JP2001275466A - コンバインの伸縮式オ−ガ装置 - Google Patents

コンバインの伸縮式オ−ガ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】穀粒搬出オーガの穀粒排出口から穀粒がこぼれ
るのを防止する。 【解決手段】 走行装置1を有する走行車体2上に、穀
粒を一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3
にて一時貯溜していた穀粒を排出する揚穀筒4と穀粒搬
出オーガ5とを設けたコンバインであって、該穀粒搬出
オーガ5は固定搬送筒6と該固定搬送筒6に嵌合して、
長手方向に移動伸縮する移動搬送筒7とから構成し、該
移動搬送筒7の穀粒排出口15は旋回手段15aにて上
方へ回動可能に構成し、前記穀粒搬出オーガ5が収納位
置から穀粒排出位置へ移動する際には、前記移動搬送筒
7を伸ばしながら前記穀粒排出口15を下方へ回動させ
るように構成したことを特徴とするコンバインの伸縮式
オーガ装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの伸縮
式オ−ガ装置に関するもので、農業機械の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンバインは、刈取穀稈を脱穀
する脱穀装置と、脱穀後の穀粒を収納貯溜するためのグ
レンタンクとを併設して刈取脱穀作業を連続的に行うこ
とができる構成としている。そして、グレンタンクは、
作業の進行にともなって順次貯溜される穀粒が満杯に達
すると、内装している排出螺旋から、揚穀装置、排出オ
−ガを利用して、貯溜穀粒を待機中のトラックのタンク
に搬出する構成としている。
【0003】そして、前記搬出オ−ガは、基部側の固定
搬送筒に、穀粒排出口を有する先端側の移動搬送筒を摺
動自由に挿入嵌合して設け、搬送端部の穀粒排出口を遠
近方向に伸縮移動できる構成にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】伸縮オ−ガ装置は、移
動搬送筒の搬送端部の穀粒排出口をトラックのタンクに
合わせて搬出場所を決めて作業を行なうが、穀粒排出口
が下方に向いていると該穀粒排出口から穀粒がこぼれる
という不具合が発生していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、請求項1記載の発明では、走行装置1を
有する走行車体2上に、穀粒を一時貯溜するグレンタン
ク3と、該グレンタンク3にて一時貯溜していた穀粒を
排出する揚穀筒4と穀粒搬出オーガ5とを設けたコンバ
インであって、該穀粒搬出オーガ5は固定搬送筒6と該
固定搬送筒6に嵌合して、長手方向に移動伸縮する移動
搬送筒7とから構成し、該移動搬送筒7の穀粒排出口1
5は旋回手段15aにて上方へ回動可能に構成し、前記
穀粒搬出オーガ5が収納位置から穀粒排出位置へ移動す
る際には、前記移動搬送筒7を伸ばしながら前記穀粒排
出口15を下方へ回動させるように構成したことを特徴
とするコンバインの伸縮式オーガ装置としたものであ
る。
【0006】請求項2記載の発明では、前記穀粒搬出オ
ーガ5が目的の穀粒排出位置にて停止すると略同時に、
前記穀粒排出口15は略鉛直方向の真下に向くように構
成したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの伸
縮式オーガ装置としたものである。
【0007】請求項3記載の発明では、前記穀粒搬出オ
ーガ5が穀粒排出位置から収納位置へと移動するときに
は、前記移動搬送筒7を縮小しながら前記穀粒排出口1
5を上方へ回動するように構成したことを特徴とする請
求項2記載のコンバインの伸縮式オーガ装置としたもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】コンバインのグレンタンク3は、
具体的には図示していないが、従来から公知のように、
脱穀装置の側部に併設して走行車体2上に搭載し、その
脱穀装置から一番揚穀装置を介して搬送されてきた脱穀
・選別後の穀粒を貯溜できる構成としている。そして、
排出螺旋10は、図1に示すように、グレンタンク3の
底部に軸装して設け、始端側を機外の伝動軸11にクラ
ッチ装置12を介して連結し、終端側を揚穀筒4の下部
まで延長して、内装している揚穀螺旋13の下端部に接
続して構成している。
【0009】そして、穀粒搬出オ−ガ5は、前記揚穀筒
4の上部に上下方向へ回動自由に接続する固定搬送筒6
と、これに接続する移動搬送筒7とから構成している
が、以下、その構成を具体的に説明する。まず、固定搬
送筒6は、図1に示すように、基部を前記揚穀筒4の上
部に連結し、先端部を外方に延長して設け、その筒内に
は、始端部を前記揚穀螺旋13に接続した搬送螺旋14
を内装して、揚穀筒4から受け継いだ穀粒を搬送する構
成としている。
【0010】そして、移動搬送筒7は、図1に示すよう
に、先端部に穀粒排出口15を開口して設け、基部側
を、前記固定搬送筒6の先端側から挿入嵌合して摺動自
由に連結している。穀粒排出口15は旋回手段15a
(以下、モータという)にて360゜回動可能に構成し
ている。即ち、穀粒排出口15は鉛直方向の真下から真
上にかけて任意の位置に停止可能となっている。
【0011】つぎに、伸縮移動ラセン群8Aは、図1に
示すように、移動搬送筒7内において、先端部を穀粒排
出口15の上方位置に軸受して後部を固定搬送筒6側に
延長して前記搬送螺旋14の軸内に摺動自由に挿入した
伝動軸16を軸架して設け、この伝動軸16に多数のラ
セン単体の伸縮移動ラセン8を摺動自由に嵌合して相互
の間隔を調節できるように構成している。
【0012】そして、前記ラセン単体の伸縮移動ラセン
8は、図2に示すように、前記伝動軸16に摺動自由に
嵌合する軸受ボス17の外周に、略半円筒に形成した取
付け部材18によってラセン部19を取り付けて構成し
ている。そして、軸受ボス17は、図2に示すように、
従来型より短く形成し、A(本案の軸受ボス17の寸
法)<B(従来型の軸受ボスの寸法)の関係にある構成
としている。したがって、ラセン単体の伸縮移動ラセン
8は、図4に示すようにラセン部19を隣接のラセン部
19’に最も接近したとき(図4の左部分参照)、隣接
の軸受ボス17’との間に間隔ができて接触しない短い
長さに形成されている。そして、前記軸受ボス17は、
その端部にスペ−サ用の突起20を設けて隣接の軸受ボ
ス17’との間隔を保持する構成としている。21はラ
セン係止体であって、隣接のラセン部19’を係止して
離脱を防止する(ラセン単体の伸縮移動ラセン8が最大
に離れてもラセン部19同志は繋がっている。)構成と
している。
【0013】このように構成されたラセン単体の伸縮移
動ラセン8は、角軸(実施例では六角軸)にした前記伝
動軸16に対して、回転方向へは規制され、軸方向には
摺動自由の状態にして嵌合され、複数によって一連の伸
縮移動ラセン群8Aを構成している。
【0014】つぎに、伸縮駆動装置22は、図1に示す
ように、揚穀筒4の上部位置に装備した伸縮制御モ−タ
23に減速装置を介してネジ軸24の基端部を連結して
強制駆動する構成としている。そして、移動装置25
は、上記ネジ軸24のネジ溝に係合している伝動ピンを
介して、強制的に軸方向に移動するように設け、前記移
動搬送筒7の基部側に一体的に連結して構成している。
なお、伸縮駆動装置22は、図1に示すように、縮小側
と伸長側とにそれぞれリミットセンサS1、S2を設け
て前記移動装置25が達すると伸縮制御モ−タ23を自
動停止する構成としている。
【0015】なお、伸縮制御モ−タ23は、具体的に図
示はしていないが、操縦席の操作パネル上に設けたスイ
ッチ(伸縮スイッチ)のON操作に基づいて、正転又は
逆転方向に駆動されてネジ軸24を回転駆動する構成と
し、ネジ軸24が正転すれば、係合している移動装置2
5を介して移動搬送筒7を伸長し、逆転すれば、縮小方
向に強制的に移動する構成としている。
【0016】このようにして、移動搬送筒7は、固定搬
送筒6に嵌合した状態で筒に沿って伸び縮みして、先端
部の穀粒排出口15の位置を、基部の揚穀筒4に対し
て、遠ざけたり、近ずけたり調節して穀粒の落下位置を
選択できる構成としている。なお、図1において、26
は昇降油圧シリンダ、27は旋回モ−タ、28は駆動ギ
ヤ、29は旋回ギヤを示す。
【0017】そして、支持ローラ30は、図1に示すよ
うに、移動搬送筒7の基部位置の下部に軸架して設け、
固定搬送筒6の周面を転動しながら支持する構成にして
いる。また、移動搬送筒7の基部位置の上部には、案内
車輪31を設け、該案内車輪31を案内する案内レール
32を固定搬送筒6の長手方向に設けている構成であ
る。具体的構成は、図5に示すように、案内車輪31は
左案内車輪31aと右案内車輪31bとからなり、それ
ぞれ軸31cにて接続している構成である。前記案内レ
ール32は、左案内車輪31aの外側に設ける左案内レ
ール32aと右案内車輪31bの外側に設ける右案内レ
ール32bとから構成されている。
【0018】さらに、前記左案内車輪31aと右案内車
輪31bにおける固定搬送筒6に対する接地面形状は、
固定搬送筒6の略外周面形状に沿わせて構成している。
従って、移動搬送筒7が円周方向に回動しようとする、
即ち、首振り減少が著しく減少することになる。
【0019】前述のごとく構成されたコンバインを作業
させながら前進させると、植立穀稈はコンバイン作業と
しては周知技術である刈取装置33にて刈り取られ、そ
の後、脱穀装置34の始端部へと搬送され、フィードチ
ェン35にて搬送されながら脱穀選別される。脱穀装置
34にて脱穀選別された穀粒は、グレンタンク3内へ一
時貯留され、該グレンタンク3内の穀粒が満杯となる
と、オーガ受け36から穀粒排出オーガ5を離脱させ
て、該穀粒搬出オーガ5からトラック等の荷台へと穀粒
を排出する。このとき、穀粒排出口15の位置が短い場
合には、移動搬送筒7を伸ばして、より遠くへと穀粒を
排出するようにする。また、移動搬送筒7を伸縮させ
て、穀粒を荷台へ均一に排出するようにする。このよう
にして、グレンタンク3内の穀粒を排出し終えると、穀
粒搬出オーガ5を再びオーガ受け36へと収納する。
【0020】前記穀粒搬出オーガ5をオーガ受け36か
ら離脱させて、目的の穀粒排出位置へと旋回させるとき
においては、移動搬送筒7を伸ばしながら前記穀粒排出
口15を下方へ回動させるように構成する。これは、穀
粒搬出オーガ5を一旦オーガ受け36内へ収納した場合
において、穀粒排出口15の近傍には穀粒が残留してい
ることがあり、このような状態のままでは穀粒が穀粒排
出口15からこぼれ落ちる可能性があるので、穀粒搬出
オーガ5をオーガ受け36へ収納しているときには、穀
粒排出口15を上方へと向けておく必要があるからであ
る。従って、収納時においては、穀粒が穀粒排出口15
からこぼれるのを防止できる。そして、再び、穀粒搬出
オーガ5を穀粒排出位置へと移動させる際には、移動搬
送筒7を伸ばすと同時に、穀粒排出口15を下方へ向け
るようにする。これにより、作業効率も向上するように
なる。
【0021】具体的には、モータ15aの出力軸15b
には歯車15cが固定されていて、該歯車15cは穀粒
排出口15側の歯車15dと噛み合っているので、モー
タ15aを駆動すると、穀粒排出口15aは回動するの
である。また、作業効率を向上させるためには、穀粒搬
出オーガ5が目的の穀粒排出位置にて停止すると略同時
に、穀粒排出口15が略鉛直方向の真下に向くようにす
れば、より作業効率を向上させることができる。
【0022】次に、グレンタンク3内の穀粒を排出後に
は、再び、穀粒搬出オーガ5をオーガ受け36内へと収
納するが、穀粒排出口15が下方へ向いた状態のままで
あれば、該穀粒排出口15から穀粒がこぼれてしまうと
いう不具合が発生してしまう。そこで、収納させるとき
においても、穀粒排出口15を上方へ向けるようにす
る。この動作については、移動搬送筒7を縮小させなが
ら同時に実行することにより、より作業効率が向上す
る。即ち、穀粒搬出オーガ5をオーガ受け36内へと収
納する時間が短くなるので、次の作業へ効率良く移行す
ることができる。このように、穀粒搬出オーガ5をオー
ガ受け36内へ収納している状態を図7に示していて、
穀粒搬出オーガ5を穀粒排出位置へ移動させている状態
を図8に示している。また、図9の37は穀粒搬出オー
ガ5を目的の排出位置へと自動旋回させる自動張出スイ
ッチであり、38は穀粒搬出オーガ5をオーガ受け36
内へ自動収納する自動収納スイッチである。
【0023】前述の穀粒搬出オーガ5と移動搬送筒7と
穀粒排出口15の動きは、前記自動張出スイッチ37と
自動収納スイッチ38を入り状態としたときはもちろん
のこと、手動にて穀粒排出オーガ5の旋回や移動搬送筒
7を伸縮させるときにおいて穀粒排出口15の向きを動
かすように構成してもよい。図9には、穀粒排出オーガ
5を上昇下降させる手動レバー39と手動伸縮レバー4
0を示しているが、例えば、手動レバー39にて穀粒搬
出オーガ5を旋回させると共に、手動伸縮レバー40に
て移動搬送筒7を伸ばしているときにおいては、前記穀
粒排出口15を自動的に下方へ向けるようにしてもよ
い。また、手動レバー39にて穀粒搬出オーガ5を旋回
させると共に、手動伸縮レバー40にて移動搬送筒7を
縮小しているときにおいては、前記穀粒排出口15を自
動的に上方へ向けるようにしてもよい。これにより、穀
粒排出口15からの穀粒の落下を防止することができ
る。
【0024】次に、図9に示している最長スイッチ4
1,最短スイッチ42と自動張出スイッチ37,自動収
納スイッチ38との関連について説明する。最長スイッ
チ41を入り状態としている時において、自動張出スイ
ッチ37を入り状態として穀粒搬出オーガ5を目的の位
置へと自動張出すると、移動搬送筒7は最大の位置まで
自動的に伸びる。また、最短スイッチ42を入り状態と
している時において、自動張出スイッチ37を入り状態
として穀粒搬出オーガ5を目的の位置へと自動張出する
と、移動搬送筒7は最も縮小した位置となる。これによ
り、穀粒搬出オーガ5の自動張出しの際、移動搬送筒7
の状態を設定できるので、作業効率が向上するようにな
る。前記最長スイッチ41と最短スイッチ42とを一つ
のダイヤルにて構成して、移動搬送筒7の位置を任意に
設定できるようにすると、より作業効率が向上する。
【0025】次に、前述のごとき構成を備えたコンバイ
ンの別実施例について、図10により説明する。図に示
すように、移動搬送筒7を前移動搬送筒7aと後移動搬
送筒7bとから構成する。即ち、前記前移動搬送筒7a
と後移動搬送筒7bとは、フランジ部43において、複
数のボルトナット44にて接続する構成としている。こ
れにより、移動搬送筒7内の保守管理を実行する際に、
前移動搬送筒7aを外せば容易に中の清掃と保守管理が
可能となる。さらに、前移動搬送筒7aの長さL1と後
移動搬送筒7bの長さL2において、L1<L2の構成
とする。これにより、固定搬送筒6と後移動搬送筒7b
との重なり代L3が長くなるので、移動搬送筒7が伸び
た際に、該移動搬送筒7は固定搬送筒6に対して安定し
て支持されるようになり、穀粒排出時における移動搬送
筒7の振動を抑制できるようになる。従って、コンバイ
ン全体の振動も少なくなる。
【0026】次に、前述のごとき構成を備えたコンバイ
ンの別実施例について、図11により説明する。図11
は穀粒搬出オーガ5の基部付近の平面図を示している。
穀粒搬出オーガ5を昇降させる油圧シリンダ26の取り
付けは、固定搬送筒6に溶接にて固着しているフランジ
45と固定搬送筒6に溶接にて固着しているプレート4
6にて受ける様に構成する。具体的には、該プレート4
6にアーム47を固定し、該アーム47には2枚のプレ
ート48を固定し、該2枚のプレート48の間に油圧シ
リンダ26のピストンアーム26aをピン49にて取り
付ける構成である。これにより、油圧シリンダ26には
大きな負荷が作用しても、該油圧シリンダを安定して強
固に支持が可能となる。前記フランジ45には、伸縮制
御モ−タ23を設けるように構成してもよい。これによ
り、該伸縮制御モ−タ23を支持するための特別な部材
が不要となる。
【0027】次に、前述のごとき構成を備えたコンバイ
ンの別実施例について、図12により説明する。図12
は、揚穀筒4の支持構成を示している。該揚穀筒4は支
持メタル50に固定し、該支持メタル50は引継ぎメタ
ル51に嵌合させて構成し、該引継ぎメタル51はグレ
ンタンク3下部の排出螺旋10に接続している構成であ
る。前記支持メタル50には旋回ギヤ29が固定されて
いて、旋回モータ27の駆動ギヤ28と噛み合ってい
る。従って、旋回モータ27を駆動すると、駆動ギヤ2
8、旋回ギヤ29、支持メタル50を介して揚穀筒4が
旋回する。この時、揚穀筒の直径L4に対して支持メタ
ル50の直径L5の方が大きいので、揚穀筒4は安定し
て支持される。
【0028】
【発明の効果】本発明は、前述のごとく構成したので、
請求項1記載の発明では、穀粒搬出オーガ5の穀粒排出
口15から穀粒がこぼれるのを防止できると共に、作業
効率も向上する。
【0029】請求項2記載の発明においても、穀粒搬出
オーガ5の穀粒排出口15から穀粒がこぼれるのを防止
できると共に、作業効率も向上する。請求項3記載の発
明においても、穀粒搬出オーガ5の穀粒排出口15から
穀粒がこぼれるのを防止できると共に、作業効率も向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】右側面図
【図2】右側面図
【図3】背面図
【図4】右側面図
【図5】断面図
【図6】左側面図
【図7】右側面図
【図8】右側面図
【図9】平面図
【図10】右側面図
【図11】平面図
【図12】断面図
【符号の説明】
1…走行装置、2…走行車体、3…グレンタンク、4…
揚穀筒、5…穀粒搬出オーガ、6…固定搬送筒、7…移
動搬送筒、15…穀粒排出口、15a…旋回手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 敏郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B396 JA04 JC06 KC01 KE03 LA03 LA06 LE04 LE18 LG07 LG16 LR02 LR08 LR13 MA07 MC02 MC13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置1を有する走行車体2上に、穀
    粒を一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3
    にて一時貯溜していた穀粒を排出する揚穀筒4と穀粒搬
    出オーガ5とを設けたコンバインであって、該穀粒搬出
    オーガ5は固定搬送筒6と該固定搬送筒6に嵌合して、
    長手方向に移動伸縮する移動搬送筒7とから構成し、該
    移動搬送筒7の穀粒排出口15は旋回手段15aにて上
    方へ回動可能に構成し、前記穀粒搬出オーガ5が収納位
    置から穀粒排出位置へ移動する際には、前記移動搬送筒
    7を伸ばしながら前記穀粒排出口15を下方へ回動させ
    るように構成したことを特徴とするコンバインの伸縮式
    オーガ装置。
  2. 【請求項2】 前記穀粒搬出オーガ5が目的の穀粒排出
    位置にて停止すると略同時に、前記穀粒排出口15は略
    鉛直方向の真下に向くように構成したことを特徴とする
    請求項1記載のコンバインの伸縮式オーガ装置。
  3. 【請求項3】 前記穀粒搬出オーガ5が穀粒排出位置か
    ら収納位置へと移動するときには、前記移動搬送筒7を
    縮小しながら前記穀粒排出口15を上方へ回動するよう
    に構成したことを特徴とする請求項2記載のコンバイン
    の伸縮式オーガ装置。
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