JP2010198710A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ディスク1を回転駆動する駆動手段2と、2枚以上の光ディスクが載置されたことを検出する手段(9,11)と、検出手段(9,11)が2枚以上のディスクが載置されたことを検出した場合、駆動手段2による回転駆動を停止する手段(11,3)と、回転駆動を停止したことを通知する手段(11,13)とを光ディスク装置である。
【選択図】図1
Description
これらは、ディスク起動手順において、トレーまたはローディング機構等によってディスクをディスク装置内に取り込み、磁力等によって挟み込む固定装置によって固定された後、レーザを発光させ、その反射光量によってディスクの有無を判別する。
ディスクが戴置されていると判断すると、データを読み出せる速度までディスクを回転させる。そしてレーザを発光させ、ディスク上のデータの読み出しを行う。このとき、読み出し信号の状態を最適化するためのサーボ制御の設定を高速化するものであった。
最近、DVDやBDのような記録型光ディスクにおいては、記録・再生時における記録面の保護のためにディスクに特殊なコーティングを施されたものが多く、このコーティング素材によって、帯電などが発生し、重ねられたディスクが張り付く現象が発生する。
また、記録型光ディスクは、スピンドルと呼ばれる複数枚のディスクを直接重ねた形状での販売・保管が多くみられるようになった。特にBDでは、物理形状的に内周部のリブが無く、ディスクが重ねられた場合に吸着する現象が発生する。
これらの理由によって、ユーザがディスクをディスク装置に戴置する場合に、最上位の1枚を取り上げ、ディスク装置に戴置しようとしたとき、誤って2枚以上のディスクをディスク装置に戴置することがみられるようになった。
上記の従来の構成では2枚以上のディスクがディスク装置に戴置された場合にも、ディスクが載置されたと判断し、データ読み出しに必要な回転速度までディスクを加速させてしまう。このとき、2枚以上のディスクが戴置されていると、磁力によってディスクを挟み込む固定装置では、ディスクの厚みが倍化することで十分な磁力が発生せず、ディスクの遠心力や振動によって回転した状態のディスクが固定装置を離れ、ディスク装置及びディスク自体に深刻な損傷を与える可能性があった。
2枚以上のディスクが戴置された場合でも、固定装置から離れないように固定装置の磁力を強めた場合、1枚のディスク時には挟む力が強くなりすぎるため、装着・脱着時に大きな異音が発生する。さらに脱着に必要な力を得るために動力を強化する必要があるため、コストが増加してしまう。
また、固定装置に厚みセンサーを取り付けることで、2枚以上のディスクが戴置されたことを検出できるが、これもコストの増加になってしまうため、これらは上記課題を有効に解決するものではない。
本発明は、上記課題を解決するものであって、その目的とするところは、特別なコストを掛けることなく2枚以上の光ディスクを戴置しても光ディスクおよび光ディスク装置に損傷を与えなくできるようにした光ディスク装置を提供することにある。
(1)ディスクを回転駆動する駆動手段と、2枚以上のディスクが載置されたことを検出する手段と、前記検出手段が2枚以上のディスクが載置されたことを検出した場合、前記駆動手段による回転駆動を停止する手段とを備えたディスク装置である。
(2)(1)の光ディスク装置において、前記検出手段が2枚以上のディスクが載置されたことを検出するに必要なディスクの回転速度は、データ読み出しに必要な回転速度以下である。
(3)(1)の光ディスク装置において、前記検出手段は、駆動開始からの経過時間とディスクの回転速度との特性を用いて2枚以上のディスクが載置されたことを検出する。より具体的には、前記検出手段は、前記駆動手段により前記ディスクを駆動してから一定時間経過後における前記ディスクの回転速度を検出するか、または一定回転数速度に至る時間を検出することで2枚以上のディスクが載置されたことを検出する。
(4)(1)の光ディスク装置において、前記回転駆動を停止したことを通知する手段をさらに有する。
図1は、この発明の一実施形態であるディスク装置の構成を示すブロック図である。このディスク装置は、ディスク1を回転させるモータ2と、モータ2の回転を制御する回転制御系部3と、ディスク1をモータ2に磁力によって固定する固定装置10と、ディスク1の径方向を軸として加わる角速度を検出する角速度センサー9と、ディスク1にデータ記録再生のためのレーザ光Lを照射する光ピックアップ4と、そのレーザ光Lの発光の制御を行う光ピックアップ制御部5と、光ピックアップ4を光ディスク1の半径方向に移動させる粗動モータ6と、粗動モータ6の回転駆動を制御する粗動モータ制御部7と、光ピックアップ4への信号及び光ピックアップ4 からの信号を制御する信号処理制御部8と、ホスト装置13との間で信号のやり取りするためのATAPI、SCSI、1EEE1394、USB等の外部インターフェイス12と、このドライブ全体を制御するコントローラ11を備えている。
図2は本ディスク装置において、ディスク起動を行う際のフローチャートである。ステップS1〜S2のように、ディスク1が固定装置10に固定された状態で、光ピックアップ4からレーザを発光すると、ディスク1が存在すれば、ディスク1によって反射されたレーザ光が再び光ピックアップ4に戻ってくる。反射光がもどったことは、信号処理制御部8を通して、コントローラ11に通知される。ディスク1が存在しない場合は、レーザ光は反射されず、光ピックアップ4に戻ってくることはない。コントローラ11は、信号処理制御部8からの通知がないことで、反射光がないことを確認できる。このように光ピックアップ4にレーザ光が戻ってくることで、ステップS3に示すようにディスク1の有無を判断する。
ステップS3がNoの場合、ディスク1が存在しないため、コントローラ11はインターフェイス12を通して、ステップS4のように、ディスク無し情報をホスト装置13に通知し、ディスク起動手順を終了する。
ステップS3がYesの場合、ディスク1が存在する。コントローラ11は、ステップS5に示すように、回転制御部3に指令を出し、モータ2に所定の駆動信号を印加し、ディスク1は回転動作を開始する。
このとき、ステップ6で駆動開始してから所定時間Tが経過した後、角速度センサー9にはモータ2の回転に連動して信号が入力される。この信号からステップS7に示すディスクの回転速度ωを計測できる。
図3に2枚のディスクがディスク装置に載置された場合の、駆動開始からの時間と回転速度の関係を示す。基準ディスクである12cmディスクの駆動開始から規定回転速度ωmaxの1/2である基準回転速度ω0までの到達時間をTとする。到達時間T後における回転速度ωを計測すると、2枚以上のディスクが載置されている場合、基準回転速度ω0に対して1/2以下の回転速度にしか到達できない。こうすることで、2枚以上のディスクが載置された場合に、回転速度を高めることなく2枚以上のディスクが載置されていることを判別することが可能である。
すなわち、ステップS8で基準ディスクである12cmディスクが装着された場合に一定時間Tで得られる回転速度との速度比を算出することで、ステップS10に示す2枚以上のディスクが載置されていることの判別ができる。
なお、回転速度が1200(rpm)に到達までの時間は、8cmディスクでは68(ms)、12cmディスクでは200(ms)、12cmx2ディスクでは400(ms)以上である。
本発明の特徴の1つは、回転速度を高める前に2枚以上のディスクが載置されていることを判別する点である。図3に示す回転速度が高まったダメージ危険域では2枚以上のディスクが固定装置10から離れ易くなり、しかも離れた場合は、ディスク装置およびディスク自体に深刻な損傷を与えてしまう。従って、本発明は、回転速度がダメージ危険域に至る前に2枚以上のディスクが載置されていることを判別することで、2枚以上のディスクが固定装置10から離れない状態で検出を可能としている。
ステップS10で判別するための基準回転速度ω0は、例えばコントローラ11のメモリに予め記憶しておく。ステップS9に示すように、回転速度比を算出した後、速度比から慣性モーメント(イナーシャ)比、すなわち装着ディスクの基準である12cmディスクの慣性モーメントに対する比率を算出する。慣性モーメント比の算出結果から、2枚以上のディスクをディスク装置に戴置されていることを検出できる。判別結果は、コントローラ11のメモリに記憶しておく。
ステップS10がYesの場合、コントローラ11はステップS11に示すように、回転制御部3に指令を出し、モータ2を停止させる。同時にコントローラ11はディスク起動手順を途中中断し、ステップS12に示すように、外部インターフェイス12を使用して、ホスト装置13に起動停止したことを通知する。こうすることで、ホスト装置13ならびにユーザに対して、2枚以上のディスクを載置していることをメッセージ表示や音声などによって通知することが可能である。例えば、メッセージ表示例として「2枚以上のディスクを載置しています。イジェクトして1枚のディスクをトレーに載せてください。」を表示すればよい。ユーザは、この通知によって2枚以上のディスクをトレー(不図示)に載置したことを知り、2枚以上のディスクをイジェクト後、記録または再生すべき所定の1枚のディスクをトレーに載置して図2のステップS1からやり直しをする。このことでディスク及びディスク装置の損傷を未然に防止できると共に、ユーザはメッセージによって状況を的確に把握でき、ユーザに次なる行動をスムーズに導くことができる。
ステップS10がNoの場合、コントローラ11はステップS13のように、モータ3の回転速度をデータ読み込みに必要な回転速度ωmaxまで加速させる。
2 モータ
3 回転制御部
4 光ピックアップ
5 光ピックアップ制御部
6 粗動モータ
7 粗動モータ制御部
8 信号処理制御部
9 角速度センサー
10 ディスク固定装置
11 コントローラ
12 外部インターフェイス
13 ホスト装置
Claims (5)
- ディスクを回転駆動する駆動手段と、
2枚以上のディスクが載置されたことを検出する手段と、
前記検出手段が2枚以上のディスクが載置されたことを検出した場合、前記駆動手段による回転駆動を停止する手段と
を備えた光ディスク装置。 - 前記検出手段が2枚以上のディスクが載置されたことを検出するに必要なディスクの回転速度は、データ読み出しに必要な回転速度以下である、請求項1に記載の光ディスク装置
- 前記検出手段は、駆動開始からの経過時間とディスクの回転速度との特性を用いて2枚以上のディスクが載置されたことを検出する、請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記検出手段は、前記駆動手段により前記ディスクを駆動してから一定時間経過後における前記ディスクの回転速度を検出するか、または一定回転数速度に至る時間を検出することで2枚以上のディスクが載置されたことを検出する、請求項3に記載の光ディスク装置。
- さらに前記回転駆動を停止したことを通知する手段を有する、請求項1に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009045134A JP2010198710A (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2010198710A true JP2010198710A (ja) | 2010-09-09 |
Family
ID=42823280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009045134A Pending JP2010198710A (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 光ディスク装置 |
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