JP2011030537A - 伸縮式穀粒排出オーガー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グレンタンクの伸縮式穀粒排出オーガー(4)において、伸縮用搬送筒(2)を、最長に伸ばして行っていた排出作業を中断して、伸縮螺旋(1)の駆動を停止した場合、伸縮用搬送筒(2)は、次工程で短縮側に操作すると、伸縮螺旋(1)の停止に伴って筒(2)内に残留する穀粒の全容量に対比して、搬送筒(2)内に形成される穀粒の滞留可能な空間(S)の全容積が大きく保てる位置を、最短の短縮位置に構成した。
【選択図】 図1
Description
請求項1記載の発明は、伸縮螺旋(1)を内装して伸縮自由に構成した伸縮用搬送筒(2)を有する伸縮式穀粒排出オーガー(4)において、前記伸縮用搬送筒(2)を、最長となる位置まで伸長して行なう穀粒排出作業中に、前記伸縮螺旋(1)の排出駆動を停止して穀粒排出作業を中断し、この後に前記伸縮用搬送筒(2)を短縮側に操作すると、該伸縮用搬送筒(2)は、伸縮螺旋(1)の排出駆動の停止によって伸縮用搬送筒(2)内に残留する穀粒の体積に対比して、該伸縮用搬送筒(2)内に形成される穀粒の滞留可能な空間(S)の容積が大となる状態を保てる最短停止位置まで短縮作動する構成としたことを特徴とする伸縮式穀粒排出オーガーとした。
請求項2記載の発明は、前記伸縮用搬送筒(2)は、最長となる位置で伸縮螺旋(1)の排出駆動を停止して穀粒搬送作業を中断し、この後に短縮するとき、伸縮螺旋(1)の排出駆動の停止によって伸縮用搬送筒(2)内に残留する穀粒の体積が、伸縮用搬送筒(2)内に形成される穀粒の滞留可能な空間(S)の容積の50%以下に保持できる位置を、短縮側の最短停止位置に設定したことを特徴とする請求項1記載の伸縮式穀粒排出オーガーとした。
まず、コンバインの走行フレーム7上に搭載したグレンタンク3は、図5に示すように、排出螺旋軸8を、タンク3の底面に前後方向へ向けて軸装し、前側から伝動する構成としている。9は入力軸、10はクラッチ装置を示している。そして、揚穀筒11は、揚穀螺旋軸12を内装し、前記グレンタンク3の後部に装備し、下部を前記グレンタンク3の後部側の下部に接続し、前記排出螺旋軸8の後部に、前記揚穀螺旋軸12の下端部を連結して伝動可能にすると共に、排出穀粒の受継ぎができるように接続した構成としている。
まず、固定移送筒15は、基部を前記揚穀筒11の上部に連結し、先端部を外方に延長して設け、その筒内には伸縮しない固定移送螺旋16を内装して構成している。そして、伸縮用移送筒2は、基部を前記固定移送筒15の先端側から挿入嵌合して摺動自在に連結している。また、伸縮螺旋1は、伸縮用移送筒2内において、先端部を前記穀粒排出口13の上方位置に軸受けして後部を固定移送筒15側に延長して前記固定移送螺旋16の軸17内に摺動自在に挿入した伝動螺旋軸18を軸架して設け、この伝動螺旋軸18に多数の螺旋単体(図7、乃至図9参照)20a,20b,20cからなる移動移送螺旋20を摺動自在に嵌合して相互間で間隔を調節できるように構成している。
まず、グレンタンク3は、図10に示した実施例の場合、排出螺旋軸8を軸装したタンク下部40を鉄板製で形成し、その上に取付けるタンク上部41を樹脂素材の成型加工品によって形成した構成としている。そして、実施例の特徴は、接近する前側のラジエータカバー枠42の背後から上方を覆うように沿わせて、オーバーハング形状に形成することによって、タンク容量を拡大し、小型機種で限られた狭い走行フレーム上のスペースでありながら、多量の穀粒を貯留することができる特徴がある。
まず、コンバインは、既に知られているように、刈取装置の上下作動、穀粒排出オーガーの上下操作、刈取スライドの移動操作等の各装置、更には、旋回制御の電磁比例バルブ等、油圧機構を使用して制御操作される構成を採用している。しかしながら、コンバインは、走行フレーム上の搭載スペースが狭く、限られているために、上記油圧関連のオイルタンク45やこれに関連する油圧バルブユニット46の搭載場所が狭く、しかも、正確な性能を損なわないような搭載、更に、放熱効果の期待できる場所が少なく課題となっている。
実施例は、運転席50の前側に形成したフロア51に敷設するステップ板52に関し、一枚の樹脂製ステップ板52を敷きつめて構成する。この場合、ステップ板52は、樹脂を素材とし一枚状で柔軟に形成し、フロア51の昇降口53に近い側には凹凸状に形成した滑り止め54を配列して乗降時の滑りを止める構成としている。そして、ステップ板52は、フロア51上に敷き詰めて、左縁部に沿わせて機体側のサイドカバー56を配置して、このサイドカバー56の下端で上面を押圧して固定保持する構成としている。
まず、脱穀クラッチレバー60は、図17において、右側の切位置(実線)から左側の入位置(仮想線)にクラッチ装置の切替ができる構成としている。そして、スロットルレバー61は、左側のアイドリング位置(低速側)から右側の作業回転(高速側)の間を、エンジン回転数の調節ができる構成としている。そして、該スロットルレバー61は、前記脱穀クラッチレバー60を右側の切位置から左側の入位置に切り替え操作をすると、連動ワイヤー62を介してカム63が起立作動して、左側の低速側から右側の高速側に連動して切替えられる構成としている。
2 伸縮用移送筒
3 グレンタンク
4 伸縮式穀粒排出オーガー
15 固定搬送筒
16 固定移送螺旋
25 伸縮駆動装置
26 伸縮制御モーター
31 リミットセンサ(最短縮位置)
32 リミットセンサ(最伸長位置)
A 縮み代
B 伸び代
S 穀粒の滞留可能な空間
Claims (2)
- 伸縮螺旋(1)を内装して伸縮自由に構成した伸縮用搬送筒(2)を有する伸縮式穀粒排出オーガー(4)において、前記伸縮用搬送筒(2)を、最長となる位置まで伸長して行なう穀粒排出作業中に、前記伸縮螺旋(1)の排出駆動を停止して穀粒排出作業を中断し、この後に前記伸縮用搬送筒(2)を短縮側に操作すると、該伸縮用搬送筒(2)は、伸縮螺旋(1)の排出駆動の停止によって伸縮用搬送筒(2)内に残留する穀粒の体積に対比して、該伸縮用搬送筒(2)内に形成される穀粒の滞留可能な空間(S)の容積が大となる状態を保てる最短停止位置まで短縮作動する構成としたことを特徴とする伸縮式穀粒排出オーガー。
- 前記伸縮用搬送筒(2)は、最長となる位置で伸縮螺旋(1)の排出駆動を停止して穀粒搬送作業を中断し、この後に短縮するとき、伸縮螺旋(1)の排出駆動の停止によって伸縮用搬送筒(2)内に残留する穀粒の体積が、伸縮用搬送筒(2)内に形成される穀粒の滞留可能な空間(S)の容積の50%以下に保持できる位置を、短縮側の最短停止位置に設定したことを特徴とする請求項1記載の伸縮式穀粒排出オーガー。
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