JP5471760B2 - コンバインのフィードチェン変速装置 - Google Patents
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Description
すなわち、請求項1記載の発明は、脱穀フィードチェン(13)への伝動を複数段に変速する変速伝動位置と該脱穀フィードチェン(13)への伝動を遮断する中立位置とに切替自在な有段式変速装置(20)を変速ギヤケース(21)に内装し、前記有段式変速装置(20)を変速伝動位置と中立位置とにシフト操作するシフター軸(33)を変速ギヤケース(21)を貫通させて設け、該シフター軸(33)の一端側に有段式変速装置(20)の変速伝動位置を高速伝動側と低速伝動側とに切替操作する変速操作機構を設け、シフター軸(33)の他端側には該シフター軸(33)の回動位置を中立位置に保持させる中立保持機構を設け、該中立保持機構を、シフター軸(33)に取り付けられて一体的に回動する中立作動アーム(51)と、該中立作動アーム(51)に係合することで前記シフター軸(33)を中立位置に復帰回動させる中立復帰プレート(48)とから構成したことを特徴とするコンバインのフィードチェン変速装置とする。
コンバインは、主として立毛穀稈を刈り取って搬送する走行クローラ2を具備した車体1前部の刈取部3と、刈取部3から搬送供給される穀稈を脱穀処理する車体後部の脱穀部4とからなる。刈取部の右側には操作ボックスや運転席等の運転操作部を覆うキャビン5が設置され、その後方には脱穀処理された穀物を一時的に貯留するグレンタンク6が搭載され、タンク内の穀物を機外に取り出す時には、昇降並びに左右旋回自在な排出オーガ7によって排出するようになっている。
脱穀フィードチェン13は、扱胴12を内装軸架せる扱室一側の扱ぎ口に沿って張設されている。脱穀処理後の排ワラは排ワラチェン15によって搬出処理されるようになっている。
車速を無段階に変速するHSTを変速操作する変速レバー(図示省略)の傾動操作角度に応じて、コントローラからの出力によって高低変速用モータ36を作動させて有段式変速装置20を変速操作することで、脱穀フィードチェン13の駆動速度が変速する。即ち、変速レバーが、設定された第1車速相当位置よりも高速側に操作されると、有段式変速装置20が高速側へ変速操作され、一方、変速レバーが、前記第1車速相当位置よりも低い第2車速相当位置よりも低速側に操作されると、有段式変速装置20が低速側に変速操作される。つまり、脱穀フィードチェン13の駆動速度は、車速に応じて自動的に二段変速制御されるようになっている。また、枕地での手扱ぎ作業時などでは、有段式変速装置を低速側に保持したままの制御が行えるようにしている。また、畦際の穀稈を刈り取る際には、走行ミッション内の左右のサイドクラッチを遮断し、走行を停止させたまま変速レバーを前進側に操作して刈取部3を駆動するが、この際には、変速レバーが前記第1車速相当位置を超えて増速操作されても、有段式変速装置20は低速側の変速位置を保持するよう連繋するとよい。即ち、畦際の穀稈を刈り取る際には刈取穀稈量が少なく、脱穀フィードチェン13が増速しすぎると、刈取部3側から脱穀フィードチェン13への穀稈の引継時に、穀稈の層厚が薄くなりすぎ、引継を円滑に行えずに穀稈が脱落する不具合が発生する問題がある。しかしながら、上述のように連繋することで脱穀フィードチェン13の増速を抑え、引継穀稈の層を厚くして脱穀フィードチェン13へ円滑に引き継ぐことができ、脱穀作業の精度を高めることができる。
13 脱穀フィードチェン
17 駆動スプロケット
20 有段式変速装置
21 変速ギヤケース
25 フィードチェン駆動軸
26 高速ギヤ
27 低速ギヤ
28 小径ギヤ
29 大径ギヤ
30 クラッチ爪
31 シフター
32 シフターアーム
33 シフター軸
38 駆動アーム
48 中立復帰プレート
49 係合カム
50 カムプレート
51 中立作動アーム
52 ガイドローラ
Claims (3)
- 脱穀フィードチェン(13)への伝動を複数段に変速する変速伝動位置と該脱穀フィードチェン(13)への伝動を遮断する中立位置とに切替自在な有段式変速装置(20)を変速ギヤケース(21)に内装し、前記有段式変速装置(20)を変速伝動位置と中立位置とにシフト操作するシフター軸(33)を変速ギヤケース(21)を貫通させて設け、該シフター軸(33)の一端側に有段式変速装置(20)の変速伝動位置を高速伝動側と低速伝動側とに切替操作する変速操作機構を設け、シフター軸(33)の他端側には該シフター軸(33)の回動位置を中立位置に保持させる中立保持機構を設け、該中立保持機構を、シフター軸(33)に取り付けられて一体的に回動する中立作動アーム(51)と、該中立作動アーム(51)に係合することで前記シフター軸(33)を中立位置に復帰回動させる中立復帰プレート(48)とから構成したことを特徴とするコンバインのフィードチェン変速装置。
- 前記中立復帰プレート(48)には、中立作動アーム(51)に係合する側がV字状に開く係合カム(49)を有するカムプレート(50)を設けたことを特徴とする請求項1記載のコンバインのフィードチェン変速装置。
- 前記係合カム(49)と係合する中立作動アーム(51)の部位に、回転自在なガイドローラ(52)を設けたことを特徴とする請求項2記載のコンバインのフィードチェン変速装置。
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JP2010094130A JP5471760B2 (ja) | 2010-04-15 | 2010-04-15 | コンバインのフィードチェン変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010094130A JP5471760B2 (ja) | 2010-04-15 | 2010-04-15 | コンバインのフィードチェン変速装置 |
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2010
- 2010-04-15 JP JP2010094130A patent/JP5471760B2/ja active Active
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