JP2010288333A - モータドライバ制御装置、モータ制御装置、及び画像形成装置 - Google Patents

モータドライバ制御装置、モータ制御装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 論理回路に安定したクロックを供給することが可能なモータドライバ制御装置、モータ制御装置、及び画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 モータを駆動する複数のスイッチング素子の制御を行うモータドライバ制御装置であって、所定の周期の発振信号とパルス生成用信号とを比較することで生成された第1のパルス幅変調信号のデューティを制限し、第2のパルス幅変調信号を生成するデューティ制限手段と、前記第2のパルス幅変調信号をクロックとして動作する論理回路を含んで構成され、前記複数のスイッチング素子を制御する信号を生成するスイッチング素子制御信号生成手段と、を有することを要件とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータを駆動するモータドライバを制御するモータドライバ制御装置、及びモータ制御装置、並びにそれを用いた画像形成装置に関する。
直流電源から供給される直流電圧を、PWMインバータにより、ブラシレスモータの三相(U、V、W)の駆動電力に変換して供給するモータドライバ制御装置が複写機、レーザプリンタ等の機器に広く使用されている。以下、図面を参照しながら、複写機、レーザプリンタ等の機器に広く使用されている従来のモータドライバ制御装置について説明する。
図8は、従来のモータドライバ制御装置の概略の構成を例示する図である。図8を参照するに、従来のモータドライバ制御装置100は、三角波発振回路101と、PWMパルス生成回路102と、相切替信号生成回路103と、スイッチング素子制御信号生成回路104とを有する。モータドライバ制御装置100は、PWMインバータ200を介してブラシレスモータ300と接続されている。なお、図8に示すモータドライバ制御装置100は、外部クロックを必要としないモータドライバ制御装置の例である。
PWMインバータ200は、直列に接続された一対のスイッチング素子201及び204からなる第1アーム、直列に接続された一対のスイッチング素子202及び205からなる第2アーム、直列に接続された一対のスイッチング素子203及び206からなる第3アームが並列接続された構成を有する。第1アーム、第2アーム、及び第3アームは、ブラシレスモータ300を構成するU相、V相、及びW相の三相に対応している。
モータドライバ制御装置100は、第1〜第3アームの高位側のスイッチング素子201、202、及び203と低位側のスイッチング素子204、205、及び206とを所定のタイミングで交互にオン/オフさせることにより、ブラシレスモータ300を構成するU相、V相、及びW相の三相に駆動電力を供給しており、オン時間・オフ時間の長さを調整することでブラシレスモータ300の回転速度を調整している。
モータドライバ制御装置100において、高位側のスイッチング素子201、202、及び203と低位側のスイッチング素子204、205、及び206との短絡(アーム短絡)を防止するために、そのオン/オフの切替時に、ペアであるスイッチング素子201と204、スイッチング素子202と205、スイッチング素子203と206が共にオフとなる所謂デッドタイムが設けられている。
又、ブラシレスモータ300の回転速度やブラシレスモータ300に流れる電流を検出して、目標設定値と比較することで、PWM信号のデューティを決定するフィードバック制御が行われている。フィードバック制御はマイコン等でデジタル的に演算することも、アナログ回路で実現することも可能であるが、アナログ回路で実現する場合は、デューティ指示信号もアナログの電圧値が用いられている。
モータドライバ制御装置100において、三角波発振回路101は三角波TROを生成する機能を有する。PWMパルス生成回路102は、入力端子105から入力されるデューティ指示信号AINと三角波発振回路101で生成した三角波TROとを比較しPWMパルスを生成する機能を有する。相切替信号生成回路103は、ブラシレスモータ300の回転子の位置情報から上下PWM動作を行う相を決定し相切替信号HP(Hall Phase)を生成する機能を有する。スイッチング素子制御信号生成回路104は、PWMパルス及び相切替信号HPからスイッチング素子201〜206をオン/オフする制御信号UH、UL、VH、VL、WH、WLを生成する機能を有する。
図9は、図8のモータドライバ制御装置の動作を説明するための図である。図9を参照しながら、モータドライバ制御装置100の動作を、特にブラシレスモータ300のU相が上下PWM動作している場合を例に説明を行う。
図9を参照するに、PWMパルス生成回路102において、デューティ指示信号AINと三角波TROとが比較され、三角波TROよりデューティ指示信号AINが大きい場合にH(ハイ)、三角波TROよりデューティ指示信号AINが小さい場合にL(ロー)であるPWMパルスが生成される。スイッチング素子制御信号生成回路104は制御信号UH、UL、VH、VL、WH、WLを生成するが、U相が上下PWM動作している場合、U相高位側スイッチング素子201を制御する制御信号UHはPWMパルスと同じ信号となり、U相低位側スイッチング素子204を制御する制御信号ULは、PWMパルスの反転信号となる。又、U相からコイルへ流れた電流を他相へ流すため、相切替信号HPに基づいてV相の低位側スイッチング素子205又はW相の低位側スイッチング素子206の何れか一方がオンとなり、他のスイッチング素子がオフとなるような制御信号VH、VL、WH、WLが出力される。
このように、スイッチング素子制御信号生成回路104はデューティ指示信号AINに基づいて生成されたPWMパルスと相切替信号HPとから各相の高位側スイッチング素子と低位側スイッチング素子をオン/オフする制御信号UH、UL、VH、VL、WH、WLを生成し、スイッチング素子201〜206の制御を行うことで、ブラシレスモータ300の複数相のコイルに直流電圧を順次通電させ、ブラシレスモータ300の回転を制御している。なお、モータの用途によっては回転方向指示、ブレーキ指示、モータが一定時間停止した場合にモータを完全に停止させる拘束保護指示等が必要になる。
デットタイムは、スイッチング素子のオン/オフ切り替え時に必要なので、例えばPWMパルスのエッジを起点にして動作する単安定マルチバイブレータ回路が挿入される。回転方向指示、ブレーキ指示が入力された場合、各スイッチング素子への制御信号を変更することになるが、PWMパルスの途中での制御信号の変更はデットタイムを確保できず貫通電流が発生する危険がある。このため、デッドタイムを確保するためにも制御信号に応じたスイッチング素子の切り替えは、一旦PWM信号で指示信号を同期化して、次のPWMパルスのエッジに同期して行う。又、拘束保護指示機能は一定時間をカウントするために、パルスでカウンタをインクリメントして所定のカウント値に達するかどうか判定するが、PWMパルスでカウントすれば、このために別途クロックを用意する必要はない。
このように、スイッチング素子制御信号生成回路104を構成する論理回路は、PWMパルスのエッジに同期して動作している。すなわち、PWMパルスをクロックとして動作している。
しかしながら、従来のモータドライバ制御装置100の構成では、PWMパルスは三角波TROよりデューティ指示信号AINが大きい状態が続く場合はデューティ100%となり、三角波TROよりデューティ指示信号AINが小さい状態が続く場合はデューティ0%となる。このような状態になると、クロックであるPWMパルスのエッジがスイッチング素子制御信号生成回路104を構成する論理回路へ供給されないため、各スイッチング素子の制御信号の生成をはじめ、ブレーキ制御、回転方向変更、拘束保護動作等ができないという問題があった。
上記の点に鑑みて、論理回路に安定したクロックを供給することが可能なモータドライバ制御装置、モータ制御装置、及び画像形成装置を提供することを課題とする。
本モータドライバ制御装置は、モータを駆動する複数のスイッチング素子の制御を行うモータドライバ制御装置であって、所定の周期の発振信号とパルス生成用信号とを比較することで生成された第1のパルス幅変調信号のデューティを制限し、第2のパルス幅変調信号を生成するデューティ制限手段と、前記第2のパルス幅変調信号をクロックとして動作する論理回路を含んで構成され、前記複数のスイッチング素子を制御する信号を生成するスイッチング素子制御信号生成手段と、を有することを要件とする。
又、本モータドライバ制御方法は、モータを駆動する複数のスイッチング素子の制御を行うモータドライバ制御方法であって、所定の周期の発振信号とパルス生成用信号とを比較することで生成された第1のパルス幅変調信号のデューティを制限し、第2のパルス幅変調信号を生成するデューティ制限ステップと、前記第2のパルス幅変調信号を論理回路のクロックとして、前記複数のスイッチング素子を制御する信号を生成するスイッチング素子制御信号生成ステップと、を有することを要件とする。
本発明によれば、論理回路に安定したクロックを供給することが可能なモータドライバ制御装置、モータ制御装置、及び画像形成装置を提供することができる。
第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の概略の構成を例示する図である。 図1におけるパルス選択回路の構成を例示する図である。 第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の動作を説明するための図である。 第2の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の概略の構成を例示する図である。 図4における三角波発振回路の構成を例示する図である。 図5の三角波発振回路の動作を説明するための図である。 第3の実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成を例示する図である。 従来のモータドライバ制御装置の概略の構成を例示する図である。 図8のモータドライバ制御装置の動作を説明するための図である。
以下、図面を参照して、実施の形態の説明を行う。
〈第1の実施の形態〉
[第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の構成]
始めに、第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の概略の構成について説明する。図1は第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の概略の構成を例示する図である。図1を参照するに、モータドライバ制御装置10は、三角波発振回路11と、第1のパルス信号生成回路12と、第2のパルス信号生成回路13と、PWMパルス生成回路14と、パルス選択回路15と、スイッチング素子制御信号生成回路16と、相切替信号生成回路17とを有する。ただし、三角波発振回路11と、PWMパルス生成回路14と、相切替信号生成回路17とは、モータドライバ制御装置10の外部に設けても構わない。すなわち、パルス選択回路15、第1のパルス信号生成回路12、第2のパルス信号生成回路13、及びスイッチング素子制御信号生成回路16が、モータドライバ制御装置10の必須の構成要素である。
モータドライバ制御装置10は、PWMインバータ20を介してブラシレスモータ30と接続されている。なお、図1に示すモータドライバ制御装置10は、外部クロックを必要としないモータドライバ制御装置の例である。
PWMインバータ20は、ブラシレスモータ30を駆動する複数のスイッチング素子から構成されている。PWMインバータ20は、直列に接続された一対のスイッチング素子21及び24からなる第1アーム、直列に接続された一対のスイッチング素子22及び25からなる第2アーム、直列に接続された一対のスイッチング素子23及び26からなる第3アームが並列接続された構成を有する。第1アーム、第2アーム、及び第3アームは、ブラシレスモータ30を構成するU相、V相、及びW相の三相に対応している。スイッチング素子21〜26としては、例えば電解効果トランジスタ(FET)や、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT素子)等を用いることができる。
モータドライバ制御装置10は、PWMインバータ20を制御する機能を有し、第1〜第3アームの高位側のスイッチング素子21、22、及び23と低位側のスイッチング素子24、25、及び26とを所定のタイミングで交互にオン/オフさせる。これにより、ブラシレスモータ30を構成するU相、V相、及びW相の三相にPWMインバータ20から駆動電力が供給される。モータドライバ制御装置10が、PWMインバータ20を構成するスイッチング素子21〜26のオン時間・オフ時間の長さを調整することでブラシレスモータ30の回転速度が制御される。
モータドライバ制御装置10において、高位側のスイッチング素子21、22、及び23と低位側のスイッチング素子24、25、及び26との短絡(アーム短絡)を防止するために、そのオン/オフの切替時に、ペアであるスイッチング素子21と24、スイッチング素子22と25、スイッチング素子23と26が共にオフとなる所謂デッドタイムが設けられている。
又、ブラシレスモータ30の回転速度やブラシレスモータ30に流れる電流を検出して、目標設定値と比較することで、PWM信号(パルス幅変調信号)のデューティを決定するフィードバック制御が行われている。フィードバック制御はマイコン等でデジタル的に演算することも、アナログ回路で実現することも可能であるが、アナログ回路で実現する場合は、デューティ指示信号もアナログの電圧値が用いられる。
なお、デューティとは、PWM信号(パルス幅変調信号)の周期Tに対するH(ハイ)の時間比率をいう。すなわち、『デューティ=H(ハイ)の時間/周期T=H(ハイ)の時間/(H(ハイ)の時間+L(ロー)の時間)』である。例えば、全てH(ハイ)であればデューティ100%、全てL(ロー)であればデューティ0%、H(ハイ)の時間=L(ロー)の時間であればデューティ50%である。
モータドライバ制御装置10において、三角波発振回路11は三角波TROを生成する機能を有する。三角波TROは、例えば5KHz〜100KHz程度の周波数の発振信号である。第1のパルス信号生成回路12は、三角波TROと第1の直流電圧V1とを比較することにより第1のデューティを有するパルスDutyV1を生成する機能を有する。
第1のパルス信号生成回路12は、本発明における第1のパルス信号生成手段の代表的な一例である。又、パルスDutyV1は、本発明における第1のデューティを有する第1のパルス信号の代表的な一例である。
第2のパルス信号生成回路13は、三角波TROと第2の直流電圧V2とを比較することにより第2のデューティを有するパルスDutyV2を生成する機能を有する。第2のパルス信号生成回路13は、本発明における第2のパルス信号生成手段の代表的な一例である。又、パルスDutyV2は、本発明における第2のデューティを有する第2のパルス信号の代表的な一例である。なお、第2のデューティは、第1のデューティよりも小さい。又、第2の直流電圧V2は、第1の直流電圧V1よりも小さい。
PWMパルス生成回路14は、入力端子18から入力されるデューティ指示信号AINと三角波発振回路11で生成した三角波TROとを比較し、第1のパルス幅変調信号であるPWMパルスを生成する機能を有する。デューティ指示信号AINは、本発明におけるパルス生成用信号の代表的な一例である。なお、デューティ指示信号AINは、CPU(図示せず)等により生成される信号である。
パルス選択回路15は、パルスDutyV1、パルスDutyV2、及びPWMパルスのうちから一つのパルスを選択し、PWM2パルスを生成する機能を有する。より具体的には、パルス選択回路15は、第1のパルス信号であるパルスDutyV1及び第2のパルス信号であるパルスDutyV2を用いて、第1のパルス幅変調信号であるPWMパルスから、第1のデューティと第2のデューティとの間のデューティの信号のみを選択的に出力する選択手段としての機能を有する。この際、選択的に出力される信号が第2のパルス幅変調信号であるPWM2パルスである。このように、第1のパルス信号生成回路12、第2のパルス信号生成回路13、及びパルス選択回路15は、本発明におけるデューティ制限手段の代表的な一例を構成している。
スイッチング素子制御信号生成回路16は、フリップフロップ等の論理回路を含んで構成されており、PWM2パルス及び相切替信号HPからスイッチング素子21〜26をオン/オフする制御信号UH、UL、VH、VL、WH、WLを生成する機能や、各相の高位側スイッチング素子と低位側スイッチング素子の同時オンを防ぐためのデットタイムを付加する機能や、ブラシレスモータ30のブレーキ指示、回転方向指示、拘束保護指示等を行う機能を有する。なお、スイッチング素子制御信号生成回路16を構成する論理回路は、PWM2パルスをクロックとして動作する。相切替信号生成回路17は、ブラシレスモータ30の回転子の位置情報から上下PWM動作を行う相を決定し相切替信号HP(Hall Phase)を生成する機能を有する。
図2は、図1におけるパルス選択回路の構成を例示する図である。図2を参照するに、パルス選択回路15は、アンドゲート15aと、オアゲート15bとを有する。アンドゲート15aには、第1のパルス信号生成回路12からのパルスDutyV1と、PWMパルス生成回路14からのPWMパルスとが入力されている。アンドゲート15aは、入力されるパルスDutyV1及びPWMパルスの両方がH(ハイ)の場合のみH(ハイ)であるパルスを出力する。
オアゲート15bには、第2のパルス信号生成回路13からのパルスDutyV2と、アンドゲート15aの出力パルスとが入力されている。オアゲート15bは、入力されるパルスDutyV2及びアンドゲート15aの出力パルスの何れか一方がH(ハイ)の場合にH(ハイ)であるパルスを出力する。オアゲート15bから出力されるパルスがPWM2パルスである。
このように、パルス選択回路15は、入力されるパルスDutyV1、パルスDutyV2、及びPWMパルスのうちから一つのパルスを選択し、PWM2パルスとして出力する回路であり、全体として論理的に同等であれば、特に図2の回路構成に限定されるものではない。PWM2パルスは、第1のデューティ(パルスDutyV1のデューティ)と第2のデューティ(パルスDutyV2のデューティ)との間のデューティとなる。以上が、第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の概略の構成である。
[第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の動作]
続いて、第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の概略の動作について説明する。図3は、第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の動作を説明するための図である。図3を参照しながら、モータドライバ制御装置10の動作を、特にブラシレスモータ30のU相が上下PWM動作している場合を例に説明を行う。
図3を参照するに、PWMパルス生成回路14において、デューティ指示信号AINと三角波TROとが比較され、三角波TROよりデューティ指示信号AINが大きい場合にH(ハイ)、三角波TROよりデューティ指示信号AINが小さい場合にL(ロー)であるPWMパルスが生成される。第1のパルス信号生成回路12において、三角波TROと第1の直流電圧V1とが比較され、三角波TROより第1の直流電圧V1が大きい場合にH(ハイ)、三角波TROより第1の直流電圧V1が小さい場合にL(ロー)であるパルスDutyV1が生成される。
第2のパルス信号生成回路13において、三角波TROと第2の直流電圧V2とが比較され、三角波TROより第2の直流電圧V2が大きい場合にH(ハイ)、三角波TROより第2の直流電圧V2が小さい場合にL(ロー)であるパルスDutyV2が生成される。
ここで、パルスDutyV1は最大デューティを決定するパルスであり、第1の直流電圧V1を調整することで、デューティを任意の大きさに設定できる。又、パルスDutyV2は最小デューティを決定するパルスであり、第2の直流電圧V2を調整することで、デューティを任意の大きさに設定できる。この際、パルスDutyV1におけるL(ロー)の時間及びパルスDutyV2におけるH(ハイ)の時間は、10ns以上とすることが好ましい。パルスDutyV1におけるL(ロー)の時間及びパルスDutyV2におけるH(ハイ)の時間が10ns未満であると、スイッチング素子制御信号生成回路16の論理回路が誤動作する虞が有るからである。
換言すれば、パルスDutyV1におけるL(ロー)の時間及びパルスDutyV2におけるH(ハイ)の時間が10ns以上になるように第1の直流電圧V1及び第2の直流電圧V2を調整することにより、PWMパルスに10ns未満の信号が含まれていたとしても、PWM2パルスは10ns以上となるので、スイッチング素子制御信号生成回路16の論理回路が誤動作することを防止できる。
パルス選択回路15において、PWMパルス生成回路14から入力されるPWMパルスのデューティがパルスDutyV1のデューティより大きくなった場合は、パルスDutyV1が選択され、PWMパルス生成回路14から入力されるPWMパルスのデューティがパルスDutyV2のデューティより小さい場合はパルスDutyV2が選択され、それ以外の場合はPWMパルス生成回路14から入力されるPWMパルスが選択され、PWM2パルスとして出力される。
U相高位側スイッチング素子21のオン/オフ制御信号であるUHは、PWM2パルスの立ち上がりを起点としてデットタイムが付加された地点からPWM2パルスの立下りまでをH(ハイ)とする信号、U相低位側スイッチング素子24の制御信号であるULは、PWM2パルスの立下りを起点としてデットタイムが付加された地点からPWM2パルスの立ち上がりまでをH(ハイ)とする信号として生成される。PWM2パルスのエッジを起点にデットタイムを確保でき、貫通電流の防止を行っている。
又、U相からコイルへ流れた電流を他相へ流すため、相切替信号HPに基づいてV相の低位側スイッチング素子25又はW相の低位側スイッチング素子26の何れか一方がオンとなり、他のスイッチング素子がオフとなるような制御信号VH、VL、WH、WLが出力される。以上が、第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の概略の動作である。
このように、第1の実施の形態によれば、パルスDutyV1とパルスDutyV2とによりPWMパルスのデューティに制限を設けたPWM2パルスを生成するので、PWM2パルスはデューティ0%やデューティ100%になることがない。その結果、スイッチング素子制御信号生成回路16において、PWM2パルスに同期したスイッチング素子の制御信号を安定して生成することができ、PWMパルスのデューティに関わらず安定した論理回路動作、及びスイッチング制御が可能になる。
又、デューティを制限したPWM2パルスを論理回路のクロックとして利用するため、外部からのクロックや、装置内での発振回路や分周回路を必要とせず、省スペースな回路を実現することができる。
更に、デューティを制限したPWM2パルスを論理回路のクロックとして利用するため、論理回路はPWM2パルスのエッジに同期した動作を行うことができ、モータの回転方向指示やブレーキ指示に応じてスイッチング素子への制御信号を変更する場合でも、PWM2パルスのエッジからデッドタイムを確保できる。又、拘束保護機能実現のためにPWM2パルスを使えば、PWM2パルス以外にクロックを必要とすることもない。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態では、第1の実施の形態とは異なるモータドライバ制御装置の例について説明する。図4は、第2の実施の形態に係るモータドライバ制御装置の概略の構成を例示する図である。図4において、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図4を参照するに、第2の実施の形態に係るモータドライバ制御装置50は、三角波発振回路11が三角波発振回路51に置換され、第1のパルス信号生成回路12及び第2のパルス信号生成回路13が削除された点が第1の実施の形態に係るモータドライバ制御装置10と異なる。モータドライバ制御装置50における他の部分の構成は、モータドライバ制御装置10と同様である。以下、第1の実施の形態と共通する部分についてはその説明を省略し、第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明する。
図5は、図4における三角波発振回路の構成を例示する図である。図5を参照するに、三角波発振回路51は、電流源Is1と、電流源Is2と、コンデンサC1と、フリップフロップFF1と、比較回路COMPと、比較回路COMPと、反転回路INV1と、反転回路INV2と、反転回路INV3と、反転回路INV4とを有する。V3及びV4(V3>V4)は、予め定められた一定の直流電圧である。
三角波発振回路51において、反転回路INV4の出力がHの場合には、充電手段である電流源Is1から蓄電手段であるコンデンサC1に電流が流れコンデンサC1は充電される。又、反転回路INV4の出力がLの場合には、放電手段である電流源Is2にコンデンサC1から電流が流れコンデンサC1は放電される。
コンデンサC1の充電と放電の切り替えは、フリップフロップFF1、比較回路COMP、比較回路COMP、反転回路INV2及び3により行われる。フリップフロップFF1、比較回路COMP、比較回路COMP、反転回路INV2及び3は、本発明における切替タイミング信号生成手段の代表的な一例を構成している。以下、図6を参照しながら説明する。
図6は、図5の三角波発振回路の動作を説明するための図である。三角波発振回路51において、反転回路INV3の出力がD=Hであったとする。このとき、反転回路INV4の出力はLであり、コンデンサC1は放電中であるため、三角波TROは右下がりの波形となっている。
ここで、三角波TRO<直流電圧V4となると比較回路COMPの出力がHからLに切り替わるため、反転回路INV2の出力がA=LからA=Hに切り替わる(比較回路COMPの出力はB=Lのままである)。その結果、フリップフロップFF1の出力がQB=LからQB=Hに切り替わり、それにともなって反転回路INV3の出力がD=HからD=Lに切り替わる。これにより、反転回路INV4の出力がHになり、充電手段である電流源Is1から蓄電手段であるコンデンサC1に電流が流れコンデンサC1は充電されるため、三角波TROは右上がりの波形となる。又、充電により三角波TRO>直流電圧V4となると比較回路COMPの出力がLからHに切り替わるため、反転回路INV2の出力がA=HからA=Lに切り替わる(比較回路COMPの出力はB=Lのままである)。
ここで、三角波TRO>直流電圧V3となると比較回路COMPの出力がB=LからB=Hに切り替わる(比較回路COMPの出力はH、反転回路INV2の出力はA=Lのままである)。その結果、フリップフロップFF1の出力がQB=HからQB=Lに切り替わり、それにともなって反転回路INV3の出力がD=LからD=Hに切り替わる。これにより、反転回路INV4の出力がLになり、放電手段である電流源Is2にコンデンサC1から電流が流れコンデンサC1は放電されるため、三角波TROは右下がりの波形となる。又、放電により三角波TRO<直流電圧V3となると比較回路COMPの出力がB=HからB=Lに切り替わる(比較回路COMPの出力はH、反転回路INV2の出力はA=Lのままである)。このような動作を繰り返すことにより、図6に示す三角波TROが得られる。
ところで、比較回路COMPの出力であるBは反転回路INV1に入力され、反転回路INV1の出力であるC(BのH(ハイ)/L(ロー)を反転した波形)は三角波発振回路51から外部に出力されている。ここで、図6の三角波TROと波形C及びAとの関係と、図3の三角波TROとパルスDutyV1及びパルスDutyV2との関係を比較すると、これらは対応関係にあることがわかる。すなわち、三角波発振回路51の波形C及びAを、パルスDutyV1及びパルスDutyV2として用いることができる。なお、図6において、PWM2パルス等は示していないが、図3と全く同様である。
すなわち、切替タイミング信号生成手段の一部である比較回路COMP及び反転回路INV1は、本発明における第1のパルス信号生成手段の代表的な一例を構成している。又、切替タイミング信号生成手段の一部である比較回路COMP及び反転回路INV2は、本発明における第2のパルス信号生成手段の代表的な一例を構成している。
このように、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏するが、更に、以下の効果を奏する。すなわち、モータドライバ制御装置50では、パルスDutyV1及びパルスDutyV2を第1のパルス信号生成回路12及び第2のパルス信号生成回路13を用いずに、三角波発振回路51において三角波TROを生成する過程で得られる2つのパルスA及びBを利用して生成している。この際、パルスDutyV1及びパルスDutyV2は、反転回路INV1を1個追加するだけでパルスA及びBから生成できるので、モータドライバ制御装置50の回路の簡素化や小型化に寄与することができる。
ただし、直流電圧V3及び直流電圧V4は予め定められた定電圧であり、三角波TROの生成に用いているので、これらの値を変えることはできない。すなわち、モータドライバ制御装置50において、パルスDutyV1及びパルスDutyV2のデューティは固定であり、モータドライバ制御装置10のように第1の直流電圧V1及び第2の直流電圧を変えることによりデューティを自由に可変することはできない。
〈第3の実施の形態〉
第3の実施の形態では、本発明に係るモータ制御装置を搭載した画像形成装置に関して説明する。
[第3の実施の形態に係る画像形成装置の構成]
始めに、第3の実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成について説明する。図7は、第3の実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成を例示する図である。図7を参照するに、画像形成装置60は、無端状搬送体である中間転写ベルトを用いたカラー画像形成装置であり、スキャナユニット61と、感光体ドラム62aと、感光体ドラム62bと、感光体ドラム62cと、感光体ドラム62dと、定着ユニット63と、中間転写ベルト64と、二次転写ローラ65と、斥力ローラ66と、レジストローラ67と、給紙ユニット68と、給紙ローラ69と、紙搬送ローラ70と、排紙ユニット71と、中間転写スケール検出センサ72と、駆動ローラ73と、従動ローラ74と、制御部80とを有する。90は、転写紙を示している。
スキャナユニット61は、原稿を読み取る機能を有する。感光体ドラム62a〜62dは、レーザ光が照射されると、それぞれY(イエロー)色、C(シアン)色、M(マゼンダ)色、K(黒)色の画像を形成する機能を有する。定着ユニット63は、転写されたトナー画像を転写紙90上に定着させる機能を有する。
駆動ローラ73は中間転写ベルト駆動モータ(図示せず)により回転駆動され、それに従って中間転写ベルト64が搬送される。従動ローラ74は、駆動ローラ73に従動する。中間転写ベルト64は、感光体ドラム62a〜62dで形成された各色毎の画像を重ね合わせる機能を有する。二次転写ローラ65は、中間転写ベルト64上の画像を転写紙90に転写する機能を有する。
斥力ローラ66は、二次転写ローラ65の対向部分に配置され、中間転写ベルト64と二次転写ローラ65間のニップを生成及び維持する機能を有する。レジストローラ67は、転写紙90のスキュー補正及び転写紙90の搬送等を行う機能を有する。給紙ユニット68は、転写紙90を積載しておく機能を有する。給紙ローラ69は、転写紙90を給紙ユニット68から紙搬送ローラ70へ送り出す機能を有する。紙搬送ローラ70は、給紙ローラ69から送り出された転写紙90をレジストローラ67まで搬送する機能を有する。排紙ユニット71は、画像が転写かつ定着された転写紙90を排出する機能を有する。
中間転写ベルト64上には、中間転写ベルトスケール64aが形成されている。中間転写ベルトスケール64aは、搬送方向に沿って一定の周期で交互に配置された反射部と非反射部とを有する目盛である。中間転写ベルト64近傍の、中間転写ベルトスケール64aを読み取れる位置には、中間転写スケール検出センサ72が配置されている。中間転写スケール検出センサ72は、中間転写ベルト64上に形成された中間転写ベルトスケール64aの一定の周期に対応したパルス信号を出力する機能を有する。
制御部80は、画像形成装置60に関する様々な制御を行う機能を有する。制御部80は、例えばCPU、ROM、メインメモリなどを含み、制御部80の各種機能は、ROM等に記録された制御プログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現される。ただし、制御部80の一部又は全部は、ハードウェアのみにより実現されてもよい。又、制御部80は、物理的に複数の装置により構成されてもよい。以上が、第3の実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成である。
[第3の実施の形態に係る画像形成装置の動作]
続いて、第3の実施の形態に係る画像形成装置の概略の動作について説明する。画像形成装置60において、スキャナユニット61から読み取られた画像は、制御部80に転送され、制御部80にて転写紙90に形成される画像のデータ(以下、画像データとする)を生成する。生成された画像データは、感光体ドラム62a〜62d上に作像され、続いて、中間転写ベルト64上に画像が形成される。更に、中間転写ベルト64上に形成された画像は、中間転写ベルト64と二次転写ローラ65との間に給紙ユニット68から転写紙90が搬送されたタイミングで、転写紙90上に転写される。
この間、感光体ドラム62a〜62dを駆動する感光体モータ(図示せず)、中間転写ベルト64を駆動する中間転写モータ(図示せず)、二次転写ローラ65を駆動する二次転写モータ(図示せず)は、転写紙90上に正常な画像が形成されるように、制御部80にて所定の速度に制御される。
中間転写モータ(図示せず)としては、例えば三相のブラシレスモータ(例えばブラシレスモータ30)を用いることができる。又、制御部80は、本発明に係るモータ制御装置(例えばモータドライバ制御装置10とPWMインバータ20)を含んで構成されており、例えば三相のブラシレスモータである中間転写モータ(図示せず)を、第1の実施の形態等で説明したように制御する。
転写紙90上に転写された画像は定着ユニット63を通過する。この際、転写紙90上に転写されたトナー画像を転写紙90上に固定するための定着が行われる。続いて、転写紙90は、排紙ユニット71へ排出される。以上が、第3の実施の形態に係る画像形成装置の概略の動作である。
このように、第3の実施の形態によれば、本発明に係るモータ制御装置を搭載した画像形成装置を実現することができる。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、第3の実施の形態に係る画像形成装置に、モータ制御装置(モータドライバ制御装置10とPWMインバータ20)に代えて、モータ制御装置(モータドライバ制御装置50とPWMインバータ20)を搭載しても構わない。
10、50 モータドライバ制御装置
11、51 三角波発振回路
12 第1のパルス信号生成回路
13 第2のパルス信号生成回路
14 PWMパルス生成回路
15 パルス選択回路
15a アンドゲート
15b オアゲート
16 スイッチング素子制御信号生成回路
17 相切替信号生成回路
20 PWMインバータ
20〜26 スイッチング素子
30 ブラシレスモータ
60 画像形成装置
61 スキャナユニット
62a〜62d 感光体ドラム
63 定着ユニット
64 中間転写ベルト
65 二次転写ローラ
66 斥力ローラ
67 レジストローラ
68 給紙ユニット
69 給紙ローラ
70 紙搬送ローラ
71 排紙ユニット
72 中間転写スケール検出センサ
73 駆動ローラ
74 従動ローラ
80 制御部
90 転写紙
C1 コンデンサ
COMP、COMP 比較回路
FF1 フリップフロップ
INV1、INV2、INV3、INV4 反転回路
Is1、Is2 電流源
SW1、SW2 スイッチ
特開2008−43166号公報 特開2008−109835号公報

Claims (12)

  1. モータを駆動する複数のスイッチング素子の制御を行うモータドライバ制御装置であって、
    所定の周期の発振信号とパルス生成用信号とを比較することで生成された第1のパルス幅変調信号のデューティを制限し、第2のパルス幅変調信号を生成するデューティ制限手段と、
    前記第2のパルス幅変調信号をクロックとして動作する論理回路を含んで構成され、前記複数のスイッチング素子を制御する信号を生成するスイッチング素子制御信号生成手段と、を有するモータドライバ制御装置。
  2. 前記デューティ制限手段は、第1のデューティを有する第1のパルス信号を生成する第1のパルス信号生成手段と、
    前記第1のデューティよりも小さい第2のデューティを有する第2のパルス信号を生成する第2のパルス信号生成手段と、
    前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号を用いて、前記第1のパルス幅変調信号から、前記第1のデューティと前記第2のデューティとの間のデューティの信号のみを選択的に出力する選択手段と、を有する請求項1記載のモータドライバ制御装置。
  3. 前記第1のパルス信号生成手段は、前記所定の周期の発振信号と第1の直流電圧とを比較することにより前記第1のパルス信号を生成し、
    前記第2のパルス信号生成手段は、前記所定の周期の発振信号と前記第1の直流電圧よりも小さい第2の直流電圧とを比較することにより前記第2のパルス信号を生成する請求項2記載のモータドライバ制御装置。
  4. 前記所定の周期の発振信号を生成する発振信号生成手段を更に有し、
    前記発振信号生成手段は、前記第1のパルス信号生成手段及び前記第2のパルス信号生成手段を含んで構成されている請求項2記載のモータドライバ制御装置。
  5. 前記発振信号生成手段は、蓄電手段と、前記蓄電手段を充電する充電手段と、前記蓄電手段を放電する放電手段と、前記充電手段と前記放電手段とを切り替える切替手段と、前記切替手段に供給する切替タイミング信号を生成する切替タイミング信号生成手段と、を有し、
    前記第1のパルス信号生成手段及び前記第2のパルス信号生成手段は、前記切替タイミング信号生成手段の一部を含んで構成されている請求項4記載のモータドライバ制御装置。
  6. モータを駆動する複数のスイッチング素子の制御を行うモータドライバ制御方法であって、
    所定の周期の発振信号とパルス生成用信号とを比較することで生成された第1のパルス幅変調信号のデューティを制限し、第2のパルス幅変調信号を生成するデューティ制限ステップと、
    前記第2のパルス幅変調信号を論理回路のクロックとして、前記複数のスイッチング素子を制御する信号を生成するスイッチング素子制御信号生成ステップと、を有するモータドライバ制御方法。
  7. 前記デューティ制限ステップは、第1のデューティを有する第1のパルス信号を生成する第1のパルス信号生成ステップと、
    前記第1のデューティよりも小さい第2のデューティを有する第2のパルス信号を生成する第2のパルス信号生成ステップと、
    前記第1のパルス信号及び前記第2のパルス信号を用いて、前記第1のパルス幅変調信号から、前記第1のデューティと前記第2のデューティとの間のデューティの信号のみを選択的に出力する選択ステップと、を有する請求項6記載のモータドライバ制御装方法。
  8. 前記第1のパルス信号生成ステップにおいて、前記所定の周期の発振信号と第1の直流電圧とを比較することにより前記第1のパルス信号を生成し、
    前記第2のパルス信号生成ステップにおいて、前記所定の周期の発振信号と前記第1の直流電圧よりも小さい第2の直流電圧とを比較することにより前記第2のパルス信号を生成する請求項7記載のモータドライバ制御方法。
  9. 前記所定の周期の発振信号を生成する発振信号生成ステップを更に有し、
    前記発振信号生成ステップは、前記第1のパルス信号生成ステップ及び前記第2のパルス信号生成ステップを含んで構成されている請求項7記載のモータドライバ制御方法。
  10. 前記発振信号生成ステップは、蓄電手段を充電する充電ステップと、前記蓄電手段を放電する放電ステップと、前記充電ステップと前記放電ステップとを切り替える切替ステップと、前記充電ステップと前記放電ステップとを切り替えるタイミング信号を生成する切替タイミング信号生成ステップと、を有し、
    前記第1のパルス信号生成ステップ及び前記第2のパルス信号生成ステップは、前記切替タイミング信号生成ステップの一部を含んで構成されている請求項9記載のモータドライバ制御方法。
  11. モータを駆動する複数のスイッチング素子と、請求項1乃至5の何れか一項記載のモータドライバ制御装置と、を有するモータ制御装置。
  12. モータと、前記モータを制御する請求項11記載のモータ制御装置と、を有する画像形成装置。
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