JP2010235739A - 感光性黒色組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カーボンブラック(a)、光重合開始剤(b)、エチレン性不飽和化合物(c)、分散樹脂(d)、及びD500/D365≧1、D550/D365≧1、及びD600/D365≧1の三つの条件式を満たす遮蔽用有機顔料(e)を含むことを特徴とする感光性黒色組成物により解決。(D365、D500、D550、及びD600は、それぞれ、ある条件で測定した遮蔽有機顔料(e)を含む塗膜の、365nm、500nm、550nm、及び600nmにおける光学濃度である。)
【選択図】なし
Description
D550/D365≧1
D600/D365≧1
D550は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長550nmにおける光学濃度であり、
D600は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長600nmにおける光学濃度であり、
D365は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長365nmにおける光学濃度である。)
A11〜A14のうちの2つが、−COOHであり、他の2つが、ビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであるか、又は、A11〜A14のうちの2つが、−COOHであり、他の1つが、水素原子若しくは−COOR1(但し、R1は、炭素原子数1〜18のアルキル基である。)であり、他の1つがビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合から群から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであり、
k1は、1又は2の整数である。〕
A21〜A24のうちの2つが、−COOHであり、他の2つが、ビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであるか、又は、A21〜A24のうちの2つが、−COOHであり、他の1つが、水素原子若しくは−COOR22(但し、R52は、炭素原子数1〜18のアルキル基である。)であり、他の1つがビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合からなる群から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであり、
R21は、直接結合、−O−、−CO−、−COOCH2CH2OCO−、−SO2−、−C(CF3)2−、一般式(3)で表される基、又は一般式(4)で表される基である。]
Q5は、有機色素残基であり、
X5は、直接結合、−CO−NH−Y52−、−SO2−NH−Y52−、又は−CH2−NH−CO−CH2−NH−Y52−であり、
Y52 は、置換基を有してもよいアルキレン基、又は置換基を有してもよいアリーレン基であり、
Y51は、−NH−、又は−O−であり、
Z5は、n5が1である場合には、水酸基、アルコキシ基、下記一般式(6)で示される置換基、又は−NH−X−Qであり、Q、及びXは、前記のとおりであり、nが2〜4の整数である場合には、水酸基、アルコキシ基、又は下記一般式(6)で示される置換基であり、
R51、及びR52は、それぞれ独立に置換基を有してもよいアルキル基であり、R51とR52 とが互いに結合して少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を形成してもよく、
m5は、1〜6の整数であり、
n5は、1〜4の整数である。
Y6は、−NH−、又は−O−であり、
R61 、R62、及びm6は、それぞれR51、R52、m5と同様である。)〕
本発明は、更に、多官能チオール(g)を含むことを特徴とする前記感光性黒色組成物に関する。
本発明の感光性黒色組成物は、遮光成分として、カーボンブラック(a)を使用する。
CABOT製のMOGUL L、BLACK PEARLS(L、520、450、若しくは430)、又はREGAL(660R、660、500R、330R、330,若しくは300R)等、
三菱化学製のMA(77、7、8、11、100、100R、100S、200RB、若しくは14)、又は#(52、50、47、45、45L、44、
33,32,若しくは260)等、
DEGUSSA製のSpecial Black550、Printex(55、45、300、若しくはES23)等、
旭カーボン製の旭#70L N−326等、あるいは、
コロンビアン・カーボン製のRAVEN(1255、1250、1200、170、1040、1035、1030、1020、1000、890POWDE R、890H POEDER、若しくは850)等を挙げることができ、特に好ましくは、三菱化学製の#47、#45、又は#45L等を用いることができる。
CABOT製のMONARCH、BLACK PERLS(1400、1300、1100、1000、900、880、800、若しくは700)、又はVULCAN(P、若しくは9A32)等、
三菱化学製の#(2700B、2650、2600、2450B、2400B、2350、2300、1000、990、980、970、960、950、900、若しくは850)、MCF88、又はMA600等、
DEGUSSA製のColor Black(FW2000、FW2、FW2V、FW1、FW18、S170、若しくはS160)、Special Black(6、若しくは5)、又はPrintex(95、90、85、80、75、40、若しくは60)等、
東海カーボン製のシースト(9H SAF−HS、若しくは9 SAF)等、
旭カーボン製の旭#80等、あるいは、
コロンビアン・カーボン製のROYAL SPECTRA、NEO SPECTRA MARK(I、若しくはII)、NEO SPECTRA AG、SUPERBA(NEO MK III)、NEO SPECTRA MARK IV、RAVEN(5000、7000、5750、5250、3500、3200、2000、若しくは1500)、CONDUCTEX(40−220、SC)、又はRAVEN C BEADS等を挙げることができる。
特に好ましくは、CABOT製のMONARCH1100、又はDEGUSSA製のPrintex95を用いることができる。
CABOT製のVULCAN(XC72R、若しくはXC72)、MOGUL L、BLACK PERLS(L、570、520、490、480、470、460、450、430、420、若しくは410)、REGAL(660R、660、500R、330R、330、300R、250R、250、99R、若しくは99I)、ELFTEX(5、8、12、若しくはPELLETS115)等、
三菱化学製のMA(77、7、8、11、100、100R、100S、230、200RB、若しくは14)、#(750B、650B、52、50、47、45、45L、44、40、33、32、30、95、85、260、3230B、若しくは3350B)、又はCF9等、
DEGUSSA製のSpecial Black(4、4A、550、若しくは350)、Printex(150T、U、V、140U、140V、55、45、P、L6、L、300、30、ES23、3、ES22、35、若しくはXE2)、又はNIPex35等、
東海カーボン製のシースト[6ISAF、600ISAF-LS、5H−IISAF-HS、KH(N339)、3H HAF-HS、NH(N351)、3 HAF、3M、N LI-HAF 、300 HAF-LS、若しくは116 MAF] 等、
旭カーボン製の旭#75、旭#70(−IH、−IN、若しくは−L)、旭HS−500、又は旭F−200等、あるいは、
コロンビアン・カーボン製のRAVEN(1255、1250、1200、1170、1040、1035、1030 BEADS、1020、1000、890POWDWE、890HPOWDER、850、若しくは825BEADS)、又はCONDUCTEX(975BEADS、若しくは900BEADS)等を挙げることができる。
特に好ましくは、三菱化学製の#(47、45、若しくは45L)、DEGUSSA製のNIPex35、あるいはCABOT製のREGAL250Rを用いることができる。
本発明の感光性黒色組成物にて用いられる光重合開始剤としては、例えば、アセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾイン系光重合開始剤、ベンゾフェノン系光重合開始剤、チオキサンソン系光重合開始剤、トリアジン系光重合開始剤、カルバゾール系光重合開始剤、イミダゾール系光重合開始剤、オキシム系光重合開始剤、ボレート系光重合開始剤、ホスフィン系光重合開始剤、キノン系光重合開始剤、又はチタノセン系光重合開始剤等を用いることができる。
本発明の感光性黒色組成物に含有されるエチレン性不飽和化合物(c)は、エチレン性不飽和二重結合を1個または2個以上有する化合物であり、モノマー、オリゴマーを用いることができる。
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、s−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、イソペンチル(メタ)アクリレート、ネオペンチル(メタ)アクリレート、t−ペンチル(メタ)アクリレート、1-メチルブチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、1−メチルヘプチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、イソミリスチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、又はイソステアリル(メタ)アクリレート等の直鎖又は分岐アルキル(メタ)アクリレート類;
シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ターシャリブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルオキシエチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート、又はイソボルニル(メタ)アクリレート等の環状アルキル(メタ)アクリレート類;
トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート、パーフルオロオクチルエチル(メタ)アクリレート、又はテトラフルオロプロピル (メタ)アクリレート等のフルオロアルキル(メタ)アクリレート類;
(メタ)アクリロキシ変性ポリジメチルシロキサン(シリコーンマクロマー)類;
テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、又は3−メチル−3−オキセタニル(メタ)アクリレート等の複素環を有する(メタ)アクリレート類;
ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、パラクミルフェノキシエチル(メタ)アクリレート、パラクミルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、又はノニルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等の芳香族環を有する(メタ)アクリレート類;
2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリレート、2−メトキシプロピル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル(メタ)アクリレート、又はポリエチレングリコールモノステアリルエーテル(メタ)アクリレート等の(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート類;
(メタ)アクリル酸、アクリル酸ダイマー、2−(メタ)アクリロイロキシエチルフタレート、2−(メタ)アクリロイロキシプロピルフタレート、2−(メタ)アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタレート、2−(メタ)アクリロイロキシプロピルヘキサヒドロフタレート、エチレンオキサイド変性コハク酸(メタ)アクリレート、β−カルボキシエチル(メタ)アクリレート、又はω−カルボキシポリカプロラクトン(メタ)アクリレート等のカルボキシル基を有する(メタ)アクリレート類;
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−アクリロイロキシエチル−2−ヒドロキシエチル(メタ)フタレート、
ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリ(エチレングリコール−プロピレングリコール)モノ(メタ)アクリレート、ポリ(エチレングリコール−テトラメチレングリコール)モノ(メタ)アクリレート、ポリ(プロピレングリコール−テトラメチレングリコール)モノ(メタ)アクリレート、又はグリセロール(メタ)アクリレート等のヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレート類;
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート,ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリ(エチレングリコール−プロピレングリコール)ジ(メタ)アクリレート、ポリ(エチレングリコール−テトラメチレングリコール)ジ(メタ)アクリレート、ポリ(プロピレングリコール−テトラメチレングリコール)ジ(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、又は2−エチル−2−ブチル−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート等の(ポリ)アルキレングリコールジ(メタ)アクリレート類;
ジメチロールジシクロペンタンジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ステアリン酸変性ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、テトラメチレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、テトラメチレンオキサイド変性ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、ジアクリル酸亜鉛、エチレンオキサイド変性リン酸トリアクリレート、又はグリセロールジ(メタ)アクリレート等のジ(メタ)アクリレート類;
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、又はジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート等の3級アミノ基を有する(メタ)アクリレート類;
グリセロールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、又はジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の三官能以上の多官能(メタ)アクリレート;
グリセロールトリグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、グリセロールジグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、1,6−ブタンジオールジグリシジルエーテル、アルキルグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、アリルグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、フェニルグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、スチレンオキサイド−(メタ)アクリル酸付加物、ビスフェノールAジグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、プロピレンオキサド変性ビスフェノールAジグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、ビスフェノールFジグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、エピクロルヒドリン変性フタル酸―(メタ)アクリル酸付加物、エピクロルヒドリン変性ヘキサヒドロフタル酸―(メタ)アクリル酸付加物、エチレングリコールジグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル−(メタ)アクリル酸付加物、プロピレングリコールジグリシジルエーテル―(メタ)アクリル酸付加物、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル―(メタ)アクリル酸付加物、フェノールノボラック型エポキシ樹脂−(メタ)アクリル酸付加物、
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂−(メタ)アクリル酸付加物、又はその他のエポキシ樹脂−(メタ)アクリル酸付加物等のエポキシ(メタ)アクリレート類;
(メタ)アクリロイル変性イソシアヌレート、(メタ)アクリロイル変性ポリウレタン、(メタ)アクリロイル変性ポリエステル、(メタ)アクリロイル変性メラミン、(メタ)アクリロイル変性シリコーン、(メタ)アクリロイル変性ポリブタジエン、又は(メタ)アクリロイル変性ロジン等の(メタ)アクリロイル変性樹脂オリゴマー類;
スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸ビニル、又は(メタ)アクリル酸アリル等のビニル類;
ヒドロキシエチルビニルエーテル、エチレングリコールジビニルエーテル、又はペンタエリスリトールトリビニルエーテル等のビニルエーテル類;
(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、又はN−ビニルホルムアミド等のアミド類;あるいは、
アクリロニトリル等が挙げられる。
本発明の感光性黒色組成物では、分散樹脂(d)として公知の樹脂型分散剤を用いることが出来る。市販の樹脂型分散剤としては具体的に以下のものが挙げられる。
A11〜A14のうちの2つが、−COOHであり、他の2つが、ビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであるか、又は、A11〜A14のうちの2つが、−COOHであり、他の1つが、水素原子若しくは−COOR1(但し、R1は、炭素原子数1〜18のアルキル基である。)であり、他の1つがビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合からなる群から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであり、
k1は、1又は2の整数である。〕
A21〜A24のうちの2つが、−COOHであり、他の2つが、ビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであるか、又は、A21〜A24のうちの2つが、−COOHであり、他の1つが、水素原子若しくは−COOR22(但し、R22は、炭素原子数1〜18のアルキル基である。)であり、他の1つがビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合からなる群から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであり、
R21は、直接結合、−O−、−CO−、−COOCH2CH2OCO−、−SO2−、−C(CF3)2−、一般式(3)で表される基、又は一般式(4)で表される基である。]
本発明で用いることのできる樹脂型分散剤(dA)は、ビニル重合体主鎖(dA1)内に、下記一般式(14)で表されるカルボキシル基含有単位(G14)を、ビニル重合体主鎖(dA1)の1分子あたり平均0.3個以上3.0個以下の量で含む構造を有する限り、その化学構造及び製造方法は特に限定されるものではない。
R141は、水素原子又はメチル基であり、
X141は、−COO−、−CONH−、−O−、−OCO−又は−CH2O−であり、
X142は、下記一般式(14a)で表される基であり、
X143は、下記一般式(14b)で表される基であり、
Y141は、一般式(14c)で表される基、又は一般式(14d)で表される基である。
−(−Ra141−O−)m 141−
(一般式(14a)中、
Ra141は、炭素原子数2〜8の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、又は炭素原子数3〜8のシクロアルキレン基であり、
m141は、1〜50の整数である。)
−(−CO−Rb141−O−)m 142−
(一般式(14b)中、
Rb141は、炭素原子数4〜8の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、又は炭素原子数4〜8のシクロアルキレン基であり、
m142は、0〜20の整数である。)
(i)Ac141〜Ac143のうちの1つは、水素原子であって、他の2つは−COOHである組合せであるか、
(ii)Ac141〜Ac143のうちの1つは、−COORc141(ただしRc141は炭素原子数1〜18のアルキル基である)であって、他の2つは−COOHである組合せであるか、
(iii)Ac141〜Ac143のうちの1つは、一般式(14e):
Xe141は、−COO−、−CONH−、−O−、−OCO−、又は−CH2O−であり、
Xe142は、下記一般式(14f)で表される基であり、
Xe143は、下記一般式(14g)で表される基であり、
Ze141は、下記一般式(14h)で表される基を含むビニル系重合体主鎖(dA2)であって、前記ビニル系重合体主鎖(dA1)と前記ビニル系重合体主鎖(dA2)とは同一の主鎖であるか、あるいはそれぞれ別の主鎖であることができる。
−(−Rf141−O−)m 143−
(一般式(14f)中、
Rf141は、炭素原子数2〜8の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、又は炭素原子数3〜8のシクロアルキレン基であり、
m143は、1〜50の整数である。)
−(−CO−Rg141−O−)m 144−
(一般式(14g)中、
Rg141は、炭素原子数4〜8の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、又は炭素原子数4〜8のシクロアルキレン基であり、
m144は、0〜20の整数である。)
(iv)Ac141〜Ac143の3つは、−COOHであり、
kc141は、1又は2である。]
(i)Ad141〜Ad143のうち1つは、水素原子であって、他の2つは、−COOHである組合せであるか、
(ii)Ad141〜Ad143のうち1つは−COORd142(ただしRd142は炭素原子数1〜18のアルキル基である)であって、他の2つは−COOHである組合せであるか、
(iii)Ad141〜Ad143のうち1つは、一般式(14i):
Xi141は、−COO−、−CONH−、−O−、−OCO−、又は−CH2O−であり、
Xi142は、下記一般式(14j)で表される基であり、
Xi143は、下記一般式(14k)で表される基であり、
Zi141は、下記一般式(14p)で表される基を含むビニル系重合体主鎖(dA3)であって、前記ビニル系重合体主鎖(dA1)と前記ビニル系重合体主鎖(dA3)とは同一の主鎖であるか、あるいは、それぞれ別の主鎖であることができる。
−(−Rj141−O−)m 145−
(一般式(14j)中、
Rj141は、炭素原子数2〜8の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、又は炭素原子数3〜8のシクロアルキレン基であり、
m145は、1〜50の整数である。)
−(−CO−Rk141−O−)m 146−
(一般式(14k)中、
Rk141は、炭素原子数4〜8の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、又は炭素原子数4〜8のシクロアルキレン基であり、
m146は、0〜20の整数である。)
で表される基であって、他の2つは−C(=O)OHである組合せであるか、あるいは、
(iv)Ad141〜Ad143の3つは、−COOHであり、
Rd141は、直接結合、−O−、−CO−、−COOCH2CH2OCO−、−SO2−、−C(CF3)2−、一般式(14r)、で表される基、又は一般式(14s)で表される基である。
本発明で用いることのできる樹脂型分散剤(dB)は、分子内に2つの水酸基と1つのチオール基とを有する化合物の存在下に、エチレン性不飽和単量体をラジカル重合してなる、片末端に2つの水酸基を有するビニル重合体(dB1)中の水酸基と、下記一般式(15a)若しくは(15b)で示されるテトラカルボン酸無水物(dB2)中の酸無水物基とを反応させてなる樹脂型分散剤であり、それ以外の化学構造及び製造方法は特に限定されるものではない。
樹脂型分散剤(dC)は、一般式(16)で表される構造を有する限り、その化学構造及び製造方法は特に限定されるものではない。
(HOOC―)e 16―R161―(―COO―[―R162―COO―]f 16―R163)g 16
〔一般式(16)中、
R161は、下記一般式(16a)若しくは(16b)で示される構造、
R162は、モノアルコール残基であり、
R163は、ヒドロキシカルボン酸残基若しくはラクトン残基であり、
e16は、2又は3であり、
f16は、1〜50の整数であり、
そしてg16は、(4−[e16])である。〕
本発明の感光性黒色組成物には、塗膜の導電性を下げ抵抗値を上げる目的で、カーボンブラック(a)と遮蔽用有機顔料(e)を併用することが必須である。
D550/D365≧1
D600/D365≧1
D550は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長550nmにおける光学濃度であり、
D600は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長600nmにおける光学濃度であり、
D365は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長365nmにおける光学濃度である。)
本発明の感光性黒色組成物には更に色素誘導体(f)を含有することが出来る。色素誘導体(f)は、有機色素に置換基を導入した化合物であり、有機色素には、一般に色素とは呼ばれていないナフタレン系、アントラキノン系等の淡黄色の芳香族多環化合物も含まれる。色素誘導体としては、下記一般式(5)で示されるものが好ましく用いることができる。
Q5は、有機色素残基であり、
X5は、直接結合、−CO−NH−Y52−、−SO2−NH−Y52−、又は−CH2−NH−CO−CH2−NH−Y52−であり、
Y52 は、置換基を有してもよいアルキレン基、又は置換基を有してもよいアリーレン基であり、
Y51は、−NH−、又は−O−であり、
Z5は、n5が1である場合には、水酸基、アルコキシ基、下記一般式(6)で示される置換基、又は−NH−X−Qであり、Q、及びXは、前記のとおりであり、nが2〜4の整数である場合には、水酸基、アルコキシ基、又は下記一般式(6)で示される置換基であり、
R51、及びR52は、それぞれ独立に置換基を有してもよいアルキル基であり、R51とR52 とが互いに結合して少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を形成してもよく、
m5は、1〜6の整数であり、
n5は、1〜4の整数である。
さらに、本発明の感光性黒色組成物には、前記分散樹脂(d)以外の樹脂を含有させることができる。前記分散樹脂(d)以外の樹脂としては、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、又は感光性樹脂(d)以外の感光性樹脂を用いることができる。
本発明の感光性黒色組成物には、連鎖移動剤としての働きをする多官能チオールを含有させることができる。
本発明の感光性黒色組成物には、カーボンブラックを充分に分散させ、所望の膜厚のブラックマトリックスを形成するために溶剤を含有させることができる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、スチレン−アクリル酸共重合体のアルカリ塩、ステアリン酸ナトリウム、アルキルナフタリンスルホン酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ステアリン酸モノエタノールアミン、ステアリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、スチレン−アクリル酸共重合体のモノエタノールアミン、又はポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル等のアニオン性界面活性剤;
ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、又はポリエチレングリコールモノラウレート等のノニオン性界面活性剤;
アルキル4級アンモニウム塩、又はそれらのエチレンオキサイド付加物等のカオチン性界面活性剤;
アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアルキルベタイン;あるいは、
アルキルイミダゾリン等の両性界面活性剤が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルエトキシシラン、又はビニルトリメトキシシラン等のビニルシラン類;
γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等の(メタ)アクリルシラン類;
β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、又はγ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のエポキシシラン類;
N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジエトキシシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、又はN−フェニル−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノシラン類;あるいは、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、又はγ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン等のチオシラン類等が挙げられる。
ヘキサメトキシメチロールメラミン、又はヘキサブトキシメチロールメラミン等のメラミン化合物;
テトラメトキシメチロールベンゾグアナミン、又はテトラブトキシメチロールベンゾグアナミン等のベンゾグアナミン化合物;
ビスフェノールフルオレンジグリシジルエーテル、ビスクレゾールフルオレンジグリシジルエーテル、ビスフェノキシエタノールフルオレンジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ジグリシジルテレフタレート、ジグリシジルo−フタレート、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、又はポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル等のポリオールのグリシジルエーテル、又はポリグリシジルイソシアヌレート等のエポキシ化合物;
3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、1,4−ビス[〔(3−エチルオキセタン−3−イル)メトキシ〕メチル]ベンゼン、ビス〔1−エチル(3−オキセタニル)〕メチルエーテル、3−エチル−3−(2−エチルヘキシロキシメチル)オキセタン、3−エチル−3−(フェノキシメチル)オキセタン、3−エチル−3−(シクロヘキシロキシ)メチルオキセタン、オキセタニルシルセスキオキサン、オキセタニルシリケート、フェノールノボラックオキセタン、1,3−ビス〔(3−エチルオキセタン−3−イル)メトキシ〕ベンゼン、1,4−ビス[〔(3−エチルオキセタン−3−イル)メトキシ〕メチル]ビフェニル、1−エチル−3−オキセタニルメチルメタクリレート、又はベンゼン−1,4−ジカルボン酸ビス〔1−エチル(3−オキセタニル)メチル〕エステル等のオキセタン化合物;
オルトクレゾール、パラクレゾール、パラフェニルフェノール、パラノニルフェノール、2,3−キシレノール、フェノール、メタクレゾール、3,5−キシレノール、レゾルシノール、カテコール、ハイドロキノン、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールB、ビスフェノールE、ビスフェノールH、若しくはビスフェノールS等のフェノール類と、ホルムアルデヒド、若しくはアセトアルデヒド等のアルデヒド類とを、酸性触媒下で反応させたノボラック型フェノール化合物、又は塩基性触媒下で反応させたレゾール型フェノール化合物;
四国化成工業社製ベンゾオキサジンP−d型、又はベンゾオキサジンF−a型等の市販品のベンゾオキサジン;
1,2−フタル酸、1,3−フタル酸、1,4−フタル酸、1,2,4−トリメリット酸、ピロメリット酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、ブタンテトラカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、C1−CIC酸、CIC酸、C3−CIC酸、若しくはBis−CIC酸等のカルボン酸化合物を、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル、若しくは2−エチルヘキシルビニルエーテル等のブロック剤で、ブロックしたブロック化カルボン酸化合物;
ヘキサメチレジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トルイジンイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシアネート、ビス(4−イソシアネートシクロヘキシル)メタン、又はテトラメチルキシリレンジイソシアネート等のジイソシアネート、これらジイソシアネートのイソシアヌレート体、トリメチロールプロパンアダクト型、ビウレット型、若しくはイソシアネート残基を有するプレポリマー(ジイソシアネートとポリオールから得られる低重合体)及びイソシアネート残基を有するウレトジオン等のイソシアネート化合物のイソシアネート基を、フェノール(解離温度180℃以上)、ε−カプロラクタム(解離温度160〜180℃)、オキシム(解離温度130〜160℃)、若しくは活性メチレン(100〜120℃)等のブロック剤でブロックしたブロック化イソシアネート化合物;あるいは、
日清紡社製カルボジライトV−01、V−03、又はV−05等の市販品のカルボジイミド化合物等が挙げられるが、必ずしもこれらに限定されるものではなく、単独、又は2種類以上併用して使用することもできる。
本発明のカラーフィルタは、透明基板上に、本発明の感光性黒色組成物を用いて形成されたブラックマトリックスと、黒以外の少なくとも2色のフィルタセグメントとを備えるものである。フィルタセグメントの色は、青色、緑色、赤色、シアン、エロー、マゼンタ、橙色、及び紫色などから2〜6色程度選択される。同色系の色で、濃度の違うフィルタセグメントが形成されていてもよい。
カーボンブラックA:三菱化学製#45(平均一次粒子径24nm,比表面積115m2/g,吸油量53cm3/100g)
カーボンブラックB:CABOT製REGAL250R(平均一次粒子径35nm,比表面積50m2/g,吸油量46cm3/100g)
カーボンブラックC:DEGUSSA製のPrintex95(平均一次粒子径15nm,比表面積250m2/g,吸油量52cm3/100g)
カーボンブラックD:CABOT製MONARCH120(平均一次粒子径75nm,比表面積25m2/g,吸油量72cm3/100g)
有機顔料A:ピグメントバイオレット23
有機顔料B:ピグメントブルー15:3
有機顔料C:ピグメントブルー15:6
顔料誘導体A:
一般式(17):
一般式(18):
一般式(21):
光重合開始剤A:オキシム系光重合開始剤:(エタノン,1−[9−エチル−6−(2−メチルベンゾイル)−9H−カルバゾール−3H−イル]−,1−(0−アセチルオキシム))
一般式(9):
<製造例1(ポリエステル系分散剤A)>
ガス導入管、温度計、コンデンサ、及び攪拌機を備えた反応容器に、1−ドデカノール62.6部、ε−カプロラクトン287.4部、及び触媒としてモノブチルスズ(IV)オキシド0.1部を仕込み、窒素ガスで置換した後、120℃で4時間加熱、撹拌した。固形分測定により98%が反応したことを確認したのち、無水ピロメリット酸36.6部を加え、120℃で2時間反応させ最後にプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMAc)386.7部を加えポリエステル系分散剤A溶液を得た。得られたポリエステル系分散剤A溶液の不揮発分は50%、ポリエステル系分散剤Aの重量平均分子量(Mw)は5,000、酸価は46、常温で白色ワックス状固体であった。
ガス導入管、温度計、コンデンサ、攪拌機を備えた反応容器に、n−ブチルメタクリレート100部とベンジルメタクリレート100部を仕込み、窒素ガスで置換した。反応容器内を80℃に加熱して、3‐メルカプト‐1,2‐プロパンジオール12部に、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.1部を溶解した溶液を添加して、10時間反応した。固形分測定により95%が反応したことを確認した。ピロメリット酸無水物19部、溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMAc)242部、触媒として1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン0.40部を追加し、120℃で7時間反応させた。酸価の測定で98%以上の酸無水物がハーフエステル化していることを確認し反応を終了しアクリル系分散剤Aを得た。室温まで冷却後、固形分濃度を50%に調節し、アクリル系分散剤A溶液を得た。アクリル系分散剤Aの重量平均分子量(Mw)は8,500、酸価は40であった。
ガス導入管、コンデンサー、攪拌翼、及び温度計を備え付けた反応槽に、溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMAc)60部を仕込み110℃に昇温し、反応容器内を窒素置換した後、滴下槽から、メタクリル酸30部、n−ブチルメタクリレート20部、メチルメタクリレート15部、ベンジルメタクリレート30部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート5部、溶剤(PGMAc)40部、及びジメチル−2,2’−アゾビスジイソブチレート6部を予め均一に混合した混合液を2時間かけて滴下し、その後3時間、同じ温度で攪拌を続け、反応を終了した。このようにして、数平均分子量が4,000であり、一分子中の水酸基の平均個数1.5個であるビニル系樹脂中間体(MB1)を得た。
ガス導入管、コンデンサー、攪拌翼、及び温度計を備え付けた反応装置に、アクリル系分散剤Bを製造する際に用いたビニル系樹脂中間体(MB1)を固形分で100部、3,3‘,4,4’ビフェニルテトラカルボン酸無水物5.9部、及びジメチルベンジルアミン0.1部を仕込み、100℃で6時間反応させた。このようにして、一分子あたりのピロメリット酸の平均個数(すなわち、カルボキシル基含有単位(G11)の平均個数)が0.8個であるアクリル系分散剤Cを得た。室温まで冷却後、固形分濃度を50%に調節し、アクリル系分散剤C溶液を得た。アクリル系分散剤Cの重量平均分子量(Mw)は14,000、酸価は70であった。
反応容器にプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート370部を入れ、容器に窒素ガスを注入しながら80℃に加熱して、同温度で下記モノマー及び熱重合開始剤の混合物を1時間かけて滴下して重合反応を行った。
メチルメタクリレート 10.0部
n−ブチルメタクリレート 35.0部
2−ヒドロキシエチルメタクリレート 15.0部
2、2'−アゾビスイソブチロニトリル 4.0部
パラクミルフェノールエチレンオキサイド変性アクリレート 20.0部
滴下終了後、更に80℃で3時間反応させた後、アゾビスイソブチロニトリル1.0部をシクロヘキサノン50部に溶解させたものを添加し、更に80℃で1時間反応を続けて、アクリル樹脂Aの溶液を得た。アクリル樹脂の重量平均分子量(GPC測定)は、約40000であった。室温まで冷却した後、樹脂溶液約2gをサンプリングして180℃、20分加熱乾燥して不揮発分を測定し、先に合成した樹脂溶液に不揮発分が30%になるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートを添加して、アクリル樹脂A溶液を調製した。400〜700nmにおける、アクリル樹脂Aの乾燥膜厚1.7μmの塗膜の透過率は、98%だった。
エチレン性不飽和化合物(c):ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)
シクロヘキサノン
遮蔽用有機顔料、顔料誘導体、アクリル樹脂溶液(不揮発分30%)を表1の組成になるように混合し、直径0.8mmのガラスビーズを用いペイントシェーカーにて2時間分散することにより、遮蔽用有機顔料分散体を得た後、スピンコート法により10cm×10cmのガラス基板に塗工した後、110℃で15分の乾燥により乾燥膜厚約1.7μmの塗膜を作成した。このようにして得られた感光性黒色組成物塗工基板を、日立製作所製分光光度計「U−4100」での吸収スペクトル測定により、波長365nm、500nm、550nm、及び600nmにおける光学濃度(OD) D365、D500、D550、及びD600を測定した。
カーボンブラックA90部、有機顔料A10部、顔料誘導体A4.5部、顔料誘導体B0.5部、ポリエステル系分散剤A溶液8部(固形分4部)、アクリル樹脂A溶液53.3部(固形分16部)、シクロヘキサノン146.2部をミキサーに入れて均一に撹拌し、更にサンドミルに入れて分散を行った後、更にシクロヘキサノン312.5部を混合し、カーボンブラック/有機顔料分散液を得た。得られた分散液625部にアクリル樹脂A溶液80部(固形分24部)、光重合開始剤A10部、エチレン性不飽和化合物18部、レベリング剤1%溶液5部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMAc)22.7部、シクロヘキサノン109.35部を加え混合した。ゴミや粗大物をフィルタ濾過し、感光性黒色組成物を得た。
実施例1と同様にして、表2〜5の組成表内の実施例2〜18、比較例1〜4の組成になるように分散、調液を行い感光性黒色組成物を得た。なお、表2〜5の組成表は固形分組成を示している。
実施例1〜18及び比較例1〜4で得られた感光性黒色組成物について、感度、現像速度、遮光性(単位膜厚当たりのOD)、表面抵抗値、ブラックマトリックスのパターン形状を下記の方法で評価した。得られた結果を表6〜9に示す。
動的粘弾性測定装置により、ずり速度100(1/s)の粘度(η:mPa・s)を測定した。
感光性黒色組成物をスピンコート法により10cm×10cmのガラス基板に塗工した後、70℃で15分の乾燥により乾燥膜厚約1μmの塗膜を作成し、膜厚を測定した。その後、超高圧水銀ランプを用い、フォトマスクを介して各種露光量(mJ/cm2)の紫外線を露光した。炭酸ナトリウム水溶液を用いて現像した後、イオン交換水で洗浄することで未露光部分を取り除いた。現像・水洗後の露光部分の膜厚を測定し、現像前の膜厚に対し95%以上の膜厚が得られる最小露光量(mJ/cm2)を感度とした。なお、フォトマスクには10μmのマスクパターンを使用し、ストライプ状のブラックマトリックスパターンを形成した。
感光性黒色組成物をスピンコート法により10cm×10cmのガラス基板に塗工した後、70℃で15分の乾燥により乾燥膜厚約1μmの塗膜を作成し、膜厚を測定した。このものを、炭酸ナトリウム水溶液を用いてスプレー現像し、感光性黒色組成物が消失する時間を測定した。測定時間を測定膜厚で除し、単位膜厚当たりの時間(秒/μm)を現像速度とした。
感光性黒色組成物をスピンコート法により10cm×10cmのガラス基板に塗工した後、70℃で15分の乾燥により乾燥膜厚約1μmの塗膜を作成した。その後、超高圧水銀ランプを用い、フォトマスクを介さずに100mJ/cm2の紫外線を露光した。その後230℃で1時間加熱した後、膜厚を測定した。このようにして得られた感光性黒色組成物塗工基板の光学濃度(OD)を、マクベス濃度計(GRETAGD200−II)により測定し、測定光学濃度(OD)を測定膜厚で除し、単位膜厚当たりの光学濃度(OD/μm)を求めた。
感光性黒色組成物をスピンコート法により10cm×10cmのガラス基板に塗工した後、70℃で15分の乾燥により乾燥膜厚約1μmの塗膜を作成した。その後、超高圧水銀ランプを用い、フォトマスクを介さずに100mJ/cm2の紫外線を露光した。その後230℃で1時間加熱した。このようにして得られた感光性黒色組成物塗工基板の表面抵抗値を、デジタル超高抵抗/微少電流計R8340A(アドバンテスト製)にて行った。
ブラックマトリックスのパターン形状の評価は、[感度]評価と同様の方法において露光量80mJ/cm2でストライプ状のブラックマトリックスパターンを形成し、作成されたストライプ状のブラックマトリックスのパターン形状を、光学顕微鏡あるいは電子線走査顕微鏡で観察し、直線性を観察した。
Claims (11)
- カーボンブラック(a)、光重合開始剤(b)、エチレン性不飽和化合物(c)、分散樹脂(d)、及び下記三つの条件式を満たす遮蔽用有機顔料(e)を含むことを特徴とする感光性黒色組成物。
D500/D365≧1
D550/D365≧1
D600/D365≧1
(D500は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長500nmにおける光学濃度であり、
D550は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長550nmにおける光学濃度であり、
D600は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長600nmにおける光学濃度であり、
D365は、遮蔽用有機顔料(e)と400〜700nmにおける透過率が95%以上の透明樹脂との重量比が60/40の有機溶剤分散液を、乾燥後膜厚が1.7μmになるように塗工・乾燥した塗膜の波長365nmにおける光学濃度である。) - 遮蔽用有機顔料(e)が、紫色顔料(e−1)であることを特徴とする請求項1記載の感光性黒色組成物。
- 紫色顔料(e−1)が、C.I.ピグメントバイオレット23であることを特徴とする請求項2記載の感光性黒色組成物。
- カーボンブラック(a)と遮蔽用有機顔料(e)との重量比が、90/10〜50/50であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の感光性黒色組成物。
- 分散樹脂(d)が、一般式(1)で示される分散樹脂(d−1)、及び一般式(2)で示される分散樹脂(d−2)からなる群から選ばれる1種類以上の分散樹脂であることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の感光性黒色組成物。
一般式(1):
A11〜A14のうちの2つが、−COOHであり、他の2つが、ビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであるか、又は、A11〜A14のうちの2つが、−COOHであり、他の1つが、水素原子若しくは−COOR1(但し、R1は、炭素原子数1〜18のアルキル基である。)であり、他の1つがビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合からなる群から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであり、
k1は、1又は2の整数である。〕
一般式(2):
A21〜A24のうちの2つが、−COOHであり、他の2つが、ビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであるか、又は、A21〜A24のうちの2つが、−COOHであり、他の1つが、水素原子若しくは−COOR22(但し、R52は、炭素原子数1〜18のアルキル基である。)であり、他の1つがビニル結合、エステル結合、エーテル結合、及びウレタン結合からなる群から選ばれる結合を有する重合体残基である組合せであり、
R21は、直接結合、−O−、−CO−、−COOCH2CH2OCO−、−SO2−、−C(CF3)2−、一般式(3)で表される基、又は一般式(4)で表される基である。]
一般式(3):
- カーボンブラック(a)が、平均一次粒子径15〜40nm、比表面積70〜180m2 / g、および吸油量100cm3 /100g以下のカーボンブラックであることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の感光性黒色組成物。
- 光重合開始剤(b)が、アセトフェノン系光重合開始剤、オキシム系光重合開始剤、イミダゾール系光重合開始剤、及びボレート系光重合開始剤からなる群から選ばれる少なくとも一種の光重合開始剤であることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の感光性黒色組成物。
- 更に、色素誘導体(f)を含むことを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の感光性黒色組成物。
- 色素誘導体(f)が、下記一般式(5)で示される化合物である請求項8記載の感光性黒色組成物。
一般式(5):
Q5は、有機色素残基であり、
X5は、直接結合、−CO−NH−Y52−、−SO2−NH−Y52−、又は−CH2−NH−CO−CH2−NH−Y52−であり、
Y52 は、置換基を有してもよいアルキレン基、又は置換基を有してもよいアリーレン基であり、
Y51は、−NH−、又は−O−であり、
Z5は、n5が1である場合には、水酸基、アルコキシ基、下記一般式(6)で示される置換基、又は−NH−X−Qであり、Q、及びXは、前記のとおりであり、nが2〜4の整数である場合には、水酸基、アルコキシ基、又は下記一般式(6)で示される置換基であり、
R51、及びR52は、それぞれ独立に置換基を有してもよいアルキル基であり、R51とR52 とが互いに結合して少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を形成してもよく、
m5は、1〜6の整数であり、
n5は、1〜4の整数である。
一般式(6):
Y6は、−NH−、又は−O−であり、
R61 、R62、及びm6は、それぞれR51、R52、m5と同様である。)〕 - 更に、多官能チオール(g)を含むことを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の感光性黒色組成物。
- 透明基板上に、請求項1〜10いずれか記載の感光性黒色組成物を用いて形成されたブラックマトリックスを備えることを特徴とするカラーフィルタ。
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