JP2003210028A - ズ−ムオ−ガの搬送螺旋 - Google Patents

ズ−ムオ−ガの搬送螺旋

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JP2003210028A
JP2003210028A JP2002014541A JP2002014541A JP2003210028A JP 2003210028 A JP2003210028 A JP 2003210028A JP 2002014541 A JP2002014541 A JP 2002014541A JP 2002014541 A JP2002014541 A JP 2002014541A JP 2003210028 A JP2003210028 A JP 2003210028A
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conveying
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grain
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JP2002014541A
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Kenji Kono
健治 河野
Hidenori Okazaki
秀範 岡崎
Akira Maeda
顕 前田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の樹脂製伸縮螺旋は、使用に伴って搬送
面が磨耗し、搬送機能が低下するばかりでなく、時間が
経過すると螺旋の先端部分が尖って搬送中の穀粒を損傷
する課題があった。 【解決手段】 本発明は、コンバイン1のグレンタンク
2に貯留した穀粒を機外に排出するズ−ムオ−ガ3にお
いて、該ズ−ムオ−ガ3を構成する移動筒4の内部に、
複数の螺旋単体5a、5b、5cを伸縮自由に連結して
構成した伸縮螺旋5を駆動可能に軸架して設けた。該伸
縮螺旋5の各螺旋単体5a、5b、5cは、樹脂を素材
として成形加工し、穀粒を押圧して搬送する搬送面A
を、その裏側の非搬送面Bより肉厚を増して構成した。
前記搬送面Aは、基部のボス部との角度αを、前記非搬
送面Bとボス部との角度βより小に構成したズ−ムオ−
ガの移送螺旋としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズ−ムオ−ガの搬
送螺旋に関し、農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンバインは、刈取穀稈を脱穀
する脱穀装置と、脱穀後の穀粒を収納貯溜するためのグ
レンタンクとを併設して刈取脱穀作業を連続的に行うこ
とができる構成としている。そして、グレンタンクは、
作業の進行にともなって順次貯溜される穀粒が満杯に達
すると、内装している排出螺旋から、揚穀装置、穀粒排
出装置を利用して、貯溜穀粒を待機中のトラックのタン
クに搬出する構成としている。
【0003】そして、前記穀粒排出装置は、基部側の固
定搬送筒に、穀粒排出口を有する先端側の伸縮移動搬送
筒を伸縮自由に挿入嵌合して設け、搬送端部の穀粒排出
口を遠近方向に伸縮移動できる構成にしたズ−ムオ−ガ
が実用化されている。そして、ズ−ムオ−ガの場合、伸
縮移動搬送筒に内装した伸縮螺旋は、最近では樹脂素材
によって成型加工されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来型のズ−
ムオ−ガは、移動筒に内装した伸縮螺旋を樹脂の素材を
利用して成型加工しているが、この樹脂製の伸縮螺旋
は、穀粒の搬送に伸縮作動が伴うために磨耗がはげし
く、長期間の使用に耐え難く、この場合、樹脂製の伸縮
螺旋は、移動筒内部において、回転に伴って捻れ形状の
ために発生する軸方向の押圧力によって穀粒を排出口側
に圧送するとき、搬送側の面が非搬送面より大きく磨耗
する傾向がある。このように、従来型の伸縮螺旋は、使
用に伴って搬送面が磨耗し、搬送機能が低下するばかり
でなく、時間が経過すると磨耗のために螺旋の先端部分
が尖って搬送中の穀粒を損傷する課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。まず、請求項1の発明は、コンバイン1のグレンタ
ンク2に貯留した穀粒を機外に排出するズ−ムオ−ガ3
において、該ズ−ムオ−ガ3を構成する移動筒4の内部
に、複数の螺旋単体5a、5b、5cを伸縮自由に連結
して構成した伸縮螺旋5を駆動可能に軸架して設け、該
伸縮螺旋5の各螺旋単体5a、5b、5cは、樹脂を素
材として成型加工し、穀粒を押圧して搬送する搬送面A
を、その裏側の非搬送面Bより肉厚を増して構成し、前
記搬送面Aは、基部のボス部との角度αを、前記非搬送
面Bとボス部との角度βより小に構成したズ−ムオ−ガ
の搬送螺旋であって、長期間の使用によって搬送面が磨
耗しても、予め、非搬送面より肉厚を厚く成型している
から、使用期間を著しく長くすることができ、搬送穀粒
に損傷を与えることも極端に少なくなり従来型の課題を
解消することができる。
【0006】つぎに、請求項2の発明は、伸縮螺旋5の
各螺旋単体5a、5b、5cは、基部のボス部から放射
方向に伸びた螺旋の先端搬送部分の両面において、通常
の肉厚より厚く肉盛りをした形状に成型加工した請求項
1記載のズ−ムオ−ガの搬送螺旋であって、移動筒の内
部において、現実に穀粒に搬送力、押圧力を与えている
部分は、螺旋全体の中でも穀粒に接触している先端部分
である。したがって、本案は、伸縮螺旋の先端部分にお
いて、搬送面と非搬送面との両面に肉盛りをして磨耗に
耐える螺旋としたものであって、従来型の課題を解消せ
んとするものである。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したから、
請求項1の発明は、長期間の使用によって搬送面が磨耗
しても、予め、非搬送面より肉厚を厚く成型しているか
ら、使用期間を著しく長くすることができる。そして、
伸縮螺旋は、従来型に比較して長期間使用しても先端部
が尖るほど磨耗することがほとんどないから、搬送穀粒
に損傷を与えることも極端に少なくなり従来型の課題を
解消することができた。
【0008】そして、請求項2の発明は、移動筒の内部
において、現実に穀粒に搬送力、押圧力を与えている部
分は、螺旋全体の中でも穀粒に接触している先端部分で
あるから、先端部分の搬送面と非搬送面との両面に肉盛
りをして磨耗に耐える螺旋としたものであって、従来型
の課題を解消することができた。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。まず、コンバイン1は、図8に示すように、ゴム
を素材として成型したクロ−ラ9を設けた走行車体10
上に、脱穀装置11を搭載し、その前側に刈取前処理装
置12を設けて刈取脱穀作業ができる構成している。
【0010】そして、グレンタンク2は、図8に示すよ
うに、上記脱穀装置11の側部に併設して前述した走行
車体10上に搭載し、その脱穀装置11から一番揚穀装
置13を介して搬送されてきた脱穀・選別後の穀粒を貯
溜できる構成としている。そして、グレンタンク2は、
図示を省略したが、従来からの公知例と同じように、底
部に軸装した排出螺旋の始端側を機外の伝動軸にクラッ
チ装置を介して連結し、その螺旋の終端側を揚穀筒14
の下部まで延長して、内装している揚穀螺旋の下端部に
接続して構成している。
【0011】そして、ズ−ムオ−ガ3は、図6、乃至図
8で解るように、前記揚穀筒14の上部に上下方向へ回
動自由に接続する固定搬送筒15と、これに接続する伸
縮する移動筒4とから構成しているが、以下、その構成
を具体的に説明する。まず、固定搬送筒15は、図6、
及び図7に示すように、基部を前記揚穀筒14の上部に
連結し、先端部を外方に延長して設け、その筒内には、
始端部を前記揚穀螺旋に接続した搬送螺旋16を内装し
て、揚穀筒14から受け継いだ穀粒を搬送する構成とし
ている。
【0012】そして、移動筒4は、図6、及び図7に示
すように、先端部に穀粒排出口17を開口して設け、基
部側を、前記固定搬送筒15の先端側から摺動自由に挿
入嵌合して伸縮可能に連結して構成している。つぎに、
伸縮螺旋5は、図5、乃至図7に示すように、移動筒4
内において、先端部を穀粒排出口17の上方位置に軸受
し、後部を固定搬送筒15側に延長して前記搬送螺旋1
6の軸内に摺動自由に挿入した六角形の駆動軸18を軸
架して設け、この駆動軸18に多数の螺旋単体5a、5
b、5c……を摺動自由に嵌合して構成している。そし
て、伸縮螺旋5は、各螺旋単体5a、5b、5cが前記
駆動軸18に対して、軸方向には摺動自由で重合状態
(図6参照)になったり、伸びて連結状態(図7参照)
になって伸縮可能であるが、回転方向には六角軸(駆動
軸18)に係合されて回転駆動されながら穀粒の搬送を
行う構成としている。
【0013】この場合、図7で解るように、一番上手側
の螺旋単体5aと、一番下手側の螺旋単体5cは、軸方
向にも移動できないように、それぞれ定位置に固定した
構成としている。すなわち、一番上手側の螺旋単体5a
は、搬送螺旋16側の軸受具19に嵌合した連結部材2
0に固着し、一番下手側の螺旋単体5cは、排出口螺旋
21に連結して設けている。
【0014】そして、各螺旋単体5a、5b、5cは、
樹脂を素材として成型加工しており、図1、及び図2に
示すように、穀粒を押圧して搬送する搬送面Aを、その
裏側の非搬送面Bより肉厚hを増して構成している。し
たがって、この実施例の場合、前記搬送面Aは、成型加
工の結果、基部のボス部Cとの角度αが、前記非搬送面
Bとボス部Cとの角度βより小になる構成となってい
る。
【0015】そして、もう一つの実施例の場合は、図
3、及び図4に示すように、各螺旋単体5a、5b、5
cは、基部のボス部Cから放射方向に伸びた螺旋の先端
搬送部分Dの両面において、通常の肉厚より厚く肉盛り
iをした形状に成型加工して構成した。この実施例で
は、図面からも解るように、螺旋の先端部分Dで直接穀
粒に接触してその穀粒を押圧する部位と、その裏側の非
押圧面との両面に肉盛りiをした形状である点に特徴が
ある(図4参照)。
【0016】つぎに、前記連結部材20は、図11に示
すように、メタル部材22の奥まで挿入して軸受具19
と連結している。したがって、従来構成において、必ず
必要としていたオイルシ−ル(o)を省略できる構成と
なった。すなわち、従来の構成は、図10に示すよう
に、ベアリング(b)を嵌合したメタル(m)の側部に
オイルシ−ル(o)を設け、ベアリング(b)の側部を
塞ぎ、伸縮螺旋側をシ−ルして、籾や塵埃の浸入を防止
する構成としていた。
【0017】それに対して、本案の実施例は、図11に
示すように、連結部材20をメタル部材22の奥まで挿
入して軸受具19と連結し、従来のオイルシ−ル(o)
を廃止した構成とした。この構成により、連結部は、籾
や塵埃の浸入を防止できると共に、オイルシ−ル(o)
が不要となって大幅なコストダウンを図ることができ
た。
【0018】つぎに、伸縮駆動装置23は、図6、及び
図7に示すように、揚穀筒14の上部に近い固定筒15
の基部上に装備した伸縮制御モ−タ24に減速装置を介
して螺旋軸25の基端部を連結して強制駆動する構成と
している。そして、移動装置26は、上記螺旋軸25の
螺旋溝に係合して強制的に軸方向に移動するように設
け、前記移動筒4の基部側に一体的に連結して構成して
いる。
【0019】そして、伸縮駆動装置23は、図6、及び
図7に示すように、縮小側と伸長側とにそれぞれリミッ
トセンサS1、S2を設けて前記移動装置26が到達して
接触すると、前記伸縮制御モ−タ24を自動停止する構
成としている。そして、伸縮制御モ−タ24は、具体的
に図示はしていないが、操縦席の操作パネル上に設けた
伸長スイッチと縮小スイッチのON操作に基づいて駆動
され、螺旋軸25を正転、又は逆転方向に回転する構成
としている。そして、移動筒4は、螺旋軸25が正転す
れば係合している移動装置26を介して伸長し、逆転す
れば縮小方向に強制的に移動する構成としている。
【0020】このようにして、移動筒4は、固定搬送筒
15に嵌合した状態で筒に沿って伸び縮みして、先端部
の穀粒排出口17の位置を、基部の揚穀筒14に対し
て、遠ざけたり、近ずけたり調節して穀粒の落下位置を
選択できる構成としている。そして、ズ−ムオ−ガ3
は、機体への収納時には脱穀装置11上の支持装置27
(図8参照)に受け止められて収納される構成としてい
る。
【0021】そして、ズ−ムオ−ガ3は、図面には示さ
ないが、従来から公知のように、旋回制御モ−タと昇降
制御シリンダとが設けられ、前者によって揚穀筒14を
中心にして上空で旋回制御され、後者によって揚穀筒1
4の上部(枢着部)を支点に先端側が上下に昇降制御さ
れる構成としている。このような構成によって、ズ−ム
オ−ガ3は、コントロ−ラから出力される制御信号に基
づいて、張出し、収納の自動制御が行われる。
【0022】以上のように構成された実施例において、
クロ−ラ9を駆動してコンバイン1を走行しながら刈取
脱穀作業を開始する。すると、グレンタンク2は、脱穀
された穀粒が一番揚穀装置13を経て順次貯溜され、そ
の量が一定に達すると、タンク内部に装備されている満
杯センサによって検出され警報が発せられる。つぎに、
オペレ−タ−は、刈取脱穀作業を中断して、走行車体1
0を畦際まで移動し農道に待機しているトラックに近ず
ける。
【0023】そして、張出スイッチをON操作すると、
昇降制御シリンダと旋回制御モ−タとにそれぞれ制御信
号を出力しながらズ−ムオ−ガ3を上下方向と水平方向
とに制御作動して排出位置に近づけることになる。その
とき、伸縮駆動装置23は、操縦席からの伸長スイッチ
の操作によりコントロ−ラから出力される制御信号によ
って伸縮制御モ−タ24が制御され、螺旋軸25を正転
させながら、螺合している移動装置26を強制的に前方
(先端側)に移動する。すると、移動装置26は、一体
的に連結している移動筒4を固定搬送筒15に対して前
方に伸長させながら、先端部分の穀粒排出口17をトラ
ックのタンク位置に合わせることになる。
【0024】このとき、伸縮制御モ−タ24は、移動装
置26が伸長側の限界位置に達してリミットセンサS2
を押圧する(図7参照)と自動停止する。このようにし
て、ズ−ムオ−ガ3は、移動筒4の先端部の穀粒排出口
17をトラックのタンクに合わせると、排出スイッチを
ON操作する。
【0025】このようにして、グレンタンク2内の穀粒
は、揚穀筒14から固定搬送筒15に送られ、更に、移
動筒4に受け継がれて穀粒排出口17から機外に放出さ
れ、トラックのタンクに順次搬出される。さて、以上の
ようなズ−ムオ−ガ3による穀粒の搬出作業において、
伸縮螺旋5は、移動筒4の伸縮移動に関連して各螺旋単
体5a、5b、5cが、図6の示す状態から図7に示す
ように、駆動軸18に沿って伸縮することができる。そ
して、伸縮螺旋5は、予め、搬送面Aの肉厚を非搬送面
Bより厚く成型しているから、長期間の使用によって搬
送面Aが磨耗しても、従来構成とは異なり、その使用期
間を長くすることができる。そして、伸縮螺旋5は、従
来型に比較して長期間使用しても先端部が尖るほど磨耗
することがほとんどないから、搬送穀粒に損傷を与える
ことも極端に少なくなった。
【0026】そして、もう一つの別の実施例に係る伸縮
螺旋5は、移動筒4の内部において、現実に穀粒に搬送
力、押圧力を与えている部分が、螺旋全体の中でも穀粒
に接触している先端部分であるから、その先端部分の搬
送面Aと非搬送面Bとの両面に肉盛りをして磨耗に耐え
る螺旋としたものである。
【0027】別実施例1 つぎに、図12、乃至図18に基づいて別実施例1を説
明する。別実施例1は、排出筒の中間部において折り畳
んでコンバイン上に収納する構成の排出オ−ガに関する
ものであって、折り畳んだとき筒内に残留する籾が、折
り畳み部、又は穀粒排出口から落下しない工夫をしたも
のである。
【0028】まず、折り畳んで収納する排出オ−ガ30
は、図12、及び図13に示すように、従来から実用化
されており、略同等の長さの基部筒30aと先端筒30
bとを枢着軸31によって連結し、二つ折に折り畳んで
脱穀装置32上に収納する構成としている。そして、搬
送螺旋は、図示は省略したが、排出オ−ガ30に内装さ
れて搬送可能に構成しているが、上記のようにして基部
筒30aと先端筒30bと折り畳んだときには、折り畳
んだ部分で基部と先端部とに分割可能に構成している。
【0029】そして、籾落下防止ゴム33は、図14、
及び図15に示すように、実施例ではジャバラ状のゴム
材を使用して上記枢着軸31を中心にして円弧状に広が
るように取り付け、図14に示すように折り曲げ状態に
したとき、筒内に残留する籾が落下を防止する構成にし
ている。
【0030】そして、他の実施例は、穀粒排出口35の
ゴム垂れ36に関し、図16、乃至図18に示すよう
に、ゴム垂れ36の左下部にホック37を付け、先端筒
30bの右側面にホック止め38を取り付け、穀粒排出
口35を下側から覆うようにして巻き付けて止めること
ができる構成としている。
【0031】別実施例1は、以上のように構成したもの
であるから。、穀粒の搬出作業が完了して折り畳んでも
図14に示す構成例では籾落下防止ゴム33が折り曲げ
部をカバ−し、図18に示す構成例では、ゴム垂れ36
をホック37とホック止め38で止めて穀粒排出口35
を覆う。したがって、排出オ−ガ30は、作業終了後、
搬送筒内部に残留した籾があっても、折り曲げ部も先端
の穀粒排出口35からも籾が落下することがない。
【0032】別実施例2 つぎに、図19、乃至図21に基づいて別実施例2を説
明する。別実施例2は、操縦座席から手動操作で伸縮す
る排出オ−ガに関し、低コストのズ−ムオ−ガを提供せ
んとするものである。
【0033】まず、ズ−ムオ−ガ40は、基部を揚穀筒
41の上部に連結した固定搬送筒42の先端側から移動
筒43を摺動自由に嵌合して筒方向に移動できる構成に
している。この場合、ズ−ムオ−ガ40は、図19に示
すように、固定搬送筒42が脱穀装置上に設けたオ−ガ
受具44に支持され、それより前側で移動筒43が摺動
して伸縮する構成としている。そして、レバ−(把手)
45は、移動筒43の基部に固着し、コンバイン46の
操縦座席47からオペレ−タが操作できる範囲に位置す
る構成としている。
【0034】そして、係止装置48は、図19、乃至図
21に示すように、一定の間隔ごとに係止凹部49、4
9’、49”を配列して設け、基部を固定搬送筒42に
固着して移動筒43に沿わせて前方側に延長した構成と
している。そして、係止装置48は、各係止凹部49、
49’、49”が移動筒43に内装している伸縮螺旋5
0の回転方向に対向するように設けている。すなわち、
係止装置48は、レバ−45が移動筒43と共に回転し
て回り、係止凹部49、49’、49”に受け止められ
る状態に係止できる構成となっている。
【0035】以上のように、別実施例2は、オペレ−タ
が操縦座席47から立ち姿でレバ−45を握って移動筒
43を前後に伸縮操作できる利点がある。そして、別実
施例2は、構成がきわめて簡単であって、簡易型に適す
るように手動操作ができるから、低コストで製造できる
ものでありながら、故障が少なく長期間使用できる。特
徴がある。
【0036】そして、係止装置48は、係止凹部49、
49’、49”にレバ−45を係止することにより、伸
縮螺旋50に付き回りする移動筒43を筒方向に係止で
きる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、螺旋単体の断面図で
ある。
【図2】本発明の実施例であって、螺旋の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例であって、螺旋単体の側面図で
ある。
【図4】本発明の実施例であって、螺旋の断面図であ
る。
【図5】本発明の実施例であって、伸縮螺旋の斜面図で
ある。
【図6】本発明の実施例であって、縮小状態のズ−ムオ
−ガ断面図である。
【図7】本発明の実施例であって、伸長状態のズ−ムオ
−ガ断面図である。
【図8】本発明の実施例であって、コンバインの側面図
である。
【図9】本発明の実施例であって、一部を破断したズ−
ムオ−ガの側面図である。
【図10】説明用に従来構成の断面図である。
【図11】本発明の実施例であって、断面図である。
【図12】本発明の別実施例1であって、斜面図であ
る。
【図13】本発明の別実施例1であって、平面図であ
る。
【図14】本発明の別実施例1であって、折り畳みの中
間位置を示す平面図である。
【図15】本発明の別実施例1であって、平面図であ
る。
【図16】本発明の別実施例1であって、側面図であ
る。
【図17】本発明の別実施例1であって、正面図であ
る。
【図18】本発明の別実施例1であって、正面図であ
る。
【図19】本発明の別実施例2であって、コンバインの
側面図である。
【図20】本発明の別実施例2であって、排出オ−ガの
平面図である。
【図21】本発明の別実施例2であって、作用を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 グレンタンク 3 ズ−ムオ−ガ 4 移動筒 5 伸縮螺旋 5a、5b、5c 螺旋単体 A 搬送面 B 非搬送面 α 搬送面Aの角度 β 非搬送面Bの角度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 JG02 JG14 JG24 LA04 LE04 LE18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンバイン1のグレンタンク2に貯留し
    た穀粒を機外に排出するズ−ムオ−ガ3において、該ズ
    −ムオ−ガ3を構成する移動筒4の内部に、複数の螺旋
    単体5a、5b、5cを伸縮自由に連結して構成した伸
    縮螺旋5を駆動可能に軸架して設け、該伸縮螺旋5の各
    螺旋単体5a、5b、5cは、樹脂を素材として成型加
    工し、穀粒を押圧して搬送する搬送面Aを、その裏側の
    非搬送面Bより肉厚を増して構成し、前記搬送面Aは、
    基部のボス部との角度αを、前記非搬送面Bとボス部と
    の角度βより小に構成したズ−ムオ−ガの搬送螺旋。
  2. 【請求項2】 伸縮螺旋5の各螺旋単体5a、5b、5
    cは、基部のボス部から放射方向に伸びた螺旋の先端搬
    送部分の両面において、通常の肉厚より厚く肉盛りをし
    た形状に成型加工した請求項1記載のズ−ムオ−ガの搬
    送螺旋。
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