JP2010518644A - 原子層堆積法によりサイズ制御され空間的に分散されるナノ構造の製造方法 - Google Patents

原子層堆積法によりサイズ制御され空間的に分散されるナノ構造の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010518644A
JP2010518644A JP2009549643A JP2009549643A JP2010518644A JP 2010518644 A JP2010518644 A JP 2010518644A JP 2009549643 A JP2009549643 A JP 2009549643A JP 2009549643 A JP2009549643 A JP 2009549643A JP 2010518644 A JP2010518644 A JP 2010518644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ald
sam
nanoparticles
controlled
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009549643A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5412294B2 (ja
Inventor
ベント、ステーシー・エフ
チェン、ロン
ジャン、シャオロン
祐司 斉藤
ムリングス、マルヤ・エヌ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JP2010518644A publication Critical patent/JP2010518644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5412294B2 publication Critical patent/JP5412294B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/04Coating on selected surface areas, e.g. using masks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/455Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for introducing gases into reaction chamber or for modifying gas flows in reaction chamber
    • C23C16/45523Pulsed gas flow or change of composition over time
    • C23C16/45525Atomic layer deposition [ALD]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】空間的に離散され且つサイズ制御される粒子を基材表面上で成長させる方法を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、基材表面の化学改質、原子層堆積(ALD)装置、基材表面への改質層の形成及びナノ粒子堆積のためのALD材料の供給を利用する。また、Volmer-Weber成長法を用いて、基材表面上でナノ粒子を島状に形成する。改質層により基材表面上の核形成部位の数を制御し、ALDサイクルの回数を制御することにより、離散したナノ粒子に対して堆積される材料の量を制限する。改質層は、自己組織化単分子層、基材表面の改質疎水性、水素終端表面及び改質層内の種々の官能基を含み得る。水素終端表面には、熱的に付着されるアルケン、光化学的に付着されるアルケン、熱的に付着されるアルキン又は光化学的に付着されるアルキンが付着され、それによってナノ粒子の核形成部位の密度が制御される。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般に、ナノ粒子、ナノドット、ナノワイヤ及びナノロッドを含むナノ構造の製造方法に関する。より詳しくは、本発明は、原子層堆積法を用いて様々な基材上及び基材形状上でサイズ及び間隔を制御可能な製造方法に関する。
原子層堆積法(ALD)は、或る表面に2つの化学反応物質の蒸気を交互に曝すことにより、非常に均一で共形な薄膜を堆積させる方法である。例えば、ALDは、次世代の金属酸化物シリコン(MOS)トランジスタにおいて、SiOの代わりにZrOやHfOなどの高誘電率の金属酸化物誘電体を堆積させるのに有用である。他の用途としては、フォトニクス用の発光体、電界発光ディスプレイ用の薄膜蛍光体、燃料電池用の触媒などが挙げられる。従来技術のALDプロセス100が、図1の概略図で示されている。従来技術のALDプロセス100は、気相前駆体と基材との間で、半反応と呼ばれる自己制限性の化学反応を交互に連続して行う。前記前駆体は、反応炉内へ連続的にパルス状に供給される。各半反応間に、不活性ガス流を用いて前の半反応の前駆体種を成長チャンバからパージする。ALDプロセスは、典型的には、それほど高くない温度(26.85〜326.85℃(300〜600°K))で実施される。前記材料は、最大で1度に1つの単分子層を作製することができる速度で成長し、典型的には、1サイクル当たりの最大堆積量は1Åであり、サイクル時間は1〜100秒である。従って、ALDプロセスは、総厚さが50nm以下の膜構造を堆積させるのに最も有用である。
ナノ粒子などのナノ材料は、多くの用途で関心が持たれており、そのような用途には、光学タグやセンサとしての利用、レーザとしての利用、太陽光発電における利用、分子エレクトロニクスにおける利用、フォトニクスにおける利用、または触媒としての利用が含まれる。多くの用途において、ナノ粒子又はナノ材料の合成のみならず、ナノ粒子又はナノ材料の集合又は分散も重要である。例えば、不均一触媒反応の場合、多数の活性部位を有するようにナノ粒子が高表面積担体全域に分散されることが望ましい。燃料電池用途では、分散されたナノ粒子触媒又はメッシュ構造内に分散された触媒により、貴金属の添加量が減少し(コスト削減)、三相界面が増加する(効率向上)。また、ナノ粒子の分散は、センサ用途において感度の向上をもたらし得る。同様に、ナノチューブ又はナノワイヤの成長において触媒として用いられる金属ナノ粒子の場合、ナノ粒子を平面基材上に空間的に分散させることにより、規則性をもって集合した又は方向付けられたナノチューブ又はナノワイヤがもたらされる。ナノ粒子及び他のナノスケール物質を合成するために利用可能な多くの技術が存在するが、2次元又は3次元においてナノ粒子の粒子サイズ及び分散の両方を制御する方法に対する大きなニーズが依然として存在する。更に、ナノ粒子及び他のナノスケール物質を多孔質基材全域に均一に堆積させることができる技術は、触媒反応及びセンシングにおける多くの用途にとって鍵となる。
ナノ粒子は、様々な方法によって合成されてきた。ナノ粒子を作製する最も一般的な方法は、コロイド化学を使用するものである。金属ナノ粒子は、溶液中で、適切な塩を安定剤の存在下で還元することにより作製することができる。別の作製法は、適切な界面活性剤の存在下で様々な金属の有機金属前駆体を熱分解する方法である。更に、材料が気化した後に、低温の基材上又は真空チャンバの内壁上に堆積させることにより、ナノ粒子の作製を成功的に行うことができる。関連する方法としては、不活性状態の下で固体標的に集束イオンビームを照射することによってナノ粒子を作製し、低温の基材上に堆積させるというレーザーアブレーション技術がある。同様に様々な気相堆積技術も用いられてきた。半導体ナノ粒子は、これらの方法を用いて大量に合成されてきた。更に、アナターゼチタニアナノ粒子が、有機金属化学気相堆積法によって作製されてきた。上述した全ての技術は、所望のナノ粒子のサイズ及び間隔を制御をすることはできなかった。
従って、平面上及び構造化表面上の両方においてナノ粒子をサイズ及び平均間隔を制御して成長させることができる方法を開発することが求められている。
当該技術分野における上述の課題に対処するために、本発明は、空間的に分散され且つサイズ制御される粒子を基材表面上で成長させる方法を提供する。
本発明の方法は、基材表面の化学改質を利用するものであり、原子層堆積(ALD)装置を用い、前記基材表面に改質層(modified layer)を形成し、ナノ粒子を堆積させるためのALD材料を供給するものである。本発明の方法は、ボルマー・ウェーバ(Volmer-Weber)成長法を用いて、前記表面上にナノ粒子を島状に形成する。前記改質層によって、前記表面上の核形成部位の数を制御し、ALDサイクルの回数を制御することにより、分散したナノ粒子に対して堆積される材料の量を制限するようにした。
本発明の一態様では、前記改質層は、自己組織化単分子層(SAM)、前記表面の改質疎水性(modified hydrophobicity)、水素終端表面、及び前記改質層内の種々の官能基を含み得る。前記水素終端表面には、熱的に付着されるアルケン、光学的に付着されるアルケン、熱的に付着されるアルキン又は光学的に付着されるアルキンが付着され、それによって前記ナノ粒子の前記核形成部位の密度が制御される。更に、前記SAMは、オクタデシルトリクロロシラン(ODTS)、様々な鎖長の直鎖状脂肪族アルキルトリクロロシラン、様々な反応性頭部基を有する分子、及び様々な尾部基の種類を有する分子を含み得る。前記反応性頭部基を有する分子は、モノハロシラン、ジハロシラン及びトリハロシランを含む。前記SAMの前記頭部は、頭部基に従って制御され、前記頭部基は、形成時間に従って制御される。また、前記水素終端表面は、ヒドロシリル化表面であり得る。前記表面上の核形成部位の数は、形成時間及び前記尾部基を変更することによって制御される。前記SAM膜の形成時間は、5秒から10日の範囲であり得る。
本発明の更なる態様では、前記SAMは、蒸気相、液層、又はソフトリソグラフィ印刷相などの処理相で適用することができる。
更なる態様では、前記尾部基は、直鎖状の尾部、分岐状の尾部又は芳香族の尾部を含み得る。前記ナノ粒子の前記核形成部位の密度は、尾部基及び形成時間に従って制御することができる。ここでは、前記SAMの尾部の長さ又は構造の形成時間は、5秒から10日の範囲であり得る。
本発明の別の態様では、前記疎水性は、5度から180度の範囲の対水接触角を有し得る。前記疎水性の範囲は、HFエッチング又は表面のヒドロキシル基の密度に影響を及ぼす任意の化学的前処理を用いて制御することができる。
本発明の一態様によれば、前記ALD材料は、導体、半導体、絶縁体、触媒又は光触媒であり得る。
本発明の更なる態様では、前記基材表面は、パターンを形成し得る。領域選択ALDを用いて前記ナノ粒子領域の空間パターンを作成することができる。
更に別の態様では、前記基材表面は、多孔質であり得る。前記多孔質基材は、エアロゲル、陽極アルミナ又は他の多孔質媒体であり得る。
更なる態様では、交換された前駆体により前記ALD材料が覆われる。前記覆われたALD材料は、層状のナノ粒子を含む。
本発明の一態様では、前記ALD装置は、反応炉温度、基材温度、ソース温度、前駆体のパルス時間、不活性パージ時間、及びサイクル数を含む反応炉パラメータを有し、前記装置のパラメータは、前記ナノ粒子のサイズ及び密度を最適化するために変更される。
一実施形態では、前記改質基材層は、メッシュ構造であり得る。前記メッシュ構造は、前記改質基材層内にナノサイズの露出開口を含む。前記露出開口は、貫通孔、気孔又は反応部位を含み得る。前記メッシュ構造は、所定のパターンの終端されたSAMのパターンを提供するためにミクロ接触印刷を用いて作成することができる。前記終端されたSAMは、−CH及び−OH基を含み得る。前記表面上の前記ALD成長は、前記メッシュ構造においては起こらない。
前記実施形態の一態様によれば、前記メッシュ構造は、前記改質表面に対してALDパッシベータを配置し、前記ALDパッシベータに対してALD法によって堆積される犠牲材料層を形成し、その上に島状物が作成されるようにすることによって作成することができる。前記パッシベータを除去し、前記犠牲層に対してALD層を形成し、そして前記犠牲層を除去する。このようにして前記メッシュ構造が作成される。前記メッシュ構造の構造サイズは、疎水性、形成時間、SAMの組成又は温度に従って制御される。
本発明のいくつかの重要な利点として、サイズ及び平均間隔を制御しつつ、ナノ粒子及び他のナノスケール物質を合成するために蒸気相法を使用することが挙げられる。これらの態様では、前記ナノ粒子上に表面キャッピング層又は他の安定化層を用いる必要がない。本発明の方法は、高度に多孔質な基材に用いることができる。ALDに基づく方法は、サイズ及び分散が制御されるナノ粒子を、複合体、多孔質基材又は高度に構造化された基材において制御可能に堆積させることができる。触媒用途の場合、触媒形状は、材料の多孔度又は膜のメッシュ構造の構造サイズを制御することによって改善される。触媒のサイズ及び分散を制御することにより、触媒の添加量を減少させられる。ALDは、導体、半導体、絶縁体、触媒及び光触媒などを含む広範囲の材料を堆積させるために用いることができるので、材料選択を幅広く行うことができ、また、基材の材料選択も幅広く行われる。
従来技術のALDプロセスの概略図である。 本発明に係る平面上及び高度に構造化された表面上の両方においてナノ粒子をサイズ及び平均間隔を制御して成長させることができる方法のステップを示すフロー図である。 本発明に係る直鎖状SAMの不活性化効率の鎖長依存性をHf原子濃度により測定したグラフである。 本発明に係る非保護表面及びODTSで不活性化された表面のそれぞれに対してHfOのALDを50サイクル行った後の基材のTEM画像である。 本発明に係る領域選択ALDプロセス後のオージェ電子分光法(AES)を用いたHf元素マッピング分析を示す図である。 本発明に係る分子前駆体の例の一部を示す図である。 本発明に係る活性表面から阻害表面までの表面の可変性を示す図である。 本発明に係るALDサイクルの回数を選択することによってナノ粒子のサイズが独立してどのように制御されるかということを示す概略図である。 本発明に係るオクチルトリクロロシラン(OTS)の自己組織化単分子層(SAM)で覆われた、ALDにより或る表面上に堆積されたHfOナノ粒子のTEM画像の断面図である。 本発明に係るALDプロセスで使用するALD前駆体を異なるものに交換することによってin situで第2の材料から成る外殻がどのように成長するかということを示す概略図である。 本発明に係る表面の核形成部位へアクセスすることができるピンホールが層内に残った不完全なSAMを示す図である。 本発明に係るPtのALDプロセスの結果を示す図である。 本発明に係るナノ粒子領域のアレイを作製するために領域選択ALDプロセスと組み合わせられるナノ粒子の堆積方法を示す図である。
本発明並びにその目的及び利点は、以下の説明を添付の図面と併せ読むことによって理解されるであろう。
以下の詳細な記載は、説明を目的として多くの具体的な内容を含んでいるが、当業者であれば、以下の例示的な詳細に対する多様な変更及び変形が本発明の範囲内に含まれることは明らかであろう。従って、本発明の以下の好適な実施形態は、特許請求の範囲に記載の発明に対して何ら一般性を失うことなく、且つ制限を与えることなく説明されるものとする。
図2は、平面上及び高度に構造化された表面上の両方においてナノ粒子をサイズ及び平均間隔を制御して成長させることができる本発明の方法200のステップを示すフロー図である。方法200は、原子層堆積(ALD)装置を使用するステップ202、改質層を基材表面に形成するステップ204、及びナノ粒子を堆積させるためのALD材料を供給するステップ206を含む。
方法200は、Volmer-Weber成長法を行わせるステップ208を含み、前記表面上に前記ナノ粒子を島状に形成する。前記改質層によって前記表面上の核形成部位の数を制御する。ALDサイクルの回数を制御することにより、離散した前記ナノ粒子に対して堆積される前記材料の量を制限する。
ALDは、サイズ制御され、空間的に分散されるナノ粒子を作製するための実現技術である。前記表面の化学物質及びALDで使用される分子前駆体の選択は、その自己制限性の質だけではなく、核形成プロセスにも関与する。前記基材表面の出発化学物質(starting chemistry)は、本発明に係るALD膜成長を開始させるために重要なものである。Si基材上に金属酸化物層を堆積させる場合、例えば、ヒドロキシル化されたSiOの表面は、非常に均一な膜からなるALDを促進するのに対して、HF−last(100)Siの表面は、散在的な核形成のために欠陥のある膜を成長させる。この核形成プロセスは、化学的機能化によって操作される。核形成部位の制御は、ナノ粒子を作製するために用いられる。本発明のALDに基づくナノ粒子の作製方法は、多くの利点を有する。主な利点の1つは、ALDは、高アスペクト比を有する又は高度に多孔質な基材で使用するのによく適しており、エアロゲルなどの高表面積材料の均一な浸透を可能にする。ALDの核形成プロセスは、表面機能化層を用いることにより制御することができる。基材の特性は、制御されたサイズ及び間隔を有するナノ粒子の堆積が可能となるように調整され得る。また、本発明は、ナノ粒子領域の空間パターンを作成すべく開発された領域選択ALDプロセスを使用することもできる。
本発明の一態様では、前記ALD装置は、反応炉温度、基材温度、ソース温度、前駆体のパルス時間、不活性パージ時間、及びサイクル数を含む反応炉パラメータを有する。前記装置のパラメータは、ナノ粒子のサイズ及び密度を最適化するために変更される。
上述したように、前記ALDプロセスは、気相前駆体と基材との間で、自己制限性の化学反応を交互に連続して行う。ALDの吸着制御されたレイヤーバイレイヤー反応の特性により、典型的には、膜厚の精密制御と広い領域にわたる均一性とを可能にする。共形膜の成長の場合、成長表面は多数の核形成部位を有することが望ましい。反対に、前記基材表面の化学物質は、連続的な膜の成長ではなく粒子の成長を達成するようにALDの核形成プロセスを制限すべく用いることができる。これらのことは、本発明の重要な側面である。前記基材表面の化学物質は、ALDの核形成プロセスに大きな影響を及ぼし得る。堆積された膜のモルフォロジーは、表面機能化に対して強い依存性を有する。
本発明によれば、ALDプロセスは、厚さが制御される薄膜堆積プロセスから、表面化学改質を用いることによりサイズ及び間隔が制御されるナノ粒子堆積方法に変更される。ナノ粒子の種類としては、これに制限するわけではないが、Pt、Cu、TiO、HfO、Ru、Ni、Mo、ZnS、GaAs、CuInSe、InP、SnO、MgO、NiOなどが挙げられる。本発明の方法は、一般に、ALD法によって堆積させることができる他のほとんどの材料に適用可能である。本発明の一態様によれば、前記ALD材料は、導体、半導体、絶縁体、触媒又は光触媒であり得る。
鎖長、尾部基の構造及び反応性頭部基などを含む重要な要素により、HfO及び他の材料のALDを防止するために自己組織化単分子層の容量が決定される。本発明によれば、所望の不活性化を達成するために、本発明の方法では、高密度に充填された疎水性の高い有機単分子層を形成する。本発明の方法は、高い反応性を有する不活性化剤と最小限の鎖長を有するかさばらない(non-bulky)尾部基とを使用することを含む。一態様では、前記尾部基は、直鎖状の尾部、分岐状の尾部又は芳香族の尾部を含み得る。前記ナノ粒子の核形成部位の密度は、尾部基及び形成時間に従って制御することができる。ここでは、前記SAMの尾部の長さ又は構造の形成時間は、5秒から10日の範囲であり得る。
直鎖状SAMの不活性化効率の鎖長依存性を、Hf原子濃度により測定した例300が、図3のグラフで示される。図示のように、ALDプロセスは、炭素原子が12を超える鎖長においてのみ完全に止まる。図4(a)及び4(b)は、HfOのALDを50サイクル行った後の基材のTEM画像400を示すものであり、図4(a)は非保護表面の場合であり、図4(b)はODTSにより不活性化された表面の場合である。十分に充填された長鎖SAMは、HfOのALDプロセスを完全に阻害する。本発明によれば、前記SAMは、SiO表面においてSi OH反応基/Si−O−Si反応基の両方を除去し、ALD前駆体がSiOのSAMの界面に到達することを防止する。鎖長がより短い場合、或いは十分に充填されていない単分子層の場合、ALD成長は、連続的な膜ではなく微粒子の形態で行われる。
本発明の方法を用いてSAMのレジストを最適化することによって、化学選択的プロセスを用いた高分解能の領域選択原子層堆積が実現される。様々な表面上でのSAMの固有の選択的吸収挙動を利用することにより、オクタデシルトリクロロシラン(ODTS)のSAMを用いて、水素化物終端シリコン領域を残したままで、パターンが形成されたシリコン基材上で酸化物領域を不活性化することができる。例えば、原子層堆積法によって、HfO薄膜を水素化物終端シリコン領域上に選択的に堆積させた。図5(a)〜5(c)で示す結果は、前記プロセスが優れた領域選択性を有し、高空間分解能によりHfOのパターンを形成したことを示している。図5(a)〜(c)は、領域選択ALDプロセスの後にオージェ電子分光法(AES)を用いて行ったHf元素マッピング分析500を図示する。明確に画定されたHfOのパターンは、下層のSiOのパターンを逆にしたものである。図5(a)は、パターンが形成された領域の走査電子顕微鏡法(SEM)画像を図示し、符号1が付された領域はSiOで覆われた領域であり、符号2が付された領域は未酸化のSi領域である。図5(b)は、AESによるHf元素マッピングを図示し、図5(c)は、AESで画定されたライン走査を図示する。
SAM前駆体の一部としては、様々な鎖長の直鎖状脂肪族アルキルトリクロロシラン;直鎖状、分岐状、又は芳香族の尾部を含む様々な尾部基の種類を有するトリクロロシラン;並びにモノハロシラン、ジハロシラン、及びトリハロシランなどの様々な反応性頭部基を有する分子が挙げられる。分子前駆体600のいくつかの例を図6で図示する。本発明の一態様では、改質層は、表面の改質疎水性、水素終端表面、及び改質層内の種々の官能基を含み得る。前記水素終端表面には、熱的に付着されるアルケン、光化学的に付着されるアルケン、熱的に付着されるアルキン又は光化学的に付着されるアルキンが付着され、それによってナノ粒子の核形成部位の密度が制御される。更に、SAMは、ODTS、様々な鎖長の直鎖状脂肪族アルキルトリクロロシラン、様々な反応性頭部基を有する分子及び様々な尾部基の種類を有する分子を含み得る。反応性頭部基の分子は、モノハロシラン、ジハロシラン及びトリハロシランを含む。SAMの頭部は、頭部基に従って制御され、前記頭部基は、形成時間に従って制御される。ハロシラン頭部基のほかに、メトキシなどの官能基が使用され得る。また、前記水素終端表面は、ヒドロシリル化表面であり得る。前記表面上の核形成部位の数は、形成時間及び尾部基を変更することによって制御される。SAMの頭部構造の形成時間は、5秒から10日の範囲であり得る。
本発明の更なる態様では、SAMは、蒸気相、液相、又はソフトリソグラフィ印刷相などの処理相で適用することができる。
疎水性の度合い及び厚さは、SAMの特性と相関する2つの特性である。疎水性がより低いことは、基材において核形成する可能性のある経路をより多く有するより多孔質(低密度)の膜であることを示し得る。
SAMに加えて、他の表面改質が本発明において具現化される。水素終端(H−終端)は、例えば、PtのALDの核形成プロセスを変更することができる。また、疎水性の度合いは、表面のヒドロキシル基の密度に影響を及ぼす様々な化学的前処理によって酸化物基材において制御することもできる。疎水性は、図7の概略図で図示するように、活性表面から阻害表面まで順に表面を可変させることができ(700)、共形膜から離散したナノ粒子までの成長範囲をもたらす。本発明の別の態様では、疎水性は、5度から180度の範囲の対水接触角を有し得る。前記疎水性の範囲は、HFエッチング又は表面のヒドロキシル基の密度に影響を及ぼす任意の化学的前処理を用いて制御することができる。前記疎水性の度合いは、共形膜から離散したナノ粒子までのALD材料の成長範囲を提供する。
ALDを含むあらゆる種類の薄膜成長法には3つの段階がある。これらの段階は、核形成、合体、及び恒常的成長である。核形成は、高い過飽和度で起こる非平衡プロセスである。薄膜の成長は、核の形成及び成長によって生じる。核形成は、層状成長(Frank-van der Merwe)、島状成長(Volmer-Weber)、又は層状+島状成長(Stranski-Krastanov)の3つの典型的な成長モードのいずれかで生じ得る。2次元成長のFrank-van der Merweモードでは、層の上に層が成長する。これは、膜と基材の原子との間の相互作用エネルギが、膜の原子同士の相互作用エネルギよりも大きいという事実によって制御される。Volmer-Weberモードの場合、基材上に3次元の島状の形態で形成される。これは、膜と基材の原子との間の相互作用エネルギが膜の原子同士の相互作用エネルギよりも小さいために生じる。Stranski-Krastanovモードでは、1つ或いは2つの単分子層を形成した後に島状の成長が生じる。層状+島状成長は、界面エネルギが膜厚とともに増加するときに生じる。3次元の薄膜成長における更なるステップでは、島状物が連続的な膜を形成するように最終的に合体するまで該島状物を大きくする。このプロセスは、最小限の達成可能な連続的な膜の厚さ(一般的に、1〜20nm)を決定するものであり、順次、表面エネルギによって並びに表面拡散及びバルク拡散を通じた過飽和によって制御される。原子の更なる堆積は、膜の厚さの増加をもたらす。膜の粗さは、材料によって異なるため、その材料の原子の拡散キネティクスによって決定される。
本発明では、表面の化学物質は、Volmer-Weber成長が起こり、粒子(島状物)の形成がなされるように調整される。ALDサイクルの回数を制御することによって、堆積される材料の量を合体点(coalescence point)を下回るように制限することができ、そのことによって、ナノ粒子同士の分離が維持される。表面機能性及びALDサイクルの回数を制御することによって、堆積されるナノ粒子のサイズ及び平均間隔の両方を制御することができる。自己組織化単分子層の形成、疎水性の変更、及び官能基の変更を含む様々な表面改質を用いることによって、ALDプロセスにおいて核形成部位の密度が制限され、そのことによって、ナノ粒子の面密度が制御される。図7で図示するように、阻害表面をより多くすると、核形成部位がより少なくなり、そのことによって、ナノ粒子の密度をより低くすることができ、逆に、阻害表面をより少なくすると、核形成部位がより多くなり、そのことによって、ナノ粒子の密度をより高くすることができる。図8で図示するように、ナノ粒子のサイズは、ALDサイクルの回数を選択することによって、順次、独立して制御することができる(800)。
本発明の一態様では、表面機能化は、核形成部位の数を制御するために用いられるものであり、順次、堆積プロセスに影響を及ぼし、離散的に粒子の成長をもたらす。ALDはそのようなプロセスに特に適しているため、様々な半導体材料、絶縁体材料及び金属材料を、優れた共形性で且つ堆積量を正確に制御して堆積させることができる。ALDは、Si及びGaAsなどの半導体、HfO及びTiOなどの金属酸化物、並びにPt及びCuなどの金属を含む多様な材料を堆積させるために用いられる。ALDは、エピタキシャル薄膜に加えて、多結晶層及び非晶質層を堆積させるために用いることができる。
図9は、オクチルトリクロロシラン(OTS)の自己組織化単分子層(SAM)で覆われた、ALDにより或る表面上に堆積されたHfOのナノ粒子の断面のTEM画像900を示す。HfOの微粒子成長は、OTS系において達成されることに留意されたい。清浄表面上で、機能化することなく、同じALDプロセスにより、連続的な共形のHfO膜が形成された(図4(a)参照)。反対に、より長い鎖長のODTSのSAMはALDを完全に阻害した(図4(b)参照)。従って、OTSの機能化は、ALD成長が、連続的な膜ではなく離散した粒子で起こるようにする。この場合、より短い鎖長のSAMは、核形成部位の数を減少することによってALDを抑制したが、完全に阻害したわけではない。ゆるく充填されたSAM(より短い処理時間で形成されたもの)もまた同様の効果を有する。従って、堆積される材料のモルフォロジーは、表面機能性を変更することによって制御される。
更なる全体的な制御は、サイクル数の調整性と核形成部位の密度を化学的に操作する能力とを組み合わせることによって達成される。核形成部位の密度が基材で制限される場合、ALDサイクルの回数を増加することにより、既に核形成された粒子の成長を継続させる。元素及び合成材料を堆積させることに加えて、本発明は、層状のナノ粒子の作成を可能にする。更なる態様では、交換された前駆体により、ALD材料が覆われる。前記覆われたALD材料は、層状のナノ粒子を含む。特定のサイズの分散型のナノ粒子を第1の材料から形成した後に、ALDプロセスで使用する前駆体を交換することによって、図10に示すように、in situで第2の材料から成る外殻の成長1000を可能にする。
改質表面上での白金、銅、チタニア、及びハフニアの例示的なナノ粒子の堆積は、本発明の態様を示すものである(図11及び12参照)。白金及び銅は両方とも触媒金属であり、ナノスケールで興味深い特性を示す。ハフニアは、高誘電率を有する絶縁体である。チタニアは、様々な用途(光触媒としての利用や光学及び電子工学における利用などを含む)において関心が持たれている。TiO及びPtの両方を調査することによって、この方法は、高度に分散されたTiO/Ptのナノ粒子の光触媒を作製するのに有用であることがわかった。そのような実用性に加えて、これらの材料系の選択は、ALD装置の異なる基本クラスの比較(元素対2成分、金属対酸化物、導体対半導体など)を可能にする。更に、本発明の適応性は、自然に島状物を成長する傾向がある材料(Pt)をALDにおいて層状モードでより容易に成長する材料(HfO又はTiO)と対比することにより示される。共形成長が好ましいHfOのような系は、ナノ粒子の堆積を達成するためにより綿密な表面改質が求められる。しかし、これらの系であっても、ナノ粒子を作製するために島状成長モードに変更することができる。
様々な材料の成長を可能にするための様々なALD用化学物質が長年にわたって開発されてきており、堆積される材料にとって実行可能なALDスキームが多数存在する。HfOは、HfClプラスHO及びテトラキス(ジメチルアミド)ハフニウム(IV)(Hf[N(CH)プラスHOを含む様々な前駆体によって堆積させることができる。PtのALDプロセスは、2つの自己制限性化学反応ステップを含み、次に示すA及びBの反応が、ABABと交互に繰り返される。
Figure 2010518644
上記の反応では、(メチルシロペンタジエニル)トリメチル白金と酸素は、別個のパルスで供給される。TiOの堆積の場合、ALDは、TiClプラスHOを用いて実行される。銅のALDは、CuClとZn、CuClとHO、H及びHOとCuCl、Cu(hfac)とイソプロパノール、並びに銅(I)アミジナートプラスHを含む様々な前駆体を用いて実施され得る。本発明のプロセスは、様々なナノ粒子材料に対して拡張して適用可能であり得る。最初の核形成部位は、特定のALDプロセスに依存する。表面のヒドロキシル基は、成長のために最も有効な核形成部位であると考えられるが、HfOは、SiO及びHFエッチングされた(水素終端された)Siを含む様々な基材表面上で核形成するであろう。一方、Ptは、SiOなどの酸化物上で十分に核形成するが、水素終端Si上では十分に堆積しない。実際、PtのALDは、同じ表面上でのHfOのALDよりもより長い培養時間を示す。培養期間は、ALDの線形領域が開始する前のゆっくりと成長する期間であり、利用可能な核形成部位(又は核形成部位の欠如)により制限されてきた。従って、様々な表面機能化が、様々な材料系におけるALD成長を制御するために有用である。本発明では、SAMは、酸化物表面(例えば、Si上のSiO)の化学物質を改質するための、また特に、核形成部位の密度を制御するための重要な方法である。SAMは、次の2つの反応機構によりALDプロセスを妨げる。1)頭部基が基材上の活性部位(例えば、−OH)と反応することにより、それらをALD化学物質から除去すること、及び2)充填された疎水性の尾部が、それ自体があらゆる活性機能性に寄与することなく、ALD前駆体が基材上に残ったあらゆる反応部位にアクセスしないようにすること。重要なことは、本発明は、図11(a)及び11(b)で図示するように、表面の核形成部位へアクセスすることができるピンホールが層内に残っている不完全なSAM1100を提供するということである。図11(a)は、ゆるく充填されたODTSのSAMの原子間力顕微鏡法(AFM)による画像を図示しており、ピンホールの存在を明らかにしている。これらのピンホールは、ALD前駆体が表面にアクセスすることができるようにし、粒子の核形成及び成長をもたらす。前記SAMは、不十分な形成時間を意図的に用いることにより、ゆるく充填された状態で形成した。図11(b)は、ODTSのSAMの表面トポグラフィーのライン走査を図示する。これらのピンホールの密度は、核形成部位の密度を制御し、それ故に結果として得られる堆積されるナノ粒子の密度を制御する。ピンホール又は他の核形成部位の密度は、SAMの形成時間の長さ、SAM分子の尾部の長さ、並びにSAMの頭部基及び尾部基の構造を含む様々な要素によって制御することができる。
ALD装置の場合、反応炉及び基材の温度、前駆体のパルス時間、不活性パージ時間、並びにサイクル数を含む様々な反応炉パラメータを変更することができる。これらのパラメータはそれぞれ、ALDプロセスに影響を及ぼす。前記パラメータは、ALDのプロセスウィンドウを規定するように調整される。機能化された表面上でナノ粒子を堆積させる場合、本発明に係る全てのパラメータが粒子の密度及びサイズに影響を及ぼし得るので、全てのパラメータについて検討する必要がある。
例示的なSiO表面は、図12で図示するように、短い浸漬時間を用いて形成された「ゆるく充填された」ODTSのSAMによって化学的に改質されている(1200)。この試料を、次に、PtのALDプロセスのために、未改質のSiOの対照試料と一緒にALD反応炉内に装填した。図12(a)〜(c)は、PtのALDプロセスの結果を図示する。ここで、図12(a)は、PtのALDを行った後の未改質のSiO基材のAFM画像であり、図12(b)は、PtのALDを行った後のゆるく充填されたODTSのSAMで覆われたSiOのAFM画像である。図12(c)は、図12(b)のAFM画像のライン走査を図示するものであり、縦軸の目盛りの単位はnmである。離散したナノ粒子を、明瞭に観察することができる。前記ALDの条件は、基材温度が290℃、前駆体投与時間が2秒、パージ時間が20秒、サイクル数が60サイクルであった。
未改質表面上の膜は比較的平らであるが(図12(a)参照)、改質基材は離散したナノ粒子の堆積が得られた(図12(b)及び(c)参照)。PtのALDサイクルを60サイクル行った後のサイズ分布の範囲は比較的狭い。本発明の方法によれば、SAMの特性及びALDサイクルの回数を更に調整することにより、面密度及びナノ粒子のサイズの範囲を選択することができる。
一実施形態では、改質基材層は、該改質基材層内にナノサイズの露出開口を含むメッシュ構造であり得る。前記露出開口は、貫通孔、気孔又は反応部位を含み得る。前記メッシュは、所定のパターンの終端されたSAMを提供するためにミクロ接触印刷を用いて作成することができる。前記終端されたSAMは、−CH及び−OH基を含み得る。前記表面上でのALD成長は、前記メッシュ構造においては起こらない。
前記実施形態の一態様によれば、前記メッシュ構造は、前記改質表面に対してALDパッシベータを用い、前記ALDパッシベータに対してALD法によって堆積される犠牲材料層を形成し、その上に島状物が形成されるようにすることによって作成することができる。前記パッシベータを除去し、前記犠牲層に対してALD層を形成し、そして前記犠牲層を除去する。このようにして前記メッシュ構造は作成される。前記メッシュ構造の構造サイズは、疎水性、形成時間、SAMの組成又は温度に従って制御される。
本発明に係るナノ粒子の堆積方法は、ナノ粒子領域のアレイを作製するべく領域選択ALDプロセスと組み合わせることができる。より大きな規模(例えば、ミクロンサイズ)のナノ粒子の空間領域を作製するために、基材表面は2次元パターンで改質される(1300)。この態様は、図13で図示される。ここでは、前記表面の一部は、ALDを完全に阻害する阻害層で覆われているが、他の領域は、ナノ粒子の堆積に好適な方法で改質されている。
基材表面の化学改質は、本発明に係る原子堆積(ALD)と組み合わせられる。領域選択ALDプロセスは、材料が必要な場所にのみ堆積させられる付加的なプロセスである。本発明によれば、明確に画定された選択領域を堆積のために作成し、他の領域では堆積が阻害されるようにする。SAMのレジストは、酸化シリコンのウエハ表面などの基材表面の所望の領域においてALDの吸着過程を阻害するためのバリアとしての役割を果たす。ODTSの炭素数18の長鎖SAMは、特に標準的な化学酸化物がパッシベートされた基材がALDの膜成長にとって非常に有効なテンプレートであるという条件下で、金属酸化物ゲート誘電体であるHfO及びZrOのALDを阻害し得る。不活性化の効率は、SAMの質に強く依存するので、質の高い、ぎっしりと充填されたODTS膜は、HfO及びZrOのALDプロセスを略完全に阻害することができる。SAMが完全に阻害されるまでの時間スケールは、数時間であり得る。
ALDプロセスを選択的に阻害するのに有用な様々なSAMが存在する。そのようなものとしては、これに制限するものではないが、Au上のチオール、GaAs、GeとInP、SiO及び他の酸化物上のシラン、AgO及びAl上の脂肪酸、並びにSiO及びAu上のホスホン酸、水素終端表面に対して熱的に付着されるアルケン、光化学的に付着されるアルケン、熱的に付着されるアルキン又は光化学的に付着されるアルキンが挙げられる。
表面改質は、ALDを完全に阻害することができる。例えば、十分に充填された、炭素数18の長鎖SAMは、50サイクル以上にわたってHfOのALDを阻害することができる。SAMは、ALDの完全なレジストとしての役割を果たすものとして作成され得る。その結果、本発明に係る核形成部位を制限し且つその後のナノ粒子の成長を可能にする、十分に充填された阻害用のSAMを有する領域と、より少なく充填されたSAMを有する領域との両方を含む二機能化された基材を作成することができる。ALDの後、前記表面は、ゼロ成長領域で囲まれたナノ粒子領域を含むようになる。このより大きな規模のパターン形成は、例えば、ナノ粒子の堆積が行われる領域を画定するために、フォトリソグラフィ又はソフトリソグラフィを用いて形成することができる。
図14(a)及び14(b)は、Ptが堆積された例示的な領域選択ALD1400を図示する。図示のように、ヒドロシリル化化学物質によってシリコン表面を不活性化させる有機層を形成するため、シロキサンのSAMとは異なり、SiOは反応的なまま残される。この化学物質を用いる領域選択堆積は、図14(a)及び14(b)で図示するように、パターンが形成されたSiO/Si基材上で示されている。ここでは、明確に画定されたPtのパターンが形成されている。前記Ptのパターンは、下層のSiOのパターンと整合するような(commensurate)ものである。図14(a)は、Ptの領域選択ALDプロセス後のパターンが形成された構造においてSiがヒドロシリル化によって阻害された部分のAES分析(Pt元素マッピング)を図示する。図14(b)は、AESで画定されたライン走査を図示する。従って、適切な表面機能化を選択することにより、本発明の領域選択ALDプロセスを用いてポジパターン又はネガパターンのどちらかのパターン転写を達成することができる。本発明の更なる態様では、基材表面にパターンを形成し得る。その場合、領域選択ALDを、ナノ粒子領域の空間パターンを作成するために用いることができる。
本発明に係る二機能化された基材を作成するための実行可能な方法は数多く存在する。例えば、或る方法では、ミクロ接触印刷法によって基材上に長鎖SAM(例えばODTS)を所定のパターンで形成し、次に、パターンが形成された基材をより短い鎖長のSAM(例えばOTS)の溶液中に浸漬させる。より短い鎖長のSAMは、ODTSが印刷されなかった領域のみを機能化し、阻害領域(ODTS)で囲まれたナノ粒子が堆積される領域(OTS)が残されるようにする。或いは、光開始ヒドロシリル化を、前記2つの領域を画定するために用いることができる。水素化物終端表面は、有機鎖を用いて、紫外線でリソグラフィー照射された部分のみをヒドロシリル化することにより機能化することができる。これらのヒドロシリル化領域は、ALDに対して阻害的であるが、残っている水素終端領域は、Ptの場合のように、ナノ粒子の堆積の開始要素であり得る。
本発明では、ナノ多孔質材料及び他の高度に構造化された材料が、ALD法によってナノ粒子を離散的に堆積させるための優れた基材を提供する。触媒反応の用途では、その多次元構造によって生成された高表面積により、活性化部位の数が大幅に増加し、2次元の分散と比較して触媒の全収率が大幅に向上し得る。また、生成物選択性に対するサイズ及び形状(立体構造)の寄与は、ゼオライトベースの触媒で実証されているように、一部のナノ多孔質材料のサイズ制限された細孔においても達成可能である。センシング用途の場合、3次元構造で充填されたナノ粒子の分散は、非常に高密度なセンシングユニットを提供し得る。
ナノ粒子のALDを、エアロゲル、陽極アルミナ又は他の多孔質媒体などの非常に多孔質な材料において実施する能力により、本発明の方法を用いて多数の用途にとって新規の活性材料を開発することができる。多孔質媒体では、ALDの核形成プロセスを達成するようにマトリックスの化学組成及び細孔機能化を変更することができる。
ALDは、その層飽和反応機構により、非常に高いアスペクト比の構造内であっても材料の堆積を可能にするため、ナノ多孔質材料内での堆積に特によく適している。ALDサイクルの回数によって制御された平均サイズを有する、1〜70nmの範囲の銅ナノ粒子において十分な単分散が得られる。
エアロゲルは、非常に大きな表面積(最大で1000m/g)を有する非常に多孔質な材料である。エアロゲルは、超臨界乾燥を伴うゾルゲル法を用いて作成される。エアロゲルは、TiO、C、SiO、及びAl(O)OHを含む様々な材料から形成することができる。シリカエアロゲルは、最も一般的な形態の1つであり、最高650℃まで安定している。一方で、陽極アルミナは、アルミニウムの電気化学エッチングによって作成される。陽極アルミナは、好適なアスペクト比(細孔の長さ及び直径の両方)を有する規則正しい六角形の細孔構造で作成することができる。例えば、20、100、及び200nmの直径の気孔を有する厚さ60μmの陽極アルミナのディスクは市販品を購入することができる。
本発明について、いくつかの例示的な実施形態に基づいて説明してきたが、これらの実施形態は制限するためというよりは、むしろ全ての態様を説明しようとするものである。従って、本発明は、詳細な実施において、当業者であれば本明細書に含まれる記載内容から得られるであろう多様な変更をすることができる。例えば、ALDに対するSAMの阻害の度合いも、SAM分子の尾部の長さ、SAMの頭部基及び尾部基の構造、SAMのフッ素化、及びSAMの他の変更によって制御することができる。使用可能な他のSAMの系は、Au上のチオール、GaAs、GeとInP、SiO及び他の酸化物上のシラン、AgO及びAl上の脂肪酸、並びにSiO及びAu上のホスホン酸塩を含むそれぞれの頭部基によってグループ化される。SAM分子の尾部基の他の可能な終端としては、CH、NH、OH、SH、Cl、I、Brなどが挙げられる。SAMに加えて、表面の疎水性又は親水性の変更、重合体の使用、基材の化学処理によって得られる様々な分子による表面の終端、並びにミクロ接触印刷及びブロック共重合体によるテンプレートが形成された系の作成を含む他の表面改質が可能である。テンプレートを形成するために使用可能なブロック共重合体は、例えば、ポリスチレン、PMMA、ブタジエン、PDMS、PEG、又はポリビニルピリジンを含み得る。ナノ粒子の合成に加えて、本発明の方法は、表面の核形成部位の数を制御することによって、連続的な膜の多孔度を制御すべく用いることができる。ナノ粒子に加えて、本発明の方法は、ナノドット、ナノワイヤ、及びナノロッドなどの他のナノスケール物体を成長させるために使用することもできる。本発明の方法は、ナノ粒子領域、即ち、ナノ粒子を有する領域とナノ粒子が存在しない領域とを作成することができるように領域選択ALDと組み合わせることができる。領域選択ALDでは、オクタデシルトリクロロシラン又は重合体などの長鎖分子のパターンが形成された単分子層が、例えば、ミクロ接触印刷、レプリカモールディング、超微細転写モールディング、毛細管内のマイクロモールディング、又は溶媒を用いたマイクロモールディングを介して、ソフトリソグラフィによって基材層上に形成される。本発明の方法は、メッシュの堆積された膜が作成され、(ナノサイズまでの)小さな孔が露出したまま残されるような「逆の(inverted)」膜を作成するために使用することもできる。この構造的特徴を得るために考えられる方法には次の2つの方法がある。1つの方法は、SAMの大部分(例えば、−OH終端されたSAM上)でALDを行うが、該SAMの全域にわたって分散されたピンホールなどの不活性部位ではALDを行わないようにパターンが形成されたSAMの系を作成するものである。もう1つの方法は、犠牲層を用いるものである。まず、島状物を作成するために、犠牲材料を、ALD法によって不完全なSAM又は重合体(任意の種類のALD阻害要素)上に堆積させ、次に、前記SAM又はポリマを除去する。そして、前記SAM又はポリマを除去した領域において、ALD法によって第2の材料を堆積させることができる。その後、犠牲層を溶解させることにより、所定のメッシュ構造にて分散された膜を形成する。前記メッシュ構造の構造サイズは、SAM又は重合体の孔密度によって制御することができる。前記孔密度は、形成条件によって決定される。本発明は、様々な密度のナノ粒子又は膜が堆積される領域を作成するために、空間的に制御されるSAMの形成と組み合わせることができる。これらの様々な密度は、(SAMの密度の連続的な勾配を用いることにより)連続的に、又は(SAMの密度の急激な変更を組み入れることにより)段階的に変更することができる。また、様々なナノ粒子の密度を、様々なSAMの形成時間によって、又は様々な鎖長のSAMを付着することによって達成することもできる。
全てのそのような変更は、以下の特許請求の範囲及びそれらの法的同等物によって定義される本発明の範囲及び精神に含まれるものとみなされる。

Claims (20)

  1. 空間的に分散され且つサイズ制御される粒子を基材表面上で成長させる方法であって、
    a)ALD装置を提供するステップ、
    b)前記基材表面に改質層を形成するステップ、
    c)ナノ粒子を堆積させるためのALD材料を供給するステップ、及び
    d)ボルマー・ウェーバ(Volmer-Weber)成長法を用いて、前記表面上に前記ナノ粒子を島状に形成するステップを含み、
    前記改質層によって、前記表面上の核形成部位の数を制御し、
    ALDサイクルの回数を制御することにより、分散した前記ナノ粒子に対して堆積される前記材料の量を制限するようにしたことを特徴とする方法。
  2. 前記改質層は、自己組織化単分子層(SAM)、前記表面の改質疎水性、水素終端表面、及び前記改質層内の種々の官能基からなる群から選択され、
    前記水素終端表面には、熱的に付着されるアルケン、光化学的に付着されるアルケン、熱的に付着されるアルキン又は光化学的に付着されるアルキンが付着され、それによって前記ナノ粒子の前記核形成部位の密度が制御されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記SAMは、オクタデシルトリクロロシラン(ODTS)、様々な鎖長の直鎖状脂肪族アルキルトリクロロシラン、様々な反応性頭部基を有する分子及び様々な尾部基の種類を有する分子からなる群から選択されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記反応性頭部基を有する分子は、モノハロシラン、ジハロシラン及びトリハロシランを含み、
    前記SAMの前記頭部の構造は、前記頭部基に従って制御され、
    前記頭部基は、形成時間に従って制御されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記水素終端表面は、ヒドロシリル化表面であり、
    前記表面上の前記核形成部位の数は、形成時間及び前記尾部基を変更することによって制御されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記SAMの頭部の構造の形成時間は、5秒から10日の範囲であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記SAMは、蒸気相、液相、及びソフトリソグラフィ印刷相からなる群から選択される処理相で適用されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  8. 前記尾部基は、直鎖状の尾部、分岐状の尾部及び芳香族の尾部を含み、
    前記ナノ粒子の前記核形成部位の密度は、尾部基及び形成時間に従って制御されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  9. 前記SAMの尾部の長さ又は構造の形成時間は、5秒から10日の範囲であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  10. 前記疎水性は、5度から180度の範囲の対水接触角を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  11. 前記疎水性の範囲は、HFエッチング又は表面のヒドロキシル基の密度に影響を及ぼす任意の化学的前処理を用いて制御され、
    前記疎水性の度合いは、共形膜から離散的なナノ粒子までの前記ALD材料の成長範囲を提供することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記ALD材料は、導体、半導体、絶縁体、触媒及び光触媒からなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記基材表面は、表面上にパターンを形成し、
    領域選択ALDを用いて前記ナノ粒子領域の空間パターンを作成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記基材表面は、多孔質であり、
    前記多孔質基材は、エアロゲル、陽極アルミナ及び他の多孔質媒体からなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 前駆体をin-situ交換することを更に含み、
    前記交換した前駆体は、前記ALD材料を覆うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 前記覆われたALD材料は、層状の前記ナノ粒子を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. 前記ALD装置は、反応炉温度、基材温度、ソース温度、前駆体のパルス時間、不活性パージ時間、及びサイクル数を含む反応炉パラメータを有し、
    前記装置のパラメータは、前記ナノ粒子のサイズ及び密度を最適化するために変更されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 前記改質基材層は、ナノサイズの露出開口を有するメッシュ構造を含み、
    前記露出開口は、貫通孔、気孔又は反応部位を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 前記メッシュ構造は、所定のパターンの終端されたSAMを提供するためにミクロ接触印刷を用いて作成され、
    前記終端されたSAMは、−CH及び−OH基からなる群から選択され、
    前記表面上の前記ALD成長は、前記メッシュ構造においては起こらないことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記メッシュ構造は、
    a)前記改質表面にALDパッシベータを配置するステップ、
    b)前記ALDパッシベータに対してALD法によって堆積される犠牲材料層を形成し、その上に島状物が作成されるようにするステップ、
    c)前記ALDパッシベータを除去するステップ、
    d)前記犠牲層に対してALD触媒層を形成するステップ、及び
    e)前記犠牲層を除去するステップによって作成され、
    前記メッシュ構造の構造サイズは、疎水性、形成時間、前記SAMの組成又は温度に従って制御されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
JP2009549643A 2007-02-14 2008-02-14 原子層堆積法によりサイズ制御され空間的に分散されるナノ構造の製造方法 Expired - Fee Related JP5412294B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US90158407P 2007-02-14 2007-02-14
US60/901,584 2007-02-14
PCT/US2008/002105 WO2008136882A2 (en) 2007-02-14 2008-02-14 Fabrication method of size-controlled, spatially distributed nanostructures by atomic layer deposition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010518644A true JP2010518644A (ja) 2010-05-27
JP5412294B2 JP5412294B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=39939724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009549643A Expired - Fee Related JP5412294B2 (ja) 2007-02-14 2008-02-14 原子層堆積法によりサイズ制御され空間的に分散されるナノ構造の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8084087B2 (ja)
JP (1) JP5412294B2 (ja)
WO (1) WO2008136882A2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506764A (ja) * 2007-12-10 2011-03-03 ベネク・オサケユキテュア 極度に疎水性の表面を製造する方法
JP2011518047A (ja) * 2008-03-24 2011-06-23 本田技研工業株式会社 原子間力顕微鏡を利用したナノ構造の堆積のための装置
JP2014221438A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 實野 孝久 光触媒体の製造方法および光触媒体
JP2016181630A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社東芝 パターン形成方法
CN106611702A (zh) * 2015-10-21 2017-05-03 超科技公司 使用自组装单层形成ald抑制层的方法
JP2017528923A (ja) * 2014-07-03 2017-09-28 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 選択的堆積のための方法及び装置
JP2017189764A (ja) * 2010-08-24 2017-10-19 クライン サイエンティフィック アーベー 帯電したナノ粒子の連続勾配を有する表面、接着現象の分析用の装置、ならびに表面および装置の使用
CN107533951A (zh) * 2015-05-01 2018-01-02 应用材料公司 使用表面封端化学性质的薄膜电介质的选择性沉积
JP2018100446A (ja) * 2016-11-29 2018-06-28 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 酸化物薄膜の堆積
JP2018137435A (ja) * 2017-02-14 2018-08-30 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 選択的パッシベーションおよび選択的堆積
CN110622284A (zh) * 2017-09-12 2019-12-27 应用材料公司 通过化学蚀刻去除选择性沉积缺陷
KR20200043531A (ko) * 2017-09-19 2020-04-27 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 산화규소 상의 유전체의 선택적 증착을 위한 방법들
KR20200132998A (ko) * 2018-04-13 2020-11-25 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 선택적 원자 층 증착 방법들
JP2020537037A (ja) * 2017-10-06 2020-12-17 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 金属膜の選択的堆積のための方法及び前駆体
JP2021524149A (ja) * 2018-03-26 2021-09-09 インテル・コーポレーション デバイス製造のための遷移金属酸化物膜の選択エッチングおよび制御された原子層エッチング

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009120343A1 (en) * 2008-03-24 2009-10-01 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Selective oxidative removal of a self-assembled monolayer for controlled nanofabrication
US8404600B2 (en) * 2008-06-17 2013-03-26 Micron Technology, Inc. Method for forming fine pitch structures
WO2010115178A1 (en) * 2009-04-03 2010-10-07 Board Of Trustees Of The University Of Arkansas Superhydrophobic surface and method of forming same
US8143149B2 (en) 2009-05-18 2012-03-27 Boris Gilman Method of forming a flexible nanostructured material for photovoltaic panels
US8291853B2 (en) * 2009-05-18 2012-10-23 Boris Gilman Apparatus for forming a flexible nanostructured material for photovoltaic panels
KR101714814B1 (ko) * 2009-09-22 2017-03-09 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 다공성 비세라믹 기판상에 원자층 증착 코팅을 도포하는 방법
US8741800B2 (en) * 2010-07-22 2014-06-03 Uchicago Argonne, Llc Hydrothermal performance of catalyst supports
US8945305B2 (en) 2010-08-31 2015-02-03 Micron Technology, Inc. Methods of selectively forming a material using parylene coating
WO2012044522A1 (en) * 2010-09-30 2012-04-05 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Mechanically stable nanoparticle thin film coatings and methods of producing the same
KR101895398B1 (ko) * 2011-04-28 2018-10-25 삼성전자 주식회사 산화물 층의 형성 방법 및 이를 포함하는 반도체 소자의 제조 방법
US9279915B1 (en) * 2012-07-17 2016-03-08 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Self patterning plasmonic array structures
KR20140136594A (ko) * 2013-05-20 2014-12-01 삼성전자주식회사 배기 장치 및 이를 구비하는 박막 증착 설비
US9754687B2 (en) 2013-09-03 2017-09-05 Uchicago Argonne, Llc ALD coating of nuclear fuel actinides materials
US9437335B2 (en) 2013-09-03 2016-09-06 Uchicago Argonne, Llc Designed porosity materials in nuclear reactor components
US10276268B2 (en) 2013-09-03 2019-04-30 Uchicago Argonne, Llc Coating of nuclear fuel cladding materials, method for coating nuclear fuel cladding materials
US10102930B2 (en) * 2013-11-13 2018-10-16 Framatome Inc. Nuclear fuel rod cladding including a metal nanomaterial layer
SG11201706564UA (en) * 2015-02-13 2017-09-28 Entegris Inc Coatings for enhancement of properties and performance of substrate articles and apparatus
WO2017048911A1 (en) * 2015-09-19 2017-03-23 Applied Materials, Inc. Surface-selective atomic layer deposition using hydrosilylation passivation
US10695794B2 (en) 2015-10-09 2020-06-30 Asm Ip Holding B.V. Vapor phase deposition of organic films
US10814349B2 (en) 2015-10-09 2020-10-27 Asm Ip Holding B.V. Vapor phase deposition of organic films
KR20170134089A (ko) * 2016-05-27 2017-12-06 세메스 주식회사 기판 처리 방법 및 장치
US10453701B2 (en) 2016-06-01 2019-10-22 Asm Ip Holding B.V. Deposition of organic films
US10373820B2 (en) 2016-06-01 2019-08-06 Asm Ip Holding B.V. Deposition of organic films
US10358715B2 (en) 2016-06-03 2019-07-23 Applied Materials, Inc. Integrated cluster tool for selective area deposition
EP3509743A4 (en) * 2016-09-08 2020-05-13 The Board of Trustees of the Leland Stanford Junior University ATOMIC LAYER DEPOSITION OF ELECTROCHEMICAL CATALYSTS
US11834741B2 (en) 2016-09-08 2023-12-05 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Atomic layer deposition with passivation treatment
US10347540B1 (en) 2017-12-14 2019-07-09 International Business Machines Corporation Gate cut using selective deposition to prevent oxide loss
US10734234B2 (en) 2017-12-18 2020-08-04 International Business Machines Corporation Metal cut patterning and etching to minimize interlayer dielectric layer loss
US10656527B2 (en) 2017-12-21 2020-05-19 International Business Machines Corporation Patterning material film stack with hard mask layer configured to support selective deposition on patterned resist layer
JP7146690B2 (ja) 2018-05-02 2022-10-04 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 堆積および除去を使用した選択的層形成
DE102018207101A1 (de) * 2018-05-08 2019-11-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Herstellen eines Bodens einer Analysezelle zum Analysieren eines biochemischen Materials und Analysezelle
US10879107B2 (en) 2018-11-05 2020-12-29 International Business Machines Corporation Method of forming barrier free contact for metal interconnects
US11355442B2 (en) 2019-05-10 2022-06-07 International Business Machines Corporation Forming self-aligned multi-metal interconnects
TWI707058B (zh) * 2019-12-19 2020-10-11 汎銓科技股份有限公司 一種物性分析試片的製備方法
KR102299597B1 (ko) * 2019-12-27 2021-09-08 연세대학교 산학협력단 복합 멤브레인 및 이의 제조방법
CN111471979A (zh) * 2020-04-10 2020-07-31 上海大学 一种PbS/PbSe核壳结构纳米薄膜及集成锥形光纤放大器
CN111952138A (zh) * 2020-08-17 2020-11-17 浙江祺跃科技有限公司 一种原位原子层沉积扫描电子显微镜
CN112071796B (zh) * 2020-09-03 2023-06-02 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 柔性基板及其制作方法、柔性显示装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005122235A2 (en) * 2004-06-08 2005-12-22 Nanosys, Inc. Methods and devices for forming nanostructure monolayers and devices including such monolayers
JP2006066896A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Samsung Electronics Co Ltd ナノクリスタルを有する不揮発性メモリ素子の製造方法
WO2006039029A2 (en) * 2004-09-30 2006-04-13 Tokyo Electron Limited A method for forming a thin complete high-permittivity dielectric layer

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6660660B2 (en) * 2000-10-10 2003-12-09 Asm International, Nv. Methods for making a dielectric stack in an integrated circuit
US6737313B1 (en) * 2003-04-16 2004-05-18 Micron Technology, Inc. Surface treatment of an oxide layer to enhance adhesion of a ruthenium metal layer
US7282738B2 (en) * 2003-07-18 2007-10-16 Corning Incorporated Fabrication of crystalline materials over substrates
US7351607B2 (en) * 2003-12-11 2008-04-01 Georgia Tech Research Corporation Large scale patterned growth of aligned one-dimensional nanostructures
US7575978B2 (en) * 2005-08-04 2009-08-18 Micron Technology, Inc. Method for making conductive nanoparticle charge storage element
US20070099806A1 (en) * 2005-10-28 2007-05-03 Stewart Michael P Composition and method for selectively removing native oxide from silicon-containing surfaces

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005122235A2 (en) * 2004-06-08 2005-12-22 Nanosys, Inc. Methods and devices for forming nanostructure monolayers and devices including such monolayers
JP2006066896A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Samsung Electronics Co Ltd ナノクリスタルを有する不揮発性メモリ素子の製造方法
WO2006039029A2 (en) * 2004-09-30 2006-04-13 Tokyo Electron Limited A method for forming a thin complete high-permittivity dielectric layer

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506764A (ja) * 2007-12-10 2011-03-03 ベネク・オサケユキテュア 極度に疎水性の表面を製造する方法
JP2011518047A (ja) * 2008-03-24 2011-06-23 本田技研工業株式会社 原子間力顕微鏡を利用したナノ構造の堆積のための装置
JP2017189764A (ja) * 2010-08-24 2017-10-19 クライン サイエンティフィック アーベー 帯電したナノ粒子の連続勾配を有する表面、接着現象の分析用の装置、ならびに表面および装置の使用
JP2014221438A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 實野 孝久 光触媒体の製造方法および光触媒体
JP2017528923A (ja) * 2014-07-03 2017-09-28 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 選択的堆積のための方法及び装置
JP2016181630A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社東芝 パターン形成方法
JP2018523289A (ja) * 2015-05-01 2018-08-16 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 表面ブロッキング化学作用を用いた薄膜誘電体の選択的堆積
CN107533951B (zh) * 2015-05-01 2021-10-26 应用材料公司 使用表面封端化学性质的薄膜电介质的选择性沉积
CN107533951A (zh) * 2015-05-01 2018-01-02 应用材料公司 使用表面封端化学性质的薄膜电介质的选择性沉积
JP2017098539A (ja) * 2015-10-21 2017-06-01 ウルトラテック インク 自己組織化単分子層を用いたald抑制層の形成方法
CN106611702A (zh) * 2015-10-21 2017-05-03 超科技公司 使用自组装单层形成ald抑制层的方法
JP2018100446A (ja) * 2016-11-29 2018-06-28 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 酸化物薄膜の堆積
JP7300032B2 (ja) 2016-11-29 2023-06-28 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 酸化物薄膜の堆積
JP7050468B2 (ja) 2016-11-29 2022-04-08 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 酸化物薄膜の堆積
JP2022088516A (ja) * 2016-11-29 2022-06-14 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 酸化物薄膜の堆積
JP2018137435A (ja) * 2017-02-14 2018-08-30 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 選択的パッシベーションおよび選択的堆積
JP7373636B2 (ja) 2017-02-14 2023-11-02 エーエスエム・アイピー・ホールディング・ベー・フェー 選択的パッシベーションおよび選択的堆積
JP7169072B2 (ja) 2017-02-14 2022-11-10 エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. 選択的パッシベーションおよび選択的堆積
CN110622284A (zh) * 2017-09-12 2019-12-27 应用材料公司 通过化学蚀刻去除选择性沉积缺陷
JP2020533808A (ja) * 2017-09-12 2020-11-19 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 化学エッチングによる選択的堆積の欠陥除去
JP7279024B2 (ja) 2017-09-12 2023-05-22 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 化学エッチングによる選択的堆積の欠陥除去
JP2020534683A (ja) * 2017-09-19 2020-11-26 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 酸化ケイ素上における誘電体の選択的堆積のための方法
KR102376831B1 (ko) * 2017-09-19 2022-03-21 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 산화규소 상의 유전체의 선택적 증착을 위한 방법들
US11371136B2 (en) 2017-09-19 2022-06-28 Applied Materials, Inc. Methods for selective deposition of dielectric on silicon oxide
KR20200043531A (ko) * 2017-09-19 2020-04-27 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 산화규소 상의 유전체의 선택적 증착을 위한 방법들
JP2020537037A (ja) * 2017-10-06 2020-12-17 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 金属膜の選択的堆積のための方法及び前駆体
JP7072064B2 (ja) 2018-03-26 2022-05-19 インテル・コーポレーション デバイス製造のための遷移金属酸化物膜の選択エッチングおよび制御された原子層エッチング
JP2021524149A (ja) * 2018-03-26 2021-09-09 インテル・コーポレーション デバイス製造のための遷移金属酸化物膜の選択エッチングおよび制御された原子層エッチング
JP7019837B2 (ja) 2018-04-13 2022-02-15 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 選択的原子層堆積方法
JP2021521639A (ja) * 2018-04-13 2021-08-26 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 選択的原子層堆積方法
KR102515131B1 (ko) 2018-04-13 2023-03-29 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 선택적 원자 층 증착 방법들
KR20230048444A (ko) * 2018-04-13 2023-04-11 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 선택적 원자 층 증착 방법들
KR20200132998A (ko) * 2018-04-13 2020-11-25 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 선택적 원자 층 증착 방법들
KR102652331B1 (ko) 2018-04-13 2024-03-29 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 선택적 원자 층 증착 방법들

Also Published As

Publication number Publication date
JP5412294B2 (ja) 2014-02-12
US8084087B2 (en) 2011-12-27
WO2008136882A9 (en) 2008-12-24
US20080274282A1 (en) 2008-11-06
WO2008136882A3 (en) 2009-02-26
WO2008136882A2 (en) 2008-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5412294B2 (ja) 原子層堆積法によりサイズ制御され空間的に分散されるナノ構造の製造方法
Kim et al. Applications of atomic layer deposition to nanofabrication and emerging nanodevices
US9803292B2 (en) Barrier guided growth of microstructured and nanostructured graphene and graphite
US8802047B2 (en) Embedded nanoparticle films and method for their formation in selective areas on a surface
JP5456309B2 (ja) ナノ構造型コンポーネントの製造およびコーティング方法
US7713907B2 (en) Method of preparing size-selected metal clusters
US20170267531A1 (en) Aligned carbon nanotubes
Sobel et al. Nanoscale structuring of surfaces by using atomic layer deposition
US8545936B2 (en) Methods for forming carbon nanotubes
WO2007013889A2 (en) System and method for controlling the size and/or distribution of catalyst nanoparticles for nanostructure growth
Wan et al. Preparation and surface modification of silicon nanowires under normal conditions
Seguini et al. Al2O3 Dot and Antidot Array Synthesis in Hexagonally Packed Poly (styrene-block-methyl methacrylate) Nanometer-Thick Films for Nanostructure Fabrication
Kämpken et al. Directed deposition of silicon nanowires using neopentasilane as precursor and gold as catalyst
WO2011119231A2 (en) Irradiation assisted nucleation of quantum confinements by atomic layer deposition
Lee et al. Microcontact Printing of Organic Self‐Assembled Monolayers for Patterned Growth of Well‐Aligned ZnO Nanorod Arrays and their Field‐Emission Properties
Nguyen et al. Nucleation and growth of thin films
US20110240478A1 (en) Micrometer-scale or nanometer=scale spatially controlled incorporation of particles in a conducting surface layer of a support
Satoh Soft matter assembly for atomically precise fabrication of solid oxide
Yadav Selective Deposition: Fabrication of Coherent Nano-Dimensioned Metal Oxide Films by Monolayer Polymer Brush Template Assisted Inclusion
Chopra Selective Growth of Carbon Nanotubes and Oxide Nanowires: Applications in Shadow Lithography and Fabrication of Aligned Carbon Nanotube Membranes
WO2009061642A1 (en) Improvements in carbon nanotube growth
Haider Atomic Layer Deposition of III-Nitrides and Metal Oxides: Their Application in Area Selective ALD
Kulkarni An investigation of the nanogranular Au films electrolessly deposited on Si surfaces
Liang Non-lithographic fabrication of superlattices for nanometric electro-magnetic-optic applications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110118

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130819

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees