JP2010244614A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、光ディスクの誤挿入を検出して光ディスクの回転を停止する光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスク装置にローディングされた光ディスク20は、クランパ21a及びターンテーブル21bにより挟持される。ディスク回転部11が備えるスピンドルモータ113は、光ディスク20の回転を開始する。回転を開始した時点から時計部115が計時している経過時間が所定時間に達した場合、モータ制御部110は、回転速度検出部114が検出している回転速度が所定値よりも遅いか否かを判定する。モータ制御部110は、所定値よりも遅いと判定した場合、モータ停止部112にスピンドルモータ113による光ディスク20の回転を停止させる。
【選択図】図1
【解決手段】光ディスク装置にローディングされた光ディスク20は、クランパ21a及びターンテーブル21bにより挟持される。ディスク回転部11が備えるスピンドルモータ113は、光ディスク20の回転を開始する。回転を開始した時点から時計部115が計時している経過時間が所定時間に達した場合、モータ制御部110は、回転速度検出部114が検出している回転速度が所定値よりも遅いか否かを判定する。モータ制御部110は、所定値よりも遅いと判定した場合、モータ停止部112にスピンドルモータ113による光ディスク20の回転を停止させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ディスクの誤挿入を検出して光ディスクの回転を停止する光ディスク装置に関する。
挿入された光ディスクを再生又は記録位置に移動させるローディング機構を備えた光ディスク装置が広く使われている。このような光ディスク装置には、上下に2枚の光ディスクが重ねられて誤挿入されることがある。誤挿入された2枚の光ディスクが再生又は記録位置にローディングされて回転を開始された場合、上下夫々の光ディスクに回転差が生じることがある。これにより、上側の光ディスクの下面となる記録面が下側の光ディスクの上面に対して擦れて当該記録面に傷がつく虞がある。そこで、2枚の光ディスクが誤挿入されることを防止するか、又は2枚の光ディスクが誤挿入された場合に光ディスクの回転を停止する必要がある。特許文献1には、規制部材をローディング機構に設けることにより、2枚重ねられて誤挿入された光ディスクのローディングを規制する光ディスク装置が記載されている。
しかしながら、規制部材をローディング機構に設けることにより、光ディスク装置のサイズ及び製造コストが増大するという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、加速度を検出し、加速度に基づいて光ディスクの回転を停止することにより、光ディスク装置のサイズ及び製造コストの増大を招くことなく、誤挿入された光ディスクの回転を停止することが可能な光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクを回転させる駆動部を備えた光ディスク装置において、前記駆動部により前記光ディスクの回転を開始した場合、前記光ディスクの回転加速度を検出する加速度検出部と、該加速度検出部により検出した回転加速度が所定値よりも小さいか否かを判定する判定部と、該判定部により回転加速度が所定値よりも小さいと判定した場合、前記光ディスクの回転を停止する停止部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、挿入された光ディスクの回転が開始された場合、光ディスクの回転加速度が検出される。検出された回転加速度が1枚の光ディスクを回転させた場合の回転加速度よりも小さい場合、2枚の光ディスクが誤挿入されたと判定して、光ディスクの回転を停止する。
本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクを回転させる駆動部を備えた光ディスク装置において、前記駆動部により前記光ディスクの回転を開始してからの経過時間を計時する計時部と、前記光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出部と、該回転速度検出部により検出した回転速度が所定値に達した場合、前記計時部により計時した経過時間が所定時間よりも長いか否かを判定する判定部と、該判定部により前記経過時間が所定時間よりも長いと判定した場合、前記光ディスクの回転を停止する停止部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光ディスクの回転が開始された時点から所定の回転速度に達するまでの経過時間が所定時間よりも長い場合、2枚の光ディスクが誤挿入されていると判定されて光ディスクの回転が停止される。
本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクを回転させる駆動部を備えた光ディスク装置において、前記駆動部により前記光ディスクの回転を開始してからの経過時間を計時する計時部と、該計時部により計時した経過時間が所定時間に達した場合、前記光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出部と、該回転速度検出部により検出した回転速度が所定値よりも小さいか否かを判定する判定部と、該判定部により回転速度が所定値よりも小さいと判定した場合、前記光ディスクの回転を停止させる停止部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光ディスクの回転が開始された時点から所定時間を経過した時点での回転速度が所定速度に達していない場合、2枚の光ディスクが誤挿入されていると判定されて光ディスクの回転が停止される。
本発明にあっては、加速度を検出する加速度検出部と、加速度に基づいて光ディスクの回転を停止する停止部とを備えることにより、光ディスク装置のサイズ及び製造コストの増大を招くことなく、誤挿入された光ディスクの回転を停止することが可能となる。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。光ディスク装置は、光ディスクに記録された音楽データ及び映像データ等を再生する再生装置、放送波を受信して番組を光ディスクに記録する録画装置及び光ディスクに対してデータの記録再生を行うPC( Peronal Computer )等の情報機器が備える光ディスクドライブである。光ディスクは、CD( Compact Disc )及びDVD( Digital Versatile Disc )等である。図1は、光ディスク装置の内部構成例を示すブロック図である。光ディスク装置は、ローディングされた光ディスク20を挟持するクランパ21a及びターンテーブル21bと、ディスク回転部11と、光ピックアップ部13と、トラバース移動部14とを備える。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。光ディスク装置は、光ディスクに記録された音楽データ及び映像データ等を再生する再生装置、放送波を受信して番組を光ディスクに記録する録画装置及び光ディスクに対してデータの記録再生を行うPC( Peronal Computer )等の情報機器が備える光ディスクドライブである。光ディスクは、CD( Compact Disc )及びDVD( Digital Versatile Disc )等である。図1は、光ディスク装置の内部構成例を示すブロック図である。光ディスク装置は、ローディングされた光ディスク20を挟持するクランパ21a及びターンテーブル21bと、ディスク回転部11と、光ピックアップ部13と、トラバース移動部14とを備える。
光ピックアップ部13は、光ディスク20の記録層に光ビームを照射してデータの再生、又は記録層へのデータの記録を行う。トラバース移動部14は、光ピックアップ部13を光ディスク20の径方向に移動することにより、光ピックアップ部13が光ディスク20へ照射する光ビームのビームスポットを光ディスク20の記録層の再生位置又は記録位置に調整する。ディスク回転部11は、ローディングされた光ディスク20を回転させ、所定の目標回転速度を維持すべく制御する。また、光ディスク装置は、MCU( Micro Processing Unit )10と、信号入出力部12とを備える。
MCU10は、ハードウェア各部を制御し、光ピックアップ部13により再生したデータを信号入出力部12から出力する。また、信号入出力部12に外部から入力された記録データを光ピックアップ部13により光ディスク20に記録する。更にMCU10は、光ディスク20がローディングされた場合、ディスク回転部11に回転開始信号を与えて光ディスク20の回転を開始させる。ディスク回転部11は、ターンテーブル21bを回転させるスピンドルモータ113と、スピンドルモータ113を駆動させるモータ駆動部111と、スピンドルモータ113を停止させるモータ停止部112と、スピンドルモータ113の回転速度を検出する回転速度検出部114とを備える。
また、ディスク回転部11は、ハードウェア各部を制御してスピンドルモータ113の回転を制御するモータ制御部110と、時計部115とを備える。スピンドルモータ113は、FG( Frequency Generator )を備えており、所定の回転角度毎にパルス信号であるFG信号を出力する。スピンドルモータ113が備えるFGは、スピンドルモータ113の回転軸に取り付けたFGマグネットの周りに複数の単極コイルを配置してなり、回転軸と共にFGマグネットが回転して単極コイルによりFG信号を発電する。スピンドルモータ113の回転軸が1回転した場合、単極コイルの数に対応するFG信号がスピンドルモータ113から出力される。
回転速度検出部114は、FG信号の時間間隔に基づいてスピンドルモータ113の回転軸の1回転に要する時間を算出し、当該時間の逆数を更に算出することにより、回転速度を検出する。モータ制御部110は、回転速度検出部114から与えられる回転速度に基づいてスピンドルモータ113の回転軸が目標回転速度で回転するようモータ駆動部111をフィードバック制御する。また、加速度検出手段としてのモータ制御部110は、回転速度検出部114が検出した回転速度を時間微分して回転加速度を得る。
時計部115は、モータ制御部110から計時開始信号を受付けて経過時間の計時を開始し、モータ制御部110からの要求に応じて経過時間をモータ制御部110に与える。モータ停止部112は、モータ制御部110から停止信号が与えられた場合、スピンドルモータ113に対して逆転ブレーキをかけるよう所定の電圧を出力する。判定部としてのモータ制御部110は、スピンドルモータ113が回転を開始してからのスピンドルモータ113の回転加速度に基づいて光ディスク20の誤挿入を判定する。
図2は、回転開始信号及びFG信号の例を示す模式図である。図2の横軸及び縦軸夫々は、経過時間Tと、回転開始信号及びFG信号の電圧値とを示す。図2(a)及び図2(b)夫々は、回転開始信号及びFG信号を示している。回転開始信号は、モータ制御部110からモータ駆動部111に対して与えられる。回転開始信号は、TTL又はCMOS信号である。モータ駆動部111は、回転開始信号の電圧値がLowレベルからHighレベルに立ち上がった時点で、スピンドルモータ113による光ディスク20の回転を開始させる。
図2(a)に示す例では、回転開始信号の電圧が電圧値Lから電圧値Hに立ち上がった時点T0でスピンドルモータ113により光ディスク20の回転が開始される。光ディスク20の回転に伴って、スピンドルモータ113からFG信号が出力される。時点T0以降に、スピンドルモータ113が所定角度を回転する都度、電圧値Lから電圧値Hへ立ち上がるFG信号が出力されている。時間の経過と共に目標回転速度に向かってスピンドルモータ113の回転軸の回転速度、すなわち光ディスク20の回転速度が増加してFG信号の時間間隔ΔTが短くなっている。
図3は、経過時間及び回転数の例を示す図表である。図3(a)及び図3(b)夫々は、1枚及び2枚の光ディスク20がローディングされて回転を開始された場合の経過時間及び回転数の例を示している。図3(a)に示す如く1枚の光ディスク20が回転を開始された時点から100msecが経過した時点で回転速度として1分間当たりの回転数300rpmが検出されている。また、200msecを経過した時点で光ディスク20の目標回転速度に対応する回転数600rpmに達している。図3(b)に示す如く2枚の光ディスク20が回転を開始されてから100msecを経過した時点では、1枚の光ディスク20を回転させる場合と比較して遅い回転速度に対応する回転数150rpmが検出されている。
また、目標回転速度の600rpmに達するまで1枚の光ディスク20を回転させる場合の200msecよりも長い400msecが経過している。すなわち、2枚の光ディスク20の時間当たりの回転数の増加率、すなわち加速度(回転加速度)は、1枚の光ディスク20の加速度よりも小さくなる。そこで、予め1枚の光ディスク20を回転開始させた場合の加速度を実験的に求めて基準加速度を決定し、検出した加速度を基準加速度と比較することにより2枚の光ディスク20の誤挿入を検出することが可能となる。例えば、複数の経過時間に対応付けて複数の基準加速度を予め決定し、工場出荷時にモータ制御部110が有する記憶部に記憶しておくとよい。
モータ制御部110は、モータ駆動部111によりスピンドルモータ113の回転を開始した時点から光ディスク20の回転速度が目標回転速度に達するまでの期間、加速度を経過時間と共に随時検出する。モータ制御部110は、検出した経過時間に対応する基準加速度を記憶部から読み出して検出した加速度と比較する。モータ制御部110は、検出した加速度が基準加速度を下回る場合、モータ停止部112によりスピンドルモータ113の回転を停止する。これにより、2枚の光ディスク20が誤挿入されて回転を開始された場合、目標回転速度に達する前に停止することが可能となる。光ディスク装置のMCU10は、光ディスク20の回転を停止した場合、光ディスク20の誤挿入を報知するエラー信号を信号入出力部12から外部の機器に出力するとよい。また、光ディスク装置は、誤挿入された光ディスク20の回転が停止した後に光ディスク20をイジェクトするとよい。
図4は、停止処理の手順を示すフローチャートである。停止処理は、モータ制御部110がMCU10から回転開始信号を与えられた場合にモータ制御部110により実行される。モータ制御部110は、モータ駆動部111にスピンドルモータ113の回転を開始させることにより、光ディスク20の回転を開始させる(ステップS11)。モータ制御部110は、時計部115に計時開始信号を与えて経過時間の計時を開始させる(ステップS12)。モータ制御部110は、時計部115から与えられる経過時間を取得する(ステップS13)。
モータ制御部110は、回転速度検出部114が検出した回転速度を取得することにより、回転速度を検出する(ステップS14)。モータ制御部110は、回転速度検出部114が検出した回転速度から加速度を算出する(ステップS15)。モータ制御部110は、経過時間に対応する基準加速度を読み出して(ステップS16)、加速度が基準加速度未満であるか否かを判定する(ステップS17)。モータ制御部110は、基準加速度未満であると判定した場合(ステップS17でYES)、モータ停止部112に停止信号を与えて光ディスク20の回転を停止させ(ステップS19)、停止処理を終了する。
モータ制御部110は、基準加速度未満でないと判定した場合(ステップS17でNO)、回転速度が目標回転速度に達したか否かを判定する(ステップS18)。モータ制御部110は、目標回転速度に達していないと判定した場合(ステップS18でNO)、経過時間を取得するステップS13に処理を戻す。モータ制御部110は、目標回転速度に達したと判定した場合(ステップS18でYES)、停止処理を終了する。
本実施の形態1では、取得した加速度と、記憶してある基準加速度とを比較する場合を示したが、これに限るものではない。例えば、取得した加速度と、予め記憶してある1枚の光ディスク20を回転した場合の加速度との差分をモータ制御部110が算出し、差分が所定値以上となった場合に2枚の光ディスク20が誤挿入されたと判定してもよい。この場合、1枚の光ディスクの回転開始後の加速度の変化夫々を予め実験的に求めて、加速度の変化を示す複数の経過時間及び加速度からなるテーブルをモータ制御部110の記憶部に記憶しておく。
また、光ディスク20の回転が開始されてから目標回転速度に達するまでの期間、加速度を随時取得して基準加速度と比較する場合を示したが、これに限るものではなく、加速度を1回のみ取得して基準加速度と比較してもよい。この場合、光ディスクの回転が開始されてから所定時間が経過した時点で加速度を取得して基準加速度と比較する。また、2枚及び1枚の光ディスクの回転開始後の加速度の変化夫々を予め実験的に求めて、加速度の変化夫々を示す2種類のテーブルをモータ制御部110の記憶部に記憶してもよい。この場合、光ディスク20の回転開始後に複数の経過時間で加速度を取得して、加速度の時間変化が2種類のテーブルのいずれに近いかを判定するとよい。
更に光ディスクの各種別に対応付けて複数のテーブルを記憶してもよい。例えば、CDには直径12cm及び直径8cmの2種類が存在する。モータ制御部110の記憶部に、1枚及び2枚の光ディスク夫々の回転開始後の加速度の変化を示す2種類のテーブルを直径12cm及び直径8cmの光ディスク夫々に対して記憶しておくとよい。すなわち、モータ制御部110の記憶部には、合計4種類のテーブルが記憶される。光ディスク20の回転開始後に複数の経過時間で加速度を取得して、加速度の時間的変化が4種類のテーブルのいずれに近いかを判定するとよい。これにより、質量の違いにより加速度の時間的変化が異なる複数種類の光ディスクに対しても、誤挿入を検出することが可能となる。
実施の形態2
本実施の形態2は、実施の形態1が加速度に基づいて光ディスクの回転を停止するのに対して、回転速度に基づいて停止する。光ディスク20の回転を開始してから所定速度に達するまでの経過時間が所定時間よりも長い場合、2枚の光ディスクが誤挿入されたと判定し、光ディスク20の回転を停止する。所定速度及び所定時間は、1枚及び2枚の光ディスク夫々に対して回転数の時間変化を予め実験的に求め、当該時間変化に基づいて決定しておくとよい。決定した所定時間及び所定速度は、工場出荷時にモータ制御部110が備える記憶部に記憶される。図3に示す例では、所定速度及び所定時間を、例えば回転数300rpm及び経過時間120msecとするとよい。この場合、目標回転速度の回転数600rpmに達する前に誤挿入を判定して光ディスク20の回転を停止することが可能となる。
本実施の形態2は、実施の形態1が加速度に基づいて光ディスクの回転を停止するのに対して、回転速度に基づいて停止する。光ディスク20の回転を開始してから所定速度に達するまでの経過時間が所定時間よりも長い場合、2枚の光ディスクが誤挿入されたと判定し、光ディスク20の回転を停止する。所定速度及び所定時間は、1枚及び2枚の光ディスク夫々に対して回転数の時間変化を予め実験的に求め、当該時間変化に基づいて決定しておくとよい。決定した所定時間及び所定速度は、工場出荷時にモータ制御部110が備える記憶部に記憶される。図3に示す例では、所定速度及び所定時間を、例えば回転数300rpm及び経過時間120msecとするとよい。この場合、目標回転速度の回転数600rpmに達する前に誤挿入を判定して光ディスク20の回転を停止することが可能となる。
図5は、停止処理の手順を示すフローチャートである。モータ制御部110は、モータ駆動部111に対して回転開始信号を与え、光ディスク20の回転を開始させる(ステップS31)。モータ制御部110は、時計部115に計時開始信号を与えて計時を開始させる(ステップS32)。モータ制御部110は、回転速度検出部114が出力する回転速度を取得することにより、回転速度を検出して(ステップS33)、回転速度が所定速度に達したか否かを判定する(ステップS34)。モータ制御部110は、回転速度が所定速度に達していないと判定した場合(ステップS34でNO)、所定速度に達するまで待機する。
モータ制御部110は、回転速度が所定速度に達したと判定した場合(ステップS34でYES)、時計部115が計時している経過時間を取得する(ステップS35)。モータ制御部110は、経過時間が所定時間以上であるか否かを判定する(ステップS36)。モータ制御部110は、所定時間以上であると判定した場合(ステップS36でYES)、モータ停止部112により光ディスク20の回転を停止させて(ステップS37)、停止処理を終了する。モータ制御部110は、経過時間が所定時間以上でないと判定した場合(ステップS36でNO)、停止処理を終了する。
本実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び処理は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
本実施の形態3は、実施の形態2が所定速度に達するまでに要した経過時間に基づいて光ディスク20の誤挿入を判定するのに対して、所定時間を経過した時点での回転速度に基づいて判定する。図6は、光ディスク装置の内部構成例を示すブロック図である。ディスク回転部11は、タイマ116を備える。タイマ116は、予め所定のタイマ時間が設定されており、モータ制御部110から与えられた計時開始信号によりタイマ時間の減算を開始するようにしてある。また、タイマ116は、タイマ時間が0となった場合、タイマ信号をモータ制御部110に出力して通知するようにしてある。
本実施の形態3は、実施の形態2が所定速度に達するまでに要した経過時間に基づいて光ディスク20の誤挿入を判定するのに対して、所定時間を経過した時点での回転速度に基づいて判定する。図6は、光ディスク装置の内部構成例を示すブロック図である。ディスク回転部11は、タイマ116を備える。タイマ116は、予め所定のタイマ時間が設定されており、モータ制御部110から与えられた計時開始信号によりタイマ時間の減算を開始するようにしてある。また、タイマ116は、タイマ時間が0となった場合、タイマ信号をモータ制御部110に出力して通知するようにしてある。
光ディスク20の回転を開始した時点から所定時間を経過した時点で光ディスク20の回転速度が所定速度よりも小さい場合、2枚の光ディスクが誤挿入されたと判定し、光ディスク20の回転が停止される。所定時間及び所定速度は、1枚及び2枚の光ディスク夫々に対して回転数の時間変化を予め実験的に求め、当該時間変化に基づいて決定しておくとよい。決定した所定時間は、工場出荷時にタイマ116に設定される。また、決定した所定速度は、工場出荷時にモータ制御部110が備える記憶部に記憶される。図3に示す例では、所定時間及び所定速度を、例えば経過時間100msec及び回転数250rpmとするとよい。この場合、光ディスク20の回転が開始された時点から目標回転速度に対応する600rpmに達する前に誤挿入を判定して、光ディスク20の回転を停止することが可能となる。
図7は、停止処理の手順を示すフローチャートである。モータ制御部110は、モータ駆動部111に対して回転開始信号を与えて光ディスク20の回転を開始させる(ステップS41)。モータ制御部110は、タイマ116に計時開始信号を与えて計時を開始させて(ステップS42)、タイマ116が出力するタイマ信号を検出したか否かを判定する(ステップS43)。モータ制御部110は、タイマ信号を検出していないと判定した場合(ステップS43でNO)、検出するまで待機する。モータ制御部110は、タイマ信号を検出したと判定した場合(ステップS43でYES)、回転速度検出部114が出力する回転速度を取得することにより、回転速度を検出する(ステップS44)。
モータ制御部110は、回転速度が所定速度未満であるか否かを判定する(ステップS45)。モータ制御部110は、回転速度が所定速度未満であると判定した場合(ステップS45でYES)、モータ停止部112により光ディスク20の回転を停止させて(ステップS46)、停止処理を終了する。モータ制御部110は、回転速度が所定速度未満でないと判定した場合(ステップS45でNO)、停止処理を終了する。
本実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び処理は実施の形態1及び実施の形態2と同様であるので対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
10 MCU
11 ディスク回転部
12 信号入出力部
13 光ピックアップ部
20 光ディスク
21a クランパ
21b ターンテーブル
14 トラバース移動部
110 モータ制御部
111 モータ駆動部
112 モータ停止部
113 スピンドルモータ
114 回転速度検出部
115 時計部
116 タイマ
11 ディスク回転部
12 信号入出力部
13 光ピックアップ部
20 光ディスク
21a クランパ
21b ターンテーブル
14 トラバース移動部
110 モータ制御部
111 モータ駆動部
112 モータ停止部
113 スピンドルモータ
114 回転速度検出部
115 時計部
116 タイマ
Claims (3)
- 光ディスクを回転させる駆動部を備えた光ディスク装置において、
前記駆動部により前記光ディスクの回転を開始した場合、前記光ディスクの回転加速度を検出する加速度検出部と、
該加速度検出部により検出した回転加速度が所定値よりも小さいか否かを判定する判定部と、
該判定部により回転加速度が所定値よりも小さいと判定した場合、前記光ディスクの回転を停止する停止部と
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 光ディスクを回転させる駆動部を備えた光ディスク装置において、
前記駆動部により前記光ディスクの回転を開始してからの経過時間を計時する計時部と、
前記光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出部と、
該回転速度検出部により検出した回転速度が所定値に達した場合、前記計時部により計時した経過時間が所定時間よりも長いか否かを判定する判定部と、
該判定部により前記経過時間が所定時間よりも長いと判定した場合、前記光ディスクの回転を停止する停止部と
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 光ディスクを回転させる駆動部を備えた光ディスク装置において、
前記駆動部により前記光ディスクの回転を開始してからの経過時間を計時する計時部と、
該計時部により計時した経過時間が所定時間に達した場合、前記光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出部と、
該回転速度検出部により検出した回転速度が所定値よりも小さいか否かを判定する判定部と、
該判定部により回転速度が所定値よりも小さいと判定した場合、前記光ディスクの回転を停止させる停止部と
を備えることを特徴とする記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009092120A JP2010244614A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009092120A JP2010244614A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=43097467
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009092120A Pending JP2010244614A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | 光ディスク装置 |
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2009
- 2009-04-06 JP JP2009092120A patent/JP2010244614A/ja active Pending
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