ役の内部当選確率が高いRT状態を発生させるスロットマシンに関する。
従来より、例えば、特定図柄の停止表示を契機としてリプレイ役の内部当選確率が高いRT状態を発生するスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特定図柄としては、例えば、リプレイ役の入賞図柄や特定小役の入賞図柄、あるいは取りこぼし図柄が採用されるのが一般的であり、それらの役の内部当選フラグが成立したときに特定図柄が停止表示される可能性が生じる。RT状態が発生すると出玉率(払出数/投入数)が向上するので、遊技者は特定図柄が停止表示されることを期待して遊技を行うことになる。
しかしながら、前記従来のスロットマシンでは、次のような問題がある。すなわち、特定図柄が停止表示されることを期待しながら遊技を行うだけでは遊技が単調になり、面白みを十分に確保できないおそれがある。
特開2007−275377号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、特定図柄の停止表示を契機としてRT状態へ移行するスロットマシンにおいて、RT状態へ移行させた方が有利か否かの判断が要求される高度な遊技性を実現することで遊技の興趣を向上したスロットマシンを提供しようとするものである。
本発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
該ゲーム開始操作手段が操作されたときに、特定役及びリプレイ役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
該停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
該入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する数量の遊技媒体を遊技者に付与する遊技媒体付与手段と、
前記特定役が内部当選役として決定されたゲームにおいて、前記表示制御手段がその特定役に対応する図柄を前記図柄表示領域に引き込んで停止表示させることができない場合に、特定取りこぼし図柄を前記図柄表示領域に引き込んで停止表示させる取りこぼし図柄引込手段と、
前記各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せが前記特定取りこぼし図柄であると前記入賞判定手段により判定されたとき、前記リプレイ役が内部当選役として決定される確率を高めたRT状態を発生するRT状態発生手段と、
前記RT状態において、前記各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せが所定の転落図柄と一致した場合に当該RT状態を終了させるRT状態終了手段と、
前記RT状態において、前記各図柄表示領域に前記転落図柄を停止表示させないための回避情報を遊技者に対して報知する報知動作を実行可能な報知手段と、
前記RT状態において前記報知手段による報知動作を許可するか否かを抽選で決定する報知決定手段と、
前記報知決定手段が前記報知動作を許可した場合に前記報知手段に報知動作を実行させる報知制御手段と、を備え、
前記報知動作が実行されない場合に前記RT状態において遊技者に付与される遊技媒体数の期待値は前記特定役の入賞により付与される遊技媒体数よりも少なく、かつ、前記報知動作が実行された場合に前記RT状態において遊技者に付与される遊技媒体数の期待値は前記特定役の入賞により付与される遊技媒体数よりも多くなるように設定されていることを特徴とするスロットマシンにある(請求項1)。
本発明のスロットマシンの遊技では、前記RT状態を発生させた方が有利とは限らない。前記RT状態は、内部当選した前記特定役を入賞できなかった際の前記特定取りこぼし図柄が発生契機となっているからである。前記RT状態を発生させた方が有利か否かは、前記特定役の取りこぼしによる損失分、すなわち前記特定役の入賞に応じて付与される遊技媒体数に相当する損失分を当該RT状態の継続中に取り戻すことができるかどうかによる。
前記報知動作が実行される前記RT状態であれば、報知に従って前記転落図柄の停止表示を回避でき当該RT状態を比較的長く継続できる。前記報知動作が実行される前記RT状態では、その発生中に遊技者が得られる遊技媒体数の期待値が前記特定役の入賞により付与される遊技媒体数よりも多く設定されている。それ故、前記特定役の取りこぼしによる損失分を取り戻すことができる可能性が高い。
一方、前記報知動作が実行されない前記RT状態は、前記転落図柄の停止表示によって短命に終わる可能性が高い。前記報知動作が実行されない前記RT状態では、その発生中に遊技者が得られる遊技媒体数の期待値が前記特定役の入賞により付与される遊技媒体数よりも少なく設定されている。それ故、前記特定役の取りこぼしによる損失分を前記RT状態の継続中に取り戻すことができない可能性が高い。
前記報知動作は、前記報知決定手段により許可する旨が抽選により決定された際に実行される。前記スロットマシンの遊技では、前記許可する旨が決定されているか否かの当否状況によって内部当選した前記特定役を入賞させるべきか、あるいは取りこぼして前記特定取りこぼし図柄を停止表示させて前記RT状態へ移行させるべきかを遊技者自らが判断する必要がある。
このように、本発明のスロットマシンの遊技では、遊技を有利に進めるための新たな判断要素が付加されており興趣が高められている。
本発明のスロットマシンとしては、メダルやコインを遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)などであっても良い。
また、前記特定役を取りこぼした際に必ず前記特定取りこぼし図柄を停止表示するように前記取りこぼし図柄引込手段を構成しても良いが、前記特定役の取りこぼしに応じて前記特定取りこぼし図柄が停止表示される場合のほか、それ以外の図柄が停止表示される場合を設定しても良い。
また、前記特定役が内部当選役として決定されたゲームにおいて、前記報知決定手段による決定結果を遊技者に報知する決定結果報知手段を備えていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、前記決定結果報知手段による報知に応じて、前記報知決定手段による決定結果を把握できるようになる。前記報知動作を許可する旨の決定結果を把握できた場合には、前記特定取りこぼし図柄を停止表示させて前記RT状態を発生させた方が有利と判断できる。一方、前記報知動作を許可しない旨の決定結果を把握できた場合には、前記RT状態を発生させずに前記特定役を入賞させた方が有利と判断できる。
また、前記報知決定手段により前記報知動作を許可する旨が決定される確率が高い報知高確状態、及び前記報知動作を許可する旨が決定される確率が前記報知高確状態よりも低い報知低確状態のうちのいずれかを択一的に設定する確率設定手段と、
前記報知高確状態と前記報知低確状態との間の移行を発生させるか否かの移行抽選を所定条件の成立に応じて実行する移行抽選手段と、を備え、
前記確率設定手段は、前記報知高確状態の設定中に前記移行抽選に当選したときに当該報知高確状態に代えて前記報知低確状態を設定し、前記報知低確状態の設定中に前記移行抽選に当選したときに当該報知低確状態に代えて前記報知高確状態を設定することが好ましい(請求項3)。
この場合には、前記報知動作に対する期待度の高い前記報知高確状態と、前記報知動作に対する期待度の低い前記報知低確状態とが入れ替わり発生するようになる。それ故、遊技に起伏が生じ一層、興趣が高められる。
本発明のスロットマシンでは、特定図柄である前記特定取りこぼし図柄の停止表示を契機としてRT状態へ移行するスロットマシンにおいて、RT状態へ移行させた方が有利か否かの判断が要求されるという高度な遊技性が実現され遊技の興趣が向上している。
実施例1における、スロットマシンの外観を示す正面図。 実施例1における、入賞ラインを説明する説明図。 実施例1における、スロットマシンの役、入賞図柄、利益を示す説明図。 実施例1における、リールの外周に配置された図柄の配列を展開して示す展開図。 実施例1における、スロットマシンの電気的な構成を示すブロック図。 実施例1における、内部当選役抽選テーブルを示す説明図。 実施例1における、AT発動抽選テーブルを示す説明図。 実施例1における、AT継続抽選テーブルを示す説明図。 実施例1における、特定役報知抽選テーブルを示す説明図。 実施例1における、10枚役の同時当選パターン時の第1停止リールに応じた入賞可能役の振り分けを説明するための説明図。 実施例1における、リプレイ役の同時当選時の第1停止リールに応じた入賞可能役の振り分けを説明するための説明図。 実施例1における、15枚役報知画面を示す正面図。 実施例1における、AT発動中のRT中画面を示す正面図。 実施例1における、AT非発動中のRT中画面を示す正面図。 実施例1における、遊技状態が遷移する様子を説明するための状態遷移図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、リプレイ役の内部当選確率が高いRT状態を発生するスロットマシン1に関する例である。この内容について、図1〜図15を用いて説明する。
まず、本例のスロットマシン1の外観的な構成について、図1を参照して説明する。スロットマシン1では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓11を略中央に設けた前面枠体10によって形成されている。前面枠体10は、図柄表示窓11の上側に、液晶表示部53、左右一対のスピーカ520及び装飾ランプ部56を配置してなる。図柄表示窓11の下側には、スロットマシン1の基部をなすベース部100が形成されている。図柄表示窓11の右側には、メダル(遊技媒体)の払出数を表示する払出数表示部551、及びクレジット数を表示するクレジット表示部552が配置されている。
ベース部100は、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓11に対して相対的に張り出すように形成されている。ベース部100は、図柄表示窓11に隣り合う上端部にテーブル状の操作面14を有し、メダルを払い出すメダル受け皿15を下端部に有し、操作面14とメダル受け皿15との間に操作パネル13を有している。
操作面14には、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを投入するためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、メダルを直接投入するためのメダル投入口630とが配置されている。操作パネル13には、リール21の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62(ゲーム開始操作手段)と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61(停止操作手段)と、が配置されている。
ベットボタン64は、クレジットされたメダルの中から所定数のメダルを投入するためのボタンである。3枚賭けゲームが設定される非ボーナス状態では、ベットボタン64の操作に応じて投入数3を表す3ベット信号が発生する。一方、2枚賭けゲームが設定されるボーナス状態では、ベットボタン64の操作に応じて2ベット信号が発生する。ただし、残りのクレジットが不足している場合には、1ベット信号等が発生し、クレジットがゼロの場合は、ベット信号は発生しない。
スタートレバー62は、遊技者の操作に応じてリール21の制御信号であるゲーム開始信号を発生する操作レバーである。スロットマシン1では、メダルの直接投入、あるいはベットボタン64の操作によるメダルの投入を前提としてスタートレバー62が有効状態に設定される。なお、リプレイ役が入賞した場合には、メダルの直接投入、あるいはベット操作がされなくても自動的にメダルが投入された状態、すなわち次のゲームを開始可能な状態が設定される。
図柄表示窓11は、図柄表示領域110L、C、Rを含む表示窓である。各図柄表示領域110L、C、Rは、いずれも3図柄分の図柄表示領域である。図柄表示窓11全体では、3行3列よりなる2次元マトリクス状に配置された9図柄分の図柄表示領域が形成されている。図柄表示窓11は、遊技者側から図柄20が見えるように、窓全体が透明な樹脂プレートにより形成されている。2次元マトリクス状に9個の図柄20が配置される図柄表示領域においては、入賞の対象となる入賞図柄の並び方向である入賞ライン211〜215が設定されている。
本例の入賞ラインは、図2に示すごとく、中段水平方向の入賞ライン211、対角方向の入賞ライン212、213、V字状の入賞ライン214、及び逆V字状の入賞ライン215よりなる変則5ラインにより構成されている。両側の図柄表示領域110L、Rにおいては上段中段下段の3図柄全てがいずれかの入賞ライン上の図柄に当たる一方、中央の図柄表示領域110Cにおいては中段の1図柄のみが入賞ライン上の図柄に当たっている。
各図柄表示領域110L、C、Rの裏側には、図柄変動表示手段2を構成するリール21L、C、Rがそれぞれ配置されている。詳しくは図4を参照して後述するごとくリール21L、C、Rは、円柱形状をなし、その外周面に21個の図柄20が略一定の間隔を空けて配置された回転式のリールである。なお、リール21としては、本例の回転式のリールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式のリールを採用することもできる。
ストップボタン61は、図1に示すごとく、遊技者の操作に応じてリール21の制御信号である変動停止信号を発生させる操作ボタンである。本例のストップボタン61は、左リール21Lに対応する左ストップボタン61L、中リール21Cに対応する中ストップボタン61C、及び右リール21Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
スピーカ520及び装飾ランプ部56は、音あるいは光により遊技を演出するための演出手段である。
払出数表示部551は、入賞時のメダル払出数を表示する表示部である。
クレジット表示部552は、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダル数を表示する表示部である。
液晶表示部53は、液晶ディスプレイよりなる。液晶表示部53は、15枚役報知画面710、RT中画面720・730を含む各種の演出画面を表示可能である。なお、報知手段71あるいは決定結果報知手段72による15枚役報知画面710、RT中画面720・730の内容については、図12〜図14を参照して後で詳しく説明する。
次に、本例のスロットマシン1の役、各リール21における図柄配列、遊技性の概略について説明する。
本例のスロットマシン1では、図3に示すごとく、ボーナス役(BIG、REG)、10枚役A〜D、15枚役を含む複数種類の小役、及びリプレイ役A〜Cが設定されている。図3では、左列に各役の名称を、中列に各役に対応する図柄20の組合せである入賞図柄を、右列に入賞に応じて遊技者に付与される利益を示してある。
本例は、RT状態の契機となる特定役として15枚役が設定された例である。そして、15枚役の取りこぼしに応じて停止表示され得る15枚役こぼし図柄「BAR−BAR−BAR」が、RT状態の契機図柄である特定取りこぼし図柄として設定されている。
ここで、10枚役A〜D及びリプレイ役A〜Cの入賞図柄を説明する。10枚役Aの入賞図柄を構成する役図柄としては、各リール21L、C、Rにおいて「黒オレンジ」及び「白オレンジ」が設定されている。10枚役Aの入賞図柄は、2種類の「オレンジ」の全組み合わせである8通り8種類である。本例では、これら8種類の入賞図柄に対応する8種類の10枚役Aが必ず同時に内部当選するようになっている。
10枚役B〜Dの入賞図柄を構成する役図柄は、いずれか1箇所の特定リールで図柄「R」であり、他のリールでは2種類の図柄「オレンジ」のうちのいずれかとなっている。例えば、10枚役Bの入賞図柄としては、右リール21R及び中リール21Cにおける2種類の「オレンジ」の全組合せである4通りを左リール21Lの図柄「R」に対して組み合わせた4種類の入賞図柄が設定されている。なお、1回のゲームで内部当選可能な10枚役Bは、これら4種類の入賞図柄に対応する4種類の10枚役Bのうちのいずれか1種類となっている。10枚役C(D)についても同様に4種類の入賞図柄があり、これら4種類の10枚役C(D)のいずれか1種類が個別に内部当選可能である。
リプレイ役Aの入賞図柄は、図柄「R」のゾロ目である。リプレイ役Aの入賞図柄を元にして右リール21Rを図柄「チェリー」に置換すればリプレイ役Bの入賞図柄となり、右リール21Rを図柄「太陽」に置換すればリプレイ役Cの入賞図柄となる。本例では、リプレイ役Aの入賞図柄がRT状態から通常状態への移行契機となる転落図柄となっている。
各リール21L、C、Rでは、図4に示すごとく図柄が配列されている。
左リール21Lでは、図柄「R」の最大間隔が6図柄となっている。ここで、本例のスロットマシン1では、後述するごとくリール21が停止する際の引込範囲として4図柄分に相当する範囲が設定されている。また、前述するごとく図柄表示領域110Lでは、上段中段下段の3図柄分に渡って入賞ラインが設定されている。したがって、左リール21Lにおける「R」は、停止操作のタイミングに関わらず必ず引込範囲内に存在し、対応する役が入賞可能な状態であれば必ず、入賞ライン上に停止表示される図柄となっている。
右リール21Rでは、図柄「太陽」の最大間隔、図柄「チェリー」の最大間隔、及び図柄「R」の最大間隔がいずれも6図柄となっている。上記左リール21Lの場合と同様、右リール21Rにおける「太陽」、「チェリー」及び「R」は、停止操作のタイミングに関わらず必ず引込範囲内に存在し、対応する役が入賞可能な状態であれば必ず、入賞ライン上に停止表示される図柄となっている。
また、左リール21L及び右リール21Rでは、特定の種類の図柄「オレンジ」の最大間隔が13図柄以上、種類を問わない場合の最大間隔が6図柄となっている。したがって、左リール21L及び右リール21Rにおける「オレンジ」は、停止操作のタイミングによらず2種類のうちのいずれかが必ず引込範囲内に存在することになる。一方、特定の種類の「オレンジ」については、停止操作のタイミングによっては、引込範囲内に存在しない場合がある。左リール21L及び右リール21Rにおいて特定の種類の「オレンジ」を停止表示させるためには、対応するストップボタン61L、Rをタイミング良く操作する必要がある。
中リール21Cでは、図柄「R」の最大間隔がいずれも4図柄となっている。リール21が停止する際の引込範囲が4図柄分である一方、前述するごとく図柄表示領域110Cでは、中段の1図柄のみに入賞ラインが設定されている。それ故、中リール21Cにおける「R」は、停止操作のタイミングに関わらず必ず引込範囲内に存在し、対応する役が入賞可能な状態であれば必ず、入賞ライン上に停止表示される図柄となっている。
中リール21Cにおける2種類の「オレンジ」については、種類を問わない場合の最大間隔が4図柄、特定の種類の図柄「オレンジ」の最大間隔が13図柄以上となっている。それ故、中リール21Cにおける「オレンジ」は、種類を問わなければ目押しの必要がない一方、特定の種類の「オレンジ」は、目押しが必要な図柄となっている。
以上のことから、本例のスロットマシン1における10枚役Aは、全てのリール21において、必ず入賞ライン上に引き込める間隔で役図柄が配置された役となっている。10枚役B・C・Dは、それぞれ、左リール21L・中リール21C・右リール21Rにおいてのみ、必ず入賞ライン上に引き込める間隔で役図柄が配置された役となっている。
リプレイ役A〜Cは、いずれも、単独で内部当選した場合には必ず入賞可能な役となっている。但し、後述するごとく2種類以上のリプレイ役が同時に内部当選した場合には、3箇所のストップボタン61L、C、Rのうちの停止操作の順番に応じて入賞可能なリプレイ役が変動するようになっている。
次に、本例のスロットマシン1の遊技性の概略を説明する。スロットマシン1が発生する遊技状態としては、通常状態、RT状態、ボーナス状態の3種類がある。RT状態では、ATが発動する場合がある。RT状態下でATが発動した場合には、RT状態の終了契機となるリプレイ役Aの入賞図柄(転落図柄)の回避情報等が報知される。通常状態及びRT状態では、ATに対する期待度の高いAT高確状態(報知高確状態)、及びATに対する期待度が低いAT低確状態(報知低確状態)のうちのいずれかが択一的に発生する。なお、遊技状態の遷移については、図15を参照して後で詳しく説明する。
次に、本例のスロットマシン1の電気的な構成について、図5を参照して説明する。スロットマシン1の全体動作を制御する制御部3に対しては、既出の構成のほか、メダル投入口630(図1)を介して直接投入されたメダルを検知する投入メダル検知部63、リール21と共に図柄変動表示手段2を構成するリール駆動部22、リール21の回転位置を検知する基準位置検知部66、メダルを払い出すメダル払出部54、払出数表示部551やクレジット数表示部552を含む各種表示部55、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定するための設定値操作部68、及びスピーカ520を制御する音声出力部52等が電気的に接続されている。
投入メダル検知部63は、メダル投入口630から直接投入されたメダルの検知部である。投入メダル検知部63は、メダル投入部630からメダルが投入される毎にインサート信号を出力する。なお、本例のスロットマシン1では、メダルの直接投入、あるいはベットボタン64の操作等により所定数のメダルが投入された際、スタートレバー62が有効な状態に設定され、新たなゲームを開始可能な状態となる。
リール駆動部22は、ステップ単位で制御可能なステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール21を回転駆動する手段である。
基準位置検知部66は、各リール21L、C、Rについて基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力する検知部である。
メダル払出部54は、入賞に応じて所定数(図3参照。)のメダルを払い出す払出部である。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役等の内部当選確率が異なる1〜6の設定値を変更するための操作部である。
制御部3は、図5に示すごとく、CPU31と、メモリ手段であるROM33、RAM34と、入出力インターフェースとしてのI/O部32と、内部抽選用の乱数を抽出する乱数抽出部35と、乱数を発生する乱数発生部350と、を有している。CPU31は、ROM33から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、内部当選役を抽選する内部抽選手段41、内部当選役に対応する内部当選フラグを制御するフラグ制御手段410、リール21を制御する表示制御手段42、15枚役の取りこぼしに応じて15枚役こぼし図柄(特定取りこぼし図柄)を停止表示させる取りこぼし図柄引込手段420、入賞図柄を判定する入賞判定手段43、入賞に応じてメダルを払い出す遊技媒体付与手段44、15枚役こぼし図柄(特定取りこぼし図柄)の停止表示に応じてRT状態を発生させるRT状態発生手段451、リプレイ役Aの入賞図柄(転落図柄)の停止表示に応じてRT状態を終了させるRT状態終了手段452、通常状態及びRT状態においてAT高確状態又はAT低確状態を設定する確率設定手段461、AT高確状態とAT低確状態との間の移行抽選を実行する移行抽選手段462、RT状態において回避情報の報知動作を許可するか否かを抽選により決定する報知決定手段48、報知手段71等に報知動作を実行させる報知制御手段49としての各機能を実現する。
メモリ手段であるROM33は、内部抽選手段41が内部当選役の抽選に用いる内部当選役抽選テーブル(図6)、AT高確状態とAT低確状態との間の移行抽選に用いる移行抽選テーブル(図示略)、AT発動抽選に用いるAT発動抽選テーブル(図7)、AT継続抽選に用いるAT継続抽選テーブル(図8)、特定役である15枚役の内部当選を報知するか否かの特定役報知抽選テーブル(図9)、及び表示制御手段42がリール21の停止制御に用いるリール制御テーブル(図示略)を記憶している。
内部当選役抽選テーブルは、図6に示すごとく、0〜65535の抽選用の乱数のうち、各役の当選乱数が規定されたデータテーブルである。内部当選役抽選テーブルとしては、通常状態に適用されるテーブル、RT状態に適用されるテーブルのほか、図示しないボーナス状態に適用されるテーブルがある。ボーナス状態を除く各遊技状態の内部当選役抽選テーブルは、1〜6の設定値毎に用意されている。なお、同図中、各遊技状態に対応する欄のうち、縦方向の左列は当選乱数の個数を示し、同右列は内部当選確率を分母(1/xのx。)により示している。
RT状態用のテーブルでは、リプレイ役の当選乱数として、リプレイ役B・Cのいずれか又は両方がリプレイ役Aと同時当選する乱数のみが規定されている。いずれかのリプレイ役の内部当選確率は1/1.3と高確率になっている。一方、通常状態用のテーブルでは、リプレイ役の当選乱数としてリプレイ役A単独の当選乱数のみが設定され、内部当選確率は1/7.3となっている。また、RT状態の契機となる15枚役の内部当選確率は、1/65.5に設定されている。
図示しない移行抽選テーブルは、AT高確状態とAT低確状態との間の移行抽選の当選乱数が規定されたデータテーブルである。本例では、通常状態下のリプレイ役Aの当選乱数の一部が移行抽選の当選乱数として設定されている。リプレイ役Aの8980個の当選乱数(図6参照。)のうちの1000個がAT低確状態からAT高確状態へ移行する当選乱数となっており、2000個がAT高確状態からAT低確状態へ移行する当選乱数となっている。
図示しないリール制御テーブルは、入賞ライン上に停止可能な停止位置が規定されたデータテーブルである。
AT発動抽選テーブルは、図7に示すごとく、AT発動抽選の当選乱数が規定されたデータテーブルである。AT発動抽選テーブルでは、通常状態下の15枚役、BIG、REGの当選乱数の一部がAT発動抽選の当選乱数として設定されている。それ故、本例のAT発動抽選は、通常状態下で15枚役、BIG及びREGのいずれかの内部当選時に実行されることになる。例えば、15枚役の当選乱数のうちAT発動抽選の当選乱数でもある乱数は、AT低確状態では10個、AT高確状態では600個となっている。このようにAT高確状態では、AT低確状態と比較してAT発動抽選の当選乱数が多く設定され当選確率が高くなっている。
なお、BIG又はREGの内部当選時のAT発動抽選に当選した場合、ボーナス状態からRT状態への復帰後にATが発動する。また、15枚役が内部当選しても15枚役が入賞した場合にはRT状態が発生しない。それ故、このような場合には、AT発動抽選に当選しても無効となる。
AT継続抽選テーブルは、図8に示すごとく、RT状態において発動中のATを継続させるか否かのAT継続抽選に適用されるデータテーブルである。AT継続抽選テーブルでは、RT状態下の10枚役の13500個(4500個×3パターン)の当選乱数のうちの一部がAT継続抽選の当選乱数(同図中「継続」欄)として設定され、残りの一部がハズレ乱数(同図中「終了」欄)として設定されている。例えば、AT低確状態では、前記13500個の当選乱数のうちの5000個がAT継続抽選の当選乱数となっており、AT高確状態では、前記13500個の当選乱数のうちの12000個がAT継続抽選の当選乱数となっている。このようにAT高確状態では、AT低確状態と比較してAT継続抽選の当選乱数が多く設定され当選確率が高くなっている。
特定役報知抽選テーブルは、図9に示すごとく、通常状態において15枚役が内部当選した旨を報知するか否かの特定役報知抽選に適用されるデータテーブルである。特定役報知抽選テーブルでは、通常状態下の15枚役の1000個の当選乱数のうちの一部又は全部が「報知」の当選乱数として設定されている。例えば、AT高確状態では、15枚役の当選乱数全てが「報知」の当選乱数となっている。それ故、AT高確状態であれば、15枚役が内部当選した際、必ずその旨が報知されることになる。さらに、本例では、AT高確状態で「報知」が当選した場合、前記決定結果報知手段72によりAT発動抽選の結果が同時に報知されるように設定されている。
前記乱数発生部350は、図5に示すごとく、所定の整数範囲に属する乱数を発生する部分である。乱数発生部350が発生する乱数は、内部当選役を抽選するための0〜65535の範囲に属する内部当選役抽選用の乱数である。本例では、内部当選役抽選用の乱数を利用してAT発動抽選、AT継続抽選、移行抽選、特定役報知抽選等を実行している。本例に代えて、各抽選毎に専用の抽選用乱数を設定することも良い。
乱数抽出部35は、抽選用の乱数を抽出する部分である。乱数抽出部35は、乱数発生部350が発生する乱数の中から抽選用の乱数を抽出する。乱数抽出部35は、スタートレバー62の操作に応じたゲーム開始信号を契機として内部当選役抽選用の乱数を抽出する。
内部抽選手段41は、内部抽選により内部当選役を決定し、その内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる手段である。内部抽選手段41は、内部当選役抽選テーブル(図6)で設定された各役の当選乱数に対して前記内部当選役抽選用の乱数を照合し、内部当選役を決定する。内部抽選手段41は、前記内部当選役抽選テーブルのうちのいずれかを遊技状態に応じて選択的に利用する。
フラグ制御手段410は、内部抽選手段41が決定した内部当選役に対応する内部当選フラグを制御する手段である。フラグ制御手段410は、ボーナス役以外の他の役の内部当選フラグについては、当該内部当選フラグが初めて成立したゲームで入賞したか否かに関わらず次のゲームを開始するまでにオフ状態(ゼロ)にリセットする。したがって、ボーナス役以外の各役が内部当選したゲームで入賞しなかった場合、全て取りこぼしとなる。一方、ボーナス役の内部当選フラグであるボーナス役フラグについては、入賞するまで、内部当選フラグの成立状態が次回のゲームに順次、持ち越され、入賞に応じてオフ状態にリセットされる。
移行抽選手段462は、AT高確状態とAT低確状態との間の移行抽選を実行する手段である。移行抽選手段462は、通常状態下でリプレイ役Aが内部当選した際、その当選乱数を前記移行抽選テーブルと照合することで移行抽選を実行する。
報知決定手段48は、AT発動抽選、AT継続抽選、特定役報知抽選を実行する手段である。AT発動抽選は、通常状態における15枚役、BIG、REGの内部当選時に実行される。報知決定手段48は、各役の当選乱数をAT発動抽選テーブル(図7)と照合することによりAT発動抽選を実行する。AT発動抽選に当選すれば、その後、RT状態への移行に応じてATが発動する。
AT継続抽選は、AT発動中のRT状態における10枚役の内部当選時に実行される。報知決定手段48は、10枚役の当選乱数をAT継続抽選テーブル(図8)と照合することによりAT継続抽選を実行する。AT継続抽選において「継続」に当選した場合には、発動中のATがそのまま継続される一方、ハズレとなった場合にはATが終了する。
特定役報知抽選は、通常状態における15枚役の内部当選時に実行される。報知決定手段48は、15枚役の当選乱数を特定役報知抽選テーブル(図9)と照合することにより特定役報知抽選を実行する。なお、「報知」が当選した場合には、15枚役が内部当選した旨が報知される。さらに、AT高確状態において「報知」が当選した場合には、AT発動抽選による抽選結果が併せて報知される。
表示制御手段42は、図5に示すごとく、ゲーム開始信号に応じてリール21の図柄変動を開始すると共に、変動停止信号に応じてリール21の図柄変動を停止させる手段である。表示制御手段42は、リール駆動部22を構成するステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。表示制御手段42は、リール駆動部22に入力した制御パルス数、すなわちステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。特に、本例の表示制御手段42は、各リール21の基準位置片の検知信号を取り込むごとにステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じたステップ数をカウントしている。
表示制御手段42は、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実行する。本例では、前記のごとく、引込範囲として4図柄分に相当する範囲が設定されている。表示制御手段42は、入賞ライン上に停止可能な停止位置が規定されたリール制御テーブルに対して変動停止信号を取り込みした際のステップ数を照合し、停止位置を決定する。表示制御手段42は、内部当選フラグに対応する図柄を決定した停止位置に引き込んでリール21を停止させる。
取りこぼし図柄引込手段420は、特定役である15枚役が内部当選した際、特定取りこぼし図柄である15枚役こぼし図柄を引き込んで停止表示させる手段である。取りこぼし図柄引込手段420は、15枚役が内部当選役として決定されたゲームにおいて、表示制御手段42が入賞図柄を引き込んで停止表示させることができない場合に、15枚役こぼし図柄を停止表示させる。
入賞判定手段43は、3基のリール21L、C、Rが停止表示する図柄の組合せが所定の入賞図柄であるか否か等を判定する手段である。具体的には、入賞判定手段43は、3基のリール21L、C、Rを横断するように設定された入賞ライン211〜215上に停止した図柄の組合せに応じて入賞役を判定する。入賞判定手段43は、各リール21L、C、Rが停止した後、対応する各ステッピングモータ(リール駆動部22)のステップ数を取り込む。入賞判定手段43は、このステップ数に基づき入賞ライン211〜215上に停止した図柄20の種類を求め、その図柄20の組合せについて入賞役が成立するか否かを判定する。
遊技媒体付与手段44は、入賞判定手段43により判定された入賞役に応じた数のメダルを遊技者に付与する手段である。例えば、15枚役が入賞役である場合にはメダルが15枚払い出される。
RT状態発生手段451は、リプレイ役の内部当選確率が高く遊技者にとって有利なRT状態を発生させる手段である。RT状態発生手段451は、15枚役の取りこぼしに応じた15枚役こぼし図柄「BAR−BAR−BAR」の停止表示に応じてRT状態を発生させる。さらに、RT状態発生手段451は、ボーナス状態の終了に応じてRT状態を発生させる。
RT状態終了手段452は、所定の終了条件の成立に応じてRT状態を終了させる手段である。本例の終了条件は、転落図柄であるリプレイ役Aの入賞図柄の停止表示、及びボーナス役の内部当選である。
確率設定手段461は、前記移行抽選手段462による移行抽選の結果に応じて、AT高確状態からAT低確状態あるいはAT低確状態からAT高確状態への切替設定を実行する手段である。確率設定手段461は、AT高確状態においてAT低確状態への移行が当選した場合には、AT高確状態に代えてAT低確状態を設定する。AT低確状態においてAT高確状態への移行が当選した場合には、AT低確状態に代えてAT高確状態を設定する。
報知制御手段49は、報知手段71及び決定結果報知手段72を制御する手段である。報知制御手段49は、AT発動抽選に当選して報知動作が許可された際、報知手段71による報知動作が実行されるATを発動する。報知制御手段49は、前記AT継続抽選で「継続」が当選した場合にATを継続的に発動させる一方、「終了」が選択された場合にはATを終了させる。
報知手段71は、遊技者を支援するための報知演出を実行する手段である。報知手段71は、AT発動中のRT状態では、リプレイ役Aの入賞図柄の回避情報の報知を実行する。具体的には、入賞図柄が転落図柄であるリプレイ役Aの入賞を回避するための第1停止リールを回避情報として報知する。さらに、10枚役が同時当選した際、目押しが不要で確実に入賞させ得る10枚役Aを入賞させるための報知演出を実行する。具体的には、10枚役Aを入賞させるための第1停止リールを報知する。また、通常状態において特定役である15枚役が内部当選し、かつ、前記特定役報知抽選で「報知」が当選した場合には、報知手段71は15枚役が内部当選した旨を報知する。
決定結果報知手段72は、AT発動抽選の当否結果を報知する手段である。本例の決定結果報知手段72は、AT高確状態下で15枚役の内部当選の報知が実行されるときに同時にAT発動抽選の当否結果を報知する。一方、AT低確状態では、15枚役の内部当選を報知する際にもAT発動抽選の当否結果を報知しない。
ここで、10枚役、リプレイ役が同時当選した際の第1停止リールに応じた入賞可能役の振り分けについて、図10及び図11を参照して説明する。図10は、10枚役の同時当選の場合を示し、図11は、リプレイ役の同時当選の場合を示している。
本例のスロットマシン1では、前述したごとくボーナス状態を除く遊技状態において、10枚役B〜Dのうちのいずれか2つの役と、10枚役Aとが同時当選する可能性がある。10枚役の同時当選パターンとしては、同図中「組合せ」欄に示すごとく、10枚役A・B・Cが同時当選するパターン、10枚役A・B・Dが同時当選するパターン、及び10枚役A・C・Dが同時当選するパターンがある。
前記のごとく10枚役B、C、Dについては、それぞれ、左リール21L、中リール21C、右リール21Rが目押しの不要な「R」に対応する特定リールとなっている。それ故、同図中「第1停止振分け」欄に示すごとく、最初に停止操作されたリール21に応じて入賞可能性が残る10枚役が振り分けられる。例えば、10枚役A・B・Cが同時当選した場合、第1停止リールが左リール21Lであるときは10枚役Bの役図柄が入賞ライン上に停止する。第1停止リールが中リール21Cであるときは10枚役Cの役図柄が入賞ライン上に停止する。第1停止リールが右リール21Rであるときは10枚役Aの役図柄が入賞ライン上に停止する。
リプレイ役の同時当選パターンとしては、図11に示すごとく、リプレイ役A・Bの同時当選パターン、リプレイ役A・Cの同時当選パターン、リプレイ役A・B・Cの当時当選パターンが設定されている。各同時当選パターンにおいて、同図に示すごとく第1停止リールに応じて入賞するリプレイ役が振り分けられる。例えば、リプレイ役A・B・Cの同時当選パターンにおいて第1停止リールが中リール21C又は右リール21Rであった場合には、リプレイ役Aが入賞する。一方、第1停止リールが左リール21Lであった場合には、リプレイ役Bが入賞する。このとき、左リール21Lを第1停止リールとすべき旨は、転落図柄であるリプレイ役Aの入賞図柄の停止表示を回避するための回避情報となる。
次に、同時当選が発生した際に報知手段71等が液晶表示部53に表示する15枚役報知画面710、RT中画面720、RT中画面730について、図12〜図14を用いて説明する。
図12に示す15枚役報知画面710は、通常状態において15枚役の内部当選を報知する画面である。15枚役報知画面710は、前記特定役報知抽選の当選に応じて表示される。15枚役報知画面710は、RT状態への移行チャンスである旨を報知する状態報知欄711と、15枚役の入賞図柄を示す図柄表示712と、15枚役こぼし図柄を示す図柄表示713と、を含んでいる。なお、同図の通常状態画面710では、前記決定結果報知手段72により15枚役こぼし図柄を表示する図柄表示713が図柄表示712よりも大きく表示され、これによりAT発動抽選に当選している旨が報知されている。
図13に示すRT中画面720は、AT発動中のRT状態における10枚役の同時当選時の報知演出画面である。RT中画面720は、RT状態が発生中である旨を報知する状態報知欄724と、目押し不要の10枚役Aに対応する第1停止リールを報知する第1停止報知欄721と、RT状態の継続ゲーム数を表示するゲーム数表示欄722と、RT状態が発生してからの差枚数(払出数−投入数)を表示する差枚数表示欄723と、を組合せてなる。同図は、10枚役A・B・Cの同時当選時など、10枚役Aに対応する第1停止リールが右リール21Rであるときの報知例である。
図14に示すRT中画面730は、AT継続抽選により「終了」が選択されてATが終了した際の10枚役の同時当選時の報知演出画面である。RT中画面720との相違点は、第1停止報知欄731による報知内容、及びゲーム数表示欄735が追加されている点にある。第1停止報知欄731では、10枚役Aの入賞図柄の下段に3つの?マークが並んでおり、10枚役Aに対応する第1停止リールが報知されない。同図のRT中画面730では、10枚役の同時当選が発生した旨のみが報知される。ゲーム数表示欄735は、ATが終了した後の継続ゲーム数を表示する。
次に、スロットマシン1における遊技状態の遷移について、図15を参照して説明する。スロットマシン1では、以下の各遊技状態が発生する。
(通常状態)
通常状態は、RT状態の終了に応じて発生する。また、15枚役こぼし図柄の停止表示又はボーナス役の入賞に応じて終了する。通常状態では、内部当選に応じて以下のような処理が実行される。
(1)リプレイ役Aの内部当選時の処理
AT高確状態とAT低確状態との間の移行抽選が実行される。例えば、AT高確状態下でAT低確状態への移行が当選するとAT低確状態への移行が発生する。それ以外の場合にはAT高確状態がそのまま維持される。本例のスロットマシン1の遊技では、通常状態におけるリプレイ役Aの入賞に応じて、AT高確状態であるかAT低確状態であるかをある程度、推測可能である。
(2)15枚役の内部当選時の処理
RT状態でATを発動させるか否かのAT発動抽選、及び15枚役が内部当選した旨を報知するか否かの特定役報知抽選が実行される。AT発動抽選及び特定役報知抽選の抽選確率は、AT高確状態であるかAT低確状態であるかに応じて高低差が設定されている。AT発動抽選では、AT高確状態における当選確率がAT低確状態の場合の60倍となっている。特定役報知抽選(図9参照。)では、AT低確状態における「不報知」の選択確率が「報知」の4倍となっている一方、AT高確状態においては必ず「報知」が選択される。さらに、AT高確状態の場合では、AT発動抽選の抽選結果が併せて報知される。
(3)BIG、REGの内部当選時の処理
ボーナス状態が終了した後のRT状態においてATを発動させるか否かのAT発動抽選が実行される。15枚役の内部当選の場合と同様、AT高確状態の方が当選確率が高くなっている。
(RT状態)
RT状態は、15枚役こぼし図柄の停止表示、あるいはボーナス状態の終了に応じて発生し、リプレイ役Aの入賞図柄の停止表示、あるいはボーナス役の内部当選に応じて終了する。RT状態への移行前、直近のAT発動抽選に当選している場合には、RT状態の発生に応じてATが発動する。ATの発動中には、リプレイ役の同時当選時、及び10枚役の同時当選時に報知演出が実行される。リプレイ役の同時当選時には、転落図柄であるリプレイ役Aの入賞図柄の停止表示を回避するための第1停止リール(回避情報)が報知される。10枚役の同時当選時には、目押しの不要な10枚役Aを入賞させるための第1停止リールが報知される。
AT発動中に10枚役が内部当選した場合には、ATを継続するか否かのAT継続抽選が実行される。AT継続抽選により「継続」が選択された場合には、ATがそのまま継続される。「終了」が選択された場合には、直ちにATが終了し、ATなしのRT状態となる。AT高確状態では「継続」の選択確率の方が高くなっている一方、AT低確状態では「終了」の選択確率の方が高くなっている。
(ボーナス状態)
BIGの入賞に応じて発生するBIGボーナス状態と、REGの入賞に応じて発生するREGボーナス状態とがある。BIGボーナス状態の終了条件は、メダルの払出数が360枚を超えたことである。REGボーナス状態の終了条件は、メダルの払出数が50枚を超えたことである。これらのボーナス状態が終了すると、RT状態が発生する。
以上のような構成のスロットマシン1では、ATなしのRT状態におけるメダルの払出数の期待値がメダル15枚よりも少なく設定されている。一方、AT有りのRT状態におけるメダルの払出数の期待値はメダル15枚よりも多くなるように設定されている。したがって、本例のスロットマシン1では、AT発動抽選に当選していれば15枚役こぼし図柄を停止表示させてRT状態を発生させる方が有利となる一方、AT発動抽選に当選していなければ15枚役を入賞させてそのまま通常状態を継続させた方が有利となる。
AT高確状態では、AT発動抽選に当選している可能性が高い上にAT継続抽選により「継続」が選択される可能性が高い。一方、AT低確状態では、AT発動抽選の当選確率が低い上にAT継続抽選により「終了」が選択される可能性が高い。AT高確状態では、ATが発動し易く長く継続できる可能性が低い一方、AT低確状態では、ATが発動し難く、発動しても直ぐに終了してしまう可能性が高い。
このように本例のスロットマシン1の遊技では、15枚役こぼし図柄を停止表示させてRT状態を発生させた方が有利となる場合と、却って不利となる場合が設定されている。遊技者にあっては、AT発動抽選に当選しているか否か、あるいはATに対する期待度の高いAT高確状態であるか否かを推測しながら15枚役こぼし図柄を停止表示させるべきか15枚役を入賞させるべきかという判断が必要になる。本例のスロットマシン1では、このような高度な遊技性が実現されているため、単調な遊技に陥るおそれが少なく遊技の面白みが十分に確保されている。
なお、本例は、15枚役の内部当選時にAT発動抽選を実行した例である。AT発動抽選の実行タイミングとして他のタイミングを設定しても良い。例えば、15枚役以外の役が内部当選したときにAT発動抽選を実行しても良い。あるいは、内部当選を契機とせず、所定数のゲームが実行される毎にAT発動抽選を実行しても良い。
なお、本例では、ATに対する期待度が異なるAT高確状態とAT低確状態とを設定したが、ATに対する期待度が異なる状態を3状態以上設定することもできる。
また、本例では、RT状態下の10枚役の内部当選時にAT継続抽選を実行したが、AT継続抽選の実行タイミングはこれに限定されない。例えば、10枚役以外の役が内部当選したときにAT継続抽選を実行しても良い。あるいは、内部当選を契機とせず、所定数のゲームが実行される毎にAT継続抽選を実行しても良い。
なお、本例では、通常状態において15枚役が内部当選した際、その旨を報知するか否かを特定役報知抽選により決定している。これに代えて、通常状態において15枚役が内部当選した際、必ずその旨を報知するように設定しても良い。
また、本例では、15枚役の内部当選を報知するに当たってAT低確状態であればAT発動抽選の結果を報知しないが、AT高確状態であればAT発動抽選の結果を報知している。これに代えて、AT高確状態及びAT低確状態の少なくともいずれかにおいて、AT発動抽選の結果を報知するか否かを抽選で決定しても良い。
以上、実施例1のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
1 スロットマシン
11 図柄表示窓
110 図柄表示領域
2 図柄変動表示手段
21 リール
20 図柄
3 制御部
35 乱数抽出部
41 内部抽選手段
410 フラグ制御手段
42 表示制御手段
420 取りこぼし図柄引込手段
43 入賞判定手段
44 遊技媒体付与手段
451 RT状態発生手段
452 RT状態終了手段
461 確率設定手段
462 移行抽選手段
48 報知決定手段
49 報知制御手段
53 液晶表示部
61 停止操作手段(ストップボタン)
62 ゲーム開始操作手段(スタートレバー)
71 報知手段
72 決定結果報知手段
710 15枚役報知画面
720、730 RT中画面

Claims (3)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    該ゲーム開始操作手段が操作されたときに、特定役及びリプレイ役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    該停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
    該入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する数量の遊技媒体を遊技者に付与する遊技媒体付与手段と、
    前記特定役が内部当選役として決定されたゲームにおいて、前記表示制御手段がその特定役に対応する図柄を前記図柄表示領域に引き込んで停止表示させることができない場合に、特定取りこぼし図柄を前記図柄表示領域に引き込んで停止表示させる取りこぼし図柄引込手段と、
    前記各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せが前記特定取りこぼし図柄であると前記入賞判定手段により判定されたとき、前記リプレイ役が内部当選役として決定される確率を高めたRT状態を発生するRT状態発生手段と、
    前記RT状態において、前記各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せが所定の転落図柄と一致した場合に当該RT状態を終了させるRT状態終了手段と、
    前記RT状態において、前記各図柄表示領域に前記転落図柄を停止表示させないための回避情報を遊技者に対して報知する報知動作を実行可能な報知手段と、
    前記RT状態において前記報知手段による報知動作を許可するか否かを抽選で決定する報知決定手段と、
    前記報知決定手段が前記報知動作を許可した場合に前記報知手段に報知動作を実行させる報知制御手段と、を備え、
    前記報知動作が実行されない場合に前記RT状態において遊技者に付与される遊技媒体数の期待値は前記特定役の入賞により付与される遊技媒体数よりも少なく、かつ、前記報知動作が実行された場合に前記RT状態において遊技者に付与される遊技媒体数の期待値は前記特定役の入賞により付与される遊技媒体数よりも多くなるように設定されていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記特定役が内部当選役として決定されたゲームにおいて、前記報知決定手段による決定結果を遊技者に報知する決定結果報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記報知決定手段により前記報知動作を許可する旨が決定される確率が高い報知高確状態、及び前記報知動作を許可する旨が決定される確率が前記報知高確状態よりも低い報知低確状態のうちのいずれかを択一的に設定する確率設定手段と、
    前記報知高確状態と前記報知低確状態との間の移行を発生させるか否かの移行抽選を所定条件の成立に応じて実行する移行抽選手段と、を備え、
    前記確率設定手段は、前記報知高確状態の設定中に前記移行抽選に当選したときに当該報知高確状態に代えて前記報知低確状態を設定し、前記報知低確状態の設定中に前記移行抽選に当選したときに当該報知低確状態に代えて前記報知高確状態を設定するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットマシン。
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