JP2003079230A - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents

コンバインの穀粒排出装置

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JP2003079230A
JP2003079230A JP2001275301A JP2001275301A JP2003079230A JP 2003079230 A JP2003079230 A JP 2003079230A JP 2001275301 A JP2001275301 A JP 2001275301A JP 2001275301 A JP2001275301 A JP 2001275301A JP 2003079230 A JP2003079230 A JP 2003079230A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】穀粒排出口が回転するように構成したコンバイ
ンの穀粒排出オーガにおいて、穀粒を排出する排出レバ
ーを切り状態とすると、自動的に穀粒排出口を上向き状
態になるようにして、作業能率を向上させるようにす
る。 【解決手段】 走行装置1を有する走行車体2上に、穀
粒を一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3
にて一時貯溜していた穀粒を排出する揚穀筒4と穀粒搬
出オーガ5とを設けたコンバインであって、該穀粒搬出
オーガ5の穀粒排出口8を穀粒搬送方向に対して円周方
向に回転自在に設け、前記グレンタンク3内の穀粒を機
外へ排出する排出レバー65を切り状態とすると、前記
穀粒排出口8が上向き状態となるように構成したことを
特徴とするコンバインの穀粒排出装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの穀粒
排出装置に関するもので、農業機械の技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、特開昭62ー69930
号公報及び特開平9ー275765号公報に開示されて
いるように、穀粒排出口が回転するように構成したコン
バインの穀粒排出オーガにおいて、グレンタンク内の穀
粒を機外へ排出する排出レバーの切り状態に関連して、
穀粒排出口を上向き状態に変更する技術はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような構成で
は、グレンタンク内の穀粒を機外へ排出後、手動操作で
穀粒排出口を上向きにする構成であるが、この手動操作
による穀粒排出口の上向け操作を忘れた状態でコンバイ
ンが走行を開始すると、穀粒搬出オーガ内に残った穀粒
が穀粒排出口から機外へと落ちてしまうという不具合が
発生していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、請求項1記載の発明では、走行装置1を
有する走行車体2上に、穀粒を一時貯溜するグレンタン
ク3と、該グレンタンク3にて一時貯溜していた穀粒を
排出する揚穀筒4と穀粒搬出オーガ5とを設けたコンバ
インであって、該穀粒搬出オーガ5の穀粒排出口8を穀
粒搬送方向に対して円周方向に回転自在に設け、前記グ
レンタンク3内の穀粒を機外へ排出する排出レバー65
を切り状態とすると、前記穀粒排出口8が上向き状態と
なるように構成したことを特徴とするコンバインの穀粒
排出装置としたものである。
【0005】請求項1の作用は、グレンタンク3内の穀
粒を機外へと排出する排出レバー65を切り状態とする
と、穀粒排出口8が上向きとなる。請求項2記載の発明
では、前記グレンタンク3内の穀粒を機外へ排出する排
出レバー65を切り状態とすると、所定時間後に前記穀
粒排出口8が上向き状態となるように構成したことを特
徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出装置と
したものである。
【0006】請求項2の作用は、グレンタンク3内の穀
粒を機外へと排出する排出レバー65を切り状態とする
と、所定時間後に穀粒排出口8が上向きとなる。請求項
3記載の発明では、前記グレンタンク3内の穀粒を機外
へ排出する排出レバー65を切り状態としても、前記穀
粒排出口8が上向き状態とならないようにする解除手段
76を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に
記載のコンバインの穀粒排出装置としたものである。
【0007】請求項3の作用は、解除手段76を作動さ
せると、排出レバー65を切り状態としても、穀粒排出
口8は上向き状態とならない。
【0008】
【発明の効果】本発明は、前述のごとく構成したので、
請求項1記載の発明では、排出レバー65を切り状態と
すると、穀粒排出口8が上向き状態となるので、穀粒搬
出オーガ5内に残留している穀粒が機外へこぼれるのを
防止できる。
【0009】請求項2記載の発明においては、排出レバ
ー65を切り状態とすると、所定時間後に穀粒排出口8
が上向き状態となるので、グレンタンク3内の穀粒を排
出中において、何らかの都合により一旦穀粒排出を停止
し、再び穀粒排出を再開する場合において、穀粒排出口
8は所定時間内は下向き状態であるので、速やかに作業
が再開可能となる。
【0010】請求項3記載の発明においては、解除手段
76を作動させると、排出レバー65を切り状態として
も、穀粒排出口8は上向き状態とならないので、作業状
態に合わせて作業者の好みにより選択でき、より作業能
率が向上するようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。コンバインのグレンタンク3は、具体的
には図示していないが、従来から公知のように、脱穀装
置の側部に併設して走行車体2上に搭載し、その脱穀装
置から一番揚穀装置を介して搬送されてきた脱穀・選別
後の穀粒を貯溜できる構成としている。そして、排出螺
旋10は、図1に示すように、グレンタンク3の底部に
軸装して設け、始端側を機外の伝動軸11にクラッチ装
置12を介して連結し、終端側を揚穀筒4の下部まで延
長して、内装している揚穀螺旋13の下端部に接続して
構成している。
【0012】そして、穀粒搬出オ−ガ5は、前記揚穀筒
4の上部に上下方向へ回動自由に接続している。穀粒搬
出オーガ5の先端部には穀粒排出口8が設けられている
が、この穀粒排出口8は常時下方へ向いている構成であ
ったので、グレンタンク3内の穀粒を排出し終わった
後、穀粒排出オーガ5内の底部(ラセンと筒の隙間)に
溜っている穀粒がこぼれるという不具合が発生してい
た。さらに、穀粒排出オーガ5をオーガ受け36内に収
納している状態であっても、コンバインの走行に伴う振
動によって、穀粒排出口8から穀粒がこぼれていた。
【0013】そこで、図2に示すように、穀粒排出口8
を穀粒の搬送方向に対して円周方向に回転する構成とし
ている。さらに、本実施例のコンバインにおいては、図
1に示すように、穀粒排出口8を穀粒搬送方向の長手方
向に対して移動伸縮可能に構成しているが、この構成に
ついても一緒に説明する。
【0014】先ず、穀粒排出オーガ5は揚穀筒4の上部
に上下方向へ回動自由に接続する固定搬送筒6と、これ
に接続する移動搬送筒7とから構成しているが、以下、
その構成を具体的に説明する。固定搬送筒6は、図1に
示すように、基部を前記揚穀筒4の上部に連結し、先端
部を外方に延長して設け、その筒内には、始端部を前記
揚穀螺旋13に接続した搬送螺旋14を内装して、揚穀
筒4から受け継いだ穀粒を搬送する構成としている。
【0015】そして、移動搬送筒7は、図1に示すよう
に、先端部に穀粒排出口8を開口して設け、基部側を、
前記固定搬送筒6の先端側から挿入嵌合して摺動自由に
連結している。次に、伸縮移動ラセン群15は、図1に
示すように、移動搬送筒7内において、先端部を穀粒排
出口8の上方位置に軸受して後部を固定搬送筒6側に延
長して前記搬送螺旋14の軸内に摺動自由に挿入した伝
動軸16を軸架して設け、この伝動軸16に多数のラセ
ン単体の伸縮移動ラセン15aを摺動自由に嵌合して相
互の間隔を調節できるように構成している。
【0016】そして、前記ラセン単体の伸縮移動ラセン
15aは、図3に示すように、前記伝動軸16に摺動自
由に嵌合する軸受ボス17の外周に、略半円筒に形成し
た取付け部材18によってラセン部19を取り付けて構
成している。そして、軸受ボス17は、図3に示すよう
に、従来型より短く形成し、A(本案の軸受ボス17の
寸法)<B(従来型の軸受ボスの寸法)の関係にある構
成としている。したがって、ラセン単体の伸縮移動ラセ
ン15aは、図4に示すようにラセン部19を隣接のラ
セン部19’に最も接近したとき(図5の左部分参
照)、隣接の軸受ボス17’との間に間隔ができて接触
しない短い長さに形成されている。そして、前記軸受ボ
ス17は、その端部にスペ−サ用の突起20を設けて隣
接の軸受ボス17’との間隔を保持する構成としてい
る。21はラセン係止体であって、隣接のラセン部1
9’を係止して離脱を防止する(ラセン単体の伸縮移動
ラセン15aが最大に離れてもラセン部19同志は繋が
っている。)構成としている。
【0017】このように構成されたラセン単体の伸縮移
動ラセン15aは、角軸(実施例では六角軸)にした前
記伝動軸16に対して、回転方向へは規制され、軸方向
には摺動自由の状態にして嵌合され、複数によって一連
の伸縮移動ラセン群15を構成している。
【0018】つぎに、伸縮駆動装置22は、図1に示す
ように、揚穀筒4の上部位置に装備した伸縮制御モ−タ
23に減速装置を介してネジ軸24の基端部を連結して
強制駆動する構成としている。そして、移動装置25
は、上記ネジ軸24のネジ溝に係合している伝動ピンを
介して、強制的に軸方向に移動するように設け、前記移
動搬送筒7の基部側に一体的に連結して構成している。
なお、伸縮駆動装置22は、図1に示すように、縮小側
と伸長側とにそれぞれリミットセンサS1、S2を設け
て前記移動装置25が達すると伸縮制御モ−タ23を自
動停止する構成としている。
【0019】なお、伸縮制御モ−タ23は、図9と図1
0に基づいて具体的に後述するが、操縦席の操作パネル
上と、穀粒搬出オーガ5の先端部近傍に設けたスイッチ
(伸縮スイッチ)のON操作に基づいて、正転又は逆転
方向に駆動されてネジ軸24を回転駆動する構成とし、
ネジ軸24が正転すれば、係合している移動装置25を
介して移動搬送筒7を伸長し、逆転すれば、縮小方向に
強制的に移動する構成としている。
【0020】このようにして、移動搬送筒7は、固定搬
送筒6に嵌合した状態で筒に沿って伸び縮みして、先端
部の穀粒排出口8の位置を、基部の揚穀筒4に対して、
遠ざけたり、近ずけたり調節して穀粒の落下位置を選択
できる構成としている。なお、図1において、26は昇
降油圧シリンダ、27は旋回モ−タ、28は駆動ギヤ、
29は旋回ギヤを示す。前記伸縮移動ラセン群の下手側
には、伝動軸16に対してボルト9にて固定しているラ
セン9が構成されている。
【0021】そして、支持ローラ30は、図1に示すよ
うに、移動搬送筒7の基部位置の下部に軸架して設け、
固定搬送筒6の周面を転動しながら支持する構成にして
いる。また、移動搬送筒7の基部位置の上部には、案内
車輪31を設け、該案内車輪31を案内する案内レール
32を固定搬送筒6の長手方向に設けている構成であ
る。具体的構成は、図6に示すように、案内車輪31は
左案内車輪31aと右案内車輪31bとからなり、それ
ぞれ軸31cにて接続している構成である。前記案内レ
ール32は、左案内車輪31aの外側に設ける左案内レ
ール32aと右案内車輪31bの外側に設ける右案内レ
ール32bとから構成されている。
【0022】さらに、前記左案内車輪31aと右案内車
輪31bにおける固定搬送筒6に対する接地面形状は、
固定搬送筒6の略外周面形状に沿わせて構成している。
従って、移動搬送筒7が円周方向に回動しようとする、
即ち、首振り減少が著しく減少することになる。
【0023】次に、穀粒排出口8が穀粒搬送方向に対し
て円周方向に回転する構成は、図2に示している。移動
搬送筒7の穀粒搬送方向下手側端部には、メタル40を
固着して設けている。このメタル40の外周には、ブッ
シュ41が複数個(本実施例では、上手側と下手側に2
箇所)設けられていて、さらに、このブッシュ41の外
周には、穀粒排出口8を有する回転筒42が回動可能に
嵌合して設けられている構成である。
【0024】前記メタル40にはプレート44が固着し
て設けられていて、さらに、このプレート44に、前記
回転筒42を回転させる回転モータ43がボルトナット
45にて取り付けられている構成である。図2は展開し
ている状態であるので、ボルトナット45は1個しかな
いが、実際は数カ所で固定している。
【0025】回転モータ43の出力軸43aにはピニオ
ン46が固定されていて、このピニオン46は、回転筒
42に固定して設けられているギヤ47と常時噛みあっ
ている構成である。そして、ピニオン46とギヤ47を
保護するために、カバー44aで覆う構成としている。
また、前記伝動軸16の端部は、ベアリング48にて軸
受されている構成である。前記カバー44aは、ボルト
ナット45でプレート44い締付固定している。さら
に、後述するように、プレート44には同じボルトナッ
ト45で回転モータ43とカバー83を固定している
が、この回転モータ43とカバー83の反対側にカバー
44aを固定している構成である。
【0026】また、回転筒42の端部プレート49に対
してボルトナット48aで固定されている円形プレート
49a,120度等配で3カ所設けられているプレート
50,このプレート50を支持固定する円形プレート5
1が設けられ、この円形プレート51を介してマウント
ゴム52が120度等配で3カ所設けられている。この
マウントゴム52の多端は円形プレート52aにて支持
されている。そして、前記円形プレート51と円形プレ
ート52aの間であって、3カ所のマウントゴム52の
内側において、前記ベアリング48を円形プレート52
aに対してボルト48bにて支持しているので、伝動軸
16の振動はマウントゴム52にて吸収される構成であ
る。
【0027】44bは前記ギヤ47と回転筒42がメタ
ル40から抜けないようにするための押えプレートであ
り、長手方向からみて円周方向に120度等配で3カ所
設け、ボルト44cにて固定している構成である。そし
て、このボルト44cを外して押えプレート44bを外
すと共に、前記マウントゴム52とベアリング48を回
転筒42の端部プレート49に固定しているボルトナッ
ト48aを外せば、ギヤ47と共に回転筒42がメタル
40から外れる構成である。
【0028】回転モータ43の周囲には、この回転モー
タ43を保護するためのカバー83を設けている。該カ
バー83は、前記プレート44に対してボルトナット4
5にて固定している構成である。即ち、回転モータ43
とこの回転モータ43の周囲を覆うカバー83は、プレ
ート44に対してボルトナット45で共締めしている構
成である。
【0029】53は作業者の手がラセン9や伝動軸16
に触れることのないようにする防護棒である。54は穀
粒が詰まったことを検出する詰まりセンサであり、穀粒
が表面の感知ゴム54aに接触することにより、詰まり
を検出する構成である。55はプレート44に固着の保
護棒であり、穀粒を排出する場合などにおいて、トラッ
クの荷台等の側壁部が回転筒42に当接するのを防止す
るためのものである。即ち、トラックの荷台等の側壁部
を保護棒53にて受けて、回転筒42が損傷するのを防
止するためのものである。
【0030】図7に示す図面は、前述した穀粒排出口8
の近傍であって、回転筒42には設けないようにしてい
る操作手段38の詳細構成である。この操作手段38に
は、穀粒排出オーガ5を上昇させる上昇スイッチ69,
穀粒排出オーガ5を下降させる下降スイッチ68,穀粒
排出オーガ5を左旋回させる左旋回スイッチ66,穀粒
排出オーガ5を右旋回させる右旋回スイッチ67が設け
られている。
【0031】前記上昇スイッチ69,下降スイッチ6
8,左旋回スイッチ66,右旋回スイッチ67の形状
は、円を90゜等配して分割した形状としている。そし
て、これらのスイッチ69,68,66,67の下方に
は、移動搬送筒7を伸ばす伸長スイッチ70と、移動搬
送筒7を縮小する縮小スイッチ71を設けている。さら
に、この伸長スイッチ70,縮小スイッチ71の下方に
は、回転筒42を左方向に回転させる左回転スイッチ7
2と回転筒42を右方向に回転させる右回転スイッチ7
3を設けている。74は穀粒排出オーガ5の動きを緊急
停止させる緊急停止スイッチであり、75は回転筒42
の回転を緊急停止させる回転筒緊急停止スイッチであ
る。77は、回転筒42を左右方向に自動的に往復回動
させる自動往復回動スイッチであり、このスイッチを入
り状態とすると、回転筒42と共に穀粒排出口8が左右
方向に往復移動するので、穀粒はトラック等の荷台に均
一に排出されるようになる。
【0032】図8は、操作部に設けている穀粒排出オー
ガ5関係の操作スイッチ類の図面である。56は作業者
が着座するシートであり図面の手前側がコンバインの進
行方向である。57は穀粒排出オーガ5(穀粒排出口
8)を昇降旋回させるオーガ操作レバーであり、上げ方
向に傾動させると穀粒排出オーガ5が上昇し、下げ方向
に傾動させると穀粒排出オーガ5が下降する構成であ
る。さらに、左方向に傾動させると穀粒排出オーガ5が
左方向に旋回し、右方向に傾動させると穀粒排出オーガ
5が右方向に旋回する構成である。
【0033】前記オーガ操作レバー57の左側には移動
搬送筒7を伸縮させる伸縮スイッチ58を設け、その下
側には前記回転筒42を穀粒の搬送方向に対して円周方
向に回転させる回転筒回転スイッチ59を設けている。
前記伸縮スイッチ58を伸び側に傾動させると移動搬送
筒7は伸長し、縮小側に傾動させると移動搬送筒7は縮
小する構成である。また、回転筒回転スイッチ59を左
方向に傾動させると回転筒42は左回転し、回転筒回転
スイッチ59を右方向に傾動させると回転筒42は右回
転する構成である。この回転筒回転スイッチ59の下側
には、回転筒42の回転を緊急停止させる回転筒緊急停
止スイッチ63を設けている。
【0034】オーガ操作レバー57の下側には、穀粒排
出オーガ5の自動張り出しと自動収納を実行させる自動
旋回スイッチ60が設けられ、この自動旋回スイッチ6
0の右側には、穀粒排出オーガ5の動きを停止させる緊
急停止スイッチ61が設けられている。また、自動旋回
スイッチ60の下側には、穀粒排出オーガ5の自動張出
し時における張出し位置を設定する張出位置設定ダイヤ
ル62を設けている。そして、78は回転筒42を左右
方向に自動的に往復回動させる自動往復回動スイッチで
ある。
【0035】64はコンバインの後部に設けているカッ
タとノッタ・ドロッパの切り換えレバーであり、65
は、グレンタンク3内の穀粒排出を行う排出レバーであ
る。図9に示すように、前述のごとく構成されたコンバ
インを作業させながら前進させると、植立穀稈はコンバ
イン作業としては周知技術である刈取装置33にて刈り
取られ、その後、脱穀装置34の始端部へと搬送され、
フィードチェン35にて搬送されながら脱穀選別され
る。脱穀装置34にて脱穀選別された穀粒は、グレンタ
ンク3内へ一時貯留され、該グレンタンク3内の穀粒が
満杯となると、オーガ受け36から穀粒排出オーガ5を
離脱させて、該穀粒搬出オーガ5からトラック等の荷台
へと穀粒を排出する。このとき、穀粒排出口8の位置が
短い場合には、移動搬送筒7を伸ばして、より遠くへと
穀粒を排出するようにする。また、移動搬送筒7を伸縮
させて、穀粒を荷台へ均一に排出するようにする。さら
に、旋回モータ27を駆動して穀粒排出口8を所定の範
囲内で旋回させたり、前記回転モータ43を駆動して回
転筒42を所定の範囲内で往復回転させることにより、
穀粒排出口8の位置を可変させてもよい。このようにし
て、グレンタンク3内の穀粒を排出し終えると、穀粒搬
出オーガ5を再びオーガ受け36へと収納する。
【0036】このように、穀粒搬出オーガ5をオーガ受
け36内へ収納した状態であっても、コンバインの走行
時における振動等によって、穀粒搬出オーガ5内に残っ
ている穀粒が穀粒排出口8からこぼれてしまう。そこ
で、穀粒排出オーガ5をオーガ受け36内に収納してい
る状態にあっては、穀粒排出口8を上方に向けるように
構成する。穀粒排出口8を上方に向ける構成は、手動で
も自動でもよい。手動の場合は、コンバインの操作部に
設けているスイッチで操作してもよいし、また、自動の
場合は、オーガ受け36に穀粒搬出オーガ5が収納され
たこと検出する接触式のセンサを設けておいて、このセ
ンサが入り状態になれば、自動的に回転筒42を回転さ
せて穀粒排出口8が上方に向くように構成してもよい。
【0037】しかしながら、穀粒搬出オーガ5をオーガ
受け36内へ収納するまでに、穀粒排出口8から穀粒が
こぼれることもある。そこで、グレンタンク3内の穀粒
を機外へ排出する排出レバー65を切り状態とすると、
前記穀粒排出口8が上向き状態となるように構成する。
これにより、グレンタンク3内の穀粒を機外へと排出す
る時以外は、穀粒搬出オーガ5内に残留している穀粒が
機外へこぼれ落ちるのを防止できるようになる。
【0038】また、グレンタンク3内の穀粒を機外へ排
出する排出レバー65を切り状態とすると、所定時間後
に前記穀粒排出口8が上向き状態となるように構成す
る。これにより、グレンタンク3内の穀粒を排出中にお
いて、何らかの都合により一旦穀粒排出を停止し、再び
穀粒排出を再開する場合において、穀粒排出口8は所定
時間内は下向き状態であるので、速やかに作業が再開可
能となる。
【0039】前述のように、基本的には排出レバー65
を切り状態とすると、穀粒排出口8は上向き状態となる
のであるが、排出レバー65を切り状態としても、作業
状態や作業者の好みによって、穀粒排出口8を上向きに
しない方がよい場合がある。そこで、解除手段(解除ス
イッチ)76の作動により、グレンタンク3内の穀粒を
機外へ排出する排出レバー65を切り状態としても、前
記穀粒排出口8が上向き状態とならないように構成す
る。これにより、作業状態に合わせて作業者の好みによ
り選択でき、より作業能率が向上するようになる。
【0040】前述のごとく、穀粒排出口8の近傍とシー
ト56の近傍には、それぞれ回転筒42を自動的に往復
回動させる自動往復回動スイッチ77,78を設けてい
るが、この自動往復回動スイッチ77,78を入り状態
としても、穀粒の排出レバー65が入り状態となってい
なければ、回転筒42の自動往復回動は実行しないよう
に構成する。排出レバー65が入り状態になっていない
状態においては、穀粒搬出オーガ5は旋回中の可能性も
あるので、このようなときに回転筒42が往復回動する
と、障害物等に当接する可能性があるので、前述のよう
な構成とする。
【0041】これにより、回転筒42の不用意な回動を
牽制できるので、該回転筒42が障害物に当接するのを
防止できるようになる。穀粒排出口8が上向き状態にあ
っては、排出レバー65を入り状態とすると、穀粒搬出
オーガ5や揚穀筒4内で穀粒が詰まってしまうという不
具合が発生してしまう。そこで、回転筒42を回動させ
る回転モータ43の動きを検出するポジションセンサ
(図示せず)を設けておいて、このポジションセンサが
穀粒排出口8の上向き状態を検出すれば、穀粒排出レバ
ー65を入り状態としても、穀粒を機外へと搬送しない
ように構成する。具体的にはエンジンの駆動を停止した
り、図1に示すように、グレンタンク3底部の排出螺旋
10へ動力伝達を行う伝動軸11の上手側にベルトテン
ションクラッチ79のモータ79aを駆動して、テンシ
ョンローラ79bをベルトから離脱するように構成して
もよい。
【0042】これにより、穀粒搬出オーガ5や揚穀筒4
内での穀粒の詰まりを未然に防止することができるよう
になる。また、穀粒排出口8には穀粒が詰まったことを
検出する詰まりセンサ54を設けている構成であるが、
穀粒排出中において穀粒の詰まり状態を詰まりセンサ5
4が検出すると、エンジン(図示せず)の駆動を停止す
るようにする。また、自動往復回動スイッチ77,78
が入り状態であれば、エンジンを停止する以前に回転筒
42の自動往復回動を停止するように構成する。これに
より、穀粒搬出オーガ5,揚穀筒4及び回転筒42の駆
動伝動系に無理な負荷が作用して破損することを防止で
きるようになる。
【0043】前記回転筒42が回転中(自動回転又は手
動回転)において、該回転筒42が障害物に当接する
と、回転筒42や当接した相手の障害物が破損してしま
う可能性がある。さらに、回転筒42を回転駆動させる
回転モータ43も破損する可能性がある。
【0044】そこで、回転モータ43に過電流検出手段
(図示せず)を設け、該過電流検出手段が所定値以上の
電流値を検出すると、回転モータ43の回転駆動を自動
停止するようにする。このような状態のときに、前記ベ
ルトテンションクラッチ79が入り状態であって、グレ
ンタンク3内の穀粒を機外へと排出中においては、ベル
トテンションクラッチ79を切り状態として、穀粒の排
出を停止するように構成する。これにより、回転筒4
2,回転モータ43及び回転筒42が当接した相手の障
害物の破損も防止できるようになる。
【0045】また、回転モータ43に所定値以上の過電
流が流れた場合、エンジンの回転駆動を停止するように
構成してもよい。次に、図10について説明する。穀粒
排出オーガ5をオーガ受け36内に収納する場合、従
来、穀粒排出オーガ5の傾斜は水平状態よりも上方に向
けるように構成して穀粒排出口8から穀粒がこぼれ落ち
ないようにしていた。しかしながら、コンバインを狭い
納屋等に収納することが困難な場合があった。
【0046】そこで、オーガ受け36内に穀粒排出オー
ガ5を収納すると、該穀粒排出オーガ5は水平以下とな
るように構成する。さらに、穀粒排出口8から穀粒がこ
ぼれ落ちないようにするために、回転筒42を回転させ
て穀粒排出口8が上を向くようにする。これにより、コ
ンバインの地上高が低くなるので、狭い納屋等に容易に
収納可能となる。そして、穀粒排出口8から穀粒がこぼ
れ落ちるのを防止することもできるようになる。
【0047】次に、図11と図12について説明する。
図11は回転筒42の断面図であり、図12は、図11
のS1ーS1断面図である。前述したように、回転筒4
2は移動搬送筒7の端部に固着して設けているメタル4
0の外周に、複数のブッシュ41を介して回動可能に嵌
合して設けている構成であるが、回転筒42を回動させ
て穀粒排出口8を上方へ向けた状態で圃場内に放置して
いる状態にあっては、雨が降ると雨水が穀粒排出オーガ
5内に入り込んでしまうので、詰まりセンサ54や伝動
軸16等に悪影響を与えてしまい、詰まりセンサ54の
故障や伝動軸16の摺動抵抗が大きくなってしまうとい
う不具合が発生してしまう。さらに、その他の異物が穀
粒排出口8から侵入すると、内部のラセン9を回転させ
たときに、このラセン9が変形したり破損したりするお
それがある。
【0048】そこで、前記メタル40の穀粒搬送方向下
手側端部であって、メタル40の内径部分に嵌合した状
態で排出口上部カバー80を固着して設ける構成とす
る。固着の方法は溶接としているが、ボルトナット等に
て固定してもよい。さらに、排出口上部カバー80は穀
粒排出口8の上方部分に位置する構成とする。
【0049】このような状態で回転筒42を回動させて
穀粒排出口8を上方へ向けても、ラセン9や伝動軸16
の上側には排出口上部カバー80があるので、雨水や異
物が穀粒排出オーガ5内に侵入するのを防止することが
できるようになる。従って、詰まりセンサ54や伝動軸
16への悪影響がなくなると共に、ラセン9の破損も防
止できるようになる。
【0050】前記排出口上部カバー80は、下方のラセ
ン9や伝動軸16に対して完全密閉状態ではないので、
雨水についてはその一部が下方へと流れ落ちていく。す
ると、回転筒42の底部81には雨水が溜ってくる。そ
こで、回転筒42の底部81に水抜き穴82を1カ所又
は複数箇所設ける構成とする。本実施例では3カ所であ
る。これにより、回転筒42の底部82に雨水が溜るの
を防止することができ、錆等の不具合を未然に防止でき
るようになる。
【0051】次に、図7の説明で述べたように、穀粒排
出口8の近傍であって、回転筒42には設けないように
している操作手段38において、その中に回転筒42を
左右方向に自動的に往復回動させる自動往復回動スイッ
チ77を設けているが、この自動往復回動スイッチ77
の近傍には、さらに、回転筒42の往復回動の範囲(角
度)を設定するダイヤル77aを設ける構成とする。
【0052】また、図8の説明で述べたように、操作部
にも穀粒排出オーガ5関係の操作スイッチ類を設けてい
るが、この中にも回転筒42を左右方向に自動的に往復
回動させる自動往復回動スイッチ78を設けている。そ
して、この自動往復回動スイッチ78の近傍にも回転筒
42の往復回動の範囲(角度)を設定するダイヤル78
aを設ける構成とする。
【0053】これにより、作業者の好みにより穀粒排出
の範囲を設定できるので、作業能率が向上するようにな
る。図7に示すように、操作手段38に設けるスイッチ
類が多くなると、人間工学的に瞬時にスイッチ類を操作
することが困難になってくる。しかも、穀粒排出口8側
での操作を間違えると、穀粒排出オーガ5が不用意に動
いてしまって危険な場合がある。そこで、回転筒42関
連のスイッチ類については、別の場所に設ける構成とす
る。本実施例では、図7のC方向から見た側の操作面3
8aに回転筒42関連のスイッチ類を設ける構成とす
る。これにより、回転筒42関連のスイッチ類と、穀粒
排出オーガ5関連のスイッチ類が分けられて状態で配置
されるので、操作が容易に実行可能となる。
【0054】前記操作手段38は、穀粒排出オーガ5に
対して着脱自在に構成されているので、作業者はコンバ
インから離れた状態で穀粒排出関連の操作を実行できる
構成となっている。また、操作手段38には、移動搬送
筒7を自動的に往復伸縮作動させるスイッチ84と、こ
の自動伸縮範囲設定ダイヤル84aを設ける構成とす
る。もちろん、操作席側のスイッチパネルにも、移動搬
送筒7を自動的に往復伸縮作動させるスイッチ85と、
この自動伸縮範囲設定ダイヤル85aを設ける構成とす
る。そして、前記往復伸縮作動させるスイッチ84又は
85を入り状態とすると、移動搬送筒7は、自動伸縮範
囲設定ダイヤル84a又は85aにて設定した範囲内で
自動的に往復伸縮作動する。
【0055】さらに、前記往復伸縮作動させるスイッチ
84,85の入り切り状態に関係なく、穀粒排出レバー
65を入り状態にすれば、移動搬送筒7が自動的に往復
伸縮作動し、回転筒42も自動的に往復回動するように
構成すれば、より作業効率が向上するようになる。ま
た、作業者の好みにより、このような制御の牽制スイッ
チ(図示せず)を設けておけば作業の汎用性が向上する
ようになる。
【0056】次に、図13と図14について説明する。
回転筒42の回転は手動にて行ってもよいが、自動にて
回転させた方が便利な場合がある。即ち、穀粒排出オー
ガ5をオーガ受け36内に収納するときは回転筒42を
回転させて穀粒排出口8を上向き状態にし、穀粒排出オ
ーガ5を穀粒排出位置に張出すときは回転筒42を回転
させて穀粒排出口8を下向き状態にする場合である。こ
のいずれの場合においても、自動で回転筒42を回転さ
せる以前の回転筒42の円周方向の位置は任意の位置で
停止している。
【0057】そこで、回転筒42を回転させて穀粒排出
口8を上向き状態にする場合、及び下向き状態にする場
合のいずれにおいても、距離的に近い方向から回転筒4
2を回動させるように構成する。図15は制御のブロッ
ク図であるが、CPU86の入力側には、回転モータ4
3に内蔵しているポジションセンサ87,回転筒42が
鉛直方向の上向き状態になったことを検出する上向きリ
ミットスイッチ88,回転筒42が鉛直方向の下向き状
態になったことを検出する下向きリミットスイッチ89
が接続していて、その出力側には、回転筒42を左回転
又は右回転させる回転モータ43が接続している構成で
ある。
【0058】回転筒42の円周方向の位置については、
回転モータ43内に内蔵しているポジションセンサ87
にて検出する。そして、その信号がCPU86へ送信さ
れるので、該CPU86は穀粒排出口8を上向き状態又
は下向き状態にするにあたり、距離の短い方を計算して
選択する。そして、回転モータ43へ回転駆動の信号を
送信し、穀粒排出口8が上向き位置又は下向き位置に来
ると、上向きリミットスイッチ88又は下向きリミット
スイッチ89が検出して、回転モータ43へ停止信号を
送信する構成である。
【0059】図13,図14に示す例で説明すると、い
ずれの図も回転筒42を穀粒排出口下手側の長手方向か
ら見た図であるが、図13の状態にあっては、穀粒排出
口8を上向き状態にするには、距離の短い右回転で行な
い、下向き状態にするには距離の短い左回転にて行なう
ようにする。図14の状態にあっては、穀粒排出口8を
上向き状態にするには、距離の短い左回転で行ない、下
向き状態にするには距離の短い右回転にて行なうように
する。これにより、作業時間が短くなるので、効率の良
い作業が実行可能となる。
【0060】次に、図16と図17について説明する。
前述のように、CPU86を設けるとコスト高となるの
で、このCPU86を廃止して回転筒42の上向き回転
と下向き回転の回転方向を予め決めておくようにする。
即ち、本実施例においては、上向き回転は右回転とし、
下向き回転は左回転とするようにしているが、もちろ
ん、その逆回転でもよい。
【0061】図16においては、上向き側への回転と下
向き側への回転のいずれの場合でも、距離の短い方とな
るが、図17においては、上向き側への回転と下向き側
への回転のいずれの場合でも、距離の長い方となって、
その分時間も長くなってしまう。しかしながら、CPU
を設けないので、構成が簡略化されてコスト低減が可能
となる。
【0062】次に、図18と図19について説明する。
回転筒42を上向き側へ回転させる場合、又は、下向き
側へ回転させる場合のいずれの場合においても、回転筒
42の回転方向は一定方向に設定しておくようにする。
本実施例では、回転筒42の回転方向は右方向への回転
のみに設定しておく構成とするが、その逆の左方向への
回転のみに設定してもよい。
【0063】図18においては、回転筒42を上向き側
へ回転させる場合には距離は短くなり、下向き側へ回転
させる場合には距離が長くなり、時間も長くなってしま
う。また、図19においては、回転筒42を下向き側へ
回転させる場合には距離は短くなり、上向き側へ回転さ
せる場合には距離が長くなり、時間も長くなってしま
う。しかしながら、この場合においてもCPUを設けな
いので、構成が簡略化されてコスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】右側面図
【図2】右側面図
【図3】右側面図
【図4】背面図
【図5】右側面図
【図6】断面図
【図7】左側面図
【図8】正面図
【図9】左側面図
【図10】左側面図
【図11】右側面図
【図12】正面図
【図13】正面図
【図14】正面図
【図15】ブロック図
【図16】正面図
【図17】正面図
【図18】正面図
【図19】正面図
【符号の説明】
1…走行装置、2…走行車体、3…グレンタンク、4…
揚穀筒、5…穀粒搬出オーガ、8…穀粒排出口、65…
排出レバー、76…解除手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 和男 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 上戸 伊之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 KA01 KC02 KC05 KC07 KC13 KE02 KE03 LA03 LC07 LE02 LE04 LE18 LG01 LG07 LG16 LR02 LR08 LR13 LR19 PA03 PA13 PA30 PA47 RA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置1を有する走行車体2上に、穀
    粒を一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3
    にて一時貯溜していた穀粒を排出する揚穀筒4と穀粒搬
    出オーガ5とを設けたコンバインであって、該穀粒搬出
    オーガ5の穀粒排出口8を穀粒搬送方向に対して円周方
    向に回転自在に設け、前記グレンタンク3内の穀粒を機
    外へ排出する排出レバー65を切り状態とすると、前記
    穀粒排出口8が上向き状態となるように構成したことを
    特徴とするコンバインの穀粒排出装置。
  2. 【請求項2】 前記グレンタンク3内の穀粒を機外へ排
    出する排出レバー65を切り状態とすると、所定時間後
    に前記穀粒排出口8が上向き状態となるように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記グレンタンク3内の穀粒を機外へ排
    出する排出レバー65を切り状態としても、前記穀粒排
    出口8が上向き状態とならないようにする解除手段76
    を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のコンバインの穀粒排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007143482A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Iseki & Co Ltd 粉粒体搬送装置
JP7171350B2 (ja) 2018-09-28 2022-11-15 株式会社ジオロジック 情報処理装置及びプログラム

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