JP2010243773A - 光塩基発生剤を含有する感光性組成物 - Google Patents
光塩基発生剤を含有する感光性組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010243773A JP2010243773A JP2009092212A JP2009092212A JP2010243773A JP 2010243773 A JP2010243773 A JP 2010243773A JP 2009092212 A JP2009092212 A JP 2009092212A JP 2009092212 A JP2009092212 A JP 2009092212A JP 2010243773 A JP2010243773 A JP 2010243773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- photosensitive composition
- pattern
- hydrogen atom
- diazabicyclo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
【解決手段】 本発明は、光塩基発生剤、および下記一般式(1)で表される金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物を必須成分とし、光照射による硬化、現像することによりパターン形成することを特徴とする感光性組成物である。
Si(OR1)x(R2)4−x (1)
[式中、R1は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基;R2は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基からなる群より選ばれる1種以上の置換基を表す。xは(OR1)の個数を表し、2〜4の整数を表す。]
【選択図】なし
Description
フォトエッチング工程においては、フォトレジスト等の感光性樹脂を塗布し、パターン形成後除去する等の多工程が必要であり、製造時間の遅延、高価な薬剤の使用などによる量産面での短所を有している。そのため、安価な装置による簡便なパターン形成方法が望まれている。
すなわち本発明は、光塩基発生剤(A)、および下記一般式(1)で表されるアルコキシシラン(B1)または下記一般式(2)で表される金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B2)を必須成分とし、活性エネルギー線照射による硬化後に現像することによりパターン形成が可能であることを特徴とする感光性組成物;
光塩基発生剤(A)、上記のアルコキシシラン(B1)または上記の金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B2)の加水分解物の縮合物(C)を必須成分とすることを特徴とする感光性組成物;
およびこれらの感光性組成物を活性エネルギー線照射により硬化させて得られるパターン形成物である。
[式中、R1は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基;R2は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基を表す。xは(OR1)の個数を表し、2〜4の整数である。]
[式中、MはNb、Ti、Zr、Al、In、ZnおよびBaからなる群より選ばれる1種以上の原子;R3は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、アセチルアセトナート基、およびアルキルアセトアセテート基からなる群より選ばれる1種以上の有機基を表す。yは原子Mの価数を表し、2〜5の整数である。]
(1)光塩基発生剤(A)と、金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B)を必須成分とする第1発明と、
(2)光塩基発生剤(A)と、上記(B)の加水分解物の縮合物(C)を必須成分とする第2発明である。
さらに、金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B)としては、後述する一般式(1)で表されるアルコキシシラン(B1)と、後述する一般式(2)で表されるAl、Tiなどの金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B2)の2つのグループの化合物を使用することが必要である。
発生塩基(D)としては、エチルアミンなどの第1級アルキルアミン類;ジエチルアミンなどの第2級アルキルアミン類;トリエチルアミン、トリメチルアミン、1,8−ジアザビシクロオクタンなどの第3級アルキルアミン類;4−ジメチルアミノピリジンなどの芳香族アミン類;およびアミジン類が挙げられる。
これらの有機塩基のうち、強塩基であるアミジン骨格を有する塩基(D1)が好ましく、さらに環式アミジン類が好ましい。
なお、上記した塩基は、1種のものを単独で用いることもできるし、2種以上のものを組み合わせて用いることもできる。
これらの内、高圧水銀灯に対する感度特性、発生塩基の強さ、および工業的な入手性の観点から、8−(9−オキソ−9H−チオキサンテン−2−イル)メチル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセニウムテトラフェニルボレート、8−(9−オキソ−9H−チオキサンテン−2−イル)メチル−1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネニウムテトラフェニルボレートが好ましい。
Si(OR1)x(R2)4−x (1)
例えば水素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、フェニル基などが挙げられる。
これらのうち好ましいのは、メチル基、エチル基である。
これらのうち好ましいのは、エチル基、フェニル基である。
xは(OR1)の個数を表し、2〜4の整数である。
x=4のものとしては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトラ−iso−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テトラフェノキシシランなどを挙げることができる。
R3は、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、アセチルアセトナート基、またはアルキルアセトアセテート基であり、例えば水素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、フェニル基、アセチルアセトナート基、メチルアセトアセテート基、エチルアセトアセテート基などが挙げられる。
yは原子Mの価数を表し、2〜5の整数である。
より具体的には、一般式(1)で表されるアルコキシシラン(B1)または一般式(2)で表される金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B2)の加水分解物の縮合物(C)のことである。
ただし、式中、R3は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基以外に、アセチルアセトナート基、アルキルアセトアセテート基でもよい。
R3が水素原子の場合は、反応式(3)は左辺と右辺が同一となり既に加水分解物であるため、反応式(3)は考えなくてよい。
例えば、MSI51、ESI28、ESI40、ESI48、HAS−1、HAS−10(以上、コルコート株式会社製)、MS51、MS56、MS56S(以上、三菱化学株式会社製)、Mシリケート51、FR−3、シリケート40、シリケート45、シリケート48、ES−48(以上、多摩化学株式会社製)などのテトラアルコキシシランの部分加水分解物の縮合物や、たとえばAFP−1(信越化学工業株式会社製)などのトリアルコキシシランの部分加水分解物の縮合物などが挙げられる。
また、金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B2)の加水分解物の縮合物としては、公知のゾル−ゲル法(たとえば、「ゾルゲル法に技術的課題とその対策」山根正之編・著;株式会社アイピーシー、平成2年発行)などにより得ることができる。
本発明におけるパターンの好ましい形成工程は、活性エネルギー線照射の後、溶剤現像してパターン形成し、さらにポストベークを行う工程である。パターンの形成は、通常、以下の(1)〜(6)の工程で行われる。
(1)基板上に本発明の感光性組成物を塗布する工程。
塗布方法としては、ロールコート、スピンコート、スプレーコートおよびスリットコート等が挙げられ、塗布装置としては、スピンコーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、バーコーター、カーテンコーター、グラビアコーター及びコンマコーター等が挙げられる。膜厚は、通常0.05〜20μm、好ましくは0.1〜2μmである。
乾燥温度としては、好ましくは0〜100℃、さらに好ましくは5〜90℃、特に好ましくは15〜80℃である。乾燥時間は、好ましくは0.5〜20分、さらに好ましくは1〜15分、特に好ましくは2〜10分である。乾燥は、減圧、常圧どちらでもよいが、常圧の方が好ましい。また、空気中、不活性ガス中どちらで行ってもよいが、不活性ガス中が好ましい。
使用されるフォトマスクの開口部の大きさは、形成するパターンに応じて設定されるが、好ましくは直径4〜15μm(面積20〜100μm2)以上、さらに好ましくは直径6〜12μmであり、4〜15μmであれば精度良くパターンを形成することができる。例えば、開口部が直径4〜15μmであれば、直径6〜22μm程度のパターンを得ることができる。活性エネルギー線の光線源としては、太陽光、高圧水銀灯、低圧水銀灯、メタルハライドランプ、半導体レーザー等が挙げられる。露光量としては、特に限定されないが、好ましくは20〜5000mJ/cm2である。露光を行う工程においては、感光性組成物中の光塩基発生剤(A)から塩基が発生することにより、金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物がゾル−ゲル反応することにより硬化する。
乾燥温度としては、好ましくは0〜100℃、さらに好ましくは5〜90℃、特に好ましくは15〜80℃である。乾燥時間は、好ましくは0.5〜60分、さらに好ましくは1〜30分、特に好ましくは2〜15分である。乾燥は、減圧、常圧どちらでもよいが、常圧の方が好ましい。また、空気中、不活性ガス中どちらで行ってもよいが、不活性ガス中が好ましい。
現像液は、通常、水または溶剤を用いる。溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、アセトン、テトラヒドロフラン、ヘキサン、シクロヘキサノン、トルエン、ジエチルエーテル等が挙げられる。これらを単独又は2種以上組み合わせて用いることもでき、また、水を現像液として使用する場合は、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤等の界面活性剤を添加して用いることもできる。現像方法としては、ディップ方式とシャワー方式があるが、シャワー方式の方が好ましい。現像液の温度は、特に限定されないが、好ましくは5〜50℃である。現像時間は、膜厚や感光性組成物の溶解性に応じて適宜決定される。
ポストベークの温度としては、好ましくは10〜500℃、さらに好ましくは80〜350℃、特に好ましくは100〜300℃である。ポストベークの時間は5分〜60時間、好ましくは10分〜40時間、特に好ましくは20分〜30時間である。ベークは、減圧、常圧どちらでもよいが、常圧の方が好ましい。また、空気中、不活性ガス中どちらで行ってもよいが、不活性ガス中が好ましい。
プリント配線板用カバーレイとは、フレキシブルプリント配線板における配線絶縁用保護膜として主として最外層に形成されるものである。
2−ブロモメチルチオキサントンの合成
J.Am.Chem.Soc.,1952,74(17)pp4296−4309、およびRevista de Chimie,1968,19(10)pp561−565の文献記載の方法を参考に、2−ブロモメチルチオキサントン20gを合成した。
1H−NMRによる分析の結果、この白色固体(a−1)は8−(9−オキソ−9H−チオキサンテン−2−イル)メチル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセニウムブロマイドであることを確認した。
1H−NMRによる分析の結果、この淡黄色粉末である光塩基発生剤(A−1)は8−(9−オキソ−9H−チオキサンテン−2−イル)メチル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセニウムテトラフェニルボレートであることを確認した。
製造例1の1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7を1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN;サンアプロ株式会社製)9gに変更した以外は同様にして、光塩基発生剤(A−2)である8−(9−オキソ−9H−チオキサンテン−2−イル)メチル−1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネニウムテトラフェニルボレートの微黄色粉末9gを得た。
製造例1で得られた光塩基発生剤(A−1)1gを2−ビニルピロリドン4gに加え、均一溶解させた。続いてテトラエトキシシラン(TEOS;株式会社高純度化学研究所製)10gを加え、均一混合し、本発明の感光性組成物(C−1)を得た。
そのラインアンドスペースパターン(以下、L/Sパターンという。)の形成を光学顕微鏡にて目視確認したところ、L/S=10/10μmのマスクにおいてマスク通りのL/S=10/10μmパターンが形成できており、かつパターン線幅が均一でパターンのはがれも無く、パターン形成物(E−1)において良好な微細パターン形成が確認された。
実施例1において、光塩基発生剤(A−1)を製造例2で合成した光塩基発生剤(A−2)1gとした以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明の感光性組成物(C−2)を得た。さらに実施例1と同様な操作を行い、本発明のパターン形成物(E−2)を得、そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ、良好な微細パターン形成が確認された。
実施例1において、テトラエトキシシランをMS56(テトラメトキシシランの加水分解物の縮合物;三菱化学株式会社製)10gをとした以外は、実施例1と同様な操作を行い、本発明のパターン形成物(E−3)を得、そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ良好な微細パターン形成が確認された。
光塩基発生剤(A−1)1gを2−ビニルピロリドン1g、エタノール5gに加え均一溶解させた。続いてチタン(IV)n−ブトキサイド(オルガチックスTA−25;マツモトファインケミカル株式会社製)2gを加え、均一混合し、本発明の感光性組成物(C−4)を得た。なお、溶液の調製は窒素雰囲気下で実施した。
その後、現像溶剤としてアセトンを用いたシャワー方式の現像装置によりこのガラス基板を30秒間現像した。さらに、40℃で10時間、さらに80℃で5時間ポストベークしてパターンをガラス基板上に形成し、パターン形成物(E−4)を得た。
そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ、良好な微細パターン形成が確認された。
実施例4において、チタン(IV)n−ブトキサイドをジルコニウム(IV)アセチルアセトナート(オルガチックスZC−150;マツモトファインケミカル株式会社製)2gとした以外は、実施例4と同様な操作を行い、本発明の感光性組成物(C−5)を得た。さらに実施例4と同様な操作を行い、パターン形成物(E−5)を得た。
そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ、良好な微細パターン形成が確認された。
実施例4において、チタン(IV)n−ブトキサイドをアルミニウム(III)イソプロポキサイド(三津和化学薬品株式会社製)2gとし、光塩基発生剤(A−1)を光塩基発生剤(A−2)1gとした以外は、実施例4と同様な操作を行い、本発明の感光性組成物(C−6)を得た。さらに実施例4と同様な操作を行い、パターン形成物(E−6)を得た。
そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ、良好な微細パターン形成が確認された。
実施例4において、チタン(IV)n−ブトキサイドをインジウム(III)アセチルアセトナート(三津和化学薬品株式会社製)2gとした以外は、実施例4と同様な操作を行い、本発明の感光性組成物(C−7)を得た。
さらに実施例4と同様な操作を行い、パターン形成物(E−7)を得た。
そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ、良好な微細パターン形成が確認された。
実施例4において、チタン(IV)n−ブトキサイドを亜鉛(II)アセチルアセトナート(三津和化学薬品株式会社製)2gとした以外は、実施例4と同様な操作を行い、本発明の感光性組成物(C−8)を得た。さらに実施例4と同様な操作を行い、パターン形成物(E−8)を得た。
そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ、良好な微細パターン形成が確認された。
実施例4において、チタン(IV)n−ブトキサイドをバリウム(II)エトキサイド(株式会社高純度化学研究所製)2gとした以外は、実施例4と同様な操作を行い、本発明の感光性組成物(C−9)を得た。さらに実施例4と同様な操作を行い、パターン形成物(E−9)を得た。
そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ、良好な微細パターン形成が確認された。
特許文献2記載の方法を参考に、比較パターン形成物(E’−1)を得た。そのL/Sパターンの形成を目視確認したところ、良好な微細パターン形成が確認された。
しかし、本発明の実施例における感光性組成物は、調製した溶液を基盤に塗布し、活性エネルギー線照射および現像という非常に簡便な方法により、L/S=10/10μmのマスク通りでかつパターン線幅が均一でパターンのはがれも無く、比較例と遜色のないパターン形成が可能である。
Claims (6)
- 光塩基発生剤(A)、および下記一般式(1)で表されるアルコキシシラン(B1)または下記一般式(2)で表される金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B2)を必須成分とし、活性エネルギー線照射による硬化後に現像することによりパターン形成が可能であることを特徴とする感光性組成物。
Si(OR1)x(R2)4−x (1)
[式中、R1は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基;R2は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、またはフェニル基を表す。xは(OR1)の個数を表し、2〜4の整数である。]
M(OR3)y (2)
[式中、MはNb、Ti、Zr、Al、In、ZnおよびBaからなる群より選ばれる1種以上の原子;R3は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、アセチルアセトナート基、およびアルキルアセトアセテート基からなる群より選ばれる1種以上の有機基を表す。yは原子Mの価数を表し、2〜5の整数である。] - 光塩基発生剤(A)、および下記一般式(1)で表されるアルコキシシラン(B1)または下記一般式(2)で表される金属アルコキシドもしくは金属キレート化合物(B2)の加水分解物の縮合物(C)を必須成分とし、活性エネルギー線照射による硬化後に現像することによりパターン形成が可能であることを特徴とする感光性組成物。
Si(OR1)x(R2)4−x (1)
[式中、R1は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基;R2は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、またはフェニル基を表す。xは(OR1)の個数を表し、2〜4の整数である。]
M(OR3)y (2)
[式中、MはNb、Ti、Zr、Al、In、ZnおよびBaからなる群より選ばれる1種以上の原子;R3は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、アセチルアセトナート基、およびアルキルアセトアセテート基からなる群より選ばれる1種以上の有機基を表す。yは原子Mの価数を表し、2〜5の整数である。] - 活性エネルギー線によって該光塩基発生剤(A)から発生する塩基(D)がアミジン骨格を有する塩基(D1)である請求項1または2記載の感光性組成物。
- 該発生塩基(D1)が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)、または1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)である請求項3記載の感光性組成物。
- 請求項1〜4いずれか記載の感光性組成物を活性エネルギー線照射により硬化させて得られるパターン形成物。
- 請求項1〜4いずれか記載の感光性組成物を用いてパターンが形成された透明導電膜、キャパシタ用高誘電体膜、半導体用保護膜またはプリント配線板用カバーレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009092212A JP5399116B2 (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 光塩基発生剤を含有する感光性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009092212A JP5399116B2 (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 光塩基発生剤を含有する感光性組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010243773A true JP2010243773A (ja) | 2010-10-28 |
JP5399116B2 JP5399116B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=43096854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009092212A Expired - Fee Related JP5399116B2 (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 光塩基発生剤を含有する感光性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5399116B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014056122A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Sanyo Chem Ind Ltd | 感光性組成物 |
JP2014056123A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Sanyo Chem Ind Ltd | 感光性組成物 |
JP2014065772A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 活性エネルギー線硬化型インク組成物及び印刷物 |
JP2016050259A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | Jsr株式会社 | 硬化性組成物、硬化膜、半導体素子及び表示素子 |
KR20160055779A (ko) * | 2013-07-18 | 2016-05-18 | 세메다인 가부시키 가이샤 | 광경화성 조성물, 경화물 및 그의 제조 방법, 그리고 관련 제품 및 그의 제조 방법 |
JP2016132704A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | セメダイン株式会社 | 光硬化性組成物 |
JP2016132705A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | セメダイン株式会社 | 光硬化性組成物 |
JP2016135852A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-28 | セメダイン株式会社 | 光硬化性組成物 |
JP2016530565A (ja) * | 2013-08-22 | 2016-09-29 | インプリア・コーポレイションInpria Corporation | 有機金属溶液に基づいた高解像度パターニング組成物 |
WO2017141756A1 (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | Jsr株式会社 | 感放射線性組成物及びパターン形成方法 |
JP2018017780A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | Jsr株式会社 | 感放射線性組成物及びパターン形成方法 |
US20210200092A1 (en) * | 2019-12-31 | 2021-07-01 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Method of forming photoresist pattern |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06273936A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-09-30 | Toray Ind Inc | 感光性樹脂組成物およびこれを使用したパターン形成方法 |
JP2000221672A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-11 | Semiconductor Leading Edge Technologies Inc | パターン形成材料及びパターン形成方法 |
JP2003288991A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-10-10 | Jsr Corp | 有機el表示素子の絶縁膜を形成するための感放射線性組成物、それから形成された絶縁膜、および有機el表示素子 |
WO2005036270A1 (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-21 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | 放射線硬化性組成物、その保存方法、硬化膜形成方法、パターン形成方法、パターン使用方法、電子部品及び光導波路 |
WO2005036269A1 (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-21 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | 放射線硬化性組成物、その保存方法、硬化膜形成方法、パターン形成方法、パターン使用方法、電子部品及び光導波路 |
JP2006091906A (ja) * | 2003-10-07 | 2006-04-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 放射線硬化性組成物、その保存方法、硬化膜形成方法、パターン形成方法、パターン使用方法、電子部品及び光導波路 |
WO2007026652A1 (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-08 | Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. | 膜形成組成物、これを用いたパターン形成方法及び三次元モールド |
JP2007199252A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 感光性組成物 |
JP2009280785A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-12-03 | Tokyo Univ Of Science | 塩基発生剤及び当該塩基発生剤を含有する感光性樹脂組成物 |
JP2010043030A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Az Electronic Materials Kk | アルカリ可溶性シルセスキオキサン及び感光性組成物 |
JP2010084144A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-04-15 | Tokyo Univ Of Science | 塩基発生剤及び当該塩基発生剤を含有する感光性樹脂組成物 |
-
2009
- 2009-04-06 JP JP2009092212A patent/JP5399116B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06273936A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-09-30 | Toray Ind Inc | 感光性樹脂組成物およびこれを使用したパターン形成方法 |
JP2000221672A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-11 | Semiconductor Leading Edge Technologies Inc | パターン形成材料及びパターン形成方法 |
JP2003288991A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-10-10 | Jsr Corp | 有機el表示素子の絶縁膜を形成するための感放射線性組成物、それから形成された絶縁膜、および有機el表示素子 |
WO2005036270A1 (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-21 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | 放射線硬化性組成物、その保存方法、硬化膜形成方法、パターン形成方法、パターン使用方法、電子部品及び光導波路 |
WO2005036269A1 (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-21 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | 放射線硬化性組成物、その保存方法、硬化膜形成方法、パターン形成方法、パターン使用方法、電子部品及び光導波路 |
JP2006091906A (ja) * | 2003-10-07 | 2006-04-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 放射線硬化性組成物、その保存方法、硬化膜形成方法、パターン形成方法、パターン使用方法、電子部品及び光導波路 |
WO2007026652A1 (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-08 | Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. | 膜形成組成物、これを用いたパターン形成方法及び三次元モールド |
JP2007199252A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 感光性組成物 |
JP2009280785A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-12-03 | Tokyo Univ Of Science | 塩基発生剤及び当該塩基発生剤を含有する感光性樹脂組成物 |
JP2010043030A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Az Electronic Materials Kk | アルカリ可溶性シルセスキオキサン及び感光性組成物 |
JP2010084144A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-04-15 | Tokyo Univ Of Science | 塩基発生剤及び当該塩基発生剤を含有する感光性樹脂組成物 |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014056123A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Sanyo Chem Ind Ltd | 感光性組成物 |
JP2014056122A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Sanyo Chem Ind Ltd | 感光性組成物 |
JP2014065772A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 活性エネルギー線硬化型インク組成物及び印刷物 |
KR20160055779A (ko) * | 2013-07-18 | 2016-05-18 | 세메다인 가부시키 가이샤 | 광경화성 조성물, 경화물 및 그의 제조 방법, 그리고 관련 제품 및 그의 제조 방법 |
JP5927750B2 (ja) * | 2013-07-18 | 2016-06-01 | セメダイン株式会社 | 光硬化性組成物 |
KR102305831B1 (ko) | 2013-07-18 | 2021-09-27 | 세메다인 가부시키 가이샤 | 광경화성 조성물, 경화물 및 그의 제조 방법, 그리고 관련 제품 및 그의 제조 방법 |
JPWO2015008709A1 (ja) * | 2013-07-18 | 2017-03-02 | セメダイン株式会社 | 光硬化性組成物 |
US10025179B2 (en) | 2013-08-22 | 2018-07-17 | Inpria Corporation | Organometallic solution based high resolution patterning compositions |
US11966159B2 (en) | 2013-08-22 | 2024-04-23 | Inpria Corporation | Organometallic solution based high resolution patterning compositions |
JP2016530565A (ja) * | 2013-08-22 | 2016-09-29 | インプリア・コーポレイションInpria Corporation | 有機金属溶液に基づいた高解像度パターニング組成物 |
US10416554B2 (en) | 2013-08-22 | 2019-09-17 | Inpria Corporation | Organometallic solution based high resolution patterning compositions |
JP2016050259A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | Jsr株式会社 | 硬化性組成物、硬化膜、半導体素子及び表示素子 |
JP2016135852A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-28 | セメダイン株式会社 | 光硬化性組成物 |
JP2016132705A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | セメダイン株式会社 | 光硬化性組成物 |
JP2016132704A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | セメダイン株式会社 | 光硬化性組成物 |
JPWO2017141756A1 (ja) * | 2016-02-19 | 2018-12-06 | Jsr株式会社 | 感放射線性組成物及びパターン形成方法 |
WO2017141756A1 (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | Jsr株式会社 | 感放射線性組成物及びパターン形成方法 |
JP2018017780A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | Jsr株式会社 | 感放射線性組成物及びパターン形成方法 |
US20210200092A1 (en) * | 2019-12-31 | 2021-07-01 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Method of forming photoresist pattern |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5399116B2 (ja) | 2014-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5399116B2 (ja) | 光塩基発生剤を含有する感光性組成物 | |
JP5707407B2 (ja) | ポジ型感光性シロキサン組成物 | |
JP6137862B2 (ja) | ネガ型感光性シロキサン組成物 | |
WO2011126076A1 (ja) | 薄膜トランジスタ基板 | |
JP6487126B2 (ja) | ポジ型感光性シロキサン組成物 | |
JP6173918B2 (ja) | ネガ型感光性シロキサン組成物 | |
KR102302306B1 (ko) | 보호막을 구비한 박막 트랜지스터 기판 및 이의 제조 방법 | |
TWI797164B (zh) | 正型感光性矽氧烷組成物、使用其之硬化膜及硬化膜的製造方法 | |
CN102859439A (zh) | 正型感射线性组合物、显示元件用层间绝缘膜及其形成方法 | |
CN110073476A (zh) | 具备保护膜的薄膜晶体管基板及其制造方法 | |
JP6870157B2 (ja) | ネガ型感光性シロキサン組成物、ならびにそれを用いた硬化膜および電子素子の製造方法 | |
TWI494696B (zh) | 感放射線性組成物及硬化膜 | |
KR102639846B1 (ko) | 폴리실록산, 이를 포함하는 조성물 및 이를 사용하는 경화 필름 | |
KR101848330B1 (ko) | Tft 기판의 제조 방법, 유기 el 표시 장치 및 그 제조 방법과, 액정 표시 장치, 및 그 제조 방법 | |
JP7149958B2 (ja) | ポジ型感光性シロキサン組成物、およびそれを用いて形成した硬化膜 | |
JP7330256B2 (ja) | ポジ型感光性ポリシロキサン組成物 | |
JP2021508066A (ja) | 感光性シロキサン組成物およびこれを用いたパターン形成方法 | |
TWI567085B (zh) | 矽烷化合物及使用其之單分子層或多分子層形成用組成物 | |
JP2020154282A (ja) | ポジ型感光性ポリシロキサン組成物 | |
JP2010250192A (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜およびそれを用いた半導体装置、表示体装置。 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131022 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |