JP7085154B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジンを搭載した機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置(4)の扱胴軸の負荷トルク(T)が第1設定トルク(T1)以下の低トルクである場合には、前記エンジンから出力される回転速度は、該回転速度を増減速する無段変速装置(27)と、該無段変速装置(27)から出力される回転速度を増減速するトランスミッション(28)を介して、前記走行装置(2)と刈取装置(3)に伝動され、前記脱穀装置(4)の扱胴軸の負荷トルク(T)が第1設定トルク(T1)超の高トルクである場合には、前記エンジンから出力される回転速度は、前記無段変速装置(27)とトランスミッション(28)を介して、前記走行装置(2)に伝動され、前記無段変速装置(27)の入力軸(31)に支持された第1プーリ(60)と、前記トランスミッション(28)の回転軸(55)に支持された第2プーリ(61)に巻回されたベルト(62)を介して、前記刈取装置(3)に伝動され、前記トランスミッション(28)の出力軸(35)と回転軸(55)の間にクラッチ(54)を設け、前記脱穀装置(4)の負荷トルク(T)が第1設定トルク(T1)以下の低トルクである場合には、前記クラッチ(54)は接続されて、前記ベルト(62)の後方に設けたテンションアーム(63)をベルト(62)から後退させてベルト(62)の張力は弛緩され、前記脱穀装置(4)の負荷トルク(T)が第1設定トルク(T1)超の高トルクである場合には、前記クラッチ(54)の接続は解除されて、前記テンションアーム(63)をベルト(62)に向かって前進させてベルト(62)の張力は緊張され、前記クラッチ(54)の接続が解除された場合に、前記脱穀装置(4)の負荷トルク(T)が、前記第1設定トルク(T1)と、前記第1設定トルク(T1)よりも低トルクの第2設定トルク(T2)の間のトルクの場合には、前記クラッチ(54)の接続の解除と、前記ベルト(62)の張力の緊張が維持される構成としたことを特徴とするコンバインである。
図5に示すように、コンバインのコントローラ15は、CPU等からなる処理部16と、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等からなる記憶部17から形成されている。
図6に示すように、ステップS1で、コントローラ15の処理部16は、速度センサ2Aから入力される走行装置2の走行速度Vを読込んでステップS2に進む。
図7に示すように、ステップS1で、コントローラ15の処理部16は、負荷センサ4Aから入力される脱穀装置4の扱胴軸の負荷トルクTを読込んでステップS2に進む。
2 走行装置
3 刈取装置
4 脱穀装置
27 無段変速装置
28 トランスミッション
31 入力軸
35 出力軸
54 クラッチ
55 回転軸
60 プーリ(第1プーリ)
61 プーリ(第2プーリ)
62 ベルト
63 テンションアーム
T 負荷トルク
T1 設定トルク(第1設定トルク)
T2 設定トルク(第2設定トルク)
Claims (4)
- エンジンを搭載した機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置(4)の扱胴軸の負荷トルク(T)が第1設定トルク(T1)以下の低トルクである場合には、前記エンジンから出力される回転速度は、該回転速度を増減速する無段変速装置(27)と、該無段変速装置(27)から出力される回転速度を増減速するトランスミッション(28)を介して、前記走行装置(2)と刈取装置(3)に伝動され、
前記脱穀装置(4)の扱胴軸の負荷トルク(T)が第1設定トルク(T1)超の高トルクである場合には、前記エンジンから出力される回転速度は、前記無段変速装置(27)とトランスミッション(28)を介して、前記走行装置(2)に伝動され、前記無段変速装置(27)の入力軸(31)に支持された第1プーリ(60)と、前記トランスミッション(28)の回転軸(55)に支持された第2プーリ(61)に巻回されたベルト(62)を介して、前記刈取装置(3)に伝動され、
前記トランスミッション(28)の出力軸(35)と回転軸(55)の間にクラッチ(54)を設け、
前記脱穀装置(4)の負荷トルク(T)が第1設定トルク(T1)以下の低トルクである場合には、前記クラッチ(54)は接続されて、前記ベルト(62)の後方に設けたテンションアーム(63)をベルト(62)から後退させてベルト(62)の張力は弛緩され、
前記脱穀装置(4)の負荷トルク(T)が第1設定トルク(T1)超の高トルクである場合には、前記クラッチ(54)の接続は解除されて、前記テンションアーム(63)をベルト(62)に向かって前進させてベルト(62)の張力は緊張され、
前記クラッチ(54)の接続が解除された場合に、前記脱穀装置(4)の負荷トルク(T)が、前記第1設定トルク(T1)と、前記第1設定トルク(T1)よりも低トルクの第2設定トルク(T2)の間のトルクの場合には、前記クラッチ(54)の接続の解除と、前記ベルト(62)の張力の緊張が維持される構成としたことを特徴とするコンバイン。 - 前記第1設定トルク(T1)と第2設定トルク(T2)は、圃場に植立する穀稈の種対に応じて設定することができる請求項1記載のコンバイン。
- 前記脱穀装置(4)の負荷トルク(T)が高トルクである場合に、前記刈取装置(3)内に脱穀装置(4)に搬送する穀稈が有る場合には、前記クラッチ(54)の接続は解除されて、前記ベルト(62)の張力の緊張が維持される請求項1又は2記載のコンバイン。
- 前記クラッチ(54)をワンウエイクラッチとした請求項1~3のいずれか1項に記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020162805A JP7085154B2 (ja) | 2020-09-29 | 2020-09-29 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020162805A JP7085154B2 (ja) | 2020-09-29 | 2020-09-29 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022055397A JP2022055397A (ja) | 2022-04-08 |
JP7085154B2 true JP7085154B2 (ja) | 2022-06-16 |
Family
ID=80998725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020162805A Active JP7085154B2 (ja) | 2020-09-29 | 2020-09-29 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7085154B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015045631A1 (ja) | 2013-09-27 | 2015-04-02 | 株式会社クボタ | 作業機、及び、コンバイン |
JP2016021963A (ja) | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
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2020
- 2020-09-29 JP JP2020162805A patent/JP7085154B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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WO2015045631A1 (ja) | 2013-09-27 | 2015-04-02 | 株式会社クボタ | 作業機、及び、コンバイン |
JP2016021963A (ja) | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022055397A (ja) | 2022-04-08 |
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