JP2009022203A - コンバイン - Google Patents

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康一 梶原
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Abstract

【課題】フィードチェン6によって搬送される刈取穀稈量(藁量)が増加しても、穀粒の扱き残しを防止でき、且つフィードチェン6によって搬送される刈取穀稈量(藁量)が減少しても、穀稈の搬送姿勢の乱れや稈こぼれ等を防止でき、脱穀作業性を向上できるようにしたコンバインを提供するものである。
【解決手段】エンジン14を搭載した走行機体1と、刈刃222及び穀稈搬送装置224を有する刈取装置3と、扱胴226を有する脱穀装置5と、刈取装置3から扱胴226に刈取穀稈を搬送するフィードチェン6とを備え、フィードチェン6に無段変速機構124を介して刈取装置3の回転力を伝達するように構成してなるコンバインにおいて、穀稈搬送装置224が搬送する穀稈搬送量を検出する藁量センサ140と、無段変速機構124の変速比を変更する変速手段131とを備え、藁量センサ140の穀稈搬送量の検出結果に基づき変速手段131が作動して、フィードチェン6の穀稈搬送速度が変更されるように構成したものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、刈取装置によって圃場の未刈り穀稈を刈取り、刈取った穀稈を脱穀装置によって脱穀するコンバインに係り、より詳しくは、扱胴に穀稈を搬送するためのフィードチェンを無段変速機構を介して作動するようにしたコンバインに関するものである。
従来、エンジンを搭載した走行機体と、圃場の未刈り穀稈を刈取る刈取装置と、刈取った穀稈を扱胴にて脱穀する脱穀装置と、扱胴に刈取穀稈を搬送するフィードチェンとを備え、圃場の未刈り穀稈を連続的に刈取って脱穀し、穀粒を収集するように構成している(例えば、特許文献1参照)。
この場合、従来のコンバインにおいては、走行クローラを駆動するためのミッションケースに伝達されたエンジンからの駆動力によって、車速(走行クローラを駆動する速度)と同調した速度で刈取装置及びフィードチェン等をそれぞれ駆動するように構成されている。
特開2004−73106号公報
前記従来技術は、特許文献1に示されるように、フィードチェンによって搬送される刈取穀稈量(藁量)が増加したり減少しても、刈取穀稈量(藁量)の変化に関係なく、所定の速度でフィードチェンが駆動されていたから、刈取穀稈量(藁量)が多いときには、藁層が厚くなって穀粒の扱き残しが増える等の問題がある。また、フィードチェンによって搬送される刈取穀稈量(藁量)が減少した場合、刈取穀稈量(藁量)に対してフィードチェンの穀稈搬送速度が速すぎることによって、穀稈の搬送姿勢が乱れたり、稈こぼれが発生する等の問題がある。
本発明の目的は、フィードチェンによって搬送される刈取穀稈量(藁量)が増加しても、穀粒の扱き残しを防止でき、且つフィードチェンによって搬送される刈取穀稈量(藁量)が減少しても、穀稈の搬送姿勢の乱れや稈こぼれ等を防止でき、脱穀作業性を向上できるようにしたコンバインを提供するものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明のコンバインは、エンジンを搭載した走行機体と、刈刃及び穀稈搬送機構を有する刈取装置と、扱胴を有する脱穀装置と、前記刈取装置から前記扱胴に刈取穀稈を搬送するフィードチェンとを備え、前記フィードチェンに無段変速機構を介して前記刈取装置の回転力を伝達するように構成してなるコンバインにおいて、前記穀稈搬送機構が搬送する穀稈搬送量を検出する藁量センサと、前記無段変速機構の変速比を変更する変速手段とを備え、前記藁量センサの穀稈搬送量の検出結果に基づき前記変速手段が作動して、前記フィードチェンの穀稈搬送速度が変更されるように構成したものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコンバインにおいて、前記無段変速機構は無段変速用の遊星ギヤ機構を有し、前記変速手段は出力可変油圧モータを有し、前記出力可変油圧モータの回転数制御によって前記遊星ギヤ機構の変速比を変更するように構成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のコンバインにおいて、前記走行機体の走行クローラを駆動するミッションケースからの回転力と、前記エンジンからの回転力とを、前記刈取装置と前記フィードチェンとに伝達するギヤケースを備え、前記ギヤケースに前記無段変速機構を配置し、前記各回転力を選択することによって、選択された回転力が、前記無段変速機構を介して前記フィードチェンに伝達されるように構成したものである。
請求項1に係る発明によれば、エンジンを搭載した走行機体と、刈刃及び穀稈搬送機構を有する刈取装置と、扱胴を有する脱穀装置と、前記刈取装置から前記扱胴に刈取穀稈を搬送するフィードチェンとを備え、前記フィードチェンに無段変速機構を介して前記刈取装置の回転力を伝達するように構成してなるコンバインにおいて、前記穀稈搬送機構が搬送する穀稈搬送量を検出する藁量センサと、前記無段変速機構の変速比を変更する変速手段とを備え、前記藁量センサの穀稈搬送量の検出結果に基づき前記変速手段が作動して、前記フィードチェンの穀稈搬送速度が変更されるように構成したものであるから、前記フィードチェンによって搬送される刈取穀稈量(藁量)が増加しても、穀粒の扱き残しを簡単に防止でき、且つ前記フィードチェンによって搬送される刈取穀稈量(藁量)が減少しても、穀稈の搬送姿勢の乱れや稈こぼれ等を簡単に防止でき、脱穀作業性を向上できるものである。
請求項2に係る発明によれば、前記無段変速機構は無段変速用の遊星ギヤ機構を有し、前記変速手段は出力可変油圧モータを有し、前記出力可変油圧モータの回転数制御によって前記遊星ギヤ機構の変速比を変更するように構成したものであるから、前記遊星ギヤ機構によって前記フィードチェンの駆動構造をコンパクトに構成でき、且つ刈取穀稈量(藁量)の変化(増加又は減少)に対して、前記出力可変油圧モータの簡単な制御によって、前記フィードチェンの搬送速度を適応でき、前記無段変速機構の変速制御構造を簡単に構成できるものである。
請求項3に係る発明によれば、前記走行機体の走行クローラを駆動するミッションケースからの回転力と、前記エンジンからの回転力とを、前記刈取装置と前記フィードチェンとに伝達するギヤケースを備え、前記ギヤケースに前記無段変速機構を配置し、前記各回転力を選択することによって、選択された回転力が、前記無段変速機構を介して前記フィードチェンに伝達されるように構成したものであるから、前記走行クローラの駆動速度と同調させて前記刈取装置及び前記フィードチェンを駆動でき、且つ前記エンジンからの回転力によって前記刈取装置及び前記フィードチェンの最低駆動速度や最高駆動速度等を維持でき、刈取穀稈量(藁量)の変化(増加又は減少)、又は前記走行クローラの駆動速度(車速)等の変化に対して、前記刈取装置の刈取性能や前記脱穀装置の脱穀性能等を簡単に維持できるものである。
以下に、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。図1はコンバインの左側面図、図2はコンバインの平面図、図3はコンバインの駆動系統図、図4はコンバインの駆動系統の一部を示す拡大図、図5はフィードチェンの制御手段の機能ブロック図である。図1及び図2を参照しながら、コンバインの全体構造について説明する。なお、以下の説明では、走行機体1の進行方向に向かって左側を単に左側と称し、同じく進行方向に向かって右側を単に右側と称する。
本実施形態のコンバインは、左右一対の走行クローラ2にて支持された走行機体1を備えている。走行機体1の前部には、穀稈を刈り取りながら取り込む6条刈り用の刈取装置3が、単動式の昇降用油圧シリンダ4によって刈取回動支点軸4a回りに昇降調節可能に装着されている。走行機体1には、フィードチェン6を有する脱穀装置5と、脱穀後の穀粒を貯留する穀粒タンク7とが横並び状に搭載されている。本実施形態では、脱穀装置5が走行機体1の進行方向左側に、穀粒タンク7が走行機体1の進行方向右側に配置されている。走行機体1の後部に旋回可能な排出オーガ8が設けられ、穀粒タンク7の内部の穀粒が、排出オーガ8の籾投げ口9からトラックの荷台またはコンテナ等に排出されるように構成されている。刈取装置3の右側方で、穀粒タンク7の前側方には、運転キャビン10が設けられている。
運転キャビン10内に操縦ハンドル11及び運転座席12を配置している。なお、図示しないが、運転キャビン10には、オペレータが搭乗するステップと、操縦ハンドルを設けたハンドルコラムと、運転座席12の左側方のレバーコラムに設けた主変速レバー、及び副変速レバー、及び脱穀クラッチレバー、及び刈取クラッチレバーとが、配置されている。運転座席12の下方の走行機体1には、動力源としてのエンジン14が配置されている。
図1に示されるように、走行機体1の下面側に左右のトラックフレーム21を配置している。トラックフレーム21には、走行クローラ2にエンジン14の動力を伝える駆動スプロケット22と、走行クローラ2のテンションを維持するテンションローラ23と、走行クローラ2の接地側を接地状態に保持する複数のトラックローラ24と、走行クローラ2の非接地側を保持する中間ローラ25とを設けている。駆動スプロケット22によって走行クローラ2の前側を支持し、テンションローラ23によって走行クローラ2の後側を支持し、トラックローラ24によって走行クローラ2の接地側を支持し、中間ローラ25によって走行クローラ2の非接地側を支持することになる。
刈取装置3の刈取回動支点軸4aに連結した刈取フレーム221の下方には、圃場の未刈り穀稈の株元を切断するバリカン式の刈刃装置222が設けられている。刈取フレーム221の前方には、圃場の未刈り穀稈を引起す6条分の穀稈引起装置223が配置されている。穀稈引起装置223とフィードチェン6の前端部(送り始端側)との間には、刈刃装置222によって刈取られた刈取り穀稈を搬送する穀稈搬送装置224が配置されている。なお、穀稈引起装置223の下部前方には、圃場の未刈り穀稈を分草する6条分の分草体225が突設されている。エンジン14にて走行クローラ2を駆動して圃場内を移動しながら、刈取装置3によって圃場の未刈り穀稈を連続的に刈取ることになる。
次に、図1及び図2を参照して、脱穀装置5の構造を説明する。図1及び図2に示されるように、脱穀装置5には、穀稈脱穀用の扱胴226と、扱胴226の下方に落下する脱粒物を選別する揺動選別盤227及び唐箕ファン228と、扱胴226の後部から取出される脱穀排出物を再処理する処理胴229と、揺動選別盤227の後部の排塵を排出する排塵ファン230とを備えている。なお、扱胴226の回転軸芯線はフィードチェン6による穀稈の搬送方向(換言すると走行機体1の進行方向)に沿って延びている。刈取装置3から穀稈搬送装置224によって搬送された穀稈の株元側はフィードチェン6に受け継がれて挟持搬送される。そして、この穀稈の穂先側が脱穀装置5の扱室内に搬入されて扱胴226にて脱穀されることになる。
揺動選別盤227の下方側には、揺動選別盤227にて選別された穀粒(一番物)を取出す一番コンベヤ231と、枝梗付き穀粒等の二番物を取出す二番コンベヤ232とが設けられている。本実施形態の両コンベヤ231,232は、走行機体1の進行方向前側から一番コンベヤ231、二番コンベヤ232の順で、側面視において走行クローラ2の後部上方の走行機体1の上面側に横設されている。
揺動選別盤227は、扱胴226の下方に張設された受網237から漏下した脱穀物が、フィードパン238及びチャフシーブ239によって搖動選別(比重選別)されるように構成している。揺動選別盤227から落下した穀粒は、その穀粒中の粉塵が唐箕ファン228からの選別風によって除去され、一番コンベヤ231に落下することになる。一番コンベヤ231のうち脱穀装置5における穀粒タンク7寄りの一側壁(実施形態では右側壁)から外向きに突出した終端部には、上下方向に延びる揚穀コンベヤ233が連通接続されている。一番コンベヤ231から取出された穀粒は、揚穀コンベヤ233を介して穀粒タンク7に搬入され、穀粒タンク7に収集されることになる。なお、穀粒タンク7の後面の傾斜に沿わせて、揚穀コンベヤ233の上端側が後方に傾斜する後傾姿勢で、穀粒タンク7の後方に揚穀コンベヤ233が立設されている。
また、揺動選別盤227は、搖動選別(比重選別)によってチャフシーブ239から枝梗付き穀粒等の二番物を二番コンベヤ232に落下させるように構成している。チャフシーブ239の下方に落下する二番物を風選する選別ファン241を備える。チャフシーブ239から落下した二番物は、その穀粒中の粉塵及び藁屑が選別ファン241からの選別風によって除去され、二番コンベヤ232に落下することになる。二番コンベヤ232のうち脱穀装置5における穀粒タンク7寄りの一側壁から外向きに突出した終端部は、揚穀コンベヤ233と交差して前後方向に延びる還元コンベヤ236を介して、フィードパン238の上面側に連通接続され、二番物をフィードパン238の上面側に戻して再選別するように構成している。
一方、フィードチェン6の後端側(送り終端側)には、排藁チェン234が配置されている。フィードチェン6の後端側から排藁チェン234に受け継がれた排藁(穀粒が脱粒された稈)は、長い状態で走行機体1の後方に排出されるか、又は脱穀装置5の後方側に設けた排藁カッタ235にて適宜長さに短く切断されたのち、走行機体1の後方下方に排出されることになる。
次に、図3を参照しながら、刈取装置3、脱穀装置5、フィードチェン6の駆動構造について説明する。図5に示されるように、エンジン14の前側及び後側にその出力軸70を突出する。エンジン14の前側の出力軸70に自在継手を介してミッションケース71の入力軸を連結し、エンジン14の回転駆動力が、前側の出力軸70からミッションケース71に伝達されて変速された後、左右の車軸72を介して左右の走行クローラ2に伝達され、左右の走行クローラ2がエンジン14からの回転駆動力によって駆動されるように構成している。
図3に示されるように、エンジン14を冷却するためのラジエータ用の冷却ファン73を備える。また、エンジン14の後側の出力軸70に排出オーガ駆動軸76を連結し、エンジン14からの回転駆動力によって排出オーガ駆動軸76を介して排出オーガ8が駆動され、穀粒タンク7内の穀粒がコンテナ等に排出されるように構成している。
また、扱胴226及び処理胴229にエンジン14からの回転駆動力を伝える脱穀駆動軸77が、後述するカウンタギヤケース89に配置されている。エンジン14の後側の出力軸70には、テンションローラ形脱穀クラッチ78及び脱穀駆動ベルト79を介して、脱穀駆動軸77が連結される。また、脱穀駆動軸77には、扱胴226を軸支した扱胴軸80と、処理胴229を軸支した処理胴軸81とが連結される。エンジン14からの回転駆動力(一定回転力)によって、扱胴226及び処理胴229が略一定速度で駆動されるように構成している。また、脱穀駆動軸77に選別入力軸82が連結されている。エンジン14からの回転駆動力(一定回転力)によって、選別入力軸82を介して、揺動選別盤227、唐箕ファン228、一番コンベヤ231、二番コンベヤ232、選別ファン241、排塵ファン230が、略一定速度で駆動されるように構成している。
次に、図3及び図4を参照して、コンバインの駆動構造を説明する。図3及び図4に示すように、ミッションケース71の左側面から外側方に向けて、左右の走行クローラ2を駆動するための無段変速出力軸87の一端側を突出する。その無段変速出力軸87の突出端側に、刈取部7に回転力を伝達する刈取駆動プーリ88を配置する。
また、エンジン14の左側方で脱穀装置5の前側の走行機体1の上面側にカウンタギヤケース89を設置する。カウンタギヤケース89には、脱穀駆動軸77と、選別入力軸82と、定速回転軸84とを配置する。カウンタギヤケース89の前後方向に脱穀駆動軸77を貫通させ、カウンタギヤケース89の後面側に突出した脱穀駆動軸77の後端側に入力プーリ92を設け、カウンタギヤケース89の前面側に突出した脱穀駆動軸77の前端側に脱穀プーリ94を設けている。扱胴226を軸支した扱胴軸80と、処理胴230を軸支した処理胴軸81とに、Vベルト93を介して脱穀プーリ94が連結され、エンジン14からの回転駆動力(一定回転力)によって、扱胴226及び処理胴230が略一定速度で駆動されることになる。
上述した脱穀駆動軸77にベベルギヤ機構83を介して定速回転軸84を連結し、定速回転軸84に平ギヤ機構85を介して選別入力軸82の一端側を連結する。カウンタギヤケース89の外側面に突出した選別入力軸82の他端側に選別プーリ96を設ける。揺動選別盤227及び唐箕ファン228等の脱穀選別機構90の選別駆動軸91に、Vベルト95を介して選別入力軸82が連結されている。エンジン14からの回転駆動力(一定回転力)によって、選別駆動軸91を介して、揺動選別盤227、唐箕ファン228、一番コンベヤ231、二番コンベヤ232、選別ファン241、排塵ファン230が、略一定速度で駆動されることになる。
図3及び図4に示すように、カウンタギヤケース89には、同調入力軸97と、変速回転軸98と、刈取駆動軸99とが配置されている。カウンタギヤケース89の右側外面に突出した同調入力軸97に車速同調プーリ100が配置されている。上述した刈取駆動プーリ88にVベルト101を介して車速同調プーリ100が連結されている。ミッションケース22の無段変速出力軸87から車速同調駆動力がカウンタギヤケース89の同調入力軸97に入力されることになる。
また、同調入力軸97に、一方向クラッチ102及び刈取変速機構103を介して変速回転軸98を連結している。刈取変速機構103は、低速ギヤ104,105と、高速ギヤ106,107と、刈取変速スライダ108とを有する。低速ギヤ105又は高速ギヤ107に刈取変速スライダ108を係合操作して、低速又は中立又は高速に刈取変速を切換えることによって、ミッションケース71の無段変速出力軸87からの車速同調駆動力によって、刈取装置3が駆動されることになる。即ち、コンバインの移動速度(車速)と、刈取装置3の駆動速度とが同調し、例えばコンバインの移動速度を増速することによって、刈取装置3の駆動速度も増速される一方、コンバインの移動速度を減速することによって、刈取装置3の駆動速度も減速されることになる。なお、同調入力軸97からの回転力が一方向クラッチ102及び刈取変速機構103を介して変速回転軸98に伝達される。変速回転軸98からの回転力は同調入力軸97に伝達されない。
一方、定速回転軸84に、定速作動機構112を介して変速回転軸98を連結している。定速作動機構112は、流し込み用の低速側一定速ギヤ113,114と、高速カット用の高速側一定速ギヤ115,116と、切換スライダ117とを有する。低速側一定速ギヤ114又は高速側一定速ギヤ116に切換スライダ117を係合操作して、低速側一定速度又は中立又は高速側一定速度に刈取駆動速度を切換えることになる。
即ち、低速側一定速ギヤ113,114を介して刈取装置3を駆動した場合、走行速度(車速)が極めて低速であっても、走行速度(車速)に関係なく、穀稈の刈取搬送に支障が生じない低速側一定速度に刈取装置3の駆動速度が維持される。その結果、圃場の枕地で走行機体1を方向転換させる場合等において、刈取装置3の刈取穀稈が、穀稈搬送装置224の搬送経路の途中に詰ることなく、フィードチェン6側に搬送される。
また、高速側一定速ギヤ115,116を介して刈取装置3を駆動した場合、走行速度(車速)に関係なく、穀稈の刈取搬送に支障が生じない高速側一定速度に刈取装置3の駆動速度が維持される。その結果、圃場の未刈穀稈が倒伏している場合等において、走行速度(車速)が低速であっても、走行速度(車速)に関係なく、車速と同調させて駆動するときの最高速よりも早い一定回転速度で刈取装置3の穀稈引起装置223が駆動され、穀稈引起装置223によって圃場の倒伏穀稈等がスムーズに引起され、倒伏穀稈等の刈り残しを防止できることになる。
図3及び図4に示すように、上述した変速回転軸98には、設定トルク以下の回転力を伝えるためのトルクリミッタ109を介して、刈取駆動軸99を連結している。カウンタギヤケース89の左側外面に突出した刈取駆動軸99に刈取プーリ110が配置されている。刈取駆動軸99の刈取駆動力が、刈取プーリ110からVベルト111を介して刈取装置3の各部に伝達されることになる。
図3及び図4に示すように、カウンタギヤケース89には、搬送駆動軸118と、搬送変速軸119と、搬送クラッチ軸120とが配置されている。カウンタギヤケース89の左側外面に突出した搬送駆動軸118に搬送駆動スプロケット121が配置されている。搬送駆動軸118に、搬送駆動スプロケット121を介して、フィードチェン6の送り始端側(前端側)が連結されている。フィードチェンクラッチ122を設けた搬送クラッチ軸120が、チェン123を介して搬送駆動軸118に連結されている。フィードチェンクラッチ122のオフ操作によってフィードチェン6を停止し、フィードチェンクラッチ122のオン操作によってフィードチェン6を作動することになる。
また、上述した変速回転軸98の回転力を搬送クラッチ軸120に伝達するための無段変速機構124を備える。無段変速機構124は無段変速用の遊星ギヤ機構にて形成する。無段変速機構124は、サンギヤ125と、プラネタリギヤ126と、リングギヤ127とを有する。上述した搬送変速軸119には、サンギヤ125を一体的に回転可能に係合配置する。搬送変速軸119にリングギヤ127を遊転可能に軸支し、変速回転軸98に伝達ギヤ128を介してリングギヤ127を連結する。プラネタリギヤ126を設けた軸受ギヤ129に、フィードチェンクラッチ122及び伝達ギヤ130を介して、搬送クラッチ軸120を連結する。即ち、変速回転軸98の回転力が、無段変速機構124を介してフィードチェン6に伝達され、刈取装置3と同様に、ミッションケース71の無段変速出力軸87からの車速同調駆動力、又はエンジン14からの低速側一定速度の駆動力、又はエンジン14からの高速側一定速度の駆動力のいずれかによって、車速同調速度、又は低速側一定速度、又は高速側一定速度で、フィードチェン6が駆動されることになる。
さらに、上述した搬送変速軸119を回動して無段変速機構124を変速作動するための変速手段としての出力可変油圧モータ131と、出力可変油圧モータ131の斜板131aの角度を変更する搬送速度調節電動シリンダ133を備える。チャージポンプ等の常時回転している油圧モータ(図示省略)の油圧出力によって、出力可変油圧モータ131が駆動されることになる。また、出力可変油圧モータ131は、搬送速度調節電動シリンダ133が作動して出力可変油圧モータ131の斜板131aの角度が変更されることによって、出力可変油圧モータ131の出力回転数が変化する。即ち、搬送速度調節電動シリンダ133によって斜板131a角度が調節され、出力可変油圧モータ131の出力回転数が変更されることによって、搬送変速軸119及びサンギヤ125の出力回転数を変化させ、無段変速機構124を変速作動して、フィードチェン6の駆動速度(刈取穀稈の搬送速度)が変更されることになる。
なお、カウンタギヤケース89には、刈取変速スライダ108を作動させる刈取変速油圧シリンダと、切換スライダ117を作動させる刈取定速油圧シリンダと、脱穀クラッチ78を入切する脱穀油圧シリンダとが配置されている。
次に、本実施形態の刈取穀稈の搬送速度制御(フィードチェン6における穀稈の搬送制御)について説明する。図5は、刈取穀稈の搬送速度制御手段の機能ブロック図であり、制御プログラムを記憶したROMと各種データを記憶したRAMとを有するマイクロコンピュータ等の搬送速度コントローラ137を備えている。図5に示されるように、マイクロコンピュータで構成する搬送速度コントローラ137の入力側には、刈取装置3の搬送穀稈(刈取穀稈)の有無を検出するオンオフ切換スイッチ形の作物センサ138と、刈取装置3及びフィードチェン6及び脱穀装置5の駆動を検出するオンオフ切換スイッチ形の作業スイッチ139と、刈取装置3の穀稈搬送量(穀稈搬送装置224が搬送している藁量、穀稈搬送装置224が挟持している藁層の厚み)を検出するポテンショメータ形の藁量センサ140とを接続している。
図5に示されるように、搬送速度コントローラ137の出力側には、搬送速度調節電動シリンダ133を作動する増速ドライバ141及び減速ドライバ142を接続している。圃場の未刈穀稈を刈取って脱穀する収穫作業中、藁量センサ140が検出する穀稈搬送装置224の藁量(藁層の厚み)が増加したときに、増速ドライバ141を介して搬送速度調節電動シリンダ133を作動し、無段変速機構124を高速側に変速作動して、フィードチェン6の駆動速度(刈取穀稈の搬送速度)を増速する。その結果、刈取穀稈量(藁量)が多いときにも、刈取穀稈量(藁量)に対してフィードチェン6の穀稈搬送速度を適正に維持でき、フィードチェン6が搬送する刈取穀稈の藁層が厚くなるのを防止でき、扱胴226の脱穀作用(脱粒)によって穀粒の扱き残し等が発生するのを防止できる。
一方、圃場の未刈穀稈を刈取って脱穀する収穫作業中、藁量センサ140が検出する穀稈搬送装置224の藁量(藁層の厚み)が減少したときに、減速ドライバ142を介して搬送速度調節電動シリンダ133を作動し、無段変速機構124を低速側に変速作動して、フィードチェン6の駆動速度(刈取穀稈の搬送速度)を減速する。その結果、フィードチェン6によって搬送される刈取穀稈量(藁量)が少なくても、刈取穀稈量(藁量)に対してフィードチェン6の穀稈搬送速度を適正に維持でき、刈取穀稈量(藁量)に対してフィードチェン6の穀稈搬送速度が速すぎる等の不具合をなくし、穀稈の搬送姿勢が乱れたり、稈こぼれが発生するのを防止できる。
次に、図6はフィードチェン6による刈取穀稈の搬送速度制御のフローチャートである。図6を参照して、フィードチェン6の搬送速度制御を説明する。脱穀クラッチ78を入り操作して、刈取装置3及びフィードチェン6及び脱穀装置5を作動すると、作業スイッチ139がオンになり(S1;yes)、作物センサ138の作物検出値(刈取穀稈の有無)を読み込む(S2)。作物センサ138によって刈取穀稈が検出され、作物を収穫中(圃場の未刈穀稈を刈取中)であると判断された場合(S3;yes)、藁量センサ138の刈取穀稈量(藁層の厚み)検出値を読み込む(S4)。
刈取穀稈量(藁層の厚み)が所定より多く(大きい)なって搬送藁量が増加したか(S5)、刈取穀稈量(藁層の厚み)が所定より少なく(小さい)なって搬送藁量が減少したか(S7)を判断する。刈取穀稈量(藁層の厚み)が所定より多くなって搬送藁量が増加した場合(S5;yes)、増速ドライバ141を介して搬送速度調節電動シリンダ133を作動し、無段変速機構124を高速側に変速作動して、フィードチェン6の駆動速度(刈取穀稈の搬送速度)を増速する(S6)。そのように、フィードチェン6が搬送する藁量が増加したときに、刈取穀稈の搬送速度を増速することによって、扱胴226に供給される刈取穀稈の層厚が過大になるのを防止し、扱胴226の脱粒性能を維持して、扱き残しの発生等を低減できる。
一方、刈取穀稈量(藁層の厚み)が所定より少なくなって搬送藁量が減少した場合(S7;yes)、減速ドライバ142を介して搬送速度調節電動シリンダ133を作動し、無段変速機構124を低速側に変速作動して、フィードチェン6の駆動速度(刈取穀稈の搬送速度)を減速する(S8)。そのように、フィードチェン6が搬送する藁量が減少したときに、刈取穀稈の搬送速度を減速することによって、扱胴226に供給される刈取穀稈の搬送速度が適正に維持され、刈取穀稈の搬送姿勢の乱れ又は稈こぼれ等を低減できる。
上記の記載及び図1、図4、図5から明らかなように、エンジン14を搭載した走行機体1と、刈刃222及び穀稈搬送装置224を有する刈取装置3と、扱胴226を有する脱穀装置5と、刈取装置3から扱胴226に刈取穀稈を搬送するフィードチェン6とを備え、フィードチェン6に無段変速機構124を介して刈取装置3の回転力を伝達するように構成してなるコンバインにおいて、穀稈搬送装置224が搬送する穀稈搬送量を検出する藁量センサ140と、無段変速機構124の変速比を変更する変速手段としての出力可変油圧モータ131とを備え、藁量センサ140の穀稈搬送量の検出結果に基づき出力可変油圧モータ131が作動して、フィードチェン6の穀稈搬送速度が変更されるように構成したものであるから、フィードチェン6によって搬送される刈取穀稈量(藁量)が増加しても、穀粒の扱き残しを簡単に防止でき、且つフィードチェン6によって搬送される刈取穀稈量(藁量)が減少しても、穀稈の搬送姿勢の乱れや稈こぼれ等を簡単に防止でき、脱穀作業性を向上できる。
上記の記載及び図4、図5から明らかなように、無段変速機構124は無段変速用の遊星ギヤ機構124を有し、変速手段131は出力可変油圧モータ131を有し、出力可変油圧モータ131の回転数制御によって遊星ギヤ機構124の変速比を変更するように構成したものであるから、遊星ギヤ機構124によってフィードチェン6の駆動構造をコンパクトに構成でき、且つ刈取穀稈量(藁量)の変化(増加又は減少)に対して、出力可変油圧モータ131の簡単な制御によって、フィードチェン6の搬送速度を適応でき、無段変速機構124の変速制御構造を簡単に構成できる。
上記の記載及び図3、図4から明らかなように、走行機体1の走行クローラ2を駆動するミッションケース71からの回転力と、エンジン14からの回転力とを、刈取装置3とフィードチェン6とに伝達するカウンタギヤケース89を備え、カウンタギヤケース89に無段変速機構124を配置し、前記各回転力を選択することによって、選択された回転力が、無段変速機構124を介してフィードチェン6に伝達されるように構成したものであるから、走行クローラ2の駆動速度と同調させて刈取装置3及びフィードチェン6を駆動でき、且つエンジン14からの回転力によって刈取装置3及びフィードチェン6の最低駆動速度や最高駆動速度等を維持でき、刈取穀稈量(藁量)の変化(増加又は減少)、又は走行クローラ2の駆動速度(車速)等の変化に対して、刈取装置3の刈取性能や脱穀装置5の脱穀性能等を簡単に維持できる。
本発明の第1実施形態の6条刈り用コンバインの側面図である。 同平面図である。 コンバインの駆動系統図である。 図3の部分拡大図である。 フィードチェンの駆動制御手段の機能ブロック図である。 搬送速度制御のフローチャートである。
符号の説明
1 走行機体
2 走行クローラ(走行部)
3 刈取装置
5 脱穀装置
6 フィードチェン(搬送手段)
14 エンジン
71 ミッションケース
89 カウンタギヤケース
124 無段変速機構(遊星ギヤ機構)
131 出力可変油圧モータ(変速手段)
140 藁量センサ
222 刈刃装置
224 穀稈搬送装置
226 扱胴

Claims (3)

  1. エンジンを搭載した走行機体と、刈刃及び穀稈搬送機構を有する刈取装置と、扱胴を有する脱穀装置と、前記刈取装置から前記扱胴に刈取穀稈を搬送するフィードチェンとを備え、前記フィードチェンに無段変速機構を介して前記刈取装置の回転力を伝達するように構成してなるコンバインにおいて、
    前記穀稈搬送機構が搬送する穀稈搬送量を検出する藁量センサと、前記無段変速機構の変速比を変更する変速手段とを備え、前記藁量センサの穀稈搬送量の検出結果に基づき前記変速手段が作動して、前記フィードチェンの穀稈搬送速度が変更されるように構成したことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記無段変速機構は無段変速用の遊星ギヤ機構を有し、前記変速手段は出力可変油圧モータを有し、前記出力可変油圧モータの回転数制御によって前記遊星ギヤ機構の変速比を変更するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記走行機体の走行クローラを駆動するミッションケースからの回転力と、前記エンジンからの回転力とを、前記刈取装置と前記フィードチェンとに伝達するギヤケースを備え、前記ギヤケースに前記無段変速機構を配置し、前記各回転力を選択することによって、選択された回転力が、前記無段変速機構を介して前記フィードチェンに伝達されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
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