JP2009015939A - 光ディスク装置及び光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】8cmの光ディスクにアダプタを装着し回転させると、重心バランスのずれによる振動の発生や、ディスク外周の歪等が発生するため、ディスク径及びアダプタ装着ディスクを判別し適切な処理を行う必要がある。
【解決手段】ディスク状記憶媒体を非回転状態で、内周付近、及びアダプタに対向する外周付近でデータ面の有無を検出し、内周付近でデータ面を検出した場合には更にディスク回転手段を回転させてディスクのイナーシャを測定することによりディスクの有無および、ディスクが12cm、8cm、アダプタ付き8cmディスク状記録媒体のいずれであるかを判別する。
【選択図】図1
【解決手段】ディスク状記憶媒体を非回転状態で、内周付近、及びアダプタに対向する外周付近でデータ面の有無を検出し、内周付近でデータ面を検出した場合には更にディスク回転手段を回転させてディスクのイナーシャを測定することによりディスクの有無および、ディスクが12cm、8cm、アダプタ付き8cmディスク状記録媒体のいずれであるかを判別する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ディスク装置に係り、特に通常のディスクよりも直径の小さいディスク状記録媒体の外周に環状に形成されたアダプタを嵌合させたディスクを、装置に装着する際にアダプタ付きのディスクであるか否かを判別する技術に関する。
例えば、CD、DVD等のディスク状記録媒体が装着される光ディスク装置においては、ディスク状記録媒体をトレーに載置したり、あるいはカートリッジに収納させずに直接ディスク挿入口に挿入させるダイレクトスロットイン機構を有するものがある。この種の光ディスク装置では、ディスク状記録媒体がディスク挿入口に挿入されると、ディスク状記録媒体の外周が把持されて自動的に所定装着位置までディスク状記録媒体を引き込むディスク装着機構が設けられている。
また、記録媒体がCD、DVD規格のディスクの場合、直径8cmの小径ディスクと直径12cmのディスクとがある。通常、直径12cmのディスクが多く使用されているが、なかには外径の小さい直径8cmのディスクもある。そのため、直径8cmのディスク又は直径12cmのディスクであることを検出して夫々サイズの異なるディスクを個別にガイドして装着させるディスク装着機構を有する光ディスク装置がある。この場合、各サイズを検出するためにセンサと、ディスクの直径に応じたディスクガイドや各ディスクの外径に対応した把持機構が必要であった。
従って、アダプタを使用せずに直径8cmのディスク及び直径12cmのディスクが直接装着できる構成とされた光ディスク装置では、装着機構が複雑化してしまい、製造コストが高価になってしまう可能性が高かった。また、CD、DVD規格のディスクの場合、通常、直径12cmのディスクが装着されるため、ディスク装着機構の把持部材は直径12cmの外周を把持するように寸法及び取付位置が決められている。そのため、直径8cmのCD−ROMを装着する場合は、内径が8cmで外径が12cmとされた環状のアダプタを外周に嵌合させる。これにより、直径8cmのCD−ROMの外径が見かけ上直径12cmとなり、ディスク装着機構の把持部材に対応することができる。尚、アダプタは、合成樹脂製の薄いドーナツ状に形成され、内周に直径8cmディスクの外周に係合される爪部が120度毎に設けられている。
このように直径8cmのディスクの場合は、環状のアダプタを外周に嵌合させることにより、ダイレクトスロットイン機構を有する光ディスク装置に装着することが可能になる。
しかしながら、前記アダプタを装着することにより、ディスク全体の重心バランスがずれて振動が発生したり、8cmディスクの外周部に歪が生じ、高速での記録、再生に問題が発生する場合がある。また、最外周付近のデータを記録、再生中には光ディスクドライブのレンズを保護するためのプロテクタ部分が。上記アダプタの爪に対向する形となり、振動、衝撃などなんらかの原因でフォーカスサーボが外れた場合には、アダプタの爪にレンズプロテクタが引っかかり、光ピックアップのレンズ部を駆動するアクチュエータを損傷する恐れがある。更に、近年登場した次世代光ディスクであるBlu−ray Discでは、ディスクのカバー層0.1mm(CDは1.2mm、DVDは0.6mm)、NA0.85、波長405nmという規格であるため、フォーカスON中のディスクとレンズの距離が0.3mm程度と非常に狭く、最外周を記録再生しようとしただけで、前記レンズプロテクタがアダプタの爪に接触してしまう可能性が高い為、アダプア付きのディスクを判別して記録、再生速度を制限する、記録、再生、またはディスクの回転そのものを禁止する必要がある。
特開平11−025581では、ディスク情報(TOC)により、データ容量を判別して、データ容量が少なく、8cmディスクであると思われる場合に、アダプタに対向する位置までピックアップを移動してフォーカスON出来るか否かによってアダプタ装着ディスクであるかどうかを判別している。
特開平11−025581号公報
TOC情報を取得する為には、ディスクを回転させる必要があるが、そののちアダプタに対向する位置に移動してフォーカスONしようとしたり、フォーカスサーチによって記録面の有無を判別しようとした際に、ディスクが回転した状態だとアダプタの爪や、アダプタ部の凹凸に引っかかってアクチュエータを損傷する恐れがある。アクチュエータの損傷を確実に防ぐためには、TOC情報取得後に、ディスクを停止する必要があるが、処理が煩雑になるとともに、余分な時間がかかってしまう。
また、記録を行う光ディスク装置ではディスク情報を取得する前に、ディスク自体のそりや傾きによる影響を学習して緩和する為に、フォーカスON状態でディスク面を半径位置毎にサーチして、フォーカス駆動値の平均値を学習する処理や、複数回追記を行ったディスクに対して、2番目、3番目のディスク情報を取得する為にディスクの最外周付近まで移動する必要がある場合があり、このときにも、最外周付近でアダプタの爪にピックアップのレンズプロテクタが接触してしまう恐れがある。
上記した課題を解決するために、本発明の光ディスク装置は、情報が記録された第1のディスク状記録媒体と、該第1のディスク状記録媒体よりも小径で外周に環状のアダプタが嵌合された第2のディスク状記録媒体とを装填、記録、再生可能で、前記第1または第2のディスク状記録媒体を装置内に引き込み、ディスク装着部に装着するディスク装着手段と、装着した前記ディスク状記録媒体を回転させるディスク回転手段と、前記ディスク状記録媒体に記憶された情報を光学的に読み取るピックアップと、前記ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させるピックアップ移動手段と、を有する光ディスク装置において、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の内周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無を検出し、前記内周部のデータ面を検出した場合には、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出し、前記内周部のデータ面無し、を検出した場合にはディスク無し、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面有りを検出した場合には前記第1のディスク状記録媒体が装填されたことを、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記標準径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを、判別するアダプタ装着ディスク判別手段を備えること、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、前記第1のディスク状記録媒体より小径である第3のディスク状記録媒体を装填、記録、再生可能であり、前記アダプタ装着ディスク判別装置は、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記小径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第3のディスク状記録媒体が装填されたことを判別することを特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、前記ディスク状記録媒体の外周部にて記録データ面無し、を検出した場合には、前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断すること、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、一旦ディスクの種類を判別してそれぞれのディスクに対応する設定を行った後に起動処理を行い、ディスク情報を取得し、取得したディスク情報のうちディスク容量に関する情報が、前記第1のディスク状記録媒体と前記第2のディスク状記録媒体を誤判別していることを示した場合には、強制的に正しい方のディスク状記録媒体に対応する設定を行った後に再起動を行うこと、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、前記アダプタ装着ディスク判別手段が、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断する起動処理中断手段を備えること、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、単一の前記ピックアップにより、再生時の前記ピックアップのレンズとディスクの作動距離が異なる複数種類のディスクを記録・再生可能で、更に、前記レンズとディスクの作動距離が異なるディスクの種類を判別する作動距離判別手段と、前記アダプタ装着ディスク判別手段が、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつ前記作動距離判別手段が作動距離が一定以下のディスクが装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断する起動処理中断手段を備えること、
を特徴とするものである。
を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、記録・再生可能な作動距離の異なるディスクは、CD、DVDまたはHD DVD、BD規格のディスクで、前記アダプタ装着ディスク判別手段が、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつ前記作動距離判別手段がCDまたはBD規格のディスクが装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断する起動処理中断手段を備えること、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、記録・再生可能な作動距離の異なるディスクは、CD、DVDまたはHD DVD、BD規格のディスクで、前記アダプタ装着ディスク判別手段が、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつ前記作動距離判別手段がBD規格のディスクが装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断する起動処理中断手段を備えること、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周または外周部の記録データ面の有無の検出は、フォーカスサーチ時のフォーカスエラー信号の一定レベル以上のS字信号の個数をもとに行うこと、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無の検出は、フォーカスサーチ時のフォーカスエラー信号の一定レベル以上のS字信号の個数をもとに行い、外周部の記録データ面の有無の検出は、前記内周部で検出したS字信号のうち最大のものと、外周部で検出したS字信号のうち最大のもののレベルの比をもとに行うこと、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置は、単一の前記ピックアップにより、異なる規格の複数種類のディスクを記録・再生可能で、更に、前記異なる規格のディスクの種類を判別するディスク判別手段を備え、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、
前記ディスク状記録媒体の外周部にて、記録データ面無し、を検出し、かつディスク判別手段が予め定めた特定のディスクが装填されたことを検出した場合には、前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断すること、を特徴とするものである。
前記ディスク状記録媒体の外周部にて、記録データ面無し、を検出し、かつディスク判別手段が予め定めた特定のディスクが装填されたことを検出した場合には、前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断すること、を特徴とするものである。
さらに、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、情報が記録された第1のディスク状記録媒体と、該第1のディスク状記録媒体よりも小径で外周に環状のアダプタが嵌合された第2のディスク状記録媒体とを装填、記録、再生可能で、前記第1または第2のディスク状記録媒体を装置内に引き込み、ディスク装着部に装着するディスク装着手段と、装着した前記ディスク状記録媒体を回転させるディスク回転手段と、前記ディスク状記録媒体に記憶された情報を光学的に読み取るピックアップと、前記ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させるピックアップ移動手段と、を有する光ディスク装置において、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の内周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無を検出するステップと、前記内周部のデータ面を検出した場合には、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出し、前記内周部にてデータ面無し、を検出した場合にはディスク無し、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面有りを検出した場合には前記第1のディスク状記録媒体が装填されたことを、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部にてデータ面無し、を検出しかつ、前記標準径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを、判別するステップと、を有することを特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記第1のディスク状記録媒体より小径である第3のディスク状記録媒体を、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記小径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第3のディスク状記録媒体が装填されたことを判別するステップを有することを特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出するステップは、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、前記ディスク状記録媒体の外周部にて記録データ面無し、を検出した場合には、前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断すること、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、一旦ディスクの種類を判別してそれぞれのディスクに対応する設定を行った後に起動処理を行い、ディスク情報を取得し、取得したディスク情報のうちディスク容量に関する情報が、前記第1のディスク状記録媒体と前記第2のディスク状記録媒体を誤判別していることを示した場合には、強制的に正しい方のディスク状記録媒体に対応する設定を行った後に再起動を行うステップと、を有することを特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断するステップを有することを特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記光ディスク装置は、単一の前記ピックアップにより、再生時の前記ピックアップのレンズとディスクの作動距離が異なる複数種類のディスクを記録・再生可能で、更に、前記レンズとディスクの作動距離が異なるディスクの種類を判別するステップと、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつ作動距離が一定以下のディスクが装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断するステップと、を有することを特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記光ディスク装置が記録・再生可能な作動距離の異なるディスクは、CD、DVDまたはHD DVD、BD規格のディスクで、前記起動処理を中断するステップは、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつCDまたはBD規格のディスクが装填されたことを検出した場合に、起動処理を中断すること、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記光ディスク装置が記録・再生可能な作動距離の異なるディスクは、CD、DVDまたはHD DVD、BD規格のディスクで、前記起動処理を中断するステップは、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつBD規格のディスクが装填されたことを検出した場合に、起動処理を中断すること、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記ディスク状記録媒体の内周または外周部の記録データ面の有無を検出するステップは、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周または外周部の記録データ面の有無の検出は、フォーカスサーチ時のフォーカスエラー信号の一定レベル以上のS字信号の個数をもとに行うこと、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無を検出するステップは、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無の検出は、フォーカスサーチ時のフォーカスエラー信号の一定レベル以上のS字信号の個数をもとに行い、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出するステップは、前記内周部で検出したS字信号のうち最大のものと、外周部で検出したS字信号のうち最大のもののレベルの比をもとに行うこと、を特徴とするものである。
また、本発明の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、前記光ディスク装置は、単一の前記ピックアップにより、異なる規格の複数種類のディスクを記録・再生可能で、更に、前記異なる規格のディスクの種類を判別するステップと、を有し、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出するステップは、記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、前記ディスク状記録媒体の外周部にて記録データ面無し、を検出し、かつ前記ディスクの種類を判別するステップの判別結果により、予め定めた特定のディスクが装填されたことを検出した場合には、前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断することを特徴とするものである。
以上の様に請求項1から24に記載の発明によれば、複雑な処理を必要とすることなく、高速に、ピックアップのアクチュエータコイルを損傷することなく、ディスク径及びアダプタ装着ディスクを判別することができる、光ディスク装置を提供することができる。
以下に本発明に記載の光ディスク装置、及び光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について図1、2、3、4、5、6を用いて説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について図1、2、3、4、5、6を用いて説明する。
図1は本発明を、Blu−Rayディスク装置に適用した場合のブロック図である。Blu−Rayディスク装置は一般に、CD、DVD、Blu−Ray規格のディスクを記録・再生可能である。101はディスク状記録媒体で、たとえば光ディスクである。一般には、CD、DVD、Blu−Ray、HD DVD規格の光ディスクなどがある。
102は、ディスク装着手段である。ディスク装着手段102は、光ディスクドライブのタイプにより異なる。図1のスリムトレイタイプの光ディスクドライブでは光ディスクドライブの機構全体が装置外部にトレイ状に引き出すことができる構造になっており、引き出された機構のターンテーブル104に使用者が直接ディスク状記録媒体101を載置する。載置されたディスク状記録媒体101は、ターンテーブル104中央のラチェット105によりターンテーブル上に保持される。
102は、ディスク装着手段である。ディスク装着手段102は、光ディスクドライブのタイプにより異なる。図1のスリムトレイタイプの光ディスクドライブでは光ディスクドライブの機構全体が装置外部にトレイ状に引き出すことができる構造になっており、引き出された機構のターンテーブル104に使用者が直接ディスク状記録媒体101を載置する。載置されたディスク状記録媒体101は、ターンテーブル104中央のラチェット105によりターンテーブル上に保持される。
103はディスク回転手段で、たとえばスピンドルモーターである。スピンドルモーター104は、ターンテーブル104に接続され、ターンテーブル104上に保持された、ディスク状記録媒体101をスピンドル制御回路106の制御により回転させる。
107はピックアップである。Blu−Rayディスク装置に搭載されるピックアップ107は、CD、DVDとBDの2系統の光学系を備える。CD、DVD系の光学系は、CD、DVDレーザー制御回路108、CD,DVD2波長レーザーダイオード109、CD、DVD用カップリングレンズ110、CD、DVD用ハーフミラー116、CD、DVD用対物レンズ118、CD、DVD用受光素子120で構成される。また、BD用の光学系も同様に、BDレーザー制御回路113、BDレーザーダイオード112、BD用カップリングレンズ111、BD球面収差補正用レンズ114、BD用ハーフミラー117、BD用対物レンズ119、BD用受光素子121で構成される。
107はピックアップである。Blu−Rayディスク装置に搭載されるピックアップ107は、CD、DVDとBDの2系統の光学系を備える。CD、DVD系の光学系は、CD、DVDレーザー制御回路108、CD,DVD2波長レーザーダイオード109、CD、DVD用カップリングレンズ110、CD、DVD用ハーフミラー116、CD、DVD用対物レンズ118、CD、DVD用受光素子120で構成される。また、BD用の光学系も同様に、BDレーザー制御回路113、BDレーザーダイオード112、BD用カップリングレンズ111、BD球面収差補正用レンズ114、BD用ハーフミラー117、BD用対物レンズ119、BD用受光素子121で構成される。
球面収差補正用レンズ114は、小型ステッピングモータ(図示しない)、球面収差補正回路124により駆動され、Blu−Rayディスクの2層ディスクにおける層間距離(75μm、100μm)による球面収差を補正する。
また、CD、DVD用対物レンズ118とBD用対物レンズ119は同一の架台115上に設置されておりアクチュエータによりフォーカス、トラッキング方向に駆動される。本実施の形態ではCD、DVDとBDの光路が独立して構成された例を図示しているが、小型化のために一部の光路を共有する形で構成することも可能である。また、対物レンズをCD、DVD、BDで共有して1個の対物レンズで構成した装置も既に実用化されている。
122はフォーカス駆動手段で、対物レンズ架台115をフォーカスアクチュエータコイル(図示しない)によりフォーカス方向に駆動する。
123はトラッキング駆動回路で、対物レンズ架台115をトラッキング方向にトラッキングアクチュエータコイル(図示しない)により駆動する。
128はチルト駆動回路で、対物レンズ架台115を半径傾斜方向にチルトアクチュエータコイル(図示しない)により駆動する。CD、DVDレーザー制御回路108は、CD、DVDレーザー109を制御して適正なレベルでCD、DVD再生用レーザーを発光させる。BDレーザー制御回路113は同様にBDレーザー発光手段112を制御して適性なレベルでBD再生用レーザーを発光させる。発光されたCD、DVD、BD各レーザーはCD、DVD用カップリングレンズ110、BD用カップリングレンズ111をそれぞれ通って、CD、DVD用ハーフミラー116、BD用ハーフミラー117を経由して対物レンズ118、119により集光される。ディスクからの反射光はハーフミラー116、117を透過して受光素子120、121て受光検出される。
検出された信号は、信号処理回路125に送られ、CD/DVD/DVD−RAM、BDなどのディスク毎に対応する信号処理方法を選択して、選択した信号処理方法に基づき、FE(フォーカスエラー)、TE(トラッキングエラー)、AS(オールサム・全加算)、RF(再生信号)などを生成して制御回路126に送る。
制御回路126はたとえばデジタルシグナルプロセッサで、受け取った信号をもとにフォーカス駆動手段122、トラッキング駆動手段123を制御、RF信号によりデータの再生、CD、DVDレーザー制御の切り替え、スピンドル制御手段106を制御してスピンドルモーター103を動作させて光ディスク101の回転制御などを行う。
127はCPUで、信号処理回路125を制御して現在装填されていると思われる種類のディスクに最適な信号処理方法を選択すると共に、制御回路126に各種制御のパラメータ設定、動作指示などを行うと共に、内部ソフトウエアによりアダプタ装着ディスク判別手段130を構成する。
次に、実際に光ディスク101が、装置に装填されてディスク判別を行う動作について説明する。
図2は、CD(a)、DVD単層(b)、DVD2層(c)のディスク構造を示す図、図3はBlu−Ray1層(a)、2層(b)ディスクの構造を示す図、図4は、本発明を Blu−Rayディスク装置に適用した場合のディスク判別の動作を示すフローチャート、図5は、本発明をBlu−Rayディスク装置に適用した場合の起動処理の動作を示すフローチャートである。
Blu−Rayディスク装置の起動処理などの動作は、CPU127内のソフトウエアによって実現されるので、以下の説明ではアダプタ装着ディスク判別手段130は単に、アダプタ装着ディスク判別処理と記載する。
Blu−Rayディスク装置の起動処理では、まずディスク判別処理502が行われる。ディスク判別処理502内では、ディスクの種類(CD、DVD、Blu−Ray、層数など)の判別と同時に、アダプタ装着ディスクの判別処理も並行して行う。ディスク判別に先立って、ステップ402にて、まずディスク101の回転を停止し、ピックアップ107をディスク101の最内周付近に移動させる動作を行う。
ディスク101の回転は、通常はディスク判別の最初の段階では停止しているが、ユーザーが手で回転させた場合や、ディスク回転中にドライブがリセットを受け取った場合などにディスクが回転している状態であると、万が一ピックアップ107の対物レンズ118,119や対物レンズ架台115上に設置されレンズプロテクタが、アダプタ装着ディスクの記録面に接触した場合に、半径位置によってはアダプタの爪に引っかかってアクチュエータコイルを損傷する恐れがあるため、念のために停止処理を行っておく。
また、ピックアップの設計によっては、対物レンズ架台115が自重位置でも対物レンズ118,119や対物レンズ架台上に設置されたレンズプロテクタが、アダプタ爪に接触する恐れがあるので、対物レンズ架台115は、ディスク回転停止中であっても、フォーカスサーボOFFの状態でピックアップ107を移動させるときは、対物レンズ架台115をフォーカス方向にダウンさせたレンズダウン状態にて移動させることが望ましい。
ピックアップ107が内周付近に移動したら、ディスク非回転状態で、フォーカスサーチ403を行い、データ面を検出したかどうかの判別処理404を行う。フォーカスサーチ403,データ面検出判別処理404は通常、ディスクの種類を判別するディスク判別処理と同時に行われる。
また、光ディスク装置は、複数のレーザー光源を持っており、それぞれのレーザー光源に対応する光ディスク102を記録/再生可能であるので、レーザー光源毎に、必要に応じて順次フォーカスサーチを行い、検出されたフォーカスエラー信号のS字の個数、間隔、絶対位置、信号レベルを総合してディスクに対応するレーザー光源の種別、データ面の有無を判定する。
具体的には、たとえばCD,DVD、Blu−Rayディスクの記録/再生に対応している場合、まずBlu−Rayのレーザーでフォーカスサーチを行う。図6は各種ディスクをBlu−Rayレーザーでフォーカスサーチした場合のフォーカスエラー信号波形である。
図3(a)Blu−Ray1層ディスクである場合は、図5(a)の様に、ディスク表面300のS字信号を検出したあと、約100μm上昇後に信号面302と反射層303からなるデータ面によるS字信号を検出する。
図3(b)Blu−Ray2層ディスクであるなら図6(b)の様に表面のS字信号を検出したあと、約75μm、100μmで第1信号面312及び第1反射層313と第2信号面314及び第2反射層315による2個のデータ面のS字を検出する。
図2(a)(b)(c)CDまたはDVD規格のディスクの場合は、図6(c)の様に表面S字のみでデータ面はDVD:0.6mm、CD:1.2mmの位置にあり、フォーカスサーチ範囲外にあるため検出されない。これによりまず、S字信号3個、または2個である場合には、Blu−Rayディスクで、データ面ありであることが確定する。
Blu−Rayディスクでないと判定された場合、次はCDレーザーでフォーカスサーチを行う。図7は各種ディスクをCDレーザーでフォーカスサーチした場合のフォーカスエラー信号波形である。通常、DVD、CDディスクでは、データ面の反射率がディスク表面に対してかなり高いため、ディスク表面のフォーカスエラーS字信号は検出されないことが多いので、本実施の形態1では、CDレーザーでのディスク表面のS字信号は検出されないものとして説明する。
図2(b)DVD1層ディスクの場合、図7(b)の様に、701のフォーカス駆動位置で信号面222,反射層223からなるデータ面によるフォーカスエラー信号のS字が1個観測される。
図2(c)DVD2層ディスクの場合、図7(c)の様に701のフォーカス駆動位置で第1信号面232,第1反射層233および、第2信号面234,第2反射層235からなる2個のデータ面によるフォーカスエラー信号のS字が2個観測される。
図2(a)CDディスクの場合は、図7(d)の様に702のフォーカス駆動位置で信号面202及び反射層203からなるデータ面によるフォーカスエラー信号のS字が1個観測される。
図2(a)CDディスクの場合は、図7(d)の様に702のフォーカス駆動位置で信号面202及び反射層203からなるデータ面によるフォーカスエラー信号のS字が1個観測される。
ここで、DVDとCDの種別はフォーカスエラー信号のS字を検出したフォーカス駆動位置で判別することができるし、ここではCDレーザーを用いている為、NAの違いによりDVDディスクはS字信号の振幅が小さくなることを利用して、おおよそのCD、DVDの区別を付けておき、更にDVDレーザーでフォーカスサーチを行った際のS字信号の振幅とを総合してCD、DVDの種別を判断することができる。また、データ面の有無は、S字信号が1個以上検出されたかどうかで判断できる。
ここで、データ面なしと判断された場合には、405にて、ディスクなし、またはディスクが裏向きに装填されているものとして406停止処理を行う。データ面ありと判断した場合には、407にてピックアップ107をディスク外周付近に移動させる。外周付近の位置は、8cm規格のディスクの記録面よりも外側で、アダプタの存在する位置付近を予め定めておいてその地点とする。このときも同様に、レンズダウン状態にて移動させることが好ましい。このとき、リトライフラグnをリセットする。
次に408にて外周付近でのフォーカスサーチを行うが、この時点ではディスクに対応するレーザー光源の種別がわかっているので、対応するレーザー光源でのみサーチを行えばよい。そして、その際のS字信号の個数により、Blu−Rayディスクの場合は2個以上、CD、DVDディスクの場合は1個以上であればデータ面ありと判断することができる。
ただし、ディスク101の種類やばらつきにより、S字信号の振幅は大きく変化し、また内周と外周でも一定の振幅差が発生する場合がある。このため、外周でのS字信号を検出するための、振幅の閾値は、内周で検出したS字信号のうち最大のものを基準に、その一定割合以上の振幅があればS字信号として検出する様にすることで、より外周部でのS字信号の検出精度を高めることができる。
そして、通常のディスク101の面ぶれが少ない場合には、内周と同様に409にてデータ面の有無が判別される。しかしながら、ディスク101の面ぶれが大きい場合には、ディスク101が非回転状態であるため、その回転位置によってはピックアップ107のフォーカス可動範囲内では、データ面に合焦点が到達しないために、アダプタ装着ディスクではなくてもデータ面を検出出来ない場合が考えられる。
たとえば、ターンテーブル104とピックアップ107の高さの個体差(調整可動範囲を含む)が最大0.2mmで、BDのフォーカスON点が、水平置きのレンズ自重位置より0.3mm上方、CDのフォーカスON点が水平置きのレンズ自重位置より0.1mm上方、DVDのフォーカスON点が水平置きのレンズ自重位置より0.2mm下方、レンズ基台の可動範囲がレンズ自重位置より±0.75mmであったとすると、BD、DVD規格のディスクの面ぶれ量は外周付近で最大±0.3mm、CD規格のディスクの面ぶれ量は外周付近で最大±0.5mmであるから、各ディスクの面ぶれを含むフォーカスON位置の範囲はそれぞれ水平置きのレンズ自重位置より、
BD :+0.8mm〜−0.2mm
CD :+0.8mm〜−0.6mm
DVD:+0.3mm〜−0.7mm
となるので、BDおよびCDディスクの場合は上側で面ぶれ最大、ターンテーブル104とピックアップ107の高さの個体差最大の場合には0.05mmフォーカス合焦点に届かない可能性がある。
BD :+0.8mm〜−0.2mm
CD :+0.8mm〜−0.6mm
DVD:+0.3mm〜−0.7mm
となるので、BDおよびCDディスクの場合は上側で面ぶれ最大、ターンテーブル104とピックアップ107の高さの個体差最大の場合には0.05mmフォーカス合焦点に届かない可能性がある。
一方DVDディスクでは、面ぶれ最大、ターンテーブル104とピックアップ107の高さの個体差最大の場合でもディスクのデータ面がフォーカス可動範囲内に入るので確実に合焦点に届くことになる。
従ってこの例では、422で事前に403、404にて取得したディスク種別の情報により、DVD規格のディスクであり、外周でデータ面なしを検出した場合には即座に413にて外周記録面なしフラグを立てる処理に移行する。
BDまたはCD規格のディスクの場合は、アダプタ装着ディスクではなくてもデータ面を検出出来ない可能性があるので、外周でデータ面なしを検出した場合には410にてリトライフラグnをチェックする。
本実施の形態1では、n>2であるかどうかを確認し、1回のリトライ毎にnを1づつ加算するので、2回のリトライを行うことになる。リトライフラグがn>2でない場合には411にてnを1加算する。そして、回転位置を変えて面ぶれによるピックアップ107とディスク101間の距離を変更するために、412にてレンズダウンを行ったうえで、ディスク101を微少回転させる。通常、光ディスクドライブに使用されているスピンドルモーター103は、FG出力による回転位置検出機能を備えてはいるが、起動時などの微少回転ではFG出力にチャタリングが多く発生し、正確な微少回転制御をすることはできない。
そこで、ここでは一定時間、一定加速度で加速信号を加えることで回転位置を変更するが、必ずしも狙った回転量を得られるものではない。412にて回転位置を変更してディスク回転が停止したら、再度408よりフォーカスサーチを行い409データ面検出判別を行う。回転位置を変更しているので、面ぶれによりデータ面に到達せず、データ面なしとなっていた場合でも、データ面を検出することができる。
ただし、回転量によっては、1回の回転位置変更ではたまたま同じ回転位置位相となってしまう場合があるので必要に応じてnの値を大きくして、検出精度を上げることができる。決められたリトライ回数でもデータ面を検出できなかった場合には、410にてnの値を判定して、413にて外周でのデータ面なしのフラグを立てて次の処理にすすむ。外周でのデータ面の有無を検出したのち、414にてレンズダウン状態にて、再度内周位置にピックアップ107を移動する。
内周位置は、8cmディスクのデータ面内でアダプタの爪などにピックアップ107の架台115がかからない位置とする。そして、415にてディスクを回転させて、その加速状態により、416にて、ディスクが小径ディスクなのか、通常径ディスクなのかを判別する。小径ディスクであると判別された場合には、417にて無条件にアダプタなし8cmディスクと識別される。
12cmディスクまたは8cmディスクにアダプタを装着したものであると判別された場合には、418にて外周位置で記録面が検出されたかどうかを確認する。外周で記録面が検出されていれば420にて、12cmディスク、外周で記録面が検出されなければ419にて、8cmディスクにアダプタを装着したものであると判別され、アダプタ装着ディスク判別処理は終了(421)となる。
本実施の形態1では、416にて、小径ディスクと判別された場合には無条件で、8cmディスクであると判断する例を示したが、外周位置で記録面が検出されているのに小径ディスクであると判断された場合には異常な検出結果であるとして、外周位置での記録面検出処理407からやり直すことも可能である。
ディスク判別処理502により、ディスクの種別(BD−ROM、BD−RE、BD−RE DL、BD−R、BD−R DL、CD−ROM、CD−R、CD−RW,DVD−ROM、DVD−ROM DL、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW、DVD−RAM)及び径情報(12cm、8cm、アダプタ付き8cm)が判別される。起動処理では、次に全面チルト学習503が行われる。全面チルト学習503では、得られたディスクの種別により実行必要性(再生のみのディスクは実行不要など)と、径情報により学習半径位置が決定される。
12cmディスクでは、ディスク全面、8cmディスク及びアダプタ付き8cmディスクでは、8cmの範囲に学習範囲を規制する。そして、ディスク状記録媒体101を回転状態にして、フォーカスONし、半径位置毎にフォーカス駆動値の1回転当たりの平均値を取得することにより、ディスク状記録媒体101のそりやピックアップ107の駆動軸の傾きなどによるチルトの変化を算出し、記録再生時にピックアップ107のチルト機構により補正最適なチルトとなるよう補正を行う。
続いて、504にてその他の起動処理が行われる。起動処理504は、各種ゲイン、オフセット、バランスの調整やサーボ状態の設定などが含まれる。そののち、ディスク上の物理情報の取得505が行われる。物理情報には、ディスクの種別、及び径情報がディスク容量情報として予め記録されている。もしも、ディスク判別502での判別結果が誤っていた場合は、507にて、取得した物理情報と一致するディスク種別、径情報が強制的に設定されて、508で全面チルト学習502から再度やりなおしが行われる。
この様に、ディスク判別処理502は必ずしも完璧に行われるものではなく、ディスクの反射率、偏心、面ぶれなどのばらつきや、温度条件によってはまれに誤った結果となることがあるので、判別のための閾値としては特に、径情報判別のための閾値としては8cmアダプタ装着ディスクを12cmディスクと誤判別しない様な十分なマージンをもった閾値を設定しておくことが必要である。
さもないと、ディスク判別502の後の全面チルト学習503やその他の起動処理504でピックアップ107が径変換アダプタの領域にまで移動してフォーカスサーボが外れてしまった際に、アダプタのディスク保持用の爪などにピックアップ107の対物レンズ架台105や、対物レンズの周辺に設けられたレンズプロテクタが接触してアクチュエータコイルを破損してしまうからである。ディスク判別の結果に誤りがなければ、509にてディスクの論理情報の取得や記録の為の学習処理などが行われて、起動が完了510する。
尚、本実施の形態1では8cmディスク、12cmディスク、アダプタ付き8cmディスクに対応する光ディスク装置を例に説明したが、アダプタ無しの8cmディスクに非対応のたとえば、スロットローディング形式の光ディスク装置に適用した場合も同様に実施可能である。この場合、415、416のディスク回転による8cmディスクと、12cmディスクまたはアダプタ付き8cmディスクの判別は必要なく、無条件に418にて外周記録面の有無を検出することになる。
以上の様に本実施の形態1によれば、ディスク状記憶媒体を非回転状態で、内周付近、及びアダプタに対向する外周付近でデータ面の有無を検出し、内周付近でデータ面を検出した場合には更にディスク回転手段を回転させてディスクのイナーシャを測定することによりディスクの有無および、ディスクが第1、第2、第3のディスク状記録媒体のいずれであるかを判別するので、複雑な処理を必要とすることなく、高速に、ピックアップのアクチュエータコイルを損傷することなく、ディスク径及びアダプタ装着ディスクを判別することができる、光ディスク装置を提供することができる。
また、本実施の形態1に記載の発明によれば、ディスク状記憶媒体を非回転状態で、内周付近、及びアダプタに対向する外周付近でデータ面の有無を検出し、内周付近でデータ面を検出した場合には更にディスク回転手段を回転させてディスクのイナーシャを測定することによりディスクの有無および、ディスクが第1、第2のディスク状記録媒体のいずれであるかを判別するので、複雑な処理を必要とすることなく、高速に、ピックアップのアクチュエータコイルを損傷することなく、ディスク径及びアダプタ装着ディスクを判別することができる、光ディスク装置を提供することができる。
また、本実施の形態1に記載の発明によれば、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、前記ディスク状記録媒体の外周部にて記録データ面無し、を検出した場合には、前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行うことにより、ディスクの面ブレなどによりフォーカスサーチ時に記録面にフォーカスポイントが到達しないことによる誤判別を防止することができる。
また、本実施の形態1に記載の発明によれば、何らかの原因でアダプタ装着ディスクの判別を誤った場合でも、ディスクの物理情報により強制的に正しいディスクの設定に切り替えて再起動するので、確実にアダプタ装着ディスクを判別することができる。
また、本実施の形態1に記載の発明によれば、アダプタ装着ディスクを起動して記録または再生することに対応しない場合には、アダプタ装着ディスクが装填されたことを検出した時点で、起動処理を中断するのでアダプタによるピックアップの損傷を未然に防止することができる。
また、本実施の形態1に記載の発明によれば、記録データ面の有無を一定レベル以上のS字信号の数をもとに判別するので、判別誤りをより低減することができる。
また、本実施の形態1に記載の発明によれば、内周部で検出した最大S字信号の振幅と外周部で検出した最大S字信号の振幅の比をもとに、アダプタ装着ディスクを判別することにより、ディスク個体や種類による反射率などのばらつきがあっても確実にディスク径及びアダプタ装着ディスクを判別することができる。
また、本実施の形態1に記載の発明によれば、外周部で記録データ面なし、かつ作動距離が一定値より近い、または一定値より遠いディスクが装填されたことを検出した場合にのみ、前記ディスクを回転させて回転位置を変化させたのち、ディスクを停止して再度フォーカスサーチを行うことを複数回繰り返すことにより、面ぶれが大きいディスクで、外周での記録面高さがフォーカスサーチ範囲外となる可能性のある種類のディスクのみフォーカスサーチをやり直すので、確実かつ高速にディスク径及びアダプタ装着ディスクを判別することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図8を用いて説明する。図8は、本実施の形態2に記載の発明をBlu−Rayディスク記録再生装置に適用した場合の起動手順を示すフローチャートである。尚、ハードウエアの構成は実施の形態1に記載した図1の説明と同一であるので省略する。また図1において、131はCPU内のソフトウエアによって実現される起動処理中断手段である。尚、以下の説明では、起動処理中断手段131は、CPU127内のソフトウエアによって実現されるものであるため、単に起動中断処理と記載する。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図8を用いて説明する。図8は、本実施の形態2に記載の発明をBlu−Rayディスク記録再生装置に適用した場合の起動手順を示すフローチャートである。尚、ハードウエアの構成は実施の形態1に記載した図1の説明と同一であるので省略する。また図1において、131はCPU内のソフトウエアによって実現される起動処理中断手段である。尚、以下の説明では、起動処理中断手段131は、CPU127内のソフトウエアによって実現されるものであるため、単に起動中断処理と記載する。
Blu−Rayディスク装置の起動処理では、まずディスク判別処理ステップ802が行われる。ディスク判別処理(ステップ802)は、実施の形態1に記載した図4のフローチャートの説明と同一であるので省略する。ディスク判別処理(ステップ802)により、ディスクの種別(BD−ROM、BD−RE、BD−RE DL、BD−R、BD−R DL、CD−ROM、CD−R、CD−RW,DVD−ROM、DVD−ROM DL、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW、DVD−RAM)及び径情報(12cm、8cm、アダプタ付き8cm)が判別される。
ところで、Blu−Ray規格のディスク(BD)はディスクの保護層0.1mm、NA約0.85、波長405nm、フォーカスON時のレンズとディスク間の距離は(以下作動距離)0.3mm以上程度と非常に動作中のレンズとディスクの距離が近接している。
一方、現在市販されているディスク径変換アダプタは、その構造上データ面側にディスク保持用の爪が突出しており、その最大高さは寸法誤差及び劣化等も考慮すると、およそ0.5mmある。最外周付近のデータを記録・再生する為にピックアップ107を8cmディスクの最外周付近に移動させると、BD用対物レンズ119の中心が最外周のトラック上に位置しただけでBD用対物レンズ119またはCD/DVD用対物レンズ118の端や、レンズ基台115上に設けられたレンズプロテクタがこのディスク保持用の爪にかかるため、接触してアクチュエータを損傷してしまう。
このため、現在のBle−Layディスク装置では現在市販されているディスク系変換アダプタを装着した8cmBlu−Rayディスクを起動してしまうことは、即アクチュエータコイルの破損につながる。
同様に、CDはディスクの保護層1.2mm、NA約0.5、波長784nm、作動距離約0.5mm以上程度、DVDは、保護層0.6mm、NA約0.6、波長662nm、作動距離約0.85mm以上程度となっている。
CDの場合もフォーカスON時のレンズプロテクタとの距離マージンはほぼ0であるので、本実施の形態2では、ディスク径変換アダプタが装着された8cmBlu−Ray、CDディスクを起動禁止とする場合を例に説明する。
アダプタ付8cmディスクか否か(ステップ803)、DVDディスクかBDもしくはCDのメディアか(ステップ804)の判断処理にてディスク径変換アダプタ付き8cmBlu−RayまたはCDディスクであることが判別された場合には、即起動中断処理(ステップ805)を実行して起動処理は終了(ステップ806)となる。
12cmディスク、8cmディスク、アダプタ装着8cmDVD系ディスクである場合には、全面チルト学習(ステップ807)が実行される。全面チルト学習の内容は実施の形態1で説明したので省略する。
このとき、判別されたディスクの径情報により、チルト学習の範囲が規制されるのは言うまでもない。
続いて、その他の起動処理(ステップ808)が行われる。起動処理(ステップ808)は、各種ゲイン、オフセット、バランスの調整やサーボ状態の設定などが含まれる。そののち、ディスク上の物理情報の取得(ステップ809)が行われる。物理情報には、ディスクの種別、及び径情報がディスク容量情報として予め記録されている。
続いて、アダプタ付の8cmディスクか否か(ステップ810)、記録または再生対応ディスクか否か(ステップ811)の判断にてアダプタ付きDVDディスクのうち記録・再生に対応するディスクであるかどうかの判定を行う。
たとえば、DVD規格のディスクでも、DVD−RAMはそのディスク構造が特殊で、CAPAと呼ばれるディスクアドレスを示す反射率の異なる領域と、データを書き換え可能に記録することが出来るR/W領域が同一円周上に混在している為、他のDVDディスクと比較するとサーボが不安定になりやすく、外周付近でのサーボ外れによるアダプタ爪への接触のリスクが高い為、DVD−RAMのみを起動禁止とする場合を例に説明すると、アダプタ付きDVDディスクであり(ステップ810)、取得された物理情報により、DVD−RAMでありかつ、ディスク容量が8cmディスク(ステップ811)である場合には起動中断処理(ステップ812)が実行される。
物理情報取得後に起動中断処理を実行することにより、データ領域の反射率が比較的近いDVD−RAMとDVD−RW、DVD+RWを誤判別していた場合でも無条件に起動停止されてしまうことを避けることができる。もちろん、システム構成により、この様な誤判別が全く起こらない場合には、ディスク判別処理(ステップ802)の結果によってのみ、アダプタ付きDVD−RAMディスクと判別された時点で起動中断処理(ステップ805、ステップ806)を実行してもよい。
以降は実施の形態1と同様に、ディスク判別(ステップ802)での判別結果が誤っていた場合は、取得した物理情報と一致するディスク種別、径情報が強制的に設定(ステップ815)されて、再起動処理(ステップ816)で全面チルト学習(ステップ807)から再度やりなおしが行われる。ディスク判別の結果に誤りがなければ、ディスクの論理情報の取得や記録の為の学習処理(ステップ817)などが行われて、起動が完了(ステップ818)する。
以上の様に、本実施の形態2に記載の発明によれば、作動距離が近い種類のディスクのみで、アダプタ装着ディスクを起動して記録または再生することに対応しない場合には、作動距離が近いアダプタ装着ディスクが装填されたことを検出した時点で、起動中断処理を実行するのでアダプタによるピックアップの損傷を未然に防止することができる光ディスク装置および光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法を提供することができる。
また、本実施の形態2に記載の発明によれば、作動距離が近いBD、CDのディスクのみで、アダプタ装着ディスクを起動して記録または再生することに対応しない場合には、BD、CD規格のアダプタ装着ディスクが装填されたことを検出した時点で、起動中断処理を実行するのでアダプタによるピックアップの損傷を未然に防止することができる。
また、本実施の形態2に記載の発明によれば、作動距離が近いBDのディスクのみで、アダプタ装着ディスクを起動して記録または再生することに対応しない場合には、BD規格のアダプタ装着ディスクが装填されたことを検出した時点で、起動中断処理を実行するのでアダプタによるピックアップの損傷を未然に防止することができる。
本発明にかかる光ディスク装置及び光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法は、情報が記録された第1のディスク状記録媒体と、該第1のディスク状記録媒体よりも小径で外周に環状のアダプタが嵌合された第2のディスク状記録媒体と、該第1のディスク状記録媒体よりも小径である第3のディスク状記録媒体を装填、記録、再生可能で、前記第1または第2のディスク状記録媒体を装置内に引き込み、ディスク装着部に装着するディスク装着手段と、装着した前記ディスク状記録媒体を回転させるディスク回転手段と、前記ディスク状記録媒体に記憶された情報を光学的に読み取るピックアップと、前記ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させるピックアプ移動手段と、
を有する光ディスク装置において、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の内周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無を検出し、前記内周部のデータ面を検出した場合には、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出し、前記内周部のデータ面を検出した場合には更に、前記ディスク回転手段を回転させてその加速状態によりディスク状記録媒体が第1または第2の標準径ディスク状記録媒体であるか、第3の小径ディスク状記録媒体であるかを検出し、前記内周部のデータ面無し、を検出した場合にはディスク無し、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面有りを検出した場合には前記第1のディスク状記録媒体が装填されたことを、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記標準径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記小径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第3のディスク状記録媒体が装填されたことを判別することにより、ディスク状記憶媒体を非回転状態で、内周付近、及びアダプタに対向する外周付近でデータ面の有無を検出し、内周付近でデータ面を検出した場合には更にディスク回転手段を回転させてディスクのイナーシャを測定することによりディスクの有無および、ディスクが第1、第2、第3のディスク状記録媒体のいずれであるかを判別するので、複雑な処理を必要とすることなく、高速に、ピックアップのアクチュエータコイルを損傷することなく、ディスク径及びアダプタ装着ディスクを判別する用途に有効である。
を有する光ディスク装置において、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の内周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無を検出し、前記内周部のデータ面を検出した場合には、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出し、前記内周部のデータ面を検出した場合には更に、前記ディスク回転手段を回転させてその加速状態によりディスク状記録媒体が第1または第2の標準径ディスク状記録媒体であるか、第3の小径ディスク状記録媒体であるかを検出し、前記内周部のデータ面無し、を検出した場合にはディスク無し、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面有りを検出した場合には前記第1のディスク状記録媒体が装填されたことを、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記標準径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを、前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記小径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第3のディスク状記録媒体が装填されたことを判別することにより、ディスク状記憶媒体を非回転状態で、内周付近、及びアダプタに対向する外周付近でデータ面の有無を検出し、内周付近でデータ面を検出した場合には更にディスク回転手段を回転させてディスクのイナーシャを測定することによりディスクの有無および、ディスクが第1、第2、第3のディスク状記録媒体のいずれであるかを判別するので、複雑な処理を必要とすることなく、高速に、ピックアップのアクチュエータコイルを損傷することなく、ディスク径及びアダプタ装着ディスクを判別する用途に有効である。
101 ディスク状記録媒体
102 ディスク装着手段
103 ディスク回転手段
104 ターンテーブル
105 ラチェット
106 スピンドル制御回路
107 ピックアップ
108 CD、DVDレーザー制御回路
109 CD,DVD2波長レーザーダイオード
110 CD、DVD用カップリングレンズ
111 BD用カップリングレンズ
112 BDレーザーダイオード
113 BDレーザー制御回路
114 BD球面収差補正用レンズ
115 架台
116 CD、DVD用ハーフミラー
117 BD用ハーフミラー
118 CD、DVD用対物レンズ
119 BD用対物レンズ
120 CD、DVD用受光素子
121 BD用受光素子
122 フォーカス駆動手段
123 トラッキング駆動回路
124 球面収差補正回路
125 信号処理回路
126 制御回路
127 CPU
128 チルト駆動回路
130 アダプタ装着ディスク判別手段
131 起動処理中断手段
202 信号面(CD)
230 反射層(CD)
222 信号面(DVD1層)
223 反射層(DVD1層)
232 第1信号面(DVD2層)
233 第1反射層(DVD2層)
234 第2信号面(DVD2層)
235 第2反射層(DVD2層)
300 ディスク表面(Blu−Ray1層)
302 信号面(Blu−Ray1層)
303 反射層(Blu−Ray1層)
312 第1信号面(Blu−Ray2層)
313 第1反射層(Blu−Ray2層)
314 第2信号面(Blu−Ray2層)
315 第2反射層(Blu−Ray2層)
102 ディスク装着手段
103 ディスク回転手段
104 ターンテーブル
105 ラチェット
106 スピンドル制御回路
107 ピックアップ
108 CD、DVDレーザー制御回路
109 CD,DVD2波長レーザーダイオード
110 CD、DVD用カップリングレンズ
111 BD用カップリングレンズ
112 BDレーザーダイオード
113 BDレーザー制御回路
114 BD球面収差補正用レンズ
115 架台
116 CD、DVD用ハーフミラー
117 BD用ハーフミラー
118 CD、DVD用対物レンズ
119 BD用対物レンズ
120 CD、DVD用受光素子
121 BD用受光素子
122 フォーカス駆動手段
123 トラッキング駆動回路
124 球面収差補正回路
125 信号処理回路
126 制御回路
127 CPU
128 チルト駆動回路
130 アダプタ装着ディスク判別手段
131 起動処理中断手段
202 信号面(CD)
230 反射層(CD)
222 信号面(DVD1層)
223 反射層(DVD1層)
232 第1信号面(DVD2層)
233 第1反射層(DVD2層)
234 第2信号面(DVD2層)
235 第2反射層(DVD2層)
300 ディスク表面(Blu−Ray1層)
302 信号面(Blu−Ray1層)
303 反射層(Blu−Ray1層)
312 第1信号面(Blu−Ray2層)
313 第1反射層(Blu−Ray2層)
314 第2信号面(Blu−Ray2層)
315 第2反射層(Blu−Ray2層)
Claims (22)
- 情報が記録された第1のディスク状記録媒体と、該第1のディスク状記録媒体よりも小径で外周に環状のアダプタが嵌合された第2のディスク状記録媒体とを装填、記録、再生可能で、
前記第1または第2のディスク状記録媒体を装置内に引き込み、ディスク装着部に装着するディスク装着手段と、
装着した前記ディスク状記録媒体を回転させるディスク回転手段と、
前記ディスク状記録媒体に記憶された情報を光学的に読み取るピックアップと、
前記ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させるピックアップ移動手段と、
を有する光ディスク装置において、
前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の内周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無を検出し、
前記内周部のデータ面を検出した場合には、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出し、
前記内周部のデータ面無し、を検出した場合にはディスク無し、
前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面有りを検出した場合には前記第1のディスク状記録媒体が装填されたことを、
前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記標準径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを、
判別するアダプタ装着ディスク判別手段を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1記載の光ディスク装置において、さらに、前記第1のディスク状記録媒体より小径である第3のディスク状記録媒体を装填、記録、再生可能であり、
前記アダプタ装着ディスク判別装置は、
前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記小径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第3のディスク状記録媒体が装填されたことを判別することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1または2に記載の光ディスク装置において、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、
前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、
前記ディスク状記録媒体の外周部にて記録データ面無し、を検出した場合には、
前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断すること、
を特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1または2に記載の光ディスク装置において、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、
一旦ディスクの種類を判別してそれぞれのディスクに対応する設定を行った後に起動処理を行い、ディスク情報を取得し、取得したディスク情報のうちディスク容量に関する情報が、前記第1のディスク状記録媒体と前記第2のディスク状記録媒体を誤判別していることを示した場合には、強制的に正しい方のディスク状記録媒体に対応する設定を行った後に再起動を行うこと、
を特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1または2に記載の光ディスク装置は更に、
前記アダプタ装着ディスク判別手段が、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断する起動処理中断手段 を備えること
を特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1または2に記載の光ディスク装置は、単一の前記ピックアップにより、再生時の前記ピックアップのレンズとディスクの作動距離が異なる複数種類のディスクを記録・再生可能で、更に、
前記レンズとディスクの作動距離が異なるディスクの種類を判別する作動距離判別手段と、
前記アダプタ装着ディスク判別手段が、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつ前記作動距離判別手段が作動距離が一定以下のディスクが装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断する起動処理中断手段を備えること
を特徴とする光ディスク装置。 - 請求項6記載の光ディスク装置において、記録・再生可能な作動距離の異なるディスクは、CD、DVDまたはHDDVD、BD規格のディスクで、
前記アダプタ装着ディスク判別手段が、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつ前記作動距離判別手段がCDまたはBD規格のディスクが装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断する起動処理中断手段を備えること
を特徴とする光ディスク装置。 - 請求項6記載の光ディスク装置において、記録・再生可能な作動距離の異なるディスクは、CD、DVDまたはHDDVD、BD規格のディスクで、
前記アダプタ装着ディスク判別手段が、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつ前記作動距離判別手段がBD規格のディスクが装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断する起動処理中断手段を備えること
を特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1または2に記載の光ディスク装置において、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、
前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周または外周部の記録データ面の有無の検出は、フォーカスサーチ時のフォーカスエラー信号の一定レベル以上のS字信号の個数をもとに行うこと、
を特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1または2に記載の光ディスク装置において、前記アダプタ装着ディスク判別手段は、
前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無の検出は、フォーカスサーチ時のフォーカスエラー信号の一定レベル以上のS字信号の個数をもとに行い、
外周部の記録データ面の有無の検出は、前記内周部で検出したS字信号のうち最大のものと、外周部で検出したS字信号のうち最大のもののレベルの比をもとに行うこと、
を特徴とする光ディスク装置。 - 請求項3に記載の光ディスク装置は、単一の前記ピックアップにより、異なる規格の複数種類のディスクを記録・再生可能で、更に、
前記異なる規格のディスクの種類を判別するディスク判別手段を備え、
前記アダプタ装着ディスク判別手段は、
前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、
前記ディスク状記録媒体の外周部にて、記録データ面無し、を検出し、かつディスク判別手段が予め定めた特定のディスクが装填されたことを検出した場合には、
前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断すること、
を特徴とする光ディスク装置。 - 情報が記録された第1のディスク状記録媒体と、該第1のディスク状記録媒体よりも小径で外周に環状のアダプタが嵌合された第2のディスク状記録媒体とを装填、記録、再生可能で、
前記第1または第2のディスク状記録媒体を装置内に引き込み、ディスク装着部に装着するディスク装着手段と、
装着した前記ディスク状記録媒体を回転させるディスク回転手段と、
前記ディスク状記録媒体に記憶された情報を光学的に読み取るピックアップと、
前記ピックアップを前記ディスク状記録媒体の半径方向に移動させるピックアップ移動手段と、
を有する光ディスク装置において、
前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の内周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無を検出するステップと、
前記内周部のデータ面を検出した場合には、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出し、
前記内周部にてデータ面無し、を検出した場合にはディスク無し、
前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面有りを検出した場合には前記第1のディスク状記録媒体が装填されたことを、
前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部にてデータ面無し、を検出しかつ、前記標準径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを、
判別するステップと、
を有することを特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項12の光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法において、さらに、前記第1のディスク状記録媒体より小径である第3のディスク状記録媒体を、
前記内周部のデータ面有りを検出しかつ、前記外周部のデータ面無し、を検出しかつ、前記小径ディスク状記録媒体であることを検出した場合には前記第3のディスク状記録媒体が装填されたことを判別するステップを有することを特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項12または13に記載のアダプタ装着ディスク判別方法において、
前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出するステップは、
前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、前記ディスク状記録媒体の外周部にて記録データ面無し、を検出した場合には、前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断すること、
を特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項12または13に記載のアダプタ装着ディスク判別方法は更に、
一旦ディスクの種類を判別してそれぞれのディスクに対応する設定を行った後に起動処理を行い、ディスク情報を取得し、取得したディスク情報のうちディスク容量に関する情報が、前記第1のディスク状記録媒体と前記第2のディスク状記録媒体を誤判別していることを示した場合には、強制的に正しい方のディスク状記録媒体に対応する設定を行った後に再起動を行うステップと、
を有することを特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項12または13に記載のアダプタ装着ディスク判別方法は更に、
前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断するステップと、
を有することを特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項12または13に記載のアダプタ装着ディスク判別方法において、前記光ディスク装置は、単一の前記ピックアップにより、再生時の前記ピックアップのレンズとディスクの作動距離が異なる複数種類のディスクを記録・再生可能で、
更に、
前記レンズとディスクの作動距離が異なるディスクの種類を判別するステップと、
前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつ作動距離が一定以下のディスクが装填されたことを検出した場合には、起動処理を中断するステップと、
を有することを特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項17記載のアダプタ装着ディスク判別方法において、前記光ディスク装置が記録・再生可能な作動距離の異なるディスクは、CD、DVDまたはHDDVD、BD規格のディスクで、
前記起動処理を中断するステップは、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつCDまたはBD規格のディスクが装填されたことを検出した場合に、起動処理を中断すること、
を特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項17記載のアダプタ装着ディスク判別方法において、前記光ディスク装置が記録・再生可能な作動距離の異なるディスクは、CD、DVDまたはHDDVD、BD規格のディスクで、
前記起動処理を中断するステップは、前記第2のディスク状記録媒体が装填されたことを検出し、かつBD規格のディスクが装填されたことを検出した場合に、起動処理を中断すること
を特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項12または13に記載のアダプタ装着ディスク判別方法において、
前記ディスク状記録媒体の内周または外周部の記録データ面の有無を検出するステップは、
前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周または外周部の記録データ面の有無の検出は、フォーカスサーチ時のフォーカスエラー信号の一定レベル以上のS字信号の個数をもとに行うこと、
を特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項12または13に記載のアダプタ装着ディスク判別方法において、
前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無を検出するステップは、前記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行い、前記ディスク状記録媒体の内周部の記録データ面の有無の検出は、フォーカスサーチ時のフォーカスエラー信号の一定レベル以上のS字信号の個数をもとに行い、
前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出するステップは、前記内周部で検出したS字信号のうち最大のものと、外周部で検出したS字信号のうち最大のもののレベルの比をもとに行うこと、
を特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。 - 請求項14に記載のアダプタ装着ディスク判別方法において、前記光ディスク装置は、単一の前記ピックアップにより、異なる規格の複数種類のディスクを記録・再生可能で、
更に、
前記異なる規格のディスクの種類を判別するステップと
を有し、
前記ディスク状記録媒体の外周部の記録データ面の有無を検出するステップは、記ディスク回転手段を非回転状態で、前記ピックアップを前記ピックアップ移動手段を制御してディスク状記録媒体の外周付近に移動させ、前記ピックアップによりフォーカスサーチを行った際に、前記ディスク状記録媒体の外周部にて記録データ面無し、を検出し、かつ前記ディスクの種類を判別するステップの判別結果により、予め定めた特定のディスクが装填されたことを検出した場合には、
前記ディスク回転手段を一定時間回転させたのちに停止させ、再度前記ピックアップによりフォーカスサーチを行って記録データ面の有無を検出する動作を複数回行い、そのいずれでも記録データ面無し、を検出した場合に、記録データ面なしと判断すること、
を特徴とする光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007174841A JP2009015939A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 光ディスク装置及び光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007174841A JP2009015939A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 光ディスク装置及び光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法 |
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JP2007174841A Pending JP2009015939A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 光ディスク装置及び光ディスク装置のアダプタ装着ディスク判別方法 |
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JP (1) | JP2009015939A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013229076A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置と光ディスク読取方法 |
-
2007
- 2007-07-03 JP JP2007174841A patent/JP2009015939A/ja active Pending
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